「PL法」とは製造物責任法と呼ばれるものであり、まじめなものはWikipediaで確認してください。
本項では踏みゲー界隈で使われがちなPL法について説明する。
「製造物責任法」ということから「自作の譜面を制作者自身がクリアできると証明する」ことである。
プレーはしたがクリアできなかった場合はPL法違反となる。
が、クリアするまでに何回でも何年でも挑戦してよい。
過去にはPIUでも「製作者がAをとれた譜面のみ収録」という期間があったし、
maimaiでも「製作者がSをとれた譜面のみ収録」という期間があった。
DDRはテストプレーすらされていないのは確定的に明らか(※)なのでPL法違反である。
※DDR
Aで収録の『天ノ弱』においてオフセット合わせ用と見られるノートが楽曲開始直後に飛んでくるという事があった。
それ以外にもDDR2013で収録の『Spanish Snowy
Dance』のDP譜面において3つ押し状態になっているという事もあったし、似たようなことをDDR A3でもやった。
他にも『Drop The Bounce』で16分滝にするはずの所が1ノーツだけズレて謎の同時押しと休符が発生する(外部リンク)ということがあった。
どれもアップデートで修正されている。
さて、近年の音ゲーでは、ボス曲やそれに近いレベルの楽曲の譜面が出ると、作曲者に対して怒りの声が向くことがある。
譜面が難しすぎて怒るのであれば、どのような曲であろうと怒りを向けるべきは作曲者ではなく譜面制作者であるということを忘れないでいただきたい。
界隈外を勝手に例として挙げるのも良くないが、KAC2012のSOUND VOLTEXにおいて『Max
Burning!!』が登場したが、コレはBlackYの曲である。
一方、プレイヤーからあがったのは「フカセ絶対許さないんで」というコメントである。そういう感じ。
「でも曲が無ければ譜面制作者がそんな譜面を作らなかったのでは?」という疑問は気付かなかったことにしてください。
また、特殊な事情の楽曲では作曲者と譜面制作者が同一人物のことがある。
この場合は同一人物なので作曲者を怒っても妥当。
最後になるが、この言葉はある種の自戒というか界隈の自浄作用と呼べるようものであって、譜面制作者に対して必ずしも自作譜面を強制するものではないことについてはご理解いただきたい。
そうでなければゲーム会社ならびに製作者は一流のプレイヤーでなくてはならなくなってしまう。
スポーツにおいて一流のプレイヤーが一流の名監督とは必ずしもならないし、逆もしかりであるからプレーが上手である必要性はない。
仮に製作者が一流のプレイヤーであったとしてもこの言葉を厳守すると「今の自分もクリアできないような更に難しい譜面」が生み出せなくなってしまうし、ネタ譜面も生まれなくなってしまう。
「こんなヤバい配置入れてネタ譜面でもなく普通の譜面としてお出ししてくるってことは、お前はこの譜面を当然できるんだよな?やって見せろよ」というようなものであるとお考え下さい。