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このページは「おれバカだから言うっちまうけどよぉ…」スレに投稿されたSSをまとめるページ(スレpart211~215)です。
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目次
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part211【TSトレ】
≫22ロブトレヒロイン概念21/10/11(月) 22:03:19
では失礼して
ちっちゃいトレーナーの会初期メンバーで夢の国へ!
「というわけで、今日は東京ディ〇ニーランドに来たぞー!」
「素敵な夢の国だー」
「今日は誘ってくれてありがとうございます」
「ふふ、同じ小さくなったトレーナー同士ですからね、今日は楽しみましょう」
今日はちっちゃくなったトレーナーの会の初期メンバーで遊びに来ています。
タイトレさんからの提案で先日行ったU〇Jが楽しかったから、今度は私たちで違う場所に行こう、という話になりました。
初期からのメンバーであるためか、彼らとは特に親しく、よく遊びに行ったりもしています。
タイトレさんとはウマ娘化してロブロイに服をかしてもらった関係でよく交流するようになり、時には相談に乗ってもらったりもしています。変わらない彼にはすごく安心できます。
クリトレさんとは同期であり、もう一人の眼鏡クリトレさんと一緒に遊んだり、飲んだりもしたりします。その時は毎回迷惑をかけてしまっていますが、同期で分かりあっているためか、そこまで気にせず飲めています。
マベトレさんは最初は驚きましたが、何度も交流していくうちに彼女の中身は変わっていない、ウマ娘化する前のマベトレさんのままであることが分かった。それからは振り回されながらもその振り回してくれるのを楽しんでいます。
「それじゃ、早速行くか!折角だし三大マウンテンを制覇しよう!」
「あ、すみません、その前にここに来たのならこれは欠かせないので」ミ〇―の耳を購入して装着
「それ、とってもマーベラスだね、私もつけてこよー」某王様の耳を購入して装着
「それいいな、なら俺も!」某王様ry
「あ、なら僕もつけますね」ミ〇ーのry
「全員付けると一体感があっていいですね」
「うんうん、これもまたここの楽しみ方だよねー」
「それじゃ、改めていくか」
「あ!実は僕、少し調べてきて、スタンバイパスを取得する方を先にした方がいいです。まずはスタンバイパスを……」
「そうなのか、ならどこからがいいんだ?」
「ええとですね……「あ、こことかどうですか?」あ、本当だ、スプラッシュ・マウンテンから行くのがいいですね」
「よし、なら早速行くか」
「マーベラス☆今日はとっても楽しくなりそうだねー」
23ロブトレヒロイン概念21/10/11(月) 22:03:51
「すぐに取れたおかげで乗れましたね」ベルトの上に胸を乗せながら
「やはり丸太のボートというのはいいですね。すごく旅を体験しているような気持になります」ベルトの上に胸を乗せながら
「うんうん、この雰囲気がとってもいいんだよねー」ベルトの上にry
「だよな、だけどやっぱり見どころはその後のスライダーで、ときたぞ」ベルトry
「「「「わあああああああ!!!」」」」
「あはははははは、やっぱりこれだよな!」
「やはりこうしていくのは楽しいですね」
「あ、隠れミッキー見つけた!」
「え、マベトレさん、どこにありました?」
「ハチの巣の辺りにあったよー、ヒントはここまでだよー」
「ああああ、見逃した―!」
「あ、次が最後の滝、一番大きいものですよ」
「ええ、そのようですね……(あ、これは……)」
「「「「わああああああ!」」」」
ザッパーン!!
「あはははは、だいぶ濡れたな」
「いつもはそこまで濡れないのに、今日は勢いよく行きましたね」
「これもきっとマーベラスだからだね」
「ああ、またタイシンの顔が溶けているのが眼に浮かびます」
「?なんでそこでタイシンの話が出てくるんだ?」
「いえ、なんでもありませんよ、とりあえず、このことも考えてタオルも持ってきているので大丈夫ですよ」
「あ、僕も持ってきていますので、後で乾かしましょうね」
「濡れてしまうのも思い出だよ、とっても楽しかったー」
「あ、ちょうど最後のところの写真がありますよ、買っていきましょうよ」
「これは勢い良くかかっていますね」
「でもみんないい顔しているな、クリトレとかすごい顔しているな」
「あ、本当だ、凄い顔になっている、なんだか恥ずかしいですね」
「でもこれも思い出ですよ、買っていきましょう」
24ロブトレヒロイン概念21/10/11(月) 22:05:13
「うーん、やっぱりここに来たならチュロスを食べながらがいいですね」
「だよなー、ウマ娘になってからより甘味がおいしくなって、前の時よりもこのチュロスもおいしく感じるな」
「チュロスもいいですが、ポップコーンもバケットがかわいくてつい買ってしまうのですよね、ふふ、少し値段がしますが、私は必ずバケット付きで買ってしまいますね」
「うんうん、すごく分かるよー、バケット可愛いもんねー、今回かったのって」
「ええ、美女と野獣のバケットですよ、美女と野獣、私もすごく好きな物語でして……」
「ポップコーンもーらい、っと」
「あ、タイトレさん、全く、そんなふうに突然取らなくてもあげますよ」
「うん、ポップコーンも甘くていいな、そうだお返しに、俺のも食べるか?」
「ではいただきますね、ン……あ、かぼちゃの味がして甘くておいしいですね」
「だよな!メイプルパンプキン味だからな!」
「あー!みんなで食べさせあいっこ!それってとってもマーベラスだね☆なら私のポップコーンも食べていいよー」
「良いですね、では僕のチュロスもマベトレさん、どうぞ」
「うんうん、とってもマーベラス☆」
「あ、あんなところに隠れミッキーだー」
「え、また隠れミッキー見つけたのですか、どこですどこです!」
「ほらそこー」
「あ、本当だ、隠れミッキーまた見つけたな、すごいなマベトレ」
「僕もよく探していますが、なかなか見つからなくて、マベトレさん、どうしてそんなにすぐに見つけれるんですか?」
「私も気になります。是非教えていただければ」
「ふふ、それはね、マーベラスだからだよ☆」
「あ……」
「ん?どうした、ロブトレ?」
「あ、いえ、なんでもありませんよ」
「あ、もしかして、ミニーのスタイルスタジオに行きたいのですか?」
「い、いえ、そんなことは……今行かないと三大マウンテンに全部乗れなくなりますし……」
「そんなこと気にするなよ!また行けばいいだけだろ!」
「そうですよ、ロブトレさん、ロブトレさんもいきたいところに行っていいんですよ」
「そうそう、皆楽しく!もしも乗れなくても、またみんなでこればいいんだよー」
「皆さん……ありがとうございます、本当は新しくできたところで気になっていて……ではお言葉に甘えて行きましょう!」
25ロブトレヒロイン概念21/10/11(月) 22:05:27
「最後はやっぱり夜のパレードだよな」
「やっぱりこのエレクトリカルパレードは見ないとですよね」
「まさに夢の国だねー。とってもマーベラス☆」
「いい席取れましたしね」
「ええ、私も調べていましたが、クリトレさんも調べてくれていたおかげで上手いこと席をとることができました、ありがとうございます」
「僕もみんなで楽しみたかったですから、頑張りました」
「みんな一緒だったから楽しかったね☆」
「ええ、とっても楽しかったですね、またみんなで来たいですね」
「ああ、また企画して遊びに行こうな!ここ以外にもいろんなところにさ」
「ええ、そうですね。また一緒に行きましょうね」
「はい、ぜひまた来たいですね」
「マーベラス☆でも、まだ終わってないよ、最後まで楽しも―!」
「あれ?トレーナーさんたち?」「あらあら~トレーナーさんたちも遊びに来ていたのですね~」「マーベラス☆トレーナーさんだー」「あ、本当だ、トレーナーたちもいる」
「お、タイシン達も遊びに来ていたのか、こっちで一緒に見るかー」
「静かな方がいいんだけど、まあ、良いかな……って、トレーナー、そんな走ってきたら」
「あ……」
トレーナーが駆け寄るが、ふらついてタイシンに向かってこける。
タイシン、それを受け止め、そのまま一緒に尻もち。タイシンにはタイトレの胸の感触が!
そしてそんな二人を心配して全員が駆け寄る。周りには山脈しかない!
「……」
目標達成!
タイシンの性癖を破壊する。
≫61新婚三択の人は現人神か?21/10/11(月) 22:56:14
※本編より10年くらい後です
ある日のこと
結婚、同棲を始めてから結構な時間が経つが、悪戯頻度が上がったフジにしょっちゅう振り回されている日々が続いていた。
まあ幸せなんだけれどもしてやられっぱなしも癪だなあ、と思い、ふと思いついたのだ
ベタだけど、「アレ」をやるのはどうかな?と
「ただいまー」
そう言いながら玄関扉を開けたフジに、さっそく実践することにする
「お帰り、フジ。ご飯にする?お風呂にする?それとも、僕?」
そういうとフジはばっちり固まっている。うん、これはサプライズ大成功、ってところかな?
「なーんて、四十路の男がやってもアレだけどね」
そうお道化てみると、フジはようやく再起動したらしく微笑を浮かべた
「……ふふ、いいや、一本取られてしまったよ。ではまず、ご飯からにしたいな。」
反応には十分満足できたので、ごはんに移るとしよう。
フジが靴を脱ぐのを確認して、僕は先を導くようにリビングへ移動する
「はいはーい。今日は鍋だよ。海鮮系ね。」
「それは実に楽しみだね」
そうして、いつも通りの一幕へと戻っていった
その後、鍋の中を平らげている間も、鍋を空にしたその後も会話は弾んだ。
そういえば、食べ終わってるのに鍋出しっぱなしにしてたなあ、と気づいた時
「あ、鍋片付けてくるね」
と鍋を持って台所に立ったその時に。後ろから腕を掴まれて囁かれる。
「お風呂は、先に入ってきてくれないかい、愛しの君よ。君の悪戯で私の中の獣の枷が砕けてしまったんだ」
元役者に本気で囁かれて手から鍋を落とさなかった僕を褒めてほしい。バッと思わず振り返ると、そこにはいつも通りに笑うフジがいた。
「サプライズ成功、かな?」
「~~~っ、もう!!!」
このタラシ!生粋の乙女心キラーめ。
半ば恨めしくフジを見つめても、フジはどこ吹く風といった感じで。結婚してから攻撃力が日増しに上がってる気さえする。
僕は顔の熱が引かないのを感じながら、要望通りにお風呂の準備をするのだった。
その後?皆様のご想像通りだろうと思うので、ここに書くのは省いておくよ
≫73アルダントレ21/10/11(月) 23:19:10
アルダン成人後です
「トレーナーさん、あなたのメジロアルダンが帰りました」
「おかえりなさい、アルダンさん。 ご飯にしますか? お風呂にしますか? それとも、その……わ、わたしにします……か?」
「……トレーナーさんで」
「……え?」
「トレーナーさんで」
「あの、ご飯が冷めてしまいますし」
「温めなおせばいいではないですか。 私がやりますよ」
「……汗を流した方がいいのでは?」
「すぐに汗と唾液と粘液に塗れるのですからその後にしましょう。 大丈夫です、立てなくなっても隅々まで洗って差し上げますから」
「実は、どんな反応が返ってくるんだろうってトレーナー同士で話し合ったジョークでして、後日披露しあうことになっていまして」
「歴史とは、後に好きに語られるもの──ですがこの瞬間だけは……私の人生ですから」
「他人に聞かれてもかまわないと!? ……ちょっとまって」
「最高の今を、ともに──」
≫77二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 23:23:32
ボノトレ『こんにちは。今日はボクがやるよ〜』
スズトレ「ボノトレさんのモノマネ上手いですね。105点満点です」
ボノトレ『いや、今日はフクトレは用があるらしくって代理でボクが来たんだって。今日はボクシングのゲームやっていこう。対戦ゲーだよ』
マルトレ「え?俺めっちゃ不利じゃない?」
スズトレ「ゲームですからリーチの差は無いですよ」
マルトレ「いや体力」
ボトノレ『わーマルトレはピーカブースタイルだね〜……何で?」
マルトレ「ほらマックノウッチって感じで行けるかなって」
スズトレ「ふふ、いい勝負になりそう」
ボノトレ『……何でスズトレはフリッカー?』
ボノトレは服がよくわかんなかったのでワイプです
≫94二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 23:33:40
フクトレ『今日のゲームはガ◯ダムエクストリームなんちゃらだ』
スズトレ「今日はモノマネしないんですか?」
フクトレ『ええ……あーえー当たらなければどうということはない!』
スズトレ「12点」
フクトレ『上げて落とさないで』
マルトレ「ぬぁぁぁ◯ねぇぇぇ!!」
ブラトレ「うおおおそっちが◯ねぇぇぇ!」
スズトレ「まあそれより二人とも楽しそうでよかった」
フクトレ『エクバチンパンになってんじゃねえか』
≫108二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 23:47:04
3話
生まれてからこれまで、勝つ事が求めらてきた。
それなのに私は、
目標の東海ダービーで負けた。
目標だったアイツが戦う中央に来ても負けた。
過ぎた目標は通過点、
山を登り切ったなら、次の山を目標すれば良い。
ならば私は、一体いつまで登り続ければいい?
次はどこを目標にすればいい?
不意に自分の脚を見た。
震えて今にも倒れてしまいそうな限界の脚、
こんなものでまだ登り続けられるのか?
目標に向かって進んでいけるのか?
考えが、頭から離れない。
そんな時にトレーナーがウマ娘になった。
…アイツにとてもよく似たウマ娘に。
走る事が好きで、勝ちに貪欲で、
そんな奴にそっくりな顔を見てたら、
私は、走る理由がわからなくなった。
109二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 23:47:31
トレーニングをしていたウマ娘たちが
寮へと帰っていき、誰もいなくなった夕方。
並走トレーニング中の違和感を探る為に、
マーチとの並走を思い出しながら、誰もいないコースを1人で走っていた。
…最終直線、二つの影が重なる。
そのままラスト200に入ろうとした時、
またあの声が聞こえた。
『走…り…たい…』
『走り…たい…もっと…走りたい』
『レースで…もっと…走りたい』
『レースで…もっと…走って…』
『もっと…勝ちたいッ!!!』
瞬間、踏みしめた足が地面にめり込む。
勝ちたい…その一心でゴール向かって駆けて行く。
気がついたら、地面を抉った足跡だけが残されていた。
「…何だ?いまの…」
聞こえてきた声。そして今の爆発的な加速。
そんな不思議な感覚に驚いていると、
「トレーナー」
コースの外に、マーチが立っていた。
「マ、マーチ!?今の、見てたのか?」
そう聞くと彼女は静かに頷いた。そして
「私は今のそれを見た事がある。」
110二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 23:47:59
「昔、初めてレースで負けた時」
「トレーナー、今のお前と同じ顔」
「芦毛の怪物、オグリキャップが見せたのと同じものだ。」
「そして、私がいくら求めても手に入らなかったもの…」
「マーチは…これが何なのか知っているのか?」
「…ウマ娘は誰でも走りたい、勝ちたいと言う本能を持っている。」
「それは生まれた時から、心の根幹にある欲望だ。」
「それが強ければ強いほど、ウマ娘は自分の身体能力を引き出せる。」
「ウマ娘が走る上で必要な感情だ。」
「つまり俺の中にあるウマ娘としての本能が、
今の走りを生み出したって事か。」
「…そうだな」
何故かマーチの表情が暗い。
とうの昔に諦めたそれを、思い出してしまった。
そんな顔をしていた。
「なあ、トレーナー」
マーチが口を開く。
雰囲気。表情。声色。
何度も見てきたからわかった。
俺が一番聞いた事がある言葉。
「私、カサマツに帰る事にするよ。」
俺が一番聞きたくなかった言葉。
≫118二次元好きの匿名さん21/10/11(月) 23:56:59
ルドルフ「ウマ娘化したトレーナーは尻尾を握れば簡単にヤれると言う噂を流したのはお前か?」
パラシン「はい」
ルドルフ「では、マクトレは味覚障害で味を感じれないからストゼロをいつも飲んでいると言う噂を流したのは?」
パラシン「私です」
ルドルフ「タマトレは常時ノーブラと言う噂を流したのは?」
パラシン「それは事実です」
落ちは無い
≫121二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 00:04:47
夜中だしシャドウランナーマクトレ&フクトレSS供養
ギャングにみかじめ料を払えなくなって娘が攫われた、助けてくれ。それがフクトレとマクトレが請け負った仕事(ラン)だった。
相手は精々「外」で店に嫌がらせをして小遣い稼ぎをしているだけの弱小ギャング。一応交渉はして、駄目そうなら適当に締め上げて依頼人の娘を助ける。
仕事は楽だが報酬も相応、一応善行(カルマ)は積めるが実質的には仲介人(フィクサー)とのコネ作りが報酬。注意することとしたら、ギャングにフクトレと同じ所謂“魔法使い”が1人いるらしい、とか精々その程度のちょっとしたお使い(ラン・エランズ)。
『フクトレ…気付いてますわね?』
『分かってる…とりあえずボスの元に行くぞ』
それがどうしてこうなったのか。フクトレは嘆いたが事態は変わらず。
二人が薙刀と魔剣を手にそのギャングが根城にしてる店──場末というのが相応しい、悪夢から這い出たような笑顔のピエロをトレードマークにしたバーガーショップ──に踏み入り、ギトギトとした床と天井や腐ったバーガーを貪るギャングのボスとその護衛達に目を向ける前に。
人目を忍ぶように会話する親子やレポートを仕上げる学生におどおどとしたスーツの男。そんな場末相応の客に混じった三人組と二人組の同業者(ランナー)に気付いた時、二人はこの仕事が簡単なものではなくなったことを察せざるを得なかった。
『で、どの程度に見える?』
『三人組の方は銃持ったサムライ二人に私と同じミスティック・アデプト。そっちはまあ一応“下”側。隠し味がどの程度あるのか次第。二人組の方はガチガチにサイバネ積んだサムライ二人、格としてはまあ──私たちよりちょっと上、ですわね』
『まじかよ…』
無線機(インカム)を使い、声に出さず(オフボーカル)に二人は話す。結果共有できた感情は面倒の一言。少なくともどちらが敵になってもこんな程度の仕事で相手をしたいとは思えなかった。
二人にとって幸いな点があるとしたら、この同業者がギャングの護衛には到底見えないことだろうか。かといって“オフ” でこの店に来たようにも見えない。間違いなく、同じこのギャング絡みの仕事を請け負ったランナーだろう。
『とにかく、ボスと話す。その間にあいつらが動いたらまあ都度対応で』
『高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変に、という奴ですわね。分かりましたわ』
122二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 00:05:00
二人は会話を打ち切り、ギャングのボスに近づく。とにかく交渉を始めようと、二人はその油で汚れた服を着たボスの目の前に立ち、声をかけようとしたその瞬間、パンッという乾いた音が響いた。
その音をフクトレとマクトレが銃声だと気付くのと、話しかけようとしたボスが倒れたのは同時で。
「どうだクソ野郎! 俺の店の仇だ!」
「おいボスがやられた! ちくしょう誰一人逃がすな全員ぶち殺せ!」
「来るならこいよクソ野郎どもが! 一人やったんだ、何人やろうと同じだあああ!」
おどおどとしたスーツの男がいきなり銃でギャングのボスを撃ってそのまま発狂。ついでに自分たちもそれに巻き込まれた上に仲間だと思われた。フクトレがそう理解すると同時に、周りのギャングの護衛達もまたフクトレ達に殺気を放つ。
フクトレは即座に薙刀で目の前のスーツ男の銃を跳ね飛ばすが、当然興奮したギャング達は聞く耳を持ちそうもなく。
『…面倒なことになりましたわね』
『やっぱ交渉とか考えず最初っからグラムなり魔法なり撃ち込んどくべきだったか』
『それはそれでお仲間(ランナー)が敵に回ってますわよ。あと無辜の市民を巻き込むやり方は認められませんわ』
『まあそれは同意見だがなぁ…』
銃や刀を持ち出してきたギャング達に、取り出したナイフを振り回すスーツの男。逃げ惑う一般客達を尻目に拳銃や鎌のような武器を手にゆっくりと立ち上がる三人組のランナーと、事態を静観しつつも油断なく目を光らせている二人組のランナー。
『こんなことならケチケチせずもう二人も自腹切ってでも連れてくるべきでしたわね』
『流石にこんな事態は想定出来ねぇよ…。今日は大凶だ全く!』
瞬く間に混沌とした状況に陥った店内で、フクトレは今日の不幸を嘆いた。
続かない
≫136黒い森改変_1/321/10/12(火) 00:26:03
むかしむかし、ウマ娘のたくさん走っている温かい学園に、3人の女神がいました。
女神たちは学園の中で幸せに暮らしていました。
名前はありませんでしたが、3人は頭うまぴょい、頭アホ、頭曇らせと呼ばれていました。
たくさんのウマ娘たちが学園の中で仲良く幸せに暮らしていました。
3人の女神たちもこのまま学園がずっと居心地のよい場所であり続けてほしいと思っていました。
そうしたら、学園の外からやってきた生き物たちとも楽しく暮らすことができるはずだと。
雲一つなく陽気なある日の昼下がり、学園に見慣れぬものがやってきました。
彼は獅子であり、蟷螂であり、龍でもありましたが、同時にそのどれでもないものでした。
彼は学園に入りたがっていましたが、女神たちは怪しい彼を学園の中に入れませんでした。
すると、怒った彼は学園を去りながら女神たちに言いました。
『やがてこの学園に悲劇が訪れるだろう。
学園はバドエンに染まり、解釈争いが絶えぬだろう。
悲劇が終わるときは恐ろしい邪神が学園に現れ、すべてを飲み込んだ時だ。
二度と学園に太陽と月は昇らぬ。解釈は決して元の姿になることはないだろう。』
137黒い森改変_2/321/10/12(火) 00:26:21
この予言を聞いた女神たちはひどく悩みました。
彼の言う通りスレで解釈争いが絶えず、邪神が現れて学園のウマ娘を傷つけてしまったらどうしよう?
そう思った3人の女神たちは自分たちが学園の番人になることにしました。
学園を誰よりも愛しているので、学園にいるウマ娘たちを守り、学園の平和も守ろうと思ったからです。
目がハートマークの頭うまぴょいは、学園にクソボケがいないか監視することにしました。
頭うまぴょいの目は、キャラスト7話まで見渡すことも、他の仲間には見えない隠しイベント(実装されているとは言ってない)を見ることもできたからです。
すると、誰かが言いました。
『でも、みんなが寝ている暗い夜にうまぴょいしたくなったらどうしよう?』
それを聞いた頭うまぴょいは心配になり、自分の羽を全部使い、うまぴょいしないと出られない部屋を作りました。
これで学園のウマ娘たちは昼も夜もうまぴょいを意識しながら暮らすことになりました。
頭曇らせは学園の平和のために、学園に入ってくる者の精神の重さを量ることにしました。
頭曇らせの天秤は、どんな精神でも公正かつ正確に、その湿気を量ることができたからです。
すると、誰かが言いました。
『でも、いつか天秤がどっちにも傾かなくなったらどうしよう?』
それを聞いた頭曇らせは心配になり、必ず審判が下るよう、片方にのみ傾く天秤を持つことにしました。
頭アホは正しいウマソウルを使って、悪いことをした学園のトレーナーにウマ娘の身体を与えることにしました。
すると、誰かが言いました。
『でも、ウマ娘化はいいことだから全然痛くないよ!』
それを聞いた頭アホは心配になり、ウマソウルを広くあてはめはじめ、どんなトレーナーもウマ娘にできるようにしました。
138黒い森改変_3/321/10/12(火) 00:27:04
女神たちが学園を守ろうと頑張ると、学園の悪い噂が広まり始めました。
『頭うまぴょいがいつもうまぴょいさせてて風紀が終わってる!』
『頭曇らせの曇らせは全然晴れない。』
『トレーナーの数が多すぎる。』
噂が広がると誰も学園に近づかなくなりました。
学園を守ろうと一生懸命頑張っているのに、わかってくれないことに女神たちは怒りました。
たくさんいた仲間たちは減っていき、スレは不満だらけで、解釈争いが絶えませんでした。
学園を平和にしようと、女神たちはもっと一生懸命頑張りました。
『ここは広すぎて私たちだけじゃ学園を守れないよ』
『でも、私たち以外に学園を守れるウマ娘はいないよ』
『私たちが力を合わせればもっと強くなれるはずだ!』
どこまでもうまぴょいにできる頭うまぴょい、どんな魂でも曇らせられる頭曇らせ、どんなトレーナーでもウマ娘にできる頭アホ。
3人が1つになった瞬間、スレに暗闇が訪れました。
女神の姿を見たスレ民たちは、恐怖のあまり悲鳴を上げて逃げ始め、学園は大混乱に陥りました。
スレ中が恐怖の喧騒で混沌としている中、誰かが逃げながら叫びました。
『あそこに邪神がいる!この学園には邪神が住んでいるんだ!』
邪神だって? 一つになった3人の女神たちは慌てて周りを見渡しますが、邪神はいませんでした。
3人の女神たちは邪神が学園に入ってきたら大変だと思い、学園を歩きながら邪神を探し始めました。
学園中を探し回りましたが何もありませんでした。邪神も、他の生き物も、太陽も月も。
残ったのは一つになった3人の女神たちと暗いバドエンだけでした。
それから学園には冷え冷えとした真っ暗なバドエンだけが続くようになりました。
そして、誰もいない黒い学園には恐ろしい邪神が住んでいると噂されるようになりました.......
≫140電波を受信しました21/10/12(火) 00:30:43
「あのー、フジトレさん」
「なに?マヤトレちゃん」
「なんで俺はウエディングドレスを着せられてるのでしょうか?」
「フジがタキシード着て僕がドレス着たことあったでしょ?」
「ありましたね」
「で、マヤノちゃんがフジ見て私もタキシード着てみたーいっていうじゃん」
「ハイハイ」
「で、フジの手回しと僕のサポートで君の分のドレスもついでに用意したって訳」
「やめてくださいよこんな夫婦の共同作業!!」
「大丈夫だよ。素材がいいから一見しても女性だとしか思えないようにしてあげるから」
「う、うわーっ!!!助けてー!マヤノ助けてーっ!!!」
「マヤノちゃんは今フジのところだよー大人しく観念しなさーい」
「うっ……好みの超絶美人なのにこれが俺か……うっうっ……」
「よーしオーケー」
「前はこんなことしなかったのに……フジトレさん旦那(フジ)に似てきてません?」
「……これから撮影があるんだけど」
「アッハイ」
「マーベ〇ックさんに画像送ることにするね?」
「すいませんっしたやめてください!!!!!!」
その後マヤノは「トレーナーちゃんキレーッ」と目をキラキラさせ
マヤノに姫抱きにされる女装マヤトレの写真が義父のもとに届いたのだった
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part212【TSトレ】
≫11二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 06:35:56
こんにちは!私、ナリタトリエステです。私は今、
キタトレさん主導の合同大規模練習をしています!
「そのままペースアップよ。次はもうちょっと早く回るわ。」
キタトレさんが先頭に立ってペースを作っています。他にもサトトレさんやスズトレさんも並走しています。
この練習はトレーナーのついていない子達も結構います。
グラウンドに先程出ていた子達を全員巻き込んでしているので私が参加出来た訳です。
隣にいるサトトレさんに話しかけます
「今まで走ってる姿を見たことないんですけど、前から走っていたのですか?」
「ううん、最近になってからだね。」
「あれ?ならどうして?」
「実はね、トゥインクルシリーズに出ようと思ってるんだ。」
…私、驚くべきことを聞いちゃいました。
確かに今近くで走るスズトレさんなんかだとトゥインクルに出るのではないかと言われてますがまさかサトトレさんが出るとは思いませんでした。
すると横から、
「サトトレさん、デビュー…するの?」
スズトレさんが聞いてきました。
「うん、そうだよ。もう日程も組んであるからメイクデビューも決まってるかな。」
「そうなのか…あ、私は今はデビューしないからね。」
「やっばりスズカちゃんのため?」
「うん、まだドリームには行ってないから。考えるならその後だね。」
「そっか、となると僕の方が先なのか。」
「あ、あの!」
私は思わず聞きました。
「デビューするってことはもしかして私と」
「そうなるね、時期が一緒かは分からないけど。相手する時は手を抜いたりしないよ。」
「…はい!そうなったらライバルですね!私が勝ってみせます。」
「そうだね、楽しみだなぁ。」
今回の並走トレーニングはいいことが聞けました!私も未来にむけて頑張るぞ!
「おー!」
≫56二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 07:42:00
『ブレス・オブ・シャウト』マルトレ
制限:マルゼンスキーサポカと重複判定
『連続イベント1:夜道が怖い』体力+30 やる気+1 SP+20
『連続イベント2:マイク壊れた』体力+35 SP+25
『連続イベント3:掟破りの地元走り』体力+5 コーナー加速◯lv3取得 SP+60
『連続イベント4:担当を信じて』体力+35 やる気+1 SP+30
『連続イベント5:ライバルとして』体力+35 やる気+1 成功:取得・堅如磐石lv3 SP+45 失敗:取得・地固めlv3 SP+50
クリア後:SP+70
≫82二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 08:10:11
上のマルトレさんを参考に(細かい効果はだいぶそのままだけど)こっちも適当に考えてみた
『黒狼の指揮者』ブラトレ
『連続イベント1:昼飯を食べに行こう』体力+30 やる気+1 SP+20
『連続イベント2:チェックは大事』体力+15 SP+20 バステ回復
『連続イベント3:見て学べ!合同練習』体力+5 臨機応変lv3取得 SP+60
『連続イベント4:トレーナーとウマ娘と』体力+35 やる気+1 SP+30
『連続イベント5:いっちょ走ってみるか』体力+35 やる気+1 成功:取得・全身全霊lv3 SP+45 失敗:取得・末脚lv3 SP+50
クリア後『歩む道が変わっても』:SP+70
≫88二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 08:35:55
便乗してネイトレ友人サポカ
[ティアリービューティー]ネイトレ
『連続イベント1:どっちが年上?』体力+10 やる気+1 SP+40
『連続イベント2:庶民派お茶会』体力+15 コーナー回復◯lv3取得 SP+45
『連続イベント3:励まし続けて』体力+10 SP+40 バステ回復
『連続イベント4:胸の奥のヒカリ』体力+10 やる気+2 SP+30 バステ回復
『連続イベント5:キラキラふたつ』体力+15 やる気+1 成功:取得・努力家lv4 SP+55 失敗:取得・がんばり屋lv4 SP+60
クリア後『キラキラよっつ』:SP+70
≫103二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 08:59:54
考えてみたスタミナサトトレ。
[より良い未来を創る]サトトレ
連続イベ1『ブリリアントイエローの輝き』スタ+20
連続イベ2『未知と向き合うこと』sp+20
連続イベ3『光の種を貴方に』全身全霊ヒントレベ+3
ランダムイベ『音を叩く少女…?』スタsp+10
トレ性能高めなサポ。
≫115ガンギマリ頭スズトレ21/10/12(火) 09:26:51
〔夜明けを待つ〕サイレンスアサヒ
野良イベント:『昼15時:情報交換、スイーツを添えて』体力+15 SP+15/逃げコツのヒント+1
野良イベント:『夜20時:ジョギング、夜空を眺めながら』スピ+10 やる気+1/パワー+10 賢さ+15
連続イベント1:『夕17時:並走トレーニング』スピ+20
連続イベント2:『昼13時:道案内』スピ+10 賢さ+10 SP+10/集中力のヒント+3
連続イベント3:『朝6時:ターフを駆ける』スピ+25 SP+15 成功:逃亡者のヒント+3/失敗:逃亡者のヒント+1
≫123二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 09:35:02
むっ妄想サポカの流れ!
フクトレ友人サポカ
[隣にいていいのは]フクトレ
『思い立ったが大安吉日(クラシック正月お出かけ可能イベント)』「外枠得意〇」ヒントLv3 SP+30
『連続イベント1:今日のネクタイは?』体力+30, やる気+1, SP+40
『連続イベント2:必殺アイアンクロー』体力+15, やる気+1, SP+45
『連続イベント3:ラッキースポットでつかまえて』やる気+2, バステ回復, SP+40
『連続イベント4:空に、煙ふたつ』やる気+2, SP+40
『連続イベント5:俺が俺である理由』体力+30 成功:「努力家」lv1, やるき+5, SP+55 失敗:「スタミナイーター」「おひとり様」「シンパシー」「まなざし」lv1, SP+100
絆MAXクリア後『福来る冬の秘湯(最終イベント失敗で不発)』:all+3, SP+50
≫134二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 09:48:07
『ミス·ミステリアス』キタトレ
『連続イベント1:夜、月の照らす屋上で』体力+30 やる気+1 バステ回復
『連続イベント2:ホワイダニット』 SP+20 バステ回復
『連続イベント3:暗闇を走り抜けてく』やる気+1 コーナー回復レベ+3
『連続イベント4:その静かな部屋で、優しい夢を』体力+30 やる気+1 バステ回復
『連続イベント5:もう一度、月の下で』体力+30 やる気+1 円弧のマエストロレベ+3
クリア後『不思議な私、綺麗な貴方』:SP+50
バステやる気対策型、おまけにマエストロもくれる
≫137二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 09:55:38
遅れまくったけど親父サポカ
[夢を見る者]ギムレット
『連続イベント1:奇妙な彼ら』
体力+25 やる気+1 賢さ+10 SP+30
『連続イベント2:風を行く』
体力+30 バステ解消 SP+20
『連続イベント3:父として』
体力+35 バステ解消 賢さ+5「読解力」Lv.3取得
『連続イベント4:勝つことの重み』
体力+30 やる気+1 SP+45
『連続イベント5:彼が見た夢』
体力+30 やる気+2 SP+35 成功時:昇り龍Lv.3/失敗時:外差し準備Lv.5
クリア後
途中までの場合
『ギムレットの持つ意味』:SP+50
最後までイベントを見た場合
『遺り続けるもの』:SP+70
おそらく差しにしか使用されることの無い構成
最終イベントを見るかどうかでクリア後イベントが変化する
バステ解消でラストエリクサーしてしまうのが難点
≫138二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 10:03:17
『サマー・トライアングル』ベガトレ
『正月の夜空を見よう(クラシック正月イベ)』all+3,体力回復+15~20
『連続イベント1:姉御、走り回る』体力+15 スピード+10 SP+20
『連続イベント2:姉御、入れ替わる』体力+15 SP+20 バステ回復
『連続イベント3:姉御、助言する』体力+5 後方待機Lv3取得 SP+60
『連続イベント4:姉御、思い出話』体力+20 バステ回復 SP+35
『連続イベント5:夏の大三角形』体力+20 パワー+10 やる気+1 成功:取得・姉御肌lv3 SP+45 失敗:取得・負けん気lv3 SP+50
クリア後
未消化 『夜空の流れ星』:All+1 SP20
全消化 『二色の眼が見る先は』:All+2 SP+50
マイル追い込みになるんだろうけどヒシアマ姉さん用か…?姐さんキャラつながり…?
≫141二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 10:16:51
便乗便乗
友人パラシン
[ごーいんぐまいうぇい]ぱらしん
連続イベ1『牡蠣と生食と食中毒』体力−20 根性+30 道悪○lv3
連続イベ2『反省してる?』体力−20 根性+30 雨の日○lv3
連続イベ3『暴走機関車』体力−20 根性+30 確率で鋼の意思lv3
ランダムイベ『隠された心』全ステ+10 体力+10 体調+1
ランダムイベ2『拭えぬ過去』まなざしlv5
≫145二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 10:21:45
便乗
[青く巨大で]ウオサブトレ
『連続イベント1:巨大な影』体力上限+15体力+35スタミナ10
『連続イベント2:笑うお菓子の山』体力+100SP10低確率太り気味
『連続イベント3:極彩』体力+40SP25バステ回復
『連続イベント4:カッコイイを探す』スピード20SP40切れ者
『連続イベント5:一緒に進む道』All+3SP50豪脚lv2〜5
未消化『バイク旅』SP55
全消化『天体観測』SP70 差しのコツlv3
野良イベント『謎のコスプレウマ娘』差しのコツlv2SP35賢さ10
強いのか弱いのかわからない
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part213【TSトレ】
≫116二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 13:03:08
おはようございます!テラとウマ娘の架け橋、パラシンです!
今日はレヴィ博士からサンプルが届いたので使ってみようと思います!
──────
えいっ!(アーツで扉を切り裂く)
マクトレさんおはようございます!源石余ってるんですけど要りますか!?アーツの使用に最適ですよ!
パクパクデスワ!
──────
パラシンへ
それは非常に貴重な異世界の産物だ
くれぐれも愚かな使い方はしないように
レヴィ
──────
マクトレは魔剣グラムとアーツを応用した剣術が使えるようになった
≫132二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 13:13:06
おはようございます!テラとウマ娘の架け橋、パラシンです!
今日は石櫃が届いたので使いたいと思います!
──────
えいっ!(アーツユニットで扉を切り裂く)
テイトレさんおはようございます!なんでも治せるマシンがあるんですけどやってみますか!?
いやだよ…エッチョットマッテナニコノチカラツヨイチョット!!
──────
M8-8
夢からの「覚醒」
≫135二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 13:15:42
おはようございます!期待の新人フィクサーパラシンちゃんです!
今朝、早速お父さんのコネで新しい仕事(ラン)を仲介することになりました! 持つべきものはコネですね!
中身はみかじめ料を払えずギャングに拐われた娘を助けて欲しいって仕事(ラン)です!良いですね早速人助けですよ!なんか他のランナーが動いてるみたいな話もありますけどまあ必要ならランナー側が勝手に裏取るでしょう!祖母と合うにも裏を取れ、です!
───────
マクトレさんおはようございます!
早速お仕事(ラン)が有るんですけど少し如何ですか?コネ作りにもなるし悪い話ではないと思いますよ!
コノテイドアサメシマエデスワ!
────────
手紙
パラシンへ元気にしていますか
中略
あの依頼についてですがどうも裏ではドラゴンが絡んでいます
直接関わることはおそらくないでしょうが念のためこの事は留意してランナーにも伝えておいてください
父より
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part214【TSトレ】
≫11二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 14:57:03
テイトレネイトレ結婚式話
「自分が結婚式を挙げると仮定した話をする…ですか」
「元女性にこういう話はどうなんだろうな、デリカシーとか…」
「あはは…別に気にしないから早く終わらせちゃいましょう…待ってるネイチャ達に悪いし」
「あー…横の部屋から感じる圧はネイチャとテイオーか」
「可愛いでしょう?…じゃあまずはドレスですかね?」
「ネイトレは身長が高いし…これとか似合いそう」
テイトレがウエディングドレス雑誌を開いて指差したのは、スカート部分の広がっていない落ち着いた大人の魅力を引き出す形のドレス。背の高い人の身体のラインを綺麗に表現できる物だ。
「ああペンシルライン…テイトレさんにそうやって言われるとなんだか気恥ずかしいですね」
「俺はお世辞とか苦手だし本当のことしか言えないぞ?ほらこういうのとかどうだ?」
「わぁ…レースが綺麗に咲いて…いいなぁ」
「ううう…トレーナーさん…」
隣の部屋から漏れ出た声に二人は顔を見合わせて笑う。苦笑いのような、嬉しそうな笑みで。
「ふふ…ネイチャったらもう…じゃあ次は私がテイトレさんのドレスを…あぁ、これなんてどうです?」
ネイトレが選んだのは、トップスとスカート部分を自分で組み合わせるセパレートドレス。カジュアルにもお洒落にも組み合わせで幅広くイメージを変えれる物だ。
「う…いや俺にはこんなの似合わないと思うぞ?それにほら、上級者向けって書いてるし」
「難しく考えなくても大丈夫ですよ。例えば…足を隠したいから長めのスカートにするとか、季節や雰囲気に合わせて半袖か長袖どっちを選ぶかとか」
「ふーん…?そう思ったらなんか楽しそう…」
「でしょ?テイトレさんはきっと色んなタイプが似合いますから試してみて…」
「…ボクの、ボクのトレーナーなのに…」
再度隣の部屋から漏れ出た声に二人はまた笑う。しょうがないなぁと、親愛を隠し切れない綺麗な笑顔で。
12二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 14:57:32
「ふふ…テイオーもか…じゃあ次の話題行こう」
「そうですね…じゃあ次は式の内容でしょうか。何か希望はあります?」
「んー式はなんでもいいけどさ、ウエディングケーキあるじゃん?あれ全部食べられないって聞いてショックでさ…」
「分かります!あんなに綺麗で美味しそうなのに食べられないなんて…私なら絶対全部食べられるようにします!」
「だよな!俺もみんなに美味しく食べてほしいし…それ以外にもプチケーキとか沢山のデザートがあればいいよなぁ…」
「いいですねぇ…それならいっそアフタヌーンティー形式にして好きな物を…スコーンとか焼き菓子もあれば楽しめそう!」
きゃいきゃいと話を弾ませるスイーツ好きの美少女と美女二人。その空間には花が咲き乱れる錯覚と、甘い香りまで感じさせた。
その空間を侵食する二つの暗いオーラ。
「うう…トレーナーさぁん…いくらテイオーでもトレーナーさんを取ったら許さないから…」
「それはこっちの台詞だもんね…ボクの、ボクだけのトレーナーなんだから…」
大好きな愛バの可愛い嫉妬に二人はとうとう堪え切れずにお腹を抱えて笑う。ひとしきり笑った後に優しい、自然な笑顔でそれぞれの担当に向かって声をかけた。
「ほらネイチャこっちおいで。心配しなくてもあなたが一番よ」
「テイオーもおいで。俺はずっとお前だけのトレーナーなんだから」
その後、寂しがりを宥めてから四人でスイーツビュッフェに行き楽しく過ごしましたとさ。
うまぴょいうまぴょい。
≫22二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 15:06:19
4話
「大丈夫、最後のレースには出走する。
世話になったな…トレーナー。」
そう言ってフジマサマーチは背を向けて去っていった。
その背中は何度も見た。
そしてその全てで俺は引き止めることは出来なかった。
沈みかけの夕日は雲に隠れ雨が降ってくる。
23二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 15:06:48
雨のなか傘も刺さず歩く。
「俺のせいだ…」
また才能あるウマ娘の未来を壊してしまった。
これまでの失敗を糧にして練り上げた計画も、
せっかく手に入れたウマ娘の身体も、
何の意味もなかった。
「また俺は失敗した。」
なぜ何にも出来ない俺を、
どこにも導けもしない俺を、こんな姿にしたのか。
「…滑稽だな。」
この脚が欲しかったのは、俺じゃないのに。
何の役にも立たない自分に嫌気がさしてくる。
何も出来ないくせに、こんな脚を持っている事に腹が立ってくる。
「こんな脚…」
叩いて、切り裂いて、折って、潰して、
走れなくすれば、少しは罪滅ぼしでも出来るのだろうか。
視界が、歪んでいく。
24二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 15:07:42
「今回は特別回として、
有マ記念の振り返っていきたいと思います!」
ふと、ビルに映し出された映像に目を向ける
「!」
画面が切り替わりこれまでの有マ記念の映像が
映ってる。
しかし、視界が歪んでいるせいか、
全く別のものが俺には見えた。
「○○○一着!○○○一着!」
魂が反応する。
「右手を上げた○○○○!」
それは叶えられなかった、夢。
「見事に引退レース、引退の花道を飾りました!スーパー○○○です、○○○○○○です!」
実在もしてない、見た事もない、
そんなレースが見える。
『あそこに、行きたかった。』
その思いが何故生まれたのかわからない。
それを知るすべは俺にはない。
だけどそれでもわかる事が一つある。
「あそこに…俺は…」
そう、あの晴れ舞台に、あの輝かしい勝利に、
『あそこに「私」は、連れていきたい。』
混ざり合った魂が、確かそう言った。
25二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 15:08:16
頭が、靄がかかったようにはたらない。
ここは何処だ、早く、早くマーチを、
あの舞台に連れていかなきゃ。
そんな事を考えていると。
???「おいアンタ、こんな雨の中傘も刺さずに何してんだ?」
見知らぬウマ娘が話しかけてきた。
「?…っておい!?泣いてんのか!?」
「しかもウマ娘!?めちゃくちゃオグトレさんちの娘に似てるし!姉妹とか居たっけなぁ?」
言っちゃなんだがだが見るからにアホそうだ。
「あ!今失礼な事考えただろ?
まぁいいや、とりあえずそのまんまじゃ風邪引だろ?
うちに上がっていけ!すぐ近くだから!」
薄れていく意識の中、芦毛のウマ娘に背負われたところで俺は意識を手放した。
≫68二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 15:43:09
メジロナイダンの覚醒
マクトレとマックイーンが所用で街を歩いていた時、なんかいきなり碌でもない勢いの雨が降り出した。
「なんでですの!?今日は晴れって!」
「やばいですわ!マックイーンとりあえずこれを!」
マクトレは自分の来ていた上着を脱ぎ、マックイーンにバサッとかける。
近くには店どころか雨宿り出来そうな庇もない。1分ほど走ってようやくマクトレがちょっとした陰を見つけた。
「あそこに行きましょう取り敢えず!」
「わかりましたわ!」
そこは狭く、マックイーンはしっかり雨を凌ぐことが出来たが、マクトレは雨がかなり当たるくらいの広さしか無かった。
マクトレのYシャツは肌にくっつき、中身が明らかに透けてしまっていた。それはとても恥ずかしい事のはずだが、マクトレは意に介さずマックイーンを内側に寄せていた。
マックイーンはそれを見て申し訳なく思ったが、トレーナーはどんな姿になってもメジロマックイーンのためのことを考えて動いてくれているとも感じ、それが少しだけ嬉しかった。トレーナーが自分のために何かしてくれる度に、その行動に応えないとと思った。
しかしこの日は、心の内に何か違うものが居た。
「有った」ではなく、「居た」。
そしてそれは。
「う…」
「マックイーン!?どうした!?」
「ごん゙な゙の゙お゙がじい゙で゙ずわ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙」
表に現れた。
≫126二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 16:09:31
『黒狼達の訓練』
昼過ぎのトレセングラウンド、外周コースを走り回るは6つの影。
「次!D-4!」「「「「押忍!」」」」
指示を飛ばすは薄水色の芦毛、それに従うは黒狼のウマたち。
チーム「ブラックヴォルフ」にて行っている、バ群に対する抜け方のトレーニングだ。
ある程度抑えた速度で走りながら、5人による即席のバ群を作り通常の速度に戻す。
残り1人がそのバ群を抜けるというトレーニングである。
「タマシチ!重心を外にやりすぎだ!右足の感覚をもっと高めろ!」「ハイ!」
その間にもブラトレは走行中の全ウマの重心バランスを見て、必要に応じてアドバイスをしていく。
このトレーニングによってチームの能力はかなり上がり、もともとの実力を大幅に超えることとなった。
「メイ!さっきの抜け方だと左に寄りすぎる!ラインを意識しろ!」「ハイ!」
「カロル!速度を落として一旦抜けるのはいいけど、後ろに気を付けながら走って!」「はいーっ!」
「フラハちゃん!もうちょっと左後方!そこだと脱出ラインが簡単に組める!」「うーっす!」
チームメンバーたちも走りながらお互いの動きの指摘をし、動きを最適化していく。
それを3~4周ほど行い、ワンセットのトレーニングとしている。
「ああー!疲れた!やっぱこれ大変ですって!」
「でも実力はついてきただろ?バ群の抜け方なんて練習あるのみよ!」
「それはわかってるんですけどねー!水飲んできまーす!」
ワンセット終わって休憩の時間、メモを取っているブラトレに近づく人物がいた。
「お疲れさんです、ブラトレさん。今日も精が出ていますね」
「んー?ああ、ヒシアマさんのとこの。お疲れさん」
「トレーニングの調子はどう?」
「いややっぱこれ効果あるわ…最初はブライアンだけとやってたけどチームでやったらメキメキレベルが上がってねえ」
「やはりうちも実践的なトレーニングも取り入れるべきなのかねえ…」
「まあ、まずはできる範囲で最適化するのが一番だと思うがねー」「ですよねー…」
アホだのなんだの言われてはいるブラトレではあるが、トレーニングメニューの考案においてはかなりのレベルである。
「まあでも、並走くらいならヒシトレもいけるんじゃないか?」
「ううーん…確かに並走はしてるけどもうちょっと先を目指したいというか…」
「ふーむ……」
127二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 16:09:39
ブラトレは考える。俺は並走で何見てるんだっけ。ほぼ直感でやってないか?これ理論構築してアドバイスできんの?
などといった考えがぐるりとめぐり、そして出た結論は…
「よし、じゃあヒシトレ、アマさんも巻き込んで試しにトレーニングするか」
「ふむ…えっ?」
「いやほら、実践的なトレーニングしたいんだろ?俺はなんか感覚でやっちゃってるからいまいちアドバイスできないだろ?そうなったらほら、実際やってるのに参加してもらうほうがいいじゃん」
「そうかな…そうなのかも…」
「よーしじゃあやってみるか。アマさん呼んできて、ある程度は説明必要だから」
「はーい…」
そういうことになった。
結果としては、ヒシトレは見事なまでにスタミナ切れになってしまったようだ。
確かに並走トレーニングすることは増えたのだが、どうしても経験が足りずに体力の消費が激しく、観察どころではなかった。
ヒシアマゾンのほうはすぐに適応したため、2週目に突入するあたりからはばっちりと動きについていけていた。
「ぐへあ…キッツ…」
「お疲れさん…いや申し訳ないね、トップスピードでやらないとはいえ結構大変だったろ?」
「あれだけ指示飛ばしたり、走行中に周りを見られるのすごいと思う…」
「まあ俺も最初は無理だったから…最初はマンツーマンで相手の動きを見ながら走るってのがいいだろうな。そこから慣れてきたら人数を増やして動きを複雑にさせるのがいいと思う」
「なるほどなー…っていうかうちはチーム組んでないから簡単にはできないんだけどね…」
「じゃあたまに参加する?」「…よければそうさせてもらいまーす…」
チーム練習はとかく人数が多いことに意味がある。効率的な練習をするにも人数は必要なのだ。
時折黒狼にまじって二発の漆黒の弾丸がグラウンドを駆け巡る姿が、今後見られるようになる。
≫133二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 16:18:40
それならこれで
先程までいたウマ娘達が帰ったトレーナー室でキタとふたりきりになった彼女はキタを呼ぶ。「ねぇキタ、こっちにきて」
「どうしたのトレーナーさん?」
近寄ってくるキタを見ながら、机に置いてあったそれを手に取る。
「貴方にもこれを渡しておこうと思ってね。」「それって、さっき配ってたブレスレット?」「ええ、お守り代わりにね」
黒色の毛で編まれたブレスレット。彼女が気分転換と練習がてら作っていたモノだった。
「やっぱり、トレーナーさんの匂いがする…」
「ごめんなさいね、匂い移りしやすいものだったから」
「ううん、この匂いがいいから嬉しいよ!」
喜ぶキタを横目に彼女はもう一つ机から取り出す。月と蹄の飾りがついた黒色のそれ。
「キタ、実はもう一つあるの。ひとつだけ作ってみたアンクレットが。」
「…いいの?2つも付けて。」
「ええ、構わないわ。…私が付けてもいいかしら。」
「うん、お願い」
それを聞いた彼女はしゃがみ込むとキタの左脚にアンクレットをつける。
「どうかしら?」
「ありがとう!とっても嬉しいよ。あっ、そろそろ時間だから行ってくるね!」
「ええ、いってらっしゃい。」
トレーナー室から飛び出していくキタを見届けた後、一人だけの部屋で彼女は呟く。
「…ええ、あの子達のは移りやすい素材ね」
≫148二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 16:55:13
トレーニングを終え、ダイヤと二人で休むサトトレ
そんな彼女の元にドリンクを持ったキタサンとキタトレが近寄る。
ドリンクを手渡しつつ、後ろから抱きつく二人。
キタの二つのそれはダイヤの背中にあたって変形し、
キタトレの立派なものはサトトレの肩に乗り、彼女の顔を包む。
ーーーそれを見ていたナイダンとパラシンの脳は破壊された。
とりあえずなんとなくで書いてみたがなんだこれ?
マクトレはまあうん…
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part215【TSトレ】
≫17二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 17:36:17
テイトレウオトレ202結婚式話
「またこの部屋に来てしまった」
「なんなんすかこの部屋…今回は俺達だけっぽいっすけど」
「ウエディングドレスの話とかすれば帰れるから…適当に話すか…」
「はぁ…まぁいいっすけど。この雑誌見ながら話せばいいんすかね?」
「ネイトレとはそうした…お、このタイプとかウオトレに似合うんじゃないか」
「いやこのタイプはウオッカが着た方が映えそうっすよ」
「なるほど…嫌がりそうだけど確かに似合いそう」
「同僚殿、それは駄目だ。息子は嫁にも婿にも絶対にやらん」
「ウワーッ!びっくりした!急に出てくんな親父さん!」
「でも息子が綺麗に着飾った姿は見たいからそこのところよろしく頼むぞ…ではな…」
「急に入ってきて言うだけ言って帰ったっす…」
「な、何だったんだ…そもそもどっから入って…まぁいいか…続き話そう…」
「そう、っすね…と言っても写真だけじゃ雰囲気掴みづらいんすけど…」
ウオトレがそう言った瞬間に隣の部屋に続くドアが開く。二人が不審がりながら移動してみると、タキシードからウエディングドレス、果ては白無垢や民族衣装まで和洋中様々な衣装が取り揃えてあった。
「はー…凄いな…ロブトレあたりが見たら喜びそうだなぁウオトレ…ウオトレ?」
返事のないウオトレの方に目を向けると彼は一着のドレスを手に取っていた。
スカートの部分にパニエが入っておりふんわりと咲くように広がる形。シンプルながら美しい柄の、一番オーソドックスなプリンセスラインを手に取り黙り込んでいた。
18二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 17:36:44
「…ウオトレ」
「っ!あーいや!俺はあっちのタキシードとかのカッコいい系の方が似合うっすよね!適当に選んでくるっす!」
慌ててドレスを戻して取り繕う様に笑ったウオトレ。笑う前に見えたその寂しげな横顔を見て悩んだのは一瞬。ぎゅうと手を握って決意した様に彼は声を出した。
「…な、なぁウオトレ!」
「?どうしたんすかテイト…レ…」
カッコイイ系が並ぶ場所に行こうとしていたウオトレが振り向き、声が止まる。
彼の視界には、頬を赤く染め恥ずかしそうに瞳を伏せるテイトレの姿があった。その手にはウエストを絞って腰から裾にかけ鐘のように丸く広がる可愛らしいベルライン型のドレス。
「じ、実はこういうの着てみたいんだけど一人じゃ恥ずかしくて…わ、悪いんだけど付き合ってくれないか…」
間違いなく嘘だ。いや少しは本心もあるだろうが間違いなくウオトレを気遣っての行動。そんな事二人とも分かっている。分かっていて、ウオトレはへにゃりと笑った。
「…そうっすね。じゃあ俺もいっしょに恥かくっす」
そう言い手に取ったのは最初に眺めていた華やかなプリンセスライン。二人顔を見合わせて笑い、互いに四苦八苦しながら着替え終わった後にお互いの姿を見つめ合い、また恥ずかしそうに笑った。
木漏れ日が降り注ぐ部屋で着飾るは二人のお姫様。どちらもとても可愛らしく、頬を赤く染めた微笑みが綺麗で、美しかった。
その後、様子を見にきたウマ娘やトレーナーに例のペンギンの画像のように囲まれて可愛い、よく似合うと褒められて船堀さんの様に顔を真っ赤にした二人がおりましたとさ。
うまぴょいうまぴょい。
≫100二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 18:35:08
『あるとれさんとぶらとれさん』
「あ、ブラトレさん」
「んお?あー…あ?ああ、アルトレさん」
カフェテリアで資料を読みふけっていたブラトレは、軽食を取りに来たアルトレに会った。
「……なんですかその反応は」
「いやほら、くまさんのほうがイメージ強かったもんで…」「ああー……」
「可愛らしくなったねえ…」「……まあ、こちらのほうがウケはいいですね」
「それでも180越えの長身!俺はそこから30以上ちっちゃいからなー…。元の姿だったら肩のっけてもらってもよさそうなレベルはあったな」
「ハハハ…まあ、変わる前からあまり気にせずかかわってくれたのはありがたかったですけどね」
「顔怖いくらいだと思ってたけど想像以上に周りの反応がすごかったもんな…俺警察に囲まれたの初めてだったわ」
「あの時は…ごめんなさいね…」「まあすぐに誤解解けたんで…」
強面の男性が150くらいのウマ娘を連れ去っているとは、とんでもない誤解もあったのだ。
警察の皆さんは誤解が解けた後全力で謝罪の構えに入った。
「今はクマさんというよりは猛禽類って感じだなあ」
「うーん…この目つきの微妙な鋭ささえなければとは思いますが」
「いっそマルトレさんからグラス借りる?」
「………………………………………………遠慮します」
「是非もない反応…でもちょっと薄めのサングラス掛けたら印象変わらんかな?」
「それもいいんですがね、アルダンがですね…「せっかく良い目をしていらっしゃるのですから!」と」
「なるほどねー…お嬢様の御言い付けなら仕方ありますまい」
「そういうわけです」
「仲いいよねえ。うちも負けてるつもりはないけど、家族のような感じだ」
「家族…言い得て妙ではありますね」
「担当と仲がいいのはいいことだと思うぜ俺は。…ちょっと行き過ぎてる気がするやつも…結構いる気がするが…」
まず真っ先に思い浮かんでしまったのは思い浮かぶは生徒会。あとその他諸々。
「……気にしないでおきましょう」
「そうしよう……」
触れないことがいいこともある。二人は気にしないことにした。
≫109二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 18:40:35
マルトレ「あっ悪いまた時間間違えたかも帰るわ」
チケゾー「大丈夫!マルゼン先輩のトレーナーさん気にせず入ろーよー!」
マック「そうですわ。汗まみれだと気持ち悪いでしょう?」
中に入ると誰かいる。
マクトレ「あら、わたくし時間間違えてしまいましたか。すいませんマックイーン、ウイニングチケットさん」
チケゾー「いいよー気にせずみんなで入ろーよ!」
マルトレ「俺もお言葉に甘えさせて貰ってるしいいんじゃない?」
マクトレ「そうですわね、ではありがたく────」
マック「」ブルブル
チケゾー「ん?」
マルトレ「ん?」
ナイダン「ど゛う゛し゛て゛な゛ん゛だ゛よ゛お゛お゛ぉ゛お゛!゛!゛!」
マックイーン、いや、ナイダンはアンブッシュめいて跳躍!そしてそのまま胸へポンパンチ乳揉みを見舞った。その指の動きは大変細かく地味であったがニンジャ動体視力を持つ読者にはお分かりだろう。その一つ一つの動きが的確に性感を攻めるミニマムな木人拳めいた乳揉みの極地だ!恐ろしきは暗黒チチモミ=ジツのウデマエか!
これにはたまらずマクトレも天に昇る!
マック「ど゛う゛し゛て゛で゛す゛の゛お゛お゛お゛お゛!!!」
マルトレ「ぎ゛ゃ゛あ゛あ゛あ゛!゛?゛な゛に゛や゛っ゛て゛の゛!゛?゛」
チケゾー「う゛わ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛ん゛マ゛ッ゛ク゛イ゛ー゛ン゛が゛お゛か゛し゛く゛な゛っ゛た゛!゛!゛」
大浴場の鏡が割れた。
≫137二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 18:48:53
曲がり角でぶつかるタイトレとマックイーン
(ううっ……ぶつかってしまいましたわ……)
(しかし……なんですの? この顔に当たる柔らかいモノは……)
(!? いえ、そんな事より早く退いてあげないといけませんわね!!)
「ごめんなさい、大丈…………」
「スマン、大丈夫か!? 起きれるか!?」
(なんなんですの!? この山は!!…………もしかしてさっきの柔らかいモノは!?)
マックイーンのナイダンポイントが貯まった!
マクトレは乳を揉まれた!
≫149二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 18:55:17
人間の特定方法は、今のご時世いくらだってある。
DNAとか、指紋とか……正直に言えばよくわかっていないんだけど、まあ色々だ。
それでもオペトレさんやタキトレさんの紹介でいくつも検査をして、後生大事にそれを抱えている理由はただひとつ。
俺ことダイワスカーレットのトレーナーが、一年ぶりに帰省するからだ。
「……ちょっと休んだら。顔青いわよ」
「そ、そうする……」
スカーレットの勧めに応じて、真っ白なプリウスをサービスエリアで停めて、排ガス臭い空気を吸いながら落ち着く。
府中と実家の横浜はそんなに遠くない。精々1時間気軽に走らせるくらいだ。
にも関わらずこうして休んでいるのは……ウマ娘になった俺が、両親に受け容れられるかが、不安だからだ。
151二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 18:55:41
以前帰省したのはトリプルティアラを達成した頃だっただろうか?
あの時は父さんも母さんも俺よりスカーレットを応援していて、わざわざ京都競馬場まで来てくれていたのだ。
京都から帰る時にスカーレットに寄っていきなさいと言われ、ぐいぐい押されて帰った覚えがある。
(なんとスカーレットのご両親も来ていた。地元の友達も駆けつけて、なんだかすごく騒がしかった)
今回帰るのは……前に出演した記者会見がキッカケだ。
息子が出演すると聞いて見た番組だったが、出演していたのはどう見てもウマ娘。
遂に愛想尽かされてクビになったのかと電話が来たので事情を説明すると、時間を作って帰ってこいと母さんから強めに言われた。
何を言われるのだろう。
テストの点がいつもより悪かった時のように足取りが重い。
スカーレットに引っ張られながら、両親の暮らすマンション、その玄関前で両親と向き合い……。
「あらヤダ、パッとしないわねえ……」
「ひどい! あんまりだ!」
俺はスカーレットの腕に抱かれて泣いた。
ある意味拒絶よりも辛い認知の瞬間だった。
153二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 18:56:10
「本当に娘になっちゃったのねえ……」
「母さん、ウマ娘だよウマ娘。我が家のパッとしない一人息子が」
「そうねえ。でもスカーレットちゃんの方がずっと可愛いのよ」
「それはそうだ」
「そうだそうだ。スカーレットが一番可愛いんだ。
それはそれとしてキレそう」
父さんと母さんにちやほやされて上機嫌のスカーレットに対し、俺は疲労と脱力感と恥に苛まれながら頭を抱えていた。
俺がめちゃくちゃに悩んでいた間、父さんと母さんはとりあえずクビになってないことを理解し、じゃあいいかと受け容れてしまったそうなのだ。
俺の気苦労はいったい……と思いながら、俺は懐かしい淹れ方のお茶を飲む。
「いいのかよぉ父さん……孫の顔が見られないかもしれないんだぞぉ」
「そうは言うが、婿の貰い手もなかったろうお前」
「ウマ娘のお嫁さんなんて引く手数多よお。お見合い結婚すればいいじゃない」
「ナチュラルに息子を嫁に送ろうとしないで……」
傷ついた俺は書類をばらばらと投げ出して突っ伏した。
けっこう検査にお金がかかったんだから、少しは役に立てさせてほしかった。俺の苦労っていったい……。
154二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 18:56:37
「それにしても……大丈夫なの? お肌のケアとか、知らないでしょう」
「ちゃんとスカーレットに言われて化粧水つけてるよ」
「言われなきゃつけなかったんじゃないの。
ホント、ありがとうねスカーレットちゃん」
「気にしないでください!
トレーナー……さんも、大変だったと思いますから、これくらい当然ですっ!」
父さんと母さんに優等生らしく振る舞うスカーレットを微笑ましく眺める両親達。
スカーレットはそれはもう可愛いから当然といえば当然なのだが、その人達もう素のスカーレット見ても多分メロメロだと思うよスカーレット。
ひょっとしたら本当はスカーレットに会いたかっただけでは……? と疑い始めた頃、不意に母さんが、俺のウマ耳を撫でた。
「きれいな鹿毛ね」
「前のごわついた黒髪よりいいだろ」
「そうね……でも……前の髪も、好きだったのよ」
耳に滴が跳ね、俺は思わず顔を上げる。
母さんが、泣いていた。
155二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 18:57:02
「ご……ごめんなさい。なんでだろう、私……」
どうして、なんて声を上げる気にはならなかった。
辛いに決まっている。二十年積み重なった思い出が、唐突に変わり果てて動揺しない訳がないのだ。
父さんや母さんが俺を愛してないなんて自惚れる気は毛頭ない。二人とも俺を愛して育ててくれた。俺の活躍を心から喜んでくれた。だからこれは当たり前で……普通のことなんだ。
だからこそ、俺はどうすればいいかわからなかった。どう寄り添えばいいのか、わからなかった。
「違うの。ちがうの……ごめんなさい……」
「……母さん、俺……」
「トレーナー」
不意に、スカーレットが俺の腰を抱き寄せた。
密着し、伝わってくる高い体温に安心感を覚えると同時に、自分がとても冷たいものになっていたことを自覚する。
あのまま言葉を発していて、果たして上手いこと場を収められただろうか。とても自信がない。
正気を取り戻した俺は、顔を上げ、スカーレットを見つめようとする。
「お母さんの手、しっかり握ってあげて」
この緋色の瞳に、どれだけ俺は救われてきたのだろう。
このしなやかな手に、どれだけ俺は支えられてきたのだろう。
胸が、高く跳ねた。
156二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 18:57:27
「……いいんだ、母さん。気遣ってくれて、ありがとう」
「……でも」
「大丈夫だよ。俺にはスカーレットがいるんだよ?」
ね。と、甘えるように顔を向ければ、スカーレットが耳を軽く撫でてくれる。
何故だろう。なんだかそれが嬉しくて、尻尾がぴったりとスカーレットの尻尾にくっついてしまう。
「泣きべそかくこともあるけど……いつもスカーレットのおかげで立ち直れてるよ。
だから、母さんも……父さんも。ゆっくり受け容れてくれないかな。
俺は、ゆっくり待てるからさ」
「……そうね。そうよね」
少しずつ微笑みを取り戻す母さんの肩を、父さんが抱き寄せる。
ふたりに、俺はどう見えているだろうか。
少しはふたりを安心させられたなら、俺も嬉しいな。
「……あんたはスカーレットちゃんがお嫁に貰ってくれるから、心配ないわね」
「ハハハいやだなあ母さんスカーレットはまだみせいったぁい!?」
思い切り耳を握られて俺は泣いた。
母さんと父さんは爆笑した。ひどい。
157二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 18:57:52
「まだヒリヒリする……」
「大丈夫よ、まだ抜けてないわ」
「抜けたら男の時より大惨事だかんね???」
実家にまだあった俺の部屋で、今晩は寝泊まりすることになった。
以前の俺の匂いがまだ残っているように感じて、なんだか安心する。
俺が床で寝ようとすると、スカーレットはひょいと俺を抱えあげ、昔使っていたシングルベッドに押し込んだ。
「スカーレット?」
「あ……アンタが寂しいだろうから、今日はいっしょに寝てあげるわ!」
「……そうだね。ありがとう、スカーレット」
お言葉に甘えて、俺はスカーレットに抱かれながら床につく。
力強い腕に引かれて向きを変えると、スカーレットの吸い込まれそうな緋色の瞳と目が合った。
「……他に、してほしいことある?」
「…………恥ずかしいんだけど、ひとつだけ」
スカーレットのありがたい申し出に、今日はちょっとだけ甘えてしまおう。
耳は垂れ、頬は赤らんでいるかもしれないけど、今だけは目を瞑って貰って。
「ぎゅって、してほしい」
瞬間に思いっきり抱きしめられ、俺は酸欠で気絶した。
やっぱスカーレットは可愛いなあ!
うまぴょいうまぴょい