ロケテスト


「ロケテスト」は、通常であれば「ロケーションテスト」の略である。
通常でない用法としては出荷されたばかりのバージョンが不出来なものであった場合の悪口である。


普通の用法に関する概要

正しく内容を知りたい場合、こんな場末のページではなくWikipediaの該当ページを参照していただきたい。
ベータテストの形式の一つで、実際にゲームが稼働しているようなところにテスト版を稼働させてユーザからの反応を見るために行う。
通常は複数回あるいは複数個所でテストを行うことが多い。
また、各種イベントにおけるプレイアブル出展はロケテストとして扱わないことが一般的と思われる。

日本国内での踏みゲーにおいてはDDRがX3まで複数回ロケテストを行っており、PIUについてはJE稼働前にFIESTA2を配置してのインカムテストを行っていた。


音楽ゲームにおいて、特に新システムもなく、選曲画面等の変更もない状態で行われるロケテストを「新曲お披露目会」と揶揄することがある。
(新システムがあっても、その人にとっては興味がないものであればそう呼ぶこともある)


悪口としての概要

特に、本当の用法としてのロケテストを実施せずにいきなり製品版が稼働したにもかかわらず内容が不出来だった場合の悪口。
「出来が悪いのはロケテストに使うテスト版だからであり、つまり今動いてるこれは製品版じゃない」という揶揄。
類義語として「有料ベータテスト」もある。

DDR2013とDDR Aはいずれも稼働開始が3月であることから、年度末(決算期)リリースのバージョンは危険であるという認識を一部に抱かせた。


DDR2013のロケテスト要素

  • 新筐体である白筐体が従来の筐体と遜色ない踏み心地で不評
  • X筐体でステージ内でムービーを流すタイプの楽曲(ニューディワードなど)を選ぶと必ずゲームが進行しなくなる
  • 旧筐体、X筐体において楽曲プレー画面以外のほぼすべての動作が非常に遅い
    • タイマーが1カウント進むのに2秒かかるのではないかというほど遅かった
  • ショックアロー譜面がフルコンボできない(全部GREAT以上かつ全部OKを出してもフルコンボにならない)
  • HID+とSUD+を使用した場合、何故か設定状況が保存されず次クレジットには設定なしに戻される
  • コンボのアナウンスボイスがズレることがある
    • つまりGOODを出すとずれる
  • DPで一部のショックアロー譜面
  • 一部の曲のBPM表記がおかしかったり、ソート位置がおかしい。
    • おそらく楽曲データを作るにあたって他のデータをコピペして修正し忘れていたものと思われる。
  • 各筐体で判定がシャレにならないレベルでズレている
  • 旧筐体のグルーヴレーダーの表示が小さい

ちなみに、DDR2013はロケテストを1回だけ実施した後でJAEPOへの出展も行っている。

アナウンスボイスのズレはGOODでコンボが切れなくなったことによる弊害か、DPのショックアロー譜面で片側SA+ノーツの場合のバグだったか記憶が定かでないため保留。


DDR Aのロケテスト要素

  • やたらと少ないデフォルト新曲(DDR2014以降、常態化してはいる)
  • またしても筐体ごとに判定が異なる
  • さらに判定がおかしく、ただの4分でもマベ→マベ→グレ→マベ→マベのように謎のGREATが出る
  • レーンごとに判定が異なる(左側にあるレーンほど正確で、右側にあるレーンほどおかしい)という疑惑をかけられる
    • 上記の謎のGREATと同件の可能性あり
  • フリーズアローの描画優先度が高く、直後に同じレーンにノートがある場合に隠してしまう。
  • アナウンスボイスの内容がズレており、実際のプレーとは関係ないボイスが流れることがある。
    • BEMANIwikiによればコンボのアナウンスが複数パターンあるなど追加されていたとされる。
    • この件の修正時に追加されたものが再び使用されなくなったが、Xでは存在していたがX2以降では長くて不評だったため削除されていたボイスが復活し、A3まで使われ続けた。
    • 具体的には「We're dancin', We're groovin', You know this floor is movin'!」と5秒近くにわたって流れるボイス。


DDR WORLDのロケテスト要素

  • 一部のコマンドが削除されるも不評すぎたために復活
    • 選曲画面および難易度選択画面で決定ボタン長押しによるオプション設定の呼び出し、楽曲プレー画面における左右ボタンでのハイスピ変更が該当。
    • 難易度選択画面でオプションを呼び出そうとして決定ボタンを長押しすると(機能が廃止されているので)そのまま楽曲が始まってしまい、ハイスピを変えようと左右ボタンを押しても速度が変わらないというコンボが成立し、やむなく捨てゲーするケースも散見された。
  • 楽曲プレー中の背景フィルターにダンサーキャラが描かれているが、明るく表示されており集中を乱していた。
  • 判定文字がすべて白抜き文字であり着色されていたのは影の部分だけだったため色による判定識別が非常に困難だった。
  • FAST/SLOWの位置が大幅に変更されており、プレー中に視認するには難があった。
  • ALL MUSICフォルダを選んでも初期状態が「DDR WORLDの楽曲のみ」というフィルターがかかっており、フィルターの呼び出し方に気付くまで旧曲のDIFFICULT以上が選べない初級者バイバイ仕様だった。

2024年07月11日時点の判断であり、まだ増えたり減ったりする可能性があります。




最終更新:(2024/07/11)
最終更新:2024年07月11日 11:32