遼子は洸至の胸に顔を寄せ、表情を隠した。
「いいか。遼子」
洸至は耳元に口を寄せると、かすれる声で囁いた。
「お前の中に入りたい」
遼子のためらいの時間は、思ったより短かった。
「いいよ、お兄ちゃんの全部、受け止めるから」
洸至は胸の中の妹の顔を見た。
遼子を騙していたつもりだったのが、遼子は最初から、
洸至をもっと大きな意味で包んでいたことに気づき、愕然とした。
「いままでしたこと、全部か」
胸の中で小さくうなずいた。
「お父さんとお母さんのことも、他の人のことも全部。
誰かが受け止めてあげないと、お兄ちゃん、ずっとひとりぼっちじゃない」
「そのために…?」
「そうじゃなきゃ、できない。…お兄ちゃんとこんなこと。
体ごと全部、頂戴。そしたらきっと、お兄ちゃん、もう寂しくないよ」
遼子が洸至の頬を慈しむように、指を這わせる。
「来て…」
「ありがとう、遼子」
遼子の頬に、そっと口づけると、遼子の太ももを押し広げる。
「怖いか?」
「大丈夫…」
遼子に洸至自身をあてがった。
「少しずつ進めるから、痛かったら言うんだぞ」
一度絶頂を迎えたそこは、滑らかに洸至を受け入れた。
「あ、ああ、お兄ちゃん…」
熱く潤む感触に、洸至の内腿に鳥肌が立ちそうになる。
どれ程熱望したかわからない、妹との行為は、夢見た以上の
快感をもたらしている。
「力、抜くんだ、遼子」
「ん、うん…」
最初はすんなりと受け入れたそこも、奥へ行くにしたがい、
包み込む肉の圧が強くなって、洸至を押し戻すかのように抵抗する。
その抵抗を無視して、洸至は進めた。
ベッドに投げ出された遼子の手に、自分の手を重ねる。
そして指を絡め合わせると、しっかりと握った。
組み敷いた、妹の顔を見つめる。
眉間にしわを寄せ、痛みに耐え続けている。
痛みの声を出すのを、じっとこらえる表情すら美しい。
自分がこれほどの快感を味わっても、遼子に苦痛しかもたらしていない。
不平等さに胸が痛んだ。
「お兄ちゃん、気持ちいい…?」
「ああ、最高だよ」
頬に口づけた。
奥に行くにつれて、どんどん抵抗が強くなり、洸至の快感も強くなる。
思わず強く腰を送ってしまった。
「あっ、ああああああ、痛いっ」
遼子がのけぞった。
「大丈夫か」
「いいから、来て。最後まで、来て」
目には涙がにじんでいる。
兄を気遣ってか、痛みの声はもう、上げまいとしているようだった。
その体を抱きしめ、そして洸至自身をなお奥まで送りこむ。
激しく打ち付けたい心を抑えながら、ゆっくりと遼子の根元まで収めた。
洸至は全体が包まれ、あまりの心地よさに陶然としている。
父や母を殺した時、あとに残ったのはむなしさだけで、
達成感も安らぎも何ももたらさなかった。
人として、超えてはならぬ一線をまた越えてしまったはずなのに、
洸至の心は感じたことのない安らぎに満ちていた。
人に包まれる安心感。妹の中でそんなものを感じるとは思わなかった。
「遼子…すごく、いいぞ」
「お兄ちゃんが気持ちいいなら、嬉しいよ」
無理して笑顔を作った、妹のけなげさに愛おしさが増す。
深くつながったまま、また遼子の口をむさぼった。
もっと激しく動かしたいのを、抑えるかわりに、遼子の唇を犯す。
ひとしきり、舌を絡ませた後、耳元にささやいた。
「遼子、もう、我慢できないんだ。動いて、いいか」
胸の下で遼子はうなずいた。
「いくぞ」
最初はゆっくりと、根元まで入ったものを抜きだそうとする。
その時、遼子の柔らかい肉が、手放すまいとするかのようにうごめき、
洸至の快感を誘った。
痛みをこらえてうめく遼子に対し、洸至も思わずこらえきれぬ快感から、
うめいた。
兄と妹が溶け合うなか、熱い吐息と、快楽と苦痛のうめき声、
湿った音、二人の汗、それらも混じり合う。
優しく、ゆっくりと動いていた洸至も、快楽に呑まれ、打ち付ける
速さがあがり、強さが増していく。
妹の苦痛を気遣いながらも、もう本能に抗えなくなっていた。
痛みを堪え続けているはずの遼子も、苦痛だけではないものを感じ始めたのか、
息が弾み始めている。
「あ、あ、あ、あ、あん」
リズミカルな嬌声とともに、眉間のしわが消え、とろんとした目で洸至を見つめる。
「おに、い、ちゃん、あ、あ、あ、また」
「いいぞ、変になっても」
「あ、あ、奥から、あ。どう、し、よう」
「俺も、変になりそうだ」
「あ、あ、んんっ」
内腿に鳥肌が立ち、もう間もなくだと、体が洸至に告げる。
終局に向けて疾走しはじめた体に対し、この快楽をすこしでも引き延ばしたいので、
また口づけて気をそらそうとするが、徒労に終わりそうだ。
もう、お互いに快楽に呑まれるしかないのだ。
破裂するような音と、激しい水音、ベッドの軋む音が響き渡る。
「あ、あ、ああ、ああんっ、いいっ、こんなに、あっあっ」
もう、洸至に答える余裕はなかった。
「ああっあっあっ、んんふっ、どうしよう、また、あ、ああっ」
遼子がまたのけぞり始めた。
破瓜の前に一度絶頂にならされた体は、またも貪欲に快楽を貪ろうとしている。
「いや、あああ、んんんんっ、ああっっっ」
堪え切れなくなる寸前まで、洸至は腰を打ち付け続け、背筋に予感が走った時、
一気に引き抜いた。
遼子の腹に欲望を吐き出す。
全てを出し終わると、遼子の上に重なり、力を抜いた。
遼子は荒い息をしながら、あらぬ方向を見ていたが、徐々に焦点が結ばれ、
洸至を見つめた。
「お兄ちゃん、私、また」
「俺だっておかしくなりそうだった。一緒だよ」
腕の中の遼子の、目に頬に口づけする。
「初めてなのに…」
「次は、きっと、もっといいぞ」
遼子の耳元で囁いた。
兄への思いから、一度だけと思って身をささげたはずの遼子の眼が
一瞬妖しくきらめいた。
全てが終わった後、服を着て、出て行こうとする洸至。
「お兄ちゃん、行かないで」
あの時のように、洸至の背中に遼子がすがりつく。
「もう、離れないで。たった二人の兄妹なんだよ。もうひとりにしないで」
「自首、しなくていいのか」
背中の遼子がうなずいた。
「ずっと一緒に居て」
「いいのか、全てを捨てることになるんだぞ」
「ずっと一緒に居たいの」
遼子へと向き直り、抱きしめる。
その時、カメラの方へ目を向け、微笑する。
こんなの見せつけられた鷹藤が不憫で不憫で…(泣)
エロ乞いが成功したかどうかは、98のご判断におまかせします。
ご要望に応えられているといいのですが。
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兄妹エロ早くもキタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!
エロ乞いが成功したかどうかは、98のご判断におまかせします。
(゚д゚)ナニヲオッシャル…要望ばかりの私には感謝の念しかありましせんっ
でもエロ神がすぐに舞い降りてきてくれたのは嬉しい限り
さっそくいっぱいハァハァさせてもらいましたー!!
(´-`).。oO(でもどんなエロ乞いしたらエロ神が舞い降りるんだろう。。。 )
兄と鷹藤は、ネガとポジの関係で、だからこそ、 遼子を奪い合う三角関係はエロいのだが、
片方が幸せになると、片方が不幸になるしかない。
(・∀・)それだ!
そして最近『兄妹愛+鷹藤不憫』というのが最大の萌えであることがわかったw
あなたのおかげです
今回は兄のエロエロテクにはもちろん全面的にハァハァしつつ、遼子の多面性が見れてよかったです
処女の清純さ・兄のエロエロテクによるアフフンぶり・聖母のような包み込む愛
可愛いなぁ、遼子(。´ー`。)
そんな遼子に対して、兄…
だが、それを忘れさせてやるのも、優しさのひとつだ。
そんなものにとらわれて、快楽を味わいつくせない不幸から妹を救ってやるのも兄の務めだ。
とか、すごい思考の持ち主w さすが変態ww
それに遼子を抱きながら恍惚としてるのに、ちゃんとカメラを意識してるあたりがなんとも
兄らしいというかなんというか…
なあ、鷹藤。
そして鷹藤…ここまでエロエロ見させられたら寝取られマゾになっちゃう、かも?w
なんとも不憫な鷹藤 つд`)
でもでも、もうきっと遼子は兄から離れることはできないよねぇ
ということで萌えエロ話、うpしてくださってありがとうございました
次も期待してます|-`) チラッ
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『兄妹愛+鷹藤不憫』
兄が、あんまり邪魔じゃなさそうな編集長をあっさり殺して、
どう考えても邪魔な鷹藤を殺さないのは、
鷹藤が兄にとっての夜のスパイスだからw
変態の考える事は恐ろしい
そしてどこまでも不憫な鷹藤。
そんな鷹藤も大好きだ。
最終更新:2010年11月08日 13:32