「キスしただけだぜ。感じやすいんだな、鳴海君は」
樫村の指先が、遼子の背筋の窪を辿り腰の方へ伸びていく。
くすぐったさと気持ちよさの中間ぐらいの力加減が遼子の躰に快感をもたらしていた。
「あんっ…だって編集長が…」
くびれた腰をくねらせながら、遼子が切なげに言った。
「嬉しいこと言ってくれるじゃないか」
樫村がのばした手を、遼子のショーツの下に入れた。
「やんっ…」
双臀の窪みの奥、遼子の泉に樫村の指が触れた。
指は縦筋をそっと撫で、それから中指をたたくように動かし、遼子の泉からあふれ出た蜜で水音を立てた。
ぴちゃ…ぴちゃぴちゃぴちゃ…。
「もう…こんなに濡れてる」
「…あぁ」
切なげに眉を寄せ、声を震わせる遼子の黒髪をかきあげ、肩に、背に樫村がキスを落とした。
「なんてきれいな肌なんだ。柔らかくて…あたたかいよ…鳴海君は」
遼子の首筋に樫村が舌を這わせる。うつ伏せで悶える遼子の躰の下に手を入れ、樫村が乳房をもみ始めた。
掌をやわやわと動かし、乳房の柔らかさを楽しんでいるようだ。そうしながら人差し指で乳房の頂をつまむ。
「ひゃあんっ…!」
敏感な部分をいじられ、遼子は悦楽に身をよじらせる。
「わかるか?ここ。コリコリしてる…」
「言わないで…」
そういいながらも遼子は樫村の言葉でいたぶられ欲望がシフトアップする。
と、遼子の泉に樫村の指が挿入された。
「…ひぁ!ああああんっ」
樫村の指が柔肉を解きほぐすように遼子の膣道で振動した。
「あ、いいっ…」
職場で淫らがましい声は出せない。遼子は己の左手の親指をくわえ、啼き声を必死にこらえた。
声の代わりに、くねりうねる躰が遼子の欲望を現していた。
「…濡れすぎて下着が重くなってるよ」
女陰の入り口の敏感な部分をじっくりと責められ、遼子の吐息はさらに荒さを増す。
ちゅぷ…ちゅぷちゅぷちゅぷっ!
下着を身に着けたままにも関わらず、遼子の水音が編集室じゅうに響く。
「こんな音…すごく…恥ずかしい…!」
それなのに遼子の脚は開き、無意識のうちに尻を掲げてしまっていた。
遼子の腰が震えるタイミングに合わせ、樫村がリズミカルに乳房を揉む。
2箇所を同時に責められ、遼子の躰に汗が浮き始めた。
「わかるか…鳴海君のここ…指じゃ足りなくなってきたろ。柔らかくなって…もっとほしがってる」
うつ伏せだった遼子を樫村が仰向けにし、ショーツを脱がせた。
「やっ…ぁん…恥ずかしい」
樫村は遼子の脚を思いっきり開かせ、顔を近づけ眺めた。
「…女の匂いでクラクラするよ。綺麗な色だ…。濡れてつやつやきらめいてる。襞の一枚一枚が赤く膨らんで、
もっと気持ちよくしてくださいって言わんばかりに蠢いている…」
「やめて…言わないで…」
視線を受けて内ももが火照る。内ももだけでなく、視線を感じた秘裂も羞恥からの蜜を溢れさせていた。
「おしゃべりよりも、君はこっちの方がいいか」
樫村が舌をのばし、遼子の蜜で濡れた菊花から秘裂まで下から上へとじっくりひと舐めした。
ちゅる…ちゅ…。
「あっ…んっ…」
舌が音を立て蠢いた。遼子の襞の一枚一枚を丹念になぞり、秘裂から溢れた蜜を全て舐め取る。
「うまいよ…鳴海君のここは…もっと食べたいな」
樫村は口づけするように秘裂に唇を重ねると舌を遼子の奥深くへ挿入し、遼子の内奥を味わった。
秘裂全体を覆う樫村の唇の熱が、秘裂上にある女の真珠を熱くする。
激しく振動する舌が遼子の官能をかきたてる。
「ひゃっ…うん…」
舌での巧みな愛撫で、自分の柔肉がほぐされていくのを遼子は感じていた。
樫村が舌を抜く。
「あ…」
名残惜しさに遼子がため息を漏らした時。
今度は長い指が二本挿入された。
「…んんっ」
樫村は秘裂の上にある女の真珠に唇をあて吸いながら、指を抜き差しさせ始めた。
「やぁぁ、はんっ…」
躰じゅうに汗を浮かびあがらせ、遼子は快楽に震えた。
押し寄せる快楽に気が遠くなりかけた遼子は、脚の間にある樫村の癖毛に手を差し込みぎゅっと掴んだ。
「すごい…!あああ!気持ち…いい…」
遼子の甘い言葉への返事代わりに樫村は、さらに激しく遼子の真珠を吸う。
「ひっ」
頭の中に火花が散るほどの快楽が走った。のけぞり、のどを震わせる遼子を樫村はさらに追い込む。
ぬちゅぬちゅ、にゅっちゅにゅっちゃ。
抜き差しする指が立てる蜜音で、遼子が如何に感じているかがわかるほどだ。
――こんなに濡れたら、鷹藤くんが寝るソファが濡れちゃう…。
相棒のソファを愛液まみれにするわけにはいかないと思うが、もうここまで火のついた躰を止める術などない。
樫村の抽送に合わせて遼子も本能のまま尻をうねらせ躰を揺らし、男と女が奏でる淫らなリズムに身を任せていた。
腰から広がる快感が背すじを這い上がり、髪の毛が逆立っていく。
「あっ…ああああっいく…いきそう…!もう…」
肉壁を擦る樫村のリズムに合わせて、遼子の視界が明滅する。
樫村の指が遼子の最も感じやすい箇所を探り当て、そこをしつこく責め始めた。
「いい!そこ…いいの…やぁ…!」
喜悦の涙を流し、首を打ち振る遼子の様子を上目遣いで見た樫村が眼を細めた。
じゅぶっ…じゅっちゅじゅっ…!
あられもない水音を立てながら遼子の泉から蜜が溢れた。
あまりの気持ちよさに重力を失い舞い上がるような感覚におそわれ、遼子の躰に痙攣が走る。
その瞬間、樫村が遼子の真珠を甘噛みした。
遼子の腰から脳天まで悦楽が突き抜け、光がはじける。
「あっあああああああんっ、いくぅぅ…!」
ガクガクと躰を震わせ、遼子は絶頂に達した。
絶頂に達し力が抜けきった遼子の隣に樫村が座り、抱き起こした。
樫村の肩に頭を預け、荒い呼吸をする遼子の顔に張り付いた髪を樫村が後ろに流した。
「もういったのか。鳴海君は感じやすいんだな」
露わになった遼子の耳を、愛おしげに舐めながら樫村が言った。
「こんな風になったの初めてです…」
顔を赤らめる遼子を見て、樫村が微笑んだ。
「じゃ、これも初めてかな?」
半開きの遼子の唇に、樫村が唇を重ねた。
「んっ…」
頭を反らそうとする遼子の頭を樫村の手が押さえつけていた。
すぐに樫村の舌が遼子の口内をうごめき回る。
自分の甘酸っぱい愛液を樫村の舌を通して味わった。
己の愛液の味を確かめさせる樫村は意地悪すぎる。
なのに、樫村の舌は心地よく、己の淫猥な蜜の味は欲情をかき立てていた。
「鳴海君の味だ。うまかったろ…」
「…意地悪言わないで」
顔を赤らめうつむいた遼子の漆黒の髪を樫村がなだめるように撫でた。
「そういうかわいいこと言われると、もっと意地悪したくなるね」
樫村がズボンをおろし、布地が限界まで張りつめた下着を出した。
樫村のものは経験の少ない遼子でも思わず舌なめずりをするほどのものだった。
下着の上からでもわかる逞しさと長さ。
自分の奥に早く迎え入れたくて、遼子は樫村の下着に手をかけ、一気におろした。
血管の浮き出た逞しい男根が、下着から顔を出した反動で樫村の腹にあたった。
「大きい…」
「これをどうしたい?」
遼子がごくりと唾を飲み込んだ。躊躇う遼子の表情を樫村は観察して楽しんでいるようだった。
樫村に見つめられ、言葉に出す恥ずかしさと情欲を求める心が天秤で揺れる。
「入れて…ほしい…」
天秤は、しばしの逡巡の後に情欲へと傾いた。
樫村が遼子の手を取り自分の股間をまたがせ、膝立ちにさせた。
「じゃあ、自分で手を添えて入れるんだ」
樫村自身に遼子の手が触れたとき、先端が持ち主の期待を示すようにピクリと震え先端から透明な先走りを滲ませた。
遼子は思わず微笑んだ。
「なんだよ」
「かわいいなって…。編集長のごつごつして大きいのに、早くしたいって先から出してる…」
「男をからかうもんじゃない」
樫村が照れくさそうに眼を逸らした。
「そういう風に照れるのもかわいいですよ」
やりこめられて沈黙する樫村が愛おしくて、遼子が口づけた。
そうしながら、興奮し震える樫村自身を遼子が手で包む。
遼子が握っても親指と人差し指が触れなかった。
こんなにも太く大きなものは遼子も初めてだ。
赤黒い男根を遼子の白い指が包み、桃色に色づく秘所に近づけていく。
「いい眺めだな」
遼子の秘裂に、樫村の先端が触れた。
「あふっ…」
柔肉を割り、樫村のエラの張った亀頭が遼子の秘裂に飲み込まれていく。
亀頭だけでも圧倒的な存在感だ。
膣道すべてを埋め尽くし、押し広げ蹂躙する暴君の力強さに満ちていた。
「すごいな…あたたかいよ…君の中は」
遼子の柔肉に包まれた樫村が感嘆の息を漏らした。
「自分のあそこに、男のあれが入るのを見ながら入れるってのはどうだい?」
「言わ…ないで」
遼子は腰をそろそろと下ろしていく。
もう奥までいっぱいになってしまいそうなのに、樫村の男根はまだ半分も入っていなかった。
「ゆっくり入れるのは、じっくり見たいからか?」
「ちが…いま…す」
こんな大きなものを一気に入れたら、それこそすぐに達してしまいそうだった。
それが怖くてゆっくりと腰を下ろすことしかできなかったのだ。
快楽をおそれ、そろりと動く遼子の腰を樫村が掴んだ。
「…鳴海君に頑張らせたいんだが…。鳴海君のは締まりが良すぎるよ…。俺の方こそ我慢できない」
最終更新:2012年06月17日 22:49