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広いクイーンサイズのベッドにひとり縮こまるようにして眠っていた遼子が眼を醒ました時、自分が泣いていることに気付いた。
ひどく淫らで、ひどく哀しい夢を見ていた気がする。

遠山のマンションでのひとり寝にももう慣れたと思っていた。
今夜も何の連絡もない。
遠山にメールを送っても返事は来ない。
きっと誰か他の女のところに行っているのだろう。
遠山と遼子の仲を知った者たちの悪意ある忠告で遼子はそのことを知った。
遼子を手に入れた途端遠山がまた方々の女に手を出していることを。
美鈴はそれを遼子の耳に入れないように気を使っていたようだが、容姿と能力、そして財力を兼ね備えた男を
手に入れた女への嫉妬ややっかみの前にはささやかな善意では守り切れなかった。

遠山と一夜を過ごしたあと後、遼子と遠山は付き合い始めた。
それからまもなく、ひとり暮らしをしていた遼子に遠山が同居をもちかけた。
デートを何度か繰り返した後の急な申し出に遼子は少し戸惑ったが、しばし逡巡したあと遼子はそれを受け入れた。
兄と暮らしていたあの部屋はひとりで棲むには広すぎ、また思い出が多すぎた。

二人が暮らし始めてから、遠山は遼子に以前ほど関心を払わなくなった。
同居前のように食事に行くことは少なくなり、二人で出掛ける回数は激減した。
遠山は遼子が仕事以外ででかける事にはいい顔をしない癖に、自分は他の女のところへ行く。
そのことに遼子が怒っても笑ってはぐらかす。

しかし、仕事で行き詰ったり、事件の記憶が蘇った時だけは別人のように遼子に甘えた。
先週も遼子に縋るようにして抱きつき、その後空が白むまで遼子を求め続けた。
優しさのかけらもない、ただ欲望だけの荒々しい行為。
それは情事と言うより遼子を貪り奪うようなものだった。
そして躰が満たされると、躰じゅうが痛み放心状態の遼子を部屋に置いたまま、自信に満ちた顔をしてそのまま
出て行ってしまう。
そうなるとしばらくは連絡を入れる気すら起こらないようだった。

遠山に思いを告げられた時、どうして止まれなかったのだろう。
心のどこかで、事が進むのが早すぎると思っていたのに、自分は深く考えずに遠山へと流されていった。
自分に何も告げないままの鷹藤に対して焦れていた部分もあったのかもしれない。
ただ誰かから愛を告げられ求められることで満足してしまったのだ。

遠山と遼子が付き合い始めたのを知った時に鷹藤の顔に浮かんだ狼狽と悲しみ。
その表情が浮かぶとわかっていて告げた自分は残酷だ。
良かったな、鷹藤はそう言った。
その後に無理して作った鷹藤の笑顔を見て、遼子は自分が鷹藤へ抱いていた思いがどれだけ深いものかを思い知った。

もう少しで夜が明ける。
朝になればまた鷹藤と同僚のふりをしなければならない。
それは全て自分の愚かさのせいだ。寂しさに負けた自分への罰。
一番大切なものを手放した自分への罰だ。

無理にでも眠ろうと眼を瞑った遼子の頬をまた涙が一筋流れ落ちた。



妹の無意識下でも兄がド変態扱いでしかも鷹藤インポかよとか、
遼子が酷い女だとか、遠山が嫌な男すぎるとかああもうすいません。
力量不足です。
遼子はああいう夢を見そうにない気もしますが、あの人の妹なだけに・・・w


GJ!!です。
兄と鷹藤がダークかと思いきや、遼子もダークなんて。
いいぞ、もっとやれw


兄&鷹藤のWダーク待ってました!
グッジョブですっ!!

兄、エロいなぁ…(//▽//)

鷹藤の目の前で遼子を頂くなんて、さすがですww

せっかくだから3人兄弟になれば良かったのに……げほげほ
すでに脳内では、遼子が坊ちゃまにイケナイ事されておりますww
最終更新:2011年10月28日 10:29