「…駄目、兄妹なんだもん、駄目!」
洸至の胸を叩く遼子を無視して、スカートの下に手を入れ、遼子のストッキングに
手をかけると、一気に脱がせる。
それをロープ代わりにして、遼子の両手を手慣れた動作で縛り上げた。
次に枕元にあったタオルで、遼子の口に猿ぐつわをした。
「少し黙ってろって。あの男に触られたところ、きれいにしてやるから」
洸至がスコッチ片手に遼子の脚元へ移動する。スカートをめくりあげ、また口に含む。
下着に手をかけ、引き下ろすと、遼子の亀裂へ顔を近づける。
遼子は脚をばたつかせ抵抗するが、洸至が両足の足首を掴み、掲げながら開かせた。
「んんっ。ふ…ふふっ」
猿ぐつわの向こうで遼子が兄を止める言葉を言っているようだが、まるで意味を成さない。
その時、洸至が亀裂に口をつけた。
「んふぅっ」
熱い液体が自分の中に注ぎ込まれるのを感じて、遼子がのけぞった。
「きれいにしてやるから、少し我慢してろよ」
洸至がまたスコッチを口に含んだ。洸至がまた口づけ、遼子の亀裂へ注ぎこむ。
アルコールの熱で、遼子の亀裂が脈打つように反応する。
じゅる、じゅるるるるる…。
品の無い音を立てて洸至がそこを啜る。
「こういう飲み方、はじめてだけどうまいぞ」
「あふ、あふいぃっ」
遼子の亀裂から痺れるような熱と痛い程の快楽が走る。
「んふふぅぅっ」
スコッチを注ぐだけでなく、洸至が舌を使い始めたのだ。襞一枚一枚を舌で辿り、舌先でクリトリスをそそのかす。
のけぞり、腰をくねらせながら、遼子は快楽に酔い始めていた。
兄妹二人の痴態を包むように、部屋中が淫らな音と匂いと喘ぎ声で満たされていく。
最初は啜りあげるような音だったのが、それが水音に変わっていた。
クリトリスを舌で嬲りながら、洸至が指を二本出し入れしていた。
遼子からは拒否の言葉ではなく、間断ない喘ぎ声しか漏れていない。
洸至が猿ぐつわをはずす。
指を動かしながら、そして妹にたっぷりと口づけをくれてやる。
遼子も淫らに兄の舌を求め、兄の舌に絡みついていく。
「酒のせいだけじゃないな…淫乱なんだよ、お前は」
洸至が楽しげに囁く。そして遼子の耳朶を口に含んだ。
辱める言葉が遼子を昂ぶらせるのを見越しているようだった。
その言葉に遼子が喉をさらし、せつなげな吐息をもらした。
「どうしてほしい?このまま終われば、一線を越えたことにはならないぞ。まだ引き返せる」
遼子の眼が洸至に据えられる。
「欲しいんじゃないのか。指だけでいいのか」
洸至が指を叩きつけながら遼子に聞いた。
遼子が沈黙していても、部屋にははしたないまでの水音が響いていた。
洸至を仰ぎみて、一瞬だけ遼子が逡巡した。
だが、押し寄せる快楽が、これ以上の快楽を遼子に求めさせた。
「あ…んっ…、ほ、欲しい…」
「何が」
「お兄ちゃんが…」
洸至が微笑み、ジャージを脱いだ。妹に覆いかぶさると、遼子の腰の間に己を沈める。
「ひゃああああっ」
「まだ酒が残ってるんだな…。すごく熱いぞ」
遼子はもう聞いていないようだった。アルコールが奥まで巡り、遼子のそこ全体が熱く脈打つ中に、
洸至のものが送り込まれ快楽が増幅されていた。
「あああああっんっ」
抜き差しをする前に、兄の二の腕を握りながら遼子は軽く達した。
洸至の腕には遼子の指の型がついている。
「なんだ、もういったのか」
洸至が遼子の頬にキスをした。
言葉を忘れたように、唇を薄く開いたまま、遼子は荒く息をしていた。
洸至が腰をゆっくりと動かし始める。
遼子の眼の焦点が結ばれる。
「あ…また…」
洸至の腰を動かす速度が上がる。
肉を打ちつける音が響く。
「あああっ…」
泡立つような音を立てながら、洸至と遼子のそこがぶつかり合う。
洸至が遼子の体をゆっくりと抱き起こし、腰を蠢かせながら姿勢を変えていく。
座る洸至の上に、遼子が乗る形となった。遼子の腕が洸至の首に廻される。
お互いを見つめあいながら、リズムを重ね腰を揺らめかせる。
「んんっ…きゃんっ…ああっ」
「どうだ」
「お、奥に…いいっ…凄く…あ、あた…るの…んんんっ」
洸至が腰を揺らす速度を上げていく。
子宮の奥まで突かれるような感覚が全身に伝わり、とてつもない快楽として遼子の理性を麻痺させていく。
遼子はただ貪欲に快楽を求めていた。
「凄い、あああ、凄くいいっ」
誰が快楽をもたらしていようが、もうどうでもいいようだった。
「淫乱すぎるよ、遼子」
遼子のシャツの胸元に手を這わせ、胸を揉みながら洸至が腰を動かす。
「いく…また、いっちゃう…!」
「ああ、俺もいき…そうだ」
ベッドが激しく軋み、遼子が啼くような声を上げ、肉がぶつかる音がひときわ高くなる。
「いやっ。あああああっ」
遼子が洸至の腕の中でのけぞり、そのままベッドに倒れ込んだ。
「これじゃ、おしおきにならなかったな…」
遼子のこめかみを流れる汗を舐めとると、洸至が意識を手放した妹に口づけた。
コーヒーの匂いで遼子は眼を醒ました。
慌てて服を確認する。
どこにも乱れたところはなかった。服の匂いを嗅ぐ。
酒の匂いなどしていない。
大きく息を吐いて、遼子が力を抜いた。
リビングに入ると、寝ぐせ頭でジャージ姿の兄が新聞を読んでいた。
その顔を見て、遼子の心拍数が跳ねあがった。
「おお、起きたか」
兄に別段、変わった様子もない。
コーヒーを啜りながら、寝ぼけ眼で新聞を読んでいる。全く普段通りの兄だ。
「どうした?」
洸至は自分の顔を見つめる遼子の顔を不思議そうに見ていた。
「別に…」
「なんだ変だぞ。あ、お前、まだ酒残ってるんじゃないのか」
「そ、そうなの。ねえお兄ちゃん、昨日の夜何かあった…?」
「昨日の夜?」
「私がお酒飲んで帰ってきてから」
「ああ」
兄が新聞に眼を落した。
「いつも通りだよ。史郎ちゃん、史郎ちゃ~ん、って散々わめいてから、コロっと寝た。
今日出勤したら、樫村さんに謝っとけよ。昨日お前の面倒見て送ってくれたんだからな」
「そう…」
「遼子、変だぞ。どうかしたのか?」
洸至が訝しげに遼子を見る。
「昨日、わたしお兄ちゃんの部屋に行って、寝ちゃったりしなかった…?」
洸至がいきなり笑いだした。
「小学校以来、お前とは寝てないよ。昨日飲み過ぎて変な夢みたんじゃないのか。
だったら今度から酒の量を少しわきまえるんだな」
「…そうだね。昨日飲み過ぎたせいで変な夢を見たみたい。シャワー入ってさっぱりしてくるね」
「おう、そうした方がいいぞ」
浴室からシャワーの音が聞こえ始めると、洸至の口元が緩んだ。
「またスコッチ買っておくか…」
昨日の酒の味を思い出し、洸至はひとり微笑んだ。
相変わらず長くてすいません。
379
職人さん、ありがとうございました。
お兄ちゃん…変態だww
職人さん、何気にお兄ちゃん編の方が長いですねw
ここのスレに来たおかげで、小沢さんファンになりましたよww
380
あ、379.380はお兄ちゃん編をリクエストしたものです。
早速の投下ありがとうございました
382
職人様、鷹藤verと兄verありがとうございます!
GJ!!!です。
スコッチプレイ…さすが兄w
最終更新:2010年11月09日 00:01