「UCS」とは、Pump It Upに搭載されている機能「User Custom Step」の略である。
ユーザが自分で譜面を作って筐体で遊べる機能および作成された譜面のことで、
要するにDDRと同じようなものと考えてよい。
DDRのEDITとの違いを列挙すると
など、かなり自由度が高い。
筐体でのPL法順守確認（クリアチェック）が為されないとはいえ、公式サイトで譜面を事前に確認できるため安心である。
(そもそもDDR X～2014もCUTやJUMP
OFFを使えばPL法違反の譜面をeパスや筐体に登録できるが)
作成したUCSをテキストエディタで弄ることによって
「表示はされないけど判定は存在するホールド」が設置できてしまうバグがあったりするが、
そのバグを逆手に取ることでギミック譜面を作成するものも存在する。
1、Pump It Upのアカウントを作成し、ログインする。
2、PIU公式UCSサイトにアクセスする。
3、上部メニューの「U.C.S?」をクリックし、ページ下部の「StepEdit Lite Download」のリンクボタンをクリックする。
4、ZIPを展開し、内部の「Required installation」フォルダ内のアプリケーションをインストールする。
※お使いのPCが32bitOSなのか64bitOSなのかはググって調べてください
5、「stepeditlite.exe」を実行してみる。
特にエラーとかがなく、StepEdit Liteのウィンドウが開けたらここで導入成功。
6、上記までを全部実行してもちゃんとウィンドウが開かない場合、
「Microsoft
Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ (x86)」をインストールしてください。
（ソフト自体が32ビットなので、64bitOSをお使いの方もコレをインストールしてください。）
7、たぶんコレで起動できるはずです。無理だったらtwitterとかでPIU勢に聞くか、
出てきたエラーをググると分かると思います。
1、UCS公式サイトにアクセスする。
2、上部メニューの「Sample download」をクリックする。
3、UCSを作りたい曲を探し、右端の「Download UCS+mp3 File」をクリックする。
4、ZIPを展開し、StepEdit LiteでUCSファイルを読み込む。
5、マウスでちまちまと配置をするなり、
スペースキーで楽曲を再生しながらZQSECキー（2P側はテンキーの17593キー）を押して譜面を入力する。
6、ちゃんとセーブする（復旧用のオートセーブみたいな機能はないです）
デフォルトだと「1拍をいくつに分けるか」という設定が2になっているため8分までしか置けません。
譜面の上で右クリック→「Block」→「Adjust BeatSplit」を選択し、
置きたいリズムに合わせて数値を調整してください。
（例）16分が置きたい→ 4 12分が置きたい→ 3 三連符と16分を混ぜたい→ 12
1～128の範囲で設定できるため、その気があれば512分矢印が置けます。
また、この数値がロングノートでの判定タイミングに使われます。
あと、ファイルサイズに直結するので、24以上の数値を使うときはDivisionを分けた方がいいです。
BPM変化をさせたい個所の譜面上で右クリック→「Block」→「Split Here」を選んでください。
譜面の右側の白い部分で右クリックするとDivision Propertyが開かれるので、ここでBPMを入力してください。
※この時、BPMを半分や倍にするようなソフランを作りたい場合は、BPM変化に応じてSplit/Beat値を逆数倍してください。
（例1）BPM120の曲だけどBPM60の低速区間を作りたい → Split/Beatの値は2倍にする
（例2）BPM120の曲だけど、ここだけギミックとしてBPM240にしたい → Split/Beatの値は0.5倍にする
停止を入れることはできないので極端に低いBPMで極端に短いBlockを作成することで疑似停止としてください。
（例）BPM150の4拍停止（1.600秒）のためにBPM1.562の192分2拍分のBlockを入れる
