{58 投稿日 2010/12/18(土)
浴衣でエロ、GJです!
自分も昨日のドラマ見ていて、仲間さんの温泉入浴シーンから
布団へのお姫様だっこ場面まで萌えてましたww

そして浴衣姿で遼子をお姫様だっこするお兄ちゃんを妄想して、
1人でキュン死にしてた自分は、兄以上の変態ですみませんw

59
58
大丈夫、それは誰しも考える。
53の書き込みを見てすぐに、兄+浴衣+お姫様だっこで既に妄想完成してる
自分がここにいる。

脳内では、兄が帯紐で楽しそうなことをしておりますよw

60
59
ナカーマww

その楽しそうな妄想を是非ともココに!!

61
お兄ちゃんと温泉旅行でけた。

53-56の鷹藤2発目投下のあとがいいかな。
どうでしょう、53-56。

あと、エロなしだが2年前のクリスマスイブの兄妹もできた。
エロなしでよければ、そのうち投下します。

62
wktkしてお待ちしております。

63
ID変わっちゃったかな?53-56です。

61
鷹藤二発目は、もう浴衣とか関係なくヤッてるだけですのでw
お兄ちゃんと温泉旅行を投下お願いします!

クリスマスイブ兄妹も楽しみにしてます~。

山の宿にて by65さん  投稿日2010/12/19(日)


鄙びた温泉街だった。東京から何度か電車を乗り継いで辿りつける所にそこはある。
江戸時代からの温泉地だったが、時代の波に乗り遅れ、時間が止まったような風情の街だった。
セピア色にくすんだ街並み。閑散とした目抜き通り。
今時の若い女性には敬遠されそうな街だったが、数百年もの間湧き続けている温泉の質がいいということで、
遼子がこの温泉街を選び、普段世話になっている洸至へと1泊2日の温泉旅行をプレゼントしたのだった。

宿に着くと、洸至が宿帳を書いた。
鳴海洸至 遼子。二人の名を連ねて書く。
まるで夫婦みたいだと洸至はひとりほくそ笑んだ。
それから部屋の鍵を受け取ると、仲居が先導し、二人を部屋へ案内した。
百年以上磨かれ続け、黒壇のごとく艶を持ち光る廊下を、洸至は遼子と並んで歩く。
歩きながら遼子が洸至に囁いた。
「お風呂は24時間入れるのよ。ご飯はお部屋だし。あとね、予算の関係でお兄ちゃんと一緒の部屋だけど…。
 いいよね?」
洸至に異存があるわけがなかった。

荷物を解くと、お互いに見ないようにして浴衣に着がえ、それぞれ風呂に入り、その後閑散とした街を二人で
ひやかし歩いた。
遼子はここぞとばかりに何度も湯に入り、地元食材がふんだんに使われた豪華な夕食で腹を満たしたあとも
すぐにタオルを手に大浴場へと繰り出した。

妹のはしゃぐ様子を思い出しながら洸至が部屋でビールを飲んでいると、フロントから電話が入った。

「お連れ様がのぼせられたようでして…。気付くのが遅れて申し訳ございません。
ご心配のようでしたら、お医者様をお呼びしましょうか」
和服姿の女将は、一分の隙なくセットされた頭を、何度も下げながら洸至に謝った。
風呂に入り過ぎてのぼせたようで、遼子は脱衣場で貧血を起こして倒れていたらしい。

「いえ、結構です。妹が少し欲張って入り過ぎたんでしょう。部屋で休ませておけば大丈夫だと思います。
こちらこそご迷惑おかけしたようで、すみませんでした」
平身低頭と言った風情の女将を宥めると、洸至がそう言って女湯の前で浴衣姿の遼子を引き取った。

妹を横抱きにしながら、旅館の廊下を歩く。
すれ違う客が、軽々と女一人を抱いて歩く洸至を驚いた顔をして見る。
洸至の後ろを氷と水を載せたお盆を持った仲居がついて歩く。
「気がつかれたこちらを飲ませてください」
仲居はのぼせる客に慣れているようで、すぐに氷水の入った盆をもってきたのだ。

「まったくなあ、久しぶりの温泉だからって欲張って入るから…」
洸至が妹の上気した顔を見入る。
部屋に着くと、仲居がドアを開けてくれた。
次に仲居が開けた襖の向こうを見て、洸至が絶句した。

布団がぴったりとくっつけられて敷かれているのだ。
まるで初夜の新枕だ。しかもご丁寧に枕元にティッシュと行燈の形をしたランプ。
仲居が枕元にお盆を置くと、
「ごゆっくり」
と言って部屋を出て行った。

別に仲居は含みがあって言ったわけではないだろうが、洸至の頭の中で様々な意味が渦巻く。
宿帳に書いた「鳴海洸至 遼子」の文字が過ぎる。
思いっきり夫婦と誤解されたようだった。

洸至の喉が思わず鳴る。
しかしその後眼を閉じ、煩悩を振り払うように頭を振った。

「少し冷まさないとな…」
横たえた遼子の隣に肘枕をついて添い寝し、洸至は女将から借りた布張りの団扇で、妹を扇ぐ。
ぐったりとした様子の遼子だが、爽やかな風を感じ、心地良さそうに目を閉じている。


眠りながら熱さから逃れるように首を振る妹を見て、洸至が今度は浴衣の襟元を緩めてやる。

普段は陶器のような白さを湛えた妹の肌が、今は熱さのせいかほんのり桜色に染まっていた。
まだ熱が逃げきっていないのだろう、遼子はうっすらと汗ばんでいた。
洗面所で濡らしたタオルで、額、頬、首筋を拭いているうちに開いた胸元が眼に入った。

「拭いてやるだけだからな、拭いて…」

やましさを打ち消すようにひとり事を言いながら胸元の奥へタオルを持った手を入れた。
柔らかな膨らみ間にも汗が光る。妹が風邪をひかないようにそこを拭く。
親指の先が柔らかな肉に触れた。洸至の動きが止まる。

そこの熱く吸いつくような感触に、洸至の躰が一気に熱を持った。
妹の様子を窺うが、まだ気付いた様子はない。長湯が起した貧血のせいで、意識と無意識の間を漂っているようだ。
手をそのまま柔らかな肉に這わせる。乳房の頂きの上を滑らす。洸至にタオルで撫でまわされているうちに
遼子の知らぬところで躰だけが反応していたのか、洸至の指にコリッとした感触があたった。
「んっ…」
その声で洸至は動きを止めた。遼子は敏感なところを触れられ、無意識のうちに声を出したようだ。
まだ目は閉じたまま眠るような表情で横たわっている。

その遼子の様子に、洸至の動きの大胆さが増した。
最初は気付かれぬように、ささやかな動きだったのが、いつしかタオルを脇に置き己が手で遼子の肌を
撫でまわしていた。
浴衣の襟元は肩まで開き、半球の乳房から臍までが露わになっている。裾もはだけ、浴衣の帯はただ腰に巻き
つけられた紐と化していた。
妹はまだ発汗していた。その汗を、洸至は今度は舌で舐めとることにした。

額から垂れる汗、首筋を流れる汗、胸の谷間にうっすらと湧く汗…。汗を舐めとり、肌を舌で濡らす。
こうすればもっと早く熱も逃げるだろう。上半身を上から下へ辿った舌を、今度はまた上へ滑らす。
そうしているうちに、汗など流れていない妹の唇に洸至は唇を重ねた。

ここは乾いているから、湿らす必要があると思ったからだ。音を立てながら、妹の唇をねっとりとついばむ。
半開きの妹の唇へ舌を割りいれた。
妹の乾いた喉を唾液でうるおす為に、洸至は舌を送り込む。

くちゅっ…。くちゅ…。粘体の生物が這いまわるような淫らな音を立てて妹の舌を吸う。

まだ妹が目覚める様子はない。

今度は唇を首筋から鎖骨、鎖骨から柔らかな乳房へと滑らす。
まだ汗でしっとりとしている肌を味わいながら、乳房の頂きを吸う。
左右の乳房を中央に寄せると、音を立ててその頂を交互に吸い始めた。熱を帯び、硬さを増した頂きに湿り気を与えて
熱を早く逃がしてやるためだった。

「んんっ」
眉根をひそめ、遼子が白い喉を晒した。
「遼子…」
「冷たくて…気持ちいい…」
遼子がうっとりとしたように微笑むと目を開けた。
「おにい…ちゃん…?」

遼子のぼんやりとした視界には、黒く強い髪を揺らめかせながら己の乳房を吸う兄の姿があった。

「おに…!」
抵抗の言葉を上げる前に、遼子の唇を洸至が唇で塞ぐ。

最終更新:2010年12月24日 06:52