「クイズ!ガーゴイルフルソング」は、PIUしながらクイズに答える謎の遊びである。
2018年の10月14日に金山セガにて行われたのが初回。
PIU PRIME2より収録された『Gargoyle Full Song』のS20(PRIME2ではS21)を踏みながら、読まれるクイズに答える遊び。
TBS系列の番組『関口宏の東京フレンドパーク』のアトラクション『クイズ!ボディ&ブレイン』と、過去のPIU作品にある『BRAIN SHOWER』モードから着想を得て行ったもの。
ただ、内容としてはボディ&ブレインよりも『クイズ!ヘキサゴンII』の『ベルトクイズ!タイムショック!ショック』の方が近くなってしまっている。
初回ルール
- ガーゴイルフルソング S20をプレーする。
- 最初のロングノーツが終わったところから問題文スタート
- 問題に答えるかパスで次の問題に移行(問題文を読んでいる途中でも解答、パスはしてよい)
- 出題は画面に10コンボ以上が表示されているときのみ
- 間違えたらペナルティとして10秒間出題されない
流石に出題者がたまに画面のコンボ数の確認をしないといけないのと、ゲーム音で問題がよく聞こえないのに誤答で10秒のペナルティはしんどいということで以下のようになる。
ルール
- ガーゴイルフルソング S20をプレーする。
- 最初のロングノーツが終わったところから問題文スタート
- 問題に答えるかパスで次の問題に移行
何故か、「次
ステージで(28-正解数)のレベルの譜面をやってもらう」という罰ゲームが後に加わるが、別にやらなくともよい。
クイズを読み上げる人が必要なため、2人以上プレイ必須。
COOPと言えるかもしれない。
余談
やってる当人は記事にする気がなかったのに何故か記事にされてしまったワード第一弾である
上記のルールは
2020年2月8日に決めたものであるが、初回から既に変更しているのでコレにこだわる必要はないので好きにやったらいいと思う。
クイズの入手方法
「クイズの問題集ってどこで入手するんだよ……」という感じであるが、
コレについては『
クイズ宅配便』がオススメである。
初心者向けの中でもお勧めなのが『クイズをはじめよう!改訂版』。
値段も手ごろなうえに、クイズの問題・答えの全てにルビが振ってある。
クイズあるあるの「出題者が問題文を正しく読めない」というのを解決してくれる。
電子版(pdf)版もあり、スマホに入れておけば急なクイズにも対応できるのもよい。
少し値段が上がるが、表紙がゲームブックみたいな「ビギナー向けクイズ問題集」シリーズもよい。
こちらも問題・答えにルビが振ってあるうえに1000問もの大ボリュームである。
これでみんなもクイズを出せるぞ。買え。
クイズ周りで使われがちな用語
どこぞのクイズ集団のYouTubeチャンネルを見ていればおのずと知っていそうなワードであるが、知っていればよりクイズ界隈の人の発言が分かるようになる(気がする)ワードを列挙する。
/ (スラッシュ)
問題文に対して入れられる記号。
意味するところは「ここで早押しボタンが押されたため、以降の文章は読まれませんでした」ということ。
例:日本で一番高い山/は富士山ですが、一番低い山は何?
実際には「日本で一番高い山」までしか読まれなかったということである。
ちなみにこの問題の正解は2020年11月現在は「日和山」である。
問読み (といよみ)
問題を読む人のこと。
はっきりとした声で活舌よく読むことが求められる。
また、問題文にある漢字や英語などを正しく読む必要があるので、ある意味ではクイズを解く側と同レベルの知識量も求められる。
競技クイズでは後述するパラレルを意識した読み方も重要。
パラレル
いわゆる「ですが問題」と呼ばれるもの。
「ですが」の分岐後が何になるかが問題となる。
例
問題文 |
答え |
日本で一番高い山といえば |
なんでしょう? |
富士山 |
富士山ですが、 |
世界で一番高い山といえばなんでしょう? |
エベレスト |
日本で一番低い山はなんでしょう? |
日和山 |
日本で二番目に高い山はなんでしょう? |
北岳 |
通常は例題のように「ですが」の前と後で『並列できる』ものが出てくる。
「日本で一番高いは~」の直後に「世界で一番低い」や「世界で二番目に高い」、「日本で二番目に低い」などといった脈絡のない分岐は通常は行われない。
問題が読まれる早押しクイズでは、問読みが分岐先を分かるようにイントネーションを変えて読む場合がある。
- 「日本」で一番高い山といえば → 日本が強調されたので「世界」に分岐
- 日本で一番「高い」山といえば → 高いが強調されたので「低い」に分岐
- 日本で「一番」高い山といえば → 一番が強調されたので「二番」に分岐
逆にこの分岐が読めてしまうのを嫌ってフラットに読む人もいる。
確定ポイント
問題文から答えが確定する場所のこと。
たとえば前述したパラレルのようにイントネーションがある読み方であれば「山といえば」の「山」が読まれた瞬間が確定ポイントとなる。
フラットに読まれた場合は、「ですが」の後の分岐先項目が読まれた瞬間が確定ポイントとなる。
もう一回
「不正解にするほど外れてないけど、そのままの答えじゃ正解とすることはできないのでもう一回答えなおしてください」の意味。
例
出題:2020年11月現在の日本の総理/大臣をフルネームで答えなさい。
解答:菅総理
たとえば、上記の例では問題文で「フルネーム」と指定されているため、フルネームで答えてないので正解とは言えない。
しかしながらボタンを押した段階では「フルネームで答えなさい」の部分は聞こえていない上に、正解は「菅義偉」と外れていないためにこのまま不正解にするのは出題側としても心苦しい。
そのために「もう一回」というわけである。
また、上記の例だと発生しづらいが、「惜しいけどちょっと違う」が連発すると何度も「もう一回」となることもある。
この現象を防ぐために、クイズ番組などでは問題文の最初に「フルネームで答えなさい」などの条件を入れることもある。
ただし、これはこれで「答えが人名である」と分かってしまうため、良し悪しである。
なお、クイズ界隈だからこそ「もう一回」で通じるが、初心者はそのまま同じ答えを言ってしまうケースがあるため、できれば「惜しいのでもう一回答えなおしてください」などと分かりやすく言うほうが良い。
その割に筆者は「ワンモア」としか聞き直さない。カス。
聞こえませんでした
「もう一回」とは逆で、正誤判定を行う人が解答を聞き取れなかっただけの時に言われる言葉。
この場合は惜しかったかどうかの判定すら行われていないので、変に答えを変えないほうが良い。
当然だが、ここで言い直した結果として「もう一回」が発生することもある。
素の知識
「クイズのために覚えた知識」以外の、日常生活で得た知識のこと。
十人いれば素の知識も十通り。
これを突き詰めると、映画『スラムドッグ$ミリオネア』のようになる。お勉強ばかりがクイズではない。すべてのものから知識を吸収せよ。
最終更新:2020年11月20日 15:14