「ひゃあああ!」
「全然いやがっていないじゃないか。その上こっちの穴までヒクつかせて」
菊座にも指が埋め込まれる。外からの侵入を拒むようにすぼめられたはずの菊座が、熱い指の訪問に応えて
ゆるゆると開き始めていた。
「ああっ…ああああっ」
菊座を通過する指がもたらす感覚は痒いのか痛いの気持ちいいのか遼子にもわからなかった。
ただ新たな性感の扉を開かれた遼子はベッドに突っ伏し啼いていた。
「どこまで淫乱なんだよ。君は。これじゃ僕のもすぐに入れられそうだ」
遠山が指を引き抜くと、自身をそこにあてがった。
「ほら…欲しいんだろ?」
口の中に入れていた時よりさらにエラを張り硬度を増した亀頭が、遼子の尻肉の合わせ目を意地悪くなぞる。
遠山に、それで秘裂の横の腺毛をくすぐられ遼子は思わずため息をついた。
「欲しくない…欲しくなんかない!」
そう言った遼子の秘裂からは蜜が滴となってシーツの上に落ちた。
躰はそれを求めていた。砂漠で水を求めるように、遼子の躰は渇き欲しがっていた。
だがそれを遼子の心が認めたら、男達の陵辱に屈服したことになる。
散々言われているように、淫乱だと認めたのと同じだ。
「じゃあ、一緒に入れたら遼子さんも嫌だって言えないでしょ」
片山が四つん這いの遼子の下に躰を滑り込ませた。
ベルトを外す。下着から解放され、鋭角にそそりたつ片山自身が腹にあたりぺちぺちと音を立てた。
片山の男根から、さっきの情事の匂い―――雄と雌の匂いが混じり合ったものがたちこめた。
「遠山さん、角度合わせてもらえますか」
遠山が遼子の腰に手をあてがうと、上から押しつけた。
「やっ…いや…あああああんっ!」
ずぶずぶと音を立てて片山自身が遼子の中に入っていく。
また遼子の脳髄が白熱する。
のけぞり喉を晒す遼子の乳房に、片山が吸いついた。
「んっ…はぁああ!そこはだめ…だめ」
欲情という名の熱病にかられ遼子がつぶやく。
「乳首責められると、感じすぎちゃうんですよね。でも、気を抜いていると」
「あああああああああ!」
後ろから遠山のものが遼子の菊座から押し入る。暴力的な大きさのそれが、遼子を蹂躙する。
―――無理よ!無理!
口を開いているが、遼子は叫べなかった。圧倒的な感覚に支配され、言葉を失っていた。
「君の躰は簡単に受け入れてるよ。好きなんだな、男のこれがさ」
遠山自身が遼子の肉の道に根元まで飲みこまれた。
「はぁっ…」
「遼子さん、感じすぎて精液混じりの涎まで流してますよ」
口の端から涎が流れ落ちているのは感じていた。
でも何もできない。
いまできるのは―――。
ゆっくりと遠山が動き始めた。それに合わせて、膣道にある片山自身も動き出す。
「はぁっ!ああああんっ!」
今、出来ることは獣のように啼くだけ。
「嬉しいでしょ。遼子さんの中に二つも男のものが入ってるんですよ」
片山が子宮に当たるほど深く男根を突きさした。
「きゃぅ!」
遠山の長大な男根が、尻肉の奥で暴れ遼子の中をかき乱す。
微かにリズムをずらしながら男二人が律動する。
秘裂からの快感。菊座からの苦痛と奇妙な感覚。
肉の壁一枚を隔てて二本の男根がこすれ合う。
それに包まれ、遼子は思考を失っていた。涎をまき散らし、悦楽に啼きながら汗を浮かべ腰を振る。
「さっきより濡れてるじゃないですか」
「違う…違うったら」
「違うの?これで?」
片山が腰を振る。蜜が音を立てて飛び散る。水を飲む猫がたてる舌の音がする。淫らな水音。
―――牝の欲情の音。
「こっちでもヒクついて僕のに絡みついてるのに…何処が違うんだい」
遠山が律動の速度を上げた。
「はぁっ!あんっ!あ!あ!」
パン!パン!パン!
尻の肉と腰の肉がぶつかりあい乾いた音を立てる。
「じゃ、こっちも気持ちよくしないとね」
片山が腰を突き上げる。膣道を押し広げ男根が押し進む。
「やっ!ああっ!」
遼子の視界が白く霞んでいく。排泄器官がもたらす禁断の快楽。秘所とは違う質の快楽が遼子を支配する。
躰じゅうの血が沸騰する。
「駄…もうだ…めぇ!」
遼子は泣いていた。息が詰まるほどの快楽がそうさせていた。あえぎよがりながら、涙と涎を流し続けている。
「いきそうなら我慢するなよ」
後ろから遠山が囁く。しかしそれだけは出来なかった。この陵辱を認めることなど―――。
「まだ我慢するのか。じゃあ仕方がない」
遠山が更にピストンの速度をあげる。遼子の肉が悦びで震える。
尖りきった乳首を片山に吸いつかれ、髪を振り乱し遼子は啼いた。
「遼子さん、遠山さんに犯されてるからって喜びすぎですよ。千切れそうなくらい絡みついて…俺またいっちゃいますよ」
「ちがうの…わたしのせいじゃないの」
「嘘吐きなんだから。またたっぷり中に出してあげますね」
下から肉ひだを突き上げる間隔が短くなってきた。絶頂寸前の男の動き。
「や!やめ…!」
遼子が腰を振り、逃れようとする。その腰を遠山が掴んだ。
「こっちも中出ししてやるよ」
遠山がラストスパートというべき追い込みをかける。
「ひゃっ…あんっ…あああああっ」
「出すぞ!」
遠山が動きを止め、腰を押しつけた。遠山自身が遼子の中で魚のように跳ね、樹液を吐き出す。
しかし片山は尚も動きを止めず、ぬかるみをこねるような音を立てながら遼子を責め続ける。
「はっあっ…片山さん、もう許して…中は…いや…あっ…あああっ」
汗を浮かべた遼子の全身に鳥肌が立つ。
「また嘘ばっかり」
片山は遼子の腰を抑えつけると、またも胎内にたっぷりと樹液を放った。
汗に塗れ、悦楽から朦朧とした遼子が片山にもたれかかる。
「俺が全部だしても絞り取ろうとして、まだぎゅうぎゅう締めるなんて最高の牝犬ですよ、遼子さんは」
遼子の髪をかきあげ囁く。熱い吐息を耳に受けながら遼子は気を失った。
最終更新:2012年03月29日 20:45