14000円案件とは、Pump It Upのパネルが割れることである。
「#14000円」や、単に「14000円」とツイートされることもある。
2017年07月15日に、愛知県の金山セガで行われていたPIUの交流会において、決勝ラウンドでの『DREAM TO
NIGHTMARE』のD24をプレーしている際に1P右下パネルが割れてしまった。その後、金山セガの店員から報告された値段が14000円であったために、その場にいた面々に「14000円」というワードが定着してしまったものである。
中央パネルが割れた際も14000円なのかは定かではない。
なお、その際に踏んでいたプレイヤーはパネルが割れたままでも踏み続けてクリアしている。
割れた際のプレーはこちらの4分40秒前後で確認できる。
ArcadeSparePartsでの販売価格を見ると、中央パネル以外が53.50USDで中央パネルは51.50USDとなっている。
公式から購入する価格ではないにしろ、1USDを140円で換算しても7500円くらいのようだ。
金山セガでパネルが割れてしまったのは、底上げの高さがセンサーごとに均等ではなかったため、圧力のかかり方が変になってしまっていたことが原因の一つとして考えられている。底上げをする際は、なるべく同じ高さになるようにすることをお勧めする。
また、長期間プレーされている筐体では、靴裏についている砂や埃が隙間から入りセンサー付近で積もることにより、底上げと同様に高さが不揃いになってしまう場合もある。定期的な清掃が大事。
2019年7月15日。くしくも14000円案件2周年の日に、岐阜県のACグランドでも14000円案件が発生してしまった。この店舗では底上げは行っていない筈なので、経年劣化によるものと思われる。
2021年7月15日。くしくも14000年案件4周年にしてACグランドでの14000円案件2周年のこの日に、ACグランド2度目の14000円案件が発生した。この段階では底上げを行っているが、先述の底上げ云々以前にステージが傾いていたため、そちらの影響の方が大きいかと思われる。
注意:この項目は考察のみです。本当のことが知りたい方は自分で計算したり、実験したりしてください。
DDRとPIUはパクっただけあって構造的にはほぼ同じである。
それなのにPIUの方が日本における稼働期間も、プレー人数も少ないにもかかわらずパネルが割れた報告が多い理由として
が考えられる。
1点目は設計段階での不備はなかったが、製作段階で不備があるパターン。
2点目はPIUの中央パネル以外は少し縦長になっている分だけ、たわみ方がDDRのパネルとは異なるため、同じ材質・同じ厚さでも強度が不足しているというパターンである。
真相は不明。
TX筐体からパネルのたわみが大きくなったらしいので、2点目の可能性が高いか。
また、DDRでは白筐体以降でパネルが固くなっているため、強度が上がっていると思われる。
余談だが、パネルが割れる場合。大体1P右下か2P左下が割れる。
下側のパネルは踵で踏むため体重が乗りやすいのと、ダブルでのホームポジションになるのが理由として挙げられる。