ガゴフル


「ガゴフル」とは、『Gargoyle』という楽曲のFull Song尺という意味である。


Gargoyleとは

Sanxion7による楽曲。
単にGargoyleと呼ばれているが、実際には『Gargoyle (2009 version)』を編集したものらしい。
音ゲーとしての初出はPIUではなくO2Jam Onlineで、実装当初は韓国サーバーではプレーできず、2010年初頭から韓国サーバーでもプレーできるようになったらしい。

PIUには2010年07月から稼働を開始した北米作品の『Pump It Up Pro 2』で初収録され、本家作品としてはFiestaEXから収録される。

北米作品がITGの楽曲を引き取っていたこともあり、精神的ITG楽曲と言えなくもない。
そのためかStepManiaXにもPIUとは尺が異なるが収録を果たしている。


Full Songとは

PIUシリーズにおいて90秒~2分程度*1の通常の音ゲー楽曲の長さのものとは異なり、文字通りオリジナル音声から編集を入れずにフルで収録されることが多い*2バージョンのこと。

選曲画面上でも楽曲タイトルの後に「Full Song」と付くことがある。


Gargoyle Full Songとは

2013年より稼働した北米作品の『Pump It Up Infinity』で収録。
バージョン1.06で追加された楽曲で、なんと6分にも及ぶ。
存在する譜面もS23、D24、R27*3の3種類しかないのだが、これらが曲の冒頭から最後までずっと16分の滝を踏み続けるものであるため一部のプレイヤーを魅了した。

このInfinityのS22譜面にインスパイアされて4パネル譜面に移植され、こちらも一部のプレイヤーを魅了していた。

一部の地域の人間だけがプレーできコアな人気を誇っていた中、2018年06月25日に自体が一変する。
なんとアンダミロが本家バージョンであるPRIME2のバージョン2.04追加要素としてGargoyle Full Songを追加したのである。
Infinityの譜面こそ存在しないがS20、S21、S23、D22、D25、COOPと譜面数を6つに増やしたことと、S21とD22の譜面が休憩ありにして捻りをなくしつつも16分滝をなんども踏ませる内容だったことで、地域的に今までガゴフルをプレーできなかった層と実力的に厳しくてガゴフルをプレーできなかった層にリーチし、これまたコアな人気を得た。


PRIME2でS21だった譜面がXXで20に下がったと思ったらPhoenixで21に戻ったり、PRIME2ではS20だった譜面がXXで21に上がったと思ったらPhonenixで削除されたりしているが、変わらずコアな人気を誇ったまま今日に至る。


最終更新:(2024/05/22)
最終更新:2024年05月22日 17:16

*1 この時間に収まっていないものもある

*2 楽曲が編集されていることもあるが、それでも3分は超えており通常の枠に収まらない

*3 本家シリーズでいうCOOP譜面