「データ削除」は、運営側の不手際である。
概要
昨今のオンラインゲームは当然言うに及ばず、プレーデータを収集および蓄積するゲームは基本的に運営側がデータを管理している。
ゲームのバグによる不正なデータ送信による不具合、データを保存するシステム側の環境変化によるデータ不整合、運営スタッフによる誤操作、システムの老朽化による破損などいろいろな要因はあるが、それらによってデータ削除が起こりうる。
通常、バックアップデータを定期的に取得し、ある特定の段階までデータは戻るけど被害は最小限に抑えるようにするものである。
それでもバックアップデータも壊れたなどの理由でどうしようもない場合がある。
そんな残念な事例を
踏みゲーに関するもののみ紹介する。
DDR MAX2
インターネットランキングの終了のおよそ2週間前に突然ランキングデータがすべて消える。
当時のインターネットランキングの参加方法は「筐体で表示されたパスワードを入力する」というものであるため、パスワードのメモが残っている人はそれを再登録すればよかったが、そうでない人は再プレーを余儀なくされた。
ランキング対象は鬼コースが18コースと一般コース(通常モードでWebページに指定された順で楽曲プレーをするレギュレーション)が15個あり、とてもではないが2週間で埋めなおしが出来るようなものではなかった。
これについてKONAMI側からの説明や謝罪は特になく、2週間分のデータだけでランキングは実施された。
なお、このインターネットランキングによって「足神」というワードが生み出されたが、総合データだけでなくコース別データでも足神と呼ばれている。
よって初代と呼ばれるべき人物は1人だけではなく、それなりにたくさん存在することになる。
PIU XX
データが破損し復旧を試みるも残っているのが数か月以上前のデータが最新であったうえ、ユーザ情報に関するデータは大丈夫であるものの楽曲スコアやクリア状況に関するデータは全滅となった。
補填として大量の解禁ポイントを全ユーザに一律で配布したうえで譜面の解禁に必要なポイントを1にするという、実質全解禁状態にされた。
最終更新:(2023/11/11)
最終更新:2023年11月11日 04:03