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このページは「おれバカだから言うっちまうけどよぉ…」スレに投稿されたSSをまとめるページ(スレpart246~250)です。
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目次
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part246【TSトレ】
≫12二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 21:46:04
たておつ
誤字訂正したあらすじ再掲するね
よう!俺は《タイトレ》!
ナリタタイシンの担当としてトレセン学園で働いているんだ!
そんなある日、俺はとある謎の生き物と出会った。
そいつの名前は《カマライゴン》って言って、実は…“ドラゴン”!?
異世界ウマネストにある《ウマ娘の国・グランホース》は、暗いあにまんの底に住む《三邪神軍》に《曇らせパワー》を盛られてみんなやる気がなくなってしまったらしい!許せん!
人間のやる気パワーまで奪われたら、世界は大変なことに…!
だから、カマライゴンは《伝説の戦士・プリファイ》を探しに1人で地上へやってきたそうだ。
そんな中、地上に現れた三邪神軍の幹部《🐴》にカマライゴンが捕まって芦毛にされそうになる大ピンチ!
「俺の《今やるべき大事なこと》!それは…!」
にんじんを食べてプリファイチェンジ!やる気全開!
伝説の戦士・プリファイ《キュアタイシン》 に変身!(ちょっと!私の名前勝手に使わないでよ!)
プリファイになってトレセン学園を!レースを!
みんなで世界を守っちまうぞ!
≫35二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 21:54:12
前回までのあらすじ!
私、シンボリルドルフはトレーナー君の持ってきたリリカルなのは二次創作小説の世界に飛ばされたと思ったら、そこは1910年代から40年代の技術の入り交じった、さながら第一次世界大戦と第二次世界大戦前夜の入り交じったような国にいた……
私、シンボリルドルフは元の世界の知識と策謀、ターニャ・フォン・デグレチャフという謎の幼女を駆使して世界大戦回避に挑む────
というのが思い付いたが、ウマ娘要素皆無すぎて困る
≫80ロブトレヒロイン概念21/10/16(土) 22:17:50
ロブトレ「私たちも、きっとそう思っていました。今はただ悲しかったことしか覚えていません。自分の涙の意味が分からない!いやだ!怖いのです!きっとロブロイのことだって忘れてしまう!!」
ロブトレ「嫌だ、嫌なんです!!寂しくても、辛くても、ずっと私の傍にいてくれるって言ったじゃないですか!!」
ロブトレ「お願いです……私を、独りぼっちにしないで……」
こうです?
≫86二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 22:19:35
マルゼンスキーが激マブ語を使わないドッキリ
今回のドッキリ対象は生徒会長シンボリルドルフ。さあ日頃からマルゼンスキーと友好のある彼女がどういう反応を見せるか。
「やぁ、おはようマルゼンスキー 」
「おはよう。シンボリルドルフ」
「?」
────生徒会長のあまり見れない表情。
「マルゼンスキー、昨日はどこか遊びに行ったりしたのか?」
「ええ、昨日はトレーナーと車で銀座まで行ってお寿司屋さんで食事してきたの」
「???」
────生徒会長、困惑。
────突如生徒会室を後にしたルドルフ。
────五分後、何故かナタデココとティラミスを買ってきた生徒会長。
「マルゼンスキー、食べないか?」
「ええ、食べるわよありがとう」
「……どうだ?美味しいか?」
「ええ、とても美味しいわよ」
「こう、気分はどうだ?」
「ルドルフがご馳走してくれたから嬉しい気分よ」
「マルゼンスキー」
────生徒会長、スマートフォンを取り出す。
「今すぐ救急車を呼ぼう。おそらく脳梗塞か何かかもしれない体に痺れはないか?」
────救急隊の皆様に迷惑がかかってしまうのでここでネタバラシ!
≫102二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 22:28:15
劇場版 魔法少女タイトレ 守る為に戦う
森の遺跡の封印が解けカマライゴンが復活した!
植物のエネルギーを吸収するカマライゴンを放置すれば酸素濃度が大きく減るしトレセンの食べ物事情にも影響が有る!
タイシンに沢山食べて貰いたい、その思いを秘めタイトレは先輩魔法少女、そして三少女神と共にカマライゴンへ戦いを挑む……!!
だが、強大なカマライゴンに苦戦しするタイトレと先輩魔法少女。
苦肉の策としてカマライゴンをダムの決壊に巻き込ませる事でなんとかその場を切り抜け、痛み分けに終わらせる事は出来たが。
しかし、先輩魔法少女は遂に限界を迎えタイトレに戦う為のヒントを残し海の底へと沈んで逝くのだった……
先輩魔法少女の教えに導かれ屋久島へと到来したタイトレは屋久杉の麓で力を授けられたタイトレはカマライゴンへの再戦の為に飛び立つ!
時を同じくして植物エネルギーを集めていたカマライゴンも完全体へと復活を遂げ飛び立った。
そして今、三少女神の歌の援護を受けながらカマライゴンの封印されていた森でタイトレとカマライゴン両者の決戦の火蓋が切られるのだった!
≫133二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 22:49:20
絶対に笑ってはいけないトレセン学園トレーナー
タマ「ええか、この先にいるのが、このトレセン学園で一番偉い生徒会長や」
フクトレ「……」ブラトレ「……」テイトレ「……」マクトレ「……」
タマ「失礼します」
会長は快調の文字Tシャツに神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ一世の覆面を被った人物が登場。
マクトレブラトレ「ふふっ」
マグブラ、アウトー。 ノッフ! デスワッ!
タマ「会長、この四人です」
会長「もごっもごご〜」(何言ってるかわからない)
フクトレ「ふふっ」フクトレ、アウト〜 バンギラス!
会長「もごご」(覆面をとる)
シリウスシンボリ「失礼した。私が生徒会長のシンボリルドルフだ」
中身はシリウスシンボリ────。
全員「ぶふっ」
全員アウト〜
≫149二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 23:12:34
タマ「ここが君らのトレーナー室やで」
早速机を漁る4人フクトレが何か見つける。
フクトレ「……」
────八分の一スケールフクトレフィギュア。
テイトレ「ふふっ」テイトレ、アウト〜。 テイオー!
フクトレ「……なんかボタンあるな……」ポチ
フクトレフィギュア「ブルぁぁぁ〜(若本の声真似)
テイトレ、マクトレ、アウト〜
フクトレ「……」ぽちぽちぽちぽち
フクトレフィギュア「ぶらぶらぶぶぶぶぶらぁぁぁ」
マクトレ、アウト〜
マクトレ「それやめてくださいまし!」
フクトレ「まあまあ」ぽち
フクトレフィギュア「ぶるぁぁぁフ↑ク↓トレタイ↑キッ→ク↓」
デデーン、フクトレ、タイキック〜
フクトレ「は?」
ブラトレ「わははははwwww」
≫155二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 23:18:48
では失礼します…
「こんにちは。メイショウドトウ君、そしてそのトレーナー君。久しぶりだね。」
その声の主は、黒子と呼ぶにはあまりにも恐れ多いほどの輝きを身にまとって現れた。
テイエムオペラオー。圧倒的な強さと輝きを放ち、その走りで多くの人々を魅了するウマ娘であり、俺たちのライバル。彼女のトレーナーもまた、俺と同じようにウマ娘となってしまった者の一人だ。
オペラオーとドトウの関係上、先輩と対面する機会は比較的多い。オペラオーの代役として先輩がテレビ番組に出演した出来事はよく覚えている。あの時ドトウは共演者、俺はその手伝いとして同じ場にいたが、トレーナーとしてのスペックの違いを目の当たりにした瞬間だった。最近ではアドマイヤベガのトレーナーが(ウマ娘になりはしたものの)無事に生きて帰ってきたことを一緒に喜んだりもした。
「あ、オペラオーさんのトレーナーさん、こんにちは~。」
「お久しぶりです、オペトレ先輩。」
休日中の突然の来訪者に驚きつつも、立ち上がってなんとか挨拶をする。自分よりも十歳以上も年上で、かつトレーナーとしてもあらゆる面で遥か上にいる存在であるにも関わらず、体格だけは俺の方が大きいことに、ものすごい違和感を覚える。
「お休みのところ突然申し訳ない。実は二人に頼みたいことがあるのだけれど、少しだけ話を聞いてもらえるかな?」
なんだろう、と俺とドトウは顔を見合わせる。彼女ほどの人の頼みとなると、ドトウはともかく俺なんかで大丈夫なのかという不安がまず頭に浮かぶ。それでも、こうして声をかけてくれたことが何よりも嬉しいので、俺は即答していた。
「もちろんです。俺たちにできることなら、喜んで引き受けます。ドトウも、いいかな?」
「は、はいぃ。大丈夫ですぅ。」
「ありがとう。では早速で悪いけれど、内容を説明させてもらうね。」
先輩は一呼吸間を空けた後、話し始めた。
「オペラオーが明日、舞台で劇をすることになってね。そのこと自体は別に珍しくないのだけれど、彼女も有名になったからか大きな話題になっていて、今回はかなりの観客数が予想されるんだ。」
「それはすごいですね。」
「うん。それで、ぜひともそれに君たちも出演してもらいたい。」
「なるほど…。…えっ?」
156二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 23:19:15
流石に一瞬脳が混乱する。俺たちがオペラオーの舞台に…?
「共演者を集めなくても、彼女は完璧に最高の劇を演じ切るだろうけど、完璧なものをよりさらなる高みへと導くことが私の役目だと考えている。そこで急遽、オペラオーと親しくしてくれている君たちにこうして出演を依頼しに来たというわけなんだ。ちなみにアドマイヤベガ君とそのトレーナー君も、依頼をしたら出演を承諾してくれた。あとは君たちがよければなんだが…どうだろう?」
先輩の依頼は、自分なんかにはきっと貴重な経験になるだろう。同じくらい、未知の舞台に立つことに対する不安と恐怖もある。
…ここで「やっぱり無理です」なんて言って断って逃げていては、俺は前を向けない。何も変われない。何より、先輩たちに失礼だ。
「分かりました。期待にお応えできるか分かりませんが、よろしくお願いします。」
「ありがとう。そんなに緊張することはないさ。私もしっかりとフォローする。それに君たちなら大丈夫だと私が思うのだから、こうして声をかけたんだ。それは信じてほしい。」
「…ありがとうございます。」
「明日の集合場所と時間は追って連絡しよう。急なお願いになってしまったのは申し訳ないが、よろしく頼むよ。」
そう言って先輩は去っていった。最後まで大人の雰囲気を崩さない、落ち着いた振る舞いだった。
「明日ですかぁ…、大変なことになっちゃいましたね~…」
「そうだね…、でも引き受けたからには頑張らないと。ドトウは何回かオペラオーと共演したことがあるよね?」
「え、あ、はいぃ。」
「じゃあ、時間はあまりないけど、今日はドトウ先生にいろいろ教えてもらおうかな。」
「えぇぇぇ!?わ、私がトレーナーさんの先生ですか…?」
「うん。よろしく頼むよ。」
こうして休日は思わぬ形で過ぎていく。明日は、長くなりそうだ。
続く
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part247【TSトレ】
≫29二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 00:02:55
「や、俺はテイオーにあげたくて」
「あなたそういうのテイオーさんと一緒に来るタイプでしょう」
「お、お前はどうなんだよマクトレ」
「いやーその、知り合いの子供が」
「会えねーだろ」
「そういうふたりは?」
「なんか運気が良いらしくて……」
「いやあその、あれだ、トレーニングだ」
「そんなわけないでしょ」
≫47二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 00:14:53
グレイト!オールイエイ!ジーニアス!
「お前別にジーニアスじゃなくない?」
「それな」
「なんですの、わたくしがバカとでも言いたいんですの?」
「そこまでじゃないけど」
「むしろだいぶスペック高いですよね」
「あらうれしいですわね」
ボトルバーン!
「タイトレの方が燃えてそう」
「でもあの人クソボケだけどバカじゃないでしょう」
「間接的に俺の事バカって言ってねぇか」
「何がおかしい?言ってみろ」
「アホなのは認めるけどバカでは無いだろこれでも実績はあるぞ」
「バカと優秀は同時に満たせますわよ」
≫51二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 00:17:52
マルトレと意味深とおもちゃでアンジャッシュできる人募集中
マルトレ「結構造形がさ、精巧にできてるんだよ、高いだけあるよね」
マルトレ「色のバリエーションも結構あるけどやっぱ赤がいいよね」
マルトレ「マルゼンスキーも同じの持ってるんだよ」
マルトレ「実際に使ってるわけだから愛着湧くよね」
マルトレ「流石に電動とかで動くわけじゃないけど良い代物だよこれ」
マルトレ「カウンタックのミニカー」
≫77二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 00:30:52
「へ~んッ!」ブルンブルン
「…………!」
「しんッ!」バルンッ!
「…………」パキッ
「よしどうだったタイシン! ……タイシン?」
≫87二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 00:35:52
「……というわけで、オシャレを磨くわよ!!」
「なんで???」
アタシことダイワスカーレットは、トレーナーを連れて渋谷に来ていた。
こいつときたら、言いつけどおり化粧水はパチャパチャするけどそれだけで、メイクなんて取材配信以来やってないらしいのよね。
おかげで相変わらずほっぺたもちもちで……いやそういうことじゃなくて!
「オシャレを磨けば、ちょっとは愛玩動物から美少女になるでしょ!
そしたらセクハラだって減るわよ!」
「えっ、俺いまそういうポジションなの!?」
「そうよ。他の人達が高嶺の花だったり紐付きだから雑に生えてるアンタはちょっかいかけられやすいの!」
「知りとうなかったそんなこと……!」
高級に、なりたい……! と咽び泣くトレーナーを連れて、アタシは行きつけのブティックに入る。
元々アタシのトレーナーは素材はいい方なんだけど、「スカーレットよりモテたくない」って駄々をこねて地味コーデに落ち着いてたのよね。
フフン、これを機にアタシ色に染め上げてあげるわ!
「ほら、トレーナー! これなんて似合うんじゃない?」
「あっこれ知ってる。ガーリーコーデってやつだ。スカーレットの着てるのとおんなじ」
「あら、ちゃんと勉強してるじゃない」
「そりゃ、スカーレットの着てるものだし」
ちゃんと調べてるよ、って胸を張るトレーナーは……相変わらず愛玩動物の仕草丸出しで参っちゃうわね。
とりあえずほっぺもちもちの刑に処しておいたわ。
89二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 00:36:22
「……いやー、やっぱりスカートは……」
「ちゃんと慣れなさい。パンツだけだとコーデの幅が狭まっちゃうんだから」
「慣れるもんかなぁ、これ……」
洋服に囲まれることに慣れていないのかしら。あいつはきょろきょろとしてばかり。
尻尾穴には慣れたみたいだけど、相変わらずトレーナーはオシャレが苦手みたいね。
スカートってそんなに抵抗あるものかしら?
「下着だって可愛いのにした方がいいんだから。ボクサーパンツ以外も履かなきゃ勿体ないわよ?」
「男の尊厳って、もったいない精神で捨てていいもんだったかなあ」
「……戻りたいの?」
ふと、言葉が出ちゃった。
そういえばみんな当たり前のように暮らしているけど、元々は男の人なわけで……困ったり、戻りたかったりはするのかもしれない。
トレーナーは少しだけ言い淀んで、困ったようにはにかんだ。
「戻ったら、母さんも安心するかなあ、とはちょっと思ってる」
「……そうよね。お義母さん、泣いてたもんね」
「うん。それ以外はあんまり困ってないかな。みんな優しいし、そこまで俺は、注目なんてされないし」
そんなことはないと思うけど、確かに個性的なトレーナー達と比べると、良くも悪くも変わらないのかも。
頭を撫でてあげると、トレーナーは嬉しそうに、くすぐったそうに声を上げる。
少しずつ、少しずつだけど、こいつは魅力的になってると思う。
それが最近、構ってもらえてる理由で……だからこそ、誰かの目に留まるところに、アタシの跡をつけておきたいと思うのは……悪いことじゃ、ないわよね?
90二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 00:36:44
「……お、これ」
「なに? 気になるのあった?」
「いや、見たことあるなーって」
そう言ってあいつが見つめているのは、ショーウィンドウに飾られたテーラード襟ワンピース。
アタシと同じ地雷系のガーリーコーデなんだけど、少女探偵風のそれはなんだかちょっとオタクっぽい気がする。
そんなことを思っていると、あいつはぽんと手を叩いて喋りだした。
「あ、そっか。ウオトレさんと見たアニメの衣装だ」
「ああ、タイアップ企画かなんかなのね、これ」
「多分そう。ウオトレさんがコスプレしたくてもできないっすーって言ってた」
「仲いいのね……」
「一気観とかたまに付き合うからー」
意外と広い交友関係を知らされて、アタシがちょっとくらい付き合った方がいいのかしらと考えていると、あいつはちょっと興味が沸いたのか、服を手にポーズをとる。
……なるほどね。そういうオタク趣味からオシャレに入り込むこともあるんだ。
「じゃ、着てみましょっか」
「えぇっ、でも……」
「ウオトレさんの代わりに着てあげると思いなさい」
「そんなのあり???」
「ありなの!」
恥ずかしがるトレーナーをアタシは無理矢理試着室に押し込んで、着方を手取り足取り教えてあげる。
たまにはこういうお人形遊びに、あいつを付き合わせたっていいわよね!
うまぴょいうまぴょい
≫165二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 01:12:55
『ぐるとれさんとぶらとれさん』
「なんか最近生徒会おかしくない!?」
「えっ何が!?」
「いやおかしいってもんじゃねえわ!なんか空気がピンクだもん!」
「えっ、そんな振りまいてたっけ!?」
「まさかグルトレまで自覚なかったの!?嘘でしょ!?」
「いや、さすがに私は自重してる……はず……」
「いやごめん、さすがにグルトレはわかってるはずだ……主にひどいことになってる原因はただ一つ……」
「まあ……うん」
「「ルドトレ……」」
「最初はさあ、無自覚なやばいのが色気振りまいてライオンさんが掛かっていったっていうパターンが多かったじゃん」
「まあうん」
「最近さあ……明らかにあっちが誘ってるような感じがしてさぁ!俺もう耐えらんないもん!」
「落ち着いてブラトレ、ターボちゃんみたいになってる」
「だってよぉ……俺苦手なのに……一応仕事あるから生徒会室いかなきゃならねえのに……」
「ううん……」
「明らかにこう、オーラがアレだもん……アレ……ぐへぇ……」
「あっオーバーヒートしちゃった……」
(いやでも私もちょっとやりすぎてる感あるし多少自重しようかしら……?)
「……」
(いや、まあ大丈夫でしょ。やりすぎてたらグルーヴが止めてくれるでしょ)
なお、あまり大丈夫ではなかった。
ブラトレは逃げた。
うまぴょいうまぴょい。
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part248【TSトレ】
≫42二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 01:44:08
パラシンに出てるトレーナーは全てパラレルです、本編との関わりは一切ありません
パラシンvsハヤトレ 〜登山家パラシン冒険記〜
こんばんは!言うっちまうスレのエドワード•ノートン!パラシンちゃんです!
私気づいたんですよ!
この学園巨乳率高くないですか?
今まではC有れば十分チョモランマだと思ってたんですよ、でも見てくださいよ!このタイトレ先輩の胸!パン
「ひゃん!?」
これこそチョモランマですよ!因みにマクトレ先輩は弁天山です!話戻しますね。
ここは霊峰が連なる性なる山脈なんです!これに登頂しないのは霊峰への侮辱だと思いませんか?思いますよね!と言う訳で世界の霊峰にアタック行ってきます!
───────────
と言う訳で見つけました!ハヤトレ先輩です!見てくださいよあの胸!もうバルンバルンですよ!K2クラスです!
登山家パラシン!K2の山頂部でビバークを敢行します!
逝ってきます!
おはようございます!ハヤトレ先輩!早速ですがビバーク! ガシッ
ハヤトレ「おはよう!パラシンちゃん」
(...止められた!?こいつ...できる...)
ハヤトレ「いくら俺が可愛くてもいきなりビバークは駄目だぞ!」
(まだだ、まだ行ける)
先輩、すみません!
ハヤトレ「分かってくれればいいんだよ!」
油断しましたね!パラ斗羅漢撃!この無数に放たれるビバークが躱せまっ!?
ハヤトレ「駄目だって、俺の身体はハヤヒデさんのだから。はい、ここで埋まって反省しててね」スポ
🕳これで勝ったと思うなよ!
──────────
K2登頂•••失敗 パラぴょいパラぴょい
≫69二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 04:27:15
グラトレとグラスワンダー雨の模擬戦
「……はっ!!」
「っ……甘いですよ!!」
刺突、薙、打撃、打突……週末にトレーニング代わりで行うトレーナーさんと私の模擬戦が佳境に入った、そんな時に…………
ザァァァァ……
急に強い雨が降って来ました。
しかし雨が降ったところでお互い止まる気は無く、打ち合いを続けますが……
「…………ふっ!!」
「……んっ? ……チッ!!」
……着物が水を吸ってトレーナーさんの動きが鈍ってますね……私はジャージで助かりました……
重くなった着物で動きの鈍ったトレーナーさんをジリジリと追い詰めていき、そして
「貰います!!」
「……くっ!!」
こうして天を味方に着けた私の勝利で勝敗は決したのでした。
……ですが、雨の中でも勝敗が決するまで続けた代償が有ったのです
70二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 04:27:26
「ず……ずぶ濡れですね、トレーナーさん……」
「き……着物が重い……下着まで濡れて……」
「取り敢えず着替えないと風邪を引いてしまいます」
「部屋から出ているからグラスから先に着替えてくれる?」
「すみません……お言葉に甘えます」
まぁ当然雨の中で戦い続けたらずぶ濡れになりますよね……
トレーナー室へと戻って来て直ぐに濡れたジャージを脱いで制服に着替えさせて貰いましたが、下着の替えは流石に無いので体操着を代えにしておきましょうか……
正直、下着が無いのは大変恥ずかしいですが、それよりもトレーナーさんの問題に気が付きましたので部屋の外に声を掛けます。
「……トレーナーさんは着るものは有りますか?」
「………………無いかな?」
「ええっと……私のでも良いですか?」
「この際、仕方無いね……」
「それでは、机の上に置いて置きますね」
「うん、ありがとう助かるよ」
そういう訳でトレーナーさんの着替えを私の衣服から用意するのですが、勝負服と……エルに渡された体操着が有りますね……
(ヘイ! グラス! この体操服をグラスのトレーナーさんに着せるデーーース!!)
(……私のトレーナーさんに?)
(あのケツにはこのタイプがベストマァッチ!! 今から引っ叩くのが愉しみデーーース!!)
(エル)
(ケツデーーース!!)
(……エル、埋まりなさい)
(ブエノーーー!!)
「……あれは本当にエルだったのでしょうか?」
今更な疑問が浮かびましたが……無かった事にしてエルに貰った体操着を机に置き、トレーナー室を出てトレーナーさんと交代します。
……別に勝負服でも良かったのですが……エル?の口車に乗る様で癪ですけれども、私も見たかったのです……はい……
71二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 04:27:56
「お待たせしました、トレーナーさん」
「大丈夫だよ……それと、着替えは……?」
「はい、机の上に置いています」
「ありがとう、着させて貰うね」
そう言って部屋に入って行ったトレーナーさんは……
「……グラス!? これしか無いの!?」
直ぐに出て来ました。
「……未使用の新品ですよ?」
「でも、体操服は兎も角……コレは……」
「今の姿のトレーナーさんでしたら大丈夫ですよ」
「いや、ちょっと…………というより何故グラスがこのタイプの体操服を!?」
「エル?に渡されたのですが……活用する機会が来て良かったです」
「……それって押し付「違いますから、風邪を引く前に早く着替えましょうね〜」
そう言ってトレーナーさんを部屋に押し返して、部屋に聞き耳を立てます……ちゃんと着替えているかの確認ですよ?
「…………うぅっ、仕方無い…………あっ……下着の替え…………そのまま? でも濡れてるし…………無し? ……いや、マズくないか? ……グラスのジャージがある程度乾いたら借りよう…………それまでは……仕方無い」
……着替えられたみたいですね、少し心臓が高鳴ってきました。
きっと良いものが見れますからね、仕方有りません。
「着替えられましたか〜?」
「うん……まぁ……」
少々歯切れの悪い返答を聞きながらトレーナー室へと入るとそこには、
ブルマ姿のトレーナーさんが居られました……今度エルを褒めてあげましょう……
72二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 04:28:18
「ふふっ、お似合いですよ? トレーナーさん」
「本当にこれしか無いの……?」
「…………後は勝負服くらいですかね」
「……微妙に着辛い物だな」
「私はトレーナーさんなら着ても良いですが……一応聞きますが下着の方は?」
「……履いて無い」
「……勝負服は長いとはいえスカートですから、難しいですね」
「そっか〜……」
……まぁ、タイツが有りますが……黙って置きましょう、素肌にタイツというのはまた別の機会にですね。
それよりも、今のトレーナーさんは体操服とブルマのみですからそちらを愉しむ方が優先です。
部屋の鍵を静かに掛けトレーナーさんの方に向かいます。
そして……油断しているトレーナーさんに
「トレーナーさん……」
「どうした……んっ!?」
口づけを落として先制攻撃です。
「……っふ…………まて、グラスどうしたんだ急に」
「服が乾くまで時間が掛かりますからね、その間はどうでしょうか?」
「大変魅力的では有るけれどいつ乾くか分からないからね、グラスも門限が有るし止めて置こう?」
「その点は大丈夫ですよ? 既に連絡済です」
「いつの間に……」
さて、そろそろ観念して貰いましょう。
73二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 04:28:42
再度トレーナーさんに口づけを行いつつ、胸に手を伸ばしますと、スポーツブラも着けていないそれは服の上からでも感触が分かりますね。
トレーナーさんの軽い艶声を聴きながら片手を下の方へ、ブルマにより露出したトレーナーさんの太腿を撫でながら段々お尻へと手を持って行き、胸と同じく下着を着けていないお尻を揉みしだくとトレーナーさんの艶声はより強くなりました。
しかし、トレーナーさんもやられっぱなしでは無く、制服の隙間から手を入れこちらと同じ様に揉んだり擦ったりして応戦してきました。
口づけもより深くなりもう止められません。
……互いの息が荒くなる中、これからはどちらが主導権を握るかの戦いです。
そんな事を考えながらブルマの上からなぞる指の強さを強めるのでした……
了
≫84二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 05:56:48
ならあげちゃうね
受け止めるということ
トレーナー室で
キタトレこと私はアイネスワールドちゃんを寝かせていた
「トレーナーさん」
「あら、キタ。どうしたのかしら?」
「…トレーナーさんはいつも優しいですよね。」
「そうかしら」
「今トレーナーさんの膝元で眠ってるワールドちゃんを見たら分かります。…相談にのっていたんですよね」
「そうね…」
先程までのやり取りを思い出す。
「…貴方は頑張っているのだから、そんなに自分を卑下することはないわ」「…はい」
「おいで、ワールド」「っ!…ぅう…」
彼女を胸元に引き寄せて抱きしめる
「…ねぇトレーナーさん、無理してないですか」
「トレーナーさんはずっとこうやって吐き出させているんですよね。それをいつも笑顔で受け止めてます。」
「前よりもずっと多くの人と向き合ってるけど、本当に大丈夫なの…?」
不安そうに聞く彼女に優しく答える
「…大丈夫よキタ。無理なんかしてないわ」
「私はその程度では崩れないし、溜め込んだものは吐き出しているから。」
「他人の心の傷と向き合い続けて、私が病むかもしれないから聞いたのでしょう?」
「うん…」
「私は貴方達のためならいくらでも受け止めてあげれるから、心配しなくてもいいわ。」
「それにこれはこれ、それはそれ。割り切る事が大事よ。楽しく過ごす為にもね」「…」
キタが小さく頷いたのを見て
「…もうちょっと話しましょう。沢山聞きたいこともがるからね。」
「…うん!トレーナーさん。」
ーーートレーナー室の灯りはしばらく灯っていた
≫100ケツデースから色々考えた21/10/17(日) 06:32:33
「トレーナーさん!今日もトレーニングに行きましょう!!」
いつも通りの日常、トレセン学園での生活。私、エルコンドルパサーの一日が今日も始まります!
「おはよう、エル。今日も元気だな」
この人が私のトレーナーさん。スーツを着こなす優しい人!
どれぐらい優しい人かと言うと、女性と親しくはなれても優しい人以上になれなくていつも振られてしまうくらい!
まあ、そんな人にも、ハプニングは振ってきてしまうもの。トレーナーさんがウマ娘になってしまったのは、二カ月前。
あまり高くない、と言っていた身長は、150を切る程に小さくなってしまい、すっかり変わって可愛くなってしまった体に、トレーナーさんはブルーになることひとしきり。ほら、今日も窓を見た瞬間に目を逸らしてます。
一日中ブルーなのはあまり良くないことデース
「トレーナーさん、あんまり考えでちゃ、ダメ、デース!!もっとポジティブになりましょう!!」
「あ、気を使わせちゃったか。ゴメンゴメン」
そういうとトレーナーさんは顔をパチパチと手のひらで叩く。そうそう、病は気から!心はしっかり持ちましょう!
「体が変わってもトレーナーさんはトレーナーさんデース!!心配ご無用、デス!!」
そう言ってどん、と胸を叩くと、
101ケツデースから色々考えた21/10/17(日) 06:32:40
「そうそう、特にこのやたら目立つデカいお尻とかね」
いつの間にかトレーナーさんを挟んで向こう側にいたウマ娘が私の手を掴んでトレーナーさんのお尻を、ってちょっと!!!
「ひゅっ!?」
トレーナーさんがびっくりして微かな声をあげる。急いで手を引っ込めて犯人を探すと、その姿はすでに廊下の彼方
「ちょ、ちょっとバブル、待つデース!!!!」
「はは、やーだよー」
おのれバブル。セクハラは流石にトレーナーさんへの悪戯が過ぎます!ここはしっかり逮捕して話をしなければ!
「え、エル、大丈夫だ。後で俺から言っておくから」
なんて考えていたら、隣のトレーナーさんからのストップが。
トレーナーさんは優しいからそんなに強く言えないのに。でもそう言われるとコッチもあまり無理強いはできません。
「分かったデース。でもちゃんと強めにお願いしますね?」
とはいえ仮にもチームメイトデース。私からもしっかりお灸がいるかも?
「分かってるよ。俺は平気だから気にしなくていいからな」
……狡いデス。その笑顔をされると、私もどうでもよくなっちゃいますよ
「さーって、折角だしトレーニングついでに競争だ!どっちが先に着けるか競争だ!」
「了解デース!負けた方はドリンク一本おごりデースー!!」
そうして駆け出すトレーナーさんに、私もスピードを合わせて走り出した。
102ケツデースから色々考えた21/10/17(日) 06:32:55
うつ伏せの状態で握っているベッドのシーツを握り締める。
ここに「怪鳥」エルコンドルパサーはいない。
居るのは、欲情を吐き出せぬまま蹲る怪物。
そして、一度考え出すと止まらない。
もし、意図的に「アレ」を鷲掴みにしたら。あるいは、ベッドの上でまさぐったら
あの人は、どんな反応をするだろうか
もしかしたら、目を潤ませて、熱を帯びたまま
『エル……』
なんて、自分を求めて
「~~~っ」
シーツが爪を立てられて悲鳴を上げる。でも気にする余裕はもうなくなってしまった
自分を慰めることはしない。それを求めてる訳ではないから。それで満たされるモノもないから。
だから、毎夜毎夜、こうして妄想とも言えないおぞましい何かを渦巻かせている。
そうして一度考え出すと止まらない。
控えめだが柔らかく主張する胸、しっかりと肉づいた太ももにまで妄想の魔の手は伸びていき、もう私のなかのケダモノは蹲ったまま制御不能になっていた。
103ケツデースから色々考えた21/10/17(日) 06:33:12
最初は大変だった。見た目が変わろうと、あの人は男時代の無防備なまま。
でも、変わった自分の見た目に嫌悪と拒絶感を抱いて居るのは間違いなかったから
だから、顔に出すわけにはいかなかった。
マスクを付けている「エルコンドルパサー」が、そんなものを顔に出すわけにはいかなかったから。
必死で「自分はそんな状況でも変わらない怪鳥だと」思い込んで思い込ませて。
そうしたら、いつの間にか平気になっていた、マスクを着けている間は。
同時に、それを外した瞬間に、箍が外れてしまうようになった。
もう、毎晩獣欲に思考を任せて疲れ果てて寝るのが日課になって。
そして、今日も脳内で愛しの人を穢し尽くして、思考を放棄する
「トレーナーさん……」
あの人の怪鳥として、マスクを外すわけにはいかない。
決して叶わない思いを抱え込んだまま、今日もケダモノは意識を失った。
≫154二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 07:12:14
……俺は普通のトレーナー。といっても、ダービーウマ娘ウイニングチケットの相棒だけども。
「トレーナーさん!」
あ、相棒が来た。
「今日、タイシンがまたへなー、ってなってたんだけどなにか心当たりあるかな!」
「……あれだろ。トレーナーのこと考えてたんだろ」
「そっかー!二人は……仲が……うーん?」
あ、これ不味い。
「……ところで、ハヤヒデはどうだった?」
「トレーナーさんのことを妹みたいに扱ってたね!」
「そっか。二人とも俺達とは別々で仲がいいな。ある意味平和でいいことだ」
────"生徒会みたいに凄いことになってないし"とチケットに言わなかった俺を誉めてくれ、誰か。
「……ところでチケット、お前、俺が他のトレーナーみたいにウマ娘になったらどうする?」
「トレーナーさんが……?」
「そう。見た目もお前が想像していいぞ」
そうして、考えこむチケットを俺はニコニコしながら見守るのであった。
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part249【TSトレ】
≫46二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 08:04:15
「ネイチャは婚約してるからもうお腹いっぱいご馳走さまって感じだから置いといてー、ボク、マックイーンのトレーナーの話聞きたいな〜」
「ちょっとちょっと!あたしにも喋らせてよ!」
「……特に変わりありませんわ。常に真摯に、共に同じ目標を抱くパートナーである事にはなんら」
(トレーナーから聞いた話と違うなぁ……)
(一度ブライアンさんと会長のトレーナーと一緒に大酒乱したってトレーナーさんから聞いてたんだけど)
≫51二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 08:10:07
「およ、ブライアンさんじゃない」
「む、ネイチャか……」
「えっなにその表情。まるでブルータスお前もか……って表情……あっそうですねアタシが原因ですね!」
「いや、別にいい。所かまわずベタベタと触れ合っているわけではないからな」
「ブライアンさんがそういうの苦手だとは思わなかったなぁ~」
「いや、私というか私のトレーナーがだな……」
「……あぁ~……」
「ハァ、変わる前からそういう傾向はあったんだがまさか変わった後も全く変わらなかったとは」
「まあ、普通は表で話すのには憚られる内容のはずなんだけどねぇ……」
「一気に関係性が変わったやつらを見ると、特に関係性に変わりのない面子がそれなりにいるのは幸いだな」
「その言い方だとアタシの立場ぁ!」
「すまん、冗談だ」
≫81二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 08:27:59
ある日のカフェテリア。
「……しまった、私としたことが弁当を忘れてしまうとは……仕方ない。ここで昼食を済ませるか……」
そう言いながら入っていくのは"皇帝"シンボリルドルフ。普段は弁当持参の彼女であるが、今日に限っては朝ギリギリにも関わらずトラブル()があったために弁当をトレーナー宅に忘れてしまっていたのであった。
「あ、カイチョー!」
そこに駆け寄ってくるのはトウカイテイオー。もはやこの時点で並みのウマ娘では近寄りがたい空間が産み出されていた。
「……テイオーか。実は……」
「……ふんふん……なら、二人で食べよーよ!丁度ボクも一人だったし!」
「……ああ。二人で食べよう」
「やったー!」
そうして、二人はお揃い(というよりはルドルフが頼んだものと同じものをテイオーが頼んだ)の料理を持って、向かい合って座る。
そうして、ある程度談笑した頃。
「そういえば最近、トレーナーがなんだか愛おしく思えて……」
「……ほう?」
テイオーの唐突なカミングアウト。
「その、さ。トレーナーがかわいいから、ついついカッコいいところ見せたい、ってなって……いや、かわいいだけじゃないんだけど……」
「……テイオー、それは悪いことではない。私だってトレーナー君に良いところのひとつふたつは見せたい、となる。ただ……」
少しの間。
「最近は、"私の傍にいてくれるだけでいい"とも思えてくる……いや、トレーナー君も私から離れる気は毛頭ないだろうとはいえ……」
「カイチョー、それ互いに末期なんじゃない?まあボクが言えたことでもない気がするけど……」
「……テイオー。私にだって君に言われて傷つくことはある……」
結局、二人とも互いのトレーナーかわいいして終わった。
────翌週、ダブルデートでルドトレの胸にテイトレがダイブして二人が独占力を発動しそのまま解散となったのはまた別のお話。
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part250【TSトレ】
≫50侘助21/10/17(日) 10:03:07
ドベトレ「オレは……兄貴キャラで通してたのに……」
マクトレ「駄犬ですわ」
スズトレ「チワワね」
ネイトレ「弟分かな〜」
ドベトレ「」
≫122シチトレ幻覚マン21/10/17(日) 11:01:13
「お疲れ、流石じゃん。」
レース後のアイツに声をかける。
身体から、歓声の熱気を写したかのような蒸気がもくもくと立ち昇らせるアイツは、虚ろな眼をして会釈だけを返した。
(またか…)
レース後のアイツは、時々こうなる。医者によると、脳内物質の過剰生成によるトランス状態。つまり、トリップしているということで、こんな状態になるのは極めて稀だという。ランナーズハイとかいうのと状況は似ているが、こんなに強力な例は他に見ないらしい。そんなアイツは、フラフラ歩きながら宛もなく歩いている。恐らく、おぼろげながらも準備室で休憩しようとしているのだろうが、多分場所も分かっていない。本当に……
「しかたないヤツ。」
「んっ…。シチー?」
目の前にシチーがいる。どうやらレースは終わっていたらしい。
シチーの唇は濡れていた、つまり…
「ごめん、また迷惑かけたね。」
私は、レース直後にこうなる時がある。医者曰く、そのうち治るらしく、不便極まりないこの感覚は徐々に短くなりつつある。だけど、まだ治りきっていないため、正直不安である。
それに、そのまま放っておくと、ウィニングライブまでやらかしかねない。折角、デジタルのトレーナー、デバイスに教えてもらったのに、そんなつまらないミスはしたくない。
なので、レースの時はシチーや親しい他のトレーナー…元教え子のあの子にも頼んで見張ってもらったり、起こしてもらっている。
大抵は水をかけて、起こしてもらっているけど、シチーの時は、こういうやり方で起こすのが私たちの決まりだ。
シチーは、安堵した様子で、こちらに問いかける。
「返事が違う。」
そうだった、彼女との間で"ごめん"は第一声として間違えている。
「ただいま。」「おかえり。」
≫129二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 11:18:01
「……ルドルフー……もう寝よー……?」
アトスコシガンバレー
そう、間延びした声で語りかけるトレーナー君。その装いは新調したふわふわのパジャマ……純情可憐とは彼女を指すのだろうかと錯覚する可愛らしさと反し、そのわがままなそれは、ぬいぐるみによって隠されていながらも主張している。
……なんか喋ってたのは気のせいだろう。
「……ああ。最後にこのレポートに目を通してから寝よう」
「……なら、先に寝てるよ?」
サキニフトンイクネー
「ああ、わかった。おやすみ、トレーナー君」
「……あまり無理しないでね?おやすみー」
ムリシナイデヨ,ア,オヤスミー
そう言い残し布団に入る彼女の寝顔も麗しく、やはり抱き締めたくなるが今は目の前のレポートを優先する。
──そうして、全てが終わった後で追って布団に入る。
トレーナー君を抱き締めるとふわりとしたパジャマと体温、抱き締めたぬいぐるみの柔らかさを感じる。
そのまま、私は眠りに落ちた。
────翌朝、カマライゴンは目覚めると二人のお山に挟まれていたので尊さと嬉しさで死んだ。