Cmod


『Cmod』は、StepManiaで使用可能なハイスピードオプションの方式の一つである。
表記ゆれが多く全部大文字で『CMOD』と書いたり、単語の先頭だけ大文字にして『CMod』と書いたり、ハイフンを入れ『C-mod』だったり『C-Mod』だったり『c-mod』だったりするが、これらはすべて同じ意味である。
当wikiのページ名としてはStepMania5のデフォルトスキンに合わせて『Cmod』を採用するが、記載はその時の気分になりそうなので揺れてても許してください。

概要

全ての譜面ギミックを無視して固定BPMとして流すオプション。
要するに『beatmaniaIIDX14 GOLD』で搭載された『REGUL-SPEED』と同じ効果だが、Cmodを使ってもスコアは保存されるという点では異なる。ちなみにCmodの方が早く登場している。

「C」は「Constant」の略であるとされ、オプション画面では「C400」「C600」というようにCの後にスクロール速度が記載される。
StepMania5以前では1テーマに2~3個あるくらいが普通で、自分好みの数値にするには設定ファイルをテキストエディタで弄るのがほぼ必須であったが、StepMania5ではオプション画面で自由に設定できるようになり利便性が増した。
何と言っても、わざわざ曲ごとにオプション画面に入らずとも、常に指定した速度で流れてくるのでいちいち設定しなおす手間がないのがメリット。

近年では「Cmodを使うのが邪道に感じる奴らなんて(ダンス)パッドを使ってプレーしてる奴らくらいだろ」という感じらしい。
ユーザが譜面を作れるコンテンツなので、ワープを使って「矢印だと思ったら地雷に変わった」みたいな譜面を初見でやらされることも少なくない。
また、DDRやPIU触った後にStepManiaを触ったわけではなく、いきなりStepManiaからというタイプの人だと「DDRのようなBPM倍取り・半取り・停止」が好きではないこともままある。
DDRをやっていてもDDRのBPM変化が煩わしいと感じられる譜面はたまにある。


その他のハイスピードオプション

Xmod

楽曲のBPMに掛け算する数値を指定するタイプの、もっとも一般的なオプション。

Mmod

MはMaximumのMで、要するに最大値を基準にハイスピード倍率が自動で設定される。
Cmodの「曲ごとに設定を変えなくてもよい」という点と、Xmodの「ギミックを生かせる」という点を両立したオプション。
「最大値」の基準となるのはDisplayBPMの値で、実際の譜面は100~400であっても200としか書かれていなかったら計算には200が使われる。

ネックがあるとすれば「最大値となるのは一瞬だけ」みたいな譜面においては、メインBPM帯は常に遅くなってしまうところくらいである。
PIUのAuto Velocityがこれと同じ機能になっている。

Amod

AはAverageのAで、要するに平均BPMを基準にハイスピード倍率が自動で決定される。
要するにMmodでネックであった「最大値となるのは一瞬だけ」みたいな譜面でも、メインBPMに合わせた倍率にしたいオプション……
だと思われるのだが、ごく一部のバージョンのStepManiaでしか搭載されておらず使い手も少ないため、実際どんな感じなのかよく分かっていないので分かっている人の追記をお待ちしております。




最終更新:(2020/10/14)
最終更新:2020年10月14日 00:10