PumpItUpのオプション設定方法


当ページではPump It Upにおけるプレーオプションの設定方法などについて説明する。
理由はJE稼働から数年間運営されていた日本版wikiが閉鎖したためである。


USBメモリやAM.PASSカード無しでプレーする場合(ゲストでプレーする場合)

カード無しでプレーする場合、初期状態ではBASIC MODEと呼ばれる「有名楽曲の簡単な譜面のみが選べるモード」でスタートする。
BASIC MODEではXX以前の作品ではハイスピードが2倍、PhoenixではAV(BPM×ハイスピードの計算結果)が設定されている。
しかしBASIC MODEではプレーオプション画面が呼び出せないので別のスピードに変えたり背景を暗くしたりといったことが基本的に出来ない。

一応、後述する「パネルでハイスピードを1段階変更するコマンド」を使用すればハイスピードのみ変更することは可能である。
ただBASIC MODEでプレー可能な譜面に高密度な譜面はない上、BASIC MODEではゲージが0になっても途中閉店しない上にゲージも(通常モードと比べると)甘いというメリットもあるため、不便でもまずはBASIC MODEで慣れることをお勧めする。

「やりたい曲がBASIC MODEにない」や「ノートが見づらいので背景を暗くしたい」という場合は以下のFULL MODE移行コマンドを入力してください。
なお、2曲目や3曲目の選曲段階で入力しても有効なので、最初にBASIC MODEで遊んでから3曲目だけFULL MODEということもできる。


FULL MODE移行コマンド

左下から順にM字を描くように踏み、右下を踏んだら元に戻っていくように踏む。
テンキー表記では「175939571」となる。
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USBメモリやAM.PASSカードありでプレーする、またはFULL MODE移行コマンドを入力した場合

USBメモリやAM.PASSカードありでプレーする場合は自動的にFULL MODEでスタートする。
FULL MODEではプレーオプション画面を呼び出せるので、基本的にはプレーオプション画面呼び出しコマンドだけ憶えていればよい。


プレーオプション画面呼び出しコマンド

左下、右下と交互に3回入力する。
テンキー表記では「131313」となる。

プレーオプション画面で設定できるオプションについては後述。
ON、OFF切り替えが可能な項目については一度選べばONになり、再度選べばOFFになる。


BASIC MODE、FULL MODE共通で使用できるコマンド

このコマンドはモードによらず有効で、BASIC MODEでもハイスピード値を変更することが出来る。
ただしプレーオプション画面と違って0.5刻みで変更することは出来ない。
ハッキリ言って日本で稼働する以前の旧作をプレーする場合にのみ覚えておけばよい。

ハイスピードを1段階上げるコマンド

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ハイスピードを1段階下げるコマンド

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おすすめのプレーオプション

プレーオプション画面で設定できるもので特に有用であるものを紹介する。
大分類 オプション名 備考
AutoVelocity (なし) 「+100」などのパネルを選ぶと現在値にその値が加算されるため、BPM×ハイスピードの値をちょうどいい値になるように調整する。
PRIME JE以前のバージョンでは仕様が異なるため、普通にハイスピード設定をしてください。
Display 「BGA OFF」または「BGA DARK」 DDRのスクリーンフィルタと異なり、背景全体が別のものに差し変わったり(BGA OFF)、背景全体が暗くなったり(BGA DARK)する。
どちらが選べるかは作品による。
Note Skin 「OLD」または「NXA」 特に視認性が高いとされる。BGA DARKなどを選択していれば基本的には見やすいのでどれを選んでもよい。


人によっては使うべきオプション

大分類 オプション名 備考
Path DR(Drop) ノーツが上から下に降ってくるようになる。
ただしDDRのREVERSEとは異なり、ノーツ描画エリア全体が上下に反転してしまうため左下の矢印は左上を向いてしまうし、左上は左下を向いてしまう。
形状ではなくレーン位置で覚えるタイプの人に有効。
Note Skin 「Poker」または「Flower Card」 トランプスキンと花札スキンはいずれも長方形であるため、上記のDRを使用しても中の絵柄しか変化せず影響を受けにくいというメリットがある。


特殊な訓練を受けてない人は使うべきでないオプション

大分類 オプション名 備考
Speed EW(EarthWorm)
RV(Random Velocity)
EWはDDRでいうところのWAVEのような動きをする。
RVは楽曲プレー中にランダムで何度もハイスピード値が変わる。
Display 「BGA OFF」と「BGA DARK」以外全般 画面表示に関わるものがDisplayに突っ込まれているので、DDRでいう所のHiddenやSuddenやStealthが含まれている。基本的にOFFにしよう。
Note Skin 「Football」 サッカーボールスキン。全レーンで同じものが飛んでくるため、どのレーンかの識別がしづらい。
Path 「NX」と「DR」以外全般 矢印の移動に関するものがPathに突っ込まれている。
特にUA(Under Attack)が危険なため後述する。
Alternate RS(Random Steps) 譜面変更オプションがAlternateに含まれている。RSはbeatmaniaIIDXなどのS-RANDOMに相当し、要するにノートごとにランダムに位置が変化するため縦連や股裂きが発生しやすく使用すべきでない。
Judge 全部 判定を厳しくするHJ(Hard Judge)や、判定の表示をGOODを中心に逆にするJR(Judge Reverse)が存在するが、普通選ぶ必要はない。


DRとUAの違いについて

よく似ているようで全く違うため、図で説明をする。
通常の場合の表示が以下であるとする。

DRを使うと、ノート描画エリアが上下に反転する。
上から下にスクロールするように変化しているのではなく、ただ描画を反転させただけであるため左下が左上を向くことになり、形状で判別する人には厳しいことになる。

UAを使うとノート描画エリアが180度回転する。
つまり、モニターを逆さにするか、首の骨を折れば元の位置に戻るようになる。

ダブルの場合、DRとUAで見た目が変わらないため非常に困難を極める。
絶対に間違えないようにしましょう。


最終更新:(2023/08/25)

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最終更新:2023年08月25日 17:55
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