BEMERA


BEMERA
D26


『BEMERA』はPump It Upシリーズの大人気楽曲である。
だからみんなもD26をやろうよ。

概要

2006年12月より稼働した(韓国では2007年2月、3月ごろより稼働した)Pump It Up NXにて登場した楽曲。
同バージョンにて収録されたモーツァルト作曲の歌劇『魔笛』第2幕の『復讐の炎は地獄のように我が心に燃え』のアレンジである『Chimera』と、
リムスキー=コルサコフ作曲のオペラ『サルタン皇帝』での間奏曲で、速弾きでもおなじみの『熊蜂の飛行』のアレンジである『Bee』のマッシュアップ楽曲である。
BPMはChimeraに合わせて210。

REMIX枠であるため、現在のライフ制のシステムでは消費ライフは3。
1曲目か2曲目に選ぼう。

後のバージョンであるFIESTAではSHORT CUT版も収録された。
こちらは消費ライフは1であるため、REMIXを選んでライフが1だけになった時に積極的に選ぼう。


譜面

Single譜面が16(XXで17に変更)と24、Double譜面が18と26の合計4譜面が初出時から存在している(らしい)。
特にD26は罰ゲームとして大人気である。
なお、同期のNXのボスであるWI-EX-DOC-VAと同じく、全譜面(Short cut除く)がB.P.M.氏作譜の譜面である。
NXスタッフの意気込みが伺えよう。NXのプロモーションビデオではWI-EX-DOC-VA D24が映った後BEMERAが流れるというマブダチぶりを見せつけている。

譜面傾向としては基本的にずっと16分のBee(熊蜂の飛行)が、ChimeraのBPM210にまで引き上げられた感じ。
4個で1セットの塊が続く個所もあれば、乱打の個所もある。捻りもする。
ホールドである程度回復させてくれることが救いか、はたまた長く苦しみを味わう原因か。
PhoenixではD26で一番簡単とか言われててムカついたのか難易度調整されて後半のホールドのTick数が大幅に減少し、長く苦しむ可能性は減った。*1

前作のZEROまでは「テストプレーで70%以上コンボを繋ぐ」というのが収録条件になっていたが、NXで撤廃されたためにBEMERA D26を含む高難易度譜面が収録されることとなった。
なお、2作前のEXCEEDにおけるDignityのD24が出るまでは「テストプレーでSを出す(ノーミスかつある程度の精度を出す)」が収録条件だった模様。


解禁

今は無条件解禁されているが、NX当時は楽曲を解禁する必要があった。
その条件はNXのミッションモードであるWorld Tourの全クリアか、筐体に2万クレ貢ぐかのどちらかという非常に厳しいもの。

特にWorld Tourは1ミッションが3曲1組というボリュームで襲ってくる過酷なモードで、
人間には到底不可能な振り回し譜面やDoubleの譜面にRSかけた落書きを踏まされるなど前衛的な芸術作品である。
当然、3曲の内1曲でも落ちたり条件を満たせなければミッション失敗となる。
(一応コインを入れることでコンティニュー可能だが)

NX当時World Tour全クリアで解禁まで辿り着いた人間は何人いたのだろうか...。


余談

BPM210で延々と16分を入れられるという使い勝手の良さから、FIESTA2までに存在していた『SKILLUP ZONE』においては
  • Whimera(Which Doctorのショートカットが終わったと思ったら唐突にBEMERAが途中から流れ始める)
  • Ladimera(Mr. Larpus、Dignityが流れたと思ったら、唐突にBEMERAが途中から流れ始める)
  • Bee-Mera(Beeが流れた後、Chimeraが流れる。ニコイチであるが同時には流れない)
といった派生バージョンも存在している。(Hameraについては使われているのがリミックス元のChimeraのため対象外)


また、Remixでありながらちょいちょいミッションにも顔を出している。
WorldMAXではMoriginのMX Trillというミッションで登場するが、なんとこのミッションクリア条件が不明である。
譜面自体はS24の地団駄がロールノーツに変化したというシンプルなもので一見楽そうに見えるが、
その実クリア条件は矢印を2000歩以上踏むというなかなかにエグい内容。
そもそもS24の総ステップ数は2,275歩なので、実質S24を9割近く踏みこなさなければならない。

また、ShantomiaのNon-Powerful 2でも出てくるが、こちらはミッション名の通り譜面がめちゃくちゃ簡単になっているので、いまいち印象に残りづらい。


ミッションで特筆すべきはFiestaのQH201であろう。
元ネタのBee D21(現22)とChimera D25(現D26)をニコイチした小学生が考えたみたいな譜面が降ってくることで悪名高いミッションである。
当然Bee D21の捻りもBPM 210までスピードアップしているので凄まじい難易度になっている。
FiestaのミッションはF1~F3(F4まである場合も)で異なる条件やオプションを選択することが可能だが、
F1はC判以上、F2はB判定以上、F3はA判定以上を出せと、
もはや人間をなめているとしか思えない内容にステップアップしていく。

ただ、ホールドのコンボ加算数が非常に高いため、滝に追いつけなくてもA判定を出すことは可能な模様。
それでもChimera中盤の同時押しホールド+ジャンプ左右移動が4倍の長さで降ってくるので全然簡単じゃないが。
あと、ランダムで譜面が分岐するらしい。分岐した譜面は滝が全く降ってこないが、
2枚抜きできない形の4つ押しが大量に降ってくる別の意味で前衛的な譜面となっている。

なぜかFiesta 2のミッションにもそのまま続投された。なんでや


お願い

筆者はユーモア欠乏症のため、もっと面白おかしく悪ふざけしてくれる人を募集しています。


最終更新:(2021/12/12)
最終更新:2021年12月12日 02:43

*1 理由は不明だが、Phoenixではレベル26以上の簡単な方扱いの譜面が軒並み強化されており、BEMEARAもそのうちの一つ。