表示タイミング(オプション)


「表示タイミング」は、音ゲーのノーツ(KONAMI公式的にはオブジェ)の表示するタイミングのことであるが、本項ではその表示タイミングを調整するオプションについて記載する。




家庭用SuperNOVAにおける設定画面。

概要

「ノートを表示するタイミング」を変更するオプション。
音に対する判定位置が変わるわけではないため、判定そのものがズレている楽曲への効果は薄い。
(目押しでの補正がやりやすくなるため、全く効果が無いとも言いづらい)

beatmaniaIIDXシリーズでは2012年09月25日*1より稼働した『tricoro』から実装され、
ギタドラシリーズでは2013年02月14日より稼働した『GITADORA』から実装され、
SOUND VOLTEXシリーズでは『III GRAVITY WARS』に対して2014年12月04日ごろのアップデートで実装されていた。
DanceDanceRevolutionシリーズではA3に対する2023年03月13日のアップデートで突如として追加された。

GITADORAにこの機能が実装された際にはスタッフから『筐体ごとに判定の微妙な差異があり、その調整はユーザーに任せても良いのではないか』とのコメントがあった事がBEMANIwikiの該当ページに記載されている。
DDRスタッフも20周年記念モデルとか金色にする暇があるならそれくらいの配慮を覚えて欲しかったなあ~

ちなみに、家庭用作品では2001年03月15日発売のDanceDanceRevolution 4thMIXで判定調整機能が(音に対しての調整、表示タイミングの調整ともにのみ)登場し、2007年01月25日発売のSuperNOVAにて表示タイミング調整が実装された。
音に対する調整についてはBEMANIシリーズ全体としても早かった部類と思われるのにアーケードではどうしてこうも遅れてしまったのか。
表示タイミング調整については各シリーズでも2006年末ごろから対応されたため平均的。



よく分かっていない人向けの説明

公式サイトには次のように説明されている。
矢印の表示タイミングを変更します。入力がステップゾーンに対して遅れていると感じたらマイナス方向に調整して下さい。

つまり、「ノートが判定エリアに到達するより前に踏まないとSLOWが出てしまう」と感じるならマイナスに設定するのが正しい。
逆に、「ノートが判定エリアに重なったときに踏んでるのにFASTが出てしまう」と感じるならプラスに設定するのが正しいと言い換えてもよい。

繰り返しになるが、音に対する判定位置は変わらない。
変わるのは目押し位置だけとなる。
なので、遅判定(音通りに踏むとFASTが出る)の曲だからといって、この数値をプラスにするのはあまり意味がない。

なお、-5.0に設定しても+5.0に設定しても、BRAKEの減速位置は判定エリアの真上になることから、文字通り「表示タイミング」を調整するものであって、「表示位置(y座標)」を調整しているものではないようである。


また、公式サイトの説明の通り、変更されるのは「矢印の表示タイミング」であって判定エリアの位置が変更される訳ではない。
そのように説明されているサイトがあったため念のため補足しておくが、バーサスプレーをすると違いが分かりやすい。


最終更新:(2024/08/27)
最終更新:2024年08月27日 22:23
添付ファイル

*1 先行稼働は19日