対応力

「対応力」とはDDR Aが神アプデだと思った人による大変ありがたいお言葉である。


2016年3月末。決算期に間に合うようにDDR2014からDDR Aへとアップデートされた。
メインシステムを従来のものから変更することによって、
おみくじ判定を緩和した(なくなったとは言っていない)り、
ショックアローが前後のノートを踏んだ時に判定を吸い込んでしまう現象を解決したり、
高BPMで↑→からの→というように縦連になっている同時・単押しの配置で、同時を踏む際に縦連側が一瞬でも先に入力されていると単押しが先に処理されてGOODになってしまう問題を解決したり、
間違いなくこの10年のDDRで一番システムの改善が大きいアップデートであった。

しかしながら残念なDDRスタッフはDDR2013・2014と同様に稼働初期は判定がおかしい状態にしてしまった。
2013・2014の際は「判定の位置がズレている」という感じで、そのズレに合わせて踏めばきちんと光るものだったが、
この時の判定は「マベとパフェの境界付近に何故かグレが挟まってる」というような感じのおかしな判定をしており、4分しかない譜面をやって「マベ→マベ→グレ→マベ」みたいなことも普通にありえた。
(より厳密には、この現象が起きたのは白筐体であり、旧筐体やX筐体ではズレはしているが奇妙な判定ではないとされていた)
そのため当然プレイヤーからは不満の声が多くtwitterに投稿された。

そんな中、あるプレイヤーから次のようなツイートが投稿された。

今回のDDRは寧ろ神アプデだと思うんだけど
クソっていってるやつは対応力が無いのかね、ちょっと体が覚えてる部分を遅れる方向にずらせば普通に光るのに
一回や二回やったくらいでクソクソうるせぇよそんなに言うならDDRやめろ

2020年1月現在、このツイートのオリジナルは存在していないが、当時このツイートを行ったユーザのリザルトを確認したところ
「X筐体でΔMAX DSPでFAST/SLOWが合わせて150以上のAランクリザルト(※DDR A基準で)」という素晴らしい精度が見られたため、
DDRerから散々弄られることになった。
なお、改めてもう一度書くが、単にズレているだけではなくマベとパフェの間にグレが挟まっているような奇妙な判定だったため、踏めばちゃんと光るかは運であった。
※このプレイヤーが「ちゃんと光る」と勘違いしたのは純粋に精度が無いから分かってないというのもあるだろうが、
DDR AからGreatはMarvelousの60%、GoodはMarvelousの20%と配点が変わったためにスコアが前作より上がる傾向にあったことも一因と思われる。
あと白筐体でやってないし。


DDRerに弄られた結果として「対応力」ではなく「適応力」を使ったツイートも見られる。
そのため適応力も同じ意味を持つ。


アップデートにより奇妙な判定は解決されたが、その時のアップデートから「前作より判定が甘くなった」という声が多数みられる。
過去に別機種のCSで同様の疑惑のあるアップデートパッチ配布もあるが真偽は不明。

「システムが変わったことにより入力の垂直同期などが行われなくなったため、判定幅は変わってないが結果として甘くなった」なのか、
「変なGreatが出ないようにするため、上位の判定幅を広くすることによって解決した(本当に判定が甘くなった)」なのか公式からの発表はないため真偽は不明である。

最終更新:2020年01月31日 22:26