「プロ筐体」は、次のいずれかであることが多い。
- BPLプレーヤーがプレーする場合に貸し切りとなる競技仕様筐体のこと。
- 上記から転じてメンテナンスが悪く感じる筐体のこと。
1の概要
BPLプレーヤーがプレーする際には貸し切りとなる筐体のこと。競技仕様筐体。
プロの練習時以外は一般開放されているが、付近にはプロ練習時には貸し切りとなる旨が告知されている。
パネルの
底上げなどは行われておらず、画面から
ステージまでの距離は90cm程度というBPL本番で使用される筐体に合わせたセットアップになっていると思われる。
要するに「基本的には工場出荷時の状態」。
beatmaniaIIDXのライトニングモデルの場合、バネと
スイッチの設定が50/50のものが「合法(筐体)」と言われているのに近い。
2の概要
DDR筐体はコナミの設計が古いので工場出荷時の設定では現代DDRにはあまり向いていない。
センサーはたくさん踏まれてゴムが柔らかくなってくるまでは強く踏まないと反応しないのにパネルは深いため、新品の筐体ほど余計に反応が悪く感じることうけあいである。
またX筐体以降では、一部のパネルのセンサーの上に配置される金具の配置に欠陥がある。
(詳細は「
センサー」のページ「DDR X筐体以降におけるセンサー周りの構造の欠陥について」の項を参照)
そんなわけで、一般プレーヤーからしたら競技仕様筐体は「パネルの反応が悪い」と感じられる。
そこから転じて「メンテナンスが悪く感じられる筐体」あるいは「本当にメンテナンスが悪い筐体」をプロ筐体と揶揄することがある。
プレー感の向上を図ればいいものを
従来の筐体と遜色ない踏み心地を目指してみたり、圧倒的存在感を出すために金ピカにしたりLEDを埋め込む割には画面側はDANCERUSHの使いまわしな上に中央パネルの金塗装は半年で剥げるような手抜き設計をしたツケと言われても仕方がないものである。
メンテが悪いのではなく設計が悪い。
新しい筐体の文句はゲームセンターではなくコナミに言おう。
最終更新:(2023/04/28)
最終更新:2023年04月28日 10:54