足型ってダサくないですか?


『足型ってダサくないですか?』とは、jun姫の鶴の一声である。

表記方法のマイナーチェンジはあったものの、DDR MAXを除けばDDR初代からSNまでは足型を使って難易度表示を行っていた。
DDR SN2で、難易度表記が足型から縦長の長方形に変わった。
かつてのDDRのWebサイトはFROM STAFFのページがあり、その件についてデザイン担当のスタッフが
今作から難易度が足型表記でなくなったのはjun姫の「足型ってダサくないですか?」の
鶴の一声からです。深い意味はございません。
というようなことを記載していた(データが残っていないので細かい部分で違っている可能性があります)

2chなどで猛反発もあったため、その後に該当スタッフの足型表記でなくなった理由が以下のものに変更された。
さらに選曲画面のステップの難易度のマークが足跡型からゲージ風の四角形に変わったのは、 画面上に沢山の情報を載せる関係で小さくしたいとか、足型は意外とデカくてスペースを取るとか… チームスタッフ一同でイロイロと考察した結果でゴザイマス。
変更後のコメントはWeb Archiveで確認可能。


補足

2chなどで猛反発があったのは「伝統が~」というお気持ちの要素である。
難易度を『足10』の様に書くことについて「なんで足なの?」という説明をしなくてはいけないという所もないではない気もするが、
よくよく考えるとbeatmaniaIIDXなんて割と早々に☆での表記をやめたのに、現在も何の違和感もなく「☆12」というような表記はしているし、下記の表からも分かるように昨今のDDRも足型による表記がされている例は少ない。
そもそもの話として、足型の個数で難易度を表現するのは「どうせ変更するなら形を変えただけじゃ数える必要があって分かりづらいのは変わらないから、数値を書いてくれ」という意見はあった。

メインバージョンにおける難易度の表記方法

バージョン 表記方法
1st 足型の個数+対応する英単語
2nd 足型の個数+対応する英単語
3rd 足型の個数(3個ごとに改行)+対応する英単語
4th 「足型x数値」と「足型の個数」の同時表記
5th 足型の個数
MAX 足型なし(そもそも難易度値が無く、グルーブレーダーのみで表現)
MAX2 数値と足型の個数の同時表記
EXTREME 数値と足型の個数の同時表記
SuperNova 足型のみ
SuperNova2 四角形のみ
X 四角形と数値。10を超えた場合は超えた分が黄色から赤に変色。
X2 HAPPY MODEでは足型の個数。PRO MODEでは数値のみ。
X3 HAPPY MODEでは足型の個数。PRO MODEでは数値のみ。2nd MODEでは足型の個数+対応する英単語
2013 数値のみ
2014 数値のみ
A 数値のみ
A20 数値のみ
A20PLUS 数値のみ。適正レベル測定の測定結果は足型の個数で表記。


余談

なお、SN2にはSTEP DESIGNERの欄にTAGの名前が記載されており、以下のコメントを残している。
こんにちは。TAGです。嬉しきかな復活第2弾!今回も参加させていただきました。

「何故、人間の足は2本か」

普段はギタドラのシーケンスを作っているのですがギターは3レーン。ドラムでも6レーンしかないので自由度が低い! ところがDDRだとダブルでプレイしたらなんと8レーン!なんという自由度の高さ!
いまだかつて無いシーケンスを作ろうと思い、何を思ったか矢印でどうにかしてロボずきんの顔を作れないものかと奮闘しましたが案の定無理でした。
だって人間の足って2本しかないですもんね…

他の音楽ゲームって叩いたら音が出ますけど、このゲームに限っては踏んでも音が出ないので、 極端な話音楽にちっともあってないシーケンスもつくれちゃうわけなのですね(実際にはそんな無茶な事しないですけど…^^;)
それだけリズムには自由度があるのに、ナゼ、何故、なぜ人間の足は2本しかないのか!(笑)
3本あったらさらにバリエーションがひろがるのに!!とかなんとか考えたりしてました。
でもそれがDDRの良さであり魅力だったりしますよね。なんてったってDanceですもの。
なんかこの文章だけ見てると「ちゃんと作りなさい!」とツッコまれそうなオーラ全快ですがバッチリ楽しめるやつを作りましたのでご心配なく!

なお、『DEAD END ("GROOVE RADAR" Special)』の譜面制作者はTAGだと後に判明している。


余談の余談

TAG初参加のSNでのコメントは以下。
こんにちは。TAGです。
チームギタドラからシーケンスデータ職人ということで参戦させていただきました!
つ、つつ、ついにこの日が!アーケード版DDR復活!!おめでとう!ありがとう!!

思い起こせば数年前、初めて出会った音楽ゲームがこのDDRでした。
初めてプレイした時の感想は今でも覚えています。
「な、なんて面白いんだこのゲームは!」
それからはもうDDRに明け暮れる毎日。
そりゃもうね、3度の飯よりやりましたよ!(笑)
そんなある日、こんな感情が芽生えだしました。
「これ、作る側になったらもっとおもしろいんじゃね?」と。
それから数年後、ついに念願の入社を果たしました。 だがしかし時既に遅し。
DDRはすでに「EXTREME」をリリースした後で休止状態に入っていたのでした。
絶望の淵で打ちひしがれる僕。 しかし神は見捨てていませんでした。

ある日、1本の電話がかかってきました。
その内容を聞いたとき僕は心身共に震えました。

「DDRの新作を作ってるんだけど一緒に作らないか?」

まぁ長くなりましたけど何が言いたいかって、夢はあきらめるなって事ですよ。
より多くの人に「な、なんて面白いんだこのゲームは!」と思っていただけたら幸いです。


最終更新:(2020/09/06)
最終更新:2020年09月06日 00:21