スタッターギミック


「スタッターギミック」(stutter gimmick)は、BPM変化と停止を併用したギミックである。

概要

ここでの「stutter」の意味はおそらく「つっかえる」と思われ、譜面が何かにつっかえたかのように止まりながら飛んでくるギミック。
実際に見た方が早いと思われるのでGIFアニメを参照。

端的に言葉で説明するなら「該当する範囲のBPMを2倍にする代わりに、該当する長さの半分の時間を停止にするギミック」。
停止やBPM変化が無かった時と見た目の位置が全く変わらないし、押すタイミングも全く変わらないが、スクロールだけが異なるギミックとして運用されることが多い。

……とは書いたが、別に3倍にして該当の長さの2/3を停止にしてもいいし、逆に1.5倍にして1/3を停止としてもよい。
(主に低BPMの曲で)使用するハイスピが大きくなると次のノートが見えなくなるなどという事情で、あえて本来の位置よりも近くに来るように設定する場合もある。
そのあたりは譜面作者の匙加減である。

BEMANI wikiでは『BPM2倍⇔停止を瞬間的に繰り返すギミック』と説明されている。

見た目の位置と押すタイミングが一致している(ことが多い)ため、初見でも踏めることが重視されるITG(の特にスピード・スタミナ界隈)らしいギミックである。
※ただしスタミナ界隈ではギミック自体が嫌われる場合もある。

同じように連続停止するものの、BPMが変化しないものはただの連続停止であり、このギミックとしては扱わない人もいる。
(例:Go For The Top)
DDRにも実装されている譜面があり、『Vanquish The Ghost』の低速部分の直前の数歩が該当する。
2021年10月21日よりEXTRA STAGE限定楽曲として登場した『ANTI ANTHEM』はこのギミックが多用されている。

PIUにはたくさんあるので特定の曲名を挙げるのは難しいが、『Nakakapagpabagabag』、『[86]』などが顕著。


ArrowVortexでの設定方法

  1. TABキーを使ってスタッターギミックを入れたい個所を範囲選択する (停止1回ごとに範囲選択すること)
  2. 上部メニューの「Tempo」から「Adjust Tempo」を選択する (SHIFT+Tで呼び出してもよい)
  3. Stopのある行の右から2番目にあるボタンを押す




最終更新:(2023/05/29)
最終更新:2023年05月29日 00:14