姫初め by148さん 投稿日2011/01/09(日)
「姫はじめ」ネタなのに、エロなしになってしまった。
お正月もだいぶ過ぎたのに、こんなネタでごめんなさい。
「あ~!疲れたぁ!」
遼子は部屋に入るなりそう叫んだ。
今日は1月2日。
世間ではまだお正月ムード一色だが、遼子と鷹藤は元日早々から、
芸能人カップルの
張り込み取材を命じられ、ついさっき漸く解放され
遼子は鷹藤と共に、鷹藤の部屋に戻ってきたのだ。
「ま、とりあえずお目当ての2ショット写真も撮れたし、新年早々
幸先いいスタートなんじゃねーの?」
鷹藤が遼子にビールを渡しながら、労をねぎらうように言う。
「うーん、まぁ、そうなのかな?」
「そういうことで」
2人はリビングに腰をおろすと、ビールを開ける。
「じゃあ…明けましておめでとう!鷹藤君。今年もよろしくね。」
「その挨拶は年明けたときに一応言ったけど…ま、改めて、こっちこそ
今年もよろしくな。」
そう言ってビールの缶を合わせる。
「そういえば、今日って2日だよね?」
「あぁ、そうだけど?」
「じゃあさ、『ひめはじめ』の日だね!鷹藤君、『ひめはじめ』する?」
途端、鷹藤はビールを噴き出した。
「ちょっと!やだ、どうしたの?大丈夫?」
「げほっげほっ…いや…その…『ひめはじめ』って…」
「そう『ひめはじめ』って、2日にやるものなんでしょ?いつもはね、お兄ちゃんと
お正月にしてたんだけど…」
「へっ??ええええええええ??」
鷹藤は、ただただ遼子の口から発せられる言葉のあまりの衝撃に驚愕の声をあげるしかなかった。
「何よ、さっきから!鷹藤君、ちょっと変よ?」
「…えーっと…ひとつ…聞いてもいいか?」
「??なに??」
とりあえず落ちつこうと自分に言い聞かせ、鷹藤はキョトンとした顔で鷹藤の言葉を待つ
遼子と向きあう。
「アンタの言ってる『ひめはじめ』って…」
「うん、『姫飯初め(ひめいいはじめ)』。新年の2日目に、初めて
『姫飯』…つまりやわらかいご飯を食べる日なんでしょ?」
その言葉を聞いて、鷹藤ががっくりと肩を落とす。
「お兄ちゃんが教えてくれてね。だからそれからはお兄ちゃんとお正月は
2人でご飯食べてたんだけど……?鷹藤君?どうしたの??何か変??」
「いや、うん、えーっと、確かに間違っちゃいないんだけどさ…」
絶対あの人、妹の口から『ひめはじめ』って言わせたかっただけだろう!
と鷹藤は心の中で叫んだ後に、遼子にそっと耳打ちする。
「『姫はじめ』って言ったらな…普通は…………」
鷹藤の言葉を聞き、途端に遼子の顔が真っ赤に染まる。
「え?ウソ!!やだ!!」
「そんなの、高校生だって知ってるぜ?」
「えぇ!どうしよう!」
「何が?」
「さっき美鈴さんに編集部出るとき『鳴海さん、鷹藤君と姫はじめ?』って聞かれたから
『はい』って答えちゃった!!」
「…どおりで…」
別件で同じく正月から編集部に出てきていた美鈴から、帰る間際の鷹藤に向けられた
憐憫の情がこもったような一瞥を思い出しながら、鷹藤が納得する。
「ま、だったらさ」
鷹藤は、まだ顔を赤くしたまま俯く遼子の肩を抱き寄せる。
「せっかくアンタから『姫はじめ』しようって誘ってくれたんだから」
「え?ちょっと!だからそれは違う意味で…やっ!」
耳元に囁いて、遼子に口付ける。
「っふ、ううん」
「『姫はじめ』しようぜ?……イヤか?」
「イヤ……じゃない……」
「思いっきり可愛がってやるからさ。」
鷹藤は深く遼子の唇を貪りながら、遼子の体をベッドに押し倒した。
エロなしですみません。この後は新年できなかった分を鷹藤は
取り戻す予定ですw
そしてお兄ちゃ出てきていないのに、変態でごめんなさい。
新年早々、お目汚し失礼しました。
150
148-149
エロなしでも「姫初め」GJ!
遼子に「姫初め」と言わせ、ご飯茶碗片手に眼を細めている兄が眼に浮かぶ…w
新春から変態風味が効いていてたまらない。
その続きも楽しみですw
「姫飯」という言葉、初めて知りました。
勉強になるなあ、エロパロ板。
最終更新:2011年01月10日 17:23