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このページは「おれバカだから言うっちまうけどよぉ…」スレに投稿されたSSをまとめるページ(スレpart531~535)です。
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目次
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part531【TSトレ】
≫8二次元好きの匿名さん21/12/05(日) 19:15:13
立て乙
ボツ案供養?
ならこんなのが
「なあボノトレ」
「なに?マヤトレ?」
「机の上にUSB置いてあったんだけどお前置いたか?」
「僕は知らないよ?自分のUSBじゃ無いの?」
「うーん、覚えがないんだけどな」
「とりあえずデータ開いてみたら分かるんじゃない?」
「それもそっか、USBスロットイン!」
「古いよマヤトレ、さて中身は...」
「ウマ娘化現象の軍事利用についてのレポート」
「第34期定期報告書」
「マヤトレ...」
「何も言うな、見なかったことにしよう」
「もしもし?パパさん?」
ここから始まる物語
≫35二次元好きの匿名さん21/12/05(日) 19:50:09
「俺は怪異クリスマスプレゼントラッピング。トレーナーをラッピングして担当の枕元にプレゼントとして置いてやるぜ」
(いけません……)
「なんだ?」
(私は愛の女神……)
「邪魔する気か?」
(不届きは許しません……ラッピングするならば全裸にラッピングしなさい……)
「え? いやせっかくのクリスマスに風邪ひかれるのはちょっと」
(ならば相手をサンタコスにする加護を授けましょう……良くやるのですよ……)スッ
「なんだったんだ」
「クソガァ!サンタコスが全部セクシーサンタじゃねぇか!おのれ女神ィィィィ!!」(セクシーサンタコスになったトレを毛布に包んでラッピングしながら)
≫129侘助(スズネイドベ流行れ……)21/12/05(日) 21:06:24
侘助「姉貴のもーらいっ!!」
ネイトレ「じゃあ私も侘助さんのもらうから!!」
スズトレ「あの……いい年なんだから二人とも……」
侘助「ぐぬぬ……スズトレのも食うぞ」ヒョイッ
スズトレ「……ドベトレ?人のを勝手に取るのは……」
ネイトレ「あっ……これヤバいやつだ……」
侘助「うっま!!やっぱ姉ちゃんのセンスいいな!
って、痛!!痛い痛い痛い!!!!」アタマガシー
スズトレ「教える立場の人間がこういうことしちゃ、ダメでしょ、ねえドベトレ?」アイアンクロー
侘助「いや!!普段そんなことしないから!!!オレが心預けられるような奴にしかこんなことしないからあああ!!!!!」ギリギリギリギリギリギリ
ネイトレ「侘助さん、友達って思ってくれたんだ……!」
侘助「……あっ、いや、違!!いや違わないけど!!」
スズトレ「ふふっ、なんかこういうとこだよね。ドベトレがみんなに好かれてるのって」
侘助「うるせ……、そういうのはいいんだよ……恥ずかしいし……」
ネイトレ「でもそれはそれとして……、侘助さん言質とっちゃったからねえ〜」ニヨニヨ
侘助「うわっ!!出た姉貴の悪い顔!!」
スズトレ「ド、ベ、ト、レ、???」ギリギリギリ
侘助「あががごがががが!!!!ごめん!!!許して姉ちゃん!!!!あがあああああ!!!!」
スズドベネイ三姉妹概念が流行らないのなら……
オレが流行らせるまでよ……!!!(決心)
≫137[あなたと過ごす聖夜の夜]21/12/05(日) 21:25:03
[あなたと過ごす聖夜の夜]
「……トレーナーさん?」
「違うんだよフラッシュ。話を聞いてくれ」
「ええ、わかっています。この神聖なWeihnachtenの日に理由もなく貴方がそんな格好をするはずがありませんから。何か、理由があったのですね?」
「うん。クリスマス当日のアドベンドカレンダーをフラッシュに報告しにいこうとしたら、いきなり「クハハハハ!お前もサンタになるがいい!」って声がしてね。気づいたらこんな格好になってたんだ」
「そ、その格好はそういうことだったのですか……」
「あ、お菓子はマジパンで作ったサンタクロースとトナカイだったよ。フラッシュの作るお菓子はいつも美味しいから今年も1ヶ月あっという間だったね」
138[あなたと過ごす聖夜の夜]21/12/05(日) 21:25:19
「ふふ、それなら作った甲斐が有ったというものです。……ところで、今夜の予定はどうしましょうか?街で互いのプレゼントを購入して、予約したレストランで互いに贈りあうつもりでしたけどそういうわけにもいきませんよね」
「この格好だからね……うん、今日は2人で一緒に過ごそうよ。それに、プレゼントはもう用意してあるんだ」
「ええ、それは構いませんが……プレゼントはもう用意してあるとはどういうことでしょうか?一緒に買いにいこうと言ったのはあなたのはずですが」
「それはごめんね。でも絶対に君が気に入るものだと思うよ」
「全くです。それで、プレゼントは何ですか?『絶対に君が気に入るもの』と言ったからにはそれ相応の物を期待して良いんですよね?」
「折角だから今渡すよ。フラッシュ、今年のプレゼントはね──目の前にいるウマ娘さ。クリスマスの日だというのにこんな破廉恥な格好をして、今君の耳元で囁いているサンタさんが君へのプレゼントだよ」
「……へぇ、もし仮に私がそれを受け取らないとしたら、目の前のサンタさんはどうしますか?」
「それは困ったね。うん、それならサンタクロースらしくどこか遠くへでも行ってしま──」
んっ、はむっ…んちゅ…んちゅう♡…れろ……♡
「──ぷはっ。トレーナーさんあなたは勘違いを1つしています。」
「ふ、フラッシュ、何を……?」
「私があなたを離すわけないじゃないですか。たとえサンタクロースだとしても、あなたの居場所は私の隣です。クリスマスが終わったってずっと隣に居てくれなきゃ嫌です」
「フラッシュ……」
「ああ、それはそれとして贈られたのだから贈り物は受け取らなければなりませんね?勝手にどこか遠くへ行ってしまおうとするイケないサンタさんにはお仕置きが必要ですから……♡」
「うん、忘れられないクリスマスにしよう……♡」
≫147二次元好きの匿名さん21/12/05(日) 21:47:18
胸の奥にすまうもの⑤
最近、トレーナーさんの様子がおかしい───
休み時間にトレーナーさんの部屋へいくと分厚い本とにらめっこして、ぶつぶつと独り言をいっている。なにしてるのと聞くと隠すようにちょっと調べものをね、と言って申し訳なさそうに笑う。
こうなったのは、ウオトレさんとお話しして以来だった。まるでアタシに隠すようにトレーナーさんは他の担当のトレーナーさんのもとへ行っている。最近は特に目元の隈が濃くなっていて髪もちょっとボサボサになってきてる。ちゃんと寝れてないのかな。
アタシは、そんなに頼りないかな。もっとトレーナーさんの力になりたいのにな。
きゅっと胸が苦しくなって、アタシのお腹の中にドロッとした気持ちが溜まっていってるのが分かる。けれど、アタシはアタシの中に出来たこの気持ちをまだ知らなかった
───
「この本にも書いてなかったか…」
ため息をつき、ウマ娘に関して書かれた本をパタンと閉じる。
ウオトレさん、ギムレットさんと話して以来おれはトニービンについて少しでも知るために本を漁っていた。しかしトニービンに関する記録はなく、あるのはジャパンカップに出場したトニビアンカというウマ娘に関する記述のみだった。
ウマソウルが誰なのかはチケットには話していない。内心申し訳ないと言う気持ちはあったが、自分の父親を名乗る存在がおれを蝕んでいると聞いたときのチケットの気持ちを考えると打ち明けられずにいた。
なぜなら彼女には曇って欲しくなかったからだ──彼女の笑顔は太陽であり俺の心を幾度となく救ってくれた。太陽は青空にて燦々と輝くものであり曇天に隠れてしまっては恵みをもたらす光が当たることもない。それはチケットの心の中に憂いや不安などの負の感情があることを意味している。
そんなことあってはならないし解釈違いだ
チケットが無駄な心配をせず走れるならばおれはなんでもするし肩代わりをしよう。なに、大丈夫だ。そういうのにはもう慣れっこなのだから──
そうしてチケトレは再び調べものに入った。チケットの心に陰りを生じさせているのは自分だと気づかずに。
148二次元好きの匿名さん21/12/05(日) 21:47:50
「トレーナーさん、アタシに何か隠してない?」
放課後のトレーナー室にてチケットが尋ねる。単刀直入な問いにチケトレは思わずドキッとするがすぐに顔を取り繕った
「……なんも隠し事なんてないよ」
一瞬下を向き、力なく笑うチケトレにチケットはもう一度「本当に?」と返す。
チケットの目はこちらをまっすぐと見据え、血が出るんじゃないかという強さで自分の手を握っている。いつものようなキラキラと輝く太陽のごとき笑顔ではなく、黒く淀んだ雷雲のように怒りが混ざった曇り顔。
チケットのこのような顔は見たことなかったな。
おれの嘘を許さない。そんな風に訴えかけているような眼差しに、一度はごまかしたものの、「そんな風に見られちゃもう隠し通せないな」と強がるように愛想笑いをした
────
───
──
「ねえ、トレーナーさん。アタシってそんな頼りないかなぁ」
チケットの一言が胸に重く突き刺さる。いや、そんなことは──そう否定しようとした瞬間、「だったらアタシに話してよ!!無理に抱え込もうとしないで!!」
「アタシとトレーナーさんはそういう仲じゃないじゃん!!もっと頼ってくれてもよかったんじゃないの!?」
「もっとアタシを信じてよ!!」
チケットの顔から涙がボロボロとこぼれ、スカートの裾をぎゅうっとつかむ。
ああ、おれはこの娘を泣かせてしまった。なにが曇らせたくないだ。おれ自身が曇らせてたとは最低なやつじゃないか。
後悔と自責、自嘲を抱え椅子から立ち上がると、チケトレはチケットを優しく抱き締めた。
149二次元好きの匿名さん21/12/05(日) 21:48:26
「な、なにしてるのトレーナーさん。アタシは怒ってるんだよ!?」
「ごめんなチケット、キミがそんな苦しんでるのを知らずに、トレーナー失格だよな……ごめんな、ごめ"ん"な"」
「そ、そんなこと…ないよ。トレーナー失格だなんてそんなこと言わないで…」
アタシの中に沈んでた黒いどろどろが涙で流されていく。不器用だけど優しくて、隠すのが下手っぴで、けれどそれを含めてトレーナーさんが好きなんだ──そんな気持ちが溢れ、アタシはトレーナーさんを強く抱き締める。
「う、うあああああぁぁぁっ!!!!」
二人でひとしきりなき、心の中の雲を洗い流す。そうして時間がしばらく経ち、チケトレとチケットはお互いの顔を見つめあう。
涙と鼻水でグシャグシャになった顔を見合わせ、ついぷっと笑ってしまった。
「トレーナーさん、顔汚いよ~」
「う、うるさいっ。それはチケットも同じだろッ」
黒いどろどろはすっかり流され心の雲は消えあとには青空のように晴れ渡っていた。
雨が降ったあとの地は固まりより二人の絆、繋がりはさらに強固となった
「チケット、頼みたいことがあるんだ。」
「うん、なんでも言って」
「……明後日のトレーニング後、また並走して欲しい。それでキミの父親となのる存在と決着をつける。」
おれのその一言にチケットは少しうつむいたあとキッとした瞳をこちらへ向ける
「……うん分かった。けど約束して?絶対に帰ってくるって。あと、これからはアタシに隠し事をしないでね」
「……ああ、分かった。」
拳をこつんと合わせふたりは誓う。もしかした自分は消えるかもしれない。不安は確かにあるが不思議と恐怖と言えるほどではなかった。
なぜならおれにはチケットがついている。勝利へのチケットを授けてくれる女神がついているのだから──
≫161バクシンフラワートレトレ同席21/12/05(日) 22:15:17
ある日のお昼。
「ふー……何とか席を確保できましたね」
「うん……まさかこんなに混雑してるなんて思わなかった」
僕はバクシンオーが食事をとるためにカフェテリアに行き、その混雑具合に驚いた。
どういう訳か凄く混雑していて、僕らが席を確保できたのも偶然のこと。
「席も確保できたことだし、交代で料理を持ってこようか」
「賛成ですッ! ……おや? あそこにいるのは……おーい! フラワーさーん!」
料理を持ってくるべく席を立ったバクシンオーの視線の先には、ニシノフラワーとその担当トレーナーがいた。
「なんという偶然でしょう! さあ、よろしければこちらの席へどうぞ!」
「あ、ありがとうございますバクシンオーさん。でも良いんですか? 座らせて頂いても」
「4人掛けのテーブルだから構いませんよ、フラワーさん。ニシトレさんもご一緒に如何です」
「ん、ニシノ、ここはご厚意に甘えようか。いや有難い、変に混雑して席がとれずに困ってたんだ」
こうして始まった突然のランチ。当然4人もいれば賑やかになる。
「あら。バクシンオーさんったら、ほっぺたにご飯粒が付いてますよ」
「ちょわっ!? ありがとうございますフラワーさん! 素晴らしい気配りです、花丸を差し上げましょう!」
「ありがとう、ございます……?」
「む。ニシトレさん、もしやそれは期間限定の……」
「ああ。新フレーバーだそうだね。同席させてもらったお礼だ、一口どうぞ」
「ありがとうございます。実は僕まだ試せてなかったんです……うん、美味しいですね」
「あーん、ふむ……確かに美味しいね。いつも品薄になるのも頷ける」
「時にフラワーさん。今度のレース、私たちは勝ちます。フラワーさんたちより先に、ゴールへと駆け抜けます」
「……ええ。望むところです。私もトレーナーさんと沢山トレーニングしてますから。負けませんよ」
「……本人たちもやる気満々で、僕としては嬉しいですが……お手柔らかに、なんて言うつもりはありませんよ」
「勿論。俺とニシノとで、君たちに勝って見せるさ。当日、楽しみにしてるからね」
(了)
≫168二次元好きの匿名さん21/12/05(日) 22:20:26
「…えっと、なにこれ?」
「私にも分からん…何故だ…!?」
「トレーナーさん、凄い格好だね…」
「着たくて着ている訳ではないが…」
…寮の一室、ファインとグルーヴの部屋ではサンタコス───それもセクシーな───をつけた担当トレーナー二人が送られていた。
困惑気味ながらも四人は目を合わせる。頭に手を当てたグルーヴとファイトレの内、グルーヴが口を開いた。
「…とりあえず状況を整理したい、貴様らは気づいたらこの服装でこの部屋に居た訳だな?」
「…そうだねエアグルーヴちゃん、私はトレーナー室で作業していたはずなのだけど、気づいたらここにこの服装でいたんだ。」
そういって彼女は自分の体を視線を下げて眺める、ミニスカと網タイツ、赤色のビキニスタイルな下着と黒い手袋という組み合わせ。
(…いや、流石に露出が凄いな…私でもきつい。)
そんなことをファイトレは思いつつも、なるべく顔に出さないよう振る舞いながら隣のグルトレに視線をやる。
「私もファイトレさんと同じ状況です…」
目を合わせた彼女もまた、やや困惑気味に呟く。こちらはワンピース───上乳が見え、非常にスカート丈の短いつくりだった。
…そう、二人とも煽情的な服装をして毛布にくるまれてたのであり、それを見た担当の二人は言うまでもなかった。
「…分からない以上は仕方ない、私は着替えを取ってくるぞ…」
「…じゃあ、私もトレーナーの着替えを持ってくるね…」
そそくさと部屋から出ようとする二人、心無しか顔がわずかに赤く見える。見送るしかないトレーナー二人は言う事もなかった。
「「…」」
やや気まずい空気が流れる。互いにそういう関係であるとは知っているとはいえ、流石にこの状況はまずかった。
「…何か、話そうか…」
「えっと、そうですね…」
一方、トレーナー室の鍵を持ち、取りに行く担当の二人。
「…ねえグルーヴ、トレーナーのサンタコスって…どう…?」
「…分からない…」
ぐるぐる回る感情に頭を抱えたグルーヴと、いつもみたいな笑顔を見せないファイン。二人は小声で会話しながら歩く。
…結局、取りに行った二人が戻ったあとも、暫く部屋に人影は見えていたそうだ。
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part532【TSトレ】
≫29二次元好きの匿名さん21/12/05(日) 23:54:44
前スレの十六方睨みネタ
「お待たせしました、珈琲と季節のパフェでございます」
「パフェ?ドベ助頼んだ?」
「俺は頼んでねぇぞ、姉貴」
「私でも無いわ」
「そりゃそうだ俺の差し入れだからな」
「あっよく見たらタマトレ...タマトレ!?え?嘘?」
「嘘でしょ!?何その格好」
「本物か?」
「そろそろクリスマスと正月だろ?お年玉とかプレゼント用に金がいるんだよ...この格好なら時給倍出すって言われてな。因みにブラも衣装の一部だと」
「え?タマトレ付けてるの!?ついに...遂にブラを...あっ涙が...」
「嘘でしょ!?」
「やっぱこいつ偽物だろ?」
「ほっとけ、パフェ回収するぞ」
「そうだ、パフェなんだけど私達はその...」
「そうか、そのパフェは全部で100kcal程度しか無いけど要らないのか...じゃあ回しゅ」
「その話本当なの!?」ガタッ
「座れネイトレ、豆乳や羅漢果とかの代用品で作った試作品だ。甘さは控えめだが不味くは無い筈だぞ?」
「食べます!後でレシピも!」
「姉貴は甘い物好きだからな」
「そうだ忘れてた、ドベ助とネイトレには匿名希望の方から」
ケチャップでスリーアウトチェンジと書かれたオムライス×2
「「....」」
「おっと、注文入ったから厨房に戻るわ。まあ頑張れよ」
≫65二次元好きの匿名さん21/12/06(月) 08:23:24
すやすやグルトレとぺろぺろベロちゃん グルトレ
トレーナー室へと足を運ぶ。ノックをしてドアを開ければ、私のトレーナーは無防備にソファーの上で眠っていた。何もかけずに脚を開いている為に膝まであるタイトスカートはまくり上がり、下着が見えてしまっている。鍵をしている訳でもないのに他者に見られたらどうする。彼女の眠るソファーへと歩み寄る。
「いつもならすぐに私に気付いて駆け寄るのにな」
すぅすぅと呼吸をし、ゆっくり上下する胸。愛おしい寝顔。頭をそっと撫で、まくり上がってしまったタイトスカートを直そうと脚へ手を伸ばした。
「グルー…ヴ……」
「……きゃっ」
彼女が抱き寄せてきた為に、バランスを崩し彼女の上に乗ってしまう。胸と胸が重なり、片脚を彼女の両膝に挟まれる。
「おい、起きて……」
「…ずっと……しよ…」
流石に乗られていたら起きるものだと思うが、起きないようだ。そんなに疲れていたのだろうか。私が見ていないところで見えないところで―――。
「グ、ルーヴ…の……ここ、甘くて……」
「っ……どんな夢を見ているんだ」
もっと労ってやらないと、そう思った矢先だ。ことの時に言った言葉を寝言にするな。こんな所で思い出させられ、羞恥心に襲われる。彼女はこちらの気も知らずに呑気に涎まで垂らして眠っている。
「もっと……いっ、ぱい……」
羞恥心は、無防備な彼女はぞくり、ぞくりと私の理性を蝕んでいく。私は考えることもせず、彼女の下唇へキスをした。柔らかくて甘い。
「…んっ……すぅ、すぅ」
私は、理想でなくてはならないのに。眠っている彼女を愛したくてたまらない。こんなことあってはいけないのに。ぺろり、彼女の唇の端から垂れている涎を舌でとる。いつもキスをして知っているはずの彼女の味。どんな菓子よりも甘美で愛おしい。
「ぁん、すぅ……すぅ……」
「もっと……」
ぺろり、ぺろり。彼女そのものが甘い甘い菓子のようで、止められない。ああ、こんな私は彼女にしか見せられない。他の誰にも見せられない。すき、愛している、永遠に私と。
66二次元好きの匿名さん21/12/06(月) 08:23:49
「すぅ、んっ……ぁ…すぅ、すぅ」
ああ、ここがトレーナー室でなければ、学園内でなければ、彼女の自宅であれば。彼女の甘さをずっと感じていられるのに。ぺろり、ぺろり。止められない。おかしくなってしまう。
「んぁ……あれ?グルーヴだ~」
やり過ぎた。彼女が目を覚した。舌を出しているタイミング、どう言い逃れもできない。顔に熱が集中していく。ああ、だめだ。声が、出せない。
「ダメだよ~そういう顔をここでしちゃ」
「いや、これは」
「今日は私の家でお泊りしよ」
私を強く抱きしめる。彼女がこういう時に言う『お泊り』とはそういうことだ。
「私のことグルーヴでいっぱいにしてね」
唇を重ね、愛を交えてそう言われてしまえば断れない。今日は彼女の自宅に泊まると決めた。
≫78二次元好きの匿名さん21/12/06(月) 08:46:10
───某日、トレセン学園にて
「…」
頭を抱えていたのはロブトレ…の姿をしたキタトレと、キタトレの姿をしたロブトレだった。
「またいつもの怪奇現象ね…訳が分からないわ…」
「もう慣れてきた気がしますね…」
「…一応聞くけど、私の体型で大丈夫かしら?」「はい、大丈夫ですキタトレさん。むしろキタトレさんのほうが…」
「私は大丈夫よ、こういう体型には何度かなったことがあるから…」
「そ、そうなんですね…」
ここでキタトレはコホンと咳払いをし、切り替えていく。体についた二つの山が揺れる姿に、ロブトレは自分の体ながらなんとも言えなくなった。
「…それで、この後どうしようかしら。混乱させないためにも、頑張れば私は貴方の真似くらいなら出来るしするけど…」
「あー…キタトレさん、出来るのですか?」
「そうね…では、こうすればよろしいですか、それともいつも通り振る舞いましょうか?」
…自分とそっくりな口調と振る舞いを見せられるロブトレは思わず
「凄いです…でも、いつもどおりの方がいいですね…」
「…なら、この喋り方に戻すわね。」
「いえ、提案してくださりありがとうございます。」
「いいのよ別に。それと、私の体は自由に使ってもらっても構わないわ。折角ならいつも出来ないことでもしてきていいのよ?」
「いや…借りているような体でそれをするのは…」
「気にしなくても構わないわよ?…そうね、図書室の本とか、その体なら届くだろうしロブロイちゃんとかが取ろうとした時に取ったり出来るわ。後は…たまには走ってみるのもどうかしら。私の体なら多分並走くらいならついていけるだろうし、いい経験にはなるわよ。」
「…なら、今日は少し試してみますね。…色々とありがとうございます。」
そう言ったロブトレは頭を下げる、いいのと顔を上げるように言ってくるキタトレが、自分の顔のはずなのにまったく違って見えた。
───その日、キタトレの体でロブロイと軽く並走する姿や、ロブトレの体でキタサンと抱き合ってる姿が見れたそうな。
短文失礼しました
頭サイゲなロブトレと、うちのキタトレで体型交換して話してもらいました。低身長組はたまにはこうして高身長だから出来ることを楽しんでほしいですね。他人の観察は欠かさないキタトレは表面だけなら何とか演じられます。もちろん掘り下げればすぐにバレますが。
≫84二次元好きの匿名さん21/12/06(月) 09:04:38
「教官ちゃん暖取らせて〜」
「えっなに───ほ゛あぁああァあっ!!?!?!!?」
「……」
「……」
「……暖取らせて♡」
「いやであります」
≫102二次元好きの匿名さん21/12/06(月) 09:47:23
『おこたであったまる4人』
「炬燵の中に入ってるとさー、炬燵から手ぇ出したくなくならない?」
「わかります、でもみかん食べるときとか手を出さなきゃならなくなるから困ります」
「あんたが手ずから食べさせてくれればすべて解決するんだがな」
「おうブライアン、流石にそれはイエネコ以下だぞ」
「私は猫ではない」
「っていうかブライアンさんブラトレさんに食べさせてもらってるの……?」
「いやそうそうそんなことはないぞネイチャ、たまにだよたまに」
「あるんですか」
「……まあな」
「じゃあ……ネイチャも……する?」
「うぇ!?いや、別に……やりたくは……あります……」
「ネイトレが剥いてあげたみかんに餌付けされるネイチャ……」
「餌付けって言わないでくださいよ!途端に動物園か公園のハトじゃないですか!おいっすーバードネイチャでーすって違うでしょ!」
「ネイチャはナイスなほうだもんね」
「いやそういう意味じゃないし!」
「動物園か……久々に行きたいものだ」
「んー、今度行く?せっかくだしネイトレとネイチャも」
「寒い時期の動物園ってどうなんでしょうね、ちょっと新鮮かもしれません」
「身を寄せ合う動物の姿が見れるとか?それもネイチャさん的にアリですなあ」
「温泉あるところであったまってる動物とか見たいよなー」
「「みたーい」」
「デカい動物がいい。小さいのは……触りにくい」
「ブライアンはちっちゃい動物にちょろちょろ足元回られると固まるもんなぁ」
「……嫌いではないがな」
「トレセン猫スポットに連れて行ったら固まって動けないブライアンさんが……?」
「……みかんをとってくる」
(照れたな……)(照れた……)(照れましたね……)
≫115二次元好きの匿名さん21/12/06(月) 11:21:06「……最初の頃にされる餌付けって大事だよね」「トレーナーさんその話引っ張る?」
「待てネイチャ、これはひょっとすると深イイ話かもしれん」
「むやみにハードル上げないでください。……私がウマ娘になりたての頃、フクトレさんから夕暮れの屋上でポッキー貰ったの、あれ今思えば餌付けだったなぁって」
「屋上でポッキー……絶妙にアオハル感あるシチュエーションだな。でもあまり喋らずにポッキーだけぶっきらぼうに寄越してそう」
「まさにそれで。彼から『ん』って渡されたポッキー(ブルーベリー味)がなかったら、また少し違う私だったかもしれません」
「色んな人が支えになってんだな……」
「ですね。感謝感謝です」オジギー
「あ、あたしも拝んどこ」オジギー
「止めろ止めろくすぐったい……にしても聞いたかネイチャ。ネイトレのやつすでにフクトレに餌付けされてたぞ」
「残念ながらあたし、もう知ってる話なんで。あとそのお菓子ステマしてたのがフラトレさんだっていうのも」
「マジかー……そういえばたしかにやってたな」
「……まあネイチャさん的にも食べさせ合いっこは(ミカンムキムキ)、初めてじゃないといいますか。はい、ミカンあー…………」
「……(うそでしょ俺の前でやんの?という顔)」「……(ウソでしょブラトレさんの前でやるの?という顔)」
「…………ん」
「俺に!!?」
「違うの違うの!あの、あああの!頭があのの、なんていうか!!!」
「……専門家のネイトレさん。これはどのように見ればいいですか?」
「……『知ってる話といえ久しぶりに聞いてちょっとジェラっちゃった。食べさせて上書きしよう』からのバグですね。かわいいですね抱きしめたい」
「……おうおうブラトレさん!かわいい舎弟のみかんが食えねえってんですかい!?」
「しゃていのくせになまいきだ!てか恥ずかしいんなら無茶すんな顔赤いぞ」
「え!ネイチャのみかんが食べられないっていうんですか!?」
「元々俺の部屋のみかんだ!そしてお前は乗るなマジで止めろ!」
「……楽しそうだなお前ら」
「「「」」」
───しばらくのち、三人からみかんを食べさせてもらう貴族ネコのブライアンがいたとかいなかったとか。
うまぴょいうまぴょい
≫132概念ありがとー☆21/12/06(月) 12:16:44
黒「う〜…ん。あれ……?ここは?」
カ「あ……おはようございます。ママ」
黒「…………!?」
カ「どうしたんですかママ……?そんな顔して……」
黒「ママ……???」
タ「あれ……何かあったの?」
黒「タッ、タバコさん……カフェが……」
タ「ん……おはよう、お母さん。今日も綺麗だね」
黒「オアァ!?お母さん!?」
カ「……おはようございます……パパ」
タ「……うん、おはよう」ナデナデ
黒「な、なにが……」
義「おはよう!今日はみんな元気だね!」
黒「義さん……2人が……」
義「2人がどうかしたの?母さん。あ、今日も料理手伝うね」
カ「……お姉ちゃん……おはようございます」
黒「お……俺がおかしいのか……?」
カ「……ママ……大丈夫ですか?」
黒「………いや、大丈夫ですよ!!よーし!!ママ、今日は張り切っちゃいますよー!!」
なんかよく分かんないけど、すごい幸せだなぁ。
────────
黒「……夢か」
黒「……夢だったかぁ……」ションボリ
≫158頭スズトレ21/12/06(月) 16:22:29
「ニシトレさんいますか?」
「スズトレ君か、どうぞどうぞ。」
その言葉を聞いてから、トレーナー室の扉を開く。 晴れ渡った青空広がる春先の事である。
「それでどうしたんだい?相談事?」
「いや、今年も苗が届いたのでそれを知らせに……」
「あぁ、そういえばもうそんな時期だったね。」
机に乗せてあるカレンダーを確認しながらニシトレさんが言う。
私の地元は農業を営んでる人が多く、その中には花卉、鑑賞用の植物を育ててる人もいる。
それを利用して毎年その農家さんから花の苗を私と私の実家経由で購入し、花壇に植えているのがニシトレさんだった。
「いつも通り寮の部屋かな?」
「ですね。今年も私宛として送ってもらってたので。」
「分かった、なら早速運び出すよ。」
「あ、いいんですか?ダンボール二つ程度ですし急がなくても全然大丈夫ですけど。」
「だけどない方が動きやすいだろう?ただでさえ仲介してもらってるんだ、ちょうど作業も終わらせたから、今から──」ガンッ
……ペンを置いて机から立とうとしたニシトレさんが、机に勢いよくぶつかる。
「大丈夫ですか!?」
「だ、大丈夫……」
「そういえばですけど、すっかり身長逆転しちゃいましたね。」
「そうだなあ。スズトレ君は縮んで、その分俺は伸びたからね。そのせいで未だに身体をぶつける事が多いんだけど。」
ダンボールを運ぶ最中、ニシトレさんがそう言って苦笑いする。
159頭スズトレ21/12/06(月) 16:22:47
今となっては171cmのウマ娘になったニシトレさんだけど、人間時代の身長は150cm前後とかなり小柄。かれこれ40年以上過ごした身体が急に20cm近く伸びたのだ、その苦労はおそらく小さくなった私じゃ予想することはできないものだろう。
「……そう考えるとあんまりいないですよね。ウマ娘になってから目に見えるほど大きくなった人。」
「10cm以上伸びたのは確か青いウオトレ君、ネイトレ君くらいだったかな。……うん、少ない。」
「男性の方が基本的には身長高いって考えると当然ではありますけど……」
「……そのうち二人と話し合ってみるべきかもしれないな。」
「大きくなってから苦労したこと話し合ったりとか……って事ですか?」
「そうだね。母数が少ないということはそれだけ周りが慣れてないということだ。
そういう点をまとめておけば、次にウマ娘になったことで大きく身長が伸びた人が出た時、負担を軽減してあげられるかもしれないからね。」
「なるほど……」
思わず感嘆の声が漏れる。二人と、特にネイトレとはかなり交流があるのに全然気づかなかった。
ウマ娘化現象に巻き込まれてから前にも増して相談を受けることが増え、結構成長できたと思っていたけれど、どうやらまだまだ先は長いらしい。
「……私、もっと頑張りますね。」
「そっか。なにか聞きたいこととかあった時は気軽に言ってね、力になるから。」
「はい。もちろん頼りにさせてもらいます、ニシトレさん。」
新たな覚悟を胸に抱き、その歩みを進めるのだった。
≫170二次元好きの匿名さん21/12/06(月) 16:52:46
───トレセン学園内にて
「温かいね…」
「…なら良いかなぁ…」
「私も後で抱きたいわ!」
…(モブ)女性トレーナー達に囲まれて抱き締められているのはサトトレ───この寒い日にしては厚着ではない格好であった。
「ねえサトトレ、手を握ってくれないかな?」
「…寒い?じゃあいいよ。」
「やったー!」
白いワンピースとモコモコとしたジャケットの組み合わせた服装で後ろから女トレに抱き締められるサトトレは思う。
(湯たんぽにされるのも慣れてきたなぁ…。…まあ、それは置いておくとしても胸を頭に当てられるのは…)
後ろから抱き締められているのだが、身長差が故に当然大きな胸を後頭部に押し当てられ、耳元で喋られるのは不味かった。
「じゃあ次は自分ね〜。…いやぁ〜、温かいわ」
今度はウマ娘のトレーナーに抱き締められる。尾花栗毛のナイスバディな彼女に、今度は顔を埋めるような形で…
(…って、ん?もしかして…)
「寒い日にはこういう人は有り難いわ〜。…そう思わない?」
…案の定と言うべきか、タイキトレであった。少しだけ振れる首で軽く返事をしてみる。
「んぐぐ…」
何とか喋ろうとしてみるも、二つのモノに潰されかかった状態ではうまく喋れず、むしろ彼女の匂いを吸う羽目になった。
「…ふ〜、こんな所かな。助かったわ〜」
…あれから何分か暖を取った後、どこか気の抜けたような挨拶をして立ち去る彼女にサトトレは少し乾いた笑いで返した。
171二次元好きの匿名さん21/12/06(月) 16:53:36
「…ふふ、最近はそんな感じなのね」
「まあ、寒いのはそうだし湯たんぽ代わりになるくらいなら…」
…そんなことをキタトレと話すサトトレ。キタトレは微笑みながら聞いていたが、ふと何を思ったのかサトトレを引き寄せる。
「…わっ」
抱き寄せたキタトレはサトトレを胸離さないようにしつつ、耳元で小さく、優しげな声で話す。
「…みたところ疲れてそうだからね、少し強引だけど休んでもらうわ。…貴方は一応私のチームメンバーよ、だからトレーナーとしてね。」
「んぅー…?」
「喋らなくてもいいのよ?…そうね…、後は私に任せてゆっくり眠るといいわ。ついでに私もこうするけれどね」
…同じ元男性のはずなのに、中々どうして親というか何というかが似合うようになってるのか。よく分からないけれど…
「…おやすみなさい、サトトレ」
耳元で話される声はとても優しくて、サトトレはあっさりと沈んでいくのだった。
短文失礼しました
寒い日には湯たんぽになるサトトレ、つまり女性トレーナーには大人気で揉まれてそうだし、必然的に胸を押し付けられる事も多いのでは?
タイキトレは多分こんな感じで分かりにくいだろうし、キタトレもこんな感じで優しくするのだと思います。
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part533【TSトレ】
≫113二次元好きの匿名さん21/12/06(月) 22:24:26
───某日、トレセン学園内にて
「…あ〜…」
「大丈夫か…って、そんな訳なさそうだな…」
酔った一人をもう一人が手を引いて歩く。
…ドベトレは、カフェインに酔ってしまったファイトレを先導しながら彼女のトレーナー室へと向かっていた。
「後片付けは黒カフェトレに任せてるからいいとして…」
「…黒…カフェトレか……?そうだな…彼も…いい人だと…私は思うよ…」
ふらふらとした歩き方で、いつもと違って呂律やらなんやら回っているか怪しい喋り方で思いを話すファイトレ。
「私は…変人というよりは…根性のある人だと…思うかな…。それと…多分銃の…才能も高いだろうしね…。」
「あー…、ファイトレ、別に喋らなくてもいいんだぜ?正直、大分きついんじゃねえか?」
「いや…私がしたいだけ…だから…」
「それならいいけどよ…」
「それに…ドベトレ…貴方もだと…私は思う…」
「…え?」
「諦めの悪い所とか…しっかり学んで…進もうとする姿勢…それと…っ!」
突如バランスを崩したファイトレ、横に倒れそうになった所で…
「おわっ、危ねえ!」
…慌てて滑り込んだドベトレが支える。赤い顔で片手で頭を抑えていた彼女は、ドベトレに顔を向けると微笑んだ。
「…こういうすぐに動ける所かな…良くも悪くも…。…後は…優しさと…愛嬌…人気者だな…」
「…そうか…。…ファイトレ、ほいよっと。」
崩した姿勢のまま、彼女を抱きかかえるドベトレ。
「流石にこれ以上歩かせたくねぇ。いくらなんでもふらつきすぎだぜ。」
「…すまない…」
「いやいいんだ。オレがしたくてしてることだし。…このまま部屋まで送るぜ。」
115二次元好きの匿名さん21/12/06(月) 22:25:17
それからトレーナー室につき、ベッドの上に横にしておろしたドベトレは、出ようと振り向く所で引き止められた。
「ああ…カフェトレにも…伝えといてくれ…今日は…助かった…今度埋め合わせる…」
「分かった、言っておく。…とりあえず寝た方が良いと思うぜ…」
「…そうするよ…ありがとう…ドベトレ…いや、猟犬か…」
…ドベトレの首元を軽くファイトレはさすってみる。その手を横に掴んで優しくおろしたドベトレはそっと部屋を出た。
「ふふ…」
…少しだけ、満足しているような笑い声が聞こえたのは、それはきっと幻聴ではなかったのだろう。
短文失礼しました
部屋に送るドベトレとカフェイン酔いで機能不全なファイトレです。チワワではなくイケメンなドベトレもやはり良いと思う。
ちなみにファイトレは酔うとこのように抑えが効かなくなって、思ったことを思わず言ったり呂律等が安定しなくなります。
侘助の人がまた見れた時に感想は聞いてみたいものですね。ちなみに私は大丈夫ですので心配なく。まだまだ妄想を上げて行く所存です。
………、
≫142二次元好きの匿名さん21/12/06(月) 23:01:09
リャイトレの頭マッスル解説
「グッドイブニングマッスル! 頭マッスルのリャイトレさんだよ」
「人間の頭は30以上の筋肉で作られているんだ! その内の約17が顔の筋肉なんだが、ここも鍛える方法があるって知ってるかい?」
「その方法は……モチロン、スマイル!!!」ニカァァァッ!
「笑顔は顔の筋肉を1番多く使うトレーニング! モチロン泣いて、怒って、笑ってと顔で感情表現するのが大事だ!」
「笑顔になることで普段頬を吊り下げている側頭筋の負担が和らいで、肌寒い季節には陥りがちの気鬱にも多少効果があるぞ!」
「めいっぱい顔を動かしたら、手のひらで満遍なくマッサージしてあげよう。下から上に、外から中心に揉み込むのがオススメだぞ」
「それでは、よりよい頭マッスルライフを! シーユー!」
≫174二次元好きの匿名さん21/12/06(月) 23:51:05
それでも勝てるなら勝ちに行った若かりしあの頃……
いけネイチャ!シニアエリザベス女王杯の次はシニアジャパンカップだ!トレーナーサンノキチクー!!
「ひんひん」
「……丸くて分かりにくいですが、この点とこの点です」
「ふむふむ、同意見だよ」
「よかった……ここを、押します」
「ひいん!」
「そして伸び上がったところを確保します」
「うん。理に適っているね」
「だ、だれぇ!?ってひぃぃぃ!ウラトレェ!!」
「お化けぇ!のテンションで言わないでください」
「スイトレ。皆さまの通行の邪魔になってはいけないよ」
「オペトレェ……怖いぃ……」
「……わたしの顔を見ながら言ってませんか?」
「気のせいだよ。気のせい」
≫175二次元好きの匿名さん21/12/06(月) 23:52:12
「えっ、バンブーさん……アレ(日本有数の恐怖マシンとかの類)、乗るんですか?」
「せっかくこの遊園地にきたっスから、乗らなきゃ損っスよ!」
「本当に乗るんですか?きっと怖いですよ?恐れ慄き泣き叫びますよ?」
「何でそんなけったいな表現使うんスか……ほら、待ち時間もあるから行くっスよー」
「神様仏様ぁぁぁ」
「いやー思ったより怖かったっスね……トレーナーさんが言うほどのレベルで間違いなかったっス、ちょっと申し訳なかったっスよ……あれ?トレーナーさん?」
「(無言のアルカイックスマイル気絶)」
「うわあああ起きてくださいっスー!申し訳ないっスー!」
多分最初あたりのガコーンって加速するところとか降り始めるところとかでフッと意識が飛びます。
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part534【TSトレ】
≫26二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 00:37:51
「や、やったー♪ カレンの勝ち、だよ♪」
「…………駄目、最後の角度が浅い! それにジャンプの瞬間ちょっと恥ずかしがったのが出てるよね? それに最初に言いよどんでるのはなーに? はいお兄ちゃんもう一回!」
「はい……」
「……なあ、ボノトレ」
「何マヤトレ。一応言っておくけどマヤノのポーズをやったら本気で引くからね?(○○けん制)」
「いやまさかそんな……、いやそうじゃなくて」
「カレトレなら見ての通りカワイイ修行の最中だよ。最近の流行り?で勝利した時にやってるポーズ真似してるんだって……やってみる?」
「流石に大人がアレをやるのはなぁ。……やりたい?」
「…………正直、ちょっとやってみたくはあるよね」
「ここで同意したら掌返されそうな気がするが、まあ分からんでもない」
「うわ」
「泣くぞ。……で、やるのか?」
「…………」スタスタ
「お?」
「や、やったよッ! 最高のボーノ、皆に振る舞えたかな☆」ピョーンキラッ☆カシャ
「アケボノちゃんに比べると流石にデカさというか威圧感というか……あ、うん。……色々足りないな」
「うるさい……。あと今変なこと想ぞ……まあいいや、とにかく! 次マヤトレの番!」
「……ああうん、一人でやるのは恥ずかしいもんな」
「その生暖かい視線止めて。ほらさっさと!」
「では……こほん、ランディーング、キーッス! マヤちん大勝利~!」トテトテピョーンキッスキラッカシャパシャ
「…………」
「ヴィクトリーッ! マヤにむちゅ~になっちゃった?」ピョーンキスカシャカシャ
「…………」
「せめて何か反応してくれ……」
「ごめん……気の利いた罵倒が思いつかない……」
「気の利いた罵倒って概念がちょっと分かるようになった自分が嫌だな……まあお互いさっさと忘れ」
「#みんなで #真似してみた #大人たちの #休日 #担当の気持ちが #分かる……かも? っと」
「「…………待って!! いや本当に待てカレトレ!!」」
この後流石に投稿は阻止したものの、動画は結局マヤノの手に渡ってしまい、いつも通り泣くマヤトレととってもボーノ☆だったよと褒められひっそり恥死したボノトレでしたとさ
うまぴょいうまぴょい
≫63二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 08:45:47
───とある一室、明かりの少ない部屋で
「…諸君、よく集まってくれた。」
「ああ、しかしこれでいいのか?」
「構わんよ、全ては我々の計画通りに。」
「ふむ…では始めるとしようか。今回は…『tsトレ達による性癖破壊を抑える』ということだ。」
「やはり…か、あれは距離感や反応が非常に好ましくないのだ。これでは遠くない内にトレセンが性癖破壊の影響で大変なこととなる。」
「そうだ、何せ非公式ファンクラブ…幸いにして過激ではないものの、同じ沼に引きずり込もうとするものが多いのだ。」
「しかしどうする…?対応が原因である以上、矯正するというのも無理な話だ。」
「そこだろうな…、かくいう私もルドトレを筆頭とする恐らく無意識の行動に…うっ…」
「…あいつをつまみ出せ、せめて部屋にこもっていたまえ。」
「…さて、他にはロリ組、こと巨乳ロリな面子も非常に困る。体型である以上仕方ないが、小さな子がソレをぶるんぶるんさせているのは…」
「ああ、しかしそれであればガチロリ組の方が犯罪臭すらするくらいにまずいと思うぞ。どちらもマスコット、あるいは…」
「人数比と目のやり場に困るという点においては巨乳ロリの方がまずいと思わないのか?」
「待て、こういうのは貧乳ロリの方がよろしくないと相場は決まっているだろう。二人とも他のトレーナー達にも触れられてるんだぞ!?」
「黙り給えロリコン共!…他のタイプも見てとりあえず頭を冷やしてこい」
「…他にはママ組、母性に溢れる人だろう。あれは下手をしなくとも周りに侵食する非常によろしくないタイプだぞ。」
「…その通りだ、日々疲れの激しいウマ娘やトレーナー達に優しく出迎え、支える彼女達は劇薬がすぎる…うぅ…」
「愛情がひどく込められているのが…どうしてもこちらを溶かしてくるんだ。…帰りたい…お母さん…」
「…手遅れか…、連れて行け!休息をとって本調子になったら戻ってきたまえ。」
64二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 08:46:03
「…ボーイッシュなのはどうするのだ?距離感がおかしいのは勿論だが、一部はイケメンを決めたトレーナーも多いんだぞ。」
「なんで女性なのにそこらへんのイケメンすら霞むカッコよさを持つのだ…はい、夢女になります…」
「君もか…分かるぞ同志…!」
「…お前たち…、退出したまえ、好きにしたらいい…」
「…あの、どうします?これでは議論が…」
「…無理だ、よもやここまで汚染されてるとはな…我々の負けだ…」
「はい…」
───会議は踊れど、進まない。機能不全を起こした光景はもうあちこちで見られていた。
短文失礼しました
もしかしたらあったかもしれない会議です。…と言っても無駄なんですけどねこの魔境だと。(我々の産み出した)性癖の坩堝に沈むがよい。
≫159おこたの教官ちゃん21/12/07(火) 12:42:25
「案の定蕩けてるでありますね……」
「あー、教官ちゃんだぁー……」
「だれぇー?」
「教官ちゃんは教官ちゃんわよ……」
「ここ来るなんて珍しいジャーン……どうしたのー?」
「みかんの補充と、清掃であります」
こたつの魔力に溶かされた生徒を見て、教官ちゃんと呼ばれるウマ娘は曖昧に微笑んだ。
学生寮の談話室におこたが設置されて一日。利用者が途切れることはなく、今も四方をそれぞれひとりが占領している。
それはつまり、不特定多数の生徒に代わる代わる利用されている訳で、当然、定期的な清掃と消毒が必要になる。北風が寒気を連れてくる昨今、感染症の蔓延などを防ぐため、安全性を保たなければならない。
なので、新しいお布団とみかんを抱えて現れた教官ちゃんは、答えの分かりきった質問をしたのだ。
「お布団も変えるであります、少しのいて欲しいであります」
「やだ」
「……のいて欲しいであります」
「やーだぁー……」
さもありなん、どけと言われてどく奴はいねえのである。困ったように眉を曲げる教官ちゃん。彼女とて強引に追い出したくはないが、これは仕事で、必要なことなのだ。心を鬼にしなければなるまい───教官ちゃんが悲壮な覚悟を決めようとした時、生徒のひとりがこんな提案をした。
「まあいいんジャーン……? ちょうどいい機会だし、教官ちゃんに確かめて貰おうジャーン……」
「確かめる、とは?」
「あー……うんまあなんといいますか……」
「なんか、いるんです、こたつの中に」
「ゑ」
なんかって何、と固まる教官ちゃん。
160おこたの教官ちゃん21/12/07(火) 12:42:49
「基本的にやわらかくってぇ」
「部位によっては固くてぇ」
「ほんのりあったかいの」
「足でつんつんすると身動ぎするから、生きてるんじゃないかなぁ……?」
「そんな状況でよくぬくぬくしてたでありますね……確かめるからのいてくださいであります」
「いやです」
「我々は限界までこの場所を死守するのだぁー」
全く……と呆れながらも教官ちゃんは決して不快には思っていなかった。教官ちゃんとしては手のかかる子はあまり好きではないのだが、この程度ならカワイイものである。
おこたの端に手をかける。めくりすぎると冷気が入り込んでしまうので、開くのは最小限に。頭を突っ込むようにして、おこたの内を見た。
───いる。
競走バのしなやかな美脚の隙間。光源のない暗がりに、なんか、いる。
はたして教官ちゃんはそれと対面した。
「ヌクヌクドラー」
「……ゑ?」
うまぴょいうまぴょい。
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part535【TSトレ】
≫17二次元好きの匿名さん21/12/07(火) 14:38:29
『宴会かくし芸的なノリ』
「……何してるんですかベガトレさん?そんなトランプを抱えて……」
「あーあんま近寄って揺らさなんでねネイトレ、今急ぎで組み立てるところだから」
「ども、ネイトレちゃん。いやちょっとしたパフォーマンスでもとね」
「タイキトレさんはタイキトレさんで輪ゴム銃……これまた懐かしいものを……」
「ちゃちゃちゃのちゃっとちゃっちゃかぱっぱ、ほいこれで完成」
「うわっ早い……」
「で、そこの間に懐かしのラムネ菓子入りの缶っぽいのをポンポンポンっと」
「あー、駄菓子屋でよく見かけたやつですね」
「カンっぽいパッケージが懐かしさを醸し出す……」
「んでは最後に自分がこいつで……ズキュン!」
バシッバシッバシッ
「ワーオ!ブルズアーイ!」
「さすがの腕前ね、タイキトレさん」
「へっへー褒めてもラムネを分けてあげるくらいしかないなぁ」
「どちらも凄いですね……でも突然なぜ?」
「いや話題がね、得意なことなにー?ってことになったからせっかくだし私の普段見せないやつでも見せたげようじゃないのって感じに」
「自分はちょいちょい見せてるけどベガトレちゃんのトランプはみんな知らないだろうしって話題なのさ」
「あ、止まってる状態なら両手を水平にしてもらえればそこにタワー作れるよ?ネイトレの手のひらにつくろっか?」
「遠慮しておきます……」
「あーでも次の出し物芸の時は協力してもらおっかなー」
「ど、どうしてですか!?」
「ほら、自分とベガトレちゃんの分の見物料ってことで……」
「ひどい!」
「「冗談じょうだーん」」