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このページは「おれバカだから言うっちまうけどよぉ…」スレに投稿されたSSをまとめるページ(スレpart501~505)です。
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目次
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part501【TSトレ】
≫57シチトレ幻覚マン21/11/27(土) 16:05:29
シチー「痕だらけじゃん。好き放題し過ぎ…。」
「隠さないと…。」
シチトレ「ねぇ、シチー?」
「マフラー、外してよ。」
シチー「そんな事したらバレ…」
「…ホント、サイテー♡」
っていう仄暗い独占欲シチトレとそれを何だかんだで受け入れてしまうシチーはあり?
それとも耳元で
シチトレ「今度は見えないトコにしよっか♡」
シチー「…ぅん。」ゾクッ
っていう私だけの特別感を求める独占欲シチトレと
所有されてるって感じてる被所有欲シチーは?
俺はどっちも好き!!!!
≫64二次元好きの匿名さん21/11/27(土) 16:28:21
「勝った!勝った!パチンコって面白いな!タマトレ!今度スロットも教え」
「テイトレ、ちょっとごめんよ...ッーハッ!」
「タマトレ?背中叩いて何やって...!?えっ...あっ....」
「ブラのホックを破壊した...お前が悪いんだぞ?負けた奴を煽るのは国際条約違反だからな...」
「////」座り込んで胸を抑えてる
こうですか?
≫76二次元好きの匿名さん21/11/27(土) 16:48:25
◆通り魔的犯行
「私はダーク・ネイトレ。ネイチャとのイチャイチャを数段進めたい欲を抑えられないダメな女……」
「トレーナーさんが懐かしい黒髪に!? 内容的には全然OKだけど、一応ここトレセンだよ!」
「……ダメ?」
「……ダーク状態抜けたら死にたくなるの、トレーナーさんの方だと思います」
「……!!??!!??」ドタバタジタバタ
「ダークトレーナーさんがめちゃくちゃ身悶えてる……あ、止まった」
「最後までいかなくても……一段くらいなら!」
「スーツ脱ぎ始めないで!?トレーナー室だけどまだ鍵とかかけてないからね!?」
ガラッ
「───俺はダーク・タマトレ。露出されてとても破壊しやすいブラを感知した。……すでに破壊(バラバラVer)は完了している」ピシャッ
「……え?」
「……〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!??」
「(扉が閉じると同時に、見えた気がした。いや見えてなかったかもしんない)」
「……高かったのにぃ……高かったのにぃぃ」
「メソメソしてないでもうちょっと怒ろうよトレーナーさん……」
ガラッ
「ついでにネイチャのブラも破壊済みだ。ではさらば」ピシャッ
「……(サワサワ) ……逃がすかぁ!!!」
「待って! 今ノーブラなのネイチャ!?」
「トレーナーさんはまず服を着て!」
「だって、今の私ダークだし……」
「……さては最初から正気だね!?」
「し、知らない! 私根っからのダークだし! あの、暗黒面とか堕ちてるし!」
「口ごたえはいいからいい加減服を着ろこの、スケベ!!」
そうこうしてるうちにタマトレを逃してしまったネイチャだったとさ。
うまぴょいうまぴょい
≫107二次元好きの匿名さん21/11/27(土) 17:38:46
タキオン「……モルモット君」
タキトレ「ん?どうしたのタキオン?」
タキオン「キミ、朝から随分と上機嫌だけど自分の仕事はどうしたんだい?」
タキトレ「だって今日は朝からずっとタキオンと一緒だからね。それに、仕事はやってないよ? だってそんなことよりタキオンと一緒にいるほうが大事だもの」
タキオン「「そんなこと」って…。キミがちゃんとしてなきゃ我々の評価は地に落ちるからね?ぶっちゃけ、私達の成績以外の評判は君に依存する所が大きいんだよ?」
タキトレ「他人の評価なんでどうでも良いでしょ。そんなことよりタキオンの研究が優先だよ」
タキオン「んん?これはおかしいな。……トレーナー君。昼食は別々に摂っても良いかい?」
タキトレ「嫌だ」
タキオン「……もしかして。トレーナー君。もしも私がサボるのをやめて授業に出ると言っ「ヤダ」たら?……即答だね」
タキトレ「だってタキオンと一緒に居れないし。それに……」
タキオン「それに?」
タキトレ「授業を受けるよりタキオンが研究を進める方が大事だよ。俺は君のモルモットなんだから、タキオンの側にいていつでも実験台になれるようにするのが当然でしょ?」
108二次元好きの匿名さん21/11/27(土) 17:39:03
タキオン「……ククク、そういうことか! そういうことだったのか! モルモット君!」
タキトレ「? どうしたのタキオン?」
タキオン「今日は1日君の好きなようにさせてあげようじゃないか!」
タキトレ「本当!?そんなことをしてもいいの?」
タキオン「勿論だとも。これは嗜好を調査する実験だからね。君のやりたいことを言ってごらんよ。ああ、今日1日の予定分全て言っておくれよ?」
タキトレ「じゃあ、午前中はこのまま実験して、お昼ご飯を食べたら一緒にハンモックで寝よう。放課後まで実験をして夜は一緒に家に帰ろう」
タキオン「フゥン、なるほど。それで、その後はどうしたいんだい?」
タキトレ「家に帰った後は一緒に夕御飯を食べて、一緒にお風呂に入ってそれで……」
タキオン「? 何を言い澱んでいるんだい?今日1日はキミのしたいことをして良いんだから遠慮する必要は無いんだよ?」
タキトレ「……タキオンとシたいなぁって。いいかな?」
タキオン「ククッ、アーッハッハッハ!そうか!キミはそうしたいのか!」
タキトレ「タキオン!笑わないでよ!」
タキオン「いや、すまないねトレーナー君。うん、良いじゃないか。今日は1日そうやって過ごして、風呂を上がったら──キミは私の物だ。キミの気が済んだ後も、私が満足するまで思う存分可愛がってあげるよ。いいね?」
タキトレ「……うん」
その日、アグネスタキオンはまた1つタキトレへの理解を深め、タキトレはタキオンの好きなところがまた1つ増えた
≫153二次元好きの匿名さん21/11/27(土) 19:32:33
キンチェムは我慢の限界であった。
トレセン学園における自身が起こした騒動を経て、自らの未練を晴らしてくれたトレーナーを見守るべく小さな神として祠に祀られた彼女は今、トレセン学園で起こる悪霊どもの乱痴気騒ぎに苛々していたのだ。
「悪霊なら悪霊らしく、草葉の陰で泣いてなさいよ……!」
かくいう自身も時折学園の屋上に現れては「トレーニングを見守るウマ娘の霊」として目撃されているのだが、そんなブーメランは全力で無視して、今日も現世に迷い出ては怪人だの妖怪だのを自称して悪さを働く者どもをしばき倒しに出向くのである。
ちなみに三女神へ上告しに行った折、愛の女神による犯行と運命の女神によるやらかしが明るみに出て上司のケツをひっぱたく珍事が発生した。信じられるのは毎日お土産と共にお参りにくるダストレだけであった。
「ヘイヘーイちび女神ー! 怪人手錠男の出没だってヨー!」
「それもうただの不審者じゃない!」
祠に帰る道すがら、以前しばいたら懐かれた水色の亡霊に呼びかけられ、キンチェムは頭をかきながら亡霊と共に現世へ急行する。
ダストレがお参りしてくれる時間には間に合うといいのだが。キンチェムはそう思いながら、這うような姿勢で駆け出すのだった。
うまぴょいうまぴょい
≫162二次元好きの匿名さん21/11/27(土) 19:48:43
『余計なことはしないほうが良いものである』
一体いつの間にだろうか、黒鹿毛と芦毛の少女の手が手錠によって繋がれてしまったのは。
二人が気が付けば馬鹿笑いを続けながら何処かへと走り去っていく、いまいち実体感のない半透明じみた不審者の姿が目に見えた。二人の頭に発生したものは、理由は違えど同じもの。
あいつは私の練習を邪魔した。アイツは俺の走りを邪魔した。
ブッ潰す。
肩を組めればまだマシだというのに、中途半端な長さの手錠ではそれも叶わない。仕方がないので二人は手元にあったタオルケットをそれぞれ相手の近いほうの足に結び付け、即席二人三脚を始めた。
いつぞやの大会で多少慣れたのか、はたまた元から歩調を合わせるのは得意なのか、怪異がドン引きするレベルで激走してくる二人組。逃げるついでに手を出してしまった、長身美麗な芦毛の二人とその二人によく振り回されている薄幸美人な銅色髪の三人組もいつの間にか三人四脚を駆使して怪異をぶっちぎってしまう。一人は若干引きずられかけていたが。
唖然とする怪異の前から、後ろから。蹄鉄が迫る。拳が迫る。ドロップキックが飛んでくる。物理的に振り回されたかわいそうな彼女も迫る。
この時怪異はようやく後悔した。霊が多いところにいる奴らが、マトモなわけがないのであると。
かわいそうな怪異は、ぼろ雑巾になりながら小さな女神の前に叩き出された。
190二次元好きの匿名さん21/11/27(土) 20:14:10
「……どうすんのよこれぇ」
キンチェムが現世へかけつけた頃には、既に怪人手錠男はボロ雑巾のようになって転がっていた。
よもや現世で、それも物理で転がされるとは。やっぱり身体持ってるヤツはダメだナ!と宣う水色の亡霊を尻目にキンチェムは怪人手錠男の顔らしき部分を覗き込んだ。
「で? まだ未練あるわけ?」
「よ、良い友情コンボだった……今日のところは満足です」
「懲りないわねぇ……」
キンチェムと亡霊は怪人を担ぎ上げ、彼女が屯する祠へと連れて行く。
祠の中では神事として、備えられたもので饗す準備が整っている。荒御霊を鎮め禊ぎ、神霊として昇華して送り出す。所謂悪霊の更生施設となったのは、偏にフクキタルという少女が自身をしょっぴかんとするトレーナーへ叫んだ弁明を素案にしてのことであった。
「ひと通り落ち着いたら招き猫で飛ばしましょっか」
「そういえヴァ、コイツラどこに行くンダ?」
「うーん……わたしも学がないからよく知らないのだけど、まあ地獄とか虚無とか、そういうのではないわね」
感覚としては川を渡るようなものだ。
可能性の川を降り、彼らが生まれ変われる世界へ。
「まあ、いい出逢いのあるところよ」
「フーン……?」
ああっ少女の手が俺の手錠に!と興奮する怪人を蹴倒しつつ、キンチェムは亡霊へ、穏やかに笑ってみせた。
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part502【TSトレ】
≫25二次元好きの匿名さん21/11/27(土) 20:35:23
胸の奥に住まうもの3
チケットと並走してから2日が経過した──一言で言えばチケトレの精神状態はあまり芳しいものではなかった。
自分のなかにいるウマソウルに激しく罵られ嘲笑される夢。そして、「息子に会いたい──」砂嵐でろくに聞き取れない中唯一鮮明にきこえた哀しみに満ちた声だった。
嘲り、罵りには慣れていたつもりのチケトレだが負の感情には鈍いわけではない。むしろ敏感であったゆえに今回の出来事は深く深く刺さっていた。
「決して悪い存在ではないと思うんだがなあ…」
廊下をとぼとぼと歩きながらチケトレは小さい声で呟いた
自分が壁を作ってしまっているんじゃないか──そう思うと自分の不甲斐なさに歯痒く情けない気持ちに苛まれる。
そして心に巣食う不安はそれだけではない。
ウマソウルの侵食による自我の消失──アイデンティティーの崩壊。
もし、ウマソウルに身体を乗っ取られたら自分はいなくなってしまうんじゃないか。そう思うと目の隈が更に濃くなっていった気がした。
「…おっ、チケトレさんじゃないか」
「あっ、ど、どうもブラトレさん」
ナリタブライアン担当トレーナー──ブラトレに話しかけられチケトレは弱々しく返答する
「随分参ってるようだな…相談に乗ろうか?」
コクりと頷き、チケトレとブラトレは外のベンチへ場所を移した。
28二次元好きの匿名さん21/11/27(土) 20:36:05
「ほい、どうぞチケトレさん」
「あっ、すみません。戴きます」
コーヒーを受けとり、チケトレとブラトレはベンチに腰かける
「随分と浮かない顔をしていたけど何かあったのかい?」
「はい、じ、じつは…」
コーヒーのふたを開け、一口飲む。口に広がる苦味がいまの自分の心境を表しているみたいで嫌な気分になった。
「最近、ウマソウル関連の嫌な夢をよく見るんです。」
「なぜか声はよく聞き取れないのですが自分にたいして憎しみがこもった声をぶつけてくるんです」
「そして、最後には必ず"息子を返してくれ"─"お前さえいなければ"という悲しい声で語り書けてくるんです。ここだけは鮮明に、ハッキリと聞こえてくるんです。」
「自分は今、怖いんです──もしかしたらこの瞬間にでも乗っ取られるんじゃないか、自分という存在が消えてしまうんじゃないかって」
「チケットと築きあげた日々が、絆が、全てなくなってしまうんじゃないかって…」
チケトレの声がだんだん嗚咽混じりになっていき言葉を途切れ途切れに紡いでゆく。赤瑪瑙の綺麗な瞳から涙がポロポロとこぼれていき、胸を苦しそうにおさえ呼吸は荒くなって
29二次元好きの匿名さん21/11/27(土) 20:36:41
「あー…チケトレさん──」
さっきまで黙って聞いていたブラトレがどこか気まずそうに語りかける
「これから言うことはもしかしたらチケトレさんの望む答えじゃないと思うが、いいかい?」
「えっ、あっはい…」
涙と鼻水で濡れた顔をもっていたハンカチを拭き取り、コーヒーを一口飲んだ。
「俺のそれも経緯やらが特殊だから上手くアドバイスとか相談には乗れんかもしれんが」
「あんたが気を失ったときの並走があっただろ?」
「それで恐らくウマソウルが活発になったと思うんだわ。」
「そのあとウマソウルと対話しようとは?」
「……そういえばしてなかったですね」
「……今の今まで?」
「…はい、得体のしれない存在だったのでどうしても怖くて」
「あー、そりゃだめだわ。心の壁作っちゃいけねえよ。対話しなきゃ分からないこともあるんだから腹割って話す─それが一番の近道だよ」
「腹を割って話す─ですか」
「おう、それが一番手っ取り早いよ。」
「自分の身の上話でも言い、相手に真意を尋ねるでもいい。自分も思いをぶつけて解決する。分からなかったら周りに力を借りればいい。」
「チケトレさん。あんたは一人じゃないんだ。担当やら他のヒトをもっと頼ってもいいんじゃないか?」
30二次元好きの匿名さん21/11/27(土) 20:37:07
「ま、俺が言いたかったのは思い詰めんなってのとウマソウルと対話しろ、他のヒトの力をもっと頼れ─以上!!ってところだな」
白い歯を見せてブラトレは笑った。
雲ひとつない日本晴れのような笑顔にチケトレの表情がすこしやわらいだ。
「そうですね─相談にのっていただきありがとうございますブラトレさん。」
「おう、いいってことよ」
どこか照れ臭そうに笑うブラトレは笑い立ち上がった
「あっ、言い忘れてたわ」
「余り思い詰めないほうがいいぞーそれで担当に心配書けさせたら世話ないからなー」
「そうですね…気を付けます。ご忠告感謝します」
チケトレがペコリと頭を下げると手をヒラヒラと振りながらブラトレはその場を去っていった
彼の心のように雲ひとつない青空が広がるある日の一幕であった
おしまい
≫52二次元好きの匿名さん21/11/27(土) 21:13:44
☆祝福(Bless)じゃなくて呪い(Curse)だよね?
「というわけでお願い言ってタイキ。トレセン全域を巻き込む大爆発しちゃうみたいだわ」
「BONB!?それなら今日もバーベキューしたいデース!」
「今日も!?昨日もやったでしょ!連続はダメ!」
「トレーナーさーーん……!」
「ウルウルしてもダメなの。……あ、なんかカウントダウンが脳内に。あと15秒らし、、は!?15秒!!?」
「ノーーーーゥ!!15秒じゃ叶いまセーン!!」
「ふっ……短いけどいい人生だった……」
「ウゥッ……それならトレーナーさん!最後にハグしましょー!!」バッ
「ああ!こんな最期でごめんねタイキ!でもアンタのおかげで楽しかったっ!!」ガバッ
──かくしてハグのお願いが叶ったタイキのおかげで自分とトレセンの平和は守られたってわけよ。危機一髪とはこのことだぁね。
……え?爆発ってウソなの?マジかー。
終わり
≫81ガンギマリ頭スズトレ21/11/27(土) 21:59:29
「……理性がなくなった?」
「うん。ここまで集まった情報からの類推だけど。」
「我慢できなくなってる、ということでいいのでしょうか……?」
「多分。実際私もブレーキみたいなのが消えてるというか……一度何かをやりたいって思ったらそのまま止まれない感じ?が。」
「……走りたいと思ったら授業中でも走りに行ってしまう、と考えると結構問題ですね……」
「ホントにそう。抑えようってこと自体が無理だからなおさら収拾つかないし。」
「……でもトレーナーさん、雰囲気はともかく行動はあまり変わってないと思いますよ?」
「いや……朝も当然のように二度寝しちゃったからそうでもないかな。スズカに伝えるのだって授業終わった後だろうしね、いつもなら。」
「……なるほど、記憶とすり合わせないと違和感を抱くことすらないと。確かにそれは重症ですね……」
「そういうこと。猫化とかみたいに数時間で治ると楽なんだけど、違うだろうなぁ……」
「予想するだけならただですし、そうであると祈りましょう。とりあえず私は欠席の連絡しますね。」
「分かった。シャンプー切れそうだから一緒に買いに行きたいんだけど、スズカは行きたいところある?」
「いつものデパートですよね。ならスイーツ店で。限定メニューが美味しかったってドーベルが言っていたので。」
「あー、そういえばドベトレそんな話してたっけ……じゃあそこにしよっか!」
「はい!」
後日、スズカと一緒に一日を過ごすのが自身の1番やりたかった事だと気づいてスズトレは暫くベッドで唸った。
≫99ダーク・教官ちゃん21/11/27(土) 22:23:35
元ダーク・教官ちゃんは目の前の惨状に頭を抱えた。卓上に積まれたにんじんプリンの山と軽くなったお財布。せめて食べ尽くしてから正気に戻せとダークだったらしい己に文句を垂れつつ教官ちゃんは冷蔵庫にせっせと収納していく。
教官ちゃんは誰がなんと言おうと───たとえ理性のない自分が求めていたとしても───お菓子の類いは『嫌い』なので、自分でこのにんじんプリンを処理する気は無いのだが、廃棄するのも勿体ない。しかし贈る相手がいないのも事実。
さてどうしようか、別に捨ててしまってもいいのだがとうんうん唸りながら考えて考えて、湯船に浸かりもう見慣れてしまった肢体に複雑な感情を向けていた時、教官ちゃんに電流走る。
後日、各所でにんじんプリンが散見された。具体的にはとある蹄鉄師がラジコントラックににんじんプリンを載せて配ったり寮長の許可のもと学生寮の談話室に配布されたりどこかの病室の冷蔵庫に収まったりしたらしいが、それらを手配した世紀末覇王の黒子は、元手となる大量のにんじんプリンの出処を苦笑と共に黙秘したらしい。うまぴょいうまぴょい。
≫107二次元好きの匿名さん21/11/27(土) 22:26:30
(…女神様って暇なんかな)
かぽーん。どこからともなく聞こえてきたその音に一つため息をつく。
俺とテイオーは一緒に風呂に入らないと出られない部屋に気がついたらいた。身体を洗って湯に浸かれば出られるだけマシな方なんだろうか。感覚がバグってきてる気がする。
「ふん、ふん、ふーん」
ちらりと後ろを見ると俺と同じ風呂椅子に座りバスタオルを身体に巻いたテイオーが楽しそうにどこからか見つけてきたお風呂セットを広げていた。
「んーこっちかなー…トレーナーこっち見ちゃダメだよ。どれ使うかのサプライズなんだから」
後ろから両頬に手を当てたられて前を向かされる。鏡に写った自分の情けない顔にまた一つため息。
「身体くらい自分で洗うのになぁ」
「よしこれ!じゃあ背中流してあげるね!」
フェイスタオルで前を隠しながらぽつりと呟き、道具が決まったテイオーが声を上げたのと同時に目を閉じる。
カシュ、カシュ。
ボディソープを垂らす音とくしゃくしゃと泡立てる音が耳に届く。ふわりと優しい花の香りが鼻腔をくすぐる…これは、薔薇?
「ちょっとごめんね」
「…んっ」
ひやりとした細い指がうなじを撫でる。首を這うように沿われる指先の感覚に思わず声が漏れる。
そのまま髪をまとめて持ち、前に移動させた。
そうか、そりゃ髪の毛が背中側にあったら邪魔だよな。そんな当たり前のことをぼうっとした頭で考えていると空いた首に片手が添えられ、ボディタオルを持ったもう片方の手が当てられた。
くしゅくしゅくしゅくしゅ。
円を描くように細かく、少しずつ洗われていく。てっきり大きなタオルで背中全体を一気に洗われるものだと思っていたからその優しい手つきにびくりと背が跳ねた。
「っと…痛かった?」
「い、いや…気持ちいい…その、ちょっとびっくりしただけで…タオル、ちっちゃいんだな」
「うん、スポンジタイプの丸くてふわふわのやつ。片手で泡立つから楽なんだー」
得意げに言うテイオーにそんなのあるんだなぁと感心。トレーナー達のリンスインシャンプー同盟に所属してる俺からすれば身体なんて洗えればいいやと思っていた。ちょっと反省。
そんなことを考えている間にもテイオーの手は止まらない。細かく、小さく円を描くように首を、背中を泡で包んでいく。優しい手つきでありながら痒みを感じた箇所には力を込めて掻くように洗われるのが心底気持ちが良かった。
108二次元好きの匿名さん21/11/27(土) 22:26:54
やっぱり綺麗だと、シミひとつない背中を見てボクはそう思う。
変な部屋に気がついたら二人でいて、混乱するトレーナーを押し切り日頃のお礼に身体を洗ってあげようといった考えはとりあえず上手くいったらしい。気持ちよさそうに瞳を伏せるトレーナーの横顔をみて小さく笑う。
かしゃかしゃ、かしゃかしゃ。
首、肩、背中、腰、後ろから洗える箇所を全て丁寧に擦る。陶磁器のような割れ物を扱うように優しく、優しく。
それが終わり椅子ごとトレーナーの前に移動する。落ち着いた呼吸でボクをぼんやりと見る彼に呟くように言う。
「…足、洗ってもいい?」
「…それ、は」
開いた目が困惑するように泳ぐ。いや違う、恐怖と葛藤の方が正しいんだろう。酷いことを言っているのは理解している、だから拒否されても仕方ないと半分は思っていた。
「…うん。お願いする…ね」
そう言って少し震えた左足をおずおずと差し出してくれた。また目を閉じたトレーナーを見てボクも同じように一度強く瞳を伏せる。
ごめんねと、ありがとうと。感謝と敬愛と謝意を込めて。
左足を両手で持ち上げボクの膝の上に乗せる。手を泡まみれにして優しく、撫で摩るようにして洗う。
足指をくぐるように間に指を入れて擦り、くるぶしや脹脛、太ももは手のひらで。痛々しい傷跡を愛おしむように、想いを込めるように。
傷跡に沿って指をなぞる。
もしもいつの日か、君が自分のことを許してあげられる日が来たら。貴方が本当に傷跡の轍を乗り越えられる日が来たら。
そんなことを想いながら傷跡を撫ぜる。愛しい大好きな君の全てを受け止めるように。
その時が来たら、きっとボクから言うから。
いつまでも、永遠にだってその日を待つから。
だからどうか。
いつか君に、愛してますと言えるように。
109二次元好きの匿名さん21/11/27(土) 22:27:24
没ネタ
「(いっしょにお風呂に入る…それはつまり合意…?やるんだね会長!勝負は今!ここで決める!)
「は、恥ずかしい…目にタオル巻くから安心してくれ…」
「(目、目隠しプレイ!?誘ってるね、正体見たり!ボクは今日、皇帝を超える…!)ガチャリ
「……っ!誰だっ!この『帝王』がっ!天国への階段を登ろうとしている時にっ!?」
「お風呂いっしょに…入っても…いいかしらぁ~っ?『テイオー』!?私と久しぶりに……」
「……!マックイーン……いや、メジロ……ナイダン……ッ!」
「お、マクトレ」
「テイトレもこの部屋に?まぁいいですわ背中流してあげます」
「ありがとーんじゃその後代わるよ」
というわけでお風呂ネタでした。
スパダリテイオーを書きたい、かかりテイオーも書きたい…おめぇの出番だ!ナイダン!ちなみにナイダンは善意100%です。この後担当同士、トレーナー同士で洗いっこしたんじゃないですか(適当)
最後に、求む、トレーナーリンスインシャンプー同盟!(担当やちゃんとしてるトレーナーに怒られる)
いいお風呂の日は終わった?ssを書くのが遅い?うるせ〜!!!しらね〜!!!FINALFANTASY
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part503【TSトレ】
≫38二次元好きの匿名さん21/11/28(日) 00:00:55
「アルダンさんアルダンさん」
「なんでしょうか?」
「明日はトレーニングをお休みして一緒にお出かけしませんか?」
「デートのお誘いですか? どこか行きたいところがあるのですか?」
「千葉にあるネズミのテーマパークなどどうでしょう」
「楽しそうでけれど、突然ですね」
なんでしょう? デートのお誘い自体はうれしいのですが、トレーナーさんの様子がおかしい気がします。
何といいますか、ふわふわしているというか浮ついているというか、話し方もなんだか普段より幼い気がします。
三女神様がまた何かやらかしたのでしょうか?
「東京タワーやスカイツリーも楽しそうですね。 上京してからしばらくたちますが、実はまだ上ったことがないんです。 動物園や水族館も行ってみたいですね、それから、それから──」
「あの、トレーナーさん? 一日で回るのは難しいと思いますけど」
「明日だけじゃなくてもいいんです。 今まで人が集まるところは避けていましたから行きたくても諦めたことが多いんです、やりたくても諦めたことが多いんです。 でも、今は何の気兼ねもなくできるんで、全部行きたいし全部やりたいんです、アルダンさんと一緒に」
頬が熱くなってきました。 今のトレーナーさんの様子だと、他意はないのでしょうが、なんだか愛の告白をされるよりも恥ずかしいことを言われた気がします。
三女神様、こんなにかわいいトレーナーさんを見せてくださってありがとうございます。
普段は到底しないような『ぺかーっ』というオノマトペの張り付いていそうな無邪気な笑顔をスマホのカメラに収めました。
「アルダンさんはどこがいいと思いますか? 候補が多すぎて迷ってしまいます」
「それでは、最初に言っていたネズミのテーマパークにしましょう」
トレーナーさん、あなたのメジロアルダンは楽しいことならどこにだってついていきますよ。
≫102二次元好きの匿名さん21/11/28(日) 07:05:53
某日、トレーナー室にて。
「〜♪」
「…」
…僅かな声で歌いながら頭を撫でるキタトレと、嬉しそうに撫でられているサトトレの姿があった。
それを見たチームプロキオンのメンバーは
「えっと、トレーナー?」
「…どうしたのかしら。」
「いや、なんでサトトレさんを甘やかしてるのかなって…」
「…少し言いづらいのだけど、今の私達は願望に対するブレーキが効かないのよね。だから甘やかしてるのよ。」
「理性がなくなるって、他のトレーナーさん達が言ってた事?」
「そう、私達も例外じゃないからね。」
「…」
とりあえず納得したのか下がるメンバー。サトトレは何も言わずに撫でられていた。
「もっとこっちにおいで」
キタトレからの呼びかけにどうしようと悩む娘たち。キタトレは片手で手招きしながら笑顔を見せていた。
「じゃ、じゃあ失礼します…」
「いいのよ遠慮しなくても。」
おずおずと近寄る一人の娘を空いていた片手でそっと引き寄せると、ゆったりと撫で始める。
(あ、やばい…)
「いい子ね…」
…程なくして彼女は悟った。これは溶かされる、と。
ーーーそのやんわりとした雰囲気が、その陽気な笑顔が、そのゆっくりとした手付きが、その優しさを孕む声が。
彼女の意識やらなんやらをあっさりと溶かしていく。
(…お母さんみたい。)
うっとりした感覚の中でそんなことを思った。
103二次元好きの匿名さん21/11/28(日) 07:06:23
「貴方達も来ていいのよ?」
蕩けたように動かなくなった二人を傍らに、キタトレはまた呼びかける。
ふらふらと光に吸い寄せられる虫のように、近づいては一人、また一人と溶けていった。
ーーーそのトレーナー室ではキタトレがただひたすらに溶かす天国が形成されていた。
後日、キタサンに聞くと
「トレーナーさんの手、あったかいな…」
「トレーナーさんって、元男性とは思えないくらい母性が凄いんだ。ウマ娘化したからかな?喋り方とかはトレーナーさんのお母さんそっくりにしただけって言ってたからね。」
と、話してくれたらしい
短文失礼しました
理性崩壊ネタで、甘やかしたい欲求に従ったキタトレです。理性が強いキタトレから理性を剥がすと凄いことになります。
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part504【TSトレ】
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part505【TSトレ】
≫157二次元好きの匿名さん21/11/28(日) 17:35:24
カレトレ(妹)「げぇっ、お姉ちゃん!?」
カレトレ(姉)「げぇとはなんだ貴様。カレンチャンの顔でカワイくないこといいおって。おうおうお姉ちゃんが来てやったぞ~?」
カレトレ(妹)「あ、警備員のお兄ちゃん。この人部外者なの☆」
カレトレ(姉)「何言ってるのやら。よーく私の今のお前よりもなおある胸を見てみな~?」
カレトレ(妹)「……うそ……トレーナーバッジ……。お姉ちゃん。……どこで買ったの? それかグッズとか?」
カレトレ(姉)「本気でそう思ってるならお姉ちゃん流石にな・く・ぞ?」
カレトレ(妹)「マジで取ったの……? スペック高いのは知ってたけど……。あとお姉ちゃん何そのお姉ちゃん呼び。カワイくない」
カレトレ(姉)「なんだなんだツンデレか~? 私のこと昔みたいにお姉ちゃんって呼んでるくせにー。にしても本当に小さいな~。まあ昔から私の方が大きかったけども」モチアゲー
カレトレ(妹)「ちょ、やめ、助けてお姉ちゃん!」
カレトレ(姉)「お姉ちゃんはここにいるがー?」
カレトレ(妹)「違うお姉ちゃんじゃなくてお姉ちゃ……あ、これ説明できない奴!」
カレンチャン「え、何事……」
カレトレ(姉)「嘘、生カレンチャン!? やば、本当にカレンチャンの周りだけ加工フィルターかかってるみたい……」ポイッ
カレトレ(妹)「危なっ!?」ボスッ
カレトレ(姉)「んあっ!? よく考えた今カレンチャンが目のまえにいる!? 嘘……こんなことある……? ……うん、もう無理耐えられない! しゅき……」ドサッ
カレトレ(妹)「待ってやめ潰れ……にゃあっ!?」グチャ
廃スペックモテモテずぼら天然ノーブラムチムチFカップ鹿毛ポニテウマスタ炎上系サブトレなお姉ちゃんについて少し考えてみたが流石に親族生やすのもなぁとかメイントレありきってのもなぁってのは確かにあるので失礼する