「roppongi EVOLVEDの分岐条件」とは、思わせぶりに告知されたものの答え合わせされずに残った謎である。
概要
DDR X2の通常ENCORE EXTRA STAGEは『roppongi EVOLVED』が指定楽曲となっていた。
このroppongi EVOLVEDのジャケットの色は白で、どのバージョンが選択されるかは分からないようになっていた。
(グルーヴレーダー表示とBPM表記も消される。ただし既プレーであれば自己ベスト表記などから判別自体は可能)
VIDEO
この「選ぶ瞬間までどのバージョンか分からない」というEVOLVED楽曲のシステムは、家庭用作品の『HOTTEST PARTY』で『tokyoEVOLVED』が登場した時から共通で、それに則ったものとなる。
楽曲的には全く分岐しないが最後の1歩がどこになるのかはランダムなTohoku EVOLVEDもこれに則ったものであり、このシステムはDDR A3現在でも体験できると言えなくもない。
X2のroppongi EVOLVEDに関してはスタッフブログで確率操作ができると明言されていた。
ただし、例が載っているだけであり分岐条件は公開されなかった。
この条件はX3の稼働後も触れられず、有志が熱心に調べたものの結局解明されなかった。
ブログ記事
あの曲の秘密 -AC
プログラマーのkarasu[1104-8653]です。
先週より稼働したbeatmania IIDX 18 Resort Anthemとか、せっかくだから俺はこのブラックを選ぶぜ!とか、遊ぶものが多くて忙しいです。ゲームの秋っていうのも良いものですよ!
リノンからも告知がありました通り、来月10月6日に、設定キャラクターの人気投票を行います。
お気に入りのキャラクターに設定しておけばOKですので、プレーする際は是非セットして頂ければと思います。
また、オンラインイベント『メクルめくダンス★パーティー』も継続中です。これを逃すと、イベントで入手できる隠し要素は当分の間、手に入りませんのでお見逃しなく!
さて、今日は隠し曲roppongi EVOLVEDの秘密を少しだけお教えしようと思います。
特定の条件を満たした際、ENCORE EXTRA STAGEとして出現するこの曲ですが、既にチャレンジしている方はお察しの通り、いくつかのバージョン分岐が存在します。この分岐の確率は、実は遊び方によって左右されるのです……!
例ですが、
1ST STAGE:☆shining☆
2ND STAGE:All My Love
FINAL STAGE:Decade
と遊ぶと、とあるVer.○には45%、Ver.□には24%で突入します。
1ST STAGE:凛として咲く花の如く
2ND STAGE:革命 (X-Special)
FINAL STAGE:LEADING CYBER
と遊ぶと、とあるVer.○には21%、Ver.△には45%で突入します。
遊び方次第で極端な割合にもする事が可能なので、ほぼ確実な出現方法、というのは実は存在します。
次にENCORE EXTRAを出す際は、少し注目してみるのも良いかもしれませんね。
ではまた~
2010-09-22 19:31:37
前提知識
ENCORE EXTRA STAGEに進出してこの楽曲をプレーするためには、EXTRA STAGEに登場する『KIMONO♥PRINCESS』のEXPERT譜面でAA以上を出さないといけない。
KIMONO♥PRINCESSのEXPERT譜面をEXTRA STAGEに出現させるには、FINAL STAGEまでにクリアした楽曲の難易度値合計を「13*ステージ数+1」以上にしないといけない。つまり、ブログ例に出ているような3曲設定だと難易度値合計40必要 ということになる。
EXTRA STAGEを出現させるには、1st STAGEからFINAL STAGEまで全ステージでAA以上 を出さないといけない。
まず、ENCORE EXTRA STAGEを出現させるのが難しい。
というか、X3以降の星システムに慣れてしまうと、EXTRA STAGEを出現させることすら難しい。というか初心者には出せない。
この前提知識を踏まえてブログの例を確認していこう。
Ver.○には45%、Ver.□には24%の例
曲目
SP難易度
DP難易度
☆shining☆
11
11
All My Love
10
11
Decade
11
12
合計
32
34
とあるVer.○には21%、Ver.△には45%の例
曲目
SP難易度
DP難易度
凛として咲く花の如く
10
11
革命 (X-Special)
14
14
LEADING CYBER
13
13
合計
37
38
そもそもKIMONO♥PRINCESSが出ないから、roppongi EVOLVEDで遊べない。
よって「○○%で分岐します!」とか言われたところで意味がない。
「ブログで出してくるということは楽曲名に使われている文字が関係しているのでは」などと言われもしたが、ヒントが少なすぎることもあり判明しなかった。
補足
このヒントが出たのが2010年09月22日であるが、2011年2月23日には通常解禁されてバージョンを選べるようになった事と、『Replicant D-action』が存在していたためわざわざ通常EXTRAを選ぶメリットが少なかったこともあり、解明には至らなかった。
最終更新:(2022/12/06)
最終更新:2022年12月06日 22:08