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このページは「おれバカだから言うっちまうけどよぉ…」スレに投稿されたSSをまとめるページ(スレpart316~320)です。
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目次
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part316【TSトレ】
≫14二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 20:47:27
心臓が跳ねると同時に、俺は肩を掴まれた。
一瞬だけ俺の愛バ、ダイワスカーレットの細く力強いものかと驚いたが――確かに細く力強いそれは、マクトレのものだった。
「マクトレ……?」
「……どうして助けてくれ、って言ってくれないんだ」
「マクトレ」
「お前の1番のウマ娘なんだろ、ダイワスカーレットは。
彼女の笑顔を守る為に、お前は頑張ってたじゃないか。なら、俺はいくらでも……!」
マクトレの指が、両方の肩に食い込んで痛い。
でもそれ以上に、耳から入る言葉が頭に響いて痛いんだ。マクトレは何を言っているんだ?
助けてくれ、だって? そんなの……。
「言うわけないじゃないか」
「……どうして」
「それを言ったら、君は俺の問題まで背負って、全てなんとかしようとするんだろ」
思わず拗ねたような言葉が出て、彼を拒絶した形になったことを内心で反省した。
しかし一度出た想いは堰を切ったように、口から溢れ続ける。
「俺が正解だなんて言わないよ。多分、君の方がずっと上手くやれる。
けど、そうやって……どれだけ背負ってきたんだ?」
答えなくても知っている。
酒の席を片付ける度に、マクトレの飲み干した缶の数を数えている自分がいたから。
回を重ねる度に増えるそれと共に飲み込まれた、苦労と忘れたいものの数を数えなかったと思っているのか?
……ふざけるなよ。
15二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 20:48:11
沸々と怒りが込み上げる。
それはマクトレにとっては理不尽なものだと知っていながら尚、感情が止まらない。
「これは俺の問題だ! 俺は君に、友達に不幸の責任を押し付けたりしない!
俺は君の友達でいたいんだ。
助けを求めて足を引っ張る、端役のAなんかになりたくない!!」
思わず肩を掴んで叫び返していた。
俺は赤子じゃない。不幸の瓦礫を投げつける、有象無象なんかじゃない。
トレーナーとしてがどうこうじゃない。君の友達でいたいからと、ただ一心で。
「……お前なあっ! 俺がどれだけ心配して……!」
「うるさい! そっちだって俺がいつも心配してるのに何も話さないだろ!!」
「それは……!」
「なんの為にプリウスゲロまみれにされても許してると思ってんだ!」
「それは悪いと思ってるけども!!」
段々と話がまとまらなくなっていく。思えば、俺とマクトレはお互いに距離を置いて接してきたのだ。
お互いにあるのは尊重だけ。さしたる内情を知ろうとしないまま友人になろうとしたから、いざ友人としてぶつかり合おうとしても、的が絞れずあやふやになっていく。
「話してほしいなら、話してくれよ!!!」
俺が怒ることが、俺にとっても珍しいなんて、マクトレは知る由もないだろう。
ただ俺だって、マクトレが俺を心配してるなんて今まで知る由もなかったんだ。
「助けたいなら、助けさせてくれよ!!」
お互いのことを知らないから、まともにケンカもできないのかもしれない。
それがただ、今は無性に悔しくて、八つ当たりしかできないんだ。
16二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 20:48:40
「おい。その辺にしておけ」
「どうどう……いや、びっくりした。ダストレも、そんな声出せんのなー」
「いやスゴイよあれ。もう告白じゃんか」
そうして取っ組み合いで一方的にボコられるのを覚悟していた俺はフクトレさんに。
驚いた表情で固まっていたマクトレはブラトレさんに首根っこをひっ掴まれ、引き離された。
その様子をテイトレさん……たまに飲みでいっしょになるトウカイテイオー担当トレーナーさんがびっくりしたように眺めている。
テイトレ・フクトレ・ブラトレ・マクトレ。彼らはDK4なんて呼ばれている、学園でも有名なトレーナーグループだ……なんて認識した辺りで、急に自分が何を言ったのかを思い出し、それを聞かれていたことに気づき、俺は正気に戻って懊悩することなる。
えー見てたの!? やだ恥ずかしい! 最初からいてくれたら……いや言ってたかもしんないけどお!
正面を向いたら同じようにマクトレが身悶えしていて、どうやら俺達は共に騙されたらしいことを悟って頭を垂れた。
「「たばかられた……」」
「おう。そこの大先生の謀りだぞ」
「ホッホッホッ。坊や達がここまで本気で向き合ってくれるとは、望外の喜びじゃがのう」
酒をくいっと飲み干して、ロリジャナイジジイ大先生がころころ笑っていた。
話を聞けば、俺が一ヶ月後キンチェムに吸収合体されると知って、マクトレは相当慌てたらしい。
チヨトレさんから遺書めいた引き継ぎ資料を見せられたマクトレは、俺が消える覚悟をしていると確信し、血相を変えて大先生へ直談判しに行ったんだそうな。
そこでお互いがお互いの気持を知るために、今日の会合が開かれたのだ。
つまり最初から詰んでいたのである。
17二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 20:49:16
「あの時の剣幕は忘れられんのう。世界ひとつも動かせそうじゃったわい」
「やだ、マクトレ……俺のこと、そんなに心配してくれたの……?」
「やかましいですわこの友人A野郎!」
「ア゛ーッ! 仲良くなった気のする遠慮のなさ!!!」
辛良い! と俺が叫べば、テイトレさんが最早耐えきれぬとばかりに噴出する。意外とゲラなのかもしれない。
ともあれ、なんだか溜め込んでいたものが爆散した後だと、随分と気分が楽になっていた。
代わりに重くのしかかってくるのは、自分の愛バ、ダイワスカーレットのこと。
そうだ。俺は本当に、彼女の思い出として遺れるだけのことを出来ていないんじゃないだろうか……。
ずしんと重くなった胃袋を抑えていると、マクトレが少し逡巡した後、俺の目を見て言った。
「あの子は、お前が思い出として生きるなんてことを、納得するような子なのか」
「……しないと、思う」
「なら、お前のやるべきことは、抗うことじゃないのか」
「……いや、それは違う。違うと思うよ」
それはマクトレなりの譲歩だったのかもしれない。
何もかも背負うんじゃなくて、問答をして、答えをいっしょに探そうとしてくれている。
ほんの少しの申し訳無さと嬉しさを感じながら、俺は首を横に振った。
「……1番はひとりだけ。でも、抱いている夢の優劣を、俺が決めちゃいけないんだ」
18二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 20:50:06
1番はひとりだけ。
それは諦めではなく、俺なりの人生哲学だと思っている。
レースにおいて1位同着という現象が写真やスロー動画での判定を行ってでも阻止されるのと同じで、皆が笑って終われることがあっても、皆の願いが叶えられるとは限らないのだ。
だから俺は自分の夢や立場を置き去りにしても、皆が笑っておしまいにできる方を優先する。
「スカーレットは俺が消えても、いつか前を向いてくれるよ。
でも、キンチェムは、俺が拒絶したら何処へ行くのかな」
「……それは楽観だ。お前の言うことが正しくても、皆が笑って終われるなんて限らない」
「それは……そう、だけど」
「寧ろ、そう願うならお前は最後まで努力しなきゃいけないんじゃないか」
マクトレに何も言い返せない。
彼と俺の違い、それはやはりこの覚悟の違いなのかもしれない。
俺はどこかで諦めてしまって、彼はどこまでも諦めない。だから不可能なことも手繰り寄せられる。そんな感じがする。
沈黙が続く中、すいと手を上げたのはヘリトレ大先生だった。
「何れにせよ、先ずは調べねばならんじゃろ」
「調べる? 何を調べるってんですか、爺様」
「それは勿論、どの夢が叶うべきで、どの夢が叶わぬべきかじゃよ」
俺の人生哲学をブチ壊しにするようなことを笑顔で言いながら、ヘリトレ大先生はフクトレさんに耳打ちする。
フクトレさんも頷いた後、携帯電話で誰かにやり取りして、再び俺達に振り返った。
「図書館行くぞ。今日は徹夜覚悟しておけ」
「残業代出る?」
「大先生様に請求しろ」
19二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 20:50:31
「お待たせしました。これがキンチェムに関する書物すべてです」
本の山を机に並べ、俺達に差し出したのはゼンノロブロイちゃんのトレーナーさん、ロブトレさんだ。
歳は俺のひとつ上だったと思うけど、そうとは思えないくらい小さく、いかにもいいところの出と思わせるたおやかさで――そして大容量だ。
本を運ぶ時にまるで鏡餅のようになっていた光景は、俺を含むいくつかのトレーナーの性癖を破壊しかねない危険なものだった。どうしよう今すぐスカーレットを呼びたい!! あーでも会うの怖いなあ!!!
「ヴェ……コ、コレゼンブシラベルノォ」
「いや、ここからダストレの話を聞いて、ロブトレさんの知識で読むべき本を絞り込む。
……それでも夜は明けそうだがな」
「ヴェアー!?」
テイトレさんが思わず担当譲りの甲高い奇声を上げる程度には、本はうず高く積まれていた。
正直テイトレさんと同じく気後れするが、当事者である以上やらないなんて言い出せない。
何を聞かれるのかと思いつつ着席すると、ロブトレさんがぴっと小さな腕を伸ばした。
「事情は概ね把握していますが、まず知りたい情報から見当をつけさせてください。
ヘリトレ先生は、まずどんな情報をお求めなのですか?」
「そうじゃの。必要なのは今学園におる、キンチェムの未練に繋がるものじゃ」
ヘリトレ大先生はガラスペンを取り出すと、インク瓶につけて紙にまとめ上げた。
要約すると、ウマソウルの夢とは未練。つまり生前の悲喜交交に起因するものであり、それを調べるのが大事だと。
「ダストレ君。御主はキンチェムから何か聞いておらんかの?」
20二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 20:50:57
「ええと……」
俺はキンチェムが、どういう気持ちで語っていたかを思い出す。
その顔は恋と愛のある乙女のようだったが――彼女が願いを語る時は、常に寂しさと、悲しさを湛えていた。
その感情を向ける相手は……。
「……フランキーというトレーナーに、会いたい。
いつまでもいっしょにいたかった。名前だけじゃなくて、終わりまで。そう言ってました」
「ふーむ……それは後悔、或いは哀しみに近い言葉じゃのう」
「ということは御爺様、実在のフランキーとキンチェムについて調べるべきですの?」
「実在の逸話がいいかもなぁ。ロブトレさん、この中にあるか?」
「ええと、待ってください。この間、ロブロイが語っていたはず……」
ロブトレさんが手を彷徨わせて、ひとつの本を掴み取る。
それはフランキー・キンチェムというひとりのトレーナーの自伝で、ロブトレさんはぱらぱらとページをめくった後、小さな唇に思案げに指を添えた。
「確かに、キンチェムさんの隣にはフランキー・キンチェムというトレーナーがいました。
けれど、その方は悲劇的な別離を経ているわけではないんです」
「というと?」
「レースを経て、おふたりは御成婚なさっていて……後に5人の子を設けているんです。
今の欧州レースでも活躍しているウマ娘さん達のご先祖様なんですよ」
大人になってから読み返すとゲロあまで砂糖吐きそうな恋物語は、きちんと現実でも成立していたのだとロブトレさんは言う。
でも確かに、あのキンチェムの顔は結ばれたという顔ではなかった。
他のいくつかの本を紐解いても、やはりその締めくくりは肯定と祝福に満ちていた。
その時、ふとひとつの疑問が思い浮かぶ。
21二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 20:52:12
「あの、キンチェムって飼い葉とか食べてた?」
「何言ってるんですのこの友人A野郎は」
「エッ、それ普通に虐待じゃないか!?」
「いや俺が食べさせたんじゃないよ!?
故郷の飼い葉と水しか食べないってキンチェムが言ってたんだって!」
「えー……草食動物かなんかかよ……」
マジの草食わすとかドン引きですという顔で見つめるDK4に、若干居心地の悪い思いをしながら俺は弁明する。
しかし、そう考えると不可解な点が多いのだ。
ウマ娘でも食べない飼い葉の摂食。獣のような振舞い。結ばれなかった結末。
それを頭の中で結び合わせるように、フクトレさんが声を上げた。
「本当に、草食動物だとしたら?」
「え?」
「俺達の知るウマ娘のキンチェムではなく……それに近い活躍をする、人間じゃない生き物だとしたら、たとえ絆があろうが、結ばれないんじゃないか?」
「……書物にない知を探るには、やはり本の山に埋もれるのが1番じゃのう」
まるで正解を知っていたかのように、ヘリトレ大先生が扇子を叩く。
知ってるなら最初から教えてほしかったが、そう太鼓判を押されると、たしかに納得がいく。
人と人だけの絆がすべてじゃない。そしてその絆は、寿命の差によって途切れることがある。
ふと、いっしょに育った飼い犬が死んだ時、わんわん泣いたことを思い出した。
そして、きっとその「飼い犬」の立場だったキンチェムが、フランキーに言いたかったことは……。
「……マクトレ」
「なんです……なんだよ」
「……君が正しい。手を、貸してくれ」
彼女に絶対に言わせちゃいけない。
その夢は、未練は、絶対に思い通りに叶えてはいけないものだった。
22二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 20:52:58
喧々諤々の夜を超え、朝日が黄色く見える頃。俺はキンチェムに言わなきゃならないことがあって、彼女を三女神の像の前に呼び出した。
彼女を連れてきてくれたのは――俺の愛バ。ダイワスカーレット。
俺はスカーレットに何かを言おうとまごついて……思いっきり、彼女に背中を引っ叩かれた。見上げれば、拗ねたような。でも少し嬉しそうなスカーレットの顔があって。
「許さないわよ。今度ちゃんと、心を込めて埋め合わせしてちょうだい」
「……うん。とびっきり心を込めるよ」
俺達の間には、それだけで充分だった。
だから、俺は意を決して、スカーレットと共にキンチェムに向き直る。
「まず、ごめん。スカーレットとの決闘の約束、あれ、なかったことにして」
「……ボディ。ひとつになるのが、イヤになったの?」
「嫌、ってわけじゃない。でも、俺の身体でもあるんなら、自由にできるのは俺だけだよね」
だから、賭けは無効。そういうとキンチェムも素直に頷く。
奪おうとしないでくれる彼女の優しさを、どう考えても裏切ることになることに罪悪感を覚えながら、俺は彼女に言った。
「でも、君にも所有権を主張する権利がある。だから、もう一度賭けをしよう」
「……この子と何度やっても、わたしが勝つよ」
「ううん。走るのは俺と」
「「えっ」」
驚いた様子のふたりのウマ娘に、俺はにかっと笑ってみせる。
きっとレースをするんだと思ったんだろう。だけどキンチェム、ちょっと甘いよ。
「障害走だよ。ハンディキャップはたくさんもらうから、覚悟してね」
これは君の走ってきたレースの中で、1番意地悪で、過酷なものになるんだからね。
(続く)
≫44二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 21:08:01
「あっ」
「兄貴!泊めてくれ!お土産もあるんだ!」
「ただいま電話に出ることができません」
「インターホンだろ!」
「あなた野外でも寝れるでしょうどうせ」
「いや死ぬって!日本の冬は寒いって!」
「はあ……わかりましたわ。ただし一つ条件を課します」
「サンキュー兄貴!条件って?」
「ここで何が起きても誰にも言ってはいけませんし責任は負いませんわ」
「何が始まるんだよ」
「……はっ、今まで俺は何を……って裸!?」
「んん……」
「こっちも裸!?え!?何が起きてんだよ!うっ頭が……俺は確か兄貴の家にきてそれから……何も思い出せねえ」
「んー……うるさいですわ……」
「兄貴!一体何が起きて!」
「バカ助……どうしましたの?」
「何で俺も兄貴も裸で同じ狭いベッドで寝てんだよ!」
「ドベバカ……覚えていませんの……?あんなに熱い言葉をあんなに言ってくれたのにぃ……」
「お、おい、なんて顔してんだよ兄貴、そんな顔赤らめてなんかこう、笑って」
「体がどうなっても変わりませんのね。ふふっ」
「兄貴、俺は、何を」
「つーわけでさっさと服着て出て行ってくださいまし。洗濯機に入ってますわ」
「!?」
「土産が爆発して服が汚れましたのよ。めんどくさいのでひん剥いてベッドに転がしたのですが、そのあとわたくしもめんどくさくなって寝ましたわ。風邪をひいてはいけないのでベッドで」
「そ、そう言うことか……熱い言葉ってのは?体が変わってもってのは?」
「兄貴兄貴うるさいチワワが相変わらず酒に弱いなーと思っただけですわ」
「おう……なあ、今のからかい、兄貴の担当が知ったらどうなるんだろうな」
「Remember what did you say, Obaka」
「サーセンシタ」
≫55二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 21:12:05
フクトレ『本日のトレーナーTVは養護教諭のタキトレにあわせて医療シミュレーターだ』
タキトレ「二人ともよろしく。保健の先生として頑張るよ」
マルトレ「じゃ早速……タキトレ先生、早速患者運ばれてきましたどうしますか?」
タキトレ「胸板が剥がされて肋骨が完全に露出しているね。保健室じゃどうしようもないから救急車呼ぼう」
マルトレ「先生ここが救急車の行き着く救急外来です。あとこの人外傷じゃなくて心臓の交換らしいです」
タキトレ「心臓の交換は救急外来の仕事じゃないんじゃないか?」
スズトレ「それはそうだけどwwww」
フクトレ『スズトレのツボに入ってる』
マルトレ「いや操作しにくいなこれマジで……」
タキトレ「肋骨はその金槌で割ってしまえばいいんじゃないか?」
スズトレ「強引すぎない?」
タキトレ「タキオン曰くコラテラルダメージと言うやつだね」
マルトレ「あっ」(金槌が患者の顔面に刺さる)「抜けねえ」
スズトレ「wwwまってwwwww」
タキトレ「何か別のものはない?」
マルトレ「交換用の心臓が……あっ」「すっぽ抜けて吹っ飛び肋骨が粉砕される)
タキトレ「鋼の心臓っていうべきかな? 反発系スクがおかしい感じがするよ」
スズトレ「wwwwwww」
タキトレ「スズトレ大丈夫? 笑い止め飲む?」
スズトレ「遠慮します」スッ
マルトレ「スズトレそれは笑うわ」
62二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 21:13:29
おまけ
「どしたのこれ」
「いや、タキオンが配信で目立つ薬と言って飲ませてきたんだけれど」
「嘘でしょ……明るすぎてゲーム画面見えない……」
≫61二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 21:13:29
落日
ーーー僕より強い子なんていくらでもいる。
レースの歴史を振り返りながら僕ことサトトレは思った。
「どうですか?僕が持ってる資料が見たいとのことなので持ってきましたが」
「うん、ありがとう。もうちょっと借りていいかな?」
「いいですよ。」
チヨトレのその発言を聞いてから、僕はもう一度資料に目を落とした。
資料をめくりながら考える。
ーーー勝った子達の裏に負けた子は沢山いる。
一人のG1バの裏に何十人もの子がいる。
光が強いほど、闇も濃くなる。当然だ。
重賞を勝つのが目的な子だっているんだ。
…僕がそんな子の担当だったらきっと狂いかけただろう。
輝かせてやれない自分が許せないはずだから。
…ダイヤが担当だったのは運命なのか。
ーーーそれに競争バとしてもガタが来ていた
凱旋門賞以降、脚に違和感がある。
あの日全てを投げうつつもりで走り、壊れなかっただけでも良かったが。
でもきっとあの領域にはもう届かない。僕の最高で最後の輝きだから。
…正直、今の僕では120どころか100%も出ないと思う、ドリームで相手する子を今見てるけど、もう勝てるか分からない。
ーーー太陽も光もいつかは沈んでいく。つまり僕はそうなんだろう。
わ(輝き始めた他のウマ娘のトレーナーとは対照的だね…)
ふと顔を上げて、チヨトレに問いかける。
「ねぇチヨトレ、貴方は自分に先がなかったとしても足掻く?」
「…足掻きますけど」
「良かった、僕もだよ。…最後までね」
≫97Vトレ/ビギンズナイト21/10/25(月) 21:29:31
俺は極めてハードボイルドな私立探偵。
この街ではビルが溶け...なんて事はなく、いたって平和ないい街だ。
「だからって依頼がネコ探ししか来ねえのはどう言う事だよ…もっとハードボイルドな依頼来ねえかなあ」そう毒づきながらコーヒーを淹れていると、依頼人を告げるチャイムが鳴った
「依頼っ!どうか受けてもらいたい!」
「おお理事長さん。また友達のネコ探しかい?」
彼女はこの街にあるトレセン学園の理事長。まだ若いが手腕は確かだ。
「否っ!今学園で起こっているウマ娘化について調べて欲しい!」
「ウマ娘化?」
話を聞くと最近学園ではトレーナーがウマ娘になってしまう事があるらしい。その直前に三女神像の近くに居た人が多いのでそこに何かあるのではないか、との事だ。
「私も調べたが特におかしな事は見つからなかった。そこでいつもネコを見つけてくれる君にも調べてみて欲しい!」
「わかったよ理事長さん。一晩張り込んでみよう」
「感謝っ!それではよろしくな!」
98Vトレ/ビギンズナイト21/10/25(月) 21:29:44
そういう訳で俺は今夜のトレセン学園の三女神像前に張り込んでいる。
「ようやく探偵らしい仕事だ…つっても何もおかしなところなんて...ん?」
いつの間にか2人の人影があった。
『ふふふ...この薬で学園中が芦毛になるジャスか...』
『ええ。そうですね。ウマ娘化した人を芦毛にする効果があります』
『トレーナーだけジャスか...まあいいジャス』
「なんだあいつら...」
遠くから伺っていると、急に後ろから衝撃が襲った。
「なっ...!?」そのまま俺は、意識を手放した。
『むむ、見てた奴がいたんジャスか...ちょうどいいジャス。コレの効果を確かめるチャンスジャスね』
『そうですね。ウマ娘化させてみますか。ほいっと』
『!誰か来るみたいですね。あれは...ちょうどいい。これも渡しておきましょう』
「あれ?さっきまでここに誰かいたような気がしたんすが...誰か倒れてるっすね。」
99Vトレ/ビギンズナイト21/10/25(月) 21:30:10
目が覚めると俺は全く知らない場所にいた。
「はっ!?」
「おう起きたか若いの。昨日青いのが見た事も無いウマ娘が気絶してたのを見つけてとりあえず運んできたそうなんだが何があった?話しづらいなら無理に話さなくていいぞ」
「え?ウマ娘?おいおい俺はどう見てもハードボイルドな...」とふと目線を下げると、
身体付きが明らかにおかしくなっていた。
「ああ。お前もウマ娘になったクチか。鏡見てみるか?」
そう言われて見た鏡の前には──ウマ娘がいた。
「はあ!?なんだよこれ!」
「やっぱりなんかあったみたいだな。話してみろ」
ここまでの経緯を話してみると
「ほう。アンタ理事長に依頼されて来た探偵なのか。それで張り込んでたら襲われたと」
「そうそう。まさか俺がウマ娘にされるなんて...そういえばあんたは?」
「俺か?俺は...まあ親父とでも呼んでくれ」
その時、ドアが空いて大きなウマ娘が入ってきた。
「ただいまっす...お、目が覚めたんすね。大丈夫っすか?」
「ああ、あんたが運んできてくれたんだな。ありがとう」
「いいって事っすよ。何かあったんすか?」
「ああ、それがな...」
「そんな事が...あ、そういえば一緒に落ちてたこれってあなたのっすか?」
これは...ベルトとUSBメモリ?いやUSBにしては随分デカイな...なんだコレ
「いや、知らねぇ。何か知らないか?」
「知らないっす。そういえば全部に『V』が書かれてるっすね」
「なんだよコレ...なんかスイッチがあるな。
押してみるか」ウオッカ!
「ウオッカ!?」
「酒の名前だろ?そんなに驚く事か?」
「まあ、そうっすね。たまたま担当と同じ名前だったんでびっくりしたんす。あ、そういえばもうすぐトレーニングに来るんじゃ...」
100Vトレ/ビギンズナイト21/10/25(月) 21:30:42
「オーッストレーナー!今日もトレーニングしようぜ!...ん?誰だ?」そう言って1人のウマ娘が入ってくる。すると親父さんは
「ああ、そいつは新しく追加されたサブトレーナーだ。まだまだ新人だが仲良くしてやってくれ」
「「「え!?」」」
(ちょっと親父さん!何言ってんだよ!)
(この方が学園内を歩きやすいだろ?理事長からの依頼なら説明すれば納得してくれるさ。それとも...調査に来たらウマ娘にされたって言っていいのか?)
(うっ...わかったよ親父さん)
確かに初対面とはいえそんなダサい事言って欲しくはない。俺はハードボイルドな男なんだ。
「へー新しいサブトレーナー...オレだけトレーナー多くないか?」
「気にしたら負けだぞ息子よ」
「だから息子じゃねえって...まあよろしくな新しいトレーナー!その帽子イカしてるぜ!」
「お、わかるのかコレの良さが!」
「もちろん!なんかハードボイルドな感じがしていいよな!」
(なんかもう意気投合してるっすね)
(いいじゃないか青いの。長い付き合いになりそうだしな)
終わり
≫140二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 21:49:11
こんにちは!言うっちまうスレで一番不幸な少女(諸説有ります)パラシンちゃんです!
今日はドベトレさんが家に泊まりに来ます!
自分で言うのも何ですがうちに泊まるって中々切迫詰まってますね...
ピンポーン
はーい!空いてますよ!
「お邪魔しま〜す」
いらっしゃいませ!待ってましたよドベトレ先輩!わたしにします?わたしにします?それとも...わたし?
「野宿するわ!じゃあな!」
ああっ!待ってください!冗談です!冗談!だから帰らないでください!流石にこの真冬に野宿は不味いですって!
「年頃の娘が彼氏でも無い男に言っていい冗談じゃ無いんだよ」
なっちゃいます?彼
「よし、野宿するわ!」
待って(この後もう一回同じやり取りした
────────
さてご飯にしましょう!
「お前飯作れんのか?」
まあ、そこで見ててくださいよ!見せてあげますよ!私の実力を...
──チーン
出来ましたよ先輩! 特製ザンギ弁当 795kcalです
「スーパーの弁当じゃねえか」
まあ、一人暮らし何てそんなものです
自炊できるにこした事は無いですが都会ならまず困りません!
因みに私のはそれは昔祖母の家で食べた温かで優しい味わい。心にも体にも優しい和の料理。梅とちりめんじゃこご飯と季節の野菜たっぷりの煮物弁当 480kcal*です!
「「いただきます!」」
────────
141二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 21:49:47
ゲーム対決
ジョインジョイントキィデデデデザタイムオブレトビューションバトーワンデッサイダデステニーナギッペシペシナギッペシペシハァーンナギッハァーンテンショーヒャクレツナギッカクゴォナギッナギッナギッフゥハァナギッゲキリュウニゲキリュウニミヲマカセドウカナギッカクゴーハァーテンショウヒャクレツケンナギッハアアアアキィーンホクトウジョウダンジンケンK.O. イノチハナゲステルモノ
バトートゥーデッサイダデステニー セッカッコーハアアアアキィーン テーレッテーホクトウジョーハガンケンハァーン
FATAL K.O. セメテイタミヲシラズニヤスラカニシヌガヨイ ウィーントキィ (パーフェクト)
「俺の知ってる格ゲーじゃない...」
格ゲーじゃなくて世紀末バスケですよ?
─────────
「単騎!ゼロゼロナイン!ブランド!ゴゴゴ!グレンニャチェンジラフルル!トドメだ!」
くっ、殿堂カードは卑怯です!
───────────
「サモサモキャットベルンベルンDDBDDB」
ぐわー!
──────
ウッキィ!今年は申年ですわ!アーイ!速いぞぉ!
コレガオレノレッドフレームダ!
「こんなのに負けるの納得行かねぇ!」
───────
0時です!寝ますよ!
「俺は何処で寝れば良いんだ?もう一個布団あったり?」
え?布団は一個しか無いですから一緒に寝るんですよ?
「は?」
ほらほら、早く来てください
「いやいやいや、駄目だろ!?」
大丈夫ですよ、襲ったりしませんから。ほら、明日も早いんですからポンポン
「えぇ...??そういうのって逆じゃない?」
つべこべ言わずこっちに来て寝ましょう!縛道の四・這縄
「へっ?」
はい、大人しく寝てくださいフトンカケー おやすみなさい
143二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 21:51:03
ピロピロピロピロ ゴーウィゴーウィヒカリッヘー
んっ...もう朝ですか... \8:00/
8時ですか...まだ寝れま...8時!?8時!!?
ドベトレ先輩!起きてください!遅刻です!起きて!
「ん...兄貴ぃ、もう食べられないよ...」
なベタな寝言言ってないでペチペチ起きてくださーい!ペチペチ
───このあと仲良く遅刻してたづなさんとウラトレに怒られた
──────────
今回のオチというかボツネタ
「すぅ...すぅ...」
むにゃむにゃ..蜂蜜の滲み出る山発見...むにゃむにゃ
れろくちゅれろ・・・
「んっ...」
じゅるじゅるちゅぱ・・・
「うっ...んっ...」
くちゅれろじゅるじゅるんぷはぁ
「んっ!?」ビクンッ
パラぴょいパラぴょい
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part317【TSトレ】
≫17二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 22:40:42
ーーータキトレの部屋はいい匂いが充満していた。
そしてその匂いの出どころは、タキトレとドベトレが作るカレーだった。
「タキトレ、後どれくらい煮込むんだ?」
「うん?後…2分くらいかな?」
「分かった、置いておくぜ。」
…仲良く料理をする二人。何故こうなったのかは今日の昼まで遡る。
『家に泊まりたい?』
『ああ、一日だけでいいから頼んでいいか?』『確か例の件ね?…いいけど』
『ありがとうタキトレ!』
『…折角だし泊める代わりに手伝って貰おうかな。』
『え?』
そしてその手伝いというのがこのカレーづくりだった。
「料理の練習にもなるでしょう?貴方料理が下手だから。」
「ああ、そうだな…」
「一人暮らしをする以上は慣れないとね。後そろそろだよ。」
「おっと忘れるところだった。ありがとうタキトレ!」
「ふふっ、頑張ってるね…」
ーーーそして更に数分がたった頃、
「完成だね、お疲れ様」
「よし、オレは出来るようになったぜ!」
「一回だけじゃまだだよ。…それは置いておくとして食べよっか。」
19二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 22:41:16
皿によそい、机に置いて
「「いただきます」」
美味しそうにがっつくドベトレ。タキトレはそれを微笑みながら見て食べる。
大半を食べたところでタキトレは言った。
「…お風呂沸かしておいたから先に入っていいよ。」
「…いいのか?てかいつ沸かしたんだ?」
「料理前に手早く沸かしたよ。それに貴方が先に食べ終わるでしょ?」
「…ああ。なら先に入らせてもらうぜ。」
皿を台所でつけたドベトレが風呂場に向かうのを見つつ、私は「ごちそうさま」と呟いた。
あれから二人とも風呂に入り、今は客人用の布団を引いて眠る所だった。
「なあ、なんで音楽を流してるんだ?」
「入眠用だよ、疲れが取れやすくなるんだ。」「そうなのか…ん…」
「眠くなってきたかな?…お休みドベトレ。」
「お休みタキトレ…」
…二人はぐっすりと眠る。時計は10時を指していた。
20二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 22:41:40
翌朝、昨日の残りを朝食にして朝の支度を済ませた二人はバイクの前にいた。
「なあタキトレ、オレは後ろに乗ればいいのか?」
「そうだよ、しっかり掴まっててね…!」
乗り込んだことを確認しつつアクセルを吹かす。瞬く間に加速したバイクはトレセンへと向かっていった。
「早いな…!」
「私達が全力で走るときの速度と同じくらいだからね!」
道路を速度をのせたまま駆け抜けていく。
…トレセンの駐車場につき、ドベトレと別れたタキトレはトレーナー室に向かおうとしーー
「やぁトレーナー君、朝から私以外の人を後ろに乗せて楽しそうじゃないか」
ーーータキオンに声を掛けられた。
「私より他の人の面倒を見る方がいいのかい?」
「そんなことないよ。タキオン以上に大切なことなんてある訳ない。」
「くく、君ならそういうと思ったよ。…さて、朝ごはんをくれよ。お腹がすいたんだ。」
「はいはい、今用意するから…」
ーーー思っていたより良い泊まりになったのだった。
駄文失礼しました
リクエストでタキドベトレの泊まりです。
これでどうですかタキトレの方?キタトレ議論楽しかったですよ。
≫48二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 22:59:44
横浜市歌/メジロ国歌
作詞:森鴎外/作詞作曲:モーリーファンタジー鴎外
わが日の本は島国よ/我が日の本はメノシロよ
朝日かがよう海に/ソウルただよう土地に
連りそばだつ島々なれば/連なりそばだつウマ娘なれば
あらゆる国より舟こそ通え/あらゆるバ場より首位こそ通え
されば港の数多かれど/さればウマ娘の数多かれど
この横浜にまさるあらめや/このメジロにまさるあらめや
むかし思えば とま屋の煙/昔思えば芦毛の煙
ちらりほらりと立てりしところ/ちらりほらりとジャスタの見所
今はもも舟もも千舟/今は弾切れ申し訳
泊るところぞ見よや/見せるウマ娘よいずこ
果なく栄えて行くらんみ代を/果てなく栄えてゆくらん御世を
飾る宝も入りくる港/飾るウマ娘も入り来る屋敷
森鴎外へのイメ損では?
≫61二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 23:11:24
「タイシーン、なんか手紙届いたー!」
「今時珍しい…誰からなの?」
「『果たし状』って書いてある!」
「うわっ、めんどくさい空気しかしない…。というかまさかとは思うけどアンタ…」
「面白そうだし行ってみようぜ!」
「アタシの話を聞けって!」
(カンペ)「というわけで始まりました。『ヤエノムテキ&ヤエトレによる道場破りの道』記念すべき第一回目のお相手はもちろんナリタタイシンさん&タイトレさんです。この企画を簡単に説明すると、『金剛八重垣流』の二人組があちこちに果たし状を送り付けて、来てくれたトレーナーさんとその担当のウマ娘さん相手にレースで勝負を挑むという、いたってシンプルなものです。実況解説及び判定係は、休憩中に日陰でタヌキと戯れてるところを、丁度暇そうなやつがいた、と言わんばかりに連れてこられたメイショウドトウのトレーナーこと俺と、ドトウの二人でお送りします(棒読み)」
「あわわわわ…大変なことになりましたぁ…」
「ドトトレさん、説明ありがとう!そして、来てくださりありがとうございます、タイトレさん。それにナリタタイシンさんも。今日は、よろしくお願いします。」
「よろしくお願いします」
「おう!よろしく!」
「…いやちょっと待ってって!アタシなにも了承してないんだけど!?」
(カンペ)「コースは芝2000mですぅ。それと、トレーナーさんの参加は任意なので、無理して走る必要はないですぅ。」
「もしかしなくてもここに来た時点でアタシに拒否権無しってこと…?というかトレーナー、アンタも走んの?というより走れんの?」
「ん?ああ、走るよ。ちゃんと走ったことないから感覚は分かんないけど、とりあえずタイシンに付いていってみるさ」
「マジか…」
「この勝負でいろいろと学ばせていただきます。そして勝ちます」
「先輩であっても手加減はしませんよ。全力で行かせてもらいます」
「この二人目が本気じゃん…」
「頑張ろうぜタイシン!」
「…ああもう!わかった!走ればいいんでしょ走れば!」
それでは位置について、よーい、スタート!
62二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 23:11:59
先頭に立ったのはヤエトレ。そしてその少し後方右にヤエノムテキ。そこから大きく間を空けてナリタタイシン。その後ろをタイトレという形になった。
「タイトレ先輩はやっぱり大変そうだね…。今の姿はウマ娘とはいえ、やっぱりもとは人間なんだから当たり前と言えばそうなんだけど。…あの体型だと余計に」
「そうですね…。でもヤエノムテキさんのトレーナーさんは普通に走ってますけど…」
「ヤエトレさん、ウマ娘になったのは最近って聞いたのに、まとってる雰囲気がなんかもう、本物っぽいんだよな…」
ポジションは特に変わることなくコースの半分を過ぎる。タイトレの速度が徐々に落ちていき位置を下げていく。そのとき、ナリタタイシンの動きに変化があった。
「はぁ、はぁ、タイシン…俺そろそろ限界かも…」
「だから無理すんなって言ったでしょ…!アタシについてこようとせず、ゆっくりでいいから」
「ああ、うん、そうする…。…タイシン」
「まだなにかあるの?」
「あとは…任せた」
「…はぁ。アンタにそう言われちゃ、やるしかないじゃん…!」
「タイシンさん、仕掛けるのが早くありませんか…?」
「うん、早いね。普段なら彼女が仕掛けるのは最後の直線に入ってからだ。でも今はそれよりもかなり前の位置からスパートをかけていってる。これは…前の二人には予測できないんじゃないかな」
小さく鋭い、迫りくる影が、瞬く間に前の二人をとらえ、そして抜き去る。
「なっ…!?」
「しまった…!」
「はあぁぁぁぁぁ!」
最終直線、先頭に立ったのはナリタタイシン。その末脚はなお加速を続ける。
「くっ、不意を突かれましたが、まだまだっ!」
「このまま負けてたまるかぁっ!」
ヤエノムテキとヤエトレもスパートをかける。負けず劣らずの加速。食い下がり。ナリタタイシンとの間に開いた差は少しずつ縮まるも、しかし、その差が埋まる前に、勝負は決した。
ナリタタイシン、一着。ヤエノムテキ、二着。ヤエトレ、三着。タイトレ、四着。
63二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 23:12:27
「タイトレ先輩、大丈夫ですか?」
「はぁ、はぁ、あぁ、ドトトレか。大丈夫…と言いたいが、さすがに疲れた…。ウマ娘って、やっぱりすごいんだな…」
「そうですね。すごかったです。皆さんも、タイシンさんも」
「あぁ、タイシンはすごいやつだよ。俺の自慢の担当だ」
「完敗です。まだまだ私たちは修行不足でした。またいつかリベンジさせてください。タイシンさん」
「いや、できれば次は遠慮したいんだけど…」
「くそーっ!やっぱり悔しい!でもそれ以上にすごい体験ができて満足!タイシンさん、タイトレさん、ありがとうございました!」
こうして第一回は幕を閉じる。なお勝者であるタイシンには「やる気が絶好調になるスイーツ」がヤエトレからプレゼントされた。
不定期開催『ヤエノムテキ&ヤエトレの道場破りの道』第二回の時期とゲストは未定。
「悪かったなタイシン。急に巻き込んだりして」
「別にいいよ。意外と…悪くなかったから」
「それはよかった。よし、飯でも食いに行くか!」
「ちょっと!アタシまだこれ食べてる途中なんだけど!」
「今日の振り返りを行い、反省点を挙げて次のトレーニングに活かしましょう」
「ああ、次こそは絶対に負けない!」
現在の戦績:1戦0勝1敗
終
≫76侘助エミュわかんない…21/10/25(月) 23:32:39
「なあカレトレー、もう動いてもいいか? というか髪のケア?ってこんな時間がかかるもんなの?」
「だーめ☆ 外でならともかく、この家に泊まる以上はカワイイとして見逃せない! それに泊まって『芦毛が傷んだ』なんて許せません!」
「うぅ……。というか、髪のケアなら化粧とかは要らないんじゃ……?」
「まあ私だと正直そこまで手を加える所は無いんだけどね。他の皆もそこはちゃんとしてくれてた……というべきなのかな。お姉ちゃんならまた違っただろうけど……」
「じゃあ今髪を結んでるのはなんだよ」
「え、カワイイだけど」
「カワイイだけど!? というかそれならもう髪のケア?は終わったんだよな! じゃあもう……」
「……少し、お話よろしいですか、白毛の君」
「え? お、おう」
「三女神様からの伝言です。『この世界のあなたの「未来」が、どうか「愛」で溢れたものでありますように。誰からも愛され、そして誰をも愛することが出来ますように』……誰かを愛することも愛されることも恐れず、その美しい白毛と同じくらい輝かしい日々を過ごせることを、心から願っています」
「…………」
「ま、余計なお世話かもしれませんけどね。別に加護が与えられるわけでもなし、ただの祈りの言葉です。どうかお気になさらずに」
「えっと、どういう……? おいカレトレ!?」
「……? どうかしたの、お兄ちゃん」
「いや今の発言どういう意味だ?」
「え?」
「いや……うん、すまん。なんでもない。気のせいだったかも……」
「まあとにかく、はい出来たよツインテール! うんカワイイカワイイ♪」
「いやちょっと……子供っぽすぎないかおい?」
「カワイイから無問題だよお兄ちゃん! あ、写真送っとくね」
「え、ちょっと写真は止め……! いやそもそもいつの間に撮ったんだ!」
そして写真は無事マクトレに送られメジロ家で共有されましたとさ
うまぴょいうまぴょい
≫79二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 23:43:29
🐴「……少し、お話よろしいですか、白毛の君」
🐴「三女神様からの伝言です。『この世界のあなたの「未来」が、どうか「愛」で溢れたものでありますように。誰からも愛され、そして誰をも愛することが出来ますように』……誰かを愛することも愛されることも恐れず、その美しい白毛と同じくらい輝かしい日々を過ごせることを、心から願っています」
🐴「ま、余計なお世話かもしれませんけどね。別に加護が与えられるわけでもなし、ただの祈りの言葉です。どうかお気になさらずに」
こうするとなんか一気にジャスになるな…いやジャスなんだろうけど
≫100チヨノオートレSS21/10/26(火) 00:10:32
一度トレーナーの家に行ったことがある
きっかけは、先生からトレーナーに書類を渡してくれと頼まれたことだ
トレーナーがウマ娘寮に入るのは禁止だが、こちらから幾分には制限はない
私は貰った地図を頼りにトレーナーの家を目指した
トレーナーは学園近くのマンションにすんでいるらしい
カメラ付集合インターホンを押すと、トレーナーと繋がった
最初は驚かれたが、事情を話すと部屋に招待してくれた
「わざわざありがとうございます。今お茶を入れますね」
トレーナーはそう言うとキッチンに歩いて行った
改めて部屋を見渡してみる
部屋は1DKのそれなりに広い賃貸物件だ
家具などは最小限で綺麗に整えられた部屋
最初は何の変哲もない部屋かと思ったら、ある場所が目に付いた
隅に置かれた勉強用と思われる机
その周囲には数個の本棚が置かれ、膨大な量の書籍やらノートが積み上げられている
そこだけがまるで別の空間のような雰囲気がしている
更に極めつけは――――
「なに…あれ…」
壁や天井に貼られたレース場の図解や己を鼓舞する為の熟語
これだけならまだ分かるが、書かれた内容が異様だった
『ミスしたら〇す』『1着以外は無価値』などどいった強い言葉が書き連ねてあるのだ
その光景に圧倒されていると、お茶を持ったトレーナーが戻ってきた
そして、あっけに取られた私を見て照れ臭そうに言った
「ごめんなさい、チヨノオーさん。勉強机まわりが汚くて」
101チヨノオートレSS21/10/26(火) 00:11:04
「あ、その…」
言葉につまってしまう
トレーナーは、部屋に書籍で埋まっていることについては語るが、この光景については何も言わない
まるで、この異様な光景が日常であるかのように振舞っている
私は気になって質問してみた
「トレーナーさんは、どうしてこんなに頑張るんですか?」
それを聞いたトレーナーはきょとんと首を傾げる
「何がです??普通の努力ですが…」
いや普通ではない
確かにみんな並々ならぬ努力はしているが、物事には限度というものがある
せいぜい1日2~3時間の勉強が関の山だろう
一方、この人は一日の殆どをウマ娘レースに費やしており、休んだ所を殆ど見たことがない
他のトレーナーと比べても倍近く働いているように見える
私は素直な所感を述べた
余計なことだと分かっていたが、どうしても言いたかったのだ
個人的にトレーナーを心配していたのだと思う
それに何を感じたのかは分からない
トレーナーさんは諭すように―――
「だって、自分や担当の人生を賭けてるんですよ?夢を叶えるために死ぬほど努力することなんて、みんなやってることでしょう?」
102チヨノオートレSS21/10/26(火) 00:11:17
そう、笑顔であっけらかんと言い放った
いつも見ているトレーナーの笑顔
なのに、その時はなぜかとても恐ろしく見えた
その日以降から私はトレーナーについて確信したことがある
嗚呼、この人はやはり――――致命的に何かがズレている
≫130ロブトレヒロイン概念21/10/26(火) 06:36:35
ドベトレ、ロブトレの家に泊まる
「こんばんは、ドベトレさん。どうぞ、今日は自分の部屋と思ってくつろいでいってくださいね」
「今日はよろしく頼むわ、ロブトレ……って、その恰好は……」
「?ああ、今日は和服の気分でしたので、どうでしょうか?」
「和服にエプロン、それにポニテか、すごく似合っているな。ロブトレはいろんな服を持っているよな」
「ふふ、ありがとうございます。外ではTPOを弁えていますが、家の中ならいろんな服を着たいですからね。その日の気分に合わせてきているのですよ」
「兄貴が言っていたけど、ロブトレの本棚、凄いな。これ全部漫画や小説とかなんだよな」
「ええ、やはり物語はいいものですからね。ジャンプはもちろん、少女漫画もそろえていますよ」
「少女漫画か……ドーベルも読んでいるし、オレも読んでみるかな」
「それなら、桜蘭高校ホスト部をおすすめしますよ。男性でも読みやすいものですので、ぜひ!桜蘭高校ホスト部はですね……」
「あ、待った待った、その前にいいにおいがしているんだけど……」
「あ、そうでしたね、まだ料理の準備がありますので、ゆっくりくつろいでくださいね。本棚から好きに読んでもらっても大丈夫ですので」
「よし、できました」
「お、できたのか」
「ひゃっ!ド、ドベトレさん、どうしたのですか?ゆっくりされていてよかったのに」
「いや、家主に仕事させてばかりなのは気が引けて、しかし、すごく集中していたな」
「ええ、その、むずかしい料理とかはできませんが、少しでもおいしく感じられるように盛り付けだけでも頑張っていたので……」
「これ、すごくおいしそうだって!そんなかしこまらなくていいって!」
「……ふふ、ありがとうございます。それで、手伝ってくださるのならこの料理を一緒に運んでくれませんか?運ぶにも一回一回踏み台が必要なので」
「そういうことなら任せてくれ。さっきの部屋のテーブルでいいんだよな」
「ええ、お願いします」
132ロブトレヒロイン概念21/10/26(火) 06:37:17
「では、いただきます」
「いただきます。ちょっと待って、折角だしこれ写真撮ってからでいい?」
「?いいですが、そんな撮るほどの物でもありませんよ」
「だって、こんなにもきれいに盛り付けられてさ、簡単な料理だってロブトレは言うけどこれは撮りたくなるって」
「ふふ、そう言ってもらえると嬉しくなりますね。でも、あまりとることに夢中にならないでくださいね、熱いうちに食べていただけると嬉しいので」
「それもそうだな、んじゃ早速……お、この肉じゃが、すごくほくほくしていて上手いな」
「それは最近スズトレさんに誘われてオグトレさんの料理教室で学んだばかりのものですよ。お口に合ってよかったです」
「お、こっちもうまい!すごいな、ロブトレ。いつもこんな感じなのか?」
「いえ、その……普段はもっと簡単なものを数品程度で、今日はドベトレさんが来る、ということで少し張り切ってしまいました」
「そうだったのか、気を遣わせちまったかな。でもありがとうな、ロブトレ」
「ふふ、いえ、私もそのように喜んでもらえるとすごくうれしいですよ」
「ごちそうさまでした」
「ふふ、お粗末様です。それでは次はお風呂でしょうか、先に入ってもらっていいですよ」
「いいのか?何から何までありがとうな」
「そういえば、パジャマも持ってきていますか?」
「ああ、持ってきているけど、どうした?」
「いえ、もしも持ってきていなかったら、と思ってこちらを用意していたので……」
「これって……着ぐるみパジャマ?それも犬っぽい?」
「ええ、ドベトレさんをイメージして以前から作っていたので。他のトレーナーさん用のものもありますが、どうされます?」
「折角作ってくれたのなら、もらうかな。それを言うならロブトレも……」
「もちろん、私の分の着ぐるみパジャマは用意しています。私のは牛ですね。ロブロイの好きな牛のパジャマです」
「ロブトレもすでに準備万端なのか。なら今日はオレもそっちのを使うか」
「ええ、ぜひ!あ、引き留めてしまってすみません、どうぞゆっくり浸かってくださいね」
「おう、んじゃ入ってくるなー」
133ロブトレヒロイン概念21/10/26(火) 06:37:37
「お待たせしました、ドベトレさん」
「おおー、ロブトレも牛のパジャマ似あっているな」
「ふふ、それならドベトレさんも着ぐるみパジャマ、とても似合っていますよ。やはりあなたには犬が似合っていますね」
「まあな、ドーベルの猟犬、ってな」
「ふふ、そうですね(小型犬のようでかわいい、というのは言わない方がいいですね)」
「しかし、ここまで何から何までやってもらうと申し訳なく思えるな」
「いえいえ、可愛い後輩の為ならどれだけでも頑張りますよ」
「確かに後輩だけどさー、それならもっとロブトレも気楽にしゃべってくれよ」
「それもそうなのですが、もうこの喋り方が慣れてしまっているので、これでも気楽にしゃべっているのですよ」
「うーん、そうなのか。ロブトレがそれで気楽ならいいけど、オレとしては気になっちまうな。なんか壁があるみたいでさ」
「それは、すみません。壁を作っているつもりはなかったのですが……」
「そんなふうに気に病まなくていいって。それがロブトレなんだからさ。それで今日の寝るところは……」
「それなら私の布団を使っていただければ。私はこの通り小さいのでソファーで寝させていただきますよ」
「ロブトレが言うならいいけど……え、その大きなぬいぐるみは……」
「?抱き枕ですが、これに抱き着くと今の私のサイズだとちょうどぬいぐるみの腕が私を包み込んでくれて、すごく落ち着くのですよ?本当はロブロイとしたいのですが……」
「いや、それ、ヤバい奴なんじゃねえか!なんかちょっと病んでねえか!」
そして翌朝
「世話になったよ、ありがとうな、ロブトレ」
「いえいえ、私も一緒に過ごせてとても楽しかったですよ。これでも私は先輩ですので」
「はは、あまりロブトレって他の人に先輩風吹かせないのに、オレには結構先輩風吹かせるよな」
「ふふ、なぜか自然とそうしてしまうのですよ、ドベトレさんだから、なのでしょうね」
「それって褒められているの?」
「褒めているのですよ。これからもいつでも頼ってくれていいですからね」
「ああ、ロブトレも何かあったらオレに言ってくれよ、いつでも駆けつけるからさ」
「ええ、では……」
「「またトレセン学園で」」
≫162二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 07:04:45
有終の美とは
ーーー私ことキタトレは考える
(プロキオンも大分成長してきたわね…)
…セラタプラタ、クリスタルスチル、アイネスワールドの三人は目覚ましく強くなり、今は皆それぞれに輝いていた。
またキタもまだまだ走れるということでドリームに居続けるつもりらしい。
…問題はサトトレ、いやサトノジャッジだった。
まだ走る気はあるみたいだがその体はボロが出て来ていた。
(このまま放置は出来ないわね…)
今はまだ大丈夫かもしれないが、その内マズイことになりかねなかった。
(もう彼女は領域に入れなくなりかねない…)
…模擬レースでコンディションチェックをしたが明らかに光は暗くなっていた。まるで消えていくように。
(どれだけ長くもたせても1年くらいかしら…)
消耗次第とはいえ、時間はあまり無い。そうなれば領域にも入れないし、下手したら怪我しかねなかった。
…その原因は分かりきっていたが。
凱旋門賞に向けたその練習、そしてあの日の輝き。それが今を作りだしたのだ。
無論後悔はしていない。それが二人の望みだから。
あの日の彼女なら誰が相手でも勝ちえると私は言い切っただろう。
それだけのものだったのだ。代償は覚悟していたはず。
(そろそろ引退ね…何処まで走ってからにしましょうかしら…?)
考えるがやはり結論は出なかった。
(…サトトレと後で協議しましょう。後、そろそろ募集をかけてもいい頃合いかしら…)
チームも軌道に乗り、サトノジャッジもドリームに入った今は転機だった。
(さあ、私はまだまだこれからよ。やりたいことのためにも歩み続けないとね。)
椅子から立ち上がり歩き始める。
近くの日めくりカレンダーには『思い立ったが吉日』と書いていた。
駄文失礼しました
彼女をよく見てるキタトレと思ったより深刻なサトトレです。
キタトレはチームをそろそろ増やしてもいい頃合いだと思ってます。
≫179二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 07:25:16
────《プラエトリアニ》。皇帝親衛隊の名を冠する皇帝のチーム。
私、ロマンパープルに地方重賞を複数取らせてくれた良いチーム、ですが……
「みんな!差し入れに色々持ってきたよ!今日は手作りクッキーもあるよ!」
「「「!?」」」
最近というか、ウマ娘になって少ししてからのトレーナーが女子力急上昇してる……いや、料理については元からだったかな……もはや、そこすらわからなくなってきたくらいに女の子だ。
「ルドルフは生徒会業務で少し遅れるから……ロマンはそろそろ千葉の方に備えて調整して……」
てきぱきと皆に今日のトレーニングメニューを伝えるこの瞬間は男の頃のトレーナーと、今のトレーナーとで変わらないな、とふと思う。
私が覚えておかないと、男だったトレーナーが消えてしまいそうで。
「セプテントリオンもエーネアスも次のG3が近いし頑張ろう!」
「「はい!」」
デュオスクトゥムも"皆と同じくらい強くあろう"みたいな顔をしてる辺り、やっぱりここ、親衛隊なんだな、ってなる。
でも、Jpn2に手が届くところまで育ててくれたトレーナーに恩を返さないと。
────こうして、私達の練習は続く。
後日、会長の圧迫面接を乗り越えた新たな親衛隊メンバーが増えて"ロマン隊長"と私が呼ばれるのはまた別のお話。
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part318【TSトレ】
≫78ドベトレが泊まりに来た21/10/26(火) 08:27:42
「おっすドベトレ、とりあえず単車は駐輪場に停めてもらって。1日くらいならバレんし」
「悪いなマルトレ……」
「スズトレから話は聞いてたからダイジョーブだぜ。急に来たら夕飯は悲しみを背負っただろうけど」
「姉貴の所ほどじゃないけど良いところ済んでるな」
「姉貴って誰……ああネイトレか。あそこ良いマンション住んでるよな。俺は車庫で選んだけど」
スズトレを中継してドベトレが泊まりにくると言うことでちゃんと夕飯の材料を買い込んだ。普段のパスタカレーコンソメの黄金ループを客人に食わせるのもどうかと思ったからだ。メジロってなんか洋風のイメージがあるしなんか喜びそうだからハンバーグを作る予定である。
「既に布団が敷いてある……」
「風呂はどうする? 俺は寝る少し前に入るから先は行っても良いけど」
「いや家主より先に入るのはなんか気がひけるからマルトレが先でいいぜ。所で結構ゲームソフトが積んであるけどゲーム好きなのか?」
「ゲーム自体は好きなんだけどさー実況配信で使ったゲームそのまんま俺に渡されるんだよね。メトロイドやってて壁ドンされたけど」
「なんかミニ注連縄で封印されてるのホラーゲームか……」
「フクトレが三日で作ってくれました」
「フクトレ兄貴も何やってんだ」
「天の声だからな。飯できるまで好きに遊んでてくれ、だがホラーゲームをやると死人が出るぞ」
「何故死人」
「俺と料理と多分お前の鼓膜だ」
「割と切実な問題! この謎のおっさんゲームやる!」
「あっ壺はあんまり……いやまあいいか」
「ドベトレ飯できたぞ」
「ありがとうマルトレ! でも待ってくれこの、このフックだけでも越えさせてくれずっとここで詰まってるんだいけ、いけい……あぁぁぁぁ!」
「わかるぞ一番下で落ちたその辛さ。失意を飯で誤魔化していけ」
79ドベトレが泊まりに来た21/10/26(火) 08:29:57
「美味い! 高級店でやってけるんじゃねえか?」
「やだよ店なんて面倒くさい。知り合いとかマルゼンスキーに飯作るならいいけど自分の分作るのも若干面倒くさいんだから」
「こう、回転させながら一気に登るやり方がここは良いんだ」
「うぉーうスゲェ!」
「風呂空いたぞ〜」「ま、マルトレェ!? 流石にその格好は風邪ひくぞ! あと目のやり場に困る!」
「……それもそうか。良かったスズトレにパジャマ選んでもらって」「スズトレ兄貴ナイス!」
「布団とベッドどっちで寝る?」
「いやそんなの俺が布団でいいぞ。というか今日の為に布団買っててくれたのか?」
「いやマルゼンスキーがたまに泊まりに来るからその時用のやつ」
「…………布団で」「いやなんだその顔」
「おはよう」
「朝はコンソメとパンでいいか?」
「……普通だ」「えっ何が?」
「てっきりバブリー星人的な感じで朝からお立ち台に乗って踊り出すのかと……」
「なんだそのイメージ。それにそれは間違ったイメージだ、バブル期にお立ち台に乗って踊る文化はない」「マジで!?」
「マクトレ今日はありがとうな」
「うい、じゃまたトレセンで、そいえばなんでフクトレとスズトレは兄貴呼びなんだ?」
「そりゃ年上だし」「えっ」「えっ?」
「え? イッツミートゥエンティシックス」
「え?トゥエンティ……26!? マルトレ兄貴!?」
「うわなんか致命的に合わない感じがする! おんなじトレーナーの立場なんだから別にいいよ今まで通りで!」
「よく考えればマルゼンスキーのトレーナーのマルトレが俺と同い年なわけがねぇ……俺は一体なんの認識違いを? あっトレーナーTVで子供っぽいからか……」「おい納得するな勝手に」
「トレーナーちゃーん! 迎えに来たわよー!」
「あっマルゼンスキー! ありがとう〜!」
「……」「おいなんだその顔」
「いやなんでもないぜさーてトレセンに行かないとなぁ〜」完
≫84二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 08:35:23
よし来た、これだ。
…その日、キタトレはブラトレとチームのことで談議していた。
「ブラックヴォルフのメンバーは最近、調子が良さそうね。何かあったのかしら?」
「あー、最近ブライアンが焼肉奢ったからかな…」
「駅前のあの店かしら?だとすれば随分ね。やる気が上がるのも納得だわ。」
「チーム仲が良いのは嬉しいことだよ本当。」「ふふっ、それは私もよ。」
キタトレが用意したジュースを飲みつつ、ブラトレは問いかけた。
「なあキタトレさん。最近チームを増やすってのは本当なのか?」
「そうよ?募集をかけたけど今回は5人ほど取るつもりよ。」
「…10人もみてられるのか?」
「見るわよ?何なら後5人とっても良かったけど、空けといた方がいいと判断したわ。」
「チームの最大人数である15人すぐにいきそうだな。その調子だと。」
「今の時点で担当以外の子もちょくちょく練習に巻きこんで見てるから今更ね。」
「器用だなキタトレさん…」
「マルチタスクは仕事の都合で得意だからね。このくらいならまだ大丈夫よ。」
「となると、アオハル杯では強敵になりそうだな。…その時は勝たせてもらうぜ。」
「勿論私のチームが勝つわよ、私の子達を舐めないでちょうだい?」
二人で見つめあい、少しして笑いあった。
≫111二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 09:53:45
Without with MYTR
「〇〇さん……〇〇さん」
ウマ娘の強い力で抱きつかれる。手加減はしているのだろう、体が悲鳴を上げはするものの、骨が折れるようなことはないくらいの強さ。
艶やかな表情はうまだっちを誘う。
「逃しません、逃しませんわ。わたくしはあなたのものなのですから、あなたもわたくしのものなのです」『逃げない』「ふふふ、ふふふふ。」
夜が更けていく。光は遠ざかっていく。何者にも邪魔されず、二人は溶け合っていく────。
MQTR NORMAL END CLEAR! おめでとうございます!
引き継ぎアイテム:門外不出が解放されました。効果:ON時親愛度上昇率+7700%、イベント発生率+1000%、拒絶無効
「何だこれ」
112二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 09:54:02
「あーノマエンですわ、マヤトレさっさと次の周に行ってくださいまし」
「誰だよこれ!おい!」
「わたくしに決まっておりましょう」
「俺お前なら楽に話進むと思ってこれ選んだんだが!?」
「こうすればクリアできる、が確実に存在しているので楽ですわよ?ブラジャーガチャはしたくないでしょう?」
「手前のダンジョンでレアキャラ回収するより最難関クリアする方がマシとか思ってるだろ」
「ええ」
「あーくそ、このままじゃこの部屋から出れねえ……てかお前はどうなんだ、こんなメンヘラヤンデレにされて怒らないのか」
「監修はわたくしですわ」
「え」
「わたくしから色々なもの……経験、成績、環境、そしてマックイーンを引いたらどうなるか考えて創作したら筆が止まらなくて……わたくしを扱っていたのでストッパーもかかるはずなく」
「やばい創作者の顔してるぞ今?」
「あら、最近流行りではないですか」
「消さなきゃ……」
「消したらヒントも教えられませんわね」
「生かさなきゃ……」
113二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 09:54:46
「にしてもマックイーンを引いたら、か……なあマクトレ」
「何でしょう?」
「お前覚悟決まってるって結構有名だけどさ、あれなのか?マックイーンのためなら何でもできちゃう系か?」
「何でもはできませんわ」
「お、意外。何で?」
「わたくしのマックイーンへの献身はあくまで倫理の上で成立するものですから。マックイーンのため、ではなくマックイーンの最善のため、に行動するのがわたくしです」
「……つまりどう言うことだってばよ」
「やっていいことと悪いことがあると言うことだ。もし本気でマックイーンのために動くとしたら、各所に根回しして色々戦場を整える。誰かを、そして自分の体を犠牲にしてでも何かする。それは、たとえマックイーンが知らずとも汚れた道にしかならない」
「なるほどな。清廉潔白であるからこそ意味があるってやつか。……なんか思ったよりまともだな」
「気持ちはわかりますわ。わたくしもよく自分を客観視して少し前のめりなことを言ったな、少し気分を害したかも知れないな、とか思いますもの」
「害しはしないだろうさ。お前以上にやばいやつも、お前と違って自分のおかしさに気づけない人もこの世にはごまんといるいマシな方だろ」
「だといいのですけどね」
「大丈夫だろ。さーて、続きだ続き!今日中には帰るぞ!」
「今夜は寝かせませんわ!」
「クソ野郎!どんだけ難易度高いんだよこれ!」
≫156二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 11:43:49
『ぶいとれさんとべがとれさん』
「お前も……同じ“能力者”のようだな」
「待ちなさいよブイトレ、通りすがる私をひっ捕まえていきなりなんなのさ」
「ふっ、とぼける必要はない。その瞳の輝き、両の目の違い。正しく力を持った者の証!」
「その理論だとウオサブもそうじゃなきゃおかしくないかい?」
「……な、なんだと!?確かにそういえばそうだ!」
「まあとりあえず飯にしようじゃない。どうせお腹減ってるんでしょ」
「うむむ、なんかそんな感じしたんだけどなー。まあいいや、ご一緒させてもらおう」
「でも実のところ、なーんか俺の勘が反応してる気がするんだよなー。絶対変な能力あるでしょ」
「……ご明察ってやつだね」「え?マジで?うそぉ」
「──はい、入れ替わりました。私がウマソウル・アルタイルのアルです」
「……す」「す?」
「すっげぇぇぇ……!」
「ど、どうもありがとうございます?」
「いやー、俺も憑依……?って言っていいのか?そんな感じのことができるからなんだかすごいシンパシーを感じる!」
「まあ私はいつもベガトレさんの中に入りっぱなしなんですけどねー。──まあ、ふたりで一人のウマ娘ってことさ」
「なんか親父さんと似たようでちょっと違うんだなあ…」
「完全に同じような関係性を持ってるトレーナーなんてほぼいないさ。十人十色。いや、もう六十人六十色くらいなってそうだね…」
「語呂が壊滅的すぎる……」
「まあ語呂なんて気にしてたらなんもできないからねえ。ごちそうさん」
「うおっと、早い。俺も食い終わろう」
「食後はなんか予定あるかい?ないならジョギングでもしようじゃないか」
「ん、今のところは……いや、あった。猫探しがある」
「へぇ、また理事長の御猫様でも探してくれって依頼かい?」
「いや、トレセンの近所に住んでる家庭からだな。たまに猫ちゃんがトレセン内に遊びに行ったまま行方不明になるんだと」
「……そんなに猫スポットあるんだねえここ」
「ま、そういうわけだ。もし手伝ってくれたらちょっとくらいおごるぜ」
「よし来た、手伝ってやろうじゃないの」
なお、その後猫探しは滅茶苦茶に難航したことだけを記しておく。
≫166二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 11:58:05
四天王ハーレム√
トチ狂ったであろう運営か作り上げた最高難易度√
真ドベと魔女キタの二人と付き合いつつ、依存サトとよわマクの二人をケアする√である。
ただでさえ管理を要求するサトマクを世話しながらドベキタの二人のイベントをこなすのは発狂レベル。
攻略だが
まずキタトレに真っ先に会おう。他を選ぶとタヒぬ。
キタトレの好感度を高めつつ、早い段階でドベ、マク、サトの順で接触して繋がりを作ろう。
基本的に誰か一人に構いすぎるとバドエン直行になりかねないので平等に。
最初は大丈夫だが、特にドベトレのイベントをこなす量が多くなる後半はタイミング次第では即詰みます。
特にサトトレの値が安定しないので注意。
またキタトレをドベトレのイベに巻き込む、あるいはその逆は厳禁だ。ほぼ確定で拗れて大惨事となる。
マクトレ、サトトレはイベに巻き込むのも手。ただし精神値の振れが恐ろしいことになるので即対応できるようにしよう。どちらがいいかはお好みで。
キタトレの過去の品集めは計画的に、マクトレとサトトレのケアも同様に。
この√は恐ろしいことにキタトレどころかドベトレにすらメンタルケアが要求されるので休めません。
優先度はサト>マク>>>キタ>ドベですので焦らずに。
ドベキタトレのイベントが終わる頃にはマクトレのメンタルケアもほぼ完了し、サトトレが凱旋門賞なので最終調整です。
マクトレイベントを完了させ、過去をキタサトトレに問いましょう。
終わったら最後の凱旋門賞は祈ってください。
勝てると晴れてトゥルーエンド『we believe gospel』が見れます。
詳しいエンド、評価は後述します。
≫171二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 12:16:29
バドエン「lost gospel」
√中で一人でも精神崩壊を起こすと連鎖して全員が崩壊することで起きる√。壊れたものたちのシーンとともに各々の救われない結末が待っています。
ノマエン「gospel amen」
誰か一人でもイベント未完走または凱旋門賞で勝てないと起きる完全依存√です。四人とただひたすらに退廃し、主人公に依存した生活を送るシーンがたっぷり流れます。
トゥルーエンド「we believe gospel」
全ての条件を満たした上で凱旋門賞に勝つと見れます、四人と仲睦まじい激甘な生活を送るエンドです。
シーンどころか一時的にキャラを動かすことすらできるため、その苦労は報われることでしょう。
総評としてロボトミーもびっくりの地獄難易度です。
余りにも多い運ゲー要素と恐ろしいまでの管理能力を要求するクソゲーの極みです。
人によってはウラトレのそれより難しいものですのでほり投げる人も多いはずです。
ですがクリア出来た時のそれは何ものにも代えがたいでしょう。…幸運を祈ります。
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part319【TSトレ】
≫14二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 12:51:17
難易度が理不尽との声を多数頂いたので超簡単なルートをご用意しました
パラシンちゃん(チョロイン)√
どのタイミングでもいいので愛の言葉を投げましょう。
それだけで彼女の√に入ります。
彼女は愛を知らないから
愛されなかったから
いたずらをするのもそうすればかまって貰えるから
怒られても構われないよりはずっといい
私を見て、私に構って、私を貴方色に染め上げて
捨てないで....見捨てないで
≫33二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 13:04:40
『ドベトレ、拾われる。』
流石にさ、悪すぎると思うんだオレ。
歩いてたら道に迷って、んでここどこなのか調べようとしたら携帯家に忘れてて、途方に暮れて彷徨ってたら雨まで降ってきてびしょびしょ。
どんなけ今日、運が悪いんだよ…うぅ…これからどうすれば…
「…おい…大丈夫か?」
「え?」
「…確かあんたメジロドーベルのトレーナーさんだよな…こんな所でどうしたんだ?」
「ほら、これで身体拭いとけ。」
「いや〜!アンタは命の恩人だ!」
オレは今、雨の中動けなくなってたところを助けてくれた人の家に来ていた。
「雨の中びしょ濡れで震えてる奴を放っておく奴なんていないだろ。」
「でも助けてくれたのはアンタだ!えーっと?」
「マーチトレだ。好きに呼んでくれ。」
「マーチトレだな。よし、改めて礼を言わせてくれ!ありがとうな、マーチトレ!」
「…それでこの後はどうするんだ?」
「えっ…場所もわかったし帰ろっかなって…」
「この雨の中、そのびしょ濡れの服で?」
「う、うぅ…」
「…はぁ…わかった。泊まってけよ。」
「い、いいのか?でも…流石にそこまでして貰うのは悪いって言うか…」
「そんな状態のドベトレさんをそのまま帰らせる方が後味が悪いだろ。」
「うぐ…それじゃあ…お言葉に甘えて…」
34二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 13:05:14
「ああ、あんまり広くないがそこは我慢してくれ。んじゃ風呂沸くまで待って…」
ぐぅーーー
「…腹、減ったのか?」
「…すまん…その…昼から何にも食べてなくて…結構彷徨ってたから…」
「…今風呂沸かしてるから、出来たらすぐに入ってこい。その間に飯を作っておく。」
「うぅ…本当にありがとな…マーチトレは優しいなぁ…」
「…世辞はいい。」
「お世辞なんかじゃねぇよ!本当に感謝してるんだから!アンタはオレの命の恩人なんだぜ?」
「わ、わかった、わかったから!そう何度も言うな…」
そう言ってマーチトレが顔を隠す。
「?なんだ?照れてるのか?」
「う、うるさい!慣れていないんだよ!もう風呂は出来たからさっさと入ってこい!」
「うわっ!ちょっと待てって!そんなに押すな!」
オレは無理やり風呂場に押し込まれた。
「…マーチトレって意外と照れ屋なのか?まぁいっか、さっさと風呂に入って…」ダレダオマエー
「ん?なんだこいつ…あ、カマライゴンじゃん。なんでこんな所に…?」ヤンノカオラー
ガラガラ
「すまん、そいつの事忘れてた。」
「え?」ウワーナニヲスルー
そう言うと、マーチトレはカマライゴンを洗濯機の中に投げ入れて、洗濯し始めた。
「…そんな乱暴な感じでいいのかそれ。」アー
「大丈夫じゃないか?ぬいぐるみだし。」メガマワルー
…喋るそれはぬいぐるみなのか?と言う疑問は心に仕舞い、風呂に入った。
冷えて疲れ切ったオレの身体には、湯船にはられたお湯がとても気持ち良く感じた。
「ふへー…身体に沁みるぜ…」
そんな事を言いながら髪や身体を一通り洗い終えて出てくると、
そこには美味しそうな料理が所狭しと並んでいた。
35二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 13:05:49
「すまない…腹が減ってると聞いたから、いっぱい食うかと思って、作り過ぎてしまった…
無理して食わなくていいからな?」
「すげぇ腹減ってるから大丈夫だ!それにこんな美味しそうなのをわざわざ作ってくれたんだから残さねぇよ!」
「…だからそう面と向かって言われるとだな…」
「ん?なんか言ったか?」
「…いや、なんでもない。用意ができたならいつでも食べていいぞ。」
「ほんとか!?それなら、いただきます!
モグモグ…うめぇ!めっちゃうめぇ!」
「…そうか、それなら良かった。」
「めちゃくちゃうめぇよ!マーチトレさん料理良くやるのか?」
「いや、たまにしか作らない。定期的に教わっているんだ。」
「へー。だからこんなに美味しいのかぁ…」モグモグ
「…まぁ、美味く感じるのは単に腹が減っているだけだと思うが…口にあったならよかったよ。俺は風呂に入ってくる。出たら寝るぞ。」
「はいよー。」
そしてオレのちょっぴり長かった1日は終わった。
次の日、教えてもらった通りに道を進んだら帰ることができた。
そして、電話に全然出なかったオレを心配していたドーベルにめちゃくちゃ怒られた。
≫49二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 13:40:37
皆さんこんにちは!ストゼロを飲んだシャカトレです!
気分がいいので定理や公式の解説をしようと思います!
そうですね、入りは簡単なやつにしましょう!加法定理なんてどうでしょうか!加法定理は三角関数に関するあらゆる法則や定理を遡るとほぼ確実に組み込まれている非常に重要な定理です!と言うか影響のない法則が全然浮かんできません!余弦正弦くらいですかね!例えばsinの積分も加法定理でcosを引き摺り出して示されます!おばあちゃんの家みたいな匂いがしていいですよね!嫌いな人は実家に帰りたくないタイプの方かも知れません!田舎の実家の古い慣習が嫌いな人と高校の数学の公式の記憶が嫌いな人が重なって見えますね!僕は神奈川生まれなのでわかんないですけど!
では証明についてお教えします!めんどくさいことに証明は最初cos(a-b)から行われます!原点を中心とした円の上に角度a、bの点を置いて二点間の距離を余弦定理と座標系で計算します!そしたらちょっと違う色が出てきて比較してcos(a-b)=cosacosb+sinasinbで終わりです!最初はちょっと辛いけど一定を超えたらとんとん拍子、ゲームならちょろいツンデレみたいな証明ですね!ダストレさんどう思いますか!寝てる!
あとはcos(a-b)をsinにしたり正負入れ替えたら4通りできます!覚えるならまずsin(a+b)から!+しかないので覚えやすいです!あとは導出してください!ツンデレがデレたらもうデレデレなのと重なりますね!
以上僕からの公式講座引く手数多な加法定理編でした!
≫57二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 13:59:06
ゲームのレビュー(参考になった順)
NAOYA「能力使って販売日当日に買ったで。俺の推しはテイトレちゃんや。べっぴんさんやし担当のトウカイテイオーを立てられる。俺しかその魅力に気付いてないやろけどな…三歩後ろで支えられるトレーナーは背中押されて幸せになればええ。
まぁそういう事でテイトレルートをやったんや。アホな事やりながらも強い信念が見れるAルートは良かった、テイトレは立派やね。
問題はBルートや。どんなイベントがあるんやろと、どんな笑顔見せてくれるんやろと、俺が支えになったろとどれだけ頑張っても幸せにできんかった…製作陣に人の心とかないんか?俺に縋り付いてくるスチルを見た感情が分かるか?ざけんなや涙が止まらん、ドブカス…がぁ!
追記:親戚の姉妹に教えてもらってCルートやった。俺はアッチ側に立てたんや。」
SOSORU「こちらが 濃厚とんこつ豚無双さんの
DOKIDOKI IUTTIMAU 特装版です
うっひょ~~~~~~!
開封時 特典カードにサインが書いていたのを見て
大きな声を出したら お隣さんからの苦情で
大家さんの説教をサービスしてもらいました
ゲームの内容次第でオンリー即売会を企画する事だってできるんだぞって事で
いただきま~~~~す!まずはAルートから
コラ~!
これでもかって位面白い濃厚シナリオの中には
アイアンクローが入っており 幸せのあまり
DK組と全部絡んでしまいました~!
すっかり店側も立場を弁え 誠意のチャーシュー丼を貰った所で
お次に 圧倒的絶望感のBルートを
楽しむ~! 死ぬぞ~!
ワシワシとした食感のイベントの中には、曇らせが入っており
さすがのSOSORUも トイレに駆け込んでしまいました~!
ちなみに、大家さんに土下座している様子は ぜひサブチャンネルをご覧ください」
≫71二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 14:25:17
ではこちらをどうぞ
DK4のハーレム√
基本としてテイトレはC√、ブラトレはEX√、マクトレはウィザウト√、フクトレは畏申√です。
この√はかの四天王√と同じアプデ後にきた√です。
あちらほど難しい訳ではありませんが、それ相応に要求してくるので気をつけましょう。
では攻略の解説です。
まずは誰か一人にあって√を開きましょう。
基本誰でも構いません。会って会話すれば入れます。
続いて開いた後は積極的に関わっていれば暫くは問題ありません。
この√の問題点は中〜終盤に来ます。
大体上の√の仕様となっているので基本はそれの時と同じです。
さて中盤に入ってからはテイトレの侵食とフクトレ(姉)への挑戦というポイントが訪れます。
ここからとても忙しくなります。テイトレとマクトレのケアをしながら、ブラトレとデジャヴを探しましょう。
探している内にブラトレは比較的好感度が上がるので、そこまで神経質になる必要はありません。
テイトレやマクトレも同様にケアしていれば上がるので、三人の好感度はそこまで稼がなくても大丈夫です。
フクトレだけは予め上げておきましょう。
さて、これらをこなしながら終盤に入ると三女神との約束というイベントが入ります。
あの四人を幸せにすることが出来るかという賭けをすることです。
ちなみに賭けに負けると存在が消える消滅エンドなので注意しましょう。
そしていよいよフク姉との決戦です。ここまでにテイマクトレのイベントを完了させないと消滅エンドです。
彼女は何気に微強化されているのでノーマルよりは難しい仕様です。
どうにかして勝つと、続いてブラトレとの連戦が待っています。
コンディションは確定で下がる条件となっているのでブラトレとの対決は難しくなっています。
これも勝てばほぼクリアです。
最後に三女神と会って賭けの勝ちを伝え、四人同時に集まるタイミングで告白イベントをこなしましょう。
これで晴れてクリアです。後は楽しみましょう
72二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 14:25:28
エンドですが、このシナリオでも各キャラのエンドは基本そのままです。
ただ、いくつか追加されていて
バッドエンド「いるはずのーーーー」
賭けに負け、存在が消える√です。彼女達は心によく分からない穴が空いたまま過ごします。
ノーマルエンド「最高のグループ」
好感度が上限でないとこちらです。例の告白イベントがなくなり、感情は伝えていません。でもきっと楽しい日々を過ごせるでしょう。
トゥルーエンド「俺達の唯一無二のーー」
DK4ハーレム√です。自分を慕い、恋人らしく過ごす四人。そんな日々は何物にも代えがたい甘い日常。甘々なシーンが大量に流れます。
総評として難しいが悪くない難易度とそれに見合う甘々なエンドが見れる良いシナリオです。
例の四人とイチャイチャしたい人は是非挑むべきです。
最後にトゥルーエンドのワンシーンを置いておきます。
73二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 14:25:35
「なあ、今日はラーメン食いにいかないか?」「いいぞ、お前の奢りでいいかブラトレ?」「なっ!酷くないかテイトレ!?お前らもなんか言ってくれよフクトレ!マクトレ!」
「いや別にいいんじゃないか?」
「そうだな、俺は構わないし」
「ちょっと!?」
『はははっ…今日は私が奢るよ』
「!?。いや貴方が払わなくても…」
『いいから、お金の余裕はあるし。…それに』『私は貴方たちのもので、貴方たちは私のものでしょう?』
瞬間、四人の顔が真っ赤になる。
「う…分かったよ…」「…うん」
「…っ、ああ…」「はい…」
四人とも別々の反応を返してくれる。
思わず笑いながらも、私は固まった四人に手を伸ばしながら言った。
『行こうか、今日はまだまだ長いよ。』
≫91二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 14:57:59
〜ネイトレルート(Another Branch)攻略中〜
「やだぁっ!やめて!!やぁだぁぁーーーーっっ!!!」
手首をベッドに縛り付けられたトレーナーさんが半狂乱で泣き叫んでいる。縛ったのはあたし。暴れないよう落ち着いてもらう為に。
……どれだけ優しく宥めてもトレーナーさんは身体に触られるのを嫌がった。だから強引な手段を取るしかなかった。ほっといたら危ないのは、誰が見たって分かる状態だったから。
……なのに、なんでこんな怖いものを見るような目をされなきゃいけないんだろ。なんでこんなに嫌がられなきゃならないんだろ。「助けて」って言ったのはそっちなのに。落ち着いてくれなきゃ落ち着けないんだよ。
「ひぃっっ!!」
仰向けの半裸にまたがるようにして乗っかる。ただそれだけで身体の下でのたうち回るトレーナーさん。それでもあたしから目を背けないのは信頼なのかな。それとも恐怖?……仕方ないじゃん。助けなきゃいけないんだから。
「お願いぃ……ネイチャ……お願い、だから」
「泣き落とし?でも何をお願いしてるのかわかんないし、今更だよ」
「違う……違うの、こんなの……こんな」
「大丈夫。ちゃんと助けてあげるよ、トレーナーさん」
……トレーナーさんが泣いている。あたしの心も泣いている。ただ空っぽな義務感だけが今のあたしを動か《PAUSE》
「……」
「……」
「……ウラトレ先生、これ苦行の域超えてませんか?」
「言わないでくださいマヤトレさん。誰よりも辛いのは彼女です」
「あ……ああ……」(隅で震えてるネイトレ)
「ちょっと今は見ることできません……というか、今後ネイチャもネイトレも直視できない……」
「このゲーム部屋を出るとき、わたし達からシナリオの記憶を取ってもらうことはできないものでしょうか……」
「忘れたい……忘れたいのになんだこの一枚絵と差分の量……あとフルボイス仕様……」
「泣いてる時の声が演技とは思えなくて、なんだか吐きそうです……」
92二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 14:58:23
「……先生のいう通り、早めにプレイしておけばよかったです。なんだこのタイプABって」
「敬遠して後回しにしてしまう気持ちは分かりますよ。主役もヒロインも知ってる相手というのは……」
「あと、女性ですからね……」
「紳士ですね……結果、地獄を見ていますが」
「……選択肢的にナイフ刺しにいった方が良かったんですかね?言葉の」
「無理です。正直わたしへの当て付けかとすら思ってるんですが」
「……じゃあ、今度は『口説く』を選んでみますか」
「……コンフィグで『未読テキストもスキップ』ってあったじゃないですか?わたし、あれに何の意味があるんだろうと思ってました。……こういう時のためにあったんですね」
「……ああ!それです先生!」
「え?」
「今から設定変えればいいんですよ!!こんなの十中八九バッドエンドです!飛ばしていきますよ!」
「!!名案ですね!なんで今まで気づかなかったんでしょう!?製作者の方には申し訳ありませんが致し方ありません!」
「…………ダメだあああああ!!スキップ設定無効化されてるううううう!!!」
「そんな事あるんですか!?……ああ本当変えられない!声の設定もオンのまま変更不可!!」
「え、嘘!?ロードできない!?モニターの音量設定も無理!?他のルートでこんなのありました!?畜生のベクトルがおかしいですよ!!」
その後、失神するネイトレをよそにギャーギャー言いながらなんとかクリアした。
あと記憶は問題にならないよういい感じに消えた。おぼろげな結婚式の余韻だけ残った。
うまぴょいうまぴょい
≫101二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 15:09:39
日曜戦隊マレンジャイルート
マベトレ、マルトレ、マクトレの友人好感度が最大の状態でかつギガンティックブルーのうたを流した状態で発生するイベント「聖魔法ウマ娘・覚醒」にて子供に向け暴走するトラックに対し「受け止める」「子供を突き飛ばす」で受け止めるを選択するとルート確定。異世界から来訪したカマライゴン怪人に対抗する為同じく異世界に存在するギガンティック・ブルーがギガンティック・マーベラスへと姿を変え三人のマに宿った。あなたはマベラス、マルラス、マクラスとなった三人のトレの力を引き出せるマーベラス星人ということが判明しカマライゴン怪人との戦いに挑む。というストーリーで残機3で全5ステージの縦スクロールシューティングをプレイする事になる。自機三人はそれぞれ性能が違いリアルタイムでチェンジできるので上手く使おう。
クリア報酬「マレンジャイ変身ベルト」
三人とも腰に巻いてないマレンジャイ変身アイテム。ルート中のシューティングミニゲーム「マベぱっち」のプレイと作中歌「マーベラス・プリティ・マレンジャイ」(歌:マベトレ、マルトレ、マクトレ、影山ヒロノブ/可愛らしい歌い出しから突然サビで世界の存亡をかけた熱い歌になる異様な曲)が聴けるようになる
≫90二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 14:57:44
Vトレルート()
「仮面トレーナーV FOREVER AtoZ/運命のウマムスメモリ」
108二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 15:29:00
追加DLC Vトレルート
「仮面トレーナーV FOREVER AtoZ/運命のウマムスメモリ」
言うっちまう300スレの秋。
26個の次世代ウマムスメモリ・「T2メモリ」を輸送中の三女神のヘリコプターがテロリスト集団、「UMAR」によって襲われ、パラシンメモリは強奪。
残りのメモリは街中に飛散した。
街ではT2メモリを拾った人々がウマ娘化して暴れ出す。
その騒ぎの中、T2メモリを手にしたUMARは学園に侵攻を開始。
今、学園最大の戦いが始まる――。
≫114二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 15:37:46
TRUE END!おめでとうございます!
引き継ぎアイテムが追加されました。無形の天秤:マスクデータを常時確認可能(ONOFF可能)
「できましたけど、これでよろしいのですか?」
「うっそだろ」
「さすがはマックイーンですわね」
「最初はびっくり致しましたけど、なんとなーくどれくらいトレーナーさんと話せばいいのかわかりまして」
「うっそでしょ」
「ほら、簡単でしたでしょう?ではお二人はDKハーレムED目指して頑張ってくださいまし」
「「帰りて〜〜」」
≫131二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 16:01:30
【ダストレ攻略ルート】
- 必須要件:ファンディスクの購入(同梱版では攻略可能。無印版では攻略対象の好感度を教えてくれる友人NPCのため注意)
- 構われると好感度が上がるので会話、デートの繰り返しで雑に攻略可能
- 唯一全員集合している時にダストレだけを選ぶと「みんなといる時間も大事だよ」と窘められて好感度がちょっぴり下がる。逆にそれ以外では下がらない
- 能動的な告白以外でルート確定しないので、攻略対象の好感度聞いてたらダストレルートに入ることがない
「チョッロッ!!!」
「なんですのこの都合のいい女っぷり」
「ダストレ、お前ぇ……」
「スカーレットさんに養われてなかったらえらいことになってたなこれ」
「ちょっ、ちがっ、ちがうよ!? ゲームの仕様だよ!? というかこれ誰監修だよ俺聞いてないよ!?」
「バカねトレーナー。
アンタのこと一番知ってるのはアタシ以外いないじゃない」
≫168二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 16:35:42
🐴こちらがDOKIDOKI IUCCHIMAUさんの
濃厚芦毛ウマ娘 DK4です
うっひょ~~~~~~!
プレイ時 たくさんの芦毛娘を見て
大きな声を出したら 女神から気持ち悪がられたので
芦毛パフェをサービスしてもらいました
僕のプレイ次第でいくらでもウマダッチできるんだぞって事で
いきま~~~~す!まずはDKハーレムルートから
コラ~!
これでもかって位複雑なルートでは
時々刻々と関係性が変わっており 難しさのあまり
全員のBAD ENDをクリアしてしまいました~!
すっかり僕側も立場を弁え 依存マクトレうまだっちスチルを使ったところで
お次に 圧倒的存在感のフクトレイベを
解放〜! むずいぞ~!
イベントでは、姉への挑戦が入っており
さすがの僕も 勝つまで少しかかってしまいました~!
ちなみに、僕がハーレムスチルを延々と眺めている様子は ぜひサブチャンネルをご覧ください
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part320【TSトレ】
≫70二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 17:51:30
だいたい全部モロに食らってときめく良反応の見本市!ダストレ!
「おんなのこになっちゃう!!!」
「バカねトレーナー……いやほんとバカね何回ときめいてんのよアンタ!!」
「ウワーッ! 不可抗力だって!!」
めちゃめちゃ照れるし反応が乙女!箱入り娘ヘリサブ!
「あ、あのっ、もうそれ以上は……っ!」
マジで口説かれるとちょっと照れる!あざといじじピ!
「いやぁ照れるのう。じゃが、浮気は婆さんにとっちめられるんでの」
スイーピー以外の好意はだいたい嘘だと思い込んでる!実は一番難易度高いスイトレ!
「ひん……うそだぁ……ぜったいからかわれてるんだぁ……」
逆に口説き返す絶対無敵のスパダリ!だけど覇王には腰砕けのオペトレ!
「ハッハッハッ……次は誰がお相手で……
……待て。いや待ちなさい。君は洒落にならないだろオペラオー。
いやそういうことではなく、君も年頃の娘なんだから勘違いされるような真似はだね……ひぃっ♡」
≫76二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 17:56:27
「愛してるゲームだってお兄ちゃん!」
「へー。でもまあ……」
「あ、姉妹って逃げ道は無しねお兄ちゃん」
「え?」
「それとも、勝負から逃げちゃう?」
「…………じゃあ、まずはどっちから先に言うかを決めようか、お姉ちゃん」
「それは当然…………。勿論お兄ちゃんなら分かるよね?」
「うーんどうかなぁ、お姉ちゃんが言ってくれないとわからないかもなぁ♪」
「お兄ちゃんのいじわる……。それとも、カレンに言うのが嫌なの? ぐすん」
「うぐぅ、あ、愛……」
「……愛? 何かなお兄ちゃ」
「あれ、これ実質お姉ちゃんから要求してない?」
「…!? ぐぅ、気付かれた……!?」
「そっかぁ……。お姉ちゃんから言って欲しいって言うなら仕方ないかなぁ……ねえお姉ちゃん♪」
「待ってお兄ちゃん! 今の無し!」
「もう遅いよお姉ちゃん! 愛し…………」
「……? どうしたのお兄ちゃん」
「…………お姉ちゃんから珍しく一本取れた、って思ったけどよく考えたらこれ結局私から先に言うことになってるよね!?」
「……てへっ?」
この後結局愛してるゲームには移行したもののカレンチャンが満足するまで101回くらい「愛してる」と言わされることになったお兄ちゃんでしたとさ
愛してるゲームとは一体
うまぴょいうまぴょい
94二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 18:12:08
「あ、愛してるよお姉ちゃん!」
「うんカレンもお兄ちゃんを愛してるよ♪ じゃあもう一回♪」
「お姉ちゃん愛してる」
「声に覇気が足りてないぞー! 勿論カレンもお兄ちゃんを愛してる♪ じゃあもう1周ね?」
「はい……愛してます……」
「……お兄ちゃんが言いたくないなら、無理しなくてもいいよ? カレン、悲しいけど我慢するね」
「そんなことないよお姉ちゃん!」
「……へー、そっか。うん、愛してるよお兄ちゃん♪ じゃあはいもう一回!」
「これ私に勝ち目ある……? もういっそ負けを……いやまだ負けてない……! お、お姉ちゃん愛してる!」
「ふふ、カレンも愛してる♡ はいお兄ちゃん♡」
「愛してるよカレン」
「…………」
「え、お姉ちゃん?」
「んーじゃあ、まあ今日はこのくらいにしておこっかな♪ 愛してるよお兄ちゃん♪」
「それ結局負けを認めてないんじゃ……」
≫85二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 18:02:17
ときめいてはいけないトレセン24時概念
「はいでは今からときめいてはいけないトレセン学園24時を始めます。優勝賞品は高級レストランのディナー権です…進行は俺、マヤトレと」
「ボク、ボノトレが勤めさせていただきまーす。ときめいたらマヤノとボーノにケツバットだよ…大丈夫、モブトレ共で力加減のテストは完了してるから…頑張ってね…」
「よぉし頑張るぞー…おー!」
「じゃあ僕が最初に案内をするね」
「あっ♡お兄さま♡」デデーン
「なぁこれ大丈夫か!?そもそも尻叩かれるの見たトレーナーがどう思うか…」
「お尻を叩かれて恥ずかしそうにするライスも可愛い…」
「ここはそういう世界線らしいよマヤトレ…頑張ろう…」
「みんなイヤホン付けた?今から各トレーナーの愛してる囁きASMRが流れるからね…ポチッとな」
デデーン全員アウトー
「企画倒れだ…」
「脱落者が増えてきたなぁ…それじゃあDK組にコスプレツイスターゲームをやってもらうからその間みんな体を休めてくれ」
「失敗した人は衣装が過激になっていくらしいよ…最初からバニーガールなのに…?」
「今度御食事ご馳走しますからとっとと失敗して下さいまし!」
「誰が…懐柔されるか!ブライアンの前でこれ以上恥を晒せるわけないだろ!」
「うぅ…っく…この姿勢つらいぃ…」デデーン
「テイトレ…!体重かけて胸押し付けてくんな…俺の、胸まで…っ」デデーン
≫127二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 18:25:59
格付けチェックにおいて未だ無敗、64勝を誇るオペトレ
彼ないし彼女をどうしても格下げさせたい!
そう考えた企画スタッフが用意した策略とは……
「今回はよろしく頼むよ、ドベトレ君」
「こっちこそ! よろしく頼んます!」
最 強 × 最 弱
果たして、生き残れるのか……!?