遼子の嬌声が遠山の動きに同調し始めた。悲鳴にも似た痛みの声の中に甘さが増していく。
二人の合わせ目から更に蜜が溢れ、潰れるような水音が部屋に響いた。
「また…またおかしいのっ…ああっいいっ」
遼子の見開いた目から涙が溢れている。
「僕もだ…!」
自分の全てが包まれ、許される感覚に満たされるこんな抱擁は体験したことがなかった。
虚ろだった心と躰があたたかいもので充ちていく。
そのまま遼子の中で全てを解き放ちたかったが、遠山の中にわずかに残っていた理性がそれを押しとどめた。
遼子から自身を引き抜くと、遠山は遼子の腹の上に精を迸らせた。
全てを出した後、遠山は自分の頬が濡れていることに気付いた。
涙だった。
冷蔵庫からミネラルウォーターを取りベッドルームに遠山が戻って来た時、シーツを躰に巻きつけた遼子が
ぼんやりと天井を見ていた。
「信じられない…」
「何がだい」
遠山に声をかけられ、遼子が跳ね起きた。
「し、しろうちゃんと私あんなことやこんなこと…したのよね」
「したよ。君さえ良ければいくらでも続きは出来るよ」
遠山は遼子にミネラルウォーターを手渡し、頬に口づけた。
「いまからだって。これからもずっと、いつでもしてあげよう」
横たわる遼子の上から覗き込み遠山は微笑んだ。
「そ、そんなこと考えてないわよ。一回寝たくらいで結婚式の招待客のリストを考えるようなそんな遊び慣れて
いない女じゃないもの。ずっと、ずっと傍に居たいなんてそんなこと考えてないから…」
遼子が顔を赤らめシーツに顔を隠した。
「これっきりだったとしても、大人の女だから平気だわ」
「僕は小心者なんだ。君とこうするのに何の覚悟もなくすると思うかい?」
シーツの下から遼子がおずおずと目だけを出して遠山を見た。
「覚悟って…?」
「それはおいおい話すよ。それより鷹藤君に悪いことをしたな」
「えっ?」
「抜け駆けしたことになるだろ?彼だって君のこと…」
「そ、そんなことないわよ。だってずっと傍にいるのにそんなこと何も言ってなかったし」
たぶん鷹藤は遼子と間にあるものを大切に育て過ぎて機を逃してしまったのだ。
「鷹藤君らしいな」
鷹藤は傍に寄りそい遼子を見守り続けていた。きっと深い思いを胸に秘めて遼子の傍に居たはずだ。
その想いに遼子は気付いていなかったのだろう。
兄、鳴海洸至の想いに気付かなかったように。
それを知りながら遼子をかすめ取った自分は酷い男だと思う。
だがそこまでしてでも遼子のことが欲しかった。
いま、遼子を手にして心に今まで持ったことのない温もりが灯っている。
僕は変われる。
きっと変われるはずだ。この夜の日々を終わらせるための光を僕は手にしたのだから。
シーツの上から遼子の躰に手を廻すと、遠山は縋りつくようにして抱きしめた。
ドラマの史郎ちゃんって悪い人じゃなかったのですが、私がSSにするとどうも悪人っぽくなってしまうwww
遠山ファンの方すいません。
で、鷹藤がまたも悲惨にwwww
遼子をめぐって兄、鷹藤、遠山が微妙な関係になるのも面白そうだなあ。
色々あれば3人兄弟…wwww
待ってました、遠山×遼子ラブラブver!
GJです!!!
遠山と遼子がくっついたら、鷹藤はどうでるんだろうww
史郎ちゃん×遼子、ぐっじょぶです!(≧▽≦)
お兄ちゃんは、史郎ちゃんが相手でも、全力で阻止してくるのかな?w
そろそろ、お兄ちゃんにも愛の手を…
遠山と遼子がくっついたことを知って、ダーク鷹藤が遼子を・・・な
妄想がw
史朗ちゃんの中の人が、結構な肉食男子で共演者を次々と・・・という記事を読んだw
その後、ダークやグレーな史朗ちゃんの作品を読むと、また違った味わいがww
最終更新:2011年10月28日 10:17