タグ一覧
このページは「おれバカだから言うっちまうけどよぉ…」スレに投稿されたSSをまとめるページ(スレpart136~140)です。
SSまとめ各ページ案内
SSまとめスレはこちら
SSまとめスレはこちら
+ | part1~100 |
+ | part101~200 |
+ | part201~300 |
+ | part301~400 |
+ | part401~500 |
+ | part501~600 |
+ | part601~700 |
+ | part701~800 |
+ | part801~900 |
+ | part901~1000 |
+ | part1001~1100 |
アダルトコンテンツは乗っけると最悪wiki削除なのでやばそうだなとおもったらリンクかスレ位置を置いておいてください(主にルドトレ)
リンク例は編集画面にてコメントアウトしています。
リンク例は編集画面にてコメントアウトしています。
目次
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part136【TSトレ】
≫44二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 07:08:46
『甘味を求めしものども』
「今日はお誘いしていただきありがとうございます、ブラトレさん。ですが私でよかったんですか?」
「ええ、大丈夫ですよ。ネイトレさん含めた仲のいい人でって探してたらみんな予定埋まってたし、ネイトレさんもちょうど予定が空いていたみたいでしたし」
そう話しながらショッピングモールを歩くウマ娘が二人。
かたや150の小さめな水色芦毛ウマ、かたや170越えの整ったスタイルをした白毛ウマ、ブラトレとネイトレである。
見る人が見れば親子とも見えそうな背丈の違いであるが、彼女ら(片方は元男であるが)は同僚のトレーナーだ。
「しかしまあ…スイーツバイキングのチケット、しかもペアが当たるとは思ってませんでしたよ。懸賞は投げておくもんですねえ」
「ああいうのって当たったことないんですよねー、羨ましいです」
「俺も当たった時びっくりしましたもん。その後一緒に行くやつ探しでちょっと苦労しましたが…」
「うふふ、今日は楽しませてもらいますね。……あれ?」
「どしたのネイトレさん…おや?」
二人が目にしたのは、一人のウマ娘であった。
周りの人に比べて明らかに背が高く、少々猫背気味であったとしてもその背丈は隠せるものではない。
マスクで口を隠し、ほんのり目付きが悪く、髪にメッシュの入った女性。
そんな彼女は店の前でおろおろうろうろとしている。
「…あの孤独なシルエットは…」
「それは~まぎれもなく~ヤーツさ~」
「ヤツ…?ってなんでネイトレさんコ〇ラ知ってるの」
「あ、昔お父さんが好きだったのみたいなで…」「意外だぁ…いやそれはいいんですよ。彼女ウオッカさんのサブトレでは?」
そう、彼女はウオッカのトレーナーの一人である。そんな彼女はなぜかスイーツバイキングの入り口でぐるんぐるんと回っていた。
「……あー、もしかすると」「……かもしれませんねえ」「じゃあせっかくなので…」「行きましょうか」
そういうことになった。
46二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 07:09:02
ウオトレは唸っていた。ウオッカからせっかく貰ったチケットを無駄にせぬためにも、店に入るべきであった。
しかし彼女の中では「こんなでっかい女が入っていったら目立ちすぎるのでは?それはちょっと…恥ずかしいのでは?」
といった思いが渦巻いていた。
誰かを誘えばよかったかもしれないが、チケットはあいにく一人用。誘う相手にお金を払ってもらうのもさすがに忍びない。
恥ずかしいけど入りたい、入りたいけど恥ずかしい。そんな思いでさてもう1時間。むしろそんな長く店の前をぐるぐるしていてはそちらのほうが目立つのだが彼女は気付いていない。
そんな彼女に近づく影が二人分。
「ウオトレさーん、こんにちわー」
「こんにちは、ウオトレさん」
びっくーん。それはそれはびっくりして背が伸びた。実に202センチ、2メートル越えのウマがそこにいた。
「あ、どもっす…」
「ウオトレさんもこの店に入るので?」「えっあ、そうっす……でも……一人だとちょっと……恥ずかしくて」
「では私たちと一緒に入りませんか?」「えっ、ご一緒しても…いいっすか?」「いーのいーの、俺たちもチケット持ってるからね」
「じゃ、じゃあご一緒させてくださいっす」
背丈に似合わずだいぶおずおずとしている彼女であったが、安堵の表情が浮かんでいる。
店に入ってからも、周囲の目を気にしつつはあるものの会話もそれなりに進んだ。
「何がいいかなー。好き放題食べれるけどやっぱこれってのを選んで食べるのもいいよねえ」
「私はティラミスを食べたいですねー。お店では久しぶりに食べる気がします」
「お、俺はショートケーキを……好きなんすよ、子供のころから」
「俺はタルトがいいなあ。やっぱ堅めのところと柔らかいところを一緒に楽しめるのがいい」
「「ああー」」
実をいうと注目を集めていたのは確かである。しかし、一人は150センチながらこの二人の長身女性に全く物怖じをせずに話す姿、一人はランウェイに映えるような素晴らしいスタイルをした優しげな女性、そして最後の一人は2m越えの長身ながら非常におずおずとした姿がそれぞれ三者三葉、バランスよく衆目を集めていたのであった。
全体で言うならば目立っていたのだが、それぞれ気にしなくてもいいレベルに落ち着いたのは幸運であったといえよう。
47二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 07:09:36
「あー、シュークリーム…いや、行くか。せっかくのバイキングだし」
「こ、これ以上食べてもいいのでしょうか…いや、運動すれば…」
「あ、これ食べたことないっすね…食べよ…」
ついつい手が伸びる。ついつい口に運ぶ。
この匂いのせいのだ。美味しそうだから。
この見た目のせいなのだ。誘ってくるから。
この味のせいなのだ。美味しかったから。
時間が終わるころには、満腹の三人がそこにいた。幸せ一杯に後悔一匙。
「…食べすぎた気がする!」
「私もです…運動しなきゃぁ…」
ブラトレとネイトレは勢い任せに食べたことを後悔した。しかしウオトレはまた別の思いを抱いていた。
「…そ、その…ありがとうございましたっす。一人じゃ入れなかったんで…」
「いいってことですよ、俺も一緒に食べるの楽しかったです。今度また一緒に食べたりしましょうよ」
「皆で食べるとよりおいしくなりますからね。ウオトレさん、またこれからも一緒に食事したりしましょ?」
そういわれて、恥ずかしそうに、しかしそれ以上に嬉しそうにウオトレは笑顔を見せた。
後日体重計に乗った三人は、場所は違えど同時刻に悲鳴を上げたとかなんとか。
≫52二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 07:20:06
微睡の中で包まれる
暖かな海を漂うように
(…温かい)
「…お兄さん」
(貴方は…)
「…これできっと」
ふと眼が覚める
(何だったんだろうかあの夢…視界が低い?)
起き上がる、隣には担当であるサトノダイヤモンドが
穏やかな笑顔で眠っている。そんな彼女には尻尾が絡みついて…
(ーーー尻尾?)
嫌な予感がする。ベットから降りて洗面所へ、鏡でみたのはーーー
「嘘だろ…これ…」
ウマ娘になった自分の姿だった
担当と同じ栗毛、ウマ耳と尻尾、そして金色の瞳。
「例の現象か…でもなんで俺に…」
開けっ放ししていた洗面所に入ってくる人影
「トレーナーさんー?」
その瞬間、背筋が寒くなる。
(ダイヤにこんなとこ…)
動きを止めた俺に彼女は近づきーーー抱きしめた
「かわいい!とても可愛らしくなりましたね!」
「えっ」
「ふふ、何で疑わないか不思議ですか?貴方の姿形は変わっても雰囲気は変わってないですから」
毒気が抜かれる、抱えていた不安もどこかに消えた
「でもその服装のままでいても駄目ですし、何よりウマ娘の体でのあれこれはわかりませんよね」
「えっとダイヤちゃん?その、」
「なので私が1からお世話してあげます!」
53二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 07:21:13
「うぅっ…もうお嫁にいけない…」
それから一日中、俺は彼女にされるがままになった
お手洗いも風呂も付きっきりで世話され、
今もどこからか買ってきたお高いフリル付きのネグリジェをつけてベッドに寝転がっている。
「何言ってるんですか、私がもらうので大丈夫ですよ?」
「そういうことじゃない…」
羞恥心で死にかかってる俺を尻目に、ダイヤはそっとベッドにもぐりこんで、俺と向かい合う。
「トレーナーさん」
「ダイヤ?」
するとその白い手で頬をなでてくる
(温かい…)
撫でられるたびに睡魔がつよくなる
「眠たそうですね、おやすみなさい、トレーナーさん。」
ダイヤの言葉を最後に眠りに落ちていった。
54二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 07:21:44
夜、月も天頂にまで上がった頃、私はかすかな泣き声で目を覚ましました。
出どころはもちろん分かっています、今横で眠っている彼のモノ。
「………ううっ………」
ポロポロとシーツに涙を零す彼、今は彼女ですが泣き方も変わっていません。
キタトレさんに聞いた所、昔からこういうのは溜め込む人だと教えてくれました。
ましてや今日はウマ娘化したばかり、なるだけ振り回すことで抱えさせないようにしましたが、それでも日頃よりもストレスを溜めているでしょう。
私は小さくなった彼を引き寄せて胸にしずめます。
私より小さいおかげでより密着できるのは幸運でしょう。頭をなでて囁きます
「よしよし、大丈夫ですよトレーナーさん、ずっと私がついてますからね。」
いつもよりも更に小さく見える彼を抱きもう一度目を閉じる。
ーーー貴方は?
僕は愛の神様だよ
何の用ですか?
そうだね…彼を救って上げたいんだ
それは…
何、ただの気まぐれだよ。不器用な彼を思いやったね
だから…君に託しておくよ。きっと使えるだろう
…ありがとうございます
なら頼んだよ
(…言われなくとも、私のトレーナーさんですから。親切なかみさま。)
「貴方を絶対に離したりはしません。」
ーーー月夜のもとでどこかで猫の鳴き声が響いた気がした。
≫60二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 07:27:43
お風呂 グルトレ
「いつまで寝てるつもりだ、起きろ」
昨晩グルーヴとそういう事をし、眠っていた私は抱き締めていた彼女の声で目が覚めた。毎日こうやって起こされたいなぁとぼんやり思う。閉じていた瞼を開けると言葉よりもずっと優しい顔をしていた彼女がいた。休日だしゆっくりしよ?と言うと、身体を流してからでも良いだろうと返ってきた。確かに汗等で身体がベタついていた。それに彼女の服や下着も少しよごしてしまったので洗濯しないと彼女が帰るときの服や下着がない。最悪私のでも問題はないとは思いつつも私はお風呂に入りながら洗濯と乾燥、その間私の服を着ててもらおうと考えた。
「うん、お風呂入ろ。でもグルーヴと一緒じゃなきゃやだよ?」
「わかってる」
「ふふん、湯船にお湯張りながら入ろ」
彼女を放してゆっくり起き上がる。掛け布団を畳むと、一糸纏わない身体が少し冷えたので彼女に抱き着き尾を絡めると、彼女は満更でもない様子でささっとしろ、風邪を引くと言った。
61二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 07:28:05
洗濯機に服や下着を入れて回し、風呂場へ入る。湯の張ってない湯船の中で抱き締め合い、脚を絡める。胸と胸が、ぴたりと重なる。彼女のぬくもりと少しずつ張られていく湯が身体をあたためていた。
「ここ、綺麗についてる」
彼女の胸にある赤い印をそっと指で触れる。私がつけたもの、そう思うと彼女を愛おしく想う気持ちで胸が溢れそうになる。彼女はほんのりと顔を赤くさせながら私の胸に指を添え、なぞる。彼女が行為の際に私につけた多くの印を指でつないでいく。私が彼女に付けたものはひとつに対して、彼女は私の胸に、太ももにと複数付けていた。彼女を愛し、愛されていると思うと胸がきゅーっと締め付けられた。
「こんなにいっぱい付けてぇ」
「う、うるさい…別に構わんだろ」
「うん、良いよ。ただ…」
「なんだ?」
「グルーヴって結構束縛してくれるんだなぁって嬉しくて」
声にならない声を発しながら、彼女の顔がみるみる赤くなる。まるで茹でダコのようだ。茶化すように可愛いと言いながら私は彼女の赤く染まった頬に両手を添えた。
「またキスしよ?キスだけ、ねっ?」
「……キスだけだからな」
頷き、彼女と唇を重ねる。彼女の気持ちが、私の気持ちが唇越しに伝え合う。漏れる吐息と声が部屋よりもずっと響いて少しだけ恥ずかしい。顔に熱を感じながら唇を離し、張られた湯船の中で私は彼女にはにかんだ。
「グルーヴ、だいすきだよ」
≫76二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 07:41:19
「オレの名はゴルシ☆トレーナー……担当のゴルシとトレセンで懸垂下降をしていたら着地点に先回りしていた黒尽くめのゴルシに麻袋を被され……気が付けば雀卓に座らされていた!!」
「このままではサンデーからヤンマガに変わってしまう……そう危惧した俺は金船ゴルシと名乗りサンデーサイレンスの名に掛けて事件の解決を目指すのだった!!」
「結局マガジンに変わってますわ!!?」
77二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 07:41:34
違ゴ聞
別のトレーナーを書くってお題が出ていたからさ、深夜に作っていたんだけど途中で「俺は何を書いてるんだ……?」って冷静になったんだよ
つまり産業廃棄物の不法投棄である!!
一応この後に
ドラララララララ、ドラァァ!!
ポンポンポンポン、ポンッッ!!
ロン、猪鹿蝶
ロン、フルハウス
くっ!負けた!
とか続いてたが収集がつかなくなっていくのが目に見えてしまった……
≫83うーん、メガだっち121/10/04(月) 07:49:03
「これものすごく聞にくい事なのですが......」
「何だ?」
よく集まる4人のうち3人が今日は集まっていた。テイトレは所用で不在。
トレセンの片隅の小教室、誰も使わないため適当に申請すれば許可の出る部屋での出来事だった。
「あのですね......うーん...」
「お前がそこまで躊躇するって相当な厄ネタだな?」
「なんだよ、三女神関係か?」
「あー、関係はかなりあるのですが本質は若干ズレていると言いますか」
「歯切れわっるいな!早く教えろ!」
マクトレは顔を腕で覆い、机の上に突っ伏した。
「いいですか2人共。わたくしがここで言うことは全て口外無用、あなた達ふたりを信頼するからこその相談ですのよ」
「へへ、そこまで言ってくれるたあ嬉しいな」
「いやだからなんなんだよ」
マクトレはそのまま数秒間だまりこくり、頭を包む手でかいた。そしてフクトレが2回目の催促を言おうとした時、ようやく声がした。
「これもマックイーンのため、覚悟を決める」
「おう」
84うーん、メガだっち121/10/04(月) 07:49:27
姿勢を正し、マクトレは言い放った。
「俺はどうやってそろぴょいしたらいいと思う」
空気が凍った。それは今まででも最も気まずい空気だった。
今までも何回かヤバい空気になったことはあった。姉因子の話、テイトレとテイオーの関係性の話、記憶を失ったドベトレの話。
しかし今回は、全く予想外の方向から予想外のタイミングでこれが飛んできたのだ。三女神によりろくでもない夢を見せられている事は2人も知っていた。そのため、ついにこいつもなにかまずいことになったのか、それともなにか夢の中で気づいたか、そういう内容かと思っていたところでうまだっちなことを聞かれたのだ。
マクトレは非常に居ずらそうに目線を左下に逸らした。一応決意してから言い放ったので姿勢を変える気配はない。
フクトレはこめかみを親指と人差し指でつまみ、後ろに体を逸らした。そもそも何を言うべきなのかすぐにお手上げになっているからだ。
ブラトレは突っ伏した。この話題に耐性が無いからだ。
マクトレは続けた。
「なんでこんな話を、と思うかもしれないが割と本当に緊急の話なんだよ…」
「過程を言え、過程を」
フクトレもブラトレも何となくこいつは本当に真面目にこの質問をしていることには気付いていた。口調がマックイーン、もしくは本当に危機にあるときの話し方だったからだ。
85うーん、メガだっち221/10/04(月) 07:50:03
「……俺が最近三女神に夢を見せられているのはいつも言ってるよな」
「ああ」
マクトレは最近同じような夢ばかりを見る、と言っていた。メジロマックイーンとしての生活を送る自分の夢。最後は三女神が扮するメイドや大きなガラスを叩き割って終わらせているとも。
「最近夢の内容が一気に変わった。……」
「あー、それが」
「詳しくは言いたくはないが、とてもうまだっちでうまぴょいな夢なんだ」
つまりここに来て三女神が攻撃手段を変えたということだ。
マクトレとフクトレは何となくそれが何を意味するのかわかっていた。マクトレは折れない、それをフクトレは知っている。トレーナーの中でも一際目立つその覚悟を。
だからこそ、三女神は人なら回避できないであろう3大欲求を絡めたうまだっちな夢を見せることで、マクトレの牙城を崩そう、そういうことだろうと。
「……お前ならそれも耐えられそうな気はするが」
「マックイーンの前なら耐えられる。マックイーンに似た自分の声を聞いても覚悟はキメられる。けど他がまずい。抑圧しすぎてチャージが限界になったら何するか分からないんだ」
「ゲームみたいな言い方やめろや……」
86うーん、メガだっち421/10/04(月) 07:50:42
ブラトレは突っ伏したまま一言も喋らない。
「…………で、そろぴょいの方法と。勝手に調べろよ……」
「そういうことじゃない。ほら俺、マックイーンに似てるだろ。だからさ、いつもは全く問題ないんだが、IQが相当下がってたり眠かったりする瞬間だと俺のマックイーンな要素で覚悟スイッチ入るんだよ」
そう、マクトレの持つ最大の特徴、利点にも欠点にもなる「マックイーンにだいたいそっくり」。髪色、声、身長全てが一致している。体型はそこそこ違うが、そもそもマクトレは担当のことをうまだっちな目で見ることがなく、髪型の違いも少し荒れてる程度な上に本人目線では意味が無い。
フクトレはここでようやく理解した。こいつ自身の目から映るこいつは、体重計の上以外では自分たち以上にマックイーンに似ているのだと。
「はあ…」
「……」
ある宴会の終わり、縁側で互いの覚悟に敬意を示しあった仲。せめて何か貢献したい気持ちとどうすればいいんだこれという気持ちがフクトレの中でせめぎあい。
87うーん、メガだっち521/10/04(月) 07:51:34
そして非常に単純な結論に至った。
「もう目も口も耳も隠してやれよ…そうすりゃマックイーンなお前の要素は全部認識できねえだろ」
見て聞いてするのがいけないならそれ全部封じればいいだろ、というシンプルな思考回路でフクトレは結論付けた。
マクトレは少し悩んだ末、
「やってみる……」
とだけ言った。
そこにはなんとも言えない二人の間の生ぬるい空気と結局何も言わず突っ伏したままのブラトレが残り続けた。
ちなみにこれ以降同じような相談ははっせいしなかったとさ。
うーん、三女神だっち
おわり
≫130二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 08:21:18
「スカイー、この荷物はこっちで良い?」
「はいはーい。衣装は大体そこで良いですよー」
定期的に実施されるTSトレーナー達による催し物。
当然規模が大きければ大きくなる程後片付けも大変になる。
準備も同様だがレースに影響が出ない様にある程度当番制で準備、片付けを受け持つんだけど──
「でも良いんですかトレーナーさん、今回も不参加でしたよね?」
「…人前で女物の衣装着る自信はまだないから」
「全くもー、いい加減スーツとジャージを卒業してくださいねー?」
「ライフジャケット位なら考えとくよ。磯釣り用に」
「そういう事じゃないですよーだ、わかっていってますよねトレーナーさん」
「それで、大体俺達の担当は終わったけども」
「あの棚の上はちょっと手が届かないですね、事情話して他の人に任せます?」(←155cm)
「ちょっと頑張れば届くと思ったんだけどやっぱり背の感覚だけは馴れないな」(←147/167cm)
「これ位見逃してくれると思いますけどねー、他は担当分片付けてますしきっと許してくれますよ」
「そうだなー…いや、スカイちょっと待ってくれ」
そう言うと何やらトレーナーさんは厚底ブーツを脱いで縦に並べだした、なにそれ。
「…えーと、トレーナーさん。これは何を?」
「俺の今の身長が…大体150cm、厚底ブーツ二つ並べて大体2mだ」(←187cm)
「サバ読んでますよね?」
「ちょっと位気にしない気にしない、それじゃ取ってくる」
「えっ…ちょ、危ないですよトレーナーさーん!?」
案の定トレーナーさんは転けた。
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part137【TSトレ】
≫47二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 09:56:40
京都新聞杯の勝利後、メジロ家ではパーティが行われていた。兄貴兄貴と騒ぐドベトレの相手に疲れ、俺は一旦会場から離れていた。
「マックイーンの足の炎症も軽微でよかった……しかしこんな時期にメジロ家はなんでプールに水なんて……」
覗き込んだ水面にいたのは、マックイーンだった。
マックイーンが、何か叫んでいる。違う、あれは、マックイーンではない。
「わたくしですか」
俺だ。
54二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 10:08:02
どうすればいい?どうすれば?
場面が切り替わる。まるで眠りの中で夢を何度も見るように。マックイーンの背は伸びていた。白い純白の衣装に身を包み、涙を浮かべながらこちらを見つめている。
「トレーナーさん、わたくしは貴方のおかげで、最強であり続けることができました。わたくしが結婚しても変わらず、トレーナーで居続けてください」
「ああ、約束だ。でも、ここでじゃない」
「と、トレーナーさん!?お待ちください!!」
マックイーンの悲鳴を背に走る。心が裂けそうだ。これを為したやつを八つ裂きにしても足りない。マックイーンの幻影を見せるな。夢から覚めるには、覚めるには、高いところから落ちる夢なんか、定番だな。
俺は教会のてっぺんに上り、飛び降りた。
「そんな!!トレーナーさん!!!?」
マックイーンの絶叫を耳にこびりつかせながら、俺の意識は覚醒した。
≫61二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 10:14:03
勝手に続き書いたぞ(マクトレ)
「......そちらのわたくしはお強いのですね」
”わたくし”はそう呟いた。
「わたくしはもはやわたくし以外の何者でもありません。マックイーンとの関係は極めて良好、寧ろ以前より親密にはなりました」
その目は華奢なお嬢様そのものの目だった。最早そこに、全てを背負い込まんとする凄絶な意思、三女神に対する強烈な敵意はなく、恐怖など微塵も感じられないものだった。
「ですが、あなたはわたくしにもないものを持っている。それを大切にしてくださいまし」
「いちいち言われなくとも」
だが、それでもマクトレはマクトレだった。マクトレは自分が誇らしくなった。どれだけ変わってもこの意志をもっとも貴きものと──
「ですが」
思って。
「本当に辛い時は、身を軽くしなければその意思はいつか潰えてしまいます。それを心に」
「俺はそんな事言わない」
水面に飛び込む。幻覚は泡沫が如くむさんする。近くにいた知り合いが驚きの顔で俺を見てきた。
「あっすいません、足を滑らせましたの!」
「おいおい気をつけてくれよ、そういうの縁起とか悪いぞ」
俺に三女神が巣食い始めて数ヶ月。やり方をどう変えても何かできると思わないで欲しいものだった。
≫74二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 10:18:15
こんにちは!新人トレーナーです!今日は山で取ってきたキノコをお裾分けに行きます!
先輩方!どうぞ!
──────────
言うっちまうニュースのお時間です
昨日未明トレセン学園の敷地内で毒殺事件がおきました
死者7名、重症者1名です
警察では疾走した新人トレーナーの行方を....
書いたよ!
≫150二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 10:44:45
『空が落し物』
ことは朝から始まる。樫本代理とブラトレがトレセンの廊下を歩いていた時のことだった。
何やら騒がしいフクキタルと、やれやれといった面持ちのフクトレがこちらに歩いてきた。
「あーっ!いましたいました!ブラトレさん!あなた今日の運勢は最悪です!」
「おい、もうちょっと説明しろ。ブラトレのアホ面がさらにアホになったぞ」
「誰がアホだ誰が。で、なんで最悪なんだ?」
「朝の占いでですね、たまにはお友達を占ってみようかと思い立ちまして、ブラトレさんを占ってみたところ…大凶と出てしまったのです!ホギャー!」
「まあ、占いはそんなもんだろ。いつもいつも幸運なわけじゃないだろうし」
「ですが、何が大凶なのですか?」
「それなんですよ!今日のブラトレさんは、午前中空に注意です!空ですよ空!空から不幸がやってきます!開け放たれた青すぎる空!全部不運につながるとか!ミギャァー!」
「ええい俺の耳の近くで騒ぐんじゃないフク。まあそういったところだ、注意しておけ」
「……いや注意しろってったってどうしろってのよ!外に出るなってか!?」
「まあ、校舎内であれば空にはかかわらないとは思いますが…無理でしょうね」
「普通に午前にも外に出る用事はあるんだぞ……無理を言うな無理を」
はぁ、とブラトレはため息をつく。
「とりあえず気を付けてはおく。サンキューフク、フクトレ」
「……まあ与太話だとは思うが念のため気を付けておいてくれ」
そう言うとフクトレとフクは去っていった。
「…まあ信じないわけじゃあないですがね、気をつけろって言ってもなあ」
「ああいうお話を信じるのですか?」
「うーーん、普通の占いならまあ聞き流すんだけどフクキタルの占いは妙に当たるからなぁ…」
「そういったものですか…」
そしてブラトレと樫本代理は二階への階段を上がっていく。
踊り場に差し掛かり、折り返しを登ろうとし始めた瞬間、突如悲鳴が聞こえた。
視界が暗くなる。目の前に体が迫る。横目で見た樫本代理がすごい顔をしている。
なるほどこういうことか、空に気をつけろって。
確かに空から不幸っていうか事故が降ってきたけど、空は空でもこれ…
セイウンスカイのトレーナー…
暗転。3人分の悲鳴が聞こえた気がする。
151二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 10:44:57
「ホンットーに、ホンットーにすみません!」
「ああいや、まあ大事にはならなかったみたいなので…」
「だからセイちゃん言ったじゃん!上げ底で階段降りるのは気を付けないとマズイって!」
「ごめんなさい!ホンットごめんなさい!」
セイトレが直撃したが、何とかケガなどは起きなかったようだ。
ただし樫本代理が軽いパニックを起こしてしまったとかなんとか。
その後、謝り倒すセイトレコンビに樫本代理とブラトレは(そしてどこから聞きつけてきたのかわからないがブライアンも)お昼をごちそうになった。
「しかしまあ…上げ底…」
「変ですかねやっぱ…」
へにゃりと耳が寝る。ウマになったトレーナーたちは大体表情がわかりやすくなる。
「んーまあ俺は良いと思いますがね。物理的な損害を出さない限りは」
と、意地悪く笑ってしまう。すかさずブライアンからチョップが飛んできた。
ひりつく頭をさすりながらフォローする。
「いやまあ、俺も身長縮んだ組ですからね。10センチなんで大した影響はないんですが…」
「何か問題が…?」
「いや、タイトレやロブトレほどじゃないにしても高いところのものが。あと…ウオトレさん見上げる時に…首が…」
「……ああー……」
想像するだけでも、首が痛い。
そんなこんなで、低身長ゆえの話がちょこちょこと盛り上がったのだが、
やはりちっさい組の苦労ほどではないなという結論に至ったのであった。
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part138【TSトレ】
≫16二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 11:25:25
BNWトレーナー駄弁り
N「まさかお前までウマ娘になっちまうなんてなあ」
B「そのかわいさで世界がヤバい。超プリティーウマ娘の俺、参上!ってな」
W「どこから来ているんだろうねその自信はホント」
N「俺は正直かなり抵抗感あるんだけどなあ、ウマ娘になったの」
B「そういうの、食傷気味でしょぶっちゃけ。何人目よこれで、っていう」
W「まあ確かに。またかぁ、みたいな」
ビワトレ「そそ。それで、俺らがびーびー騒いで、担当の子たちに迷惑かけるのもなあ、っていう」
N「あー……」
B「しかァし!なにより!!」
N&W「なにより?」
B「ハヤヒデさんから太鼓判貰ったからネ!世界のかわいさの礎たるハヤヒデさんが言うなら、もう超プリティーで世界がヤバいンよ!」
N「根拠はそこかあ……いろんなところからドつかれそうだな」
W「鼻で笑い飛ばされるのが関の山でしょ」
チケトレはTSさせないよ。お前はツッコミ過労枠に就任してもらう
≫27ガンギマリ頭スズトレ21/10/04(月) 11:31:30
まともトリオと一輪車
「うーん、久しぶりだから意外と忘れてるなぁ…」
「ほっ、ほっ。」
「お、フクトレもう空中乗りできるの?やるじゃん。」
「スズトレもフクトレも上手くない!?私全然できない…バランス保てないで落ちちゃう。」
「まあ、私は小学の時に少しやってたし…」
「っていうかグルトレが俺らの中じゃ一番バランス取りにくい体なだけだろ。」
「やっぱり…?」
「うん、私でも若干前に重心行きがちになってる気がするし。」
「うー…バランスボール買って鍛えようかなぁ…グルーヴのトレーニングにも使えるかもしれないし…」
「片付けできねえのに更に物増やしてどうすんだよ…」
「できないんじゃなくてグルーヴ優先してるだけだよ?」
「それで結局そのグルーヴに片付けてもらってちゃダメでしょ…」
「…わかった。そこまで言うなら自分でやる。」
「「お?」」
「やること全部終わって、暇な時間できたときに。」
(*1)
「…あ、そういやスズトレ小学でやってたってさっきチラッと言ってたがどこまでできるんだ?」
「あ、それは私も気になる。確か片足で乗ったりとかする技もあったよね?」
「うーん…一つだけすごいのできるよ。」
「お、マジか。」
「えー!どんなの!?」
「…アイドリング(ペダルを前後に動かしてその場に留まり続ける技)、2000回できたことある。」(エッヘン
「「…」」
「あれ?反応薄くない?」
「凄いけど…」
「求めてたベクトルと違ぇ。」
「そんなぁ…」
≫40二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 11:42:27
トレーナーっていうのは、教員免許状が必要な職ではない。
地方・中央に分かれたライセンスを取得すれば誰でもなれるが
そこから何処かに所属しなければ給金が発生しない職だというのは、意外と浸透していない知識だ。
(レースに勝つことで賞金が何割かもらえる)
なんとトレーナーというだけではクレカの審査が通らないのだ。世知辛いね……。
だから大半のトレーナーは安定を求め、トレセン学園をはじめとした、トレーニングセンターに所属する。
賞金の大半を捧げる代わりに毎月の給料がもらえる。社会的な保証もしてもらえる。
そしてウマ娘用のトレーニング設備を借りられる、とメリットがとても多く、だからこそ多くの者がトレセン学園の門を叩く。
まあそんなに多くなると、トレーナー専用の個室なんてそう貰えるもんじゃない。
だいたいが職員室よろしく机が並んでいて、特に最近はウマ娘化したトレーナーは雑に一室に放り込まれ……。
「……なんか、すまんな」
「オコシテ……」
……定期的な席替えで隣になった、マチカネフクキタルちゃん……がトレーナーさんの為に置いてった開運グッズの数々。
その雪崩に飲み込まれて生き埋めになっているのが俺こと、ダイワスカーレットのトレーナーだ。
41二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 11:43:08
なんとか掻き分け発掘してもらった俺は、フクトレさんに誘われて喫煙室にやってきている。
付き合いでタバコを吸うこともあり、俺も100円ライターとメビウスは常に持ち歩いている。
(タバコの臭いをさせてるとスカーレットが嫌な顔するので、消臭剤とブレスケアも忘れずにね!)
「100円ライターの火だと、煙草が不味くならないか?」
「んー……あんまり気にしたことないなあ。マイルドセブンも売切れてるのが少ないから買ってるだけだし」
「自分から吸わなさそうだもんな……それと、今はメビウスだぞ」
「あ」
未だに新しい銘柄を覚えていない程度には煙草への興味関心が薄い俺だが、人が煙草を吸っている姿はけっこう好きだ。
ひとそれぞれに、吸い方に特徴があるからだと思う。
今までで一番特徴があったのは、上品にパイプを使うオペトレさんかな。
カフェトレさんのラムネ貪るみたいな吸い方も目を引くけど、あれはちょっと心配になるし。
そういう点でフクトレさんの吸い方は、愛煙家らしい慣れた吸い方だ。
深く吸い込まず口の中で燻らせて、香りを楽しむやり方は、一朝一夕では身につかない。
こういうと語弊があるが、いい吸い方だ。煙を楽しんでいる。
じっと眺めていたのが不審に思われたので、そう思ったことを素直に伝えると、ふはっと笑われた。
「ずいぶんとまぁ、人を見てるんだな」
「目立たず見てるのは得意だから……」
「そう悄気げるなよ。目立たないなりによくやってる方だろ」
「ひどい」
マクトレさんは割と言葉選びに容赦がないが、それでも俺よりずっと、よく人を気遣っている気がする。
うまく言えないが、人の痛みに寄り添う勇気のある人なのだ。
だからこそ、彼女の周りには人が集まるのだろう。俺にはちょっと眩しい気がする。
42二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 11:44:05
「……ところで。机に雪崩れた開運グッズ、いくらか貰ってくれないか?」
「えーっと……2、3個くらいなら?」
同時に、ここまで苦労を背負い込んでいるのを見ると、俺はそうじゃなくてよかったぁと思っちゃうのだった。
後日、めっちゃ首を振る赤べこを貰ったので縁起物だとスカーレットにおすそ分けに行ったら
スカーレットに同じくらい頭をシェイクされた。ごめんて。
作者コメント:フクトレさんをお借りしましたわ。
フクトレさんの煙草の銘柄なんだっけ……とド忘れしたので吸い方の描写が解釈合ってるか心配ですわね。
地味にアイアンクローしてないしポッキー出してもいない貴重なフクトレ描写の気がしますわ。
ダストレは付き合いでやることはだいたいやってるので色んなことを手を付けてますわね。
こういうやつが中年になって生活習慣病で苦しむのですけれど
幸いウマ娘化でリセットされて事なきを得ていますわね。
地味にDK4はこれで残すところテイトレだけな気がしますわ。
フルコンプはいつになるやら……ダストレはフリー素材なので好きに使ってくださいましね。
以上になりますわ。
たのしかったですわ! たのしかったですわ!
≫49二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 12:00:22
『でじとれさんとぶらとれさん』
「デジトレ…えらい雰囲気変わったというか…いや、本質的には変わってない…?」
「うーん?まあウマ娘になってからいろいろあったからねえ」
たまたま食堂でばったりと会った二人は、とりあえず一緒に食事をとることにした。
「むしろブラトレのほうが変わらなさ過ぎて怖いんだけど?」
「あー、ブライアンにも言われたしフクトレにもマクトレにも生徒会メンツにも、ウマになるまであんまりかかわってなかったネイトレさんにすら言われるな…」
「一応見た目もそうだけど変わってるはずなんだけどなあ…大なり小なり影響は出るもんでしょ?」
「まあなぁ、走りたくなる欲求は割と出るかな?チームの練習に活かしてるけど」
「あ、アグレッシブ…いやでもアリなのか?」「アリアリ、初期の初期に理事長に認めてもらってるし」
「んーあたしもデジタルとの並走トレーニングするかあ…?」「一緒に走ってみるといつも以上に癖がわかるんだよね」
「ふむ」
「相手を抜かすときの重心の移動の仕方とか、プレッシャーをかけるときの動き方とか、今まで外側からしか見れない部分を内側から見れる。実に効果があるんだよこれ」
「あー、重心移動に無駄があったりするとスピード殺しちゃうしねえ」「そそ、そういうところを見れる」
「チーム率いてる人はさすが見どころが違うわ…」「あれだったらうちのチームと一緒に練習するか?」
「…デジタルが耐えられるかな…?」「ああー……」
食事を進めながら、ふとブラトレが聞きたいことを思い出す。
「そういえばこれ聞いていいのかな、ウマソウルの話」
「あたしはかなり子供っぽくて不安定だったのか、一時期それは大変なことになったのよね…」「噂程度には聞いてたがまじかぁ…」
「むしろブラトレはどうなの?」「俺?俺のも幼いってのもあるらしいが、そもそも希薄すぎるっぽくてなー。ソウルの自我が少ないのかな?」
「そういう差異ってどこにあるんだろうねえ…」
「わからん!まあ分かったところでなんかどうにかなるわけでもないし!」「即答だぁ…」
「ま、せっかく昼飯一緒に食べたしちょっと走るか?」「あ、賛成。軽く足動かしたいし」
「今日は晴れてるし絶好の走り日和だな」
この後もちょくちょく昼ご飯を一緒に食べてから、軽くランニングをする二人の姿を見られるようになったとか。
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part139【TSトレ】
≫49ガンギマリ頭スズトレ21/10/04(月) 13:52:01
まともトリオと登山(高尾山)
「…めちゃくちゃ美味いな…」
「疲れた身体に染み渡るぅ…」
「登山の休憩中に飲む温かい飲み物ほど疲れを癒すものはないからね。せんべいも買ってきてるから一緒にどうぞっと。」
そう言いながらバッグから更にせんべいの袋を取り出す。
今私たちがいるのは高尾山の稲荷山コース。
つまるところ、登山である。
「というかスズトレ、こんなに登山ガチ勢だったの?前から好きなのは知ってたけど…」
「この体になってから前に増して行くようになったからね。それで色々と知識ついてきた感じ。」
「確かにウマ娘の体なら人間の頃よりは登りやすいか。」
「そーいうこと。褒美代わりにせんべい追加であげるね。」
「えーいいなぁ。」
「いらねえいらねえ。」
俺は子供かと言うフクトレに対し、もったいないなぁとグルトレが言う。
まあでも実際、まだまだ先は長い。ドライフルーツや弁当も作ってきたけれどまだ取っといていいだろう。
「フクトレにせんべいも拒否られたし、そろそろ荷物片付けて再開するよー。景色も十分見たしょ?」
「ああ、写真にも十分収めたしな。」
「中間でこれくらいならきっと山頂はもっと絶景だし、グルーヴに見せるためにもあと少し、頑張る!」
「どうした?今グルトレ変なこと言ってたか?」
え?という反応をした私を見てフクトレがそう聞く。
「…まだ、半分も進んでないからね?」
「「────」」
沈黙が流れ、風に揺れた葉の音だけが空間に響く。
「…言ってなかったっけ…」
「言われてない!!!」
「よしアイアンクローさせろ。」
「嫌だよ!?」
この後ギリギリアイアンクローを避けたものの、最後に待ち構えていた230段の階段で結局アイアンクローされた。
≫58二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 14:22:03
「あらトレーナーちゃん、コート買ったの?」
「うんそろそろ寒くなってきたし、やっぱ差し色をマルゼンスキーの勝負服に合わせてるからさ、コートも色合わせたんだ。マルゼンスキーの勝負服の腹巻きの所」
「トレーナーちゃん!?あそこ腹巻きじゃないわよ!?」
≫59二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 14:22:24
ロブトレ「はあ、はあ……サ、サウナ、初めて、です、が……す、すごい、です、ね……」
ブラトレ「あまり無理するなよ、きつかったら出たほうがいいぞー」
マクトレ「そうですわね、私達は慣れていますが初めての方にとってはきついですわね」
ロブトレ「え、ええ、そ、そう、させてもらいます……」
フクトレ「足がおぼつかないな、水風呂まで連れて俺たちで連れて行った方がいいな」
ブラトレ「ならこの中で背が近いし、俺が連れていくか。ロブトレ、肩貸すぞ」
ロブトレ「す、すみません、お願いします……」
ブラトレ「少し段差あるから気を付けろよ」
ロブトレ「は、はい……ひゃあああああ!!!」
ブラトレ「おっと、ああ、初めてだからやっぱり驚くよな。サウナの後の水風呂は」
ロブトレ「え、え……ええ?」
ブラトレ「少しずつ、慣らすように入っていくんだぞー」
ロブトレ「は、はい……あ……でも……これは……」
ブラトレ「お、慣れてきたか?」
ロブトレ「は、はい……熱くなった体に水風呂が、すごく、染みわたります……」
ブラトレ「これがサウナの良さだからな」
ロブトレ「これは、良いもの、ですね……」
完全に脱力したロリ巨乳の姿がそこにはあった。
勢いでサウナのシーンを書いてみました。テイトレは足の傷もあるし、どうかな、と思ってDK4の中で唯一除いて書きましたが、DK4書きやすいですね
≫78二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 14:35:27
風呂ネタ モブトレ男・女、モブウマ娘、マヤトレ、ボノトレが出ます
「どけ!俺は同僚だぞ!」
「どきなさい!私はトレーナーよ!」
「どいてください!私はウマ娘ですよ!」
「誰が退くか!理事長代理の胃にこれ以上負担をかけるな!」
「そんなことしません!私達は理性的に話し合いで解決を試みようと…」
「目が据わってるんだよね、望み通りにならなかったらどうするの」
「俺は抵抗するで?拳で」
「よっし武力組呼んでおくか」
「そもそもおかしいと思わないの!?今は同じ女性トレーナーなのに一緒に入浴出来ないなんて!」
「お前らと入ったダストレが精魂尽きた顔で出てきたからな」
「前は共に裸の付き合いをした中だぞ!邪な気持ちを持つなんてありえん!」
「そのきっしょいにやけ顔やめてから言って?気にしない組と入った後剥がれた爪と噛み締めすぎて折れた歯の清掃と俺を許さないでくれって滝行に行った奴多すぎて業務が滞ったんだけど」
「私は同じウマ娘です!どうして入れてくれないんですか!!」
「君ね、目が怖いの。G1前?ちなみに入れない理由は一緒に入ってかかった娘や倒れた娘がいたから…誰かは本人の尊厳の為に内緒」
「私は!大人の女性としてケアや手入れの仕方を教えてあげたいだけよ!」
「…彼らが洗ってって言ったら?」
「えっ…ふひっ…それはもちろん身体の隅々まで…」
「正体表したね」
「俺は、俺たちはそんな軟弱な奴らとは違う!魂の絆があるんだぞ!」
「ふーん…誰が一番うまだっち出来るんだ?」
「あー悩む!元気はつらつなタイトレか優しいロブトレか素直敬語のクリトレ合法ママのフジトレもいい…美人系でいえばスズトレ、ネイトレもいいいし…」
「4バ鹿はどうだ」
「ばっ…あんなんうまだっちできるわけねーだろ!…まぁ…あいつらの魅力を知ってるのは俺だけだろうけどな…」
「うーん役満…じゃやっぱ殺すしかねーな」
「抵抗しないでください、ウマ娘に勝てるわけありません」
「怖い!君が一番怖い!助けてー!」
≫114二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 14:53:27
「乳が浮くってああいうこと言うんだな・・・」
「あら、同僚をそんな目で見ていらっしゃるのですか?」
「いや、事実だろアレ。俺は今成人誌じゃなくて驚愕映像を見てる気分なんだよ」
「・・・否定はしませんわ」
「ナンノハナシー」
「うお・・・」
「浮遊・・・」
「?」
≫133二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 15:03:57
ゴルッ☆ゴルトレの登山パーティ集め!!
おっ!良い所に居たぜ!スズトレとフクトレそれとグルトレ!!
おいおい嫌そうな顔すんなって、照れるだろ?
それよりお前等も登山すんだって?
なら来週さ俺とゴルシと一緒に山登んね?
……あ? どの山かって?
そりゃ、この測量道具一式見たら分かんだろ?
……分かんねぇの!?
お前等「点の記」未視聴かよ〜、ブルーレイ貸してやっから来週までに予習しとけよ?
それじゃ来週金曜日トレセンからそのまま車で行くから、それまでに準備しとけよ!!
≫176二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 15:20:50
【つり目とつり目とつり目と垂れ目】 ドーベル・ネイチャ
「……………くぅ!」
「ふぃーー……!」
「た、足りなかった……。」
「いやいや、ドーベル相手のマイルならともかく、中距離勝負でシニア級なりたてにゃあまだまだ負けてられませんや。」
「……先輩は。」
「ん?あーネイチャでいいよ。もっと砕けて砕けて?」
「……ありがと。ネイチャは、なんでそんなに強いの?」
「……トレーナーさんがね、」
「……ごめん。愚問だったわね。」
「ひたすらに煽て上げるんだよね……。」
「……え?」
「できないって言ってるのに、ネイチャならできる!って言い続けて。気がついたらとんでもない木の上だよ……。」
「……結局、惚気?」
「ごめん。呆れてないでツッコんで?」
「惚気よ今のは!」
「くぅ〜〜そうだったか〜〜!!……って、あれ。」
「トレーナーさんとネイトレさんだ。」
「……そっか。あの二人、また一緒にいるんだ。」
「まあ、伴走頼んだ手前トレーナーさん達で意見交換するのは普通だし……ネ、ネイチャ?」
「そっか。」
178二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 15:21:02
ドベトレ「……ネイチャが遠くで背中向けてんのに、めちゃくちゃ睨まれてるのを感じるんだが。」
ネイトレ「あれが『八方睨み』です。……ごめんなさい侘助さん。本当に後でよく言っておきますので……!」
「………….いや。あれをうちのに教えられないか?あんだけ強力な圧を放てるなら、差しで戦うドーベルにも有効に使えると思う。」
「え?うーん、適性はあるとは思いますが……。」
「ただとは言わん。ポッキー10箱でどうだ。」
「……どこまでも安く見られましたね……お友達価格でノーマル2!ブルーベリー2!あとプリッツ3!これ以上まかりません!!」
「優しすぎて涙が出るぜ!!!」交渉成立!
向こうでトレーナーさん達ががっちり握手してる……ちょっとネイチャ?すごい顔になってるよ!?
(終)
おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part140【TSトレ】
≫26二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 15:30:16
頭サイゲなるかな、頭サイゲなるかな、頭サイゲなるかな 最初の怪物なる頭サイゲ野郎
私どもは朝早くからあなたを讃美いたします。
頭サイゲなるかな、頭サイゲなるかな、頭サイゲなるかな いつくしみ深く、力ある
三つにいましてひとつなる、140-90-55-80を礼拝します
頭サイゲなるかな、頭サイゲなるかな、頭サイゲなるかな
海にクソボケを投げ捨て すべての聖徒はあなたをあがめます
御前のカマキリライオンドラゴンとメカ邪龍もひざまずきます。
昔いまし、今いまし、のち来たりたまう永遠の三女神。
頭サイゲなるかな、頭サイゲなるかな、頭サイゲなるかな 暗闇があなたを隠し
罪人である人があなたの栄光を見なくとも
あなただけが聖なるお方であり、礼拝されるべきお方であり、
140、90、55、80なお方です。
頭サイゲなるかな、頭サイゲなるかな、頭サイゲなるかな 最初の怪物なる頭サイゲ野郎
あなたが創造なさった140、90、55、80、あなたの御名を讃美します。
頭サイゲなるかな、頭サイゲなるかな、頭サイゲなるかな最初の怪物なる頭サイゲ野郎
三つにいましてひとつなる、140-90-55-80を礼拝します
≫110ロブトレヒロイン概念21/10/04(月) 16:00:13
ロブトレ「ふふ、これがロブロイの勝負服。英雄のような凛々しさと共に可愛らしさもあって、とても素敵ですね」
ロブロイ「トレーナーさんの勝負服も、とても素敵です。これもスコットランドの民族衣装をモチーフにしているのですよね、着心地も良くてこのまま駆けていけそうです」
ロブトレ「……『私が”主役”』の物語を……。レースを、見せるつもりですから……!』」
ロブロイ「あ、あうう……私の真似、ですよね、恥ずかしいです……」
ロブトレ「フフ、でもそんなあなただからこそ私は貴方と契約したのですよ」
ロブロイ「うう……で、でしたら……『私を、あなたのヒロインにさせてください!』」
ロブトレ「え、あ……そ、それは、卑怯ですよ、ロブロイ」
ロブロイ「ふふ、先にやったのはトレーナーさんの方ですよ。でも、その、言う方も、恥ずかしい、ですね」
ロブトレ「そ、そんな、恥ずかしい言葉を言っている、見たいに言わないでください……ああ、本当に恥ずかしくなってきます……」
ロブロイ「ふふ、そんなトレーナーさんもかわいいですよ」
ロブトレ「うう、やっぱり、ロブロイはずるいですよ」
サクッと浮かんだロブトレロブロイ衣装交換
お互い違和感なく着ているのが頭に浮かびました
≫131二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 16:11:57
こんにちは!新人トレーナーです!
手違いでダイワスカーレットさんの勝負服が届きました!
ちょっとぐらいなら着ても大丈夫だよね...
───────
グスッ...グスッ
胸の部分が...グスッ...