遼子陵辱話ということで、今回の話の元になっている遼子と父親の
エピソードは、お待ちしていてもよろしいのでしょうか?
(というか、ものすごく読みたいだけなんですがww)
161のご要望を満たすお話できました。
鳴海父と遼子の不愉快極まりないお話です。
完全捏造ものなので苦手な方、興味のない方はスルーでお願いします。
ちなみに「
どんど焼き」「白い部屋」の関連話です。
赤い月 by165さん 投稿日 2012/02/09(木)
部屋のカーテンを閉めようとして遼子は手を止めた。
隣家の瓦葺きの屋根越しに月が見えていた。
それはいつもの白く光る月ではなく、まるで血の色のように赤い色をしていた。
くすんだ街並みを月の光がうっすら赤色に染め上げている。美しいというより不気味な光景だ。
赤い月はおとぎ話の世界の魔物の目のようだった。
それが窓の前ですくむ遼子を見下ろし、あざ笑っているように見えた。
「気持ち悪い…」
顔をしかめ、遼子はカーテンを閉めた。
窓に沿って置いてあるベッドに潜り込み、遼子は目を閉じた。
勉強を終え、布団に入るのはいつも零時近くになる。
こんなに遅くまで勉強しなくとも成績は良い方だった。
ただ、最近口うるさい両親に対して、夜遅くまで起きている口実が欲しかったのだ。
遅くまで起きていると、運が良ければ兄の足音を聞くことができる。
大学に入り、アルバイトと勉強に明け暮れほとんど家にはいない兄だったが、夜寝る為だけに家に帰ってきた。
遼子を起こさないように、ゆっくりと踏み板に足を置き上がってくる足音。
2階に2部屋ある子供部屋は、階段そばにある大きめの洋室が遼子の部屋、その隣の小さな和室が兄の部屋だ。
階段を上がった後も、兄は静かに歩き音をたてないように扉を開け部屋に入る。
生活時間が違う今は兄と言葉を交わすことは少なくなったが、こういう些細なことのなかに遼子は兄の
控えめな優しさと心遣いを感じていた。
特にこんな夜は――母が同窓会の為に外泊し、父と二人っきりになった夜は――兄の足音が待ち遠しかった。
最近、父の視線が怖かった。
食卓で遼子の向かいに座った時、父は何気なく目を向けたようなふりをしながら、
遼子の躰を盗み見るような視線を送っている気がする。
じっとりとまとわりつく視線の不快さから、食欲が失われる日もあるほどだ。
―――こんな風に思うのは、自分が思春期の中にいるせいだからだろうか。
同級生は口々に、自分の父親の臭いや食べ方などの些細なことが不快でたまらないと言っていた。
だが、遼子が自分の父から感じるのはそういった生理的嫌悪感とは別種のもののような気がしている。
同じ男でも、兄からそんな視線を一度も感じたことはなかった。
母の変化も気になっていた。
そんな視線を送ってくるときの父を、母は冷たい目で見ていた。
その後に、向けられた遼子への視線には怒りが混ざっているような気がした。
家庭内の空気が変わったいま、遼子が心からくつろげるのは兄の部屋だけだった。
遼子の勉強を見るといって、父がノックもなしに部屋に入ってくることが増えてきたからだ。
兄のいる部屋には父も入ってこない。
兄が家に居るときは兄の部屋の、文庫本がぎっしり詰まった本棚の前でとりとめのない会話をする。
それは、遼子がこの家でもっとも安心できる時間だった。
―――お兄ちゃんは忙しいみたいだけど、今度のお休みの時、またそんな時間をもてたらいいな。
遼子がそう思いながら、眠りにつこうとした時だった。
みしり。
遼子が目を開いた。
階段を上る足音。玄関が開いた音はしなかった。
みしり。
お兄ちゃんではない。時計を見る。
午前0時12分。
みしり。
静かな夜だ。足音が響く。
お兄ちゃんと違って遠慮のない足音。
みしり。
私の部屋にじゃない。お父さんはきっとお兄ちゃんの部屋に用があるのだ
そう思うが遼子は掌に汗をかいていた。
階段を昇りきった足音が遼子の部屋の前で止まった。
ドアノブがバネを軋ませながら回る。
「…お父さん?」
ドアが半分開いたところで遼子が声をかけた。
部屋に入りかけた影が動きを止めた。
「遼子、起きていたのか」
遼子が起きているのを認めた父の声には、どこか気まずさがにじんでいた。
「どうしたの…こんな夜中に」
「話でもしないか」
父が後ろ手にドアを閉め、遼子のいるベッドへ歩いてくる。
暗がりなので、表情は窺えない。ただ、父の荒い呼吸音が響く。
「ね、お父さん…もう眠いから明日にしよう」
ベッドの脇の父がこちらを見下ろしていた。
遼子は思わず布団を胸元に上げ自分のパジャマ姿を隠した。
「こういう時じゃないと、言えない話もあるんだよ。遼子」
父の猫撫声のせいで、躰じゅうに鳥肌が立つ。
「明日も学校あるから寝ないと。だから明日にしよ」
「休めばいい」
遼子の了解も得ず父の手が
布団の中に入ってきた。
「やっ…」
父のごつごつした手が遼子の太股をなで回す。
「遼子もすっかり大人になってきたじゃないか」
中年の男特有の匂いと酒の匂い。
それをまき散らしながら父が顔を近づける。
恐怖ですくんでいたが、その匂いの気持ち悪さが遼子の躰を突き動かした。
身を起こし、カーテンに背を押しつける。
「お父さん、変よ。酔っぱらったんだよね」
刺激したくなくて、遼子は笑顔で言った。
でもきっとこれは笑顔と言うよりひきつった泣き顔にしか見えないだろう。
「俺はお前にきれいな洋服も、ほしがったピアノも何でも買ってやったんだ。
遼子は俺にお礼をしてくれないのか?なあに、ほんのちょっとしたことでいいんだ」
「いやっ…」
これから起こることを予感して、遼子が逃れようと窓に手を伸ばす。
その手を男の手が掴んだ。
叫び声を上げようとした遼子の口を父の汗で濡れた手が塞ぐ。
カーテンの隙間から、遼子を冷たく見下ろす赤い月が見えた。
それが父に押し倒される前にみた最後の映像だった。
「いい匂いだ…」
父が遼子の首筋を舐めていた。
ざらついた舌がこの上なく不快だ。高熱を出しているときに、冷たい手で撫でられた時のように、
触られたところから鳥肌が立っていく。
「やだ…やだ…」
信じられなかった。
こんな恐ろしいことが起こるなんて想像もしていなかった。
泣きながら唇を震わせる。
恐ろしすぎると、声すらあげられない事をいま遼子は思い知らされた。
あげられるとすれば泣き声だけだ。
遼子はすでに裸にされていた。
父もパジャマのズボンと下着を脱ぎ去り、下半身がむき出しになっている。
股間にあるゴツゴツしたものが、反り返り天を指していた。根本に茂る陰毛が生々しさを更に際だたせている。
酒に酔い、赤鬼のようになった父の顔も、毛むくじゃらのすねも、見ないようにしても目に入る全てがたまらなく
グロテスクで恐ろしい。
「いやだよ…。おとうさん、お願いやめて…」
遼子の啜り泣きすら心地よいのか、父が唇を曲げて笑った。
「いやだばっかりじゃ大人になれないぞ。お父さんが大人になる手伝いしてやるんだから、感謝してくれないと
困るな、遼子」
舌が首筋から胸元に降りていく。まだふくらみきっていない胸を節くれ立った指が撫で回す。
「お母さんとは違うな。肌が吸いついてくるよ」
―――お父さんが酔っているのはお酒だけじゃない。女の肌に酔っている。しかも自分の娘の…。
吐き気がこみ上げた。
父はこの行為に鳥肌を立てる遼子のことなど構わずに一方的に躰をまさぐりつづけている。
「いい匂いだ。お前の躰は。それに、ここもかわいい色だ…」
父は皮がむけるほど強く遼子の指で乳首をこすり、もう片方の乳首に吸いついた。
「いやあ!」
遼子の声など耳に届かぬ様子で、父はじゅるじゅると音を立てて乳首を啜り、遼子の肌を涎で汚す。
父の舌が這った後はナメクジが這った後のように涎で光っていた。
餌を目の前にしたときの犬のような荒い息をしている父親は、普段とはまるで別人だ。
「やめてやめてやめて!もういや…」
涙で前が見えない。それほど泣き、しゃくりあげても父は遼子の言葉を毛ほども聞くつもりはないようだった。
「怖いのか?最初だけだよ。すぐに良くなるから」
鼻にかかったような声。父の両手が遼子の両膝にかけられる。
「お父さん、お願い、もうやめて!」
「うるさい!」
猫撫で声が一転して怒鳴り声に変わる。父が手を上げた。
遼子が頬に強い衝撃を受けた後、そこがじんじん熱をもつ。
「強く叩きすぎたかな」
父が笑顔を見せ、遼子の遼子の頬を手で包んだ。
「遼子、わかってくれ。お父さんはお前が大人になる手助けをしてるだけなんだ。お前さえ静かにしていれば、
お父さんがお前を気持ち良くしてやる。気持ち良く大人になりたいだろ?」
言葉を失った遼子に、父が甘ったるい声で言葉をかける。
父は遼子の沈黙に気を良くしたのか、気力が失われた娘の膝をめいっぱい開き、喜びで唇を半開きにしてそこに顔を近づけた。
「もう子供のにおいじゃないな」
「いや…いや…」
必死に足を閉じようとしても、父の手がそれを許さない。
指の痕がつくほど強く遼子の足首を掴んでいた。
「しーっ」
父の頭が遼子の足の付け根に消える。
最終更新:2012年03月29日 21:08