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「お前の部屋にこんなのがあったぞ」
洸至がトートバックを逆さにすると、中からパステルピンクや、パステルブルーの可愛いらしい
色をした大小様々なバイブレーターが転がり出てきた。
「おいおい…」
遼子が顔を赤らめて俯いた。
「調べるまでもない。こんなのを持たせるんだ。売春クラブ確定だろ。取材なんか必要ないじゃないか」
洸至がバイブレーターを手に取り、しげしげと眺めている。
「で、でも…。内側から調べた方が真実味があるし…いい記事にしたいし…」
「そうか。じゃあ、俺も手伝ってやるよ」
「何するの」
「客に使ってもらうかもしれない。…慣れておいた方がいいだろ?」
洸至が冷たい視線を遼子に送る。

「その前に逃げるってば!」
「うまく逃げられなかったらどうする?お前、わかってて取材に行くんだろ」
洸至が遼子のスカートをめくると、タイツをつるしていたガーターベルトが露わになる。
「ガーターなんかつけてたのか」
「やめて!」
洸至がスラックスのポケットからハンカチを取り出すと、細長いひも状におりまげ、遼子に猿ぐつわを噛ませた。
「ちょっと静かにしてくれよ。こっちだって手伝ってるんだから」
洸至は、遼子をなだめるように太ももに掌を這わせた。
「ふっ」
呻く遼子から、息が漏れる。

そのまま脚の付け根の方へ手が上っていく。
遼子が太ももを閉じようとするが洸至の手で力強く押さえつけられ、レースの下着の奥の茂みまで
見えるように脚を開かされた。
「ガーターの上は、白のレースか。まったく…、いい趣味だよ。この店の衣裳なんだろ?これも」
洸至が顔を遼子の太ももへ近づけると、今度は舌を這わせ始めた。
「んんっ」
逃れようにも遼子の両手は、洸至のネクタイできつく戒められテーブルに括りつけられている。
遼子の太ももが震えるが、洸至はお構いなしに舌を這わせ続ける。
「大丈夫だって、遼子。客の役はするが、本番はしないから」
そう言いながら、洸至が遼子のやわ肌に優しく口づける。

部屋に淫靡な口づけの音が響く。
遼子の猿ぐつわの向こうから聞こえる甘い声も部屋に響いた。

「感じやすいんだな。これだけで、もう下着が透けそうになってるぞ」
洸至が、遼子の下着のひどく濡れた個所を指で軽く撫でた。
「んんぅっ」
脚を兄に開かされたまま、上半身を縮め、遼子が快楽に耐える。
「この姿勢じゃ苦しいだろ?」
洸至が遼子を抱えると、床に横たえ、下着をするりと剥いた。
そしてまた膝に手を置き、M字になるように脚を開かせる。
「いい眺めだなあ。遼子。きれいな色だよ」
遼子からは黒のスカートの裾が邪魔をして、兄が凝視している様子は見えなかったが、肌に痛い程洸至の視線を感じていた。
そして、スカートの裾にちらついていた兄の頭が消えた時。

「んんんんんっ」
痺れるような快感に、遼子がのけぞった。
洸至が遼子の亀裂に舌を這わせていた。
舌を使う洸至の様子が見えないだけに、その舌がもたらす快楽が遼子の中で増幅される。
激しい水音が遼子の耳を犯す。
逃れる遼子の腰を洸至が押さえつけ、舌を押し付け、舌で嬲る。


「ふんっ。ううううっ」
逃れられず、拒否しようにもできない以上、遼子はただ首を左右に振りながら、快楽にのめり込むしかなかった。

不意に、洸至の立てる啜りあげる音が止まった。
顔を上げた洸至が、遼子の猿ぐつわを外す。
「もう、これいらないみたいだな。遼子のそんな声なら、いくらでも聞きたいよ」
縋るような眼で、遼子が洸至を見た。
「もっと欲しいか?」
喉まで言葉が出かかっているようだが、その返答が持つ余りに恐ろしい意味に遼子の喉が強張った。

「いやだって言わないってことは…。いいんだな。大丈夫、兄妹だから、そんなことはしない。
 けど、もっと良くしてやるよ」

洸至がバイブレーターを手に取った。
小ぶりだが、クリトリスを刺激する部分の形が縦長に拡がっている。
それをじっくりと見せてから、おもむろに遼子の口の中に入れた。
恍惚の表情で、激しく舌を使って遼子がバイブレーターを舐める。

「メイド服を着ると、女ってのはこうも淫乱になるのかな。それとも、お前が元々そうなのか?」
洸至がバイブレーターを引き抜くと、遼子の涎が糸となって伸びた。
洸至が遼子の隣に沿う様に横たわる。
太ももにバイブレーターを這わせると、まるでその到来を待ちうけるかのように遼子の腰が震えた。
「お兄ちゃん…わたし…」
遼子が洸至を見つめる。
その半開きの唇に、洸至が唇を重ねた。
その刹那。

「んんんんんっ」
遼子がまたものけぞる。
「根元まで、すぐ入っちまったよ」
洸至がスイッチを入れた。
低いモーター音が響く。容赦なくクリトリスだけを刺激し続けるタイプのようだ。
「きゃあああんっ」
遼子がのけぞり白い喉を晒し、腰を揺らし、髪を振り乱した。
「いく、だめ、すぐいっちゃう!」
その様子を見て、洸至が手を添えるとバイブレーターは更に強く遼子のクリトリスを刺激した。
「きゃああっ、いく…いくっ、いくうううううっ」
のけぞり、硬直したあと、遼子から力が抜けた。

「遼子、今の奴、一番この中で小さい奴なんだけどな。じゃあ、これならどうなるんだ、お前」
洸至が取りだしたのはパステルブルーのかわいらしい色をしているが、さっきのものよりひと回り大きく、
男性器の形そのままうえに、根元には禍々しい突起がびっしりとついていた。
「だめ、そんなの入れたら、わたし、本当におかしくなっちゃう…」
「そうだよな」
洸至が遼子をいたわる様に微笑んだ。
遼子がこの責め苦が終わると思い、肩から力を抜いた時だった。

「じゃあ、おかしくなるところ見せてくれよ」

洸至が遼子の脚を開かせると、それをいきなり挿入した。
「あああっ」
遼子の腰が震える。根元まで差し込むと、洸至はまた遼子のとなりに寝そべった。
そして妹の顔を覗きこむ。
もう、妹は何も目に入らぬようだった。白い喉をさらし、ただ快楽に襲われ翻弄されている。
「きゃあ、いいっ、いいっ」

最終更新:2010年11月08日 23:30