バナー


バナー(banner)は「旗」という意味の英単語である。燃料を燃やす装置ではない。
本ページではStepManiaで使用できるバナー画像について記載する。

概要

音ゲーにおいては選曲画面で楽曲紹介的に用いられる横長の画像のこと。
正方形に近いものの場合は「バナー」というより「ジャケット」として扱われることが多い。

pop'n musicシリーズ、ギタドラシリーズにおいても使用されている。
2021年3月現在においてはpop'nのみがバナーを採用しており、DDRやギタドラはジャケット画像に変更されている。

ギタドラはXGシリーズに移行したタイミングでジャケットを使用するようになり、DDRはX2で選曲画面を変えたことでジャケットを使用するようになった。

jubeat以降の音ゲーにおいてはバナーを使わずジャケットということが多い。
これは画面サイズが16:9と横長になったことで、従来の右端にホイール&左にバナーなどの楽曲情報ではスペースが空きすぎるようになったことや、
版権曲でわざわざバナー画像を作成する手間を発生させるくらいなら、収録CDのジャケットをそのまま使えばいいじゃんということが考えられる。

踏みゲーにおけるバナー

DDR

DanceDanceRevolutionにおいては初代からXまで*1の約10年間にわたって使われた。
特に4thにおいては選曲リストにバナーが斜めにされて横一列に並ぶという、他では類を見ない選曲画面を見ることが出来る。

また、バナーともジャケットとも異なる要素として、CD画像も初代~4th、X一部ボス曲とX3の2ndモード楽曲には存在した。
CD画像とは言うものの、実際のCDのレーベル面のものとは異なり、KONAMI側が作成したものである。(というか、当然ながらコナオリ曲はCDが出ていないのだから、必然的に作られている)
また、DDR SOLO BASSにおいてはMD画像が使用されているが、色がちょっと違うくらいでCD画像ほどの差異はない。
同じSOLOシリーズでもSOLO 2000はバナーのみとなったが、こちらはこちらでバナーサイズが380*180くらいでメインシリーズのものより縦長である。また、選曲リストでは逆に256*60くらいに縦が短くなった専用バナーが縦に並ぶ。

ITG

バナーがある。そんだけ。

PIU

バナーというような画像はなく、選曲から楽曲開始までのロード画面で表示されるアイキャッチ画像がそのまま表示される。
カーソルを合わせるとアイキャッチ画像からBGAの一部を切り取ったものがループ再生される。


StepManiaにおけるバナー

大前提

横*縦で記載する。1600*900と書いた場合は横1600ピクセル、縦900ピクセルである。
.bmp、.jpg、.pngなど様々なフォーマットが利用できる。

実は、画像だけでなく動画も使用できる。StepMania3.9でもStepMania5でもしっかり動作する。
しかしながら、こんなものにわざわざ動画を使う必要性はないため、やるなら完全に自己満足になる。

基本となるサイズを記載しているが、画質を考えると2倍または4倍したサイズでも問題ない。
ただ、いたずらに画質を上げようとしたところで表示領域は大きくならないし、縮小処理で潰れてしまったら本末転倒である。
動画でも言えることだが、ファイルサイズを大きくして読み込みに時間がかかるようなら選曲スクロール速度の低下も考えられる。
何事もほどほどに。


DDRサイズ

256*80で作成される。
現在は2倍の512*160が一般的。

ITGサイズ

418*164で作成される。


よっぽど気にする必要はないが、DDRサイズを想定しているスキンでITGサイズのバナーを表示すると上下が見切れることがある。
これは逆もまたしかりである。
よほど神経質な人でもない限り気にする必要はないが、見切れる可能性がある部分を以下に示す。



最終更新:(2021/03/28)

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最終更新:2021年03月28日 15:20

*1 厳密にはX3の2ndモードでも使われている