SHUFFLE(オプション)


「SHUFFLE」は、混ぜるという意味であるとか、すり足であるとか、そういう意味の英単語であるが、当ページではDDRのオプションの一つであるSHUFFLEについて説明する。


概要

1999年01月29日から稼働を開始したDDR 2nd MIX時点で初登場したオプション。
現在はオプション画面で簡単に設定できるようになったが、しばらくの間はパネルを踏んでコマンド入力することで設定できた。
(これはSHUFFLEに限った話ではなく、ありとあらゆるオプションがコマンド入力で設定する必要があった)
beatmaniaシリーズのRANDOMと同様に、楽曲全体においてレーンごとにランダムに配置しなおされる。


特徴

普通、4つの異なるものの並び替えを行う場合、4の階乗通り(24通り)の組み合わせが存在する。
しかしSHUFFLEでは24通りすべてが出ることはなく、8通りしか出現しない。

まず、正規やMIRROR、LEFT、RIGHTの配置が登場しない。
次に、左右だけが入れ替わった配置や上下だけ入れ替わった配置が登場しない。
更に、「左右だけが入れ替わった配置や上下だけ入れ替わった配置」に対してLEFT、RIGHTをかけた配置が登場しない。
ここまでは理解できるものだが、上記のいずれにも当てはまらないが、何故か登場しないという組み合わせが8種類存在する。

24通りの並べ替えと出現するかどうかは以下の通り。
(※正規での配置を←から順に1234と番号を振った際の数値を記載している)
(※○がSHUFFLEで出現する配置、△がSHUFFLEでは出現しないがプレー可能な配置)
出現 配置 備考
1 2 3 4 正規
1 2 4 3
1 3 2 4 上下のみ入れ替え
1 3 4 2
1 4 2 3
1 4 3 2
2 1 3 4
2 1 4 3 上下のみのLEFT、左右のみのRIGHT
2 3 1 4
2 3 4 1
2 4 1 3 RIGHT
2 4 3 1
3 1 2 4
3 1 4 2 LEFT
3 2 1 4
3 2 4 1
3 4 1 2 上下のみのRIGHT、左右のみのLEFT
3 4 2 1
4 1 2 3
4 1 3 2
4 2 1 3
4 2 3 1 左右のみ入れ替え
4 3 1 2
4 3 2 1 MIRROR

なぜ出てこないパターンが8種類あるのかは謎。
出現当時からこうなので、実装時にパターン考慮から漏れたのがそのまま使われているのかもしれないし、あるいは筆者がなにかを見落としているのかもしれない。

有効な使い方

「左右だけが入れ替わった配置や上下だけ入れ替わった配置が登場しない」という点に着目すると、非常に有効に使える譜面が存在する。
←↓→↓←や←↑→↑←のようなビジステップで行って戻ってくるだけの捻りが多用されている譜面である。
これらがそのままの形で残ることが無く、それでいて捻る形に変わることもない。

『Healing-D-Vision』のCHALLENGE譜面をクリアしたことが無い方は絶対にSHUFFLEを使わないでください。
ラス滝が簡単すぎてほぼ100%その場でクリアしてしまいます。

なおラス滝に入る前はゴミみたいな配置になる模様。


また、スライド(りょく)を鍛えるために、あえて正面で踏める譜面に使用するというマゾプレーも存在する。


最終更新:(2023/04/04)
最終更新:2023年04月04日 12:21