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  • 言うっちまうスレ @ ウィキ
  • SSまとめ(part716~720)

言うっちまうスレ @ ウィキ

SSまとめ(part716~720)

最終更新:2022年09月17日 17:44

03130313

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このページは「おれバカだから言うっちまうけどよぉ…」スレに投稿されたSSをまとめるページ(スレpart716~720)です。
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目次

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    • おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part716【TSトレ】
    • おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part717【TSトレ】
    • おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part718【TSトレ】
    • おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part719【TSトレ】
    • おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part720【TSトレ】






おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part716【TSトレ】

≫10二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 21:40:24
『黒狼物語~第三幕中編・深緑~』
時間というものは有限だ。誰にとっても同じだけしかなく、その使い道もそれぞれだ。
今ブラトレは、チームメンバーのトレーニングに合わせてリボンカロルのトレーニングに付き合っていた。
起源は明日の選考レースまで、たった一日だけのトレーニング。それがどこまで通用するかは、誰にもわからない。
しかし、彼女はそのトレーニングで、自分の力をどれだけ発揮できるかに賭けていた。
「もっと抑えろ!解放のタイミングがまだ早い!ギリギリをねらえ!」
現在は、短距離右回り1400想定のレーストレーニング。追い込みとしての走行方法を身に着けるためのトレーニングを行っている。
今までと全く違うタイミングでのスパート、そして発揮させる瞬発力の違い。まだまだ戸惑いのほうが多いようで、リボンカロルは大きく疲労していた。
「はあっ……はあっ……もう一回っ、お願いしますっ!」
「いや、休憩だ!無理に走っても身に付かん」
「は……はいっ!」
指示を受けて、カロルは一旦水分補給へと向かう。
「……どうなんっす?カロルちゃんの様子」
心配そうに聞いてくるフラハラウ。
「んー、筋はいいな。ただまあ、今まで一切触れてきてなかった走法だからどうしても経験が足りん」
「元々先行で練習してたらしいし、真逆とまではいわないけど……いや真逆っすね。完全に逆っす」
「フラハラウは別の走法試したことはあるか?」
「あるにはあるっすね、結局慣れてる差しに戻っちゃったっすけど。後半に後ろからドカンと攻めるほうが好みに合ってるっす」
それに、とフラハラウは付け加える。
「自分の知識だけじゃ絶対足りないってわかったっすからね。教えてもらいながら適切な走法を学ぶほうがいいと思うっす」
まあそりゃそうだな、とブラトレが頷く。トレセン学園に入学するまでに、ウマ娘たちは様々な方法でトレーニングをこなす。その中には元トレーナーの開催しているレース塾や教室で学ぶ子も多い。
だが、そういった教育の受けられるウマ娘ばかりではないというのも事実。特に地方ではなかなか大掛かりな教室は少ないため、独学で練習をこなす子も一定数は存在するのだ。

11二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 21:40:32
「だからこそ、実際にレースに参加したことがない子も存在する。そして、往々にして自身が学んでいた走行スタイルと実際に適性のあるスタイルとのギャップが発生する……ということもな」
「なるほどっすねぇ……」
特にそういった場合では、実戦形式の練習を積めないというのが大きい。独走、併走、そしてレース形式。すべて、同じようで違う環境であるためだ。
「じゃあ、そこまでで学んだことはすべて無駄になるのか?と言われるとそうでもない。結局のところ走法云々よりも、トレーニングに取り組むことのできる意志、適切にトレーニングを行える知識を得ることができているわけだしな」
「ははぁ……さっきから感嘆の言葉しか出ないっす」
「じゃあ頭使うより体動かすトレーニングするかー。今日は全身トレーニングやっておけよー」
「了解っすー」
そう言いながらフラハラウが走り去ろうとして、ふと気が付いたことを尋ねる。
「あれ?そういえば今日まだブライアンさん来てないっすね」
「あぁ、ブライアンは今日の分のレースを見に行ってるな」
「あ、だから居なかったんすね……じゃあ今度こそー」
走り去っていったフラハラウを目で軽く追い、息を整えて戻ってきたカロルのほうへと向き直る。
まだまだトレーニングの時間は始まったばかり、とにかく今やれることをしっかりとやっていかなければならない。
「よし、休憩は大丈夫だな?」
「はい、問題ありません!」
「じゃあ今度はスパートの踏み込み方の練習をするぞ、ついてこい!」
「はいっ!」
駆け出しながら、ブラトレは今始まろうとしている次の選考レースについても少しだけ思いを馳せるが、彼にとっての最高の相棒が、最もよい選択をしてくれると信じて考えを頭の片隅にへと押し込めっておいた。
空は、雲一つなく晴れ晴れとしていた。

12二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 21:40:37
寡黙、そして威圧感。彼女のその姿を見ればそんな単語が思い浮かぶだろうか。
ナリタブライアンは今、本日行われる選考レースを見るために観客席最前列に腰掛けていた。
単純に状況を見るだけでも三冠ウマ娘が品定めをしている、生徒会の重役が見ている、それだけで慣れぬレースに挑もうとしているウマ娘はもちろんのこと、周囲にいるトレーナーたちでさえ圧を感じるほどである。
暖かな日差し降り注ぐ中、鋭い視線がパドックでアピールをするウマ娘たちに刺さる。冷や汗たらり、動悸が高鳴り、落ち着きなど出来るはずもなし。
否、一人だけ落ち着き払って自分のアピールを行っているウマ娘がいる。
緑掛かった黒鹿毛のセミロングを靡かせ、自身の最も自信を置く足先で素早くステップをこなす。周囲からはおぉ、といった具合の声が漏れる。
(……ふん)
軽く息を吐くブライアン。
刺すような視線は止めて、周囲を軽く見渡す。懐かしいような、そうでもないような空気感。
張り詰めたわけでもなし、緩みきったわけでもなし、ただ歩みを始める者たちの初々しい緊張が支配する。
この場にいるウマ娘たちのこれからが始まる場所。それが選考レース。
(あんたはどういった目で見ていたんだろうな)
ふと頭に思い浮かぶのは自身の選考レースの事。あの時はブライアン自身、少々自棄を起こしていたと自覚しているのだが、そんな中で自らの足に秘められた力を見抜いた彼女のトレーナーは、如何様にしてその潜在能力を窺い知ったのだろうか。
レース中における見る、というものと、レースを外から観る、というものは大きく違いがある。俯瞰してみることにより、仮に自身がその状況に置かれていた場合の最適な動き方などのシミュレーションを行うこともできる。
それ以外にも、ただ強者たちの戦いを見ることが楽しみの一つでもあるからこそ、ブライアンはレースを観ているのだが。

13二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 21:40:46
ふと、黒鹿毛の少女と目が合う。
一瞬だが確実に、視線と視線が重なる。
黒鹿毛の少女はその一瞬の間に、意思を乗せたような強い目線をブライアンへと送った。
そうしてアピールタイムが終わり、黒鹿毛の少女はパドックから降りてレースの準備へと進んだ。
「どうだいブライアン、新進気鋭の子たちの様子は」
「……会長か」
ふと声をかけられてブライアンが振り返ると、そこにはトレセン生徒会長、シンボリルドルフその人が立っていた。
「いつもこの時期になると心が躍るよ。また新たな後輩たちが、夢を追うためにここにやってくる」
「だがその中でも、栄光を掴めるのは一握りだ」
「そうだ。一重に夢を追う場と言っても、最終的には競い合い、たった一つの座をかけて戦う。その美しさと残酷さを知ってなお、これほどまでのウマ娘たちがトレセンの門を叩いてくる……だからこそ、私はウマ娘たち皆の幸せを願いたいのだよ」
大いなる矛盾を抱えてまでも、その夢に向かい進み続けるルドルフの姿は、ブライアンにとっては少々まぶしすぎるのかもしれない。顔をそらして、またレース場のほうへと向き直りながら口を開く。
「……御託は結構だ。それより、何の用だ?」
「何、君と同じだよブライアン。まあ……視察とでも言っておこうか。しかし、大っぴらに見て回ることもできないわけだけれどね」
「あんた直々にスカウトなんてした日には、トレセン中大騒動だろうしな」
「そういった無用の混乱を招くことは誰にとっても良いことではないからね、私はしばらくしたらまた公務に戻らせてもらうよ」
そういって踵を返しかけるルドルフへ、ブライアンが声をかけて引き留める。
「……待て。せめてこのレースだけでも見ておけ」
その言葉を聞いたルドルフは耳をピクリとさせ、少々驚きつつも喜ばしいといった表情を浮かべる。
「ほう?」
「理由は……あんたならわかるだろう?」
「ふふっ、そうだな。では楽しませてもらおうか。怪物の御眼鏡にかなったウマ娘が、どれほどのものか」
果たして、そのレースは生徒会長と副会長が見守る異例のレースとなった。

14二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 21:40:54
(本当にいるんだあ……イヤ凄いなあ、噂は本当だったんだ)
レース前の軽いストレッチをこなしながら、黒鹿毛の少女が思案する。
彼女の名前はメイフォレスト。やはりこの年にトレセンへと入学する、新入生ウマ娘の一人。
切っ掛けは選考レースが始まったすぐのこと。『どうやら、今年の選考レースはとんでもない人が見に来てることがあるらしい』という噂が新入生、そして選考レースに出場するウマ娘たちに広まりつつあった。
彼女をして正直に言わせてもらえば、眉唾物でしかなかった。ベテラントレーナーの誰かに対する話に尾ひれがついて広がっていった程度のものである、と。
それはそれで彼女としては「アリ」だと思っていた。なぜなら、相応に経験を積み続けているであろうベテラントレーナーの下で行うトレーニングであれば、自身の走りの研鑽をより効率よく積むこともできるだろう、と考えていたからである。
その点で、新人トレーナーやそう経験を積んでいないトレーナーはどうだろうな……と思っているのも正直な感想である。
当然だ。メイクデビューからたった数年の間に、ウマ娘たちは数多くのレースをこなす。そこで活躍できるか、それとも日陰の存在に甘んじるか、それを大きく変えてしまう切っ掛けなのが、トレーナーとの契約である。
より指導の適切なトレーナーを、より自身に合う考え方のトレーナーを、できうる限りであれば、それら両方を兼ねそろえたトレーナーを探す。それこそが、デビュー前に一番重要なことなのだ。
(仮に新人であるという噂が本当であったとしても、環境に関してはこれ以上のものはないでしょ。そもそも三冠とった新人って何……?)
故に、ブライアンの姿を見かけたときは本当に驚いたのだ。遠目からでもはっきりとわかる威圧感を放つその立ち振る舞い。歴史にそう多くの人数が名を残すことのない三冠ウマ娘という称号、そしてその圧倒的な走りをもってして自然と呼ばれるようになった『無敵のブライアン』。
彼女が、トレーナーとともにいないのは少々気になったが、それ以上にここに現役ウマ娘がいるということはそれ即ち、チームの勧誘を行おうとしていること、と判断した。
ならば、彼女のやることは一つ。
(やれるだけアピール……ってのもわざとらし過ぎか。ポテンシャルをしっかり発揮するだけでいいか)
より良い道を選ぶ、何時だって彼女はそうしてきた。

15二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 21:41:05
ガコン!とゲートが開く。各ウマ娘が一斉に駆け出していく。
ゲートが開くまでの静けさは巻き起こされる足音と風切り音に吹き飛ばされ、歓声が巻き起こる。
たった9人、されど9人。走りによって巻き起こされる空気の流れが、熱気と闘気を孕みながらターフに吹き荒れる嵐へと変わっていく。
序盤から先頭では激しい位置取り争いが繰り広げられ、前半が終わるころには大きく離れ、縦長の展開となっている。
「……皆、少々焦っているようだね」
「あぁ、あれではしばらくしたら持たんかもしれん」
それは緊張によるものか、周りの空気に充てられてしまった故か、自身の走りをコントロール不能なレベルまで高めてしまうことによるペースの乱れ、所謂掛かりといったところ。先頭二人はペースを乱してしまい、極端なまでに中央集団から離れている。
だがそれで、中央集団が落ち着いて走れるか、と言われればそうではない。
当然先頭集団がどんどんペースを上げて走る都合、全体の速度は高まってしまう。そうなれば、後に取り残されぬように中央集団も速度を上げざるを得ない。そうなればどうなるか?当然、ペースの乱れにつながる。
そういった状態を意図的もしくは結果的に引き起こす大逃げという作戦もあるが、まだ実戦経験に乏しい彼女たちにとっては非常に厄介な状況といえるだろう。
「はっ、はっ、はっ!」
メイフォレストも、後方待機を行っていたが、縦に長い集団ゆえに先頭まではもう15バ身以上の差がついてしまっている。差し体制を主軸とする彼女だが普段ここまで離れた状態でのレースの想定はまだ行っておらず、非常に気力を消費してしまっている現状である。
(無理にアピールなんてしないでよかったっ!こんな状態じゃまともにペースを合わせるだけで、体力を持ってかれる!)
ざっざっざっと響く足音に紛れ、彼女の足音が霧散する。
(落ち着けメイフォレスト、私の得意な作戦は何だ。序盤から中盤は後方待機、後半に差し掛かったら一気にまくって上がる。息を整えろ、足の動きを効率化させろ!)
静かに静かに、息をひそめる。吐く息と足音が、徐々に静かになっていく。
まるで森の中を駆ける獣のように、無駄をそぎ落として、洗練された走りになる。

16二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 21:41:14
中盤戦が終わり、最終コーナーに差し掛かる。
(……ッ!!今ッ!)
現在メイフォレストの位置は7位、そこから一気にスパートをかける。
それまで静かに運ばれていた足音が、突如として大地を響かせる。
周囲のウマ娘がぎょっとしたような顔をしたようにも見えたが、一切気にかけることなくその音を鳴り響かせる。
呼吸はどんどんと激しくなり、心臓はばくばくと全身にエネルギーを伝達してく。
筋肉が唸りを上げ、大地が踏みしめられ、風が彼女とともに征く。
6位、5位、4位、徐々に徐々にと集団を乗り越え、ついに先頭の二人を射程距離に捉える。
しかし、ガクンと速度が落ちる感覚が引き起こされる。体力の限界といった痛みや疲労感が身体のそこかしこから響いてくる。
「うぐう!」
(流石にキツイ!だけどもうちょい!)
スタミナはほとんど残っておらず、振り絞るように足を動かす。手は全力で振りぬき、少しでも走りを安定させるように耳も尻尾も、風をとらえるように動かす。
ゴール板が視界の端へと映る。しかしそんなことにかまっている余裕などかけらほども残っていない。
今先頭を走る三人にあるのは、ただただほかの二人よりも真っ先に駆け抜けたい、勝ちたい、といった単的な、そして純粋な思い。
実況の声も遠く消え、歓声もまた凪の如く。認識できるのは、己の足が鳴り響かせる轟音と、吐きちらされる息の奔流、そして全身を厚く滾らせる血潮の流れる音のみ。
唯只管に只管に。己の闘争本能に、勝利への渇望に従って、三人のウマ娘が走る、走る、走る。
「うおああああああ!」
「だあああああああ!」
「やあああああああ!」
叫びが武骨なトリオを奏でだし、三者の協奏曲がゴール板を切り裂き開いた。
駆け抜けたと分かった瞬間に一気に三人はエネルギーを使い果たし、しばらく走ったのちにその場へとへたり込み、気を失うかのように倒れてしまったのだった。

17二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 21:41:37
「うおおおおああ!どうなったんだ私!」
「保健室では静かになさい!」
「あっはい!」
メイフォレストが気が付けば白い天井が目の前に広がっていた。
がばりと起き上がり叫んだメイフォレストを保険医が咎めると、メイフォレストはしゅんと縮こまる……といった表現は正しくないのだろう、すっと姿勢を正して座りなおした。
時刻も昼を回ったところで、実に数時間ほど寝ていたようだ。
「はい、スポーツドリンクです。しっかり水分補給は行ってくださいね」
「ありがとうございます先生……あーやっちゃったなあ、こりゃスカウトは御預けかなあ……?」
ちらりと横を見ると、共に爆走した二人は未だに保健室のベッドの上でぐっすりと寝息を立てている。片方はだいぶ煩いが。
「先生先生、レース終了時にぶっ倒れてスカウトされた前例ってありますか」
「残念ながら私はそこまで詳しくないので何とも……しかし、ペースを乱し切っていると考えると少々評価は厳しいものになってしまうかもしれません」
「そっかー……」
先ほどまでの威勢はどこへやら、耳がどんどん萎びていく。
流石にスカウトされない、といったことはないだろうが、お目当ての良いトレーナーに出会えるかどうかは非常に怪しい結果となったと思われる。
今回のケースにおいては走行、というより暴走気味になってしまったが故に、走行不安定の烙印を押されても文句は言えないのだ。そうなってしまったら、物好きなトレーナーに拾われるかどうかを願うしかないと思ってしまっていた。
がらりと開かれる保健室のドアの音を聞くまでは。
邪魔をする、とだけつぶやいて入ってきたのは三冠ウマ娘、ナリタブライアン。
いらっしゃいの言葉を聞くと、こつこつと足音を鳴らしながらメイフォレストのもとへとやってきた。
「お前は随分とよく走るな」
開口一番、走りについての質問が来たが、これといったことを考えずに口から出る言葉でメイフォレストは返答していった。
「まあ楽しいですからねー、走るの。勝てりゃもっと楽しいですけど」
「ほう、お前も強いものと戦うことに意義を感じるヤツか?」
「それこそがウマ娘の本能……ってちょっとオカルトに傾向しすぎですかね」
それに関しては私は詳しくないから知らん、とブライアンは切って捨てた。

18二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 21:41:52
「単刀直入に言わせてもらおうか、お前をスカウトに来た」
「へえそれは……えっ?アレで?」
思い返してみても全体のペースに巻き込まれて思うような走りがうまくできなかったこと、最終的にスタミナを全部使い果たしてぶっ倒れたこと、今の今まで保健室でぐっすりだったこと。メイフォレスト自身から見れば、減点要素満載である。
「私はトレーナーほど要点を挙げて伝えることはできんが……あれだけ荒れた展開から3着までもっていったその精神の強さは感嘆に値する」
「あっ三着だったのかあ……」
「だがハナ差、クビ差程度のものだ。あの状況であれば、誰が勝ってもおかしくはなかった。そして、もしもペースを乱すようなことがなければ、お前が十分に勝ちを拾えていただろう」
今年のレースは激戦が多いなといった具合の感想も漏れ出すほど、熱い勝負が繰り広げられた選考レース。その主役の一人であるといった認識を持たれていることをメイフォレストは知った。
「……勿論、最終的に誰の下でトレーニングを積むかは自由だ。だが、もしも私のチームに来るのであれば……まあ、共に走ってやれることもあるだろう」
「わかりました、私そこで走ります」
「……即答だな。良いのか?」
「まあ色々考えもあってのことではありますけどね。何より直々にスカウトに来たっていう時点で私に対して結構期待を持ってくれてるってのはわかりましたし……何よりも」
一息ついて話し始める。
「三冠ウマ娘と一緒にトレーニングできるなんてそうそう手に入る環境じゃありませんからね!」
「はっ!言ってくれるじゃないか」
大胆不敵な宣言を聞き、ブライアンは笑う。これ位気概のある者を探し求めていた、と言わんばかりに。

「いずれお前が私と共に戦えるような……それぐらい強いやつになってくれるなら、私の見る目も間違っていなかったということになるだろうな」
「……期待に副えるかなんてわかりませんが、私は私がもっと強くなれるように努力していきますよ」
二人の間には、いずれ巻き起こる戦いの前の静けさとも言えるような静寂と、それ以上にともに走れることに対する喜びのようなものがあったのかもしれない。
いずれにせよ、その空気の本質を知るのは、この二人だけ。
こうして四人目が、チームへと加わった。
残りは、一人。

≫24二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 22:06:07
『大食いマーベラス☆』


――トレセン学園カフェテリア・昼

「うーん。」
一人の男性が昼食を持ちながら唸る。彼はマヤノトップガン担当トレーナー通称マヤトレ
今日はトレセン学園内のカフェテリアで食事にしようかと来たが、流石はというべきか多数の生徒や職員で賑わう昼時のカフェテリア
昼食は確保したもの食事席はものの見事に埋まっていた。
マヤトレはこのまま席が空くのを待って食事が冷めてしまうよりかは、トレーナー室で食べたほうがいいと思いカフェテリアをあとにしようとすると高く幼い声で呼び止められる。

「マヤトレー、こっちこっちー☆」
マヤトレは声の主がするほうを振り向く、
そこにはポニーテールにまとめてもなお床に届くほど長い髪、そして小柄な体躯と一部分の主張が大きくさらにそれを助長するかのような服装をしたウマ娘が座っていた。
マヤトレはそのウマ影を見るとウマ混みをかき分けて、用意してくれたであろう席へと座った。

「席もロクに取れないざぁこなマヤトレのためにーマーベラスに席をとっておいてあげたんだよー★」
「おう、マベトレ席とってくれてありがとうな」

彼女の名前はマーベラスサンデー担当トレーナー通称マベトレ
ウマ娘がウマ娘のトレーナーするのかというと少し違う、彼女はもともと普通のヒトの男性トレーナーであったが、ヒトがウマ娘化するという怪奇現象によってウマ娘になってしまったトレーナーの一人である。
その後の因子の影響もあって身体面もさることながら精神面でも大きく変わったトレーナーでもある。それでも変わらない部分もあり、腐れ縁でもあるマヤトレはこうして仲良くやっていたりする。

25二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 22:07:14

そんな彼女はというと大盛りの人参定食を前に舌なめずりをしていた。

「マベトレいくらなんでもそんな量を食べると太るぞ」
「大丈夫だもんー☆私どんなに食べても太らない体質みたいだしー★ほら、これ見てよー☆」
そう言ってマベトレが差し出したのはここ数ヶ月の身体測定の結果を印刷したもの、ずらりと並ぶ検査項目の中にある体重の欄を見ると定規で引いたように真っ直ぐな直線が引かれていた。

「ここまで変わらないと気味が悪いな。逆に日々体重に一喜一憂している人たちが見ると怒り出しそうだ。」
「まー私も考えなしにってわけじゃないしー☆この後はマベとの併走に合同トレーニング、個人的な走り込みの申し込みetc...と入れてるからむしろ足りないくらいだよー。まぁセーブしてても無性に食べたくなるときもあるけどねー☆」
「ふーん」
そうして、マべトレはバッグの中に測定結果をしまうと「いただきまーす☆」と言い目の前の大盛りの人参にかぶりつく。

「ん~美味しいー!!!程よい甘みがあってなおかつこの触感!!最高にマーベラス☆★☆人参がこんなにも美味しいなんて知らなかったよ~☆」
美味しそうに人参を食べるマベトレをマヤトレは見つめる。それに気づいたのかマべトレは口の中のご飯を飲み込み聞く。
「どしたのー?」
「いや、もうすっかりウマ娘だなって思ってな。走ることに夢中になって人参を美味しく食べてさ」
「そう言われればそうだねー☆でもねーどんなに変わっても私は私なんだって☆、マベがそう言ってくれた。だからマーベラスにいられる。マヤトレも同じ理由で今一緒にいるんでしょー?」
「まあ、そうだな」

26二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 22:07:27

マヤトレが納得したのを見るとマべトレは残り僅かになった人参に専用のドレッシングをかけて頬張る
「この専用のドレッシング人参の風味が際立ってさらに美味しいー!マヤトレのざこ舌じゃあこの美味しさはわからないだろうなー★。あれでもマヤトレもウマ娘になったことあったよね?記憶が霞んでよく思い出せないー☆そんなことあったようなー★なかったようなー?」
「そのまま記憶の彼方で眠らせておいてくれ」
「もしもマヤトレがウマ娘になったらどーせ☆おしゃれがわからないようなよわよわさんだからーマヤマベ達と着せかえして遊ぶんだー★」
「碌な事思ってないなお前。他のトレたちにはあまりしてないよな?」
「この前ちっちゃいものクラブにメイド服を支給しようしたら断られちゃった☆」
「あのなぁ」
      -マーベラス-
「次はもっとエッチな服な服を持っていこうかなってー★」
「はーあんまりやりすぎるとまたタイキトレに縛られるぞ」

27二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 22:07:44

といろいろ雑談をしているうちにいつの間にマベトレの目の前にあった昼食は消えており
「ごちそうさまー☆」
「はや、いつの間に!?」
「マヤトレが遅いんだよー★食べるのも遅いざーこ★でもまだデザートが残ってるから心配しないでゆっくりマーベラスに食べていってー」
そう言って席を立ちデザートが売っているであろうエリアへマべトレは向かっていった。
小柄なせいかウマ混みにもみくちゃにされているであろう姿が見えた。

数分後、大量のカップケーキを抱えマベトレが戻ってきた。
「おまたせー☆」
そうしてカップケーキをテーブルの上に置くと目を見開きキラキラとした笑顔でカップケーキを食べ始める。
「マーベラス☆甘いカップケーキもまた格別!!」
頭の上にある耳や尻尾が喜びのあまりブンブンと振っているのが見て取れた。
その姿を見てマヤトレは思い出す。
「そういえばマべトレはあれ試したことがあるか?」
「あれって?」
「最近流行ってるという青汁ケーキってやつ」
「あれかぁ……」
そこまで聞くとさっきまで調子の良かったマベトレが一気にげんなりとする。
「疲れは一気に消えたよー☆でもねー青汁のまずさといったらもうね……」
「そんなにか」
「ざこマヤトレはわからないと思うけどねー★。敏感な味覚にマーベラスに届くんだよあれー、その日一日ずっと舌に苦みが残ってるのーその日は体調不良と同じくらい調子が悪かったんだからー」
「マヤノに使うのやめておくか」
「そうしたほうがいいと思うよー☆ヒトとウマ娘だと味覚もぜんぜん違うからー」
「当事者が言うと説得力が違うな」

28二次元好きの匿名さん22/03/22(火) 22:08:03

「ところで、ずっとカップケーキを見ているけどマヤトレも欲しいのー?大の大人の男が甘い物欲しいなんて女々しくてはずかしー★」
「鏡あるが見てみるか?」
「私はいーの★どーせ『オレ一人食べるとマヤノに申し訳ない』とかでしょー☆」
「わかってるじゃねーか。だから後で――」
と言い出す前にマべトレは紙袋を手渡す。
「だからこうしてマーベラスに二人分あるのでしたー☆どう?悔しいー★?」
「うん。悔しいな。ありがとなマベトレ!!」
「どういたしましてー」

――こうして二人の昼食は終わったのであった。

≫143二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 18:16:27
電車に揺られ十数分。夕暮れがだんだん暗くなる頃の外出。
トレーナーTVの撮影で義カフェトレさんと心霊スポット探索なんてバカバカしいとは思う。
そもそも俺は深夜帯に動く事が多いだけでカフェトレさん達みたいな心霊関係の特技なんてない。
まあ、心霊現象に遭遇しやすいなんて印象を払拭する為に了承した訳だけど。

セイトレ「後一駅で……あれ、人居ない?」
『次は──』
セイトレ「乗る電車間違えた?今回は、確認もして……もらったから、私は……っ」

軽く自分の頬を叩き、気を持ち直す。
何かあるなら着いた後だと思っていたがそもそも白昼夢か何かかもしれない。
スマホの時計を見ると時間はさして変わっていないので電車を降りてから連絡すればいいだろう。
まず遅刻するかもしれないとLINEで連絡していると『ご乗車ありがとうございました』とアナウンスが聞こえてきた。

『あのですねぇ、駅名がわからないと私達もお伺いする事が出来ない為現在地の確認をお願いします』
セイトレ「はいはい、えー……掠れてて見えないけど、さ……き……?」
『……申し訳ありませんがお伺いさせていただく事が出来ません、またのお電話をお待ちしております』 ガチャッ、ツーツーツー
「あっ。……まあ、駅名も読めないし仕方ないか」

駅名読めない、周りは山と畑と疎らな民家という田舎。
廃線になるんじゃないかと逆方向の線路を見るとボロボロでとても電車が走ってるとは思えなかった。
土地勘なんてものは記憶と一緒に飛んでいるから此処が何処かは正直わからない。
白昼夢にしては長い気もするし遅刻連絡はしたから電話すれば何かアドバイス貰えるかもしれない。

144二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 18:16:36
セイトレ「不在着信二件?……もしもし、フ──」
フクトレ『セイトレ無事か!?今何処だ!?』
セイトレ「えっ、はい。無事ですけど、何があったんですか?」
フクトレ『急ぐから手短に言うぞ、ついさっきお前と義カフェトレが例の廃墟に行くとこを見送った』
セイトレ「……まだ着いてないですよ?」
フクトレ『ああ、すぐに気づいたそうでもう黒カフェトレが向かってる』
セイトレ「なら大丈夫そうですね、良かった良かった」
フクトレ『良くねぇよ!?お前今何処だ!』
セイトレ「それが降りた駅の駅名が掠れて読めないんですよね。……さ、……き?駅?とか」
フクトレ『……きさらぎ駅か?』
セイトレ「なんですそれ?」
フクトレ『……7つ差、いやお前は関係なかったな──』

きさらぎ駅、有名な心霊話。
20分以上も電車が走り続け、きさらぎ駅という駅に降りた後失踪したという話。
その後似たような話が夏頃には報告されるが概ね失踪するか気づいたら帰り着いているという。

セイトレ「言われてみたらそれっぽい話聞いた事あるかもしれないですね?」
フクトレ『思ったより余裕ありそうだな、合流できそうか』
セイトレ「いや蹴ってもらえばすぐじゃないですか」
フクトレ『なあ、俺はそこにどうやって行けば良いんだ?』
セイトレ「えっ、あ……」
フクトレ『俺が行くからって油断しすぎだろ、大丈夫か』
セイトレ「……頑張りまーす」

145二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 18:16:50
……構内探索中……

セイトレ「……取り敢えずここで待てそうにないですね」
フクトレ『纏めるぞ。線路を仕切る金網の向こうは暗くて見えない、改札も出口もない、向こう側の線路は廃線でとても走れそうに見えない、と』
セイトレ「あ、後時刻表は読めません。多分アラビア語ですけど。それで、きさらぎ駅の帰り方ってどういうのなんです?」
フクトレ『ないぞ、大体気づいたら戻ってきてるか失踪のどちらかだ。駅からは出てる』
セイトレ「駅から?……出れませんけど、どうしたら良いですか?」
フクトレ『……どうしような』
セイトレ「助けてください専門家!」
フクトレ『たまに勘違いされるけど陰陽師とかじゃないからな!』

幾つかの推測と相談の後、来た線路の脇をそのまま歩いて戻る事にした。
危険だとも思ったがこの道をそのまま戻る事が知っている場所への戻り方として一番理屈が通っている。
理屈が通っていてくれるかはわからないがそこはもう祈るしかない。
そもそも電車が通るのかもわからないが十分に線路から距離を取りながら電車で揺られてたであろう道を戻る。

セイトレ「なんだか音が聞こえてきますね。これが太鼓と鈴ですっけ」
セイトレ「あ、聞こえてきたら煙焚かなきゃですね。多少避けられるかも」
セイトレ「後、あんまり聞かない方が良いんですっけ。えー、いちについてー……」

日傘の先に火種として持ってきてた絞った新聞紙をタオルで縛り火を付ける。
懐中電灯をしまって日傘の先で煙を焚いてるのはどういう絵面だろうと疑問が出ない訳ではない。
手段を選んでられないし人も居ないはずなのでひとまず気にしない、命の方が大事だ。
片手はずっとスマホを耳に当てているから、変な転け方をしないように定期的に蹲る。
こんな時も融通が利かない足が憎いが今文句を言って治る訳もない。

セイトレ「君の愛バがー……あ、踏切1つ目。確かこういうのが出入り口になるんでしたっけ」
セイトレ「そして……ああ、もう一つ向こうに。はい、了解しました」

146二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 18:17:01
2つ目の踏切が見えてウマぴょい伝説を歌い終えた頃、後ろから声が聞こえてきた。
気づかないフリをして2つ目の、待ち合わせ先宛の踏切へ歩く。
次いでもう一度、ハッキリと呼び止められる声。今度は見知った声だった。

黒カフェトレ「セイトレさん、何処行ってるんですか!こっちですよ」
セイトレ「……」
黒カフェトレ「セイトレさん、聞こえてますかー」
セイトレ「聞こえてますけど、スマホで話してたのに何で呼びかけるんですか」
黒カフェトレ「こんな所だし、通信状況が」
セイトレ「まあ、どうでもいいですけど。こっちに来るのはフクトレさんって話ですから」
黒カフェトレ?「いやいや、皆で探したほうが早いですし」
セイトレ「最初からこっちに来るのはフクトレさんとスタッフ一人だけで、話してたのもフクトレさんでしたけど」
セイトレ「気弱になって"私"って言う俺をコピーする相手なら切り際に名前出した相手をコピーしますよね」
黒カフェトレ?「……」
セイトレ「フクトレさんに繋がった時点で何も怖くないんですよ。今は繋いでるフリしてるだけですけど」
XXXX?《でも、今はただ無防備で帰る宛もナイお前一人ダヨネ》
セイトレ「……気づかないでくれませんか、精一杯虚勢張ったのに」

言うと同時に煙を焚いてた日傘を踏切の方へ投げる。
俺の話と乗ってた路線から当たりの踏切を探してくれた事、ブラフの提案と本当にフクトレさんには頭が上がらない。
踏切に日傘が当たった当たりで向こう側に見知った人が見えた気がした。
振り返りざまにもう一つ、ベルトにくくりつけた懐中電灯と絞った新聞紙。ライター事突っ込んで火を付けて投げる。
最早黒カフェトレさんの姿でもない何かが多少怯んでくれる事を祈って踏切へ急ごうとすると、踏切までの地面から例の太鼓と鈴の音が聞こえてきた。

思わず此方が怯んでしまうが、上着を脱いで地面に滑らせる。
向こうが追いつく前に急いで地面を直接踏まないように、滑らせた上着の上から踏切へジャンプをする。
機会はこの一回、思い切り両足に力を込めると目の奥がチリチリして足に痛みが走る。──帰ってから考えよう。
勢いよく跳んで踏切が近づくと「カン、カン、カン、カン!」と警報を鳴らし始めた。
誰が危険物だ誰が、後ろのか。と妙に冷静な頭で毒を吐いてみる。

147二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 18:17:27
──ガクン、と。体が地面に引っ張られた。
触感は何も感じない。思い切り手を伸ばしても遮断器に後少しで指が触れる位で向こう側に体を放り込む事は敵わない。
向こうから何か声?音?が聞こえるがそんなものはもうどうでもいい。

XXXX?《縺カ縺、蛻?j縲ょ?驛ィ逵滉シシ繧九?》

──眼の前に御札と、頼もしい先輩が居る姿がもう見えていた。

フクトレ「よく帰ってこれたな、後は任せろ」

目の前の怪物に流れるように鋭い足蹴が刺さる。

XXXX?《鬥ャ鮖ソ縺ェ?∫┌髦イ蛯吶↑螂エ縺九i髫秘屬縺励縺ョ縺ォ蝸壼他蝸壼他蝸壼他??シ?シ》

こうして、今夜駅に起きた心霊現象は幕を閉じた。



フクトレ「無事かー……なぁ、なんで上全部脱いでる?」
セイトレ「まあ、色々あって全部投げたり落としたり……適当な上着ありますか?」
フクトレ「夜の予定だからあるぞ。……立てるか?」
セイトレ「ちょっと自信ないけどやってみます」
フクトレ「無理な時は無理って言え、妙な見栄張るな。ほら」
セイトレ「すみません、ありがとうございます」 イタタ

150二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 18:17:58
おまけ

セイトレ「……あー、スミマセン。ちょっと眠いからコーヒーとミントガム買ってきてくれませんか」
フクトレ「俺が?」
セイトレ「この格好でコンビニに行く程羞恥心を投げ捨ててませんよ」
フクトレ「まあ、俺も欲しかったから良いけど。お前ちょっと俺に遠慮なくない?」
セイトレ「大体全部事情知ってる相手ですからねー、一応普段は昔の自分のエミュで答えてますから疲れるんですよ」
フクトレ「お前が変わった事は大抵知れ渡ってるし少しは気楽にしても良いじゃないか」
セイトレ「それはそうですけどー、気分的にどうも」
フクトレ「楽に話せる相手は居るだろ、そういう相手から増やせば良い」
セイトレ「そうですねー、楽に話せる人にはあんまり意識してませんから……」

セイトレ「そう言えばさっきの怪異?ですけど。黒カフェトレさんの姿に誘導したじゃないですか」
フクトレ「あー、そういう段取りだった。俺見てないけど上手くいったか?」
セイトレ「まあ、上手くいったんですけど。黒カフェトレさん、もしかして見つけるなり即除霊しました?」
フクトレ「付いて行ってないから知らないけど、多分な。それがどうかしたのか?」
セイトレ「俺も今思い出してるんですけど、妙に輪郭がぼやけてたのと。胸に膨らみが……」
フクトレ「…………」
セイトレ「…………」
フクトレ「本人には言うなよー」
セイトレ「はーい」

今度こそおしまい

≫164二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 20:23:38
「ちっちゃいもの倶楽部…わたくし、招かれたのは初めてですわ…」
「多分すぐ揃うと思うので、とりあえず座っていてください」
…何処かの部屋、ブルトレに連れられて来た黒メブトレは、椅子に座って待っていた。この部屋にブルトレ以外にはサトトレの姿も
「こんにちは、所でそれは…」
「こんにちは黒メブトレ、最近ダイヤが渡してきた最新のウマホでちょっと叩いてるんだ、ぬるぬる動くのはいいと思わない?」
『My醤油ペイペイ二元論〜♪』
爆速で大量に降ってくるノーツを会話しながら捌くサトトレ。サトノグループが出してる難しめの音ゲーだったはずだが…
「最新のウマホとかよく使いこなせるな…」
「そう?便利な機能とか多いし、音ゲーは常に冷静を保つ練習には向いてるよ?…それと、君の『素』はそうなんだね。」
「ボクはこれでも元男性だからな」
「…二人共、そろそろ会議を始めますよ」
ブルトレが話を中断する。どうやらいつの間にか揃っていたらしい。黒タマトレや黒ルドトレ、イクトレの姿があった。
「…それで、今日は何を?」
『今日話すのは…今度イベントで企画されてる等身大クレームゲーム、その景品役に倶楽部の面子で出て欲しいという件だよ』
「「「…え?」」」
「あれかぁ…」
ルドメブタマの黒色の3人が困惑する中、サトトレだけが思い当たりがあるのか声を漏らす。持っていたウマホをいじり
「…これだ、ダイヤが前のバレンタインに僕がやることになった企画の派生型。後でグループに共有しとくね。」
黒色の3人がサトトレの向けたウマホを覗き込む。巨大なアームで人が掴まれている画像と、アーム代わりに人が掴んでるもの。
『重量、サイズ等の兼ね合いで私達がいいということらしい。参加するかは任せるらしいが、返事は早めにとのこと。』
「そ、そうなのか…」
「んー、俺はいいと思う」
「…まあ、面白い企画でしょうし、わたくしは参加してもいいと思いますわ…」
困惑気味だったが、とはいえ参加に関しては前向きな黒色三人衆。一方でブルサトイクトレは最初から腹を括っていたのか
「じゃあ良さそうですかね」
「うん、まあ人間大クレーンゲームはそんなにヤバいものでもないからね、それは僕が保証するよ。」
『経験者が語ると違うね。とりあえず、参加する方向で進めてくよ』
…割とイベントにも前向きな人が多いのかもしれない倶楽部会議だった。

≫175二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 21:01:16
二、活版所

 テイトレが学校の門を出るとき、同じ組の七八人は家へ帰らずマクトレをまん中にして校庭の隅の木のところに集まっていました。それはこんやの性癖祭に青い概念をこしらえて川へ流す烏瓜を取りに行く相談らしかったのです。
 けれどもテイトレは手を大きく振ってどしどし学校の門を出て来ました。すると町の家々ではこんやの銀河の祭りにいちいの葉の玉をつるしたりひのきの枝にあかりをつけたりいろいろ仕度をしているのでした。
 家へは帰らずテイトレが町を三つ曲ってある大きな活版処にはいってすぐ入口の計算台に居ただぶだぶの白いシャツを着たイクトレにおじぎをしてテイトレは靴をぬいで上りますと、突き当りの大きな扉をあけました。中にはまだ昼なのに電燈がついてたくさんの輪転器がばたりばたりとまわり、きれで頭をしばったりラムプシェードをかけたりした人たちが、何か歌うように読んだり数えたりしながらたくさん働いて居りました。
 テイトレはすぐ入口から三番目の高い卓子テーブルに座ったじじぴの所へ行っておじぎをしました。そのじじぴはしばらく棚をさがしてから、
「これだけ拾って行けるかね。」と何かを見せながら、一枚の紙切れを渡しました。テイトレはその人の卓子の足もとから一つの小さな平たい函をとりだして向うの電燈のたくさんついた、たてかけてある壁の隅の所へしゃがみ込むと小さなピンセットでまるで粟粒ぐらいのSSを次から次と拾いはじめました。青い胸あてをしたライトレがジョバンニのうしろを通りながら、
「やあ、虫めがね君、お早う。」と云いますと、近くの四五人の人たちが声もたてずこっちも向かずに冷くわらいました。
 テイトレは何べんも眼を拭いながらSSをだんだんひろいました。

176二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 21:01:25
六時がうってしばらくたったころ、テイトレは拾ったSSをいっぱいに入れた平たい箱をもういちど手にもった紙きれと引き合せてから、さっきの卓子のじじぴへ持って来ました。じじぴは黙ってそれを受け取って微かにうなずきました。
 テイトレはおじぎをすると扉をあけてさっきの計算台のところに来ました。するとさっきの白服を着たイクトレがやっぱりだまって小さな銀貨を一つテイトレに渡しました。テイトレは俄かに顔いろがよくなって威勢よくおじぎをすると台の下に置いた鞄をもっておもてへ飛びだしました。それから元気よ口笛を吹きながらパン屋へ寄ってパンの塊を一つと角砂糖を一袋買いますと一目散に走りだしました。

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おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part717【TSトレ】

≫34二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 23:28:11
メロウ リウトレ
それは契約をして間もなくのこと。忘れもしない水泳でのトレーニングをしたあの日。まだ彼女がウマ娘になる前の関係の私たち。
「今日は水泳でのトレーニングよ」
今ほど感情が顔に出ていなかった彼女。撥水性のありそうなスポーツウェアを身に纏い、長いミルクティーベージュの長い髪を揺らしながらストップウォッチとタブレットを手にしている。
「ストップウォッチって泳ぐ速さまで計んのか?」
「せっかくだから計ろうと思うわ、なにか問題でもあるかしら」
「いや、気になっただけだ」
そこに嫌などと言った感情はなかった。ただスタミナを目的としたこのトレーニングで必要があるのか気になっただけだった。危ないからと言った彼女と念入りに柔軟を済ませ、用意されたメニューを熟す。
―――あんた世界、取りたいのでしょう。あたしが連れていってあげるわ。
私の前に現れた歳もさほど変わらない彼女。最初は気が合うと思っただけだった。私は海外のレースを視野に入れていたから、そう言ってくれるトレーナーがいいと思っていた。ただそれだけだった。私の走りを見て声をかけてきた彼女。
「シリウス、残りの50m終わったら休憩していいわよ」
彼女の声が水中越しに聞こえ、あと50と意気込んだ時だった。足が攣った。彼女が私の名前を叫び、飛び込むところを見て意識が遠のく。

ぴたりと頬に水滴のようなものが垂れた気がした。
「―――ス、シリウス…」
「……」
情けない。私は泳いでいる途中、足が攣って溺れたんだ。閉じていた瞼を開けると彼女は心配そうに私を見ていた。私はどうやら彼女に助けられたようだ。身体にかかったタオル、後頭部にあるあたたかく柔らかい感触は彼女の脚か、膝枕をしていてくれていた。
「ごめんなさい、あたしのせいで……」
「別にアンタが悪いわけじゃない。私がヘマしただけだ」
泣いているのかとも思ったが、そうではないようだ。彼女から私に垂れてくる水滴はプールの水だ。本当にあまり感情を出さない女だ。
「今日はこれまでにするわ。一度保健室へ」
彼女に促されるまま、着替えを済ませ保健室で脚を見て貰った。問題ないそうだが、違和感があればすぐに病院へ行くよう言われた。一瞬だけ安心したように笑みを浮かべた彼女を見逃しはしなかった。

35二次元好きの匿名さん22/03/23(水) 23:28:23
「周囲にいた生徒から聞きましたよ。咄嗟に飛び込んで助けて心臓マッサージから何まで対応したって、元競泳選手とは伺っていましたが…流石ですね」
「やめてください。彼女にこんな目に合わせた時点で、あたしはトレーナーとしては未熟です」
保健室をあとにし、彼女とトレーナー室に戻る。いつもより気持ちバツの悪そうな顔をした彼女。
「アンタ、アスリートだったんだな」
「学生時代にやっていただけよ」
「ところで、さっき保健室で何まで対応って言っていたが」
「……悪いことをしたと思っているわよ、でも仕方なかったから」
彼女はほんのりと頬を赤らめ、顔を少し逸らした。それで察した。別に悪いとは思っていない。彼女は彼女のすべきことをしただけだ。それだけだ。無意識に口角が少し上がった。
「悪いなんて思っちゃいねぇ。ただ、そうだな…アンタと唇を、キスをするなら意識のある時が良かったな」
「何言ってんのよ、あたしはあくまでトレ―――」
「次キスする時は私の意識がある時に頼むぜ」
私はさしずめ、人魚姫の王子サマと言ったところか。彼女が泡にならないようにしないといけない。ああ、そんなことにはさせない。トレーナーだから?そんなことは些細なことだ。彼女は私だけの女だ。あの一瞬だけ見えた笑みも私だけのものだ。

≫86二次元好きの匿名さん22/03/24(木) 19:39:10
「おわった…」
「はいお疲れさん。飯にするか?」
「うん…」
書類の整理を終えた小が、猫に話しかけられる。
猫はもう小の分も作っていたようで、皿を一つ手渡すと自分の分も持って座る。
「いただきます」
「い、いただきます…」
皿に盛られた昼飯を食い終わる頃には30分ほど経ち、小が台に乗って皿洗いを済ませる。
「小ちゃん。最近外でとるん?」
「あ、朝と、人が少ないとき…」
「食堂のおばちゃんが言いよったよ。あの小さいニット帽の子、最近よー話しかけてくれるわあ、って」
そんな話し合いをしながら小が皿洗いを終え、ソファに戻ってくる。
しばらくするとうつらうつらと船を漕ぐ。
「眠いん?」
「眠く…ない…」
「眠いやろ?ほれ」
彼女を自身の方に寄せ、胸に抱きとめる。すると彼女はたちまち細い寝息を立てて眠り始めた。
「帰ったでー…って寝とるんか」
「今寝たところやで。タマモも来る?」
「いや、ウチはええから…」
「まあまあまあまあ〜」
「んなクリークみたいに言うても!」
しかし同じように抱きとめられても抵抗しないあたり嫌ではないのだろう。
「タマモもゆ〜っくり寝てええんやで?」
「ウチがそう簡単に寝るさかい」
その宣言虚しく寝た。5分で寝た。疲れが溜まっていたのだろう。

87二次元好きの匿名さん22/03/24(木) 19:40:52
「帰ったぞ〜」
「あ、猫。小とタマは?」
「ふふ〜うちは知らんで〜」
「そうか。黒、これ頼む」
「あいよ…ってパチンコじゃん。俺イヤだよ?また並ぶの」
「まあまあ。今度なんか奢るからさ」
そうして猫の隣に2人が座る。
「あ、ずりいぞ猫。独り占めはダメだ」
「何とでも言い。うちは今大富豪やからな」
「じぇらぁ…」
彼女はタマと小を撫でながら笑う。
まるでその光景はまるで親子のようだったという

≫108二次元好きの匿名さん22/03/24(木) 21:00:27
「…あれ?何してるんですかウラトレさん?」
「こんにちはサトトレさん。いえ、少しキタトレさんのイメチェンをしているのですよ。」
「着物まで出してイメチェンしているのに少しではないじゃないかしら」
後ろからキタトレの腰に巻いた帯をしめるウラトレ。細い腰が着物越しでありながら2つの双峰をよりくっきり主張する。
長い髪も一旦ほどかれて、重力に任せて垂らされていた。白い指で梳きながら綺麗にまとめていく。
「…よし、これでいいでしょう。」
「ふむ…中々良いですわ、しかし振袖とはね…」
赤を基調に派手な金色の模様があしらわれた振袖。黒髪黒目のキタトレにはよく合っていた。
「あら、一度は憧れるものでは?」
「うふふ、私はそこまでこだわってないのよ。それ以前にまず彼女達の方が優先だし、仮に相手を作るならそこは譲れないわ」
「まあ、キタトレならそう言うよね…。所で、ウラトレさんは何故男着物を着てるんですか?」
…ウラトレは男物の着物、黒地に紋様が描かれたものをつけていた。プラチナブロンドの髪と黒色が良く対比している。
「ええ、少し写真撮影もしてみようと思っていたので…折角なら男役もいた方が色々撮れるのではと、キタトレさんから」
「別に私が男役でも良かったのだけど、流石に少し着れないから…ね。押さえつけても誤魔化しきれないのよ…」
(なるほど、キタトレが巻き込んだのか。ただいじられてるだけじゃないのは流石だなぁ…)
サトトレはそんなことを思っている最中、彼を見るウラトレに囁くキタトレ。距離感は互いに気の置けない友人である。
「…サトトレさん。貴方にも着せたいものを思いついたので、付き合ってもらってもいいですね?」
「…うん、別に構いませんよ先生」
〜⌚〜
気分良さげに着物姿のサトトレの超ロングヘアをいじるウラトレ。この長さなら色々出来るとあって試したいことも多い様子。
「…そういえば、この姿を他の人に見られたら勘違いされそうだよね。」
ふとサトトレが漏らしたそれに、一瞬キョトンとした後笑う二人。
「…ふふっ…元の性別とかで行くなら明らかに逆でしょサトトレ。そもそも私と彼女じゃ互いに仕事人間過ぎるわよ。」
「そうですね…でも、もしそうなら今のサトトレさんは私達の娘になりますね。子供らしい部分もありますし」
「僕ってそんなに子供かな…?」

109二次元好きの匿名さん22/03/24(木) 21:00:57
───その後、3人で撮った写真は大分馴染んでおり、なるほど確かに勘違いされそうな光景ではあった。

短文失礼しました
ウラトレに着付けされるキタサトトレです。ロングヘアだったり絡んでるのに教え子ではなかったり割と異質な関係性かも。
キタトレもウラトレも結婚の前にトレーナーであるっていうのが先に来てそう。相手には理解者であることが求められますな。

≫122☆もうすぐパーティー22/03/24(木) 22:11:56
常々人懐っこい大型犬してるパーティ好き、担当のタイキシャトルがおのれの誕生日になんも画策しないわけもなく。喧伝していたバースデイパーティーが近づいてみるとこれがまーー参加希望者の多いこと多いこと。予定してた寮の大部屋ですらこれは全員入らんな?と思ってからは理事長にそれとなく頼み込み拝み倒し、なんとか会場として学園の食堂を押さえた次第。ケータリングの用意もして、自分の仕事は9割終わり申した。
……というか理事長(それとたづなさん)巻き込めば割と率先してなんでもしてくれるなと思い知ったね。私欲のためにこんなジョーカー切るわけにもいかないんで、我ながらうまい使い所だ。すごいぞ自分。
そんな会場に開始30分前に一旦主賓を呼び込んでみると、会場の雰囲気に終始テンションが上がりっぱなしだった。
「今日はいっちょもてなされる側としてゆったり楽しんでみちゃどうよタイキ」
「ノー!ただサイレントで見てる訳にはいきまセン。ワタシ、実はウェルカム花火を用意しまシタ!これでエキサイティングなパーティーになること間違いなしデース!!」
「はい没収」
「ノーーーーーーゥ!!!???」
いや学園の敷地で何する気じゃいこの子は。

グズるタイキを近くにいたスズカとドーベルに擦り付けて離脱、ちらほら現れてきた参加者を物色するの巻。……やや、フクトレさん発見。なんやかんや付き合いが良くて嬉しいね。
「例えフクちゃんに引き摺られてきた身の上だったとしてもありがたいことよ……」
「図星でなんも言えねえ。ともあれおめでとう。……いくつになったんだタイキは」
「女性に年を聞くんじゃないとは誰の言葉だったかな。ともあれお酒はいけるとだけ」
「……一応信じるが、あまり大っぴらに飲むなよ?」
「あ、ちなみに内々で乾杯は済ませたよん」
「だから言うもんじゃな、いや待て。……また飲めるようになったのか?」
「……ふっふっふー!」
軽くドヤ顔でVサインをしてみせる。普段はジト目気味なフクトレさんの目が珍しく丸くなる。
「……そうか」
「さすがにきつかったぁ」
「久しぶりならそりゃな。……まぁ、なら、近いうちに何人かで飲みに」
「すごいよミルクのミルク割り! ジョッキで二杯飲まされたけど、いやーなんとか無事でした!」
「だからいちいちややこしいんだよお前はぁっ!!」
「あだぁぁ!?」
久しぶりにマイおでこが快音を響かせた。

123☆もうすぐパーティー22/03/24(木) 22:12:05
「もうわざとやってるよね?」
「え、そうなんですか?」
おでこを抑えてうずくまる自分を見て呆れながら言うベガトレさんと黒カフェさん。ふふふ、困ったような憐れむような目が刺さる刺さる。
「あれやだバレた?」
「本当にそうなんですか!?」
「フクトレもこれに絡まれて大変ねぇ……」
「なんでもいいからこいつ持っていってくれ……根拠のない押しの強さが顔同様どんどん担当に似てきてる」
これってなにさベガトレさん。フクトレさんも音を上げるにゃ早くないかい。
「いうて元々タイキに染まってきてはいたんだけどねー。でも大きな切欠はやっぱウマ娘化かも」
「あぁ、担当に似るってそういう……。実際僕以外は担当の子にそっくりな人たちですね、ここにいるの」
「見た目似てる部門なら優勝狙えるよ私は」
「実のところ前々から人好きする性格ではあったんよ。自分からは積極的に絡みにいかないだけで」
「そうして絡む時はだる絡みが基本。ナチュラル面倒なやつだ」
「曲解酷ないフクトレさん」
「たしかに……?」
「なるほど……?」
同意するんじゃないよお二方。
「タイキトレさんの扱いがなんとなくわかってきたかもしれません」
「およよよ、か弱い女子つかまえてなんとご無体な……」
「タイキのタックル正面から受け止めてる奴がなにを言うかね。私らはもちろんレース出てるウマ娘でも中々できないって」
「インパクトの瞬間に素早く下方向にスッと下がると上手くいくよ」
「コツを聞いてんじゃないのよ?」
「タイキトレに関しては多少雑に扱うぐらいがちょうどいいとようやく分かったからな……」
「多少?多少でいいんですか?」
黒カフェさんが早速辛らつになっとる。吸収早すぎない?
「……黒カフェさんや。今のセリフは『俺が愛を持って真に雑に接するのはフクキタルただ一人だけだから』って意味だよ」
「適当いってるとまた……おいお前ら。『まぁ!』みたいな顔してんじゃない」

124☆もうすぐパーティー22/03/24(木) 22:12:16
「あの、ちょっといい?」
ツッコミ精神旺盛なフクトレさんらと遊んでいるところにスズトレさんが駆けてきた。はて、なにやら急いでる様子だけどなんじゃろな。
「タイキが呼んでるわ。……急いで来てくれないと、代わりにハグされてるスズカがグロッキーになっちゃう」
「……わーお」

足早に主賓席に戻ってみれば、すでにウルウルした目のタイキ。ハグされ倒したらしく軽く死んだ目のスズカとドーベル。パタパタと二人を煽ぎながらこちらをすごい目で睨んでるドベトレさん。ごめんて。
「どしたのタイキ、そんなに花火没収が効いたの?」
「そうじゃありまセーン……せっかくのパーティーなのに、トレーナーさんが隣にいないのが寂しかったデス……。スズカも、ドーベルも、ギューーーーッてハグしてもサッドネス、ちょっとだけしか止まりませんデシタ……」
いやもう、本当にごめんね二人とも。合掌。
「……ごめんねタイキ。今日ぐらいはフラフラしてないでアンタのそばにいてやりゃよかったね。もう今日は残りずーっと一緒にいてあげるから」
「……ホントですか?」
「ホントホント」
「ホントにホントですか??」
「これがホントなんだよねぇ……」

……底抜けに明るくて、でもめちゃくちゃ寂しがり屋で、とんでもなく強引で、気遣いの仕方すらパワフルで、……強くて優しいタイキシャトル。
うん、アンタが大将。アンタが一番。……一番かわいいよ。

まあ口には出さないけど。
「……それならオッケーです!フフッ!」


「あの、寮はトレーナー立ち入り禁止……」
「てか何見せられてんだ俺ら」
「ん?自分とタイキのイチャイチャ」
……ドベトレさん?おっと、ゲンコツはいかんと思うのよドベトレさん!ドベトレさーん!?

(終)

131二次元好きの匿名さん22/03/24(木) 22:37:15
おまけ・パーティー当日お昼頃

「タイキトレさんから何かタイキへのプレゼントはあるんですか?」
「およ?……こーれーはー、ネイトレちゃんからネイチャちゃんへの贈り物の参考にされちゃう感じ?」
「……はい」
「合ってるのもビックリだし素直なんもビビっちゃうわ」
「い、いいじゃないですかそこは!それでどうなんですか?」
「んー、あんま形に残るもんを贈るつもりはないんだよねえ。パーティの用意だけで自分的には9割仕事終わってるし」
「9割、ですか?」
「そそ。その残り1割で、まぁ贈り物というよりサプライズで準備してるもんがあるんだよね」
「……それって私が聞いていいやつですか?」
「まーネイトレちゃんなら別に言いふらさないだろうし大丈夫でしょ。これよこれ」

「この応援勝負服着てライフル(モデルガン)4丁ジャグリングからの曲芸撃ち」
「思いっきり余興じゃないですか」
「……ん? あ、ごめん5丁だったわ」
「さらにすごいことに!?」
「……どう?突発的にだけど頭の上にリンゴ乗せてみない?」
「イヤですよ!」
「大丈夫大丈夫、ちょっとの間柱に縛られてるだけの簡単なお仕事だから!」
「何も大丈夫じゃない!!」

特殊技能によるサプライズは参考にならないと思ったネイトレだったとさ。

うまぴょいうまぴょい

≫143二次元好きの匿名さん22/03/24(木) 23:49:18
「…………ほわぁ」

それは、昼の誕生日パーティー──ブラトレ、マベトレに、タイトレやボノトレカレトレ、それから他のトレ―ナー達にその担当まで加えた大規模な──すこし、大きすぎた誕生日会を終えた後のこと。
待っていましたとばかりにカレトレにペアディナーチケットを押し付け……もとい、渡された。今日の夜の予約付きで。
まあとはいえ、せっかく誕生日なのだから、マヤノに「大人」な体験をさせてやりたいと、ディナーに連れて行くことにした。
したのだが……。

「……うわぁ」

目の前にあるのは、この夜空を貫かんとばかりにどこまでも高く伸びたタワー。その最上階でのディナーチケット。まじかと何度かチケットを見直すが、現実は変わらず。
思ったよりガチめに格式高いレストランで少し引いた。あいつバカだろ。

「ト、トレ―ナーちゃ……トレ―ナー!?」
「はいはい。いつも通りで大丈夫だぞ、マヤノ」
「で、でもぉ……」

そう震えるマヤノはドレス姿。すこし大げさじゃないかと思いつつも通した自分を褒めてやりたい。

とりあえず、受付に軽く挨拶をして、チケットを見せる。
まもなく、こちらです、と案内されるも……、その間も、マヤノは緊張したままで。

「わひゃっ!?」
「落ち着けマヤノ、飛行機の音だぞ?」
「で、でもでも……」
「ん~、マヤノには少し早かったか?」
「もーっ! トレ―ナーちゃん!!」

144二次元好きの匿名さん22/03/24(木) 23:49:33
それでも、ちょっと揶揄って──あるいは、焚きつけてやれば、すぐにいつものマヤノになる。
少しは緊張が解れただろうか。そう安心しながら前を歩くマヤノを見守る。
ほどなく最上階に付き、扉が開かれる。

「…………ほわぁ」

一面に広がるシックな装飾で彩られた会場に、窓……というか、ガラスの壁から見えるのは満天の星空と、階下に広がるギラギラとした夜景。ある種のノスタルジックさすら感じさせる光景に思わず目を奪われる。
ちらっとマヤノに目を移せば、浮ついた足で部屋をくるくると回っていた。それから、ボケ―っと夜景を見渡した後、はっと我に返り、俺の方を振り向く。そしてなぜか一礼をした。なんで?

「こ、こんばんはでございますわ!」
「落ち着けマヤノ。たぶんお嬢様エミュなんだろうがそんな口調するお嬢様はいないぞ?」
「うぅ~~!」
「ははっ、変幻自在なマヤノでも、流石にこのレストランには合わせられないかな?」
「トレ―ナーちゃん!!」

ぷんすか、という擬音が聞こえそうなマヤノ。まだだいぶ緊張は残っているが……まあこれは仕方ないかもしれない。
あとついでにどこかで待って下さいまし!待って下さいまし!という声が聞こえた気がした。すまんて。


とりあえずマヤノを落ち着かせて座らせ、自分も席に着くと、すぐに料理が運ばれる。それから、俺の元にはワインが、そしてマヤノの元にはニンジンジュースが注がれる。
香りを楽しみながらそっとマヤノの方を見れば、ちびちびとニンジンジュースを舐めていて、思わず笑ってしまう。
そしてそれに反応して、マヤノはむっとした顔をする。それがまたおかしくて、笑って。

145二次元好きの匿名さん22/03/24(木) 23:49:50
「トレ―ナーちゃん!」
「すまんすまん。ほら、こうやってグラスを……って、これはワインの飲み方か。ニンジンジュースってなるとそうだな──」

少し苦笑しながら、まずは飲み方から教えようとしたが。

「……ワインの、かぁ」
「マヤノ?」

マヤノはふと顔を俯かせて、震えてしまった。

「……教えられる側なんだね、アタシ」
「それは……。そうだな。トレ―ナーだからな、俺は」
「そうじゃなくて、マヤ、まだ子供ってこと」
「……マヤノ」
「うん、少し大人になったって思ったけど、まだまだアタシは子供のまま。この「大人」のお店には、ぜんぜん、ぜんっぜん相応しくない……」

しまった。
顔を俯かせるマヤノに、思わずそんなことない、誰しも最初は知らないものだ、っと声をかけそうになり、はっとして止める。それこそ、今のマヤノにかけてはいけない言葉だろう。
ならそう、例えば────

「ねえ、トレ―ナーちゃん!」

しかし、思案を巡らせるよりも早く。マヤノは顔をさっとあげて。

「アタシ、絶対、ぜーったいに、このお店に相応しい、……ううん、負けないくらい素敵になって」

それはきっと宣言。どうだみたか、まだ子供でも────大人になってるんだって。
フォローなんてされなくても平気だって、ある種子供じみたまま、それでも確かに大人に近づいた、そんな宣言。

「トレ―ナーちゃんもむちゅーになっちゃうような、『大人のオンナ』になってみせるから!」

146二次元好きの匿名さん22/03/24(木) 23:50:06
──その顔は、窓から見える夜景にも負けないくらいの、満天の笑顔。
そして、その瞳は、星空のどんな星よりも眩しく、どこまでも眩しく輝いていた。

……きっとこの娘は、言葉通りかそれ以上に、素敵な女性になるのだろう。

「そうだな、マヤノ」

……思いを馳せるのは、変わった彼らと、変わらない俺。
この騒動の中で、俺達トレ―ナーは変わっていったり、変わっても変わらずにいたり、変わらずとも変わったり……何度も変化してきた。
それでもきっと、この娘達は何も変わらずここにいて、そして変わっていっている。「成長」という形で。

……ふと気付けば、手を伸ばしていた。
なぜだろうと目を向ければ、手の先にはマヤノの頭があって。

「もうーっ、トレ―ナーちゃん~~っ!!」

子供扱いをされたって、そう憤りながらも、それでもどこか気持ちよさそうに目を細めるマヤノの頭を、自分でもわからない心のままに撫で続ける。

その気持ちは、きっと、たぶん──

「きっと、そうなるさ」

そうして、誕生日の夜を2人で過ごす彼らの姿を、レストランの窓から夜空の煌めく中を飛ぶF-14トムキャットだけが優しく見守っていましたとさ。

うまぴょいうまぴょい

≫157二次元好きの匿名さん22/03/25(金) 08:26:53
「じゃーん! どうトレーナー、見える?」
「ええ。見えますよウララ」シレット
「うそー!? トレーナーには見えるの!?」
「特性に比べるとやや地味な服ですね。……どうですか、ウララには見えますか?」
「うぅぅ……ちょっと待ってね……!!」
「ほら、丈もウララにピッタリなパジャマのようですよ」
「ぐぐ、うぬぬぬぬ……! 見えないぃ……!!!」
(……あなたに見えないのならだれにも見えませんよ)
ネタ晴らし後に拗ねたウララだったけど、イチゴ大福でなんとか機嫌を直してもらえた。うまぴょいうまぴょい

≫163二次元好きの匿名さん22/03/25(金) 09:58:34
『昔話談義~裸の王様~』
「おや、何でしょうかバンブーさん……その箱は?」
「えーっと……『正直者にしか見えない服』……らしいっス」
「おや、『裸の王様』の寓話でしょうか」
「王様?え、なんで裸なんっスか?変態?」
「いえいえ、でんまぁくの童話でありかのあんでるせんも著した作品です。周囲に意見をすることのない人ばかりではいずれ手酷い目に合う、転じて自分を全く分かっていない権力者を指し示す言葉でもある……といった具合の物語です」
「具体的に何が起きたんスか?」
「では説明していきましょう。昔あるところに御洒落が好きな王様がいました。彼は大変偉く、周囲に意見できる人がいないほどのものでした。ある時、二人の仕立て屋と名乗るものが街に現れ、「愚か者には見ることのできない布」を作れるといった具合の噂が流れました。珍しいものに興味のある王様は大金を支払い、その仕立て屋に依頼をしました」
「すでにだいぶ胡散臭いっスね!」
「そうですね、果たしてその通り、仕立てている光景を大臣や家来たちが見ても何も見えず、さりとて王様に「あの布は見えない」などと意見することもできず。そのまま仕立て屋の説明するままに王様に服の様子を伝えることしかできませんでした。そして王様も服を身に来たのですが、当然見えません。しかし、家来に見えたのに王様が見えないのであれば「自分は愚か者である」と言うようなものではありませんか。王様もその服を絶賛することになりました」
「うーん……仕方ないといえば仕方ないっスけど詐欺って怖いっスねぇ」
「ええ、バンブーさんも気を付けてくださいね。というわけで完成した……とされた服を着て行進をすることになりました。……無いものを着るというのも不思議なことですが、もしかしたら……全裸だったかもしれません」
「風紀違反っス!」
「当然行進は敢行されたのですが、国民のだれも偉い王様には意見することができません。……しかし、子供が一人叫びだしました」
「ほうほう」
「「あの王様は何にも服を着てないよ!」と。最終的に王様や周囲の国民、そして臣下は「愚か者には見えない服」など無いということに気が付いたのでした、めでたしめでたし」
「めでたくねえっス!」
「つまるところ、王様であれ友人関係であれ、意見を伝えてくれる人はとても重要な人なのです。肯定する人ばかりでは何ともならないということですね」

164二次元好きの匿名さん22/03/25(金) 09:59:10
「ははぁ……いやでもやっぱもっと早く気がついてほしかったっス」
「ですが、人というものはそんなことはないだろうといったところで失敗をしてしまうものです。ましてや、間違いを指摘してくれる人がいなければ猶更の事。だからこそ、友達は大事にしてくださいね、バンブーさん」
「それは当然っス!清く正しく、良い交流を続けることは良い風紀になるっスからね!」
「……ところで、結局その箱は誰に渡されたのですか?」
「ジョーダンがものすごく悩んだ顔しながら「ない服って何?見えないって何?」ってグルグルしてたので預かってきたっス」
「なるほど、後でジョトレさんと一緒に説明してあげませんとね」
その後、説明に四苦八苦しながらもある程度ジョーダンに納得をしてもらえた3人であった。うまぴょいうまぴょい。

≫178二次元好きの匿名さん22/03/25(金) 11:10:48
三、家

 テイトレが勢よく帰って来たのは、ある裏町の小さな家でした。その三つならんだ入口の一番左側に空箱に紫いろのあじさいやアスパラガスが植えてあって小さな二つの窓には日覆いが下りたままになっていました。
「お母さん。いま帰ったよ。工合悪くなかったの。」テイトレは靴をぬぎながら云いました。
「ああ、テイトレ、お仕事がひどかったろう。今日は涼しくてね。わたしはずうっと工合がいいよ。」
 ジョバンニは玄関を上って行きますとジョバンニのお母さんのマルトレがすぐ入口の室に白い巾を被って寝んでいたのでした。テイトレは窓をあけました。
「お母さん。今日は角砂糖を買ってきたよ。牛乳に入れてあげようと思って。」
「ああ、お前さきにおあがり。あたしはまだほしくないんだから。」
「お母さん。フクトレはいつ帰ったの。」
「ああ三時ころ帰ったよ。みんなそこらをしてくれてね。」
「お母さんの牛乳は来ていないんだろうか。」
「来なかったろうかねえ。」
「ぼく行ってとって来よう。」
「あああたしはゆっくりでいいんだからお前さきにおあがり、フクトレがね、にんじんで何かこしらえてそこへ置いて行ったよ。」
「ではぼくたべよう。」
 テイトレは窓のところからにんじんの皿をとってパンといっしょにしばらくむしゃむしゃたべました。
「ねえお母さん。ぼくお父さんはきっと間もなく帰ってくると思うよ。」
「あああたしもそう思う。けれどもおまえはどうしてそう思うの。」
「だって今朝の新聞に今年は北の方の漁は大へんよかったと書いてあったよ。」
「ああだけどねえ、オペトレは漁へ出ていないかもしれない。」
「きっと出ているよ。お父さんが監獄へ入るようなそんな悪いことをした筈がないんだ。この前お父さんが持ってきて学校へ寄贈した巨きな龍の髭だの立髪だの今だってみんな標本室にあるんだ。六年生なんか授業のとき先生がかわるがわる教室へ持って行くよ。一昨年修学旅行で〔以下数文字分空白〕
「オペトレはこの次はおまえにラッコの上着をもってくるといったねえ。」
「みんながぼくにあうとそれを云うよ。ひやかすように云うんだ。」
「おまえに悪口を云うの。」
「うん、けれどもマクトレなんか決して云わない。マクトレはみんながそんなことを云うときは気の毒そうにしているよ。」

179二次元好きの匿名さん22/03/25(金) 11:11:04
「あの人はうちのオペトレとはちょうどおまえたちのように小さいときからのお友達だったそうだよ。」
「ああだからお父さんはぼくをつれてマクトレのうちへもつれて行ったよ。あのころはよかったなあ。ぼくは学校から帰る途中たびたびマクトレのうちに寄った。マクトレのうちにはアルコールラムプで走る汽車があったんだ。レールを七つ組み合せると円くなってそれに電柱や信号標もついていて信号標のあかりは汽車が通るときだけ青くなるようになっていたんだ。いつかアルコールがなくなったとき石油をつかったら、罐がすっかり煤けたよ。」
「そうかねえ。」
「いまも毎朝新聞をまわしに行くよ。けれどもいつでも家中まだしぃんとしているからな。」
「早いからねえ。」
「メカコという犬がいるよ。しっぽがまるで箒のようだ。ぼくが行くと鼻を鳴らしてついてくるよ。ずうっと町の角までついてくる。もっとついてくることもあるよ。今夜はみんなで烏瓜のあかりを川へながしに行くんだって。きっと犬もついて行くよ。」
「そうだ。今晩は性癖のお祭だねえ。」
「うん。ぼく牛乳をとりながら見てくるよ。」
「ああ行っておいで。川へははいらないでね。」
「ああぼく岸から見るだけなんだ。一時間で行ってくるよ。」
「もっと遊んでおいで。マクトレさんと一緒なら心配はないから。」
「ああきっと一緒だよ。お母さん、窓をしめて置こうか。」
「ああ、どうか。もう涼しいからね」
 テイトレは立って窓をしめお皿やパンの袋を片附けると勢よく靴をはいて
「では一時間半で帰ってくるよ。」と云いながら暗い戸口を出ました。

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おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part718【TSトレ】

≫53二次元好きの匿名さん22/03/25(金) 16:22:41
「砂風呂ね…久しく入ってなかったわ」
「砂風呂なら、まだ…」
「思ったより薄い服なのね…」
キタシビリウトレの3人は、温められた砂を前に薄着で立っていた。その周りには黒の會が砂かきを手にスタンバっている。
「とりあえず、寝転がってくれ。」
黒ルドが指し示した場所に寝る3人。星の引力に引かれながらも六つの山は服越しにそそり立っている。
黒カフェの目から徐々に光が失われていくのを尻目に、3人にかけられる砂。5人掛かりだとすぐに顔以外が埋もれた。
「暖かいですね…そういえば、サトトレさんからこの砂風呂を聞いたけど、なんで入らなかったのだろう…」
「あー、サトトレはこういうの無理なのよ。体温が元から高いせいで、暑いのが苦手なのよね。水分補給も欠かせないし」
「サウナとか入れないんだ…思ってるより難儀してるのね。」
程よく体が暖められ、凄い勢いで汗を掻く3人。黒の會は一部は無心になりながら見守る。15分ほど入っていれば
「…んー、すっきりしたわ、いいわねこれ」
「(無言で汗を拭き取る)」
「ふぅ、やっぱり砂風呂はいいわね。さて、今度は私達が砂を掛けるわね。…いいかしら?」
白い湯気が立ってるように見える3人。汗で濡れ張り付いた服が豊満な双峰をくっきり見せる。むわりと広がる匂いと色気。
「なら、お願いしますね」
〜〜⌚〜〜
「暖かいな…」
「砂風呂は初めてですが、凄くいいです…」
「んー…」
「いいですね…」
「寝てしまいそうね…」
各々で違った反応を見せる黒の會。とはいえ全員気持ち良さそうである。一方で砂を掛けてる三人の横に人影が一つ。
「マーベラス☆私も砂掛けるの手伝うよ〜!」「え?構わないけど…」
そういうや否や、マベトレは砂かきで砂をカフェトレの上に掛ける。器用に山を2つその胸の上に作った。
「黒カフェトレお兄ちゃんもこれで巨乳だね!」
「…」
Iカップ3人は無視を決め込み、黒の會も意識と視線を逸らす。黒カフェトレは───内心キレた。
───その後、マベトレはしっかりお仕置きされたらしい。

≫77二次元好きの匿名さん22/03/25(金) 20:47:12
●だんだんと●

「Oh…だいぶ伸びたね」
オベイは自身のトレーナーを見る。
ここ2ヶ月ほど成長痛に悩まされていた彼もとい彼女は、今や18〜20センチほど身長が伸びていた。
「ここまで一気に伸びるとは到底思わなかったよ…しかもまだ関節が痛い」
「あじゃぱ〜。じゃあまだ私が必要ってことね?」
「ああ。頼むよ」
今や160センチほどに身長が伸び、かつてのようなすぽりとオベイに収まる体はどこにもなかった。
「ちょっと残念ね。こう見ると」
「うん。私もベイの体に収まれないのは嫌だなぁ」
そう言ってソファにオベイと行くと、その脚の間に座る。
「However,失礼」
「ちょっ、ベイ?」
脚を回してオベトレを動けないようにし、シャツの裾から手を突っ込む。
「ふむふむ…なるほど…」
「ベイ、手つきがいやらしいぞ?」
下着の上から、吟味するように胸を揉む。
「うん。大きくなってるね」
「はぁ…私はいいけど、次からは事前に言ってくれよ?」
「言えば揉ませてくれるの?」
「ベイだけだからね。特別だよ?」
「もう少し揉むね。ふむふむ…Oh…」
「あんまり強くしないでね?今ここで誰か入ってきたらそれこそ大変だよ」
脚で拘束し、今や服を捲り上げているせいで腹や腰も露わになっている。
「…いつまで揉むの?」
「あと気分」
「…そ」

78二次元好きの匿名さん22/03/25(金) 20:47:31
よいしょ、とタブレット端末を手に取り、次のレースの調査をしていく。たまにオベイに声をかけ、戦術を練り直すのを繰り返していく。
「ここ、直線が勝負だ。グアっといけそう?」
「Nhhh……うん。ちょっと不安」
「そ。じゃあジムの予約入れとくよ?」
「OK」
30分経っても、彼女は揉み続けていた。
「そろそろ、やめてくれない?」
「揉むと大きくなるって書いてあったよ?」
「どこに…?」
背中が少しゾワッとする。まずい、と思い体を捩って彼女から抜け出そうと試みる。
「ちょっとベイ。脚緩めて!」
「No thank you」
緩めるどころかオベトレの体を反転させ、ぎゅっと抱きしめる。
「こうやってハグし合うのも、ジャパンカップ以来じゃない?」
「…ああ。よくやったよ、ベイ。師匠も泣いてた」
「ふふっ。だろうね」
あの熱狂のような歓声は今も思い出せる。ゴールラインを切った後の、あの一瞬世界が無音になったような錯覚。
「……だからって強く抱いていい訳じゃないよ?」
「気のせいきのs「失礼しま…す…」
「「あ」」
部屋に入ってきたのは魔ルドトレ。後ろにはケツカフェも居る。しかしタイミングが悪かった。
「お盛んな最中だったのね。しかしすごい胸ね…」
「誤解です。ベイ、一旦離して」
「救いは…人の心とかは…」
「No.お楽しみはこれからでしょ?My honey?」
「どうしてなんですか…三女神…」
その後、なんとか拘束から抜け出したオベトレは、オベイの脚の間に座りながら魔ルドトレとケツカフェと共に話を楽しんだのだった。
ケツ上は後日、救いはないんですよ…と虚に呟いていたと言う。

≫85二次元好きの匿名さん22/03/25(金) 21:31:28
『2位は●●座のあなた、日頃の努力がついに目に見える形で花開くかも』
『8位は✕✕座のあなた、普段気に求めない小さなミスを引きずってしまうかも』

寮のテレビから朝のニュース番組の恒例コーナーのアナウンスが聞こえてくる。それを聞き流しながら、右耳にも意識をやる。

『8位は◇◇座。他人の失敗に巻き込まれる可能性があります』

右耳にささったイヤホンの先はラジオ。聞こえたことをパソコンのテキストエディタに起こしながら、同じモニタの別ウィンドウを見遣れば。

『2位:☆☆座
チャンスを掴めば大きな感謝が。恐れずに挑戦して』

様々な媒体が、思い思いの結果を垂れ流していく。
視聴率を気にした、その日その日の、価値観さえバラバラな押し付け。
クライアントとのすり合わせすらない超短期リーディングに何の価値があるんだと思いながらも、中々どうして人はほんの僅かでも一喜一憂するのだからつくづく占いというのはバカにできないものだと思う。

そして何を隠そう、俺の担当はそんな一喜一憂が常人のそれより遥かに激しい。
そういうわけで俺の朝の日課にこんな風に結構神経を使うような日課が追加されたわけだ。
ただ最近は慣れてきてさらにながら作業もこなせるようにはなってきたが。

今の所アイツの星座は大体当たり障りのない場所にいる。良い結果だった場合にはパフォーマンスも向上してくれる代わりに数割増しで喧しくなるし調子に乗るのでこのぐらいが一番トレーナーとしては御しやすくもある。
そう思いながらトレーニングメニューを見直していると、テレビの方に意識が向いた。

『さあ、今日の1位はおうし座とふたご座、どちらでしょう!』

占いコーナーの目玉、1位と12位を決定するウマ娘の一キ打ちレースアニメ。ふたご座はアイツの星座。これで12位なんざ引こうものなら1位なんて目じゃないぐらいにだいぶ面倒くさいことになる。
リカバリ案を考えながら眺めていれば、通例通りにピンチになったふたご座ウマ娘が演出とともにおうし座ウマ娘を抜いていった。
愛バの無事に胸を撫で下ろすと、忘れていた事実が頭をよぎる。

つまり俺、12位か。

86二次元好きの匿名さん22/03/25(金) 21:31:55
俺は朝の占いなんて信じちゃいない。それよか自前のタロット1枚引いてリーディングした方が遥かに有意義だ。今日はまだしてないが。
だとしても。だとしても、心底残念そうに最下位を告げられて、はいそうですかと意に介さずを通せるほどに唯我独尊でもないのだ。
結局そんなほんの少しだけ(本当にほんの少しだが)もやついた心のまま学園に赴いた。

いざ学園の中に入ろうとしたその時、俺の担当──フクが息を切らして走ってきた。
1位自慢、ではないだろう。前にも俺が12位を取ったときにもとやかく心配してきた。だが肩で息をするまでに急いでいたのはどういうことか。推察の為に眉が寄るのを自覚していると、フクは掌に握っていたものを見せてきた。
小さなリボンのついた、パステルグリーンの髪留め。
およそこの状況に似つかわしくないアイテムに、さらに眉間のシワを険しくしながらフクの顔に目線を戻せば、そこには自信満々の笑み。

「1位の運勢を込めた、おうし座の今日のラッキーアイテムです!これなら不運にも負けないどころか転じて福とナスの大安売りですよ!」

よくわからん慣用句を無視して再びヘアピンに目を凝らせば、どうやらリボンは元からついているものではないようだ。大方これを誂えていたら遅刻しそうになって走ってきた、といった辺りだろうか。

真実にたどり着いたこちらが適切な言葉を探す一瞬の隙をついて、フクは俺の前髪にヘアピンをセットする。こちらの静止も間に合わず、空になった手をいつものように顔の下に持ってきたフクは満面の笑顔で感想を述べる。

「むふふっ!これぞ本日大吉ヘアスタイル!…っあ〜゛ッ゛!!遅れてしまします!それではまた後で!!!」

嵐のような邂逅を経て。揺られた前髪についた重みを撫ぜてみる。少しばかり落ち着かないが、不思議と邪魔では無かった。


それはそうとタイキトレが五割増しぐらいでダル絡みしてきたのでアイアンクローした。

≫92二次元好きの匿名さん22/03/25(金) 22:28:57
ある日のこと、何時ものシービーのトレーナー相手の大捕り物が終わって、息を切らした彼女が戻ってくる。

「ルドルフ……待った……?」
「いや、気にするほどでもないだろう。少なくとも、待つ時間というものもまた私にとっては有益だ」
「そっかぁ……よかったぁ」

そう何時も通りの笑みを浮かべる彼女は、やはり可愛らしい。

「……あ、そういえば来週、グルトレちゃんとシビトレちゃんとコスメを買いに行くことになって……予めルドルフに伝えておかないとって思って」
「そうか。楽しんで行ってくるといい」
「だね、楽しんでくる……じゃあ、食べよっかお弁当」
「ああ。今日は私の作ったものだから、君の好きなものを入れてある」
「やったぁ!ありがとう、ルドルフ!」
「……どういたしまして、トレーナー君」

慌て、不安がり、笑い、喜ぶ。彼女の表情を見ながら弁当箱を開く。
彼女の好むもの、栄養を考えたもの。それを眺めながら私と彼女は声を揃えてこう言った。

「いただきます」

今日の食事も彼女が喜ぶものだろう、次の食事は私を喜ばせてくれるものだろう。
そう考えながら、彼女が「あーん」とこちらに卵焼きが挟まれた箸を差し出すので、口で受け止めた。
日常は、まだまだ続くのだろう。

≫97二次元好きの匿名さん22/03/25(金) 23:59:59
誕生日に リウトレ
朝になればシリウスに起こされるまでは平常通りなのだが、起きるや否や今日はこれを着ろと紙袋を渡された。今日が何の日かは重々承知ではあるが、前触れも何もなかった行動だった。昨日彼女が寮に帰るときも何もなく、あたしは彼女が帰ったあと今日の下準備をした。料理にケーキ、プレゼントの確認。いつもより少し夜更かしをして今日この日の朝を迎えるつもりだった。彼女から紙袋を受け取り、中身を確認すると服が入っていた。あたしがこっそりプレゼントを用意したように彼女も用意したと言うことだろう。
「ね、ねぇシリウス」
「なんだ?」
「背中、やって」
実際に取り出し、袖を通したはいいがカジュアルなものかと思いきや落ち着きのあるデザインではあるもののパーティードレスのそれだった。恐ろしい程にあたしの今の身体のサイズにあった服はあまりなく、オーダーメイドな気がしてならない。今日はあたしの誕生日ではなく、今あたしの背中のジッパーをあげている彼女の誕生日だ。一体どういうつもりなのだろうか。彼女との付き合いは長いが、こんなことは過去になかった。今年の場合、あたしと彼女の関係に変化があったのもあるのだろう。
「あたし、この格好する意味あるのかしら」
「ああ、あるぜ」
身嗜みを整えたあたしの肩にボレロを羽織らせながら彼女は笑みを浮かべた。まったくとして意図がつかめない。彼女の服装があたしの今着ているそれに合わせたようなものでもないのも気になる。こういうのはしっかり合わせるタイプだと思っていたからだ。
「差し支えないなら答えて貰いたいわね」
「アンタもわかっているだろ、今日は私の誕生日だ」
「そうね、おめでとう」
「私としてもアンタとふたりきり、誰にも邪魔されず良い誕生日にしたい。それで、だ」
いつものようにあたしを横抱きにする。そのまま彼女に連れ出されたが、当然戸締りはしっかりやらせた。何かあったら困る。あたしはどこに連れていかれるのだろうか。あたしも彼女のこれには慣れたものだ。わりと冷静だった。彼女に連れられた先は―――。

98二次元好きの匿名さん22/03/26(土) 00:00:14
「夕方には戻りたいのだけど」
「わかってる」
滑空場。彼女は小型飛行機の免許を持っている。車でちょっとしたドライブ、そんな気軽さで小型飛行機でおでかけということだろう。彼女の服装の意味を察した。あたしの服装に合わせたものは移動先に別途で用意しているのだろう。目の前にある小型飛行機は彼女のもの、見覚えがある。あたしをおろした彼女はあたしの左手を取り、席へとエスコートする。これではまるであたしの誕生日みたいだ。
「シリウス」
「どうした?」
「今日はあんたの誕生日よ?あたしが主役みたいなことされても」
「心配すんな、移動先でいくらでもアンタに祝ってもらう予定だ」
彼女に促されるままに席へと座り、シートベルトをする。彼女が運転席へと座り、小型飛行機は離陸する。飛行機には慣れているものだ。長期休みの際にはお父様とお祖母様のいるイタリアへ帰ることもあるし、彼女との海外遠征もあった。問題は彼女がこれからあたしをどこに連れて行くか、だ。いつもよりも上機嫌な彼女との会話をしていれば、いつの間にか目的地と思われる滑空場へと着陸する。パスポートは持ち合わせていないので国内だろう。小型飛行機を降り、辺りを見渡すと見慣れない土地だった。無人島という訳ではないが、国内にこんなところがあったのだろうか。
「おい」
「わっ……」
彼女に横抱きにされる。こんなところまでする必要はあるのだろうか。
「なんでこんなところまで、って言いたげの顔だな」
「そうよ、だってここにはあたしの事情を知ってる人なんていないでしょ」
「今のアンタは危なっかしいからな。変なところ行かねぇようにしないといけない」
「子供じゃないわよ」
あたしの言葉は彼女に軽く流され、そのまま連れて行かれる。知る人ぞ知るリゾート地なのだろうか、あまり人はいない。海辺に来るとビーチチェアとテーブル、パラソルが見えてきた。彼女はあたしをビーチチェアに座らせるとどこかへ行こうとする。
「ちょっとどこ行くつもり」
「着替えてくるから座ってろ」
「あたしを―――」
彼女の顔がぐっと近付き、互いの鼻が、髪越しに額が触れる。彼女は何も言わずにいつもよりずっと優しくあたしの手を取る。
「……すぐに戻ってきて」

99二次元好きの匿名さん22/03/26(土) 00:00:31
自分らしからぬ発言をした。別に見知らぬ土地だろうと平気だったはずなのに。あたしはひとりでも大丈夫とそう思っていたのに。彼女は緩やかに笑みを浮かべてあたしの頭を撫でた。
「中身までウサギみたいになったか?」
「ウサギって言うな」
誰のせいだと、そういう前に彼女は行ってしまった。ここは少し南にあるのだろうか。小型飛行機で移動する前はこの服装に肌寒さを多少なりとも感じていたが、今はそれがない。ボレロを羽織っていると少し暑いかもしれない程度だ。波の音が心地良い。朝起きてそのままだったから少しお腹が空いた。彼女が戻ってきたら食事になるだろうか。伸びをしつつあたりを見渡す。彼女の家が持ってるプライベートビーチかと思うくらいに人が寄り付かない。3月末という時期的な少なさとは思えなかった。
「少しだけ」
履いていたヒールを脱いで少しだけ歩き、長い尾を海水につけないように手で持ち波打ち際に立つ。エメラルドグリーンの海が広がり、白く泡立った海水があたしの足を撫でる。この海水のように、泡になって消えたらいいのにそう思うこともあった。昔読んだおとぎ話のように、消えていなくなりたいと。前に進むと海水が足首まで浸かる。
「座ってろって言ったよな」
彼女の声と共に、首元に腕がまわる。
「あんたが待たせ過ぎなのよ」
「色々とあってな」
彼女はそう言うとあたしを横抱きにした。今着ているあたしのものと同じデザインの服なのを察したが、それには触れなかった。ヒールをあたしに持たせ、洗い場まで砂浜を歩く。砂や海水を洗い流してからヒールを履く。整えられた道をまたあたしを横抱きにして歩いていくと綺麗な一戸建てにたどり着く。あたしをおろして、自分の家のように入っていく彼女についていく。
「ここあんたのプライベートビーチか何かなの?」
「そんなところだ。ここはビリヤードもできるし、今は私たち以外誰もいない」
リビングに着くと食事が広がっている。彼女の誕生日であることを考慮すると少し地味というかいつものといった感じだ。
「本命はディナー…アンタの料理とケーキだからな。時間的にぼほランチだが、今はこれでいい」
「たいしたものじゃないわよ」
「私はアンタが私の為に作ったってことを重視しているから気にしなくていいぜ」

100二次元好きの匿名さん22/03/26(土) 00:00:47
彼女に促されるままに席に着き、今日初めての食事を済ませる。ここが都内ではないという点以外は特別感のないもの。彼女とビリヤードをすることも、他愛もない会話も、何もかも。
「まだ貰ってなかったな」
「プレゼントなら家よ、戻ったらあげるわ」
「『そっち』じゃねぇ」
彼女はニッと笑みを浮かべてあたしを抱えたまま、ソファーへと倒れ込む。身体を起こそうとするが、彼女の腕が腰に回っている為起き上がれない。あたしの長い横髪が彼女の髪に混ざり、長い尾に彼女の尾が絡む。
「私がアンタに言ったことを、それをして貰いたい」
「え?」
何のことだろうか。彼女があたしに言ったこと、『頼る』だろうか。正直そういう雰囲気ではないことくらいは察している。思い出せない。彼女があたしに何をさせたかったのか。
「思い出せないって感じだな、まぁ無理もないか」
「ええ、悪いけど思い出せないわ」
そう言うと彼女はあたしと契約したての時のトレーニングのことを話し始めた。そんな5年以上前のこと、なんてと思った。でも、あたしはその日のやらかしたことは覚えていた。あたしの判断ミスで彼女のいわゆる選手生命を断たせてしまうところだった。あの日。今思えば、彼女からのアプローチが目に見えて増えたのはこの頃からかもしれない。
「人工呼吸したこと、根に持ってたのね」
「言っただろ?アンタから、私の意識がある時にってな」
「あたしはトレーナーよ」
「今はプライベートだ。それにあの時とは違う」
あたしの頬をそっと撫でる。『好き』という想いを確かめ合うためのキスだなんて、そんなの知らない。不安になる。ここでキスをしてしまったら歯止めが利かなくなってしまうのではないかと。彼女に対し素直になり過ぎて、越えてはいけない一線を越えてしまうのではないかと。この大きな胸で騒ぎ続ける心音をどうにかしたい。

101二次元好きの匿名さん22/03/26(土) 00:01:03
「……シリウス、目つぶって…恥ずかしいから」
「ああ、いいぜ」
彼女のルビーのような瞳が閉じられる。人工呼吸は助けたかった一心で必死でそれだけだったから、キスは簡単じゃなかった。騒ぎ続けている心音が、聞こえてしまうのではないか。顔を少し近付けると胸と胸が大きく重なり合う。身体が近いことなんて慣れているつもりだったのに、キスをする手順に組み込まれるだけで別物のように感じてしまう。
「…誕生日おめでとう、シリウス……愛してるわ」
彼女の唇に唇を重ねる。あたしがトレーナーとして初めて担当した娘、初めて恋し愛した血のつながりの無いヒト。もう、あたしは貴女なしには生きられない。
「5年越しだな」
唇を離すと彼女がそう言った。あたしは彼女を待たせてしまってばかりだ。これからも彼女を待たせてしまうのだろう。
「う、うるさい……」
「次はあと何年待たされるんだろうな」
「つ、ぎ……」
ぼそりと彼女が次の内容を言い、顔に熱が集まる。今にも沸騰してしまいそうだ。
「ハハハッ、そんなに真っ赤にならなくても良いだろ。ヘンなコト言ったわけじゃないぜ?」
「ダメよ、絶っ対に……」
「恋人なのにか?」
「シリウスの将来の為にも、よ……そ、そういうのはあんたが卒業してからにして」
「へぇ…卒業したら良いんだな。それなら待っててやるよ」
あたしに対してだからなのだろうか、こういうことに関しては妙に聞き分けが良い気がする。彼女の腕が緩んだので、起き上がろうとするとキスされる。
「っ……」
「将来の為にキスも慣れておこうな」
このあと、あたしたちは都内にあるあたしの自宅に戻り彼女の誕生日会を続けた。今日は泊っていくと言い出した彼女に振り回されたが、誕生日ということもあり、許した。彼女のスキンシップに過激さが増したような気がしたが、あたしは言葉や態度とは裏腹にそれを受け入れていた。

≫117二次元好きの匿名さん22/03/26(土) 09:32:36
オベトレ「あの、ネイトレさん」
ネイトレ「ん?」
「あれは…何なんですか?」
ネイトレ「あー、オベトレさんは見るの初めてでしたね。あれはね、焼肉風呂といって、日本の伝統文化の1つなんですよ」
オベトレ「…???」
ネイトレ「まぁ、戸惑うのも無理はありませんよ。北欧の方ではサウナでソーセージやらベーコンやらを焼くのは知ってますか?」
オベトレ「は、はい」
ネイトレ「その遠縁です。日本には昔から裸の付き合いって言葉があるようにお風呂は大切なものでした。ですからああやってお風呂でいっしょに焼肉をt痛い!!ネイチャ力強いって!ぶたないでよ!」
ネイチャ「トレーナーさんがオベトレさんに嘘誑かすからでしょ?オベトレさん、ありゃ丸っきりの嘘ですよ。オベイさんもごめんなさいね」
オベトレ「いえいえ。ビックリしましたけど、勉強になる部分もありました。今度、お礼にBBQパーティーでも一緒にしませんか?」
ネイトレ「あっ…いいんですか?」
オベトレ「もちろんですよ。ベイもどう?」
オベイ「喜んで!」

後日、タイキシャトルとタイキトレも参加する大規模なものになったのは、まぁ言うまでもない

≫129二次元好きの匿名さん22/03/26(土) 10:41:45
「トレーナーさんの戯言はともかく、お風呂で飲食といえば定番はお酒ですよね」
「ざ、戯言……」
「えーっと、あなたはもう飲んでいい年? ネイチャ」
「え? あ、いやいやいや! あくまでイメージなんでまだ飲んだことないですよ」
「……でもちょっと憧れるね。雪降る露天風呂で一緒にお酒を飲むっていうの」
「酔いが回りやすいとかであんまり推奨されないらしいですけどね……いつかやってみたいですね」
「それなら、ガスパチョで代用できるかな?」
「ガ、ガスパチョ……」
「ガスパチョなら、ギリギリ……?」
  (二人想像中)
「「……ちょっと違うかも」」
「だよねぇ」


「…………お酒か」
「オゥ……トレーナーさん、遠い目をしてマース……」
「昔はよかった……今の身体も嫌いじゃないけど。いや好きだけど」
「Hmm...シャト、あなたのトレーナーはなんで胸揉みながら落ち込んでるの?」
「聞くもティアーズ、話すもティアーズのストーリーがあるのデース……」
「……ウソね!!」ビシィッ!!
「イェース!!ウソでーす!!」ハイターッチ!!
「うーん無駄に陽気なアメリカン……」

(シャト呼びは牧場ノーザンレイクのTwitterより。陽気仮面のおベイさんならこう呼ぶかもという妄想)

≫137二次元好きの匿名さん22/03/26(土) 11:29:45
自販機とグラトレ(独)

トレセン学園の昼過ぎ
普段ならば野点を開きお茶を嗜んでいる時間だが、今日のグラトレはとある捜し物をしていた。

「私とした事が〜、茶葉を切らすとは〜……」
いつも通りに和菓子を淹れたお茶で頂こうとしていたのだが、うっかり茶葉を切らせてしまったのだ。
とはいえ、和菓子は有るのでお茶を用意出来れば良い話。
「偶にはペットボトルのお茶というのも良いでしょう〜」
そう思い至った俺は自販機を捜しにトレセンをフラフラと歩き始めました。

……1時間後
「おやおや、漸く見付けました〜」
フラフラとトレセンを歩き回り、同じ場所を3回くらい通った気もしますが漸くお目当ての商品……綾マンボが有る自販機を見付けました。
「こちらの綾マンボは〜、急須で淹れた様と謳っていますからね~」
(マンボは鷹じゃなくコンドルデース!!)
(エル。急に叫ばないでください。)
そんな声が聴こえた気もしますが、気にせず綾マンボを買う事にしましょう。

袖口から小銭入れを取り出し……丁度良い額が有りませんでしたので500円玉を入れるべく手に持ちます。
……が
「あ、あら……?」チャリーン…コロコロ
手から500円玉を落としてしまい、そしてそのまま自販機の下へと転がって行ってしまいました。

「あらあら……少々はしたないですが仕方有りませんね~」
1円を粗末に扱う者は1円に泣くと言いますし、それが500円ともなれば大泣きです。
自販機の下を覗き込む為、お尻を突き出しながら顔を地面スレスレまで下げます。
着物が多少汚れますが仕方有りません。

138二次元好きの匿名さん22/03/26(土) 11:30:09
「……? アレは何をやってるデース?」
「自販機の下を覗いているみたいですね~」
そんな、落とした小銭を拾うべく悪戦苦闘しているグラトレに気付いたのはグラスとエル。
ですが、グラトレのお尻しか見えていないので誰かは分かっていない様。
「誰デース?」
「あのお尻は……私のトレーナーさんですね♪」
「……いや、グラス? お尻で誰か判るのはどうかと思いマース……」
「…………あなたに。 あなたに何が分かるというの、エル。 私のトレーナーさんお尻!! 着物以外の服でもトレーナーさんだと判る様になった私の何が──!!」
「顔を見ろ!!」
「っ!!」
……どこかで見た様な茶番を繰り広げながらグラスとエルはグラトレの元へと向かいます。

「え〜っと……トレーナーさん?」
「おや? この声はグラスでしょうか~」
「はい、そうです。 それで、どうされたんでしょうか?」
「実は小銭を落としてしまいまして〜、どうにか拾おうとしている所ですよ~」
そう言って再度小銭を取ろうとし始めたグラトレ、どうにか手で掴もうと頭を動かす度に突き出されたお尻がフリフリと動かされる。

(……待ちなさいグラスワンダー……落ち着くのです)
目の前で動く大きなお尻に思わず喉を鳴らしてしまうが、ここはグッと堪える。
流石に屋外でトレーナーのお尻を触るのは憚られた。
だが盟友は違った様で……
「ケッ……」
「「……ケッ?」」
「ケツデーーース!!」スパーン!!!
「ヒャアアッ!?」
第三の人格が目覚めたエル……もといケツコンドルパサーは、目の前でフリフリと揺れるデッカいケツに我慢出来ずに思いっきりグラトレのお尻を叩いたのでした。

139二次元好きの匿名さん22/03/26(土) 11:30:31
「ヒャゥゥ……」
「エル?」
「……ケッ!? ち、違いマース! 思わずデース!!」
「問答無用! 私は我慢していたのですよ!?」
「私怨も込みデース!?」
一応正気に戻ったエルは逃げ出し、それをグラスは追い始めました。
そしてその場に残されたグラトレは……
「ううっ……500円玉は取れましたが、お尻が少しヒリヒリします……」
叩かれたお尻を擦っているのでした。

うまぴょいうまぴょい


了です。
エルには悪い事をした。
全編通してネタにされている、そしてケツコンドルパサー。
でもケツコンドルパサーに関しては尻を振ってるグラトレが悪い(極論)

後書きもこれにて了です。

≫152二次元好きの匿名さん22/03/26(土) 12:42:08
「ふんふふ~ん、ふんふんふ~ん♪」
今日は幸せな日です。私なんかでも主役になれる記念日。
オペラオーさんにアヤベさん、トップロードさんたちにたくさん誕生日を祝ってもらえました。プレゼントも貰ってしまいました。私は、幸せ者です。
「せっかく皆さんからもらったんだから、大切にしないと…」
皆さんがおめでとうと言ってくれるのが嬉しくて、その場でプレゼントを受け取っていたらちょっと運ぶのが大変な量になってしまいました…。落とさないように気を付けないと。大丈夫。今日の私はお祝いパワーで少し強くなったドトウですから~。
「はうぁ!?」
手元に集中していたら前から来た誰かにぶつかってしまいました。このままでは皆さんからのプレゼントが落ちて…。
「おっと、大丈夫?ドトウ。手伝おうか?」
ぶつかってしまったその人は誰かなどではなくてとても身近な人で。落としそうになった物を支えながら穏やかに、いつものように微笑んでいて。
「と、トレーナーさぁん~!」

「誕生日おめでとう、ドトウ。ごめんね。本当は一番に言ってあげたかったんだけど、遅くなっちゃって」
貰ったプレゼントの半分以上を持って、トレーナーさんは隣を歩いています。私が転ばないように気を付けてもいてくれて。
「そ、そんなことないですぅ~。お祝いを言ってくれるだけで、誕生日を覚えていてくれただけですごく嬉しいので~」
今日のことを話しながら、ゆっくりとトレーナー室へ向かいます。

「着きましたぁ」
「とりあえずここにまとめておこうか。寮に運ぶとき、また手伝うね」
「あ、ありがとうございます~」
「さてと。今から言うのも何か変な感じはするけど…、ドトウは何か欲しいものある?してほしいこととか」
「?」
「せっかくの誕生日だし、俺からも何かしてあげたいなって。なんでもいいよ」
「だ、大丈夫ですぅ。おめでとうを言ってもらえるだけで私はすっごく嬉しいですし、トレーナーさんが側にいてくれるだけでも十分に幸せなので…」
「そ、そう言ってもらえるのは嬉しいけど…。でも遠慮しないでもいいんだよ?ドトウはいつも頑張ってるし俺も助けられてるからさ。俺なんかでもあげられるものがあれば…」
「…うう~ん、えっとぉ…、…あっ」
「一つだけ、あったかもですぅ…」

153二次元好きの匿名さん22/03/26(土) 12:42:35
「…本当に、これだけでいいの?」
「はいぃ、ありがとうございます~!一度着てみたかったんです~!」
俺がいつも着ているでかいコートを着てみたい。ドトウの口から出たお願いはそれだけだった。そんなに興味を持っていたのかと少し意外ではあったけれど、ドトウ本人は目の前でご機嫌に動き回っているのだから悪い気はしない。ドトウが喜んでいるのは何よりも嬉しいことだ。
「背丈はあまり変わらないからサイズ的には多分問題ないと思うけど…。一応気を付けてね。…あまり激しく動くために設計してあるものじゃないから…」
そんな俺の言葉を気にせずドトウははしゃいでいる。
「ふふっ、まるでトレーナーさんになったみたいです。今の私はフルアーマードトウです~!フクキタルさんにも負けません~!」
その時だった。
「ひゃあ!?」
ほぼ全身を覆うコートだ。もちろん裾と足の距離なんてすぐで。ドトウはコートを自分で踏んで体勢を崩した。
「ドトウっ!」
思うよりも先に身体が動いた。とにかくドトウが怪我をしないように…っ!
「うぐっ」
「うぅ…あれ、全然痛くありません…。トレーナーさんのコートはすごいです~!…トレーナーさん?」
ドトウに押しつぶされる形になりながら俺は思い出す。そうだ、このコートは無駄に耐衝撃性能と耐寒性能だけは高かったんだった…。
「だ、大丈夫ですか~?」
「う、うん。平気。ドトウも怪我はない?」
「は、はいぃ。へっちゃらです~」
「失礼しまーすっ!先生いる?あっ、ドトウ先輩!誕生日おめでとう!あれ、なんで先生のコート着てるの!?いいないいなー!」

ちょっとだけ特別な、日常の延長線。
大切な人たちと一緒に、幸せな記念日を過ごせる。
それだけで、私は何よりも嬉しいんです。
だから…いつもありがとうございます。トレーナーさん。
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おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part719【TSトレ】

≫33二次元好きの匿名さん22/03/26(土) 19:32:32
「ペコーペコー」
「親父さん、この子知りませんか?」
「どうしたお嬢……ってそいつは…マズイ!!今すぐ放り投げろ!」
「え?」
「盛るペコー!!」
突如としてトレーナー室を閃光が包み込む。程なくしてそれは収まったが、腕の中にいた謎の生き物は綺麗さっぱり居なくなっていた。
「な、何だったんでしょうか……」
「俺は一回アイツに出会ったことがある。あん時は確かサトトレかタマ小が……す……」
「す?」
「ッスー……お嬢、非常に言いにくいんだが……その……違和感はないか?」
「違和感ですか?そういえば、何か脚が重い……よう……」
自身の足の方を見ると、一気に顔を赤くしてソファに座り込む。
端的に言えば、尻が盛られていた。少なく見積もって10センチは盛られていた。
「……デ……ー……」
「取り敢えずこれかけとけ」
急いでブランケットを渡して、彼女にかけさせる。尻を盛られた弊害か、彼女のスーツのズボンは太ももも尻もパッツパツになっていた。もはやそういうプレイである。
「ちょっと待ってろ……ちょっと待ってろ?」
ウオシスは顔を赤くして俯いており、もはや動ける状態ではない。それに加えてどことは言わないが、破れていた。あとはそういうことである。
「見られてしまいました……うぅぅ……」
部屋をドタバタと慌ただしく出ていった親父は、少し経って戻って来る。傍にはロングスカートを持っていた。
「タイキトレから借りてきたぞ(今度お嬢を貸せと言っていたが……すまねえお嬢)」
「あ、ありがとう……ございます……」
俺は部屋一旦出るから、終わったら言ってくれと部屋を出る親父。そのまま数分を部屋の前で待ち、途中来たウオッカにもそのことを説明する。
「お、おわりまし、た……」
「ウオッカ、先入ってくれ」
「念のためってやつだな。了解っと」

34二次元好きの匿名さん22/03/26(土) 19:32:51
いいぞー、と言う先行したウオッカの呼び声と共に入った。
そこではロンスカの上からでも分かる暴力的なヒップがあった。いや、完全に晒されてないせいで、無意識の想像力が暴れる。
「ご迷惑をおかけして、あの……申し訳……」
「ハイストップ。それよりも今はお礼が先なんじゃねえのか?」
「あっ……ありがとうございます、親父さん」
「おう、気にすんな。それと……すまんな」
そうして再び作業を再開する。ウオッカと親父は次の重賞の作戦を練り、ウオシスがそれを筆記していく。
「ふあぁ……こんくらいか」
「じゃあ今日からはもうちょいスピード伸ばすってことでいいか?」
「おう。今週いっぱいはお嬢が監督に付くだろうから、そこはしっかりな」
「おう!」
「はい。……ところで親父さん、疲れていませんか?」
「え?いや、そんなことは……無いとは……言えんかもな」
ここ最近、あんまり寝れてないなと思う。
「じゃあ親父さん……失礼しますね」
「え?ってうおわ!」
親父はたちまちお姫様抱っこされ、ソファへと移動させられる。
「なあ……なんでこんな強引な手を?」
「えっと、ファイトレ(女)さんから教えてもらったんです。「たまには押すことも重要だよ」って」
「オゥ……」
先日ダストレがウオシスに撃沈されていたのを思い出し、目を閉じると背中にスプリングの感触がする。目を開けると天井とウオシスが見えた。

35二次元好きの匿名さん22/03/26(土) 19:33:15
「……これは?」
「膝枕です。ネイトレさんにこの前教えてもらいました」
この前も一回膝枕をされたが、その時は確か頭にクッションを置いていたはずだが。
「今日はクッションはいりませんね」
「痛くないか?」
「はい。大丈夫ですよ」
後頭部にむっちりした感触がある。筋肉が芯にありつつも、適度な脂肪がむっちりしている。もちもちぷにぷにの太ももだ。
「ゆっくり寝てくださいね。私のことは気にしなくて大丈夫です」
そう囁いて手櫛で髪を梳き、頭を撫でてくる。
「ウオッカさんも、どうですか?」
「俺は……別に……」
「遠慮しなくていいんですよ」
「じ、じゃあ……」
遠慮がちにウオッカも寝転がる。
左手側に親父、右手側にウオッカという体勢で、2人を撫でながら昔どこかで聞いた子守唄を歌う。
2人はその柔らかさと心地よさに5分と意識は持たなかった。
その後3時間ほど眠る2人の頭を撫でるウオシスだった。

脚はまだ治らないままである。

おしまい


以上、ウオシスのふとももSSでした。
息抜きに書きましたが、たまには性癖の正反対のものもいいですね。
タイキトレさんごめんなさい。今度うちのウオシスを1日何でもしていい条件で貸し出しますので。
え?長編?まだ第二部の3分の1ですよ……しかもそれでも半分言ってないんですから……書きたいこと詰め込みまくりやがってこいつはよぉ……

≫72二次元好きの匿名さん22/03/26(土) 22:34:41
「はっ…はっ…はっ…」
前へ。前へ。ひたすら前へ。
夜の暗さに身を任せ。重い体は捨て去って。
時も。明暗も。目指すは一つ。走りのそに、向こう側へ。
「シービー。ストップ」
その声でぱたりとページを閉じられる。
「んー?」
声の方を向く。そこには見慣れた顔が、タオルと水筒を抱えていた。
「やあ、ミズトレーナー。どうしたんだい?」
呼吸を整えて、夜露の芝生の上に寝転ぶ。
呆れ半分の彼女の目の奥には、一体何が浮かぶのか。

「オーバーワーク。流石に走りすぎ」
彼女の顔にタオルを若干乱雑に投げ渡し、ぽんと、寝転んだ顔の隣に、水筒を置く。
「あっはは〜…バレた?」
「当たり前。ほら、帰るよ」
そう言いながらも隣に座りこむ。よっ、と彼女が体を起こし、空を見る。
「こんな寒い中でも、星たちは輝くものだよ。彼らは命を削って輝いているんだ。なら、そんな中に生きるアタシも、こうやって生きていくものじゃない?」
「でもそうは言っても、オーバーワークしていい理由じゃないと思うけど?」
ぎくっ、と強張る彼女を横目に、脚を伸ばして空を見る。夜露がズボンに染みて気持ちが悪い。
「でもさ、トレーナーの中での一等星、宝石はアタシじゃない?」
どやぁ、と擬音のでるような、そんな顔でこっちを見て来る。
「………屁理屈」
「いて」
彼女のつむじあたりに加減してチョップする。
「でも、シービー。貴女は、私1番星だよ」
「…やっぱり狡いね。トレーナー」
ふふっと2人で笑い合う。
そうして立ち上がり、露と芝生とを払い、帰路に着くのだった。

≫86二次元好きの匿名さん22/03/26(土) 23:18:26
「タキトレ先生~。一緒に昼ごはんた、べ……」
「ええ、勿論良いですよ。…どうかしましたか?何か気になることでも…」←棚の下の方を漁るために屈んでいる
「う、ううん。タキトレ先生がこんなことをしているなんて珍しいなぁって」
「普段は皆さんの授業中とかにやっているんですが、今日は今朝から一問題ありましてね。それに対応をしていて気づいたらこんな時間になっちゃいました」
「ふーん、先生も先生で大変だね。……ところで、問題ってタキオンさん関連?」
「いいえ、タキオン絡みならそこまで問題という程にはなりませんから違いますよ……その、秘密にしてくれますか?」
「うん、絶対に秘密にする。タキトレ先生には色々恩があるし、恥ずかしいことの1つや2つ気になんてしないよ」
「ありがとうございます……その、朝起きたらですね。お尻が大きくなってました」
「えっ」
「メジャーで測ったら大体13㎝ほど増えていました。タキオンに聞いても心当たりがなくて今調べてもらってます…」
(ということは、さっきみたのは……)
「どうしましたか?やっぱり、いきなりお尻のことを言うのはデリカシーがなかったですよね…?」
「いやいやタキトレ先生のことなんだし気になんかしないって!それよりホラ、お昼ご飯食べよう!今日は張り切って作って来たからタキトレ先生にも見てよ!」
「え、ええ…」

いつも穏和で優しい先生の、いつもは見られない恥ずかしそうな顔と先ほど見た光景が幻覚ではなかったことをしった彼女は──自分の中で何かが壊れる音がした。

≫94二次元好きの匿名さん22/03/26(土) 23:59:07
日が傾いてきたころ、アタシはトレーナー室を訪れていた。
「トレ公!入るよ!」
「!?」
中からバタバタと何かを片付ける音が聞こえる。
「ちょっと待ってて!」
またトレ公はこの部屋で朝を迎えたのか?
……今日はそんなわけないか。
昨夜は今夜の誕生日会のために、寮の子に協力していたようだし。
ガチャッ。ドアが開き、ばつの悪そうなトレ公が出迎えた。
「……お待たせ。誕生日おめでとう!」

「はい、プレゼント」
トレ公は綺麗に包装された細長い箱を手渡してきた。
「中身は包丁だよ!今使ってるやつの切れ味が悪いって聞いたから」
「ありがとよ、トレ公!」
「美浦寮の子たちが誕生日会を開くみたいだから、今年はプレゼントだけだよ。さぁ、皆のとこに早く行ってあげな」
「なんで追い出すのさ!トレ公!?」
「さぁさぁ、早く行きなよ。皆待ってるよ」
さては何か隠してるな。サプライズ……、いや単にバレたくないといった様子だ。今度は何をやらかしたんだ。

95二次元好きの匿名さん22/03/26(土) 23:59:58
「……そこの本棚」
「!?」
本棚の一部だけ、前にせり出していた。本の後ろに何か隠したな。トレーナー室に入る前にバタバタとしてたのはそれか。
「……何のことやら?」
「トレ公、観念しな」
そこには、予想に反して不器用に包装された箱があった。この包み方には見覚えがあった。トレ公の包み方だ。
「これは、その……」
「トレ公、開けて良いかい?」
「……うん」
これはブレスレット?
「えっと、プレゼントとして自分の尻尾の毛でアクセサリーを作ることがあるって、他のトレーナーから聞いたから」
トレ公の顔が夕日で赤く染まる。
「何とか今日に間に合ったけど、ちょっと不格好になっちゃって……。だから渡すのが恥ずかしくなって……」
「それで直前に隠したと」
「……うん」
「……トレ公はこれを送る意味を知っているのかい?」
「確か、親愛の証?」
「…………まぁ、だいたいそんな意味だ。よくできてるよ、付けて良いかい?」
トレ公はぱっと顔を輝かし、こくりとうなずいた。
「ありがと。うれしいよ。……それと、他の奴には渡すんじゃないよ」
トレ公はアタシの何だから
「? 分かった」
夕日は2人を赤く染め上げていた。

96二次元好きの匿名さん22/03/27(日) 00:00:55
寮の誕生日会にて
「姐さん、味どうですか?」
「美味しいよ。特にこれとか好きな味付けだよ」

「あれ、ヒシトレさんが作った奴だよね」
「姐さんが着けてるブレスレットって、もしかして」

ぎりぎりになってしまった。この画像は好きな奴。

≫100二次元好きの匿名さん22/03/27(日) 00:10:46
今日と言うこの日に オグトレ
タマたちと別れ、トレーナー室へと向かう。
「せやねー兄(にぃ)としてはどうしたいん?」
「そうだな…」
ドア越しに聞こえる声。ひとりは女性、恐らく最近ウマ娘化したタマのトレーナーだ。トレーナーのことを兄と慕うのは彼女くらいだ。何か相談だろうか。入っていいか少し悩んだが、今日はトレーニングもある。時間に遅れたくはないので、少し気が引けるが入ることにした。
―――コンコン。
ノックをして入る。タマのトレーナーが少しハッとしたような気がしたが気にせずにトレーナー室の奥へと進む。
「オグリン、こんにちは」
「こんにちは、どうしてタマのトレーナーが?」
「ああ、それは私が呼んでな。彼女に相談を受けて貰っていたんだ」
相談、なんだろうか。気になりはしたが、私が聞いていいものか判断に困るので保留することにした。
「あれ、もしかしてこの後トレーニング?ごめん兄…うち行くね」
「済まなかったな、長い時間相談に付き合わせて」
慌てた様子でタマのトレーナーはトレーナー室を出た。
「そんな顔をするな、オグリ…お前さんの心配しているようなことはない」
「私は心配なんてしてないぞ」
「それなら、俺の三つ編みをいじるのをやめることだな」
「トレーナー」
「料理のことを聞いていただけだ」
「トレーナーが?」
正直驚いた。トレーナーの料理はとても美味しいのに、まだ美味しくなろうとしているのだろうか。それはとてもいい、そう思っていると腹の虫が泣いた。
「ははは、腹が減るなら元気ってことだな。トレーニング前に、とおにぎりを用意している」
「すまない……」
トレーナーからおにぎりを受け取り、ほおばる。トレーナー特製のおにぎりだ。私用に一般的なものより少し大きい。中には様々な具があり、飽きない。
「俺もオグリがもっと速くなりたいと思うように、料理がうまくなりたいんだ」
「トレーナーのご飯がもっと美味しくなるのか?」
「そうだな。彼女に話を聞いていたのは、彼女が薬膳料理に関する知識が多いからだ。俺の料理とはベクトルが違うからな」
様々な視点から知識を得て、それを自分の武器にしたい。そうトレーナーは話した。私がおにぎりを食べ終えると、その日のトレーニングが始まった。

101二次元好きの匿名さん22/03/27(日) 00:10:59
翌日。
昨日はあまりトレーニングに集中できなかった気がした。タマが珍しく私に何も告げずに部屋を出ていった。制服に着替え、トレーナー室へと向かった。トレーナー室のドア越しからいい匂いがする。トレーナーの手料理だとは思うがこんなにわかるものだろうか。
「トレ―――」
―――パパパッ!!
トレーナー室に入った瞬間、クラッカー音が響き渡る。
「オグリ、誕生日おめでとう」
「おめっとさん、オグリ」
「オグリンおめでとーございまーす!!」
トレーナーとタマ、そのトレーナーがいた。今日は私の誕生日だ。昨日タマのトレーナーが来ていたのもきっとこのために色々と話をしていたのだろう。トレーナー室にはいつも使っているテーブルの他に折りたたみ式のものが出ていた。たこ焼き器やたくさんの料理、大きなケーキが並んでいた。
「トレーナー、みんな…」
「さぁ食べてくれ。3人でお前さんの為に用意したものだ」
「粉ものはうちらでやったんやでー。ね!タマモ」
「せやで」
このふたりが準備したということは、たこ焼きやお好み焼きは関西風や本場の味だ。タマの作るたこ焼きはとても美味しいし、タマのトレーナーも料理がすごくできる。
「ありがとう、いただきます」
4人でにぎやかなパーティーを楽しんだ。あたたかくて美味しいご飯に、甘くて美味しいケーキ。頬が甘くとろけてしまう。あっという間に食べ終えてしまった。

102二次元好きの匿名さん22/03/27(日) 00:11:11
「オグリ」
パーティーが終わり、トレーナー室がいつものようすに戻った。タマやそのトレーナーも自分たちのトレーナー室へと戻るとトレーナーが話しかけてきた。
「どうした?トレーナー」
「お前さんにこれを渡そうと思ってな」
小さい紙袋をトレーナーから受け取る。いつもより少し照れくさそうにしているトレーナーが珍しくて頬が緩んだ。
「ネイルオイルというものでな」
「ネイルオイル?」
「お前さん、爪を綺麗に切るのが上手いだろ?どうせならそういうのも使いな」
「…使い方を知らないんだが」
紙袋からその中身であるネイルオイルを取り出し、トレーナーに差し出す。可愛らしいデザインの瓶だ。透明なマニキュアみたいだ。
「本当は手を洗ったりした時のがいいが、使い方を教えるだけだしな…手を出してくれ」
「こうか?」
手の甲を上にしてトレーナーに手を差し出すと蓋と一体になっている筆でオイルをとった。
「余りつけ過ぎるとベタベタになるから気をつけるんだぞ」
「わ、わかった……」
私の手を取り、爪一枚一枚丁寧に塗っていく。わずかだが優しいというかふんわりとした香りがする。トレーナーは男性だが、ウマ娘になる前からこういう細かいところに詳しい気がする。ウマ娘化前は気にならなかったが、ウマ娘化したあとだと気になってしまったのはなぜだろうか。
「…よし、まぁこんな感じに塗るんだ。1日何回でもいいが寝る前だけとかでもいい」
「なるほど…」
トレーナーから瓶を受け取り、紙袋へとしまう。そのあともトレーナーはいろいろと話していたが私はトレーナーが触っていた手が気になって仕方なかった。

≫108二次元好きの匿名さん22/03/27(日) 01:06:15
『ふたりのB~私とわたしの誕生日~』
(……正確なわたしの誕生日っていつなんでしょうね)
「双子だってんならベガと一緒でいいでしょ」
3月に入ってから頭の中でアルが少々そわそわしていたので聞いてみたんだけど、そういえば魂の存在の誕生日ってどうなんでしょうねって話。ウオトレんところの親父さんも大概な気もするけど、私もそうそう人のこと言えた状態じゃないわ。
ちなみに今は頭の中で向き合うって感覚なんだろうか、人から見れば独り言しゃべってるみたいに見えるかもしれない。まあここは自分の家なんで別に誰かにみられるわけじゃないけど。
「で、どうするの?何か食べたいものある?」
(えっ、いいんですか?っていうか、ベガトレさんはどうするんですか?)
ぐるぐる悩んでるアルは可愛い。夢の中でしか頭を撫でられんのだから、そこだけは面倒よねぇ。
「どうするもなにも、一日ずっとってわけじゃないけど誕生日はゆっくり二人で過ごしていいんじゃないのー?まあ私は奥に引っ込んでるだけなんだけど」
(……あくまでもベガトレさんの体を間借りさせてもらってる身なので、そこまでは……)
「はい、アルちゃん。あなたは何?」
こういう時にちょっと卑屈になるのは何というか、やっぱり姉妹なんだなって思うのよね。
(何……っていうと……ウマ娘……でいいんですか……?)
「じゃあ私はトレーナーよ?トレーナーならウマ娘は大事な存在なのよ。それが担当の姉妹ってなら猶更ね」
(……ありがとうございます。じゃあ、お言葉に甘えさせてもらいますね)
控えめにだけど、笑ってくれた。ならこれでいいのよ、これで。

当日になったら私は脇役、主役はこの子たち。ちなみに奥に引っ込んでる時の感覚としては、ふわっとした空間でモニター見てる感じ。モニター越しに外が見える……とか……そういう?言っててもわかんないわね、そもそも誰に話してるのよ私は。
「美味しいわね……」
「うん、とっても美味しい。やっぱり新鮮なおさかなって美味しいね」
鮮魚を取り扱っているちょい高めの料亭を予約して、個室で二人ゆっくりと楽しむ。アルのチョイスだけど、ベガも喜んでるようでなにより。
一応味も私の口に伝わってくるので、ダイレクトに食べてる!って感じじゃあないけどしっかり値段分は味わえるのよね。
「ねぇ、お姉ちゃん」
「……何?アル」
ふと、アルがベガに尋ねる。

109二次元好きの匿名さん22/03/27(日) 01:07:03
「わたし、実はちょっと負い目があったんだ」
「……うん」
「結局わたしがここにいるのって、ベガトレさんが許してくれてるからだって。本当なら、わたしはここにいていい存在なわけじゃないんだって……」
「……うん」
「でもね、お姉ちゃんが喜んでくれて、ベガトレさんも喜んでくれて……それ以外にも、ネイトレさんやブラトレさん、ウオトレさんたちやほかにもいろんな人がいっぱいいて、わたしがいることを喜んでくれて。そうしてやっと、わたしがここにいてもいいんだ、って思えて」
「そうね……」
「だから……ほんとに……ありがとうって、みんなに伝えたい。それがわたしがここにいる理由で、もっと生きていく理由」
「……そうね。私も……あなたがこういう形だとしても、また私の前に現れてくれてよかったわ」
「……うん、うんっ」
あー。私もちょっと目頭が熱くなってきたわ。でもちょっとこういう空気ばっかりってのも誕生日にゃふさわしくないと思うのよ。
「え?あっ──はい、入れ替わったわ」
「あ、トレーナー……」
スイッと入れ替わる。これも他人にはよくわからない感覚だと思う。まあ……説明しづらいけど走ってる途中の自転車の乗り換えみたいなもんよ。
「まあまあまあまあ、アルちゃんがここにいる、私がこうやって普通に生活してる、ベガが笑ってる、それでいいの。難しい理由なんていらんのよ」
同居人がハッキリ出てくるようになったことと耳としっぽが生えたくらいで、私は別に苦労してない。だからこそ、二人には難しく考えてほしくない……っていうのは傲慢かしら?
「……ふふっ、本当にトレーナーって……不思議な人」
「じゃあ、不思議ついでだけどベガにプレゼント。ほい」
バッグの中から小さめの長方形の箱を取り出して、ベガの目の前に置く。
「……これは?開けてみてもいいかしら?」
「良いわよ、そのために渡したんだからね」
包みを丁寧に開けていけば、そこには夜空の色のような万年筆が入っている。
「もしかしたらこれからまた別の道を歩むかもしれないけど、そういうものはいつどんな時でも使えるからね。馴染ませるためにも長く使い続けるといいわよ」
「……前、別に特別なものなんて要らない、あなたにとっては特別でもなんでもない日なんだから、なんてことを言ったような気がするけど……」
「言ってたわね。その時はいいからいいからってケーキ押し付けたけど」

110二次元好きの匿名さん22/03/27(日) 01:07:16
「……ちょっと、嬉しいわ。ありがとう、トレーナー。大事にするわ」
ちょっと、とは言いつつも笑顔を見せてくれるベガ。これを選んでよかった。
「こちらこそありがとうね、ベガ。私の夢を叶えてくれて」
「夢?別に私はなにも……」
「まあ、そういうもんなのよ。さてまた私は引っ込むからアルちゃんと仲良くね」
そうしてまた、入れ替わる。これもこの姿になってから何度繰り返したことだろう。
別の人格と入れ替わる。別の人格はもともと別の存在である。
それが今でも破綻なく続いているのは、星の導きか、神の手助けか。
そんなことは割とどうでもいいのよ。今私がこうして生きているだけで、この二人が笑顔になるのなら。

私が叶えさせてもらった、大きな夢の分をお返しするようなもんなのよね。

≫126二次元好きの匿名さん22/03/27(日) 09:32:42
「…むぅ…」
珍しくスカート姿で歩いているのはファイトレ(女)。その顔はやや疲れ気味な表情で、彼女の心労を伺わせる。
(またいつものか、だが…尻と太腿が大きくなったせいでいつものスボンがきついのは面倒な話だな…)
元々鍛え上げて引き締められた身体であり、故に服装はゆとりをもたせなくて良かったのだが、今回はそれが裏目に出た。
さて、そんな彼女の脚だが、いつもの奥の筋肉による程よいかたさがむっちりとした柔らかみのあるものに変化している。
(私の素肌なぞ、あまり見せるものではないのだろうがな…)
当然、スパッツとかも入らず生足を担当の勝負服同様見せつける構図となり、割とファイ女からすれば気にせざるを得ない。
「…あ、ファイトレ(女)さんこんにちは。スカート姿なのは珍しいですね」
「こんにちはウオトレ(女)。ああ、少し…ね。それより貴女もいつもより下の方が太くなっているように見えるが」
「えっ、分かるんですか?実は…」
「大丈夫だ、恐らく私も同じ状態だし言わなくてもいい。…とりあえずここで話そうか。」
そう言ってトレーナー室に招き入れる。ドアの鍵を閉めてしまえば彼女達だけの密室の出来上がりだ。そして…
「…それで、ギムレットとウオッカを寝かしてつけみたのか。ふ…二人もよく眠れたことだろうよ。」
…事の顛末を聞いたファイ女は笑みを浮かべ、ウオシスもまた嬉しそうな表情をしていた。ふとウオシスは
「でも、今のファイトレさんの足、凄くむちむちですよね。それに、白い綺麗な肌ですし。」
「…素肌なんて、普段から見せても荒れるだけだろう。それに、私は肌を外気に晒すのは性に合わないからな。だが…」
ウオシスを手招きすると横に座らせ、腕を回してそのふとももに頭を乗せる。ついでにお腹に側頭部を当てさせた。
「…少しその耳が気になってな。軽く揉みほぐすついでに掃除もしてあげようかと思ったのだが。…いいだろうか?」
「あ…なら、お願いしますね!」

127二次元好きの匿名さん22/03/27(日) 09:33:12
笑顔で受けたウオシスを少しだけ見つめると、何処からか取り出した耳かきとちり紙を手に覗き込む。
本人曰く無駄な贅肉と称したムチムチのふとももと、上が多いせいで分からないが十分に大きな胸に挟まれて
(圧はあるけど、柔らかいです…先でこすられて…耳がくすぐったい…)
「ふむ…思ったよりは手入れされてるな。…早いが後は梵天で取るか。」
「っ…くすぐったいです…」
「すまない、暫くふわふわの感触を楽しんでてくれ。」
くるくると回し、落ちた耳垢やら何やらを絡め取る。何回か繰り返せばすっかり綺麗になった。
「さて、後は本命の揉みほぐしだ。落ち着かせて血流をよく出来る代物でな、私みたいな素人でも十分に出来る。」
言うや否や、ウオトレ(女)のウマ耳をゆっくりと揉むファイトレ(女)。程よい力加減が耳から脳へと快楽信号を送る。
「自分一人でも出来る手法でな、休憩時間にやっておくと疲労の抑制にもなって便利なんだ。…気持ちいいかい?」
「はい…」
「ふふ…なら良かった。暫く私はこの部屋で待つ用があってな。その間の暇つぶしにならやっていて構わないよ。」
遠回しにまだ離れなくていいと伝えるファイ女。その意図を汲み取ったウオシスは暫く満喫していたそうな。

短文失礼しました
昨日のssより下半身がムチムチになったウオシスとファイトレ(女)とで一つ。中性的な女性のスカート姿は健康に良い。
このまま行くとファイトレ(女)がウオシスをイケ女にしてしまいそうですな。170cmトリオがイケメングループになる日も近い。
???「ファインには耳を揉んでやらないか、だと?…私の大して上手くもない腕ではやらんよ。やるなら丁寧にしたいから…」

≫131二次元好きの匿名さん22/03/27(日) 10:17:20
「ペコォ~ペコォ~モルペコォ~」
「……なんだこいつ」
マルトレがウマ娘化トレーナー用の更衣室(男性トレーナー女性トレーナー双方からの保護の為)の段ボール箱に謎の生物が収まっていた。
「ぬいぐるみ……じゃないなあったかい」
触ってみればぬいぐるみではなく生物としてのぬくもりがある。見たことない奇怪な生き物だったがなんとなく犬か猫っぽい何かであると仮定してマルトレはどうするか悩んだ。
「……首輪無いし保健所か?」
噛む様子もなく、持ち上げてみれば毛並みもいい。トレーナーにこんな感じの生物を飼っていて、そのうえで更衣室に置いていくような非常識なヤツはいないとマルトレは思うので悩んだ。
「ペコォ!? モレヌペコォ!?」
マルトレに抱えられた謎の生物はなぜか驚愕している。

132二次元好きの匿名さん22/03/27(日) 10:17:29
「どうしたのマルトレ」「ああ、スズトレ。なんか捨て謎生物がいて」
「変な色してるね。でも心音もするし……見た目はぬいぐるみ……フクトレか黒カフェトレを呼んだ方がいい気がする」
「どっちかというとフジトレじゃね? ムカデも手懐けられるならこの謎生物も行けるでしょってウワッ暴れるなよどうした急に!」
マルトレに抱きかかえられていた謎生物が暴れて飛び出しスズトレの頭にくっついた。スズトレのポニーテールの根本を座る場所にしているような形である。
「なんか収まりがいいなスズトレ」
「……思ったより重いんだけれど」「わかる。ウマ娘になってなかったらキツそうだよな」
「……待ってなんだか胸が苦しい」「えっ大丈夫か謎生物アレルギーかスズト……」
その時マルトレは気付く。なんかスズトレのトレーナー服のワイシャツが突っ張っている。
「盛 る ペ コ」
バツン、とスズトレの胸の第三ボタンがはじけ飛び高速でマルトレの額に直撃した。
「イッタイ↑ウグアァ↓ァァァ↑ァ!?」
「嘘でしょ!?」
咄嗟にはじけた所を隠すスズトレは内側のブラごと破綻していることに気付く。頭から飛び降りた謎生物を追いかけようとして躓き重心バランスに違和感を感じた。なんか胸が増量されている。あとスカートまで張っている。足まで何故か太くされたということだ。つまりアレはフクトレの領分の存在。
「マルトレ急いでフクトレに電話を!」
「え……うん……」
赤くなった額を撫でながら涙目でマルトレは電話を取り出す。
『どうしたマルトレ』
「もしもしフクトレ? なんか謎生物がスズトレにくっついたらスズトレが太った」
『は?』
「言い方」
「だからスズトレがなんか変な生物に触られてブラジャーぶっ壊れて今しゃがもうとしてスカート繊維の異音を感じ取ってしゃがむにしゃがめない状況になってんの!」「言い方!」
『え? つまり怪異的な奴か?』
「うん」
『わかった対処するからしばらく安全なところに避難してお『ペコ』うわああああああああ!?』
電話の向こうから悲鳴が聞こえてマルトレはスズトレの方を悟った目で見た。
「……経験則から言って二日くらいすれば戻るか?」
「二日このままはいや……」
大暴れした謎生物は血涙を流した黒カフェトレがパンチをするとかわいらしいゴールデンハムスターに戻り学園で保護されることとなったとさ
~完~

≫151二次元好きの匿名さん22/03/27(日) 10:58:52
サトトレ「この子は?」
イクトレ『外でついてきた』
黒メブ「嫌な予感が…」
小タマ「もふもふ…」
ブルトレ「脱走…ですかね?」
盛るペコ「盛るペコーーー!!!」


サトトレ「………え?」160-90-55-90
イクトレ「……!!!ソロモンよ!私は帰ってきた!」170-80-60-95
黒メブ「変わらない……」
ブルトレ「え…?ええええ!?!?」140-80-55-90
小タマ「や、やだ…もどして…」180-80-60-90

しゃい☆

≫164二次元好きの匿名さん22/03/27(日) 14:24:43
「盛る……ペコ!!」
「タスキまで着けて誰を盛るペコ?」
「……グラトレ(独)を盛るペコ」
「死ぬ気ペコ……?」
「それでも盛るペコ……でも、きっと帰れないペコ」
「盛った瞬間切り捨てられるペコ、悪・即・斬されるペコ」
「盛るペコは止められないペコ、盛るペコは皆の願いペコ」
「盛るペコ…………行くペコ」
「盛るペコ!?」
「一人より二人ペコ、二人で胸と尻を盛るペコ」
「百人力ペコ、二人で胸と尻を盛るペコ」

「「さあ!……盛るペコ! 盛るペコ! ……胸を盛るペコ!! 尻を盛るペコ!! ……いざ行かん、死地へ盛るペコ!!!」」

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おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part720【TSトレ】

≫16チヨトレIF22/03/27(日) 18:15:03
「トレーナーさん、レースに出てみませんか?」

ある日、たずなさんにそんなことを言われた。確かにウマ娘化したトレーナーの何人かは実際にデビューしていると聞く。私は特に葛藤もなくOKサインを出した。直にレースを走ってデータ収集するのも良いと感じていたからだ。そして何より、初めて走った時の高揚感が忘れられない。今まで取り憑いていた彼女達も落ち着いた時期だったし、頃合いだと思った。
出走までは意外とすんなり進んだ。既に前例が複数あったのもあるだろう。チヨノオーさんや既にデビューしていた友人の手を借りながら、準備は順調に進んでいった。一番悩んだのは登録名と勝負服だろうか。世間に触れるものであるのだから、しっかりしたものにしたい。さんざん悩みきった果てにようやく決める事ができた。
今までチヨノオーさん達とトレーニングしていたのが功を奏したのか、メイクデビューから条件戦はとんとん拍子で進むことができた。そこまで来て感じたのは、やはりトレーナーでは感じれない競技者特有の感覚があることだ。例えば、レース前のひりついた空気感であったり、ファンの声援であったり、勝利したときの歓喜であったり。それらはとにかく新鮮で、ウマ娘にならなければ味わえなかったものだろう。
そんな風に胸を躍らせながら出走することしばし。私は重賞を勝利し、遂にGⅠも挑戦する機会を得た。
ジュニア級の最後を締めくくるGⅠ「ホープフルステークス」である。

ワアアアア―――――!!!

『さて、堂々の一番人気です!!ホシノハナワキテ!!』

地下バ道から出ると、耳鳴りがするような歓声がする。最高格のレースだけあり、会場から発せられる歓声も今までのレースとは比較にならない。チヨノオーさん達もこれだけの環境で走っていたのかと感心する。
芝の感触を確かめていると、観客席から私を呼ぶ声がした。今日は私のトレーナーとしての立場でやってきているチヨノオーさんだ。話した内容は、レースの情報の復習と今日の立ち回りについて。時間はごくわずか。これまで積み上げてきた準備期間に比べれば取るに足らないかもしれない。でも―――

「せっかくのGⅠ、楽しんできてください!」

「そうですね、行ってきます」

そんなちっぽけなエールが、私に勇気を与えてくれる。

17チヨトレIF22/03/27(日) 18:15:33
『全ウマ娘ゲートに収まりまして―――第■■回ホープフルステークス、スタートです!』

スタートは悪くない。最初の直線は先頭からやや中段の位置を走る。
最初の立ち回りは事前に決めていた。中山レース場の芝2000mは、スタート位置の都合上1コーナーまで405mの直線が続くため先行争いが起こりやすいコースだ。が、ここは無理に争う必要はない。このコースでは二度の坂越えをする必要があるためスタミナも求められる。終盤で長くいい末脚をつかうのであれば、若干抑えつつ3~6番手辺りを追走し、最後好位置を取れるような位置取りを心がけるのが良いだろう。
一コーナーを超えて向こう正面へ。向こう正面から三コーナーへ。ペースとしては早くも遅くもない澱みのない流れ。私はじわじわと位置をあげて先頭から4番手に浮上。脚はまだ十分残っている。仕掛けるのはここからだ。レースは4コーナーを過ぎ最終直線へ差し掛かる。

「ここ!!」

残り300m。ズンッ!!と芝を踏みしめる脚に力を込める。あとは残りの力を総動員し、前方のウマ娘を抜き去るだけだ。地面からの反発を受けて弾丸のように飛び出す私。周りより一回り速い速度で早々に先頭に飛び出した。最後の急坂が待ち構えるが、余ったスタミナにより速度を若干落とす程度にとどまった。坂さえ超えれば後は不安要素はない。

『ホシノ抜けた!!一着ゴールイン!!!』

ゴール板を通過した直後、地鳴りのような大歓声が私を出迎えた。じわじわと勝ったという実感が湧いてくる。滴る汗も、気力を使い果たして憔悴した体も、何故かとても気持ちよかった。これが、数千人のウマ娘の中でごくわずかしか見ることのできない光景。

「これが、頂の景色」

多分この光景は、一生の宝になるだろう。

≫73二次元好きの匿名さん22/03/27(日) 22:14:28
ロブロイの誕生日
カチッ、カチッ……
静寂に包まれた室内、時計の音だけが少しずつ日付が変わることを告げている。
隣には私の担当ウマ娘であり、物語を紡ぎ続けてきた英雄の姿。

カチッ、カチッ……

そんな彼女にとって特別な日が少しずつ歩み寄ってくる。
あと少し、あと少し、彼女以上に楽しみにしている自分がいる。

カチッ、カチッ……

あと数秒なのに、その数秒がとても遠く感じられてくる。
まるで時計の針はかつての私のよう
彼女よりも大きかった私が早くあなたに逢いたくて歩み寄るように
早く、早く、あなたにこの言葉を告げたくて……

カチッ……

「ロブロイ、誕生日おめでとう」
「はい、トレーナーさん、ありがとうございます」

時計の針が、彼女と私が一つになる。
その時と同時に彼女にその言葉を告げる。
そう、今日は彼女の生まれた日なのですから……。

75二次元好きの匿名さん22/03/27(日) 22:14:57
「ふふ、日付が変わると同時に誕生日を祝われるのもなんだか不思議ですね」
「ええ、そうかもしれませんね。やはりいつもであれば朝にお祝いしてもらっていたのですか」
「はい!朝起きたらお母さんが『誕生日おめでとう、ロブロイちゃん』って言っていつもお祝いしてくれていたんです」

日付が変わってロブロイがまた一つ成長してからも一緒に同じ時を刻む。
明日、いえ今日はトレーニングは休みにしていることもあり、いつもよりも少し夜ふかししても問題ないようにはしている。
それもあって今は彼女にとって大切な誕生日を二人で過ごしていく。
誕生日パーティはまたライスたちが準備していることもあり、きっと朝になれば多くの人から誕生日を祝われることであろう。
だから、今この瞬間だけは、彼女を少しだけ、独り占めしたかったのだ。

「そうですね、ロブロイ、実は誕生日プレゼントがありまして……」
「本当ですか!ありがとうございます、トレーナーさん。あの、開けてもいいでしょうか?」
「ふふ、ええ、ぜひ開けてみてください」

今日の誕生日のために用意したプレゼント。可愛らしくラッピングされた包みを彼女に手渡す。
受け取った彼女は嬉しそうにほほえみながら丁寧に包みをほどいていく。
きっと彼女なら喜んでくれると思えるが、同時に彼女が受け取ってくれるだろうか、重く感じられないだろうか、という思いもまた、心のなかで主張している。
そんな思いをいだきながら、彼女がその包みを開くとそこには……

76二次元好きの匿名さん22/03/27(日) 22:15:23
「これは、本、でしょうか?でも中は真っ白なページで……」
「ええ、これはこれから紡いでいくあなたの物語の書物ですね」
「あ……、もしかして、トレーナーさん、一緒に書いていた本が書ききったから……」

包みの中にあったのは、表紙に彼女の勝負服の帽子と本が描かれた一冊の本であった。
私はロブロイと一緒に物語を紡いでいる。彼女と担当になってから彼女のレースなどの戦いの舞台から、何気ない日常、友人たちと過ごす日々をまとめて一つの物語にして紡いできた。
それをずっと続けてきたため、ちょうど昨日、また一つすべてのページが埋まったのであった。
また買わないといけませんね、といっていたが、だいたい誕生日の日にちょうど埋まることが予想できていたこともあり、今回のプレゼントに選んだのである。

「ええ、ロブロイ。これまでも一緒に物語を紡いできましたが、これからもまた、一緒に物語を紡いでいきましょうね」
「トレーナーさん……はい、私も、これからも一緒に物語を、私とトレーナーさんの一つの物語を紡いでいきたいです。トレーナーさん、ありがとう、ございます」

そう言いながら顔をほころばせながら本を抱きかかえていました。
その眼鏡の奥にはうるんだ瞳が見える。それが喜びからのものであるのははっきりと感じられました。
その笑顔を見ると、まるで私の方がプレゼントをもらったかのような、特別な思いに感じられるのでした。

77二次元好きの匿名さん22/03/27(日) 22:15:40
「あ……そうです。あの、トレーナーさん、早速この本に書いてもいいでしょうか?」
「ええ、いいですよ、どのような物語を書かれるのですか?」
「はい、そのタイトルは『新たな英雄の門出』です」

そこから新たな物語が紡がれ始める。
それは私たちの新たな物語。
一つ成長し大きくなった英雄と、その英雄を支え、共に紡ぎ続ける小さな年上の姫君。
英雄は多くの戦いを経て年を重ねていった。そんな英雄の傍にずっと英雄を信頼し続けた姫君。
その英雄がまた一つ年を重ねてから、また新たな物語が始まっていく……
そんな何処かで聞いたかのような二人の物語が紡がれてゆく。

「ロブロイ、もしかしてこの物語は……」
「はい、トレーナーさん。やっぱり新しい始まりは、トレーナーさんと一緒がいいですので……これからも、一緒にいてくださいね」

そんな英雄のお願いに、寄り添う姫君ならどうこたえるか、その答えは、自然と私の口から紡がれていました。

「ええ、ロブロイ、私の英雄様。これからもずっと、ずっと一緒です。二人で共に紡いでいきましょう。これからの私たちの物語を……」

時計の針は進み続ける。
一つになった針たちは再び進む。
一つ大きくなった長針は短針に向かって歩み続ける。
カチッ、カチッ、足音ならしながら一歩ずつ。
時の流れとともに彼女の物語は紡がれ続けるだろう。
同じ時、同じ空間、同じ物語……
二人で一緒に歩み続けていくのだ。
これまでも、これからも、ずっとずっと、彼女と共に……

≫93二次元好きの匿名さん22/03/28(月) 00:28:21
Blow our gale 後編

「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
多分人生で一番大きな声を出しながら、私は頭の中で状況を整理する。
私は毎日杯のレースを見に来ていた。そこでちょっと無茶な走り方をして一着を取ったウマ娘さんがいた。そのウマ娘がなんとなく普通とは違う気がしたから、少し話を聞きたいと思った。ここまでは、普通のはず。
実際に話を聞ける状況になるまで少し苦労したけれど、私はそのウマ娘さんに思ったことをぶつけてみた。少し失礼な言い方になってしまったかもしれないけれど、でも私の思いは伝えてみた…はず。ここまでも、大きく問題は無かったはずだ、多分。
そして帰ってきた言葉は「もし質問に答えてほしければ、ヤエノムテキさんのサブトレーナーになること」だった。私は耳はいい方だから、聞き間違いなんかではないと思う。
間違いでないのなら…。尚更おかしい。えっと…どうしてそうなったの?
「ご、ごめんなさい…?ちょっと、どういうことか、わからないんですけど…?」
「ああ、えっと、どこから話せばいいのか…」
「! トレーナー、少し言いにくいのですが…」
「ん?どうかしたのか?…えっ、まじか!それはちょっとまずいな…」

94二次元好きの匿名さん22/03/28(月) 00:29:00
「? あの…、どうかしましたか…」
「あ、すいません。えっとですね…ああもう、まどろっこしい!悪いな、見所ある少女!俺の走りを見て、ここまで来てくれたほどの熱意にはぜひとも答えたい。でも…もう帰りの電車が来ちまうっぽいんだわ!ゆっくり話してやれなくてすまん!だからこれをやる!」
「え、ちょっとっ、わっ!?」
目の前のそのウマ娘は何かを急いで用意すると、強引にこちらへ押し付けてきた。手渡されたものを恐る恐る見ると、紙には謎の数字が乱雑に書かれていて、そしてもう一つの封筒には…。
「え、これ、お金…?」
「俺の連絡先と旅費だ。もし君の気持ちが変わらないなら、その金使って中央トレセン学園まで来てくれ。その時には君の質問すべてに答える。でも別に無理して来る必要はない。そしたら金は小遣いだと思って自由に使ってくれ」
「い、いや、それは…」
ダメだ、混乱と驚きでさっきからまともに言葉が出てこない。
「…嬉しかった。そこまで俺の走りを見てくれたことが。だからそのお礼みたいなもんだと思ってくれ。今は時間が無くてすまない。できれば、また会えることを願ってる。…行くぞヤエ。マジで間に合わなくなるかもしれない。小走りで!」
「分かりました。それではまた、縁がありましたら会いましょう」
「ま、待って…くださいぃ…」
嵐のような一連の情報の後、二人はすぐに行ってしまった。残された私はただ呆然と立ち尽くすしかない。

「…もしかして私、とても大変なことに首を突っ込んじゃったの、かも…?」

95二次元好きの匿名さん22/03/28(月) 00:29:43
「…ただいまー」
「あ、おかえり。どうだった?今日のレース」
「うん。いろいろ、あったよ、姉さん」
へろへろになりながら家に着いた私を出迎えたのは、車椅子に乗ったウマ娘の女性。
私の、姉だ。

「…ってことがあったんだけど」
「あっはははは!なにそれ!ウケる!あんたなにやってんのさ!」
「…笑わないでよ。私だって、ちょっと冷静さを失ってたとこはあると思うけど」
「あははっ、分かってるって。…そんなにすごかったんだ。その人の走り」
「すごかったっていうか、放っておけなかったっていうか」
「どっちにしろあんたにそこまで強い印象を与えたってことでしょ。で、どうすんのさ。中央トレセン、行ってくんの?」
「…分かんない。まだ、混乱してるから」
「でも、行きたいって顔に出てるよ。心配なんでしょ」
「そ、そういうわけじゃ…」
「あたしのことは気にしなくていいって前から言ってるでしょ。あたしが『こう』なったのはあんたのせいじゃない。あたし自身が選択して決めたこと。それよりも今は、あんたがしたいことに嘘をつかないで。その方が、あたしのためにもなるから」
「…」
「トレセン学園かー。懐かしいなぁ。ま、後悔しないようにね。偶然中の偶然でも、せっかくのチャンスでしょ?」

96二次元好きの匿名さん22/03/28(月) 00:30:33
「き、来てしまった…」
電車を乗り継いで数時間。初めての東京。中央トレセン学園が目の前にある。
辺りを見渡せばウマ娘さんばかりのこの場所に、私はかなり浮いて映っていると思う。
「うう、ちょっとだけ帰りたい…」
そんな弱気になって一歩踏み出せずにいると。
「―さん、ですね?」
「ひゃ、ひゃい!」
落ち着いた声で話しかけられた。声のした方向をゆっくりを見やると、この前出会ったウマ娘さんのうちの一人、ヤエノムテキさんがそこにいた。
「遠い所から、ご足労ありがとうございます。三日ぶりですね。私がトレーナーのもとへ案内します。どうぞ、付いてきてください」
凛とした態度。整った姿勢。レースで走る姿も真っすぐだったけれど、とても丁寧で綺麗な所作だった。
「えっと、ヤエノムテキさんのトレーナーって…?」
「そういえば、はっきりとはまだ伝えていませんでしたね。あの時私の隣にいたウマ娘。先日の毎日杯で一着を取ったあの人が、私のトレーナーです」

97二次元好きの匿名さん22/03/28(月) 00:31:10
ヤエノムテキさんの隣を歩きながら考える。さっきの言葉は私に疑問を増やしただけで、本当はすぐにもっと色々と聞いてみたい衝動に駆られたけれど。そんな私の様子を察してかヤエノムテキさんは。
「不思議に思うのはもっともです。でもこれは嘘偽りのない事実です。続きは、私からではなく直接トレーナー本人から話します」
そう言った。だから私もそれ以上は聞けずにいる。でも…。
「ヤエノムテキさんは、私が、その、トレーナーになっても、いいん、ですか」
思わずそんな言葉が口からこぼれていた。
「…私は貴女のことをまだ知りません。だからいいとも悪いとも、今の段階で言うことはできません」
「…そう、ですよね。すみません、変なこと聞いてしまって…」
「あまり真剣に考えなくても大丈夫ですよ。貴女のことを気に入ってトレーナーがああ言ったのは間違いなく本心でしょうが、でも断られたからと言って恨んだりするようなことは絶対にありません。これからの話を聞いて、貴女自身が決めてください。そしてもし…そういう決断をしたのなら」
「その時は、お互いを知る所から始めましょう」
「は、はいっ」
どうして私は年下のヤエノムテキさん相手に恐縮しているのだろうか…。緊張しているとはいえ、こんなにも底辺までコミュ力は落ちてしまっていたのか。
「着きました。ここがトレーナー室です。失礼します」
「し、失礼します…」
扉を開け、ヤエノムテキさんの後に続いて部屋に踏み入る。
そこには、確かに。
「来てくれてありがとう。ちょっと長くなるとは思うし、信じられないと思われるだろうが…。約束通り、答えられることには全部答えるよ」
『ヤエノハナビ』その人が、いた。

98二次元好きの匿名さん22/03/28(月) 00:31:41
「…整理させてください。つまり、もともとは人間の普通のトレーナーだったけれど、よく分からない事情でウマ娘になってしまって。しかもこの中央トレセン学園には他にもウマ娘になってしまったトレーナーが何人もいる…?」
「まあ、そうだな」
そんな阿鼻叫喚の地獄になっていたのか中央トレセン学園。なんと恐ろしい所…。というかなんで普通でいられるんだろう…。
まだ信じられたわけではないけれど、でも事情が分かれば腑に落ちることも確かにある。そして何よりも…。
「あと一回しか走れないって、本当なんですか」
「…多分だけど」
許された時間で後悔はしたくない。今しか、ヤエノムテキさんの隣でしか見えない景色があるから、そのために走る。と、そう言った。
確かに残された時間がないというのなら、あの走り方も納得できなくはない。どうせ来ない未来なら、今に全力を。そういうことだろう。でもその考えはやっぱり、狂っている。
「今聞いた話を、信じるとして。気になることがあります」
「何でも言ってくれ」
「次のレース『皐月賞』。それが終わったら身体がどうなるか分からない。最悪の場合も考えられるでしょう。なら、ヤエノムテキさんはどうなるのですか?『ハナビ』さんが本当にトレーナーだと言うのでしたら、担当のことを一人残して我を通すことが、本当にトレーナーとして正しいことなのですか」
「…当然の質問だな。君の言っていることは正しい」
「なら…!」
「だから、君に託したいんだ」
「…え?」
「俺の走りを見て。あろうことか追いかけてきて。そしてその分析力と観察力の高さを見せてくれた君に、頼みたいんだ。俺は必ず戻る。それまでの間、俺の大切な担当を」

99二次元好きの匿名さん22/03/28(月) 00:32:10
『その許可証を首から下げてれば一部の施設以外は自由に出入りできる。せっかくだから見学でもしていくと良い。何かあったらこの前渡した連絡先に』
「どうして、私…。そもそもトレーナーでも何でもない、普通の学生なのに…」
少し考えさせてほしいと、そう言ってさっきの場を後にした。
嘘は…ついていないと思う。理由もメリットもない。それに、嘘をつくならあの帰り道にしていたはずだ。わざわざ私をここに呼んでまでするようなことではない。
「…悩んでいますか」
ぼーっと、まとまらない思考を繰り返していた私に話しかけてくる声がする。
「あっ、ヤエノムテキさん…」
「巻き込んでしまってすいません。本来ならば、貴女とはまったく関わりのないことのはずなのに」
「い、いえ。首を突っ込んだのは私の方ですし。ただちょっと、想像以上ではありましたけど…」
「そうですね。本当に、不思議な運命です」
そう言うヤエノムテキさんの顔は、少し笑っていた。
「ヤエノムテキさんは、怖くないんですか。あのトレーナーさんが、その、いなくなってしまうかもしれない、こと」
「『諦めなければ、負けじゃない』…あの人の座右の銘みたいなものです。諦めなければ、どんな困難でも乗り越えられる。同時に、気持ちで負けていては可能性すら生まれない。そう言っていました。…怖いです、不安でもあります。でも、私は絶対に信じてあげないといけない。あの人は諦めていない。必ず戻ると、そう約束したので」
「すごい…信頼関係ですね」
「トレーナーというよりも、10年以上も一緒に居る一種の家族みたいなものですから」
「…わ、私なんかが、お二人に関わっても、いいんでしょうか」
「少なくとも、ダメではないから貴女はここに呼ばれたんだと思いますよ。頼んでいるのはこちら側ですから。それに、これは私の個人的な意見ですが…。トレーナーはよく大人ぶっていますが、意外と周りがよく見えなくなるのです。もし貴女みたいな人が居てストッパーをしてくれたら、私としてもすごく助かります」
ヤエノムテキさんの表情は、終始穏やかだった。

100二次元好きの匿名さん22/03/28(月) 00:32:47
私の気持ち。私のしたいこと。それはなんだろう。
正直、まだはっきりとは見えてこない。でも願いならある。
大好きな人には長く走ってほしい。昔から変わらないものがずっと。
私がウマ娘さんから、姉から勇気をもらったように。私が好きだと心の底から思った走りで、私以外の多くの人にも勇気を届けてほしい。
ああ、やっと分かった。どうして毎日杯の後、いてもたってもいられずに二人を追いかけたのか。
「私は、もっと見ていたかったんです。ヤエノムテキさんたちの走りを。でも同時に、もう見れないかもって思ってもしまったんです。まるで命を散らしているような、そんな輝きだったから。私は、お二人の走りをかっこいいと思いました。だから、終わっていいはずがありません。もっとお二人には走っていてほしいです。きっと私みたいに心を動かされる人が、必ずいるはずだから」
「だから私なんかで良ければ、サブトレーナーのお話、受けさせてください。ただの大学生の私ですけど…、でも、手伝えること、やれるだけことはしたいですっ。あと…、私とも約束してください、ヤエノムテキさんのトレーナーさん。私がこの場所を、ヤエノムテキさんを必ず守ります。だから絶対に、どこへも行かないって」
「…これは、俺の想像以上にすごい逸材を見つけたのかもしれないな。ありがとう、約束するよ。ヤエもいいか?」
「もちろんです。これからよろしくお願いします」
「さて!『皐月賞』まで時間もあまり無い!新生ヤエノチーム、気合入れていくぞっ!」
「押忍!」
「…お、押忍っ」
薫風。春の誓い。
決意新たに目指すは栄光の一冠、『皐月賞』へと。

続

≫111二次元好きの匿名さん22/03/28(月) 07:44:30
ある日のこと。

「……ゴルトレちゃーん」
「んだよルドトレ」
「ん」

正座となり、膝を軽くルドトレ。

「なんだ?ルドルフが火星にでも吹っ飛んだか?」
「……んー、いいから。来て」
「……らしくねぇの」

そう言いながらも、結局従い、膝枕されに来るゴルトレを見て、彼女は優しく微笑む。

「とりあえず……耳はどう?」
「耳ぃ?んなもんゴルトレイヤーはケンタウルスの揉め事まで聞き取れるに決まってるだろ?」
「なら、大丈夫かな。それじゃ、最近疲れてたりとかは」
「……疲れはないけどよ。少し寝るからムントレが来たら起こしてくれよ」
「はーい」

112二次元好きの匿名さん22/03/28(月) 07:44:43
そうして、30分後。部屋にやってきたのは金の髪で若干焦り気味のグルトレ。

「……ルドトレさん、催眠を解ける人を連れて……って、ゴルトレさんに膝枕して寝てる……え~と、毛布、被せた方がいいかな?」
「……その声はグルトレか」
「あ、ゴルトレさん起きてた」
「いやな?最初はちゃんと寝たけどよ、こいつ髪撫でてくるんだよ……」
「……あ~……それで、起こすべきか、起こさないべきか、どう思います?」
「ルドトレも疲れてるんだろ、寝かせとけ。落ち着いてからなら俺でもあれくらいの催眠はどうにかなるからよ。とりあえず他、行ってやれ」
「わかりました。では、そうしますね」
「……ん。土産は南国のウオッカで頼むぞ」
「……はいはい」

そうしてゴルトレは、ルドトレが起きるまで、胸と腿の柔らかい感触を感じながら待つのであった。

≫117二次元好きの匿名さん22/03/28(月) 12:36:36
待って。まだ寒い……

いやいや。ほら、今日もちょっと寒かったと思うし

……え、ウソ、本気なの!? お願い!! まだ片付けるに早いよぉ! せめて、せめて三月いっぱいは!!

……そんな……フリとかじゃなくて、本当に片付けられ…………


というか、誰……?


「……それでそんなにトレーナーさん凹んでるんですか」
「私の部屋のレイアウトなのにぃ……」メソメソ
「多分トレセン全体でコタツ配備時期が決められてるとかじゃないですかね? いやテキトーに言ってますけど」
「なんなら電気つけてなくても足が冷めにくくて嬉しかったのにぃ……」
「うーん。ストッキングだけじゃやっぱりどうにもなりませんかね」
「ネイチャ……私、もうそんなに若くないのよ」
「四捨五入してもまだ二十歳でしょーが」
「うううぅぅ……おうちからキルンケット持ってきてやるぅ……」
「仕事中にしていい格好じゃないですよそれは」
「でも、ネイチャの分もあるって言ったら?」
「…………
 いや、逆にトレーナーさんちにそのまま置いておいてください」
ネイトレはしばらくのちに少し赤面した。

(終)

≫121二次元好きの匿名さん22/03/28(月) 14:29:30
「観念してくださいトレーナーさん!」
「グラス! 後生です、後生ですから何卒!」
「もう桜も咲き始めましたよ! いつまで炬燵を出したままにするのですか!」
「冬の間私を助けてくださった炬燵さんを、用が済んだからと片付けるのはあまりに不義理ではありませんか」
「冬の間頑張って頂いたのなら、尚更片付けて休んで貰うべきですよね?」
「ぐぅ……」
「さあ、トレーナーさん観念してください」
「くっ……ならば仕方有りませんね」
「薙刀……やはりそうなりますか」
「ええ、ええ、私から炬燵を奪うと言うなれば、薙刀で勝ち取りなさいな」
「……分かりました、ですが室内で薙刀を扱う訳にもいけませんし外へ出るとしませんか?」
「…………仕方有りませんね」

「あ、すみません。外に出る前にウマホでメールだけ送らせてください」
「ええ、良いですよ~」
「えっと……
『スペちゃんへ、冷蔵庫の和菓子を食べて良いですから、私のトレーナー室の炬燵を片付けて貰えませんか?』
……はい、お待たせしました」
「いえいえ、メールを送る余裕が有るみたいですが〜、私が勝って炬燵を存続させますからね~」
「ふふっ、私が勝って炬燵を片付けます♪」

そうして炬燵を賭けた薙刀の戦いは始まり。
戦ってる間に炬燵が片付けられてしまったグラトレは、トレーナー室へ戻った直後に膝から崩れ落ちたのでした。

≫134二次元好きの匿名さん22/03/28(月) 16:45:26
「皆様はじめまして、新企画『トレセンウマライフ』の初回紹介役をもらいましたファイトレ(男)です。」
(俺が引き受けることになるとは…何処から聞きつけたんだファイン。断われなかったけど…)
「では早速この新企画について、トレセン学園に所属する…特にトレーナーを呼んで気楽に色々話していこうというものです。」
「本日は初回ということで、こちらの二人に来てもらいました。よろしくお願いしますヒシトレさん、スペトレさん。」
「今日はよろしく!」
「始めまして、スペトレです」
(さてここからアドリブな訳だが…スペトレとヒシトレと話せそうな話題…いやあるな)
「所で気になるんだけど、二人って料理してるよね。担当より上手だったり?」
「俺はヒシアマゾンとは何度も料理対決してるしどっこいどっこいだな。」
「俺は作る側でスペによく振る舞ってるかな…量が多いから大変だけど。ファイトレ(男)は…」
「まあ、毎回ファインにラーメンを振る舞ってるよ。店主からも出来るようになったとは言われたね。」
「おう、そういえば俺達、ファイトレ(男)のラーメンを食べたことはなかったな!少し気になるんだが…」
「…もし今度作るなら、ちょっと見せてもらってもいいか?」
「構わないよ。明日に今夜仕込むスープ使って作るから、昼ぐらいに…あー、ファインと一緒でいいなら。」
「いや、俺はいいけど…」
「うちの殿下は匂いを嗅ぎつけるとどんな所でも現れるんだよ。」
「さ、流石のラーメン狂い…」
「…というか、このそっくりな姿で話してるのを放送したら勘違いされないか?」
…今のシーン、視線をどこかにやったファインをヒシアマが引いてるという絵面であり、本来の担当なら見れない風景だった。
「…まあもう今更だろう。俺はそんなに気にしてないからな!」
「そろそろトレセン内でも変装しなきゃ駄目か…」
「俺はスペと似てるけどそっくりではないし大丈夫かな。ファイトレは…まあ、お疲れ様です…」
…その後、暫く料理についての話をしていたらしい。

短文失礼しました
ぱかライブみたいなの、ということで(雑に)作ってみた企画です。この企画は皆様自由に使ってください。
今回は自トレ込みで3人、料理してる元男且つ男性口調組です。こたつネタは後で余裕があったら…

≫139二次元好きの匿名さん22/03/28(月) 17:29:19
『らすとでいおぶこたつたいむ』
「お前らぁ!炬燵片づけるぞおらぁ!」
「トレーナーさん勘弁してぇ!まだ寒いの!」
「流石に3月もう終わるんだぞタマシチ!このままずるずる残してたら衛生的にもよくないんだよぉ!」
「衛生のこと言われるとさすがにつらい!昨日まで暖まってたブライアンさんも何か言ってくださいっす!」
「いや、流石に時期的に仕方がないだろう。それともなんだフラハラウ、走りという本分を忘れたとは言わせんぞ」
「「グーワグーワグーワ……」」
「ああっ、タマシチとフラハラウが正論でノックアウトされた!おのれトレーナーたちめ、これで炬燵死守同盟は半壊した!どうするカロル!」
「待ってください、いつ私も巻き込まれたんですか」
「さっきから炬燵に入ってぬくぬくしてるから別にいいかなって」
「あきらめましょうよメイフォさん、もう炬燵の時期じゃあないんですよたぶん。春なのになぜかまだ寒いけど」
「出てきたら今日の昼は奢るぞ」
「あ、ごちそうになります」
「こらカロル!いそいそと出るんじゃない!」
「じゃあどうしようか……ブライアンと走って勝ったら炬燵は数日だけ残しといてやろう」
「おい、いいのかそれで」
「しゃあああ絶対勝ちますよブライアンさん!!!」
「本気になるところがおかしいだろうお前も……」
勝敗は語るまでもなかった。うまぴょいうまぴょい。

≫161二次元好きの匿名さん22/03/28(月) 21:25:35
『こたつアイス』

「ん~こたつで食べるこのアイスの背徳感★はちみつのトッピングも本当にマーベラス☆」
ガチャリ「こんにちマーベラス☆★あーっ!!トレーナーずるいっ!一人だけアイス食べてる!!」
「やあマベ!!今日もマーベラス☆マベの分もちゃんと冷蔵庫に入ってるよー☆」
「やったー☆★ありがとうトレーナー!!ところでさっき外でこたつの回収をしていたよっ☆春の到来★季節の移り変わり☆巡るマーベラス☆★」
「でも私のところはまだいいかなー☆まだまだ寒い日もあるしねー☆それとマベもこたつでアイスを食べよー?」
「わーい☆」

「「暖かくで冷たくてマーベラス☆★」」

≫169二次元好きの匿名さん22/03/28(月) 21:58:03
「…ん、美味しい。」
トレーナー室、その中央に置かれた炬燵に入っている栗毛の少女。サトトレは足だけを入れながらアイスを食べていた。
「一口サイズなんだけど…僕には少し大きいかな」
そうは言いながらもどこぞのお嬢様よろしくパクパクするサトトレ。但しその食べ方には小動物的な可愛らしさがあるが。
ちなみに別に太ったりはしないし、むしろ走れば痩せる身体である。超高容量・超高燃費・超高出力がデフォの仕様。
「トレーナーさん?」
「あ、ダイヤ。」
扉を開けて表れたのは担当ウマ娘のダイヤ。サトトレの元に近づくと、彼を抱え上げながら炬燵に入った。
「こうやって持ち上げて膝上に乗せれるのはいいですね!…それと、私も一ついただきます」
「うん、いいよ」
サトトレが食べていたピノの箱から一つ取り出し、口に入れるダイヤ。美味しそうな顔で食べた後、もう一つ取り出すと
「トレーナーさん、あ〜ん♪」
「…ん」
───その後、ナチュラルに餌付けのようなあ~んを繰り返し、最後の一つを手に取ると白い指先と合わせて口に入れる。
「!…ダイヤ…」
「ん…美味しい」
サトトレの口に触れた指先とついたチョコをなめ取る姿は、とても淫靡でサトトレの頬を朱く染めさせた。
…空になった箱をそのままに、まだ抱きかかえながらダイヤは耳元で囁く。
「そういえば、炬燵に入りながら寝ると風邪を引く…とよく言われてますよね」
「そうだけど…」
「…これって、つまりジンクスなのでは?」
「あっ(察し)」
彼女の眼が爛々と輝き出したのを見ながら、サトトレはブレーキとしての役割をあっさりと放棄した。
───そのまま炬燵で暫く寝た結果、二人とも風邪を引かずに済んだことで、ジンクスを破ったことにやる気を上げたジンクスブレイカーダイヤだった。尚、サトトレはやっぱり炬燵と彼女の体温に挟まれたことで、いつもより暑く寝づらかったらしい。

短文失礼しました
炬燵でアイスやらなんやらでイチャイチャする二人です。ダイヤちゃんが安定に強いのはまあそういうこと…。
サトトレはあらゆる諸々の造りが芸術品だからね、工業製品なキタトレとは色々な面が違うのです()

≫175二次元好きの匿名さん22/03/28(月) 22:31:26
「俺は……うーん……爽にする」
「ウオッカはそれか。ギムレット、何がいい?」
(俺はいい。ボウズが選べ)
「じゃあ……ピノだ」
「俺はハードボイルドなこれにするぜ」
「って言いながらV、それスーパーカップのクッキーじゃないっすか。自分はアイスボックスにするっす。モンエナは……」
ガチャ(扉の開く音)
「あ、みなさんここにいたんですね。さっき理事長から書類を預かりました」
「おうお嬢、おかえり。アイスどれ食うか?」
「あい……す?」
「……冗談っすよね」
「あながち冗談と言い切れないのがまた……」
「ま、こっち来い。ウオッカとVは先こたつ入ってろ」
「「はーい」」
「お嬢、どれがいいっすか?」
「えっと、こういった物の類はその……食べたことがなくて……」
「うーん……だよなあ……じゃあ和と洋、どっちがいい?」
「え?えっと……できるなら和が……」
「じゃあここらだな。V、あと頼めるか?」
「はいっす。えっと、こっちが抹茶練乳で、これがあずきバー、ここら辺はイチゴとあんこのヤツっすね」
「ヤツ……?」「V、ステイ」
「じゃあこれにします」
「お嬢……それは……」
「ゆ、勇者っすね」
「オゥ……あずきバーとは……メタルシャフトよりも硬いぞアレ」

176二次元好きの匿名さん22/03/28(月) 22:31:40
「さ、コタツに入った入った。食うぞ」
「はい」「はいっす」
「「「「「(いただきます)」」」」」
「うん。変わらずうめえな、ピノ」
「シャリシャリサイコー!」
「これにコーヒーが合うんだな……」
「そのミルクを抜いてから言え。お嬢、ピノ一いるか?」
「え、あ、私は……」「ホレ」「あ、ありがとうございます……」(カオマッカ)
「あ〜カフェインと甘さが染みるっす^〜」
「い、いただきます……」(ガリッ)
「え……」
「お、お嬢……固くないのk「娘よ!!!怪我はないか!!??」
「はい……。ちょっと硬いけど、小豆の味で美味しいです……アイス……これが……」
(((((お嬢(トレーナー)(娘)……恐ろしい顎……)

オチなど無い。
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