タグ一覧
ヤエトレ
旧概念跡地
残骸の記録
プロット・構成・設定
生い立ちからトレーナーとなるまで
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トレセン学園入学からウマ娘化を経たあれこれ
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メイクデビューに至る制約
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毎日杯とサブトレーナーの加入
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皐月賞とトレーナーの離脱
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トレーナー不在のダービーと誓い
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菊花賞と目覚め。そして終幕。
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SS
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新概念
見切り発車
概要
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記録
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元々は他人よりも少しだけ走ることが好きな少年だった。しかしウマ娘である妹がいたせいか、普通のヒトである彼は何かとウマ娘と比べられ居心地の悪さを感じることが多くなっていく。少なくとも家族は彼が走ることに固執することをよく思っておらず、他にすべきことを見つけるように促していた。自分の好きなことを否定された彼は、ウマ娘である妹に走りで勝てば認められるだろうと思い挑むが勝負になるはずもなく惨敗。さらに、全ては無駄な努力だという言葉まで告げられて失意の底に沈む。ボロボロになった彼は勢いに身を任せ自らの家庭を飛び出していた。
飛び出した先に何かが待つわけでもなく彼はやがて衰弱し倒れる。それを偶然見つけ保護したのは金剛八重垣流道場の師範であるヤエノムテキの祖父だった。事情を聞いた師範は何か答えを見つけ出す手助けになればよいと、自分を見失いかけていた彼を道場に歓迎し、彼もまた師範を師事するに至る。まだヤエノムテキが幼い頃のことであった。 やがて10年近い月日がたち、ヤエノムテキのトレセン学園への入学が決まる。大人になった今でも走ることがやっぱり好きであった彼は、何かしらの形でウマ娘のレースに関わってみたいと思うようにもなっており、ヤエノムテキの入学と同時に中央のトレーナー試験を合格しトレセン学園入りを果たす。すっかり家族同然となっていたヤエノムテキとともに新しいスタートを切った。 |
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入学したトレセン学園ではウマ娘のトレーナーがウマ娘になってしまうという奇妙な現象が時折発生しており、ジュニア期の終わりに彼にもその矛先が向けられることとなった。彼の夢に現れた謎の存在は、彼はまだ心の奥底で自らが走り認められることを諦めきれずにおり、それはウマ娘になることで叶うと言い放つ。そしてそれは彼がずっと昔から密かに抱き続けてきた願いそのものだ、とも。自分ですら気づくことのなかった秘された願いに無造作に踏み込まれ混乱する彼であったが、今の彼はもう一人ではなく、担当でもあり家族でもあるヤエノムテキがいる。独りで意地を張っていた子どもの頃の自分ではないと、それを否定。が、結局悪戯にウマ娘に変えられてしまった彼は、今一つ納得のいかないまま仕方なくもその変化を受け入れた。
トレーナーがウマ娘となって幾日、担当であるヤエノムテキと共に走るたびに芽生える願いがあった。それはヤエノムテキと共にレースを走り、同じ景色を見てみたいという願い。トレーナーとしての領分を超えた願いであることを自覚しながらも、その思いは日に日に強くなっていく。しかし同時に、競争ウマ娘とトレーナー、どちらか一方ではない二つの混ざりものとしての在り方を否定する声が聞こえてくるようになる。どうするのが正しくて正しくないか、何を選び何を諦めるべきなのか迷い悩むトレーナーにヤエノムテキは、トレーナーがヤエノムテキを裏切ったり間違ったことをしそうになったら力尽くでも正してみせるから、それまでは自分の願いに正直になってもいいと、トレーナーの願いを肯定し、目指すべき場所をはっきりと見つけた二人は迷いを断ち切った。 |
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トレーナーが本格的にメイクデビューを目指すようになってから気づくことがあった。それはトレーナーがウマ娘としての自分の力を完全に引き出すことができずにいること。そしてそれはトレーナーが元々人間であり生来のウマ娘ではないことから生じる問題、ウマ娘としての身体に自身が完全に適応し切れずにいることから生じている枷であることを察するようになる。解決の見通しが立たないこの問題を前に、トレーナーは選択肢を与えられた。このまま時間の経過に身を任せ力の適応をただ待ち続けるか、ここから先の未来を犠牲に今すぐ力を完全に適応させるか。ウマ娘の最初の三年間は特に重要かつ、ヤエノムテキと共に走る自身の願いを鑑みれば、トレーナーに待つという選択肢は無かった。彼は圧倒的な走りと共にメイクデビューを勝利で飾り、引き返すことのできない道を進み始める。
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トレーナーとヤエノムテキが共に走る最初のレースは毎日杯となった。そこに、ヤエノムテキの同期であり強敵となるオグリキャップが立ちはだかる。オグリキャップの圧倒的人気と勝利が期待される中、トレーナーの奇策とそれを一早く察したヤエノムテキがオグリキャップの差し足から逃げ切り、一着と二着で毎日杯を勝利で終えた。
しかしその日、毎日杯を見に来ていた一人の女学生が彼の走りに違和感を覚える。あまりに自己を省みない脚への負担を度外視した無茶な走法に、かつて体の弱かった自分を励ますために走り続け故障してしまった姉の姿を重ねた彼女はいてもたってもいられず、帰路についていたヤエノムテキたちを尾行し追究する。後日、トレセン学園へと招かれた彼女は二人の事情を知るとともに、ヤエノムテキのサブトレーナーになってくれないかという勧誘をも受ける。夢と進むきっかけを求めていた彼女は不思議な縁を感じその申し出を受け入れた。 |
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毎日杯を終えついに二人はクラシック三冠の一冠目、皐月賞へと挑む。しかしトレーナーの胸の内にはもしかしたらこれが最後になるかもしれないという確信めいた予感があった。それを悟られないよう気丈にふるまいながら、それでもこれからのことをサブトレーナーに託せるように想定できる限りの準備をして、レースへと挑む。
ここでも最大の好敵手としてオグリキャップが立ちはだかる。差しから先行策に変えてきたオグリキャップに策を封じられ苦戦を強いられる二人であったが、トレーナーは持てる力を全て振り絞って猛追すると僅かな時間オグリキャップに並び、トレーナーのその走法をヒントに自らの力へと昇華したヤエノムテキがオグリキャップを捉え抜き去り勝利した。 勝利の余韻も束の間、異常を察知したサブトレーナーが事前に約束していた場所へ行くと、そこには本来まだ手にするはずのなかった力を使い、その代償に倒れて動かなくなってしまったトレーナーがいた。 |
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原因は不明。まだ死んではいないが生きてもいない。所謂仮死状態に近いと、そう診断されたトレーナー。トレーナー不在のまま、サブトレーナーとヤエノムテキ二人の歩みが始まるかに思えたが、二人を結んだ点の欠落はあまりにも大きく、それは順調とは呼べなかった。ヤエノムテキは必ず帰ってくると言ったトレーナーの言葉を信じ、帰ってくるその日まで勝利し続け待つことを密かに誓い、トレーニングの量は日に日に増加していき無茶を厭わなくなる。それに気づいてはいても、サブトレーナーの言葉はヤエノムテキに届くことは無かった。
皐月賞以上の圧倒的な実力を見せ日本ダービーを勝利したヤエノムテキだったが、その日の帰り道に過度の疲労で倒れてしまう。トレーナーがいない今、一人でも勝てるよう力をつけなければならないと、それでもなお無茶なトレーニングを続けようとするヤエノムテキに、サブトレーナーは決心して言い放つ。 『そんなふうになる貴方なんて、あの人も!私も!誰も望んでないっ!何より、あの人が帰る場所に貴方が居なければ意味がないっ!私は確かに余所者で!まだほとんど何も知らなくて!貴方たちの積み重ねてきたものには全然及ばないけどっ!それでも、選んで、決めて、任されたんだ!私だって貴方のっ!ヤエノムテキのトレーナーだっ!』 この言葉をきっかけに二人を隔てていた壁は崩れていくのだった。 |
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二冠を手にし、残るは三冠目の菊花賞のみとなった。距離に不安が残るヤエノムテキはその克服のためサブトレーナーと共に特訓に臨む。しかし日本ダービーの日以降、サブトレーナーの身にも異変が起き始めていた。初めは軽度の頭痛や足の痛みだったが、菊花賞が近づいてくるにしたがってそれらは強まっていく。菊花賞当日、ほぼ動くことができないほどの痛みの中、サブトレーナーはターフへ行くヤエノムテキを見送ると倒れてしまう。
レース序盤は不慣れな場と焦り、そしてプレッシャーのため力を発揮できずにいたヤエノムテキであったが、終盤にトレーナーとサブトレーナーの声と意思がともに宿り、その想いの力を受け取ったヤエノムテキは持ちうる以上の力を発揮し、激戦の末クラシック三冠を制した。 レースを終え、サブトレーナーが倒れたことを聞いたヤエノムテキは急ぎ病院へと向かう。そこには、かつてのトレーナー同様ウマ娘へと変わってしまったサブトレーナーの姿と、仮死状態から目覚めたトレーナーの姿があった。 『目が覚めるや否や、こいつに文句ばっか言われててさ。起きるのが遅すぎるとか、ヤエノムテキが無茶する癖が付いたのは貴方のせいだ、とか。ホント、迷惑ばかりかけちまったな』 『だから、俺がこんなこと言う資格ないかもだけど…。ただいま、ヤエ。そして、よく頑張ったな』 (サブトレーナーがウマ娘となることで、トレーナーの身に付いていた呪いが半分肩代わりされたことになり意識が回復した。トリガーはサブトレーナーの、私だって今は貴方のトレーナーだ、という宣言。そのため、二人とももう走行能力は有していない) |
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前編・中編 https://bbs.animanch.com/board/469001/1/?res=33
後編 https://bbs.animanch.com/board/485188/1/?res=93
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性別:女性
年齢:19 身長:低くはない スリーサイズ:そこそこ 一人称: 二人称:〜様
やや天然。大人びた雰囲気を見せるが実際は年相応の少女。常に携帯している長柄、無表情と固く丁寧過ぎる口調から近寄りがたいとよく思われてしまうのが悩み。ヤエノには一目惚れだった。
他者を護り、尽くすことを使命とし、生きがいを感じている。文字通り自分を犠牲にすることも厭わない。トレーナーとしても優秀寄りで、特にレースにおける作戦立案と展開予想、対策に長ける。 ウマ娘化しても特に大きな影響は無かったが耳という明確な弱点部位が大きく顕になったことと、よく尻尾を踏んで転んでしまうことには不満を感じている。 その出自、経歴はともに謎に包まれているが、ウマ娘化以前から有していた異常に高い身体能力と立ち振る舞い、深く眠ることができないことは、何か関係があるのではないかと言われている。 |
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1.ウマ娘になりました。 https://bbs.animanch.com/board/579290/1/?res=26
2.ウマ娘らしいことをします。 https://bbs.animanch.com/board/579290/1/?res=27 3.カワイイです。 https://bbs.animanch.com/board/579290/1/?res=28 4.打倒オグリキャップです。 https://bbs.animanch.com/board/579290/1/?res=29 5.不良行為は許しません。 https://bbs.animanch.com/board/579290/1/?res=30 6.もう昔のことです。 https://bbs.animanch.com/board/582657/1/?res=105 7.私たちの火水合一は。 https://bbs.animanch.com/board/582657/1/?res=107 8.剣戟
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| 絵まとめ |
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