感圧伝導シート


「感圧伝導シート」は、素材の一種である。圧力センサーのようなものだと思えばよい。

シートの素材を使って「ベロスタットシート」と呼ぶこともある。


自作パッドの面で見た感圧伝導シート

踏みゲーのパネルといえば棒状の圧力スイッチが主流であるが、
これはこれでそんなに安くないことと、スイッチを入れる空間を作る必要があるとで、自作には少し不便である。

感圧伝導シートは「通常は電気を通さないが圧力をかけると電気を通す」というシートで、自作パネルを作る場合は踏みゲーの棒状の圧力スイッチの代用が可能となる。
感圧伝導シートであれば厚さは1mm程度でよいし、
280mm四方のものが700円程度(2020年7月現在)で買えて安いし、取り回しが便利である。


メタルパッドの面で見た感圧伝導シート

自作コントローラやメタルパッドでは、パネル側の金属と床側の金属が接触することで通電するようになっている。
底上げを行うとパネルと床の距離が短くなるため、踏んだつもりがなくてもちょっとした振動などで金属が触れるようになってしまい入力が発生することに(過反応に)なりがちである。

そこでこのシートの出番である。
ちょっとした振動では電導に充分な圧力とはならないため反応しないが、
踏めば充分な圧力となるため反応するようになる。


最終更新:(2022/08/18)

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最終更新:2022年08月18日 11:03