当ページにおける「判定」は、音ゲーの場合はノートに対して入力をした際の結果表示のことを指す。
そこについての解説の必要性は無いと思われるため、
踏みゲー(主にDDR)の判定について記載する。
前提
正確に記載すると「MARVELOUS!!!」や「Miss...」のように記号が付いていたり、「Good」のように小文字混ざりだったりと表記が揺れている場合がありますが、文章中ではアルファベット部分のみを大文字で記載する。
DDRの判定遍歴
初代からDDR 5thまでは
- PERFECT(黄)
- GREAT(緑)
- GOOD(青)
- BOO(紫)
- MISS(赤)
の5種類が存在していた。
DDR MAXからはフリーズアローが追加されたことで
が追加された。
DDR EXTREMEでは前作のMAX2のインターネットランキングで満点が出てしまったことの反省を踏まえてか、インターネットランキングの対象モードであるNONSTOP、CHALLENGEモード限定でPERFECTより上位の判定である
が追加された。
(通常モードでも文字として表示はされないだけでMARVELOUSかどうかは判定エリアの光り方で判断できた)
DDR SuperNOVA~Xの時期では海外展開を踏まえてか、BOO判定とMISS判定の名称が異なっている。
DDR SuperNOVA2では通常モードでも全国トップが満点ばかりになってしまったことを踏まえてか、通常モードでもMARVELOUS判定が実装された。
2011年07月稼働のDDR X2よりBOO判定が削除され、2023年05月現在でも使用されている
- MARVELOUS(白)
- PERFECT(黄)
- GREAT(緑)
- GOOD(青)
- MISS
と
の5精度判定+2成否判定となった。
MISS判定の色は基本的に赤であるが、X2とX3では灰色であったりバージョンによりまちまち。
DDR X2ではBOO判定が消えただけでなく、従来よりも光りやすくなったと言われている。
また、システムが変更されたDDR Aにおいても従来より光りやすくなったと言われている。
一部の海外向け作品では「MARVELLOUS!!」とLが2つになっていることがある。
これは誤植ではなくイギリス英語のため。
DDR Aでは判定が甘くなったのか?
それは開発スタッフにしか分かりません。こっちが聞きたいです。
DDR A稼働初期に起こっていたことを記すと、A稼働最初期の白筐体ではただの4分を踏んでいるだけなのに「マベ、マベ、マベ、グレ、マベ、マベ」……のように突然コンボが緑色になるということが起こっていました。
これについて「マベとパフェの間にグレ判定になるフレームが挟まっているんじゃないか?」と言われていました。
これはただの例ですが
まず、ジャストタイミングと入力されたタイミングの差を取って、(ここではジャストより早く入力された場合、値がマイナスになるものとする。例:10ミリ秒早く押したら「-10」)その値を入力値として使用するものとする。
次に判定要件として
「マベが出るのは1F以内ってことにしたいから、誤差17msより小さいときにしよう」
「パフェはマベが出てないときかつ誤差が40ms以内の時にしよう」
「グレは早グレの時は80ms以内、遅グレのときは60ms以内の時に出ててほしいなあ」
という説明があったとする。
それに対する実装が
マベ : 0≦入力値の絶対値<17
パフェ:17<入力値の絶対値≦40
グレ :-80≦入力値<0 または 0<入力値≦60
を上から順に行うものだとする。
このとき、入力値が17ちょうどだと、マベにもパフェにも含まれないがグレの条件は満たすのでグレになってしまう。
稼働開始から半月程度のアップデートにより、この謎のグレが出る現象は解決されましたが、それによって前作より光ることが注目され始めました。
なので「このバグを修正するためにマベ判定が甘くなったのでは?」という疑惑が出ています。
『ポップンミュージック ポータブル2』で判定に問題があった際に、2011年12月19日に配布されたVer 1.01修正パッチで「COOL判定幅を変える」という驚きの修正があったため、ありえないとは言い切れません。
ところで、DDR2014以前までと同様に入力検知が毎秒60回であるとすると、前作まででいう「
光りやすいBPM」でこの現象が起こると「マベが1フレームしかなく、本来マベであるはずのフレームがグレになる」という現象が起きることもあるはずです。
(本来は「…パフェ、マベ、マベ、パフェ…」となる所を、どちらか一方のマベがグレに変わるわけです)
しかしながらそこまで極端なリザルトはないため、「入力検知の頻度が上がった結果としてこういう事態が起きたのではないか」ともされており、当wikiでもそちらの説を採用しています。
ただ言えることは、現在も稼働中のX3をやってみると、明らかに現行作よりも光らないです。
PIUの判定
初期のDDRをパクって作っているだけあってBOOがBADに変わっただけになっている。
- PERFECT
- GREAT
- GOOD
- BAD
- MISS
ロングノートが実装された際は踏めている間PERFECTが、踏めていなければMISSが出るようになっており、成否判定が個別にあるわけではない。
2019年から2022年にかけてサービスが行われていたPumpItUp MではPERFECTの更なる上位判定として虹色のPERFECTが存在していた。
PROシリーズやINFINITYはベースがStepManiaであるため、PERFECTの上位判定として
が存在している。
ITGの判定
DDR EXTREMEをベースとしているものの通常モードでもMARVELOUSが出る状態で、要するにSuperNova2とほぼ同じ状態。
判定名称が異なり
- FANTASTIC
- EXCELLENT
- GREAT
- DECENT
- WAY OFF
- MISS
の6精度判定に加えて
の2つの成否判定がある。
リザルト画面ではYEARとBADの数の表記はないものの、ホールド数とロール数が「成功数/全体数」の分数表記されている。
SMXの判定
- PERFECT(白文字で「PERFECT!!」表記)
- PERFECT(黄色文字)
- EARLY
- LATE
- MISS
の5つ判定表示はあるが、EARLYとLATEは同じ判定幅でどちら側かだけのものだと思われるため実質的には4精度判定がある。
これに加えてロングノートやロールノートなどでは
- ✓(緑色で丸に囲まれたチェックマーク)
- !(黄色で丸に囲まれたエクスクラメーションマーク)
- ×(赤色で丸に囲まれたバツマーク)
の3種類の成否判定がある。
EARLYとLATEまではコンボが繋がる。
最終更新:(2024/06/06)
最終更新:2024年06月06日 17:12