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目次
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part391【TSトレ】
≫18二次元好きの匿名さん21/11/06(土) 16:20:18
「もっとこう、ヒロイックな昆虫はなかったのかな」
「タイミングが悪かったか?」
「どうしますのこの大量のヤスデ」
「……スイープが興味を示してくれるならワンチャンあるか?」
「いやこの見た目のを魔法に使うのか?あのスイープが?」
「蛇だのなんだの使う魔術もたくさんありますわよフクトレ」
「なんかの小説で読んだのはカエルの生き血とか何とか」
「やめようやめよう、こいつらの行き着く先が蟲毒になっちまう。野に放しておこう」
≫50二次元好きの匿名さん21/11/06(土) 17:02:38
グラトレ(独)のトレセン感謝祭、コスプレ二人三脚
「何故……何故この様な事をさせられないといけないのでしょうか……?」
事の始まりはトレセンのファン感謝祭、その中の企画として開催されるトレーナーと担当ウマ娘の二人三脚レースだ。
ウマ娘化したトレーナー達が出ると有って大勢の観客が集まるこのレース、出場するトレーナー達に1つのルールが付けられた。
『ウマ娘化トレーナー達は恥ずかしいコスプレをして走れ』
……曰く、走りが得意なトレーナーとそうじゃないトレーナーのバランスを取る為だと……
「……それでしたら全員が着用する必要は無いのではないでしょうか? といいますかトレセンなのですから斤量で調整してください……」
普段使いの大和撫子的な言葉遣いで無理矢理に頭を落ち着かせようとしているが……そんな嘆きが出るのも仕方無いと思う……
用意されたのはやたらと露出の多い和風メイド服……それは良いだろう、多少露出が多くても抵抗無く着れる。
……最大の問題は何故か下着まで指定されていて、普段俺が使用しているスポーツ下着ではなく女性物と一目で分かるレースの下着だったのだ……
「こ……これは、無理でしょう!? ……タ、タイツも無いんですよね……? 無理です! 無理ですよ!」
正直、女性物の服を着る事に抵抗は無いが下着は別の話、スポーツ下着でも女性向けの物には抵抗がかなり有ったのに……
それにタイツで隠す事も出来無いときた……こんな丈の短いスカートではそんな下着を着ているのが丸分かりだ。
「……こんな下着を履いているのを見られる訳にはいきませんね」
……逃げよう……そう心に決めた
……不退転? 必要とあらば誉と共に捨てるのが私ですよ?
51二次元好きの匿名さん21/11/06(土) 17:02:53
「何故……何故この様な事をさせられないといけないのでしょうか……?」
…………捕まった
そして、逃げようとした罰で用意された和風メイド服と下着の面積が減った……
「そろそろ私は泣いて良いですか? といいますか泣きます、泣かせて貰います」
『トレーナーの皆さーん、まもなくレースの時間となりますので来てくださーい!』
「泣く時間も無い!?」
……他の部屋からも悲鳴や抵抗する声が聴こえる気がする……そして俺の部屋にも迎えが来た……
「……棄権したいのですが……理由? …………死にそうなんです……羞恥で」
「ダメですかぁ……」
──許されなかった
結局そのままグラスと二人三脚レースに出ましたが……スカートを必死に抑えながらでは勝てる筈が無かったのでした……
……何故かその時用意された服一式がグラスの部屋に保管されているのは別の話。
「レースの直後に購入に向かいましたが……コチラの足元を見た値段でしたね……」
「……中々の痛手でしたが、良い買い物でした」
了
≫67二次元好きの匿名さん21/11/06(土) 17:23:15
ーーートレーナー室にて
「あれから今日で15年ね…時間の流れは早いものだわ。」
そうキタのトレーナーであった私はつぶやく、パソコンに向き合いながらコーヒーを啜る。
「私もすっかりベテランね…いや、この仕事も20年近いしそれもそうなのだけど。」
チームプロキオンも今では学園でも有名なチームになり、また私も有名になっていた。
「しかし魔女、ね…さしずめ二代目ってとこかしら?老いた気がしないからなのでしょうけど。」
…元々彼女の年齢はあまり知られておらず、しかも知る人からすれば15年近く容姿に一切の変化がないのだ。
しかもトレーナーとしての手腕も良いとなれば、そう呼ぶものが出てきたことはそうおかしいものではなかった。
…キタトレは初代魔女たる彼女のことを思い出しつつ、区別するために色で呼ばれたりするのかと思いながら端末を叩く。
「あの頃から顔ぶれも変わったわね…」
数年でやめた親友や、他のトレーナーのことを考えながら私は連絡をとった。
『もしもしキタ、調子はどうかしら?』
『もしもしトレーナーさん、私も私のチームの子も大丈夫だよ!むしろ絶好調かな!』
『それなら良かったわ。貴方がチームを持ったトレーナーとして動き出したのはつい最近だからね。少し気になってるのよ』
『うん、トレーナーさんも元気そうで良かった!…トレーナーのチームは今日どうなの?』
『勿論皆元気にしてるわ。今日も並走トレーニングしましょうかしら?』
『そうしよっか!ならーーーーにトレーナーさんの部屋に行くね!』
『ええ、わかったわ。…それじゃあね。』
連絡を切ると、私は立ち上がる。メモから今日の予定を確認する。
「いつもどおりチームの指導と、最近また引き入れたサブトレーナーの研修、後は昼頃にーートレーナーからの相談かしら。」
メモを閉じ、最近引き入れた有望そうなトレーナーの事を思い出す。…そのトレーナーは人一倍熱意のある瞳をしていた。
(後進の輩出、育成ね…やることがあの人と変わらないあたり影響されてるわね。)
「…トレセンで魔女って呼ばれる人はこうなるのが宿命なのかしらね?多分そんなことはないのだろうけど。」
コーヒーのカップを下げて、開いていたパソコンを一旦閉じる。
68二次元好きの匿名さん21/11/06(土) 17:23:27
「…そろそろまた彼女とお茶会でもしようかしら。いたわってあげないといけないわね。」
こんなことを言えばいい笑顔で返してきそうな彼女のことを考えながら私はふと思う。
(例え誰にどう影響されてようがそれはそれ、これはこれ。私がするべきことは決まってるわ。)
「さあ、今日も一日を始めるとしましょう。」
ーーーそう言って私は微笑んだ。
短文失礼しました
15年後ネタです。魔女というワードが頻出していますが、個人的にそのあだ名がつく人はこうなるんでは?と思ってたり。
キタトレは他のトレーナーに教える立場になっており、またスカウトもするようになった先生(二代目)になってると思います。
ちなみにキタちゃんがトレーナーになってますが、あくまで有り得るかもしれない世界線ですので他のにもなっているかもしれません。
そこは子供の有無と合わせて好きに想像してみてください。
え、第三回トレーナー対抗レース?…途中まで書いていたものがパソコンとともにお亡くなりになりまして…
はい、そのせいで頭の中で考えていたシーンも纏めて消し飛んだので遅延しまくっています。復元もできておらず誠に申し訳ありません。
責任を取って先程天井にかけたロープで吊られてきます。
≫75二次元好きの匿名さん21/11/06(土) 17:31:28
◆10年後IF・ウラトレ
「トレーナー。こんにちはー」
「あら、こんにちはウララ。今日は下の子も?」
「そうだよー。さ、ごあいさつ」
「おんにちはっ」
「ふふ……はい、こんにちは」
「……ここもトレーナーも変わんないねぇ。まあ去年のクリスマスも来てたけど」
「ええ、模様替えは何度かありましたが、ここが終のすみかである事に変わりはありません」
「そうだったね……でも私、最近外にも出ずにずーっと引きこもりっぱなしって噂聞いたよ?」
「……時代は変わりましたね。リモートワークの環境がこうも整うだなんて、昔では考えられませんでした」
「トレーーナーーー??」
「冗談です。ちゃんとトレセンにも顔を出してますから」
「えー? 信じるよー?」
「ウララに嘘を吐かないことがわたしの矜持ですから」
「……じゃあ信じる♪」
「……おあーさん?」
「その子は……たしかもう二才になりましたか」
「そうそう、今月頭になったばかり。ほら、いっぱいトレーナーとお話しよ?」
「……ば」
「ば? なんですか?」
76二次元好きの匿名さん21/11/06(土) 17:32:05
「……ば、ばーば?」
「!!!??」
「はい、ばぁばですよー」
「ばぁばー」キャッキャ
「……怒らないんだね」
「怒るポイントがありませんから。一人目のときも言ったでしょう? 貴女はわたしが育てた子供のようなもの、ならこの子は孫も同然です」
「その見た目でおばあちゃん?……というかその調子で今もどんどん私の妹が増えているんだね。一人っ子なんだけどなー」
「そもそも、たくさんの『姉』がいる事を失念していますね?」
「えぇっ!? あ、そっかー!」
「はい、十点減点。……いつか引き合わせてあげましょうね」
「え? すごいウマ娘ばっかりでしょ? 私会えちゃうの!?」
「資格は十分ですから。それになんと言っても、ウララが一番ですから」
「……現役の子差し置いてそういうこと言っていいのー? 姉妹会合の時に確認しちゃうよ」
「構いませんよ。お察しの通り、全員に言ってますから」
「トレーナーー!!?」
「あら、病室では静かにね」
「もーー!」
「もーー」
「……ふふふ」
(終)
≫109二次元好きの匿名さん21/11/06(土) 18:04:17
トレーナーの目の前に50cmくらいのムカデを落とします
119二次元好きの匿名さん21/11/06(土) 18:09:02
ネイトレ「キャーーーー!!!イヤーー!ワーーーー!」
ネイトレ「……ハァ……ハァ……アッ、エッホ……ハァ……」
ネイトレ「…………イギャーーーー!!本当に本物だった〜〜〜〜!!!」
126二次元好きの匿名さん21/11/06(土) 18:11:39
「うおっ」
「ヒャッ……お?オホホーゥッ!見てください大百足ですよ縁起がいいですねぇ!百足は昔から『客足が多い』とか『不退転』とかで好まれてきたんですよ!!!」
「……じゃあ鎧の兜や旗、店の上りなんかに使われてたそれ以外の理由も知ってるな?」
「へ?そりゃあ……『勇猛』『狂暴』『他店に負けない』……あ。」
「うし、逃げるぞ」
129二次元好きの匿名さん21/11/06(土) 18:13:15
ロブトレの前に50㎝のムカデが落ちてきた!
ロブトレ「え……きゃあああああああ!!!!」
ロブトレ「え、なに、これ、大きすぎます、無理、そういうの、私は無理なんです」
ロブトレ「やめて、こっちに、こっちに来ないで……ロブロイ、助けて……」
131二次元好きの匿名さん21/11/06(土) 18:13:52
「おわーっ!?おっ、おっおおおお!?ムカデナンデ!?」
「お、落ち、落ち着け!」
「こ、こういう時は後ろに静かに下がるんだブライアン……」
「お、おいトレーナー、後ろの石に気を付け……」
「オアァアー!?」
「……ダメだったか」
132二次元好きの匿名さん21/11/06(土) 18:13:53
フジトレ「あらぁ大きいねえ。どこからきたのー?」
50cmムカデ「シャーッ」
フジトレ「へぇそっかーそんな遠いところから来たんだね」
ムカデ「シャー」
フジトレ「うんうん。ゆっくりしていってねー」
フジ「なんで平然と会話してるのトレーナーさん!?」
138二次元好きの匿名さん21/11/06(土) 18:16:02
「きゃああああ!?」
「ひゃあああああ!?ムカデ!?」
「と、トレーナーさん!!ちょ、逃げ」
「スゥゥゥゥ……でかいですわね!?ちょ、とりあえず部屋に閉じ込めますわ!」
142二次元好きの匿名さん21/11/06(土) 18:19:00
「というわけで今部屋にムカデがいますわ」
「意味わからないんだけど!?!?なんで俺に言うの!?」
「いえ特に理由は無くてですね……」
140二次元好きの匿名さん21/11/06(土) 18:17:38
グルトレ「わぁ、びっくりした…グルーヴ大丈夫?」
グルーヴ「(放心中)」
オグトレ「随分でかいな」
オグリ「トレーナーは平気なんだな…」
ライトレ「ら、ライス大丈夫かい?」
ライス「うん、大丈夫だよ。お姉さま」
リウトレ「いやぁあああああああっ!!!!!!シリウス助けて!!!無理!!やだ!!!」
シリウス「助けてやるから、騒ぐな」
162二次元好きの匿名さん21/11/06(土) 18:27:51
ファイトレ「!」
ファイン「ひっ!」ザクッ!
ファイトレ「フッ!…大丈夫だよ、ファイン」
キタトレ「…なんなのかしら」
キタサン「えっ…なにこれ…」
キタトレ「…放っておきましょう」
サトトレ「わぁ!」
ダイヤ「…」プルプル
サトトレ「…離れようか」
≫168二次元好きの匿名さん21/11/06(土) 18:30:48
……ボトッ
「……おや、百足ですね……いえ、この大きさなら長虫と言った方が宜しいでしょうか~」
「…………?」
「あちらが外ですよ~」
「…………!」
「それでは、お達者で〜」
「……」
「……不退転で知られる百足……あれ程立派な長虫に出会えるとは……グラスの良いトレーニングを思い付けそうですね」
グラトレなら不退転の百足を大事にする
≫173二次元好きの匿名さん21/11/06(土) 18:36:35
タキトレ「タキオン!50㎝のムカデって初めて見たよ!これ何かに使えるんじゃないか?」
タキオン「それをどっかにやっておくれよトレーナー君!日本の山でそのサイズのムカデは分布的におかしいぞ!」
タキトレ「えっ昔話に大きいムカデでてくるからてっきり日本にも居るものだと。……これ、標本にでもしておく?」
タキオン「知り合いの研究所に送付するから捕まえるだけにしといておくれ。毒を持っているかもしれないから気を付けてくれよ?」
タキトレ「はーい。ところで、タキオンって虫苦手なんだね。てっきりそういうのは大丈夫だと思ったけど」
タキオン「……あのね、このサイズのムカデをみて驚かない方が難しいという話だよ。キミはどこか変わったところがあるよねぇ」
≫174二次元好きの匿名さん21/11/06(土) 18:38:15
50ムカデ「」ボトッ
マルトレ「────────!!」(可聴域突破)(振動で破壊されるムカデの細胞)(量子分解するムカデ)
≫183二次元好きの匿名さん21/11/06(土) 18:43:46
「きゃーお兄ちゃん助け……て……?」
「ぴぃ!? 待っておかしくないあのサイズ!?」
「お、お兄ちゃん……?」
「ひぅ!? な、何お姉ちゃん……」
「…………へぇー?」
「止めてお姉ちゃん!? 何かを思いついた表情するよりまずあの三女神案件な50㎝くらいあるクソデカムカデに対処しよう!?」
「あ、そうだったね」
「そうだったね!? 今そうだったねって言ったお姉ちゃん!? 今の一瞬であのクソデカムカデが意識から抜けることある!? ほらあのムカデも困ってるよ!?」
「落ち着いてお兄ちゃん。ムカデは困ったりしないよー?」
「お姉ちゃん、このトレセン学園で50㎝くらいのムカデなんて異常なものが意思を持ってないって本当に言い切れる?」
「あ、じりじりこっちに近づいてきてる」
「なんでお姉ちゃんそんな余裕なの!? 平気なのか許容範囲超えて落ち着いてるのかのどっちかだったりする!?」
「お兄ちゃんがこんな状態だからかなぁ……まあとりあえず職員さんに連絡しておこっか」
「う、うん。そうだねお姉ちゃん……」
「お兄ちゃーん? 離れてくれないと動きにくいかなー♪」
「え? あ、ごめんお姉ちゃん……でもなんでちょっと機嫌良いのの……?」
でもこの後少し感傷気味に、「…………お兄ちゃん、確かに虫がそんな得意とかそんなことはなかったけど、ここまで苦手だったかなぁ」と呟いて、「いやあの大きさはまた違うと思うよ!?」と突っ込まれたカレンチャンでしたとさ
うまぴょいうまぴょい
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part392【TSトレ】
≫51ロブトレヒロイン概念21/11/06(土) 19:13:46
理想の姿
夢を見る。
私が、私に語り掛けてきます。
それは、私のコンプレックスの話……。
私はずっと自分の体に自信がありませんでした。
私の憧れる英雄たちはどの人もとても素敵な人たちです。そしてそんな英雄たちの要旨はとても整ったものです。
身長が高い人、スラっとした体型、身長が低い英雄でもその小さな体で立ち向かう姿勢は私自身にとても勇気をくれました。
私もそんな英雄のようになりたい、そう思い続けていました。それはあり方だけではなく、体も大きく、しっかりとした体つきになりたかったです。
ですが、私はそうはなりませんでした。
身長はあまり大きくならず、栄養は胸に行くかのようでした。
皆さん、この大きな胸を見て驚かれて、私自身をしっかり見てくれないかのようです。
身長が低いだけなら、そんな小さな英雄が立ち向かう、というのもありますが、その上で不釣り合いな胸は、正直言ってコンプレックスでした。
そして、つい先日、とある後輩がデビューして、無敗の三冠を達成しました。
その姿を見て、ああ、この人こそが英雄と呼ばれる存在なんだ、って実感させられました。
私にはないキラキラとした輝き、誰もが英雄とみなす姿……。
私も、あんな英雄みたいになりたい、そう思ってしまうほどに……。
目の前の私は、私に語り掛けてきます。
理想の姿になりたくはないの?
そんなこと、できるわけがない、そう言おうとしたのに、言えませんでした。
気づいてしまいました。目の前にいる存在は、私の姿をしているだけで私ではない。
それは、トレーナーさんたちをウマ娘に変えてきた存在……三女神、なのかもしれません。
52ロブトレヒロイン概念21/11/06(土) 19:14:48
気づいたようね。そう、私は貴女であり、トレーナーをウマ娘に変えた存在。
ならわかるでしょう?私の力なら、あなたの姿を変えてあげることもできる、って。
それは、魅力的な誘いでした。
今までずっとコンプレックスを抱いてきたこの体、そこから本当の理想の姿になれるかもしれない……
私も、英雄のように……。
『ロブロイと同じこの体が、私に勇気をくれるんですよ』
トレーナーさんの姿が目に浮かびます。
トレーナーさんならきっとどんな姿になっても私を受け入れてくれます。
だから、理想の姿になることは問題ではきっとないんです。ですが……。
どうしたの?私は何も対価が欲しいわけではないのよ?
あなたが理想の姿になって活躍する姿が見たいの
何せ、私は貴女自身なんですから。
目の前の私が誘惑をし続ける。
その誘惑に乗ってしまいたい、先日見てしまった英雄のように、私も理想の姿に……
きっと、私はトレーナーさんに出会う前であればその話に手を出してしまっていたかもしれません。ですが……
「ですが、私はこの身体でありたいです」
……どうして?私は貴女だからわかるのよ、本当は理想の体になりたいのではなくて?
「はい、以前であればそう思っていました。ですが……」
真っすぐに目の前の私を見つめる。決して目を逸らさずに
「それでも、この身体はトレーナーさんと一緒に歩んできた体なんです。それを捨てるなんてこと、できません」
53ロブトレヒロイン概念21/11/06(土) 19:15:54
そう言うと、目の前の私は残念そうに、でも嬉しそうに微笑みます。
そう、貴女は素敵な人と出会えたのね。一緒に歩んでくれる人が……。
なら、その姿のまま、真の英雄を打ち倒してみせなさい。
貴女の、“ゼンノロブロイ”という存在の運命に抗ってみせなさい。
その言葉と共に視界が真っ白に染まっていく。
待って、あなたは、三女神ではなくて、もしかして……。
────────────────
「ロブロイ……ロブロイ……起きてください、朝ですよ……」
「ん……トレーナー、さん……?」
目を覚ますと、目の前にはトレーナーさんの姿が……。
そういえば、昨日は有馬記念で競い合うことになる、深い衝撃を与えた新しい英雄にどうやって立ち向かうかを話し合っていました。
それで、そのままトレーナー室で……
「あ、と、トレーナーさん!その、すみませんでした」
「ふふ、良いのですよ、ロブロイ。昨日は疲れてしまっていたのですから。はい、目覚めのミルクですよ」
「あ、ありがとうございます……美味しいですね」
ミルクを一口飲んで落ち着いてきます。
それから、トレーナーさんの体を見つめる。
私と同じ体形で、小さな体に不釣り合いなほど大きな胸、それなのにしっかりと着こなしている姿。
私にとってコンプレックスのように感じていた私の体と同じような体型。
それでも、その姿はわたしには輝いて見えて……。
54ロブトレヒロイン概念21/11/06(土) 19:17:52
ぎゅっ……
「?ロブロイ、どうしましたか?」
「その……少しだけ、このままでいさせてくれませんか?」
「ええ、良いですよ、ロブロイ……」
トレーナーさんの体を後ろからそっと抱きしめる。
私と一緒に歩いてきたトレーナーさん。トレーナーさんが勇気をくれる、と言ってくれたその体。
私、ずっと嫌だったこの身体も、自信を持てるようになりました。
きっと、トレーナーさんがいなかったらずっと自信を持てなかったと思います。
ありがとう、トレーナーさん。こんな私を愛してくれて
一緒に物語を紡いできたこの身体で、必ず、英雄になってみせますからね……。
以上、理想の3サイズという概念からもしかしてロブロイって、自分の体型コンプレックスに思っているのでは?という考えにいたり、書いてみました。
無敗の三冠ウマ娘はおわかりの通り、深い衝撃さんですね
何時か、深い衝撃さんと競い合う有馬記念IFを書いてみたいです。
では、長文失礼しました。
≫174二次元好きの匿名さん21/11/06(土) 20:51:29
「ブライアンどうした!?」
「うん?あー、トレーナーかあ。なにもないよ」
「……ほ、本当に大丈夫か?」
「トレーナー?どうして固まってるんだ?」
臆病な気質が落ち着いた後は休憩中割とゆったりしていたとかなんとか。レース前だと興奮することがあったらしいけどそれも一時的っぽい
≫183二次元好きの匿名さん21/11/06(土) 20:53:52
グラトレ「そっか~」
グラス「お昼寝ですね~」
グラトレ「ごめんけど、その前に今度のレースの事なんだけど」
グラス「レ〜ス〜? 大丈夫ですよ〜」
グラトレ「……何が有った!?」
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part393【TSトレ】
≫57二次元好きの匿名さん21/11/06(土) 21:17:46
「ブラトレさんどうしよう!」
「なんだなんだネイトレさんや。こっちはブライアンの様子がおかしくてちょっと相手できるか怪しいぞ」
「それ、それ関係なの! 他の担当の子もそうだけどネイチャが!」
「まさか、あのネイチャもどこかおかしくなってるのか?」
「あんまり変わんない!」
「……はあ?」
「トレーナーさん好きー」ベッタリ
「むしろ大分素直になってる!」
「……それで困っていると?」
「トレーナーさん大好きー」
「ううん! これはこれでかわいい!!」
「まさか直球でのろけに来たのか!」
「あー。いいなあそれ」
「ブライアン!?」
「いいでしょー。ブライアンさんもやっちゃいなってー」
「ネイチャも煽るな!」
「ネイチャはかわいいなあ!!」
「ネイトレは戻ってこーーい!!」
(終)
後期の馬場厩務員さんとのエピソード絡み
シニカルさが息を潜めてる分素直になってるネイチャがかわいい。大変かわいい
≫61二次元好きの匿名さん21/11/06(土) 21:20:56
「腹減ったなあ……あー誰かご飯持ってきてくれないかなあ」
「うっさいですわね、鏡を見るのに忙しいのでわたくしは何もしませんわ」
「へえ?」
「こわい……」
「こわい……」
≫142二次元好きの匿名さん21/11/06(土) 22:04:36
「ノミネートされなくてよかった……と思っていいんだよね?」
「『なお涙目美人ことナイスネイチャ担当トレーナーは殿堂入りとして除外しております』だってさー、トレーナーさん」ベッタリ
「そっかぁ……」
「……あたしはトレーナーさんが弱っちくても好きだよ」
「……そう言われちゃうとちゃんとしなきゃなって思う程度には、私は一般的あまのじゃくなんだよ」
「わかった。無理しないでね?」
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part394【TSトレ】
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part395【TSトレ】
≫74チヨノオートレSS21/11/07(日) 00:07:47
私も世話を焼いていたからか、トレーナーのトラウマの克服は順調だ
病院でもスムーズに段階を進められているらしい
今の所、特に問題は無いようにみえた
しかし、トレーナーは険しい顔をしたままだ
何故かと問うと、彼女にはもう一つの不安要素があるのだという
他の人に話すのは初めてだというソレ
以前マンハッタンカフェさんのトレーナーさんに指摘されたという良くないモノ
「多分見てもらうのが一番早いと思います」
ためらいを見せながらも、
カフェトレさん曰く、昼間なら影響もある程度緩和できるらしい
ただ、その結果何が起こるかは保証できないとも
不安はあるが、トレーナーを助けたいという思いが勝りそれを承諾した
それが何を招くかも知らずに
「あの状態になるのには時間がかかるので、少し待ってください」
そう言って走り出すトレーナー
数分間学園のコースを周回する
そして、戻って来た彼女を見た時
ゾクッ――と背筋に寒気が走った
始めは何か分からなかったけれど、時間の経過に合わせて明確になってくる
黒い靄
そう表現するしかないナニカがトレーナーを取り巻いている
「チヨノオーさんには見えますか?コレ…」
75チヨノオートレSS21/11/07(日) 00:08:39
私の霊感はそこまで強くはない
それでも、トレーナーの靄が良くないものだということは理解できる
もっとよく観察しようとして、靄の中に淡い光があるのに気づく
それが何なのかはすぐに分かった
目だ
トレーナーではないナニカの目
それはこちらを見据え――
『オ マ エ 、ク ル カ ?』
声だ
耳元から声がする
地鳴りのような低い音
それが酷く恐ろしく感じて
「ひっ―――」
声にならない悲鳴をあげてしまった
「やっぱり…」
今度は聞き覚えのある声
ハッとして声のした方向を見つめる
そこにはとても悲しそうな顔のトレーナーがいて
自分がまずいことをしてしまった事を悟る
「あ…ごめんなさい…」
「いいんです、私は恐ろしいモノを持っているのは事実ですし」
76チヨノオートレSS21/11/07(日) 00:09:04
なんだろう、それ以上言わせてはいけない気がした
でもトレーナーの脚は私と距離を取ろうとしていて
「私に、トレーナーなんか…」
そう言った直後に駆けだしてしまうトレーナーさん
「トレーナーさ――!?」
私が制止する間もなく、姿が見えなくなる
ああ、どうするのが正解だったのだろう
今まで以上にトレーナーとの壁を感じてしまった一日だった
≫123二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 05:38:53
グラトレのお家でお風呂
「トレーナーさん、湯加減はどうでしょうか?」
「ぬるいかなぁ……」
「それでは、もう少し寄り合いましょうか?」
「……これ以上は無理じゃ無い?」
「気持ち的にです」
「……そういう事なら」
今日もトレーナーさんのお宅にお泊りしている訳ですが、たまにはトレーナーさんを労おうとお背中を流しに来てそのまま混浴する事になりました。
湯船に浸かるトレーナーさんの身体に私も背を預けて湯船に浸かり、トレーナーさんとの肌の触れ合いを楽しみますが……少し狭いでしょうか?
「トレーナーさん……狭くは無いですか?」
「大丈夫……ウマ娘になって身体が小さくなったしね」
「確かにトレーナーさんがウマ娘になって小さくなったので無理無く入れましたね……コレがトレーナーさんのウマ娘前だったら難しかっ……」
……そこまで言って気付いてしまいました、もし男性だった時のトレーナーさんだったら私のお尻に……当た……
「─────ッ!?」
「グラス……何を考えていたのかな?」
「いっ……いえ!」
「そう? 顔も赤くなってるし……火が着いちゃってるみたいだけど?」
ああ……トレーナーさんが獲物を見付けた目をしています……これは頂かれちゃうのでしょう。
≫135二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 07:50:20
某日、とある部屋にて
「…全員、バレてはいないな?」
「問題ない、つけられるようなヘマはしてないさ。」
「よし、なら始めるとしよう。ーーー交換鑑賞会を。では諸君、持ってきたものを見せてくれ。」
「まずはこれだな、上手いこと手に入れたあの二人三脚レースだ。」
そういった一人は記録媒体をセットし…
「やはりいい…」
「ああ、出る前のその恥ずかしそうにする姿が実によい。」
「そして走ってるシーンも…止めろ、ここだ。この隙間から除く地肌が最高なんだよ!」
「分かるマーン!…こほん、では次を出してくれ。」
続けて別の人が用意したそれをセットする。
「…これだ。学園外にて撮影出来たシーンで、どうやら白ワンピと麦わら帽子という組み合わせの構図らしい。」
「写っているのは…なるほど、ロリっ子二人か。」
「ぐあぁぁ!この二人の笑顔に私は耐えることが出来ない!浄化されてしまう…!」
「落ち着くんだ、まだ早い。だが…ブルトレとサトトレのこれは儚さすら感じる…天使だ…」
「くそう、穢れた私達には尊すぎる世界だ…」「…よし、何とか落ち着いた。多分最後になるだろうが次を見せてくれ。」
一人が歩み出ると見せてくる。
「…こちらです。取引の中で何とか手に入れた体型変化したトレーナーのそれです。」
「これは…ロブトレのムチムチなそれとキタトレがロリのやつ!?よく手に入れたな…」
「特にロブトレのは大変だったろう、しかし…」
「担当に世話を焼かれる二人か…素晴らしい。」
「そのムチムチな二人の体が俺を狂わせてくるっー!くそ、触りたい!」
「流石にやった時点でアウトだから辞めとけ。…だが分かるぞ…この二人のちちしりふとももは最高だぁ…」
「ダーク・モブトレーナーはアレが苛立つのをコントロールできない…」
「欲望もいいとこすぎるな…そもそもこの二人にそこまで許されるのって担当以外いるの?」
「ぶっちぎりのスパダリとかなら何とか…?」
「おらんだろそれ…創作じゃあるまいし。」
「…ふむ、とりあえず今日はここまでだ、ではバレぬ内に解散!」
ーーーモブ達はそそくさといなくなった。
≫140二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 08:08:48
中堅A「トレーナーが優秀なのでなくマルゼンスキーが元から強かっただけ。運良くマルゼンスキーの担当になれただけのラッキーマンだろ」
マルトレ「まあそうだな」
中堅A「チームを持たないのも一流のメッキが禿げて三流なのがバレるのが怖いからだろう」
マルトレ「チーム持てるほど甲斐性ないしなぁ」
中堅A「反論もしないのか根性無しめ」
マルトレ「トレーナー同士なんだから仲良くやろうぜ生徒ってのは結構そう言うの敏感なんだ」
中堅A「ちっ」
遠くから話聞いてるマルゼンスキー「」
≫157二次元好きの匿名さん21/11/07(日) 08:31:24
君が触る物なら すべてオシャカになるだろう
機械属性ならば
暴走を始めてる 異聞帯を壊すにはもう これしか無い
speak first ねえブルトレ 宇宙船地球号知ってる
RTA 走るたび記録更新
目に見えるスピード超えてくケツワープ
いったい自分以外 誰の特攻信じられる?
高速の破壊 見逃すな
機械じゃ無いなら