Miniオプションは、In The GrooveおよびStepmaniaで使用可能なオプションである。
概要
矢印の描画サイズを小さくするためのオプション。
DDRのMEDIUM、SMALL、DOTスキンとは異なり、小さくなった後のサイズで「1倍速なら1拍が矢印1個分」というルールが適用されるため、矢印を見ることが出来る時間が長くすることが出来る。
視認時間を長くできるということは、その分ハイスピを上げて矢印の間隔を広げることも出来るので、上手く使うと大変便利。
Stepmania5でのテーマ『Simply Love』では-100~150%の範囲で指定できる。
デフォルトは0%で、通常は0または正の数を指定して使用するが負の値も設定できる。
負の値を設定した場合は矢印が大きくなる。
以下の図はすべて1倍で同じ譜面をMiniオプションの数値だけ変更して確認したもの。
計算式
有識者曰く、Stepmania5ではソースの以下の部分で矢印のサイズなどを決定しているらしい。
ArrowEffects.cpp 内の関数 ArrowGetReverseShiftAndScale(606行目から)における610行目の
float fZoom = 1 - fMiniPercent*0.5f;
がそれにあたるらしい。
厳密には「矢印自体の大きさを変更している」のではなく、「レーンを含めた矢印描画エリア全体のズーム倍率を変更している」と見た方がよさそうに思われる。
上記の計算式から導かれるズーム倍率と、0%指定時と比較した際の表示時間は以下の通り。
Mini設定値 |
ズーム倍率 |
0%比の表示時間 |
0 |
1 |
1 |
5 |
0.975 |
1.025641026 |
10 |
0.95 |
1.052631579 |
15 |
0.925 |
1.081081081 |
20 |
0.9 |
1.111111111 |
25 |
0.875 |
1.142857143 |
30 |
0.85 |
1.176470588 |
35 |
0.825 |
1.212121212 |
40 |
0.8 |
1.25 |
45 |
0.775 |
1.290322581 |
50 |
0.75 |
1.333333333 |
55 |
0.725 |
1.379310345 |
60 |
0.7 |
1.428571429 |
65 |
0.675 |
1.481481481 |
70 |
0.65 |
1.538461538 |
75 |
0.625 |
1.6 |
80 |
0.6 |
1.666666667 |
85 |
0.575 |
1.739130435 |
90 |
0.55 |
1.818181818 |
95 |
0.525 |
1.904761905 |
100 |
0.5 |
2 |
最終更新:(2020/09/21)
最終更新:2020年09月21日 11:35