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流星群  by19さん 投稿日 2011/09/30(金)


ラブラブな鷹遼と、暗めな鷹遼、なんか両極端なのが浮かんだ…。

両方プリーズ!!!!!

鷹遼ラブラブ(?)verを投下。
鷹藤先生の個人事業~課外授業編~もちょっと入ってますw




「流星群?」
「ああ。ほら、例の宇宙探査機とかでちょっと天文ブームって事で、ウチも雑誌でも
それに便乗した記事載せるらしいんだけどさ、そのネタ関連。」
「そういえば、映画とかも色々製作されてるもんね。」
「で、ちょうど『オリオン座流星群』っていうのが今夜観られるらしいんだよ。」
ハンドルを握りながら、鷹藤が答える。

深夜0時を過ぎた街を、2人を乗せた車が走り抜ける。

「こんな夜中に出発だから、何の張り込みかと思ったら…」
「悪かったな。深夜2時から3時ぐらいがピークらしいからさ。
ネットでも中継画像は見られるけど、せっかくなら直に見たほうがいいかと
思ってさ。俺も、写真撮れるなら撮りたかったし。」
「私、流星群って見るの初めて!小さい頃とか、楽しみにしてるんだけど起きていられなくって。
アラーム掛けて真夜中に起きようと思っても、いつの間にかアラーム止めちゃって、
気付くと朝だったりして。お兄ちゃんに『何で起こしてくれなかったの?!』って
怒った事もあったっけ」
高速に入り、遼子が楽しそうに話を進める。

「大丈夫。今日は眠っちまったら、ひっぱたいて起してやるから安心してくれ。」
「…ひっぱたかれるのはイヤ…」
「じゃあ、キスの方がいい?お姫様?」
「…何言ってるの、バカ!」
照れたように窓の外を見た遼子の反応に、鷹藤は思わず笑みがこぼれた。

高速を降り、しばらく車を走らせると、もうすでに2時近くになっていた。
都会から2時間も車を走らせれば、都会との喧騒とはかけ離れた闇一色の世界が広がる。

さらに車を走らせ、民家も信号も無い山奥にたどり着いた。
鷹藤がフロントガラスから夜空を見ると、時々天をスーッと星の軌跡が横切る。

「おい、着いたぞ。外見てみろよ。」
フロントガラス越しに鷹藤が空を指差す。
「え?何?着いたの?」
と、遼子はその指の動きを視線で追った一瞬後に「うわあ…」と感嘆の声を上げた。

「すごい!星がいっぱい!」
都会では見られない満点の星。
「あっ!見て、鷹藤君!ホラ、流れたよ!!」
遼子が満面の笑みで、鷹藤に振り向く。
「え?あぁ。」
鷹藤はその眩しすぎる笑顔に思わず見とれ、気が抜けた返事を返してしまう。
「もう!ほら、鷹藤君も早く願い事唱えなきゃ!!」
「まさかアンタ、そんな迷信信じているんじゃあ…」
「だってこれだけいっぱい流れているのよ?1回ぐらいはお願いできそうじゃない?」
鷹藤の方に振り向いていた遼子が、再び空を見上げる。

鷹藤はそんな無邪気な遼子の様子に笑みを浮かべながらも、一応は本来の目的である
仕事もきちんと全うしようとカメラを構える。

天文写真は専門外ではあるが、付け焼刃でも多少は勉強したので
何とかそれらしい写真をカメラに収めることができた。
「ま、どーせ専門誌に載せるんじゃねーからな。」
そう独りごちてふと隣の遼子に視線を向けると、まだ星空を見上げていた。

「なぁ…」
「んっ?なに?」
鷹藤がそっと問いかけると、視線は夜空を見上げたままで遼子が答える。
「アンタの願い事って?」
「口に出して言っちゃうと効力がなくなっちゃうから教えない。」
遼子がイタズラっぽく言う。

「でもね、私欲張りだから、一つに絞れないんだよね。一流のジャーナリストになるとか、
売り上げ倍増とか、それから…」
「それから?」
「一番大事な願い事は、口に出して言わないの。」
その言葉と同時に見せた、ふとした遼子の寂しそうな表情。
しかしそれは一瞬だけで、再びフロントガラス越しに、次々と流れる星に
遼子は目を輝かせながら見つめている。                 

「ん!」
そんな遼子を見ていた鷹藤が、運転席から手を伸ばして方を引き寄せ、柔らかい唇を奪うと
不意を疲れた遼子が小さく声をあげた。
唇を離して、鷹藤が遼子の瞳を覗き込むと、ビックリしたような目をしている。

「遼子…」
さらにキスを深くしようと、肩を抱き寄せたまま唇を求めるが、遼子は顔をそらせて俯いてしまう。
「ダメ、ここ車だし。それに今は仕事中…」
「誰も来ねーよ。それに、もう流れ星は十分見ただろう?」
「でも…」
「黙ってろ。」
反論の言葉を塞ぐべく、助手席に覆いかぶさるようにして遼子の身体を抱きしめ、唇を深く重ねる。


くちゅくちゅと舌を絡ませあう音が狭い車内に響き渡る。
吐息を貪るようにキスを激しくしながら、遼子のブラウスの下から右手を忍ばせて柔らかい胸を
掌に包み込むと、遼子は「んんっ!」と声をあげ身を震わせ、遼子を抱きしめていた鷹藤の身体を
両手で押し返す。

「これ以上はダメ!」
「ここまで来て止められるわけねーだろ?」
始めからそのつもりがあったわけではない。(100%無い…というのもウソになるが。)
しかし、一度熱くなってしまった身体の炎を鎮める術はこれ以外になく、拒否するように
首を振る遼子をキツく抱きしめる。

「ね?鷹藤くん?ここ、車の中だし…ね?」
「そう言えば初めてだな、車の中でするの」
「!!そーゆー問題じゃ…!」
なおも抵抗しようとする遼子を尻目に、鷹藤はすばやく運転席のシートを後ろにスライドさせて
空間に余裕を作ると、遼子の身体を横抱きにして自分の膝に乗せた。

「きゃっ!何?」
「何?って。わかってんだろ?」
言いながら遼子の鼻先にチュッとキスをする。
「仕事は?」
「一時休止。」
そう言いながら、遼子のブラウスをたくし上げる。
「やだ!やめて!」
本当に嫌がっているような遼子の声に、鷹藤の動きが一瞬止まる。
「…本気でイヤか?」
「だって…こんな所だし…外から見えちゃう…」
「だから、誰も来ねーよ。」
「でも、もし誰か来たら」
反論する遼子のスカートの裾から手を忍ばせて、下着の上から秘所を探ると、
鷹藤の指先には遼子の熱が感じられた。
「あっ!」
「コレでも本当にイヤなのか?…もう濡れてるじゃん。」
「鷹藤君の意地悪!!!」
遼子の正直な身体の反応に鷹藤は笑みを浮かべ、遼子は真っ赤になる。
そんな遼子の耳を食みながら、鷹藤は再び胸を探る。

「…あ…」
遼子もその気になってきたのか、鷹藤の手の動きに合わせ吐息まじりの甘い声が上がり始める。
鷹藤はブラジャーを押し上げると、激しいキスをしながら、少し荒々しく胸を揉みしだき、
胸の柔らかさを手で愉しむ。             

チュッと音を立てて長い口付けから遼子を解放すると、遼子は大きく息を継ぎ、困ったような顔で
鷹藤を睨む。
互いの唾液で濡れた口元が、妖しい光を帯びている。

最終更新:2011年10月05日 20:15