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このページは「おれバカだから言うっちまうけどよぉ…」スレに投稿されたSSをまとめるページ(スレpart206~210)です。
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目次
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part206【TSトレ】
≫16二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 10:38:01
『俺の中の俺、私の中のわたし』
夕暮れ時のトレセン、帰り際にゆっくりと歩いていたウオッカトレーナーの中で、ギムレットが何かに反応した。
(…む?)
「どうしたギムレット?」(同類だな)
「同類?」(まあ、話せばわかるだろ)
すると、向かい側から片目の隠れた鹿毛のウマ、アドマイヤベガのトレーナーがやってきた。
「やあ久しぶり、ウオトレ!」
「おーベガトレか、お前もウマになっちゃったんだったな」
「ま、そういうわけさ。見た目は大して変わってないけどこれからもよろしく」
「おうよろしく…ところでなんで片目隠れてるんだ?」
「あーこれはねえ…──こういうことです。初めましてですね、ウオトレさん」
「…!?え!?声変わった!?」
「まあ、そういうわけで…」「すっげー!声まで変わるのか!ヤベー!」
「あわわわ──あーちょっと落ち着きなさい!アルが困惑してるじゃないの」
「おっとすまんすまん、びっくり人間枠が増えてたんだなあ…」
「まあそれを知らせるためってのもあったね。それと…ウオトレのほうも見せてくれないかしら」
「ああ。──……変わったぞ」
少し目をつぶったかと思えば、水色の澄んだ瞳は輝くほどの金の瞳へと変貌していた。
「なるほどね、貴方もそのまま意識が入ってるタイプの」「そう、皆は俺のことをギムレット、もしくは親父と呼ぶ」
「…おやじ?」「親父」
「誰の?」「息子のウオッカのだ」
「いやあの子娘じゃないの?」
「俺にとっては息子みたいなもんだよ」
遠い瞳をしている。本当にわが子であるという、優しみと威厳を滲ませている。もはやツッコミは無粋ともいわんばかりである。
17二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 10:38:10
「しかしまー、二重人格…っていっていいのかね?珍しいわよねえ」
「ウマ娘の内面にはソウルが存在する、それが顕著に表れる例はほぼないと言っていいんだが、イレギュラーな俺たちだからこそ発生してるんだろうな」
水色の瞳に戻ったウオトレがつぶやく。
「楽しい?」「ああ、楽しいね!ぶっちゃけここまでハッキリと会話できるようになったの初めてだし」
「…おお?」
「いやね?子供のころからソウルだけはいたらしくて、夢の中で一緒に遊んでたんだよ。それがはっきり出てこられるようになったわけで」
「おおお…思った以上に凄い話だった…まあ俺も楽しくないかって言われたら楽しいけどさ」
「ブラトレは「もう一人の僕状態」って言ってたね…」
「あーわかる…とてもわかる。カッコいいよな…」
「そうかぁ…カッコいいのかあ…」
その後夕暮れのグラウンド横でカッコいい談議がしばらく続いていたとかどうとか。
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part207【TSトレ】
≫53二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 12:28:10
グラトレ「冬……それは、登山にとって恐るべき季節……」
グラトレ「……富士山で初日の出が見たい?」
グラトレ「それならば入念な準備と信頼出来る仲間を連れ当日の天候を良く調べたうえで、天に祈ってから行ってください……」
グラトレ「冬の富士は風と氷の死の山ですからね……ご武運を……」
≫64二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 12:37:48
カフェ「…トレーナーさん」
ケツ「なんでしょう?」
カフェ「最近、他のトレーナーさんが母乳が出る事件が多発してるらしいです」
ケツ「…そうですか」
カフェ「…トレーナーさん」
ケツ「出ません」
ケツ「出ませんよ」
ケツ「出ませんから」
ケツ「あぁいうのは胸に恵まれた人だけ出るんです」
ケツ「見てくださいよ僕の胸、小学生男児でももう少しありますよ?」
ケツ「だいたい毎日バストアップエクササイズしてるのに効果は出ませんしどうなってるんですかねホント」
ケツ「そもそもなんで僕だけこんな胸小さいんですか?マックイーンさんでさえ71なのに僕は70なんですよふざけんなマジで!」
────後日出た
≫73二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 12:44:24
……グラス、助けて……
朝、トレーナーさんから連絡を受けた私は急いでトレーナー室へと向かいます
「トレーナーさん……とても苦しそうな声でした……急がないと!」
「トレーナーさん!」
トレーナー室へ到着し勢いのままドアを開けると、普段の和服とは違う浴衣姿のトレーナーさんが椅子に腰掛けていました
「トレーナーさん! 大丈夫ですか!?」
「……グ……グラス……来てくれて……ありがとう……」
「苦しいんですか!? 何か体調が悪いんですか!?」
「……お、落ち着いて聞いて欲しい」
「……は、はい………………はい、大丈夫です」
「その……なんだろう……朝から……その、胸がね?」
「…………胸?」
「張るっていうか……出てるんだよ…………その、母乳が」
「………………………母乳?」
そういえば確かに浴衣の胸の辺りが少し濃ゆくなっている様な……濃い色の浴衣なのはそういう意味だったんですね……
それにトレーナー室に薄っすら漂う甘い匂い……トレーナーさん由来だったんですか……
……しかし何故、トレーナーさんが母乳を?
母乳が出るという事は…………妊……!?
「分かりましたトレーナーさん、取り敢えずトレセンの男を全て消してきますね」
「落ち着いてくれ!!」
74二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 12:44:33
「はぁ……今朝になって急に?」
「そうなんだよ」
「また、不思議な現象が……」
「そろそろ、三女神像に盛り塩して塩釜焼きにしてやらないといけないかなって……」
「それは置いときまして、苦しそうにしていたのは胸が張っているからですね?」
「そうなんだよ……正直、今も苦しい」
「分かりました……では、私は何をすれば良いでしょうか?」
「助かるよ……グラスには母乳を吸い出して貰いたいんだ」
「分か……なんです?」
「グラスには母乳を吸い出して貰いたい」
「えぇっ!!?」
「恥ずかしいけど頼む、グラスにしか頼めないんだ……」
そう言ってトレーナーさんは浴衣をはだけさせました……甘い匂いが強くなりましたね……
浴衣の中に着けていた母乳に濡れきったスポーツブラを外すと滲み出た液体が光を反射して存在を主張します
「……グラス……お願い」
私は意を決してトレーナーさんの胸に口を……
……近付けた所で目が覚めました
……切腹しますのでトレーナーさんに介錯を頼みましょう……
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part208【TSトレ】
≫14二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 14:27:25
「ルドルフ!面白いの見つけた!」
……こう切り出してきた時の状況は五分五分でいいことか悪いことである。
尤も、熟慮断行という言葉もあるが、この場合に限れば急いで向かうのが常になっていた。
「どうした、トレーナー君。また意味不明かつ奇々怪々なことでなければいいのだが……」
「あー、これ!高校時代の制服!実家から持ち出したのを忘れてたみたい!」
「……成程」
困惑。というか、もはやこれくらいなら平和な方なので困る。
「ってことで、これ着れると思う?」
「無理だと思うが……」
「ってことで答え合わせに試してみるね」
と言いながら目の前で着替えだすルドトレ。
黒いレースの下着が気になり既に掛かり気味一歩手前のルドルフをよそに、男時代のワイシャツを羽織ったルドトレはさながら彼シャツ。この時点でルドルフはジェラシー感じまくりである。
「袖が余る……」
「まくるなり折るなりすればいいだろう……」
と言いながらズボンに足を通そうとするも……
「あれ、お尻が引っかかる……」
大方の予想通りの展開に入る。だが、無理矢理ねじ込んだ尻はすさまじい色気。
そうして、ブレザーも羽織ろうとすると……
「む、胸が、きつい……」
袖が若干余ってるのに胸が若干苦しい状態である。15センチくらい身長差あるのに。
「……すまない」
「え、ルドルフ、目が、こわ」
────ルドトレは監禁された。
≫29二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 14:39:32
フクトレ『今日は!"充電させてから"ルドトレに来てもらった!プレイするのはそれに合わせてマリ◯カート!(銀河万丈の真似)』
スズトレ「あっトゲゾーが!?」
フクトレ「……採点は?」
マルトレ「え、何かのモノマネやってたの?」
フクトレ『いっそ殺せ』
ルドトレ「あっマルトレちゃんきのこやめてぇ!後ろから突かないでぇ!」
マルトレ「あの、ルドトレさんちょっと言い方が」
ルドトレ「あんっ!」
スズトレ「www待ってwwwというか何でマルトレはルドトレはさん付けなのwww」
ルドトレ「だめぇ!落ちちゃう!」
スズトレ「wwwお腹がwwwでも私の先頭の景色は譲りたくないwww」
マルトレ「スズトレはっや。いやゲッソーいらんトゲゾーだぜ」
ルドトレ「いやっあっかれかけられちゃった……」
フクトレ『スズトレ腹筋回だ。これ消されない?』
────放送後ルドトレは監禁された
≫45二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 14:48:56
オペトレ「それで先……輩。格好は変わらないんですね」
ヘリトレ「今なんて言いかけたんじゃ?そうは言うてもこれ。立派な女学生の服でないかの」
オペトレ「時代錯誤と呼んでいいのであれば」
ヘリトレ「弟子が厳しい……」
オペトレ「後輩、でしょう?」
≫53ガンギマリ頭スズトレ21/10/11(月) 14:54:48
まともトリオと生徒一日体験
「あ、フクトレもスズトレも見っけ!!午前お疲れ様。」
「グルトレもおつかれさん。ひっさしぶりすぎて疲れたわ。」
「分かる。この上でトレーニングしてると考えるとみんな頑張ってるなぁ…単純に私たちが老いただけかもだけど。」
「老いる扱いには早すぎんだろ…」
「まだまだ私たち若いよ…?」
「いや分かってるよ。あくまで生徒のみんなと比べたらだから。」
「ならよかった…けど楽しかったなぁ。グルーヴの授業。」
「「え?」」
「ん?どうしたの?」
「え、これ担当が授業に来るとかあんの?」
「あるよ?っていうかひとつは必ず担当の授業当たるようなってる。だから1クラス6人ずつだし。」
「…ねえフクトレ、私たちの午後の授業って何あったっけ?」
「体育とあと理科で星に関する何か…なるほど、そういう事か。」
「…ご飯多めに食べとくべきだと思うな、私。」
「ああ、大盛り食べるとするわ…」
≫88二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 15:37:14
「…………なあ二人とも、ちょっと手伝ってくれない?」
「何モテモテ野郎。いやーモテる奴は違うね。現実でバレチョコ食べきれないから手伝って、なんて声かけられるなんて思わなかったよ。それも毎年」
「いいな羨ましい。俺も一個くらいは欲しかった! というか学校外からも届いてるなその数。どうなってんだイケメンおい」
「一個くらいはって…義理チョコくらいは貰えるんじゃ…?」
「ホワイトデーとか面倒だしって言いながら内心最初に貰うのは本命が良いとか考えて断ってたんでしょ、察してあげなよ」
「……俺泣くぞ? すぐ泣くぞ? 絶対泣くぞ? ほら泣くぞ?」
「図星かマジで義理すら貰えなかったのか判断に迷うな…。はい俺のチョコあげようか?」
「いや今手に持ったそれ明らかに本命だろ。女の子の気持ちが詰まってるんだからちゃんと自分で大事に食べなさい」
「そういうとこなんというかすごいモテない感じあるよね。まあいいこと言ってるとは思うけどさ」
「とりあえず明らかに義理な奴はいつも通りそっちで食べてくれると助かるかなぁ!」
「OK。義理のラインは…市販品でラッピングも特にないやつ?」
「まあそのくらいでいいんじゃない? …あれ意外と少ないなこれ。ちょっと、年々本命というかガチな奴の割合多くなってない? ボクが食べる分が減るじゃん」
「ふ、モテる男はつらいぜ…いや本当にこの量は流石にキツい…。あとお前は別に毎年それなりに貰ってるじゃろがい!」
「流石に義理が多いけど、まあいっぱいチョコ食べれるのは嬉しいなぁって思ってるよそこは。でもこの話題は横で泣きそうになってる非モテに配慮してもいいんじゃないかなってボク思うよ」
「…………」
「マジで涙目になり始めとる…いや悪かったって。ほら友チョコあげるから」
「いらない…」
「まあいい加減食べ始めようか────」
「…………ん、夢…か? 今のは…どうだろ。昔あったような、なかったような…」
「どしたのマヤトレ。まだバレチョコ処理の途中だよ? この山のようなっていうか山の」
「ああ。うん、なんだろな。この夢だけど夢じゃなかった感」
「現実逃避してないで早く食べたら。今年は本気でやばいね。ボーノ☆で再調理しても全然量が減った気がしないもん」
「体がチョコになりそうだなぁ…」
この後無事なんとかチョコの山は食べ終えたマヤトレ達でしたとさ
うまぴょいうまぴょい
≫104二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 15:57:31
また声がする、今度は興味深そうに喋っている
ーーーへえ、そろそろか。楽しみだ
僕は何かを問いかける。奴は返す。
ーーー私?そうだな…unknownとでも自称すべきか。くくく、お前が待ち遠しいよ。
意味の分からない発言を聞いて、感覚は消えた
ジリリリリリリリリ!!!
目を開く、何もないよく知る天井が見える
夜、トレーナー室にて
僕はベッドに寝ながら今日を思い返していた
(あのレースの時の感覚、あれがなにか…)
自分の中にあるウマソウル、それの手ががりになるかもしれない。
そう思いながら目を閉じる、久しぶりにレースをしたが体に異常はない。
それどころか謎の高揚感的なものを感じていた。
(今日は何か変わる気がする…)
そのまま意識は溶けていった。
105二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 15:58:15
暖かな海を漂うような感覚がする。
誰かが呼ぶ声がした
ねぇ…おきて
「…だ…れ…だい?」
不思議と声が出る、水の中にいるはずなのに。
わたしは…だれなんだろう。
返事が来る、よく分からない返答だった
「分からない?」
うん…わたしってなにもの?
(困ったな…情報が無さすぎる…)
「ねぇ、本当に分からない?」
ごめんなさい…わからないよぉ…
「泣かないで、責めてなんかないよ」
うん…ありがとう…
(しかし…誰なんだろうこの子は?あの声のなのか?でも雰囲気が違うし…)
ねぇ、さっきはしってたの?
「えっ?」
さっきはしってたきがするの…けしきがみえたから、わたしのまえにはしるひとがいたの。
「…詳しく聞いていいかな」
くろいかみのひとがひとりまえではしってたの。おいてかれそうだけど、さいごはおいつけたんだ
ここまで来るとこの子が誰なのか分かった。僕の中にいるウマソウルというものだろう。
その手の話は聞いていたが、ここまで幼いどころか名前すらないとは思いもよらなかったが。
そしてここでこうやって話せていることに違和感を覚えた。
ーーーウマソウルは抑えるものではない
謎の声の発言の真意がようやく分かった気がした。僕が拒絶し続けたのが原因だったのだ。
自分がウマ娘になったことを受け入れず、ただひたすらに苦しんだのが不調の理由だった。
だから僕がすべきことは…
106二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 15:58:47
「ねぇ、名前をあげてもいいかな」
…えっ?
「僕は君で、君は僕なんだ。でも君が名無しというのはよくないから」
…うん、おねがい
名前、そう僕を表すモノ。考えているとふと思い出した。
「トレーナーさんはもうサトノ家の人ですよ?名前を使っても構いません。」
こんなことをダイヤは言っていた。
(ダイヤ、ここで使わせてもらうね)
「…サトノジャッジ。安直だけど…どうかな」
…いいよ!ありがとう!
これが彼女の名前、そして僕の名前。
彼女を未知のモノとして恐怖し、逃げ続けたのが僕の罪。だから受け入れることがその償いにもなるのだ。
恐怖を、変化を受け入れることが必要だったんだ。皆がそうしているように。
名付けた彼女が近づいてくる。僕は手を広げ、いつもそうされていたように彼女を抱きしめた。
僕と彼女の境界が溶け合って消えていく。
完全に混ざり合う前に二人で笑いあった。
ーーー受け入れること 100%
…ピースは揃った、証明の時間だ。
解答を叩きつけてやろう、ーーーーーに。
≫118二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 16:12:09
「トレーナー、入るぞ。」
「マーチ!よく来たな!」
「…毎回思うが、お前の部屋はもう少し綺麗にならんのか?」
「調べ物してると時間がなくてな…ハハハ…」
何故うちにマーチが来ているかというと、
俺は、トレーナーとしての実績がまだ足りず、
専用のトレーナー室を持っていない。
なのでミーティングはいつも俺が住んでるアパートでやっている。
…流石に学生をうちにあげるのはどうなんだと思うが、他に使える場所もないため仕方なくここを使っている。
「ま、まぁとりあえずそんな話は置いといてさ、
聞いてくれよ!昨日な、新しいトレーニングを思いついたんだ!」
「それは気になるな。」
「そうだろ?んじゃ早速、ミーティング始め…
ふ、ふぁ〜…」
「……トレーナー」
「ん?なんだ?」
「貴様、昨日…寝てないな?」
ギクッ「そ、そんなことないよ?」
119二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 16:12:35
「うるさい、少し顔を見せろ。」
いきなり顔を覗かれる…少し恥ずかしい。
「…目の下にクマまで作ってるじゃないか。」
「うっいや…その…新しいトレーニングの資料集めに夢中になってたら夜が明けてて…」
「はぁ…貴様はまず自己管理を出来るようにしろ。
人に教える立場の人間がそんなことでどうする。」
「うぅ…耳が痛い…」
「今日ミーティングは一旦中止だ。
トレーナー、布団は何処にある。」
「え?あそこの棚だけど…」
「そうか。」
そう言うと、マーチは棚から布団を引っ張り出して、しきはじめる。
「…マーチ?何やってるんだ?」
「見ればわかるだろ、ほらさっさと寝ろ。」
「え?あ、はい」
何もわからないまま布団に入る。
あったかくて、柔らかくって、すぐ寝てしまいそうだ。
「よし、それじゃあトレーナー、
もう少し端に寄れ。」
「え、何で「いいから早く。」はい…」
「失礼するぞ。」
そう言って、マーチが布団の中に入ってくる。
120二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 16:13:16
「…え?マ、マーチ!?なんで入ってきてるんだ!?」
「?知らないのかトレーナー、添い寝をすると、とてもよく寝れるんだ。
私も小さい頃はよく母にしてもらっていた。」
前から思ってたが、マーチからの距離感がすごく近い。
カサマツにいた頃は走る事しか考えてこなかったため同年代のウマ娘や、その時のトレーナーともあまり関わってなかったらしい。
もしかしたら、それのせいで人との距離感がわからないのかもしれない…
ここはトレーナーである俺がしっかり教えなければ…
「いやあのなマーチ、いつも言ってるが俺、元男だからあんまりくっつくのもダメだと…」
「…私じゃ嫌か?」
「えっいや、そういうわけじゃ…」
「いや、いつも頑張っているトレーナーに、
少しでも恩返しがしたかっただけだ。
嫌ならそれで別にいい…
ただ…少し寂しいな。」
トレーナーは断り切れずに添い寝した。
めちゃくちゃよく寝られた。
その後トレーナーは大切な何かを失った。
≫126二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 16:28:11
グラトレと制服
「う〜ん……学生時代の制服は丈が大きいな……」
「ですね〜……まぁ仕方無いでしょう、でも男物というのも今のお姿でもお似合いですよ〜」
「少し複雑だけど……ありがとうグラス」
「昔の制服が出て来てもこの姿じゃ無理だなぁ」
「では、私の制服を着てみますか〜?」
「グラスの制服?」
「はい、トレセンの制服です……私と背丈は殆ど一緒ですからね、着れると思いますよ〜」
「……いや、でも……う〜ん」
「髪を下ろされたらきっと私そっくりですよ?」
「……それは、面白そうだね」
「ええ、では早速」
127二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 16:28:21
「……今度は問題無く着れたよ」
「ふふっ、似合ってますよトレーナーさん?」
「ありがとう……しかし同じ服を着ると、本当にグラスと双子みたいだね」
「そうですね〜……そうです、トレーナーさん?」
「?」
「今日は呼び方を変えて良いですか?」
「……良いけど?」
「では……グラトレお姉ちゃん……?」
「…………!?」
「ふふっ、私もお姉ちゃんって言ってみたかったんですよ……良いですか?」
「……今日だけならね」
「ありがとう……グラトレお姉ちゃん!」
「……カハッ」
「時間ですし学園へ向かいましょう、お姉ちゃん」
「……カハッ……こ、このまま行くの?」
「制服で来る様に……そういうお達しでしたよ、グラトレお姉ちゃん?」
「……カハッ……そ、そうだったね」
「さあ、行きましょう……グラトレお姉ちゃん!」
俺は今日1日耐えられんかもしれん……
……そんな1日が始まるのでした
完
≫130キントレの人21/10/11(月) 16:36:13
「どうしてこうなった・・・。」
トレセン学園はファン感謝祭真っ只中、トレセン学園を開放してレースで活躍するウマ娘たちが興行でファンたちを盛り上げる一大イベントだ。
「それに俺がでる意味があるか!?」
「言ってないで腹をくくりなさい、そもそもファン感謝祭とはいえ誰がこんなものを企画したのかしら?」
配られた企画紙の中には【開催!ウマ娘トレーナーと担当ウマ娘の二人三脚レース!】という明らかに誰が企画したのかがわかるタイトルで内容が細かく書いてあった。
「要はあまりにもウマ娘トレーナーが増えてきたからこの娘はデビューするウマ娘でなくトレーナーですって認知させるための企画なのはわかるがもう少しなんかなかったのかよ・・・。」
「いいから、まずこれに着替えなさい、レースは午後にあるけれど午前中にジャージで過ごすのはこのキングが認めないわよ。」
「いやいいけど、俺学生じゃないのにトレセン学園の制服着ても大丈夫なのか?」
「問題ないわよ、さっき他のウマ娘トレーナーたちも制服を着ていたわ。」
「もうなんて言うか、ウマ娘化が平然と受け入れられている流れに恐怖すら感じるな・・・。」
因みに二人三脚レースは優勝した、後の音無史記者の質問で「長くキングヘイローの走りを身近で見てきたおかげです。」と発言したトレーナーに相変わらずキングの自信以外の何かが壊れたし。
その後無自覚制服デートをしたのを後から気がついて更にキングの自信以外の何かが壊れた
≫147ロブトレヒロイン概念21/10/11(月) 16:55:25
ロブトレ制服概念
「ふむ、流石に無理ですね……」
「どうしましたか、トレーナーさん」
「いえ、自室を整理していたらかつての制服が見つかりまして、折角なので久しぶりに着てみようと思ったのですが……」
「あ、そうですよね、今は全然体型、違うから……」
「ええ、ぶかぶかで全く着れるものではなかったですね……久しぶりに制服を着てみたくもあったのですが」
「……あ、あの、それなら、私の制服を、着てみませんか?」
「ロブロイの、ですか?確かに今は同じ体形ですが……」
「は、はい、トレーナーさんが制服を着てみたいのなら、是非、私の服を使ってください」
「……ふふ、ええ、ならお願いしますね……そうですね、お互いに体型が同じなら、折角ですので衣装交換をしてみませんか?」
「え、わ、私がトレーナーさんの服を、ですか?」
「ええ、ロブロイがよければですが……」
「そ、その、物語ではお姫様が姿を偽るために他の人と衣装を変えるシーンがあるのですが、そんな物語みたいで、やって、みたいです」
「ふふ、それは良かったです、ではさっそく……」
148ロブトレヒロイン概念21/10/11(月) 16:55:41
「ふむ、これがロブロイの制服、やはりトレセン学園の制服は良いデザインをされていますね。清潔感があり、それでいてこのリボンが可愛らしい」
「と、トレーナーさんの服……スーツできっちりしていて、何だか私もトレーナーさんみたいになれたようです」
「ふふ、ロブロイも似合っていますよ……ですが、失礼しますね」
「あ……」
「はい、スーツが少しよれていましたので、これで問題ないですよ」
「あ、ありがとうございます、トレーナーさん」
「……いえ、今は違いますね」
「え?」
「今の私はトレセン学園の生徒、そしてロブロイはそのトレーナーさん、なのではないでしょうか?」
「あ!……ふふ、それは、いいですね」
「なので、こほん……トレーナーさん、どうかご指導のほど、お願いします」
「!!……はい、今日も頑張りましょうね、トレ……ロブトレ」
「……ふふ」
「……えへへ」
「なんと言いますか、こういうのも、良いですね」
「はい、なんだか言葉にできませんが、すごく、いいです」
「今後も、時々やりましょうか」
「はい、ぜひやりたいです、トレーナーさん」
「ふふ、また戻っていますよ、今はあなたがトレーナーさんですよ」
「あ……ふふ、やっぱり慣れないですね、でも、楽しいです」
「ふふ、私もですよ」
「……その、今度は以前トレーナーさんが着ていた服も、着てみていいですか?」
「おや、どうしてですか?」
「いえ、その……先程ぶかぶかだった、と聞いたので、それがどんな感じだったのか、知って見たくて……いいで、しょうか?」
「ふふ、それくらいなら別に構いませんよ」
「!!ありがとうございます、トレーナーさん」
そうして、その一日はトレーナーと担当の立場を交換して過ごしたのでした。
その後も時折衣装交換をすることが多くなったとか
≫157二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 17:09:20
制服ユニバDK組withタイトレ
「よっし着いたぞ!」
「久しぶりにきましたわね…学生の頃以来でしょうか」
「どうするんだ?着替えてから入場か、それとも中で着替えられる場所あるのか?」
「ハロウィン期間なら中で着替えられるらしいが…今回は別のドレスルームで着替えてから行く筈」
「シャカトレが一目で分かる特徴があるって教えてくれたけど…どこ?」
「…あれか」
「なんでキングコングがいるんだ…」
「おー…俺昔キングコングのドラミング一発芸が得意でさ!見るか!?」
「やめて下さいまし!絵面がやばいですわ!」
「みんな着替えたな?って言っても全員学ランなわけだが」
「いやでも地味に結構違うな」
「…あっ!お前らその手に持ってるの学生帽じゃん!」
「あー学校によってはない所もあるらしいですわね」
「いいなぁ…ブラトレ、あれやってよあれ」
「あれ?…あぁあれか。フクトレ前口上言ってくれ」
「よっしゃ…おめーのスタンドは被害者自身にも法律にも見えねえしわからねえ…だから」
「「おれが裁く!」」ピシュッ
「ウワーッ!かっこいい!」
「いいよなー…俺授業でラグビーやったときジョナサンの真似した」
「…タイトレなら違和感ないな」
「ねぇ!なんで並んでる時にそんなことしますの!?チケットの準備するとかあるでしょう!特にフクトレ!あなた常識人組!」
「いやなんかテンション上がって…そう言うお前はなんだそのポーズ」
「コミックス36巻表紙の仗助のポーズですが?にわかでして?」
「やめとけやめとけ!本当に!お前がやったからみんなポーズ決め始めただろ!タイトレ!ジョルノのポーズは駄目だって!胸が!」
158二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 17:09:46
「やっと入場できたな…」
「とりあえず他の人達が来るまではぐれずにゆっくり回りましょう…って!行ったそばからどこに行こうとしてますのテイトレ!」
「ぐぇっ…襟を掴むな!だって青いのが!クッキー食べてる青いのがいる!」
「別にクッキー食べてる方はいいだろ無視しても」
「でもほら!手招きしてる!写真撮ってくれ誰か!」
「分かった分かった…タイトレも行ってこい。うずうずしてないで」
「いいのか!?じゃあテイトレ行こう!」
「おー二人して腕に抱き着いて…胸が凄いことになってるなどっちも…」
「中の人って女性だっけ…離れた瞬間に凄い勢いで頭振ってるのはあれ…」
「煩悩を振り払おうとしてますわ。プロですわね」
「あっ!あっちモンハン!モンハンコラボしてるぞ!」
「後で合流した時に行くだろ。違うとこ行こう」
「なんでそこはドライなんだテイトレ!等身大リオレウスがいるんだぞ!」
「武器振り回してクエスト受けれるのに!」
「今やったらシャカトレとかマルトレが可哀想ですわよ」
「うあー行きたい!リアル集会所見たい!」
「今やってんのかなぁリアル集会所…DSの時はやってたけど」
「あっ酒!!お酒売ってますわ!行きますわよ皆さん!」
「いや駄目だろ」
「駄目じゃないか」
「なんで!急に大人ぶってどうしたんですの!?軽く飲んでほろ酔い気分で歩き回るのがここの礼儀ですわよ!!」
「いや今飲んだら後でしんどくなるかもしれないし…それに…」
「歯切れが悪いですわね…何か問題でも?」
「いや俺達の服装…」
「成年でも制服着てる時にアルコールは見た目がさ…」
「…あっ」
「こいつも大概テンション上がってるな…」
160二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 17:10:19
「恐竜並んだけど思ったよりも早く乗れそうだな」
「新しい方にみんな行ってたのかな…丁度終わった頃に合流出来そう」
「おっ俺達が先頭…席選べる」
「両サイドが濡れやすい席らしいけど…どうする?」
「水に濡れる事日和ってるやついまして?」
「「「「いねえよなぁ!!?」」」」
「ポンチョ売ってるけどどうする?」
「「「「いらねえよなぁ!!?」」」」
「よっしゃ!んじゃ並びだけど」
「テイトレ、フクトレ、タイトレ、マクトレ、俺でいいか」
「まぁ俺達もいい大人だしな。リアクションして楽しもう」
ガアアア!!
恐竜が大きく吠えてボートが揺れる。怖がりな子供が叫んだり楽しそうに声を上げる大人達を横目に。
五人は、身体を硬直させていた。
「ひっ…」
「ビビった…本気で…」
「なん、なんでだ?何でこんなに…」
フクトレがチラリと逆側の二人を見るときゅうと絞った耳を両手で押さえて周囲を見渡していた。
「ウマ娘になったからか…?音が、やばい…」
「それと多分…三女神の仕業ですわ…耐性というか感受性をいじられて…ひゃっ!?」
バツン!と音を立てて暗闇となった空間で恐竜達が雄叫びや唸り声を上げながらボートを襲う。その度に本気の悲鳴や反応を上げながら最後の局面、恐竜に食べられたかと思ったら高速で急流下りをする場まで進む。
「ひっ…もうやだ…フクトレぇ…」
「大丈夫だ…大丈夫…だよな…?」
「うー…怖い…タイシーン…」
「生きて帰ったら絶対に女神像にグラムぶち込んでやりますわ…」
「くっそ…くっそ…助けてくれブライアン…ブラックヴォルフのみんな…」
阿鼻叫喚であった。テイトレは涙を流しながら隣のフクトレの腕にしがみつき、フクトレは彼を宥めながらも顔を青ざめ身体を震えさせている。怖がりながらも楽しそうにするタイトレもフクトレの腕を掴み、一見大丈夫そうなマクトレとブラトレは安全バーの下でお互いの手をしっかりと繋いでいる。
そして運命の瞬間。恐竜が大きく叫びボートが急流を下る。大人なんだし楽しもうなどと言っていた五人は全力で声を上げて水を被った。いつものアイアンクローを食らった時やバ鹿をやってる時とは違う女性らしい、後ろの席の一般人達が(ふふ、こんなに怖がって可愛いな…俺が、私が守ってやらないとな…)と勘違いをする綺麗な叫び声で。
161二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 17:10:50
「あー楽しかった!」
「最高でしたわね!もう一回乗りましょう!」
喉元過ぎれば何とやら。恐怖を忘れて楽しそうに感想を述べ合う五人はお土産を買う事もなく出口に向かう。異常なほどの写真販売の列を怪訝そうに眺めて。なお自分達が乗っていたボートではなく五人が乗っていた物の写真を購入する者もいたようである。どうしてでしょうね。
「あっいたいた。みなさーん」
「シャカトレ!みんな!すまん待たせたか」
「いや大丈夫だけ…ど…」
マルトレが最後まで言い切る前に声を失う。五人の風貌のせいであった。
全員しっかりと頭から足元まで水に濡れて身体のラインが浮かび上がり、学ランの前を開けている者はTシャツの下の下着が透けて見えている。
「ほら見てくれよタイシン!学ランどころかシャツまで絞れるぞ!」
楽しそうに学ランを脱いで雑巾のように絞った後、臍を見せながらTシャツを絞るタイトレの姿を見たタイシンの脳は破壊された。
「あはは…びちゃびちゃになった」
実はいいものを持っているテイトレのぴったりとくっついた学ランの胸の形や水も滴るいい女がよく似合う儚げな雰囲気を醸し出しているその姿を見たテイオーの脳は破壊され…たが保護欲の方が勝った。
「あーフクが乗る時はポンチョ借りた方がいいかも…なんだその顔」
自身と同じ、姉を思い出させるその見た目で襟を引っ張り乾かそうとするその姿を見てフクキタルの脳は破壊され…そうになったが自分よりも少し小さいそれを見て頷いてしまいアイアンクローで顔が破壊された。
「…マックイーン?目が怖いですわ?やめて下さいまし!近寄らないで!」
自分の容姿を理解していないトレーナーを怒ろうとしたものの胸囲の脅威さを改めて確認したマックイーンは血涙を流しながらマクトレの胸を揉んだ。マックイーンの自信は破壊された。
「おうブライアン!結構楽しかった…あ、タオルありがとう」
素晴らしいスタイルを無意識に見せびらかしていたブラトレは「おい」と一言発してタオルを取り出したブライアンにしっかりと身体を拭かれた。ブライアンの頭は破壊されず、ため息をついた。
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part209【TSトレ】
≫13ガンギマリ頭スズトレ21/10/11(月) 17:39:10
「やっほ〜2人とも!!」
「お、来たな。」
「会議お疲れ様。」
小走りで来た1人のウマ娘に他の2人のウマ娘が労いの言葉をかける。
上からそれぞれルドトレ、オグトレ、スズトレこと私。
ウマ娘化現象に巻き込まれたトレーナーであり同期の3人だ。
「それで急用ってなんだったんだ?」
「う〜んとね、1ヶ月くらい先にインタビュー依頼が固まってたからまとめてやるべきじゃないか、って案が出たからそこら辺の話し合いかな〜。」
「うわぁそんな事する必要あるレベルって怖っ…」
「え?でもスズトレちゃんも多分そのうち来るよ?」
「え?」
「だってスズカちゃん、近々重賞出るでしょ?ジャパンカップの件も含めて聞くいい機会だってみんな狙ってるよ?少なくとも私と同じくらい依頼殺到するんじゃないかな〜。」
「…嘘でしょ…」
「はははっ、ドンマイドンマイ!」
未来の多忙を宣告されショックを受ける私をオグトレが叩いて慰める。
何か対策しないとなぁと頭の片隅で思考しつつ、ルドトレが座ったのを確認しメニューを開く。
トレセンのすぐそこのカフェだからメニュー覚えてはいるけど、そこは気分ということで。
「私今日はいつもと変えてこっちにしようと思ってるんだけど2人はどうする?」
「私はいつも通りでいいよ〜!」
「んじゃ私はスズトレが飲んでるやつでいくか。美味いんだろ?」
「当たり前。店員さーん、注文いいですかー?」
「ところでさ。」
「どうしたの〜?」
注文も終わったところで私が切り出す。
「今日の集まりって確か2人の提案だよね?何かあった?」
「ああ…あったというかあるな。スズトレの方で。」
「…え?私?」
「ほら、ウマソウルの影響今も受け続けてるんでしょ?ジャパンカップからすっかり持ち直してるけど、それでも心配にはなるよ。」
14ガンギマリ頭スズトレ21/10/11(月) 17:40:17
「あー、そういう事ね。なら大丈夫。
確かに私は身体どころか精神まで変化してってるみたいだけど、私が変わったところで他の人と紡いだものまでは変わらない、って割り切った。」
詳しく話すならもっと長くなるけど、2人ならこれくらい掻い摘んでもあとは具体例があれば伝わるだろう。
「…例えばだけど、ルドトレだってだいぶ変わった割には別に私たちの関係変わってないでしょ?」
「あー、そう言われるとそうだな。」
「…私はスズトレちゃんからの扱いが若干ぞんざいなった気がするんだけど…」
「それは、ルドトレが、悪い。」
「なんで!?」
なんでもなにもルドルフをあれだけ掛からせてるからしかなくない…?と心の中で呟く。ウマ娘直後から更にバストアップしてるのルドトレだけだよ?
「ま、最悪2人が女性になりきっても私は中身はずっと変わらずいるつもりだ。なんか不安になったら頼りにしてくれ。男の頃から変わってないやつがいるのといないのとじゃ違うだろ?」
「あ〜確かに!私もほとんど変わってないブラトレちゃんは癒しに感じる時あるからな〜。」
「逆にオグトレに私みたいなことが起こっても相談乗るから言ってね。」
「ああ、溜め込んでも意味ないってのはスズトレで分かったし、もし異変があればすぐ聞いてもらうさ。」
まぁないと思うがね、とオグトレが続ける。
その姿にかつての影を見た気がして、思わず頬が緩む。言葉通り、オグトレは何も変わってないんだろう。ずっと。
「私もいるし、誰かが困った時はみんなで助け合ってこ!ね!」
「…うん、そうだね。」
…やっぱり、私は大丈夫だ。いくら変わっても、私は私だと信じてくれる人がいっぱいいるから。
ルドトレに抱きつかれながら言葉を返す────
15ガンギマリ頭スズトレ21/10/11(月) 17:40:50
────ちょっと待って?今見落としちゃいけないものを見落とした気がする。
「当然ルドトレも頼りにしてるさ。」
「えへへ〜。」
オグトレに頭を撫でられて、ルドトレから満足気な声が漏れる。
あ、これだ。しかも背中から私とオグトレに思いっきりくっついてる。どう考えてもまずい。
「ルドトレ?気持ちは分かったからそろそろ離れよっか?」
「え〜もうちょっとくっいてようよ〜。まだ注文したものも来てないし〜。」
「スズトレそこら辺厳しいよな。少しくらい大丈夫さ。」
「大丈夫じゃない事になるから言ってるんだよ!?」
この後結局店員さんが来るまで離れなかった。
絶対にルドルフには言わないように念を押しといた。
数日後────ルドトレは監禁された。
スズトレは頭を抱えた。
≫21二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 17:55:06
「…………ねえマヤトレ、カレトレ」
「なんだボノトレ。ここはユニでバーサルなあれだぞもっと楽しめ! よっしゃ次はどこに行くかじゃんけんで決めよーぜじゃんけんほい!」
「マヤの勝ち―! じゃあじゃあ、マヤ次はハリポタエリアがいいな!」
「くっ、普通にじゃんけん強い! …ってそうじゃない! ちょっとはしゃぎすぎじゃないかなキミら! 確かにせっかくの企画だし学生時代に戻った気分でとは言ったけど! ちょ、ちょっとカレトレ!」
「#U○J #ブレザー姿 #制服もカワイイ #ウォーターエリアなう #皆大はしゃぎ♪ #濡れて危ない? #制服カレンチャンカワイイ #大切な同僚、友達と っと。あ、でもマヤトレお兄ちゃんが映ってるとアンチどころか下手すれば炎上しそうだなぁ…。仕方ない、撮り直すか」
「お兄ちゃん、濡れ透けネタはカワイイNG。でも撮り直しは賛成かな。一緒に写真厳選しよ♪」
「知ってた。まあそうなるよね。ボクが抑え役に回るしかないのこれ…。どっちかっていうとはしゃぐ方だよボク。お菓子もあるのに」
「はいトレーナーさん、チョリトスとフロート買って来たよ☆ 家で作ってきたのもあるけど、どっちから食べる?」
「アケボノ…ボクの癒しはキミだけだよ本当にマジでもう。あ、美味しい…」
「おーい置いてくぞボノトレ! 次はホグワーツ城背景にとりあえず記念撮影じゃー!」
「お城…素敵だねトレーナーちゃん! マヤもお姫様になってみたーい!」
「まああれそういうお城じゃないけどねマヤノお姉ちゃん。でもそっか、お城かぁ…」
「…うん、お城。お兄ちゃん、あの日のこと…今でも、ちゃんと覚えてる?」
「ってみんな行っちゃった。待ってみんなー! ほらトレーナーさん、いくよー!」
「え、まってアケボノ持ち上げるのは止め…うわぁああああああああ!?」
その後、「どんな絶叫アトラクションでも安全は確保されてる分ボーノ☆な持ち運びの方が怖かったかなぁ…いやアケボノもちゃんと配慮はしてくれてたんだけどさぁ…」とぶつくさ愚痴りながらチョリトスを齧っていたボノトレでしたとさ
うまぴょいうまぴょい
≫31二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 18:04:59
※きっと結婚してる
「ネイチャ今日もお疲れさま。ご飯かーお風呂かーそれとも「全部」」
「それは強欲じゃない?」
「だっておかしいと思いません?……全部大事すぎて残り二つ切るとか無理じゃん!」
「多分これ、順番を聞いてるんだよ」
「へ?そうなの??」
「うん。残りはお預けとか私もおかしいと思う」
「そういうことなら……まずご飯」
「ほーほー」
「……お風呂とトレーナーさんは一緒がいいです」
「……エロじゃん」
「選択肢の時点でエロだよこんなぉ……!!」
「エロスネイチャじゃん……」
「ニヤニヤしないで!30分後覚えててよね!!」
≫33二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 18:06:44
なんかあってマルゼンスキーの自宅でマルゼンスキの帰りを待ってたマルトレ。タッちゃんの音でマルゼンスキーが帰ってきたのを察して玄関に出迎えに行く。
「おかえりマルゼンスキー、お風呂も沸いてる。ご飯もできてるぞ、どうする?」
「……あら、トレーナーちゃんの選択肢はないのかしら?」メキメキメキメキ←理性が引っ張られる音
「ああ、よくあるあれか。お風呂にする?ご飯にする?それとも、俺?」
胸元に手を置いてちょっと恥ずかしそうに自分を指す動作をするマルトレ。マルゼンスキーが頭を優しく撫でればそれをくすぐったそうに頭を揺らす。
「フフ、チョベリグよ。それじゃ、トレーナーちゃんが頑張って作ってくれたご飯が冷めない内に食べましょう!」ブチチチチチ←理性が千切れそうになる音
「ああ!ご馳走だから楽しみにしてくれ!」
笑顔でキッチンに戻っていくマルトレを見送りながらマルゼンスキーはゆっくりと靴を脱いだ。
────マルゼンスキーは耐えた。
≫42二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 18:13:07
恋愛感情0組は難しいよね
タマトレ「おかえりタマ、ご飯にする?ライスにする?それともお米?」
タマ「全部一緒や無いか!なんや?他組みたいに甘酸っぱい選択肢は無いんか!?」
タマトレ「甘酸っぱい?もう...しょうがないにゃぁ...溜まってるって奴なのかな?いいよ..」
タマ「💢」
あっ待ってタマモクロスさんその関節はそっち側には曲がらなアッーーーー
おしり
≫44二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 18:17:10
「お帰りお兄ちゃん、カレンにする? カレンにする? それともカ・レ・ン?」
「お姉ちゃん…流れ的にそれ言うの私の方じゃないかな…」
「そっか! じゃあはいお兄ちゃん!」
「え?」
「さあお兄ちゃん。お兄ちゃんの方から言うって今言っちゃったもんね? 楽しみだなぁ…お兄ちゃんの新婚三択♪」
「…え!?」
「どうしたのお兄ちゃん? それとも…カレンに言うのが嫌なの…」
「えっと、その…。ご、ご飯にする? お風呂にする? そ、それとも……」
「そ・れ・と・も♡ 何かなお兄ちゃん♡」
「…………」
そしてお兄ちゃんは──逃げた。
カレンチャンはキレた。
うまぴょいうまぴょい
≫47ガンギマリ頭スズトレ21/10/11(月) 18:19:07
「おかえりスズカ。ご飯にする?お風呂にする?それとも…私?」
「…なるほど、トレーナーさんで。」
「まあそうなるよね。じゃ行こっか。」
2人は夜空の下でランニングをした!!
2人のスピードが20上がった!!
≫52ロブトレヒロイン概念21/10/11(月) 18:20:35
※ロブロイは成人後です
ロブトレ「お帰りなさい、ロブロイ……そ、その……ご、ご飯にしますか?お風呂にしますか?そ、それとも……私、でしょうか?」
ロブロイ「え……」
ロブトレ「あ、すみません、その、折角同棲し始めたので、一度やってみようかと、思ったのですが……いきなりこう言われても混乱してしまいますよね」
ロブロイ「い、いえ、その、驚きましたが、大丈夫ですよ……ふふ、トレーナーさん、とってもかわいいです」
ロブトレ「うう、わ、忘れてください……私も一緒に暮らせるということで、気が急いてしまいました」
ロブロイ「あ、ま、待ってください!……その、トレーナーさんで、お願いします」
ロブトレ「!フフ、ありがとうございます、ロブロイ。ですが、お疲れでしょうからまずは体を休めてからにしましょう」
ロブロイ「はい、トレーナーさんの料理、とても楽しみです」
ロブトレ「ええ、頑張りましたので、どうぞ、ご飯を食べた後はしっかり体を洗って、お互い綺麗になってからしましょう」
≫54二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 18:21:18
ではどうぞ!
恐怖と向き合い、未来を創る覚悟 5
ーーーいつもと同じ夢、ただ傍観しているだけの僕。そして声はいつものように問いかける。
今まで黙っていたが今日は違う。叩きつける
「僕は僕だ。もう逃げない」
ーーーへぇ、面白いな。じゃあ証明してみせてよ。折角だからこれで
指を弾く音ともに視界は暗転した。
視界が戻る、そこは何処かのレース場だった
(証明って、このレースに勝ってみろという事か)
18人のフルゲート、アナウンサーの声が3000m芝左回りと言ってくる。
ファンファーレが鳴り響く。パドックの中で僕は不思議と落ち着いていた。
不思議と気分が高揚する。こんな状況でも、何故か楽しく感じる。口元をゆるませ、精神を整えた。
瞬間パドックが開く、全員が飛び出していく。
(追い込みを選択したのは僕一人、後ろに人はいない)
走りながら周りを見渡す。こんなことを思っている間にもコーナーに入っていく。
先行するバ群を観察しながらもいつもとは違う体の軽さを感じる。
(体が思うように動く…!これならいける!)
全体に大きな動きのないまま途中の直線へ。
バ群で競り合うのをしり目に最後尾から追う。
スタミナをなるべくキープして、ラストスパートにかける。
半分を超えたあたりで徐々に息が苦しくなり始める。
(こんな風に追い込んでたんだな、ダイヤも)
彼女の鋼の意志を思い返す、思わず笑みがこぼれた。
そして最終コーナー直前、大分体力も削れてきた中でスパートをかけ始めた。
加速し始める、そしてそれを僕が…制御しない。
制御は『僕』に任せて本能のままに走る。
甘えているようにも感じるがこれでいい。
『僕』に頼る、僕の体が僕の手から外れ、『僕』が制御することを受け入れる。
55二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 18:21:48
ーーー種は大地に蒔かれると、根を生やし、やがて芽吹く。
彼女が手に入れた『種』はこのレースで根を生やし、今この瞬間に芽吹いた。
競争バ「サトノジャッジ」としての才能が開花する。
ーーー世界が塗り潰されていく。青い、青い空に一筋の光がさす。
光の羽根が彼女から伸びていく。
それはまるでこの世に降り立った天使のように、見る者全てを平伏させるがの如きもの。
海が二つに割れ、モーゼが渡るように。速度を上げて彼女はバ群を抜けていく。
それは全てを裁く者、審判の日の象徴のごとく。まさしく楽園からの審判者。
最終直線に入る頃には先頭に立っていた。だが速度が落ちることはない。いやむしろまだ加速していく、羽根の光の輝きも増していく。
(楽しいなぁ…)
苦しいはずなのに笑みを浮かべた彼女はたった一人、ゴール板を駆け抜けた。
ーーーなるほど、ここまでできるなら、見守る価値はありそうだ。
声が聞こえた瞬間、視界が暗転した。
57二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 18:22:22
次に目が覚めた時、そこは何もない空間だった。…いや、一人だけいた。
黒い服に身を包んだ彼女は嗤う。
「やぁ、よくきたね。とりあえず座りたまえ」何処からか現れた机と椅子に座るように言われる。
「大丈夫だとも、君に悪影響を及ぼすものではない」
座る前に彼女に問いかける
「貴方が謎の声の主なんだろう。」
「…如何にも、私だよ、君を観察、試験させてもらっていたのさ」
「私は愉悦を至高としていてね、他人の苦しむ姿を探しては眺めるのを楽しんでいるんだ。そこで君を見つけた訳さ、…不器用で苦しむ君を」「実に甘美なモノだったよ。ぶっ壊れていく姿を見続ける時は。特にこうなってからの反応は良いものだったさ。」
「ただそろそろ別のが見たくてね、完全に壊れた姿を見て終わろうと思ってたんだが…」
「何故僕が壊れると?」
「知りたいか?簡単な話だ。お前は違うプログラムが二重にかかったロボットのようなモノだったからな。エラーを吐くに決まっている」「そしてそのまま行き着く先は崩壊だとも。
ああ、言い忘れていたが最後は壊れることに関しては根本的には解決してないとも。お前のその性格が変わらぬ限りは」
「実際、お前の性格はひっくり返った訳ではあるまい。その時点でいつか壊れるのは決まっている。」
「だから折角なら壊してやろうと思ったが…気が変わった。お前が壊れる果てを見てやろう。最後まで付き合ってやるとも」
「…勝手にしろ」
「なら勝手にさせてもらうさ、ではさよなら」
朝、目が覚める。ダイヤの声が聞こえる
「おはようございます、トレーナーさん」
朝の支度を手伝ってもらいながら、彼女に言った。
「なあダイヤ、ひとついいかな」
「はい、何でしょうか?」
「僕はトゥインクルシリーズに出ようと思ってるんだ…いいかな。」
「…意志は堅そうですね」
「ダイヤから学んだものだよ」
「ふふ…構いませんよ。」
ーーーその後、天使あるいは審判者の異名をもつウマ娘が駆け抜けて行くのは別のお話。
≫67二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 18:29:52
グラトレの新婚三択
「今日は一緒に帰らないんですね……」
少し寂しいですがトレーナーさんは先に帰られてしまいました……
「……ですが、トレーナーさんのお宅に寄って欲しいとは何故なんでしょうか?」
何かサプライズ的なモノが有るのかもしれません
……ですが、私の寂しい想いを塗り潰すくらいのモノじゃないと許しませんよ?
「失礼します、トレーナーさん」
「おかえりなさいグラス、ご飯にします? お風呂にします? それとも……私でも良いですよ?」
…………全てを許しましょう
玄関から入ると甚平に白いエプロンを着けたトレーナーさんが出迎えてくれました
「……ええっと……トレーナーさん?」
「グラスはどれを選びますか?」
「で……でしたら、トレー……い、いえご飯を食べましょう!!」
「ご飯で良いの?」
「……はい、トレーナーさんが作られたご飯が冷めてしまうのは心苦しいですからね……」
……正直もったいないですが……仕方ありません
「うん、嬉しいよグラス」
「ふふっ、そうですか」
「嬉しいから全部してあげる、一緒にご飯を食べて、一緒にお風呂に入って、最後は一緒にお布団に……ちゃんとこの格好でね?」
……やりました、フルコースです……
正解を勝ち取りましたよ私!!
「……トレーナーさん、昨晩はごちそうさまでした」
「……次はグラスの番だからね?」
「…………えっ?」
完
≫71二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 18:31:04
「帰ったか、飯ができてるから早く食べてくれ」
「…三択の話が回ってるのではなくて?」
「知らん、冷める前に食べたほうがいいぞ」
「ほーい、暖かいうちがおいしいからな」
「ああ。…しかし惜しいな」
「何が?」
「お前が男のままであればな…ふっ、忘れてくれ」
「んー?あー……うん?」
「さっさと食べるぞ。そのあとは風呂だ」
「ほいほーい」
≫75二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 18:34:48
「お帰りタキオン。ご飯にする?お風呂にする?それとも……わ・た・し?」
「……うわぁ」
「うわぁってなんなんだ。自分でもらしくないとは思ってるけども」
「私はキミが可笑しくなったのかまず疑ったけどね。何なんだいその破廉恥な真似は」
「最近流行ってるらしいよ?帰って来た担当ウマ娘に新婚さんの三択するの」
「私はそんな余興に付き合うようなウマ娘に見えるのかい?」
「タキオン……ごめん。やっぱr「全部だ」…えっ?」
「君と共に食事をして、君と共に風呂に入り、君を貪って共に眠る。今日は元からそういうつもりだよ。良いね?」
「うん……」
タキトレはタキオンに攻め込まれるとよわよわになると私性合ですよ
≫82二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 18:38:10
「疲れたー…マヤトレーおんぶしてくれー…」
「なんでだよ…嫌だわ重いし」
「…そっか、分かった…足が痛むけど歩く…」
「やめろ!分かったよ畜生!テイオーも睨むな!」
「へへーやったー」
「マヤトレ、手を出して下さいまし」
「いやだ」
「あらなんでですの?百味ビーンズを分けてあげますのに」
「うるせぇ知ってるぞ!さっき何人かでニヤニヤしながら不味いの選別してたの」
「バレてるんならしょうがないですわね!ブラトレ!タイトレ!確保!」
「おら大人しくしろ!」
「ウマ娘に勝てるわけないだろ!」
「はなっ離せっ!…がっ…まっず!!えっ!?まっっず!!ゔっ…」
「何食わせたんだっけ」
「ミミズとゲロと土と草とせっけん…後腐った卵?」
「おいマヤトレ、これも頼む」
「…なぁフクトレ俺もう手が裂けそうなくらい荷物持ってるんだけど」
「俺も結構持ってやってんだろ。みんなが買い物終わるまでは我慢しろ」
「いやそうだけど…待て、やっぱり荷物全部こっちによこせ」
「は?お前何言って…」
「いいからさっさとあいつらの方行ってくれ!道ゆく人の視線が落ち着いた熟年カップルを見る目で嫌だ!」
≫89二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 18:44:33
カフェ「お帰りなさい、トレーナーさん。ちゃんと会社まで行けましたか?電車は間違えませんでしたか?挨拶はできましたか?転んでないですか?お弁当は好き嫌いせず食べましたか?疲れましたか?昨日は何時に寝ましたか?しっかりと睡眠は取ってますか?朝ごはんは何がいいですか?なんでもいいは困ると言いましたが?明日もちゃんと会社まで行けますか?」
ケツ「待ってください」
≫94二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 18:47:56
「おかえり、お風呂にする?ご飯にする?それとも、タ・イ・マン?」
「タイマンだ!」
「よっしゃっ!今日は腕相撲だ!ウマ娘になったんだ、ハンデなしで勝ってやる!」
今日も勝てなかったよ……
≫97ガンギマリ頭スズトレ21/10/11(月) 18:50:52
さっきはじかんなくてあっという間に書きあげたからリメイク
「新婚3択ですか?」
「うん、なんか流行ってるらしい。」
「…三女神様の影響では?」
「ないと思うなぁ…流石に。」
「ですよね…どうします?私達もやりましょうか?」
「やってもいいけど最後で少し困らない?いや、選ばなければいいだけかもしれないけど。」
「…トレーナーさん。」
「ん?どうしたの?」
「そもそもあの"私"って何を指すんでしょうか?」
「え?うーん…私の事好きにしていいよ、ってことじゃない?」
「…なら、別に走るとかでもいいのでは?」
「…スズカ、それ天才。他の人にも共有しよっと。」
「よし、これで安心ですね。せっかくですしやりましょう。」
「OK。じゃあ…おかえりスズカ。ご飯にする?お風呂にする?それとも、わ、た、し?」
「…私です。一緒に走って腹減らしてきてからご飯食べましょう。」
「OK、じゃあ行こうか!!」
2人のスピードが20上がった!!
2人のやる気は絶好調を維持している!!
≫106二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 18:53:32
こんにちは!トレセン学園一の美少女!(個人の感想です)パラシンちゃんです!今、学園では空前の新婚三択ブームです!
....時々思うんですけどこの学園、風紀とかどうなってるんですかね?取り締まるべき生徒会が真っ先に乱してるってもっぱらの噂ですよ?
まあ、そんな事はどうでも良いです!先輩方に新婚三択ドッキリを仕掛けに行ってきます!
今日のターゲットは...ブラトレ先輩です!
え?マクトレ先輩じゃないのかって?
あの人に仕掛けても埋められるのがオチです!仕掛けたら赤くなって動揺してくれそうな人じゃないと!ウマ娘ですけど!ガチャ
何て言ってるうちに帰ってきたようです!いざ!
「おかえりなさい!先輩!私にしますか?私にしますか?それとも、わ•た•し?」
「おい」
「ハイ」
────────
🕳分かってましたよ、結局こうなるって
パラぴょいパラぴょい
≫129二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 19:06:25
パラシンちゃん封印RTAをはじめます。まずイベント『新婚三択』が発生するのを祈りながら玄関ドア前に円形のゴミ箱を設置し、玄関からではなくベランダから外出します。そして外出して五分ほどしたら帰宅を開始すると『新婚三択』イベントのためパラシンちゃんが自宅ドアを蹴破って内部に侵入し、その際に固定されて動かないゴミ箱と絶対に開かれる玄関でコリジョンが発生し触れたものがゴミ箱内部に無理やり食われる現象が起きます。家に帰れば玄関を蹴破ったままゴミ箱に食われたパラシンちゃんをゴミ収集車に突っ込めばエンディング、タイマーストップです
≫131二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 19:09:42
「お、お帰りなさい。
ご飯にする?お、お風呂にする?
それとも…わ、わたし?」
「…いやうん、何やってんだ俺は一人で…」
「私は普通に可愛いと思うがな。」
「そうか?それならまぁ…
それでだマーチ、いつから見てた?」
「?お帰りなさいのところからだが?」
「そっか…うん…次からは声かけてな…」
なんか流行ってるみたいだし、
せっかくだから一人でやってみたマーチトレ
≫135ブルトレ21/10/11(月) 19:13:01
「おかえりなさいブルボン、ご飯にしますか?お風呂にしますか?それとも私?」
「はい、マスター。そのオーダーは流行している『新婚三択』と推定。私にとって1番大切なのは貴方です。しかしマスターからステータス『空腹』を検知。よって『ご飯』を選択します」
「ふふっ、ありがとうブルボン。やってみたくなっただけですから悩まないで下さい。全部選択していいですから」
この後一緒にご飯を食べてお風呂に入り添い寝した
≫142スペトレSSその121/10/11(月) 19:15:54
スペトレ「スペの様子がおかしい?」
スズトレ「ええ。スズカから聞いたんですけど…」
143スペトレSSその221/10/11(月) 19:16:29
スペトレ「なるほど……。
つまりお母ちゃんの写真を無くしちゃったと。」
スズトレ「みたいですね。
スペちゃん、単身で上京したようなもの
でしょ?」
スペトレ「……やっぱり、
まだ子供だしね。寂しかったのかな……。」
スズトレ「と!言うことで!
私から一つ策があります!
ちょっと耳貸してください。」コソコソ
スペトレ「ええ!?
それっていいのスズトレさん!?」
スズトレ「トレーナーたるもの、
担当のメンタルケアも大事ですよ!」
スペトレ「……今度、一緒に
下着選んでくれたら……いいですよ……。」
スズトレ「ええ、もちろん。
スペトレさん、がんばってね。」
144スペトレSSその321/10/11(月) 19:16:57
スペトレ「スペ〜、入っていいよ〜。」
スペ「お、おじゃましますうっ!!」
スペトレ「そんな緊張しなくていいよ〜。」
スペ「だ、だってえ〜!!」
スペトレ「……ま、とりあえずシャワー
浴びてきな。少しは落ち着くでしょ。」
スペ「ジャ、ジャアオサキニシツレイシマス」
スペトレ「ゆっくり温まってきな〜」
スペトレ(まあ、一番緊張してるの
私なんだけどね、助けてスズトレさ〜ん!!)
145スペトレSSその421/10/11(月) 19:17:31
スペ「ご飯おいしかった〜!!
ごちそうさまです!!!」
スペトレ「はい。お粗末様でしたっと。」
スペ「それにしてもトレーナーさん、
料理上手いですね。好きなんですか?」
スペトレ「スペに料理の素晴らしさを
教えてもらってからだけどね。
オグトレさんとか、フジトレさん、
あとヒシトレさんにも教えてもらったの。」
スペ「それにしてもこんな短い間に
やっぱりトレーナーさんは
すごいなあ…………。それなのに私…………。」
スペトレ「……スペ。ベッド行こ。」
スペ「え……?」
スペトレ「歯、磨いたら、すぐ行くよ。」
146スペトレSSその521/10/11(月) 19:18:04
スペ「トレーナーさん……これって……?」
スペトレ「添い寝。
ベッド狭いから、ごめんね。」
スペ「…………。」
スペトレ「スペ、最近眠れてる?」
スペ「……!いえ、全然……。」
スペトレ「どうして?」
スペ「写真、無くしちゃったんです。
お母ちゃんの写真。」
スペトレ「……うん。」
スペ「それで、急に黒いモヤモヤって気持ちが
ぶわわって湧いてきちゃって……。」
スペトレ「うんうん。」
スペ「……急に不安になっちゃったんです。
レースの事とか、友達の事とか、
未来の事とか……。」
スペトレ「……そういうことか。」
スペ「私、現役を終えたら、
どうなっちゃうんだろうって。
大人になったら、どうしようって……
そう考えたら、怖いんです。
眠るのが……。」
スペトレ「……私は、
中学の時にトレーナー目指して、
高校の時に知人のトレーナーの手伝いして、
大学入って、資格を全部取ったの。」
スペ「……、私、トレーナーさん
みたいになれるのかなあ……。
かっこいい大人に、なれるのかなあ……。」
147スペトレSSその621/10/11(月) 19:18:34
スペトレ「スペシャルウィーク。」
スペ「……!どうしたんですかいきなり
抱きついて……。」
スペトレ「……。」
スペ「トレーナーさん……?」
スペトレ「……さっきみたいに、
どれだけ綿密な人生設計をしてもね、
それは、神の気まぐれで
容易く壊れるの。」
スペ「それって……。」
スペトレ「私がウマ娘になった時、
私結構しんどかったの、
これからどうしよう〜、ってね。」
スペ「そんなこともありましたね……。」
スペトレ「あの時、スペが
励ましてくれて、すっごく嬉しかった。
ちょっと泣いちゃったもん、あの後。」
スペ「……。」
スペトレ「だからね。
……今度は私の番。」
148スペトレSSその721/10/11(月) 19:19:07
スペ「……ほえっ?」
スペトレ「……いいこ、いいこ。
スペはえらいよ〜。
みんなに笑顔を振り撒いて。
誰よりも頑張り屋さんで。
だから、少ししんどくなっちゃったんだよね。」
スペ「……グスッ……。」
スペトレ「スペはね〜。
私の初めての担当で〜。
一番かわいくて〜。
私の一番の誇りなの〜。」
スペ「……グスッ…と、とれーなあ、さん……。」
スペトレ「だから、今日は
いっぱい泣いて、いっぱい辛いこと
話して、いっぱいおやすみしようね。」
スペ「……う、ヒッグ……うえええええん!!!」
149スペトレSSその821/10/11(月) 19:19:49
スペ「…………zzz」
スペトレ「泣き疲れて寝ちゃったか。」
スペ「お母……ちゃん……。」
スペトレ「……スペ。
俺はお前を支えて、
俺はお前を輝かせて、
俺はお前を一番愛してる。」
スペトレ「…………それに、
忘れてるかもしれないけどさ、」
『お前は俺の女だ。』
スペトレ「まあ、在学中は無理だけど、
お前が大人になっても、
一生、寂しくないようにしてやるよ。」
スペ「……トレーナー……さん……。」
スペトレ「だから今はこれだけ。
悪夢を見ない、おまじない。」
スペ「……んんっ……///」
スペトレ「……ぷはぁっ……///
……おやすみ、スペ。」
おわり
≫161クリトレ(小)新婚三択21/10/11(月) 19:30:26
「ふー……今日はお疲れ様、クリーク」
「いえいえ~。トレーナーさんこそ、サポートお疲れさまでした~」
ある雑誌のインタビューを受けた後、私とトレーナーさんは帰途についています。
ウマ娘になって随分と身長が低くなった彼……いまは彼女と手を繋ぎながら、二人並んでトレーナーさんのお家へ。
遅くなるかもしれない、と前もって外泊届は提出してありましたが、予定より早く済んだために今は夕方。
おかずの材料を買いに少し寄ったスーパーマーケットも、大変盛況な様子でした。
「さて到着っと、鍵はこの辺にしまったはず……」
目的地であるお家に着くと、トレーナーさんは鞄をまさぐり鍵を取り出し、カチャリ。
そして中へ入……ろうとしたところで、お耳がピンと立ちます。これは何かを思いついたときの癖。
「クリーク、ちょっとそこで待っててくれる?」
はい、と返せば彼女は何やら買い物袋を持って急いで中へ。
……しばらく待っていると、ポケットに振動を感じます。見れば"入っていいよ"のメッセージ。
玄関の鍵を開けると、部屋の奥からパタパタと足音がします。
戸を開くと、そこには小さな……少し幼いころの私がいました。
昔愛用していたエプロンを着けて、嬉しさに顔を綻ばせて。
「おかえり、クリーク!今日はお疲れ様!」
「あら~!ふふっ、はい!ただいま、トレーナーさん!」
そう言って抱っこすると、嬉しそうに尻尾が揺れるのが見えます。
「ふふー。あ、そうだ……こういうときは、えっと」
「あら?トレーナーさん、どうかしましたか~」
また何かを思いついたトレーナーさんが、少し離れて思案顔。
ちょっとの逡巡の後、彼女はちょっぴり照れたように、上目遣いで、
「えと、ご飯にする?お風呂にする?それとも、その……僕がいい、かな」
──なんていじらしく言うものだから。
「ぜ~んぶ、欲しいです!」
私は素直にそう言って、彼女をまた思い切り抱きしめたのでした。
(了)
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part210【TSトレ】
≫11二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 20:03:40
新婚さんごっこ オグトレ
いわゆる、新婚さんごっことやらが流行っているようだ。ご飯にする?お風呂にする?それとも私?のアレだ。俺としてはオグリとはそういう関係ではないので、まぁおふざけとしてさせてもらおう。オグリがどんな反応するか、俺にも正直読めない。夕食の時間、オグリは来るから丁度いいだろう。流石に裸エプロンは遠慮するが。食事の用意も終えた所でノック音が響く。
─コンコン。
「トレーナー、入るぞ」
「よく帰ったな、オグリ。ご飯にするか?風呂にするか?それともわ・た・しか?」
「ご飯がいい」
オグリはそういうやつだ。花より団子。
「でも、一緒にお風呂に入ったりしたいならそれでもいい」
それは流石に俺も想定外だ。待て、俺は俺のままだ。
「待て、冗談だぞ?」
「別に私は構わない。お風呂も、その『わ・た・し』というのは添い寝だろう?問題ない。私たちは家族だろう?」
「そうだが、年頃の女の子がそんな事言うモンじゃない」
「今日はトレーナーの部屋に泊まっていこう」
俺は頭を悩ませつつも、食事を済ませ、風呂も一緒に入った。予備の新品の下着と着流しを貸して布団の中へ入るとオグリがぴたりと身体を寄せた。
「ウマ娘になってもトレーナーは変わらないな」
「俺の事情でオグリを困らせる訳にはいかないからな」
「自分の事より私の事なんだな」
「俺はお前さんのトレーナーだからな」
「良かった、安心したら眠くなってきた…おやすみトレーナー」
「ああ、おやすみオグリ」
頭を撫でると、安心したのかそのまま眠った。俺も眠るとしよう。変わらないな距離感に安心したのは俺の方なんだ。
≫23二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 20:09:40
フクトレ『本日のゲームは!ゴー◯トオブツシマだ!!(大塚明夫のモノマネ)』
スズトレ「なんだか上手ですね。今日は7点満点中5点くらいです」
マルトレ「まぁやってこう。グラトレはこういうのできるの?」
グラトレ「一緒に峠を攻めた仲じゃないですか〜「え?いつの話?」私もこういうゲームはできますよ〜」
フクトレ『さあ侍らしい正々堂々とした戦いが見れ』
グラトレ「とりあえず闇討ちで皆殺しにしましょう〜。消耗は良くありませんし敵に慈悲はありませんよ〜」
スズトレ「嘘でしょ……誉はどこにいったの……」
グラトレ「誉はターフで死にました(突然の低音ボイス)」
マルトレ「うわぁ急に冥人になるな!」
スズトレ「何でガイドから外れるの……?」
グラトレ「こっちの方が近道なので〜」
マルトレ「迷ってない??」
≫24IF21/10/11(月) 20:09:54
「ただいま、トレーナー君。今日は先生と飲んで遅れてしまったが……」
そう言いながら二人の愛の巣に入ってくるのは、スーツ姿のルドルフ。よく見るとスーツについた菊の模様の記章が光る。
「ううん、大丈夫だよ?それより、どう?勝てそう?」
「そっちは大丈夫だ。順風満帆と言っていい」
「よかった……ルドルフの夢がまた一歩近付くんだね……」
そう言いながら微笑み、新たな命を宿した腹をさするトレーナーに、ルドルフは"彼女のためにもより一層頑張らねば"という気持ちになる。
「さて。夕食は?」
「あ、用意してないけど……その、気持ち悪くて、食べにくいなー、って」
「わかった。今簡単に作ってこよう」
「……いいの?疲れてるでしょ?」
「……君が食べない方が私の気苦労も増える。むしろ、気分転換も兼ね一挙両得だ」
「……そっか。ならお願いね」
「────って、夢を見たんだ」
「……トレーナー君。私が言うことではないが、病院に行くべきだと思う」
「えっ」
────ルドトレは監禁された。
≫133二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 20:55:35
魔法少女。
まぁわかる。実際男のロマン的なあれがあるし。
わかるよ。わかるんだけどさ
「何で俺がそれを着てるんだよッ!」
「なんだ!?また三女神の気まぐれか?
だとしても何で魔法少女なんだよ!」
ガチャ
(ま、まずい…マーチが来る…
こんな格好見られたら、また何か大切なものを失う…どうする!?)
「トレーナー、ちょっといい」
「ジャーン!マジカルミラクルくーるくーる!
私は魔法少女マジカルウマ娘!
そこのキミ!
私に会った事は誰にも言っちゃ
ダ・メ・だ・ぞ☆」
「何やってんだトレーナー?」
その日俺は大切な何かを失った。
魔法少女いいなと思ったので書きました。
≫143二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 20:57:52
「やだー!さすがにゼロスーツはやだー!」
「お前の持ちキャラの不幸を呪うがいい!カービィよりマシだろ、あれ下手したらピンクタイツだぞ!」
「ところでこの大量のコスプレ衣装はいったい…」
「いつものゴルトレですわ」
「ああ…」
「よーし俺はこれだ、ルフレ!ルフレはいいぞ!」
「無茶苦茶無難なところ選びやがりましたわね!」
「ドクターマリオ…まあマシか」
「いやこれ着てスマブラするって狂気ですわね(ゼルダの服を手に取りながら)」
「嫌だー…助けてテイオー…もうちょっとマシな衣装が欲しい…」
「お、これもあるぞ?ヨッシー」
「着ぐるみじゃんかもー!ワケワカンナイヨー!」