「逆餡蜜」とは、同時押しのずらし入力のことである。
音ゲーの一般的な用語、餡蜜の逆パターン。
一般的な『餡蜜』といえば
『beatmania 2ndMIX』の『SKA a go go』のラストに来る1・3トリルにゴミがついてくる個所で、
判定の甘さを利用して1・3をトリルで押さずに1+3の同時押しでGOODを出しながら乗り切る
(本来ズレているものを同時押しで処理する)というスタイル。
あんみつ氏が考案した方法だったので「餡蜜」と呼ばれる。
この逆で「本来同時押しであるが、判定の甘さを利用してズラして乗り切る」というのが逆餡蜜である。
大抵のゲームにおいて、通常は厳密に同時に押す必要はなく、ごく短い規定時間内に入力すればOKとなっている。
厳密にとってしまうと大抵の人間が入力に失敗してしまうからである。
beatmaniaなどの同時押しであっても別個に判定されるパターンではなく、
DDR、PIU、ITGといった「同時押しは両方押して1ノート」というタイプの音ゲーでも
同時押し入力受付時間が存在する。
DDRの場合、大体BPM180の16分(0.083秒)程度までズラしても反応すると言われているが、真相は不明。
家庭用作品をエミュレータを使って1Fずつ動かした場合、3F(0.050秒)以内であれば同時押し扱いされた。
PIUの場合、基本的には先述の通り「同時押しは両方押して1ノート」のゲームだが、譜面によってはbeatmaniaなどのようにノートごとに個別に判定されるギミックが搭載されていることもある。
また、同時押しとなる受付時間も広く、0.1秒ほどはあるため逆餡蜜が非常に有用である。
最終更新:(2020/07/27)
最終更新:2020年07月27日 22:28