GAME_LEVEL[ゲームシステム]


「GAME LEVEL」は、店舗側が筐体ごと設定できる内部設定項目である。


概要

音楽ゲームに限らず、昔からのアーケードゲームなら大体あるような項目。
1クレジットでいつまでも長居されては困るので価格を上げずにレベルを上げることで対処したり、逆にデフォルト値だと難しすぎて客が付かないとなったらレベルを下げてみたり、店側で柔軟に対応できるようにするための項目。

格闘ゲームならCPUの反応速度や攻撃頻度が変わったり(EASYにしてもヤバい『カイザーナックル』とかいうゲームもあるけど)
2Dシューティングゲームなら打ち返し弾の有無が変わったり、
ガンシューティングならライフ数が変わってみたり、いろいろ調整されている。


DDRにおけるGAME LEVEL

初代からDDR2013まで存在し、1~8の8段階で設定できた。
初期値は4が基本なのだが、家庭用の3rdとBEST HITSに限り初期値は2になっている。
(アーケードの3rdが難しすぎたため、そのシステムを使っている2作品は易しい設定になっている)

これによって変化するのはダンスゲージの増減量
「SN2以前のFINAL STAGEでコンボを繋いだ状態でミスすると1ミスで1/3くらい減る」と言われることがあるが、設定次第で少なくもできるし多くも出来る。
ライフゲージの増減量は変化しない。

DDR2014で筐体ごとの曲数設定とともに廃止。
(廃止した理由としては1クレジットの価値をなるべく平等にするためとかそういう話があった気がしましたが、明確なソースが見つかりませんでした。何かご存知の方がいらっしゃいましたらソースを添えて教えてください)



PIUにおけるGAME LEVEL

PRIME2まで存在し、EASY、NORMAL、HARDの3段階で設定できた。
初期値はNORMAL。

これによって変化するのは判定幅で、EASYならEJが使用されHARDならHJが使用される。
(ユーザが指定するオプションでHJやVJが指定されていた場合や、ミッションなどで個別に指定されている場合は筐体設定に関係なく指定した判定が使用される。)
ゲージ増減の計算式については変化しない。

メキシコではEASY設定になっていたことが多々あり、難しい譜面をクリアしたとしても「どうせEJなんだろ?」みたいなことを言われてしまう可能性があったため。
その対策として自主的にHJをつけてプレーすることにしたユーザが多かったらしい。


最終更新:(2024/06/10)
最終更新:2024年06月10日 15:03