登録日:2011/08/08 Mon 00:40:43
更新日:2025/04/23 Wed 20:09:18
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生き延びた要因は様々。
- 組織から見捨てられた
- 組織のやり方についていけなくなり離反した
- 組織内メンバー同士で対立して敗れ、追放された
- 物理的に倒せないから封印された
などが主な例。
生き延びた悪役は大抵の場合は幹部クラスが多く、捨て駒に過ぎない怪人クラスでは非常に少なかったりする。
一応、ゴズマやロンダーズファミリーは設定や性質上、怪人クラスの生還率は高い。
ただし、幹部といっても生き残るのは大抵が初期から登場していた古参幹部である。一方で中盤から登場した追加幹部は古参幹部の改心の引き立て役にされる事も多く、生存はおろか、戦隊側と和解するパターンは非常に稀である。
改心・更生した結果、ヒーローには倒されない者が多いものの、中には上手く逃げきったリラや、廃人と化して無力化したトランザ(2人の詳細は下記)などのように、例外も少なからず存在する。
また、この項目では各作品において元々は悪の組織の構成員ではないが、虚言、脅迫、取引、誘惑、洗脳、潜入などで組織に協力していて最終的に生還した者(山守正太、マスターブラックなど)についても記載する。(ただし、戦隊メンバーの1話限りの洗脳については含まない)
●生き残った愛すべき悪役達、並びにその後
ツバサ仮面にボディーガード代わりとして利用されていたが、後にゴレンジャーによって救出された。
とあるクライムボスの姪の妹。
クライムボスによって監禁された上でデビルアクマの催眠術をかけられ、洗脳される。
ジャッカーによってクライムボスが倒された後は救出され、同時に彼女の洗脳も解かれた。
クライムボスにスパイとして利用されていたが、用済みとして処分されそうになったところをジャッカーに助けられた。
クライムの真の支配者。
正体は球体のカプセルに入った電子回路のような物体であり、自分が傀儡として利用されていたという事実に気づいた鉄の爪によって地面に投げ捨てられてしまい、そのまま出番終了...
肝心の目的も結局、分からずじまいとなった。急な打ち切りの影響で、恐らくスタッフも対処しきれなかったのだろう。
前述のようにジャッカー電撃隊は戦隊作品で唯一の打ち切りとなっているため、本編には登場していない構成員(主にシャインに仕える者など)が生き残っている可能性が高い。
スパイ活動を担当するアンドロイドだったが、21話を最後に消息不明となった。
シッポ兵の夫婦。
地上に
スパイとして送り込まれるも、地上での生活に馴染んでしまい、子供も誕生。最終的には帝国を裏切る。
その後、ダイナマンの計らいで遠くへ引っ越した。
是非とも彼らには幸せを掴んでほしいものである。
板倉山で暮らしていた
野生児。
その人間離れした身体能力から「バイオの力を持っているのでは」と疑われ、本人も「6人目のバイオマン」を自称していたが、
バイオロボから資格無しと判断され加入は叶わなかった。
その後、ファラの策略でマグネ強化服を着せられて洗脳を受け、ギアの手先「マグネ戦士」としてバイオマンに差し向けられてしまう。
変身者が正太だと知るバイオマンは本気を出せずに苦戦していたが、マグネメガスから放射されるエネルギーを両腕のリングに受け続けないと洗脳が維持できないことを見抜かれ、ジュンにリングを破壊されて正気に戻った。
その後、バイオマンに協力してマグネ隕石の実験施設を破壊した後、「山に残って自然を守る」と決意を改め、バイオマンと別れを告げるのだった。
「今だったらマグネ強化服を持ち逃げして
追加戦士になっていたかもしれない」ともしばしば評される。
妻・ゾーリーと息子・ワラジー、そしてこれから生まれ来る第2児クックのために離反。現在は家族4人、水入らずで暮らしている。
反アマンガエネルギーを持つ宇宙獣士ダリルと共に散るよう命じられるが、副官ブーバの粋な計らいもあってゴズマを脱退。その後、ゲーター共々チェンジマンの味方となった。
巨大化要員として利用されていた彼もまた、チェンジマンの味方になった。
地球侵略に訪れたのは、ゴズマの数多くの部隊の一つであり、設定上はさらに多くの構成員や部隊が存在する。
その中には、故郷の星を人質にされ加入を余儀なくされている者も多いため、他にも大勢のメンバーが生還を果たし、故郷に帰還、あるいは贖罪などを行っているはず。
元のミランの姿に戻る。
その後はフラッシュ星の医学で治療させるためにスターコンドルの冷凍カプセルに収容され、シャトルでフラッシュ星へ送られていった。
獣戦士ザ・ジャガンとして暴れていたが、シンセサイザーの演奏とダイのラッパの音色が相殺し合った事でザ・ジャガンの精神が破壊される事を危惧したデウスの命でリュウの肉体とジャガンとに分離。
これによってジャガンの戦闘力が半減し、間接的にフラッシュマンの勝利に貢献した。
罪滅ぼしのため、巡礼の旅に出る。
消息不明。いつの間にかいなくなっていた。
アキラに地帝獣ヨロイドグラーの鎧が憑依した姿。
イガムの命令に従ってマスクマンと戦っていたが、最終的にはリセとその弟のテトの祈りとマスクマンのオーラパワーで元のアキラに戻った。
項目参照。追放の後、紆余曲折を経て、かつての自分として再出発を果たす。
流れ暴魔は路線変更により登場したため、路線変更がおこわれなかった場合は生き残りの悪役がゼロだった可能性が高い。
キリカ、ヤミマルいずれも最終的にはターボレンジャーと和解。めでたく高校を卒業し、人間として生きることに。
数美先生から数学の特訓を受け、見事に数学嫌いを克服して良い子になった。
その後、第19話で再登場し、強者との戦いを求めるグンサーにファイブマンのことを教えた。
元の生業であった宇宙サーカスを再開。
項目参照。
ジェットマンに敗れた後、ラディゲから凄まじい仕返しを受け、廃人化。精神病院に収監された。
死んではいないので掲載したが、そのあまりにも凄惨な描写から、特撮ファンの間では「
死ぬよりも遥かに悲惨な末路」と評されている。
携わったスタッフたちからしても、本作メイン脚本・この回も執筆した
井上敏樹が「単に死ぬだけではむしろドラマとして消化不良になりえたから、悪の最期に相応しい退場経緯とするためこうした」ことを示唆する発言をしたと伝わるなど、実質的には戦死退場として扱われているようだ。
なお、後日談を描いた漫画『
鳥人戦隊ジェットマン 時を駆けて』ではラディゲの怨霊に身体を依代とされることになった。
プリプリカンの弟子になるために現れたがバンドーラの求める人材ではなかったため、不採用に終わる。
その後は意気投合した後述の利夫と組んで一悶着起こした末、最終的には故郷の妖精の森へと帰っていった。
通りすがりの男子小学生。
ひょんな事から妖精ドンドンと意気投合して彼が作った瓶の性質を利用した悪質ないたずらをおこなっていたが、ジュウレンジャーに叱責されてドンドンと共に逃亡する。
その後、「世間をパニックにしたから死刑にされる」という大げさすぎる思考に至っていたところをバンドーラに唆される形でドンドンと共になんと巨大化させられる。
巨大化したことを良い事に四股を踏んで地震を起こしたり、大獣神に襲い掛かるなどして暴れまわったがジュウレンジャーの説得の末、ようやく攻撃を止める。
全てが終わって元の大きさに戻った後はドンドンに粘土細工をプレゼントされる。そして、妖精の森へと帰っていく彼を見送った。この後、母親や担任からは雷を落とされた事だろう。
壷に封印され、今も宇宙空間を旅している。
幹部二人の間に子供が生まれたりそれをみんなでお祝いしたりと、なんやかんやで幸せそうだった。
バンドーラ様は後に改心したのを認められ、いろいろあって天空大聖者に……というのは『
パワーレンジャーシリーズ』の方のお話である(両方とも曽我さんが演じていたことに因む独自設定)。
死んだ……と思われていたが、3人ともまさかの生存。その後、悪事から足を洗い、細々と罪を償うことにした。
それまでもコメディ色の強い回の「今週の怪人」が許されることはあったのは上の通りだが、準レギュラー化を経て結局生き延びたという点で脚本として画期的な3人であった。
最終決戦でゴーマ城は崩壊し、皇帝や幹部も全員ただの泥人形だったことが発覚したゴーマだったが、詳細不明ながら50年後に再び出現。
リョウ達の孫によって結成された新世代のダイレンジャーと新たな戦いを繰り広げている。
真の正体は鶴姫の父である義輝。
息子同然に育ててきた太郎・次郎兄弟の助命と引き換えに妖怪軍団に加入し、軍師を務めていたが終盤で裏切り行為がバレて石化させられる。
その後、太郎・次郎兄弟の命と引き換えに元の姿に戻り、無事に鶴姫とも再会できた。
「人間の憎しみ」そのもの故そもそも滅ぼすことができないため、倒されると封印の扉の中に封印される。皆でダンスをしながら復活を誓う。
なお、『忍者戦隊カクレンジャー第三部 中年奮闘編』ではインターネット上に溢れる人間の憎しみから別の種族である「新時代妖怪」が誕生したが、彼らも封印の扉に封じられたのかは不明。
『中年奮闘編』に登場した、貴公子ジュニアが記憶を失っていた際に人間の女性との間に授かった息子。
新時代妖怪の策略により新たな妖怪大魔王に仕立て上げられてしまったが、養父セイカイと児童養護施設の先生であった鶴姫の必死の説得により人間の心を取り戻す。
妖怪の力もジュニアが全て受け止めたことで失い、カクレンジャーと共に猫丸クレープの店員として平穏な暮らしに戻った。
鶴姫からは次世代のカクレンジャーのリーダーの称号を同意なしで与えられたが、その後彼がどのような道を辿ったかは本人達のみぞ知るところ。
皇太后ヒステリアの最後の懇願で命を救われ、ガンマジンの養子になった。
ガンマジンの弟子として今までの悪事を反省させられるハメに。
ダップにとっては故郷であるハザード星を花火にした仇…だったはずが、後にそれは暴走皇帝エグゾスに良い様にこき使わされていたと知り、ゾンネットの進言もあり和解している。
故郷のファンベル星に帰還し、お姫様暮らし。
縁談が絶えないが、心は今もレッドレーサー一筋。
焼肉屋に就職。その後チーキュで「キッチンがいなも」を開店した。
JJジェットンはカーレンジャーに倒されたが、それ以外のゴロツキ達とゴキちゃんは無事に生き残り、
チーキュで劇団を結成する。夢はブロードウェイだ!
ゴーゴーファイブの攻撃を受けて倒れる描写があったが他の構成員達と違って体が爆散しなかったため、その後の消息は不明。
揃って圧縮冷凍カプセルに戻される。
ドン・ドルネロの元で散々豪遊してきたマフィアの愛人キャラだが、ドルネロが
ギエンの手に掛かって命を落とした事を知り、金を持って雲隠れ。
『ガオレンジャーVSタイムレンジャー』が制作されなかったため、安否は不明。
ちなみに脚本家によれば、「海外でイケメンゲットして、貢がせている」との事らしい。
悪女が金持って
逃げるのは
峰不二子からのお約束。
共に地球人として潜伏。
後に宇宙警察に指名手配されていたことが判明。作品によっては死亡していたのを蘇生させられた時もあったが、その辺りは時と共にうやむやになった。
マホロに戻る。
その後本人は再登場しなかったが、TV本編の20年後を描く『許されざるアバレ』では
アスカとの間に
8人目の子供を身籠っている模様。
赤ん坊に戻る。
恐竜やの経営権をいつのまにか乗っ取ったことで外食チェーン・食品会社の社長さんになり、六本木ヒルズで優雅に暮らしている。
一介のカレーショップだった「恐竜や」を容易く全国チェーンに押し上げたばかりか、その後の作品でも支店らしきお店がちらっと確認できる場合があるので経営手腕は優れているようだ。
メタ的な事情から『許されざるアバレ』には登場しない…と思われていたが、出番を社長としてのワニの近況報告に絞ることで出演。
ブラックではないもののまあまあよろしくない社長業状態だったが、チェーン店舗の海外進出をさせることに成功してるっぽい・スケさんはむしろ第一号店(=TVシリーズのあのお店)に集中できるため休暇を取ったり自分のことの時間を取りやすい模様など、経営技量そのものはやっぱり20年経っても優れたままだった。
作品の性質上「冤罪や部分的な無罪によるデリート不許可」が起こりうること、組織らしい敵組織があまり登場しない(ヘルズ三兄弟やアブレラの私兵、劇場版に登場したガスドリンカーズ程度)ことなどから、生き残った理由はさまざまである。
自分のやりたい研究の為にアンリ星人ベイルドンと結託し、人間をガソリンに変える液体を開発した。
ベイルドンが報酬を払わないことを想定してとある成分を青い液体として抜き取った状態で残りの液体をベイルドンに渡すが、その抜き取った青い液体の隠し場所をホージーやセンちゃんに
問い詰められると教える代わりに自身の釈放を要求する。
最終的にはマーフィーを信じたウメコにより液体は発見され、ベイルドンもデカレンジャーにデリートされたことで、自身も
バンとホージーにより宇宙警察本部に連行され、「小娘」、「バカ犬」と見下していたウメコとマーフィーに悲惨な目に遭わされる末路を辿った。
器物損壊およびリドミハ星人殺害の罪がかけられたが、本人は前者しかしていなかったためデリート不許可。その後逮捕され勾留。
他の話で「地球署の留置場」が確認できるため、おそらくそこへ入れられたと思われる。
生物や物体をテレポートで転送できる能力を持つ地球人のエスパー少年。
誰にも理解されず孤独な日々を過ごしていたが、
クウォータ星人 ダゴネールに「自分に協力すれば別の星に連れて行ってあげる」と唆されたことで、彼の悪事に加担するも、自身と同じくエスパーで悲惨な境遇を辿ってきたジャスミンの説得により改心。
事件解決後は地球を離れてスペシャルポリスの養成所に入り、10年後には地球署の職員として配属され、ジャスミンと再会して互いに惹かれ合い結婚。一児の父となる。
重要文化財窃盗の罪がかけられたが、アブレラとの商談を拒否していたため冤罪でこちらもデリート不許可。
事件解決後、出身星へ帰還した。
ドラド星人ゴルドムにより息子であるアッティカ・アルパチJrが地球署に逮捕されたという嘘の情報を流され、息子の解放を条件にグラビトン爆弾を手にしてお菓子工場に立て篭もる。
テツを捕らえて人質にするが、交渉人として乗り込んだウメコと心を通わせ、デカレンジャーがゴルドムをデリートしたことでゴルドムに捕らわれていた息子とも無事に再会した。
非合法の筋肉増強剤であるメガゲストリンを飲んだ影響で街で暴れていたが、ホージーとテツにより逮捕。
タイラー星人ダーデンが開いた違法賭博場にてホージーに敗れた後、逮捕。
Episode.45にて再登場した際には仮釈放されており、テレビ局でADとなった。
アリエナイザー同士が死ぬまで戦うイリーガルマッチで2001勝もしてきた割には随分と刑期が短いな…
アブレラにより本人も知らないうちに地球を破壊する
ミサイルのスイッチの運び屋とされていたが、事件解決後に改心して逮捕される。
自分の娘を王女にすべく、プコス星人ジャッキルにイオ王女殺害を依頼していた事が発覚し、逮捕された。
彼女が逮捕された事により、娘は王位継承権を剥奪されたうえ、一家揃って国外追放は免れないだろう。
設定上このエピソードのメインを務めるスワンさんは変身しないこともあり、直接戦闘自体がほとんどなし。そのため最後はスワンの説得を受け入れ、大人しく投降して逮捕される。
経緯上その場でのジャッジメントは行われなかったので、罪状及び量刑は不明。
アラドン星人ギャンジャバの右腕として金庫破りを行ってきたが、悪事に手を染めることに嫌気が差して地球署に保護を願い出る。
裏切った罰としてギャンジャバに殺されそうになり、ギャンジャバが自身の両親を殺した事実も明かされるが、バンにより生きる力を取り戻す。
事件解決後は
ドギー曰く「誘拐されて強要されたため罪には問われないだろう」とのことで「今後は宇宙警察が自立のために協力していく」という。
ホージーとジーバのイリーガルマッチの再戦時に女装したテツに一目惚れし、その後にテツのことを調べ上げるも蛹になる時期が来たため求愛出来ず地球署に人形を送る。
その人形の送り主を調べていたバンとホージーを襲い、
スワンに変装したテツの前に再び現れると共に自らの素性を明かし、蛹から羽化したことでテツに求愛する。
テツは変装を解いて自身が男であることを明かすがアモーレ星人は雌雄同体であるため効果はなく、デカブレイクに変身したテツに痴漢の容疑で逮捕されそうになるも、彼の正拳
アクセルブローをものともせずにデカブレイクを羽交い締めにしてキスを迫り、これを見ていたバンたちは爆笑しドギーも「テツならなんとかするだろう」と語った。
エンディングでのショートドラマでは夜になっても戦いは続いており、とうとうデカブレイクはデリートを宣告するも不許可。鳴り響く除夜の鐘と共にデカブレイクの悲鳴がこだまして新たな年が始まるのであった。
イリーガルマッチの関係者は顧客も含めて逮捕されたはずなのに彼が逮捕されなかったのは何故だろうか…
『特装戦隊デカレンジャー10 YEARS AFTER』にて、カイト・レイドリッヒがキャリーを抹殺するため護送中のデカレンジャーを襲撃し不時着した惑星リーヨで交戦するが、既に彼らの敵ではなく圧倒され、最終的にはそれぞれホージーとセンちゃん、アサム&ムギとウメコに分かれて宇宙船で去ったことで惑星リーヨに置いてけぼりとなる。
その後『特捜戦隊デカレンジャー20th ファイヤーボール・ブースター』でも登場しており、アブレラのデリート後もアリエナイザー達の手下として広く運用されていることが伺える。
『ファイヤーボール・ブースター』に登場。
当初は地球で発生していた連続爆破事件の犯人と思われていたが、娘ラカムを人質に取られてジウジッソ星人ロットメンに従わされていたことが判明。
デカレンジャーの尽力によって真相究明とロットメンのデリートが果たされ、ラカムと共に怒り顔で感謝の言葉を告げて宇宙に帰っていった。
ロットメン配下の監査役としてラカムを監禁していたが、デカレンジャーに逮捕され、事件の真相を洗いざらい自白した。
初期幹部と追加幹部が同時に生存した初の事例。
真の正体は天空聖者ブレイジェル。かつて冥獣帝ン・マに破れ、呪縛転生によってウルザードに変貌してしまうが、中盤の魁の窮地によって自我を取り戻す。
その後は終盤まで別行動をとっていたが、
冥府神ワイバーン戦にてワイバーンに追い詰められていたマジレンジャーを助太刀し、以降はマジレンジャーの味方となった。
神罰執行を放棄した事で
冥府神ダゴンに殺害されたかと思われたが、改心したバンキュリアの能力によって生存。全てが終わった後はインフェルシアの新たなトップに就任し、バンキュリアや魁と共にインフェルシアを生まれ変わらせるべく、奮闘している。
「殺されても夜になるたびに蘇る」という固有能力の持ち主のため、そもそも死なない。
終盤、スフィンクスの死に際の一言で改心し、彼女を救う。最終決戦においてヒカルとブレイジェルを生き返らせる活躍をした。
なぜか復活させてもらえなかったアフロ君は泣いてもいい。
インフェルシア親善大使となった魁の後で復旧作業をしていた。
野望を阻止され、眠りにつく。
今もプレシャスを狙っている。
もっとも、彼らのことなので(他の敵組織と比較すれば)大きな騒ぎは起こさないであろう。
「知恵の果実」により得た知識とそれまでの記憶を失うも、元の優しい性格に戻り何処かへ去っていった。
残党として活動し続けている。
その後『ゴーカイジャー』でも生き残りが登場した。
故郷である水の都を救うために邪悪竜となったが、チーフから本当は善人であることを見抜かれ和解。
ボウケンジャーの協力を得てアクアクリスタルを手に入れ、水の都を蘇らせた。
改造手術の際に失われた水の証もマギ長老から父のものを託されたことで解決し、無事に故郷への帰還を果たすのであった。
不死の存在である為、倒す事が不可能なので獣拳奥義・慟哭丸で封印される。
その後、『ゴーオンジャーVSゲキレンジャー』で不完全ながらも復活を遂げ、ゲキレンジャーへの凄まじい憎悪(と顔芸)を披露した。
ジャンクワールドの住人。
害気大臣キタネイダスに
「ジャンクワールドをヒューマンワールドの人間が侵略しようとしている」と吹き込まれた事で彼やダウジングバンキに協力するが、
亡くなった孫娘に似ていると嘘をついてこき使うつもりだった
範人と交流する内に彼の誠実さに気づき改心。持ち込んだ超兵器を逆作動させる事でガイアーク側の計画を破綻させる。最終的にはジャンクワールドに帰っていった。
ストーミーワールドの生物でその能力を利用しようとしたガイアークによって呼び寄せられるが、偶然にも
大翔に拾われ、
チビ呼ばわりされつつも彼と心を通わせていく。
その後、ウガッツに成長促進光線を浴びせられて急成長すると同時に凶暴化し、 自らを必死に説得する大翔を苦戦させるが、野菜ジュースを飲まされた事で本来の性質を取り戻した。最終的には大翔との別れを惜しみつつ、ストーミーワールドに帰っていった。
私立高等学校の生徒で、あだ名は「ニュートンくん」。潜入調査のために高校に入学してクラスメイトとなった
美羽に好意を抱き、恋の魔法を彼女に放つが失敗。その後、保健室で保健医になりすましていた
害水大臣ケガレシアがビンバンキと会話するところを目撃し、彼女たちに交渉を持ちかけられ協力する。
ビンバンキに魔法をかけてマホウビンバンキへと変化させ、その見返りとしてケガレシアとビンバンキによって気絶させられた美羽を拉致監禁して目覚めた彼女に再び恋の魔法をかけるも、かかったフリをした彼女にビンタされた上で叱責され失敗。
マホウビンバンキと戦う美羽をバリアで援護し、シルバーに変身した彼女と共にウイングブースターを放ちマホウビンバンキを撃破したことで今後も彼女たちと一緒に戦うことを望むが、解析したデータの入ったパソコンを誤って落として踏んだことでお釈迦にしたことでそれは叶わず、落ち込むところを美羽に慰められた。
本編においてはヨゴシュタインはゴーオンレッドとの一騎討ちに敗れ、キタネイデスとケガレシアはヨゴシマクリタインに処刑されて死亡した…
はずだが、映画『
侍戦隊シンケンジャーVSゴーオジャー 銀幕BANG!』や『ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』において、
額に天冠を付けた幽霊として何事も無かったかのように元気にしており、
Vシネマ『炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX』に至っては
遂に天冠すら無く普通に復活したという設定で生き返ってしまった。
曰く
「妾達は機械。何度でも蘇るでおじゃるよ」らしく、ヒューマンワールドを侵略する気は既に失せており、ある意味和解状態となった。
ケガレシアに至ってはゴーオンイエローにまで変身してしまう始末。
どこがとは言わないがデカい。そしてエロい!!
血祭ドウコクは倒されたが三途の川自体は健在であり、ナナシ連中の一部やドウコクが認知していなかったアヤカシは生き残っていると思われる。
Vシネマにてキングビービ虫に憑依されて操られるが、ゴセイジャーによって救出された。
項目参照……浦沢脚本パネェ。
皇帝アクドス・ギルや幹部メンバーはゴーカイジャーに倒されたが、ザンギャックの組織そのものは全宇宙規模であり、組織や構成員も未だ存在している。
ただし皇帝の死によって強制力は失われたらしく、内部分裂が発生。宇宙スポーツ新聞からは「組織崩壊も時間の問題」と報じられている。
視聴者の大方の予想通り、初期幹部では喜びと楽しみが生き残る結果となった。
戦国時代に
怒りの戦騎ドゴルドによって自らの肉体を封印され、長らく操られていた状態だったが、ダイゴ達によって救出された。以降はそのまま、現代のキョウリュウジャーに協力する。
先述の『マジレンジャー』ウルザード以上にそもそも敵幹部と呼んでいいか疑問の残る加入描写ではあり、ダイゴたちもドゴルドの人格≠ウッチーの人格なのは大前提として接している。
本人が一番怒りの戦騎ドゴルドとして彼らを攻撃してたのを気にしてたけど。
映画に登場した超古代の巫女の末裔。獰猛の戦騎Dによって洗脳され、闇のメロディでキョウリュウジャーを苦しめるが、キョウリュウジャーの活躍によって最終的には洗脳から無事に解放された。
後に本編にて再登場し、再びDに洗脳されるが10人のキョウリュウジャーのメロディによって完全に洗脳が解け、その後は祈り歌でキョウリュウジャーを勝利に導いた。
キョウリュウジャーとの戦いの中で改心
フラグが立っていたが、最終決戦前に
哀しみの戦騎アイガロンと共に自分たちが
デーボス軍に切り捨てられる事を知る。アイガロンがキャンデリラを想い案じるが故の壮絶な最期を迎えた事を契機に完全に
デーボス軍と決別、百面神官カオスの打倒に尽力。カオスもまた、キャンデリラが人間側に付く事を恐れていたのだった。
喜びの感情という性質上、元々人間にとってプラスになるような作戦も多かったが、
デーボス軍壊滅後は人々の笑顔のために生きることを決意。10年の間にキョウリュウジャーや人間達と無事に和解したらしく、『
王様戦隊キングオージャー』客演時には有働ノブハルとの結婚を控えていた。
その後は亡きトリンの代わりに賢神キャンデリラとしてキョウリュウジャー再結成に奔走することに(『100 YEARS AFTER』の出来事)。種族的な問題か、ノッさんとの間に子供は生まれなかったようだ。
また現在は設定上どういう繋がりになっているのかは不明だが、『キョウリュウジャーブレイブ』では新たなる脅威の登場や彼らの侵攻から獣電基地としてのブラギガスともども韓国へ渡航。現地で第二のキョウリュウジャーを結成することに成功したほか、経緯は曖昧ながら新たな獣電竜も味方に加えており、
『ブレイブ』の勇者たちが勝利したのを置いといても、むしろ結構しっかり成果を出していた。
まぁこの時はトリンも2人が新米なのを心配してスピリット状態で助言したりしてたんだけどね。
同上。巨大化手段が別に用意されたあと単に勤務態度不良こともあり、デーボス復活に先んじてデーボス軍を追放された。カオスには「(キャンデリラと違って)ラッキューロは捨て置けばいい」と言われていたが、ラッキューロが持っていたあるアイテムがデーボス軍打倒のカギとなるのであった。
『100YA』『ブレイブ』では賢神見習いとして引き続きキャンデリラの友人兼部下・同僚を継続。特に後者ではラッキューロの優しさや娯楽好きがある強き竜の者候補のスカウト成功につながった。
最終回でのED映像をよく見てみると、民衆の中に混じっているのが確認できる。
ゼットに殺された……と思いきや生存。クライナーでゼットを迎えに行き、闇の中へ消え去った。
Vシネマ『行って帰ってきた
烈車戦隊トッキュウジャー 夢の超トッキュウ7号』ではヘイ大公の存在を察知し、過去に飛ばされていたトッキュウジャーに協力するものの、
それがタイムパラパラ……もとい、タイムパラドックスの遠因になっていようとは知る由もない。
トッキュウジャーとの最終決戦に敗れ力尽き、大量の闇に戻るも、グリッタ嬢が乗るクライナーで地底深くの闇まで連れていかれる。
ラスボスだが生存エンドという珍しい結末となった(余談だが、
劇場版などの例外を除けば本作に登場する敵幹部は
ほぼ全員が直接戦隊にトドメを刺されず別の要因で退場している)。
『夢の超トッキュウ7号』にて登場した、ザラムこと虹野明の配下にして鎧。
オナラヘイ大公に殺害されたかと思われたが、すんでのところで命は助かったらしく、ラストシーンでは引き続き明の鎧役を勤めている。
設定上、明くんの姿の時にいつも着ている黒のタンクトップは彼が変身したもの。そのため設定上はザラムとほぼ同時に初登場したキャラクターである。TVシリーズでは一言もしゃべらなかっただけで
以降も特に変わりなく明に助力しているようで、『爆上戦隊ブンブンジャー』のトッキュウジャー参戦回にもしっかり彼が明の私服としてのみながら登場している。
厳密には生存と言うより生死不明。
かつてシャドーラインを追放され、闇の皇帝に取って代わるべく暗躍していたが、過去と現代のトッキュウジャーに阻止され失敗。
現代で大人と子供のライト達に明と元車掌も加えた計12人のトッキュウジャーと戦っているところで物語は幕を閉じた。
伊勢流忍者塾の塾長。
忍者クロアリに寄生されて操られていたが、ニンニンジャーによって救出された。
牙鬼軍団壊滅後も、エンディングで主題歌に合わせダンスを披露していた。
Vシネマにて
十六夜九衛門の魂に憑依されて操られる。
そのせいで萬月からは姉者呼ばわりされていた。全てが終わって九衛門の魂が成仏した後は無事に解放された。
ナリアが人間界で捕獲したサイ、ワニ、
オオカミの3人のジューマンのジューマンパワーを、ジニスが同じくナリアにより捕獲された適合者の人間である門藤操に強引に注入して完成させたブラッド
ゲームにおける対ジュウオウジャー用のエクストラプレイヤー。
圧倒的な力を発揮してジュウオウジャーを追い詰め彼らに恐怖を与えるも、不具合により洗脳が解けて一時は操の姿に戻るが、再び洗脳されてザワールドとしてジュウオウジャーと戦う中で大和の決死の説得を受けたことで洗脳が解けて操に戻る。
その後はジュウオウジャーの仲間になり、名も改めてデスガリアンと戦う。
終盤において、ショーグン、ドン・アルマゲの真の目的が、「宇宙を一度破壊すること」と知らされ、
ほぼ全てのメンバーが離反していった。
現時点で本編中に改心した悪役がゼロだった最後の作品。
自らのボディの金庫の中にルパンレンジャーが閉じ込められていたため、彼を降したパトレンジャーにより生きたまま国際警察の特別拘禁室に幽閉された。
意地でも解放しようとしなかったルパンレンジャーも最後には強制的に解放させられ、そのまま忘れられた様子にトランザ並みに悲惨な末路と評されることも。
一人の悪党として死ぬまで好きなように振舞うことを宣言した彼が、その宣言どおりに興を唆られるままに振舞い意地を張った結果として、牢獄の中で一切の自由を奪われ、正気のまま生き恥を晒し続けることになったのは、何とも皮肉な因果応報である。もっとも、ルパンレンジャーが解放された事で用済みと見なされて殺される可能性はあるが。
本編の後日談にあたるファイナルライブツアーでは、カーゼミー達の手引きにより脱獄を果たすも、二大戦隊によって部下共々遂にトドメを刺された。
ただし、映像作品本編にとっての正史に相当するかは意見が分かれるところ。
最終回にてギャングラーの残党として登場。ルパンレンジャーならびにパトレンジャーと交戦していたが、ルパンレンジャーに所持していたコレクションを奪われる。ルパンレンジャーがパトレンジャーにモップ拭きをしているカーゼミーそっちのけで決め台詞と発砲をした場面で話が終了したため、その後の顛末は不明。
ファイナルライブツアーでは混乱に紛れて所持していたコレクションを奪還し、ドグラニオを脱獄させるなど暗躍するが最終的には倒された。
しかし、ドグラニオ同様に映像作品本編にとっての正史に相当するかは意見が分かれるところ。
最終回にて一部の個体がカーゼミーに率いられており、ルパンレンジャー並びにパトレンジャーと交戦していた。
ドグラニオは逮捕されたが、ギャングラーの組織自体は壊滅しておらず、カーゼミーをはじめとしたギャングラーの残党が存在する模様。
全盛期と比べると大幅に減少したとはいえ、今もギャングラーによる事件が起きている様子。
また、ガニマ・ノシアガルダの一件のようにゴーシュの実験台にされてどこかに今もなお、監禁されているギャングラーもいる可能性がある。
倒された…ハズなのだが、その後作品外どころか現実世界、果ては公的機関にまで一般怪人(しかもギャグ回担当)とは思えない程に多大すぎる影響を残した。
横山涼「やっぱり倒し損ねてんじゃねぇか、これ?」
「チャーハンにされながらも頑張ったのですが…。」
この作品からキングオージャーまでは形はどうであれ、最低でも幹部が2名以上生き残っている。
弟子達を裏切ってドルイドンに寝返ったと思われたが、実際にはエラスの復活を阻止するためにサデンに変装して潜入調査をしていた。
奪われていた自らの心臓を取り戻し、全てが終わった後はバンバとも無事に和解できた模様。
一度は死亡したかに見えたが実は生存。エラスとリュウソウジャーの決着を見届けた後、クレオンの謎が気になりクレオンの母星へ向かうことにした。
ワイズルーがいなくなりエラスの覚醒により自身の場所が組織に無くなったと感じ離脱。エラスからリュウソウジャーの危機を救う活躍を見せた。
そして自身の存在が気になった
ワイズルーと共に
プリシャスを連れて地球を去った。
エラスに吸収されてしまいそのままもろとも死亡したかと思われたが生還。
満身創痍の状態ながらもリュウソウジャーに一矢報いようとするも、上記2人に強引に連れられ地球を去ることに。
今までシリアス・外道な悪役を貫いて来た彼が最後の最後にまさかの生存且つギャグキャラ化したことに多くの視聴者が驚くこととなった。
ワイズルーや
プリシャスは地球を去ったがドルイドン族の規模は宇宙各地にあり、本編にて地球に来訪したドルイドンはほんの一部にすぎない。よって今後、新たなドルイドンが地球を襲来する可能性も否定できない。
終盤にて
ヨドン皇帝との価値観の相違が生じ、それによってヨドン軍を追放されたが、
皮肉にもそれが遠因となってヨドン軍の幹部で唯一生き残った。
ヨドン皇帝の死後、
クランチュラは
ヨドン皇帝が遺した邪面の製造技術を受け継ぎ、
消去法で空席となったヨドンヘイムの新たなトップに就任。
黒電話で
熱田充瑠と通話し、「もう別の文明を侵略しない」と確約した。
現在はヨドンヘイムの文明を新たな発展へと導く為の創作活動に勤しんでいる。
終盤にてヨドン皇帝に切り捨てられ死亡したが、
スピンオフ『
ヨドンナ』にて
死後の世界の魂管理局から逃走し柿原瑞希と一体化して一時的に復活。
更に魂管理局の計らいで、愛の感情を理解すれば正式に蘇れることとなり『ヨドンナ3』で復活。人間の世界で花屋の店員として第二の人生を送る。
『ヨドンナ』の悪役。暴力団・口縄組の若き組長。
ヨドンナと戦い敗北、更に悪漢鞭の効果が切れ燃え尽きたところを柿原章介に逮捕される。
『ヨドンナ』に登場。魂管理局の執行人。
失態を挽回しようとするあまり上司ヘルンの制止を無視して現世に飛び出した上に、口縄組に力を貸すなど悪事を重ねる。
ヘルンによってモノリスに埋め込まれる罰を受ける。続編『ヨドンナ3』では自由の身に戻り、感情を学ぼうとするヨドンナを応援している。
『ヨドンナ THE FINAL』の悪役。暴力団・小呂地組の幹部。
恋人のサルビアを利用して強盗団を結成させ、犯行後の彼女らを始末して大金を総取りする計画を立てる。
ヨドンナの言葉に奮起した強盗団に手下諸共叩きのめされ、二度と関わらないと約束するも殴り飛ばされ意識を失う。
トジテンドの構成員だったが、後に脱退してゼンカイジャーに加入した。
こういう経緯でチーム入りした人物としては放映リスト上の加入が極めて早い(おそらくこのページで挙がっている中では最速)うえ性格が前後でほとんど変わっておらず、視聴者の視点ではそもそもトジテンド所属と見なされないことも多い。
五色田介人に過去を話したことを機に、ヤツデに全てを打ち明けてヤツデからの励ましを受け、遂にトジテンド王朝に反旗を翻した。
トジテンド王朝崩壊後、庶民キカイノイドと共にキカイトピアの復興と再建に尽力している。
ゼンカイジャーの決死の奪還作戦の末、五色田功に戻る。
改造された後遺症として、食事のほかに定期的な充電も必要になってしまったが、簡易的な充電装置を自作することで解決。
現在もハカイザーへの変身は可能であり、Vシネクスト『暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー』では
カシワモチワルド(Dr.イオカル製)の支配下に置かれたり、
自身の左手をギアトリンガーに見立てる珍妙なポーズを取りながら最後の戦いに参加したりしている。
王朝崩壊後、庶民キカイノイドから一住民として受け入れられ、各自が新しい生活を始める。
ただし、Vシネクスト『
機界戦隊ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー』にて、トジテンド王朝の復権を目論むポットデウス主導のもと悪役に戻っているクダックもいることから、全てが新体制を受け入れているわけではなさそうだ。
…と思われたが、『暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー』パンフレットでは、同作に登場したクダックについて「Dr.イオカルに作られたものである可能性が高い」という推測が記載されており、『ゼンキラセンパイ』のクダックには右派の個体はいなかった、もしくは右派・新造の混成部隊だった可能性が浮上している。
トジテンド王朝という後ろ盾がなくなったことで、横暴さと選民思想が災いしてか、揃って投獄される。
クダック同様、『
機界戦隊ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー』にてトジテンド王朝の復権を目論むポットデウス主導で反乱に加担する個体も登場している。
同Vシネマでの動向から、クダイテスト・ニュークダイテストも同様と思われる。
『ドンブラザーズVSゼンカイジャー』では
カシワモチワルド率いる柏餅党員と化したクダイターの姿もあった。
上述のパンフレットの記述から、『ゼンキラセンパイ』や『ドンゼン』のクダイターもクダック同様Dr.イオカルに新造された個体の可能性が高い。
テレビシリーズではなく『ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー』に登場。
「ボッコワウスの隠し子」を名乗り、腹心のDr.イオカルを従えてトジテンド再興と全並行世界の支配を目論んでいたが、自身が単なるDr.イオカルの神輿に過ぎなかったことを知り絶望。
戦いが終わった後、「自分も殺される」という恐怖のあまり
土下座して
命乞いしたが、彼の境遇と自身の過去を重ね合わせたステイシーから「罪を償ってからキカイトピアで働くといい」と許され、命までは取られなかった。
流石に無罪放免とはいかなかったものの、他のキカイノイド達と共に新たな人生をスタートさせる日もそう遠くないだろう。
そしてその後、無事に刑期を全うして出所したようで、『ドンブラザーズVSゼンカイジャー』ではステイシーのお手伝いさんとしてゼンカイジャーの面々にお茶を出す姿が見られた。
宇宙にてドン・キラー・キラーと未来永劫、終わる事のない戦いを繰り広げている。あまりにもドンブラな結末だったが、こうでもしないとコイツには誰も勝てなかっただろう。
獣人のリストに名前があり、息子が失踪するなど不可解な部分が見られたが中盤以降は全く彼女について触れられなくなり、そのまま最終回を迎えるというドン・キラーの件と並んでドンブラな結末となった。
後述の通り、「眠りの森」にいた獣人は封印されたが彼女自身はどうなったのかは不明。
一度は死亡したが、犬塚が自らのキビポイントを犠牲に彼女の復活を願った事で蘇生。
「許しの輪」によりこれまで自分達が消去して来た者が異空間から解放された後はソノイ、ソノザと共にドンブラザーズに加入。
最終的には翼と結ばれ、共に指名手配犯としての逃亡生活を送っている。
「許しの輪」によりこれまで自分達が消去して来た者が異空間から解放された後はソノイ、ソノニと共にドンブラザーズに加入。
戦いが終わった後は作品が入賞したはるかの表彰式に出席し、その後もはるかの漫画家としての活動を支援している。
元老院に造り出された対獣人特攻の人工生命体。
謎の存在・マザーの声に従い、ドンブラザーズや脳人三人衆と戦いを繰り広げながら自分の存在意義を探し求めていた。
多くの戦いを経て自我を確立させ、最終的にはちゃっかりドンブラザーズに加入した。
ドンムラサメを操る謎の存在。ムラサメが自我を確立させると彼の意志を尊重するようになったが結局、最後までその正体が判明する事はなかった。
正史かどうかは曖昧だが、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ ファイナルライブツアー』では「ムラサメに組み込まれていた育成プログラムであり、彼の成長が完了したことで役目を終えて機能停止した」と語られている。
脳人世界の支配階級に位置する人々。
ドンブラザーズや彼らの側についたソノイ達を敵視してはいたものの、別に人間を滅ぼそうとしたり人間界を侵略しようとしたりする野心はなく自分達の世界を維持しようとしているだけだったためか、
特に懲らしめられたり改心したりせず普通に生き残るという、敵組織のトップとしてはやはり前代未聞な結末を迎えた。
人間になり変わる第三勢力的な立ち位置の怪人。
まだ人間と入れ替わっていない「眠りの森」にいた個体は
ゴールドンモモタロウの説教に恐れ慄き、森の奥深くへと逃走。眠りの森ごと永久に封印された。
本編において4回もヒトツ鬼に憑依されており、脳人に倒されても消滅しなかった一般人で脳人達から見てもイレギュラーな存在。
初回の戦いで自らを侮辱したタロウに復讐するために何度もヒトツ鬼になって戦いを挑み続けるが最終的には改心して牧場に戻り、母親の手伝いを再開した...かに思われたが?
一般怪人枠で、人間に取り憑きその人間を素体として怪人の姿に変わる。
元々ドンブラザーズに倒された個体は無事に人間に戻っていたが、脳人に倒された個体は別空間に幽閉されていた。
しかし、ソノイが「眠りの森」に存在する「許しの輪」を回した事で今まで幽閉されてきた人間は全て解放、全員が無事に帰還した。
なお、そもそも『ドンブラザーズ』においてはヒトツ鬼自体が自然発生的な存在であり、作中指摘された通り人間の欲望が尽きない限りヒトツ鬼も現れ続けるが、ドンブラザーズが倒せばヒトツ鬼から人間が解放されるため、生き残ることが約束された悪役という、戦隊シリーズでは非常に珍しいポジションにある。
シュゴッダムの国王。
ギラを反逆者としてつけ狙った末、最終的には彼によって討たれたと思われていたが生存。終盤にて一連の『邪悪の王』としての振る舞いは全てギラを守りつつ、
ダグデド・ドゥジャルダンを倒すための行動であった事が判明し、ギラ達と完全に和解。
最終回では民衆を率いてキングオージャーと共にダグデドに立ち向かった。
全てが終わった後はこれまでの罪でゴッカンに収監されたようだが、情状酌量の余地があった事や本人の様子、
追加戦士としてのみならず前国王・ラクレスとしての王様戦隊への協力から、刑はそこまで重くならなかった模様。
ラクレスの側近の一人だったが、中盤にてバグナラクと手を組んだ彼のやり方についていけずに離反し、後にギラに仕えた。
当初はバグナラクの怪ジームでギラ誘拐の命を受けていたが、任務の失敗により捨て石にされたところを
ジェラミー・ブラシエリに救われ、以降は彼の側近として行動を共にする。
チキューに宇蟲王一味が襲来し、一時期人々から不信の目を向けられても、最後までジェラミーに付き従い、戦い抜いた。
何気に寿命を削る異常成虫を二度も果たしても生き延びた凄い奴でもある。本人曰く「既に死んでいるようなもの」との事だが。
バグナラクがジェラミーの政権下に置かれ、六王国のひとつとして再編されてからは、彼の兵士として活躍。
宇蟲五道化の一人。
リタ・カニスカと
カグラギ・ディボウスキによって、ゴッカンの地に氷漬けにされて封印された。
なお、第49話にてガワと能力だけを再現された本人の意志の無いコピー体が登場している
その後、Vシネクスト『王様戦隊キングオージャーVSキョウリュウジャー』にて、その能力を利用するために封印を解かれ、主と五道化を復活させ地球のシアターGロッソに逃げ込んできたが五道化と宇宙王が追いついてきたキングオージャーと別世界から帰還したキョウリュウジャーにより敗れ、最終的に蜘蛛の糸で捕縛され、またしてもゴッカンに封印された。
当初はバクナラクの宰相として登場し、後にダグデドに仕える宇蟲五道化の一員という正体が判明。
ダグデドと戦う王様戦隊がチキューの民たちを宇宙へ逃がす「避難計画ゼロ」を利用して全人類の皆殺しを画策するも失敗し、さらに死の国ハーカバーカから現世に蘇った
デズナラク8世やネフィラ、ゲロウジーム、スパイダークモノス、
オオクワガタオージャーらの猛攻を受けた末にデズナラクにより致命傷を負わされた上で彼により生きたままハーカバーカへと連行され、
死後の世界で死ぬことも許されず永遠の苦しみを受ける末路を辿った。
TV本編では王様戦隊に倒されたが、『特捜戦隊デカレンジャーwithトンボオージャー』にて別個体が登場。
詳細不明ながらヤンマに追われており、一度は返り討ちで記憶喪失にしたが、彼がデカレンジャーとの交流を経て記憶を取り戻したことで形勢が逆転、トンボオージャーとデカイエローの連携プレーの前に敗北した。
ジャッジメントされていなかったためトドメは刺されず、ボロボロになって逃亡しトンボオージャーに追われる形で退場した。
その後は特に描写されなかったが、何事もなければ逮捕されてゴッカンで裁判にかけられる模様。
単なる離反だけでなく、生死不明となったり二重の裏切りといった要因が重なった結果、近年稀に見る生存者数となった。
未来の元カレ。
キャノンボーグに唆されてオワングルマーを操っていたが、後に改心。最終的には未来に会う事なく、ニューヨークへ帰っていった。
青里ファミリーの親方とボンボン。
キャノンボーグによって地球一番隊隊長に任命するという条件でハシリヤンの傘下に入っていたが、後にキャノンボーグが倒された事によって白紙化。その後、彼らがどうなったのかは不明。
ISAの作戦本部長。
実は裏でハシリヤンと通じており、ハシリヤン利権の独占を目論んでいた。
最終的にハシリヤンを見限って本部に戻ったところを警察によって逮捕・社会的にフィニッシュとなった。
因みに演者はXにて「出来ることなら爆死したかった」と冗談めかして語っている。
大企業ライトニングテックの社長。
同じくハシリヤンと裏で繋がっており、こちらもバクアゲFINALで逮捕され、社会的にフィニッシュ。
- サンシーター(デコトラーデ、イターシャ、ヤイヤイ・ヤルカー)
ハシリヤンでの出世を夢見ていたが、忠誠を誓っていた
マッドレックスが
ディスレースに利用された挙句に最期を遂げた事を知り組織に疑念を抱くようになる。
さらに大量のエリートヤルカーやディスレースですらハシリヤンから見たら使い捨てという現実を知り組織を離反。
ロボを出撃できないブンブンジャーに代わってブンブンキラーロボで出撃し、ギャーソリンの暴走による大爆発によりフィニッシュしたと思われたが何とか生き延びており、裏切り者としてハシリヤンに狙われる立場になるも錠に救われ、ブンブンジャーとスピンドーの最終決戦では戦いの様子をライブ配信する。
ブンブンジャーとハシリヤンの戦いが終わった後は「サンシーター帝国」を作るために
握っていたハンドルが取れる幸先の悪いスタートになりながらも違う星へと旅立って行った。
スピードルに吹っ飛ばされてそのままフェードアウト…
後にエリートヤルカー集団が登場していたが、そこに彼も混ざっていたのかは不明。
グランツに手配されて地球に向かうも、
玄蕃が調達したバリケードにより通行止めされ、地球に来ることが出来なかった。
スピンドーは倒されたが、ハシリヤンの規模は全宇宙クラスであり、地球に来訪しなかった構成員は生き延びて残党として活動を続けている。
また、ISAの常槍もあくまでハシリヤンとの交渉を任された人物でしかないため、彼を裏で操っている権力者達は野放しとなっている。
ハシリヤンの広報隊長…なのだが、正体が正体なのもあってか、隊長の中では唯一の生存者となった。本人によれば最後の報告書を提出した後はハシリヤンを抜けて宇宙一のバクアゲ広報屋を目指すとのこと。
●パワーレンジャーシリーズの生き残った悪役達とその後
スーパー戦隊シリーズの北米リメイク版である
パワーレンジャーシリーズにおいても、倒されずに生き残った悪役達は存在する。
原典でも生存したキャラは勿論のこと、時には原典では死亡退場したキャラが生き残り、ファンを喜ばせることもある(勿論その逆も然り)。
ここではオリジナル悪役と、原典では死亡したがパワレン版では生存した悪役のみ記載する。
初代ピッグ(ドーラキルケ)はパワーレンジャーに倒されたが、その後豚のノーマンを素体として2代目が登場。
当初はレンジャーと交戦したが、実はお腹を空かせていただけであり、とある家の雌豚に求婚する姿を目撃したレンジャーから「彼自身には悪意はなかった」と判断され見逃された。
その後、ビリーの発明品でノーマンの姿に戻り、恋した豚と同じ飼い主に引き取ってもらえることに。
ロード・ゼッドがエンジェルグローブ高校から選んだ邪な心のティーンエイジャーを洗脳し、トミーから奪ったグリーンレンジャーのパワーを注ぎ込んで生み出した悪のパワーレンジャー。
トミーがパワーを奪還したことで初出撃を待たずに元の人間に戻った。
ダークレンジャーとしての記憶は残っておらず、その後は改心してジェイソン達の友人になった。
生死は『ジュウレンジャー』と同一だが、経緯が変更されているため掲載。
こちらでは元祖以上に「本来は善の魔女であった」ことが強調されており、マイティ・モーフィン~の物語が終わった後は(なかば
裏設定ではあるが)善の魔法使いたちのコミュニティに復帰。
ここでも総指揮官の職になっており、日本における『マジレンジャー』に相当する作品、『ミスティックフォース』のミスティックマザーはリタと同一人物と設定されている。
これは元々『マジ』で相当するキャラの天空大聖者マジエルがバンドーラと同じく
曽我町子さんが演じていたこと、『マイティ』では日本版以上に魔女リタのキャラ人気が高いことから、どうせ曽我さんの映像を流用するんなら…として実質的な客演キャラに変更されたという理由もある。
『ダイレンジャー』~『デカレンジャー』相当の作品でリタが悪役として再登場したことあったよね?とは言ってはいけない。特撮ではままあることだ。
アストロネマ配下のハチ型怪人だが、気弱で優しい心の持ち主だったため悪事を働くことにも同盟から抜けることにも決心をつけられずに悩んでいた。
しかし、キャシーとの交流を経て悪の勢力から足を洗い、そのまま地球で生きていくことを決意。
ゾードンの大浄化で彼が消滅しなかったことを願うばかりである。
『
マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』にて初登場したシリーズ初のオリジナル悪役であり、本作では妻のリタ・レパルサ(魔女バンドーラ)と共に同盟に参加している。
最終回でゾードンが命と引き換えに放った善のエネルギーを浴び、リタと共に人間に戻る。
その後リタは何らかの経緯で魔法使いとなり、先述通り『
パワーレンジャー・ミスティックフォース』でミスティックマザー(天空大聖者マジエル)として登場したが、ゼッドのその後については特に言及されていない。
『
パワーレンジャー・ターボ』のメインヴィランであり、ゼッドとリタと同じく同盟に参加して準レギュラーとして登場した。
やはり彼女もゾードンの善のエネルギーによって浄化され、人間の姿に戻った。
なお、甥のエルガー(ゼルモダ)はそのまま消滅しているが、それと血の繋がりがあるはずのディバトックスが生きながらえられた理由は不明。
アンドロスが弾いたビームが運悪く直撃して死んでしまったはずだったが、戦いを終えたアンドロスの涙が顔に落ちた際に奇跡的に蘇生。
ダーコンダ(
ギレール)に施された洗脳も解け、ようやく兄との再会を果たすのだった。
その後『パワーレンジャー ・ロスト・ギャラクシー』にて衝撃的な形で再登場する。
先述のディバトックスが使役していた魚人のような戦闘員。
最終決戦でゾードンの大浄化により全て消滅したかと思われたが、『ロスト・ギャラクシー』で2体の生き残りが登場し、惑星オニックスで闇オークションの警護を務めていた。
レンジャーに敗北した際、最後の悪あがきとしてカーターを影の世界(幽魔地獄)に引き摺り込もうとするが、霊体として現れたダイアボリコ(冥王ジルフィーザ)に裏切られ、生きたまま影の世界に幽閉された。
その後影の世界の怪人達に嬲り殺しにされた可能性も考えられるが、本編中で死亡した描写はないので一応記載する。
ポジションはドン・ドルネロに相当するがキャラクターとしてはオリキャラというちょっとややこしい人。
自分達ミュータントを歪な形でこの世に生み出しておきながら迫害を加える人類を憎み、全人類の滅亡を企んでいた。
しかし、最終決戦ではレンジャー撃破を焦るあまり娘のナディラ(リラ)に怪我を合わせてしまい、そしてそんな彼女が人間の赤ん坊を守ろうとしていたのを見て自分の犯した過ちに気づき、タイムフォースに出頭した。
『ワイルドフォース』では完全に改心し、大人しく服役していたが、21世紀に逃亡したミュートオルグを討伐するための協力者として仮釈放され、文字通り捨て身の活躍でレンジャーを援護する。
そしてそんな彼の献身を天は見放さず、戦いの中でひとつの奇跡が起きるのだった。
スーツはドルネロの流用だがキャラクターとしてはオリキャラ(原典にはいなかったコメディリリーフ)というこれまたややこしい存在。
フラックス(ギエン)が暴れ回り、時空の裂け目が地上を呑み込もうとする中、自らを圧縮冷凍する。
マンディロック(ラセツ)に裏切られてトキシカが殺害された上、かつて放逐したマスターオルグが帰還したことでジントラックスは組織から逃亡。
原典と同じ流れでトキシカが復活した後、マスターオルグへの意趣返しとしてレンジャーのプリンセス・シェイラ(テトム)救出作戦に協力し、ネクサス(鬼洞窟マトリックス)の崩壊を見届ける。
その後、組織壊滅により戦う理由がなくなったことでレンジャーと和解し、「これからは良いことをして生きていこう」と語り合いながら、2人で自分探しの旅へと出発した。
オルグパワーが具現化して復活した後、再度倒されたかと思われていたが、
最終回で実は生きていたことが発覚。
しかし、ジントラックスとトキシカ同様既に戦意は捨てており、メリックと共に放浪の旅に出発した。
オリキャラの女幹部。
度重なる作戦失敗でメソゴグに見限られて力を奪われ、記憶を失って街を彷徨っていたところをレンジャーに保護された。
記憶を取り戻した後も軍団には戻らず、そのまま人間として生きていくことに。
- マッケラル/マッド・マッケラル(ツリバカツオリーブ)
作中の人気児童バラエティ番組「ファンキー・フィッシャーマンズ・カートゥーン・ショー」にて、マスコットキャラであるハッピー・フィッシュのスーツアクターを務めている俳優。
エルザに拉致され、着ぐるみごと遺伝子混合装置で怪人化され暴れ回っていたが、レンジャーに撃破されたことで元の人間に戻った。
原典と異なり、レンジャーが倒した敵はカード型の牢獄に拘束するシステムを採っているため、殆どの悪役が生きたまま刑務所送りとなった。
ただしタイムレンジャーのように敵を殺害する権限自体がないわけではないらしく、稀にそのまま倒された怪人もいる。
原典同様、ザ・マスター(ン・マ)転生のための依代として非業の死を迎えたが、こちらではザ・マスターが倒されたことで復活。
エピローグではヴィダと共にいつもの音楽ショップ、ロック・ポリアムでDJとなっており、ステージで楽しくダンスを踊る姿に原典を知るファンは涙した。
ネクロライ(妖幻密使バンキュリア)の娘であり、母親に協力して
スパイを行うも、悪事を行うことに嫌気がさしてダークネスを離反。
正体を知ったレンジャーからは最初は拒絶されたが、ウドナ救出に協力したことで和解に成功。
最終回のメッセージ性…「異形かもしれない魔法使いの世界と、ニックたち人間の世界とがひとつのコミュニティとして共存を始める」展開もあり、母同様にそのまま生存した。
原典を知っていれば預言書の自分の項を読んじゃうくだりで推測できたかも?
フローリアスの補佐を務めていた雪男。
「フローリアスと友達になりたい」と懸命に彼に尽くしてきたものの、どんな手柄を上げても使い捨ての駒としてしか見られず、コロナ・オーロラを完全な形で手に入れた彼から用済みとされたことで遂に反旗を翻す。
見張りのチラーズ(カース)を蹴散らし、捕らえられていたベラを連れて組織から逃亡し、ハートフォード邸に保護された。
タイゾンの元にベラを送り届けた後、ハートフォード邸で暮らすことに。
◇ダイ・シ・クラン(パワーレンジャー・ジャングルフューリー)
パイ・シュア(激獣拳ビーストアーツ)の拳士だったが、力を求めて復活させたダイ・シ(無間龍)に身体を乗っ取られる。
その後は原典同様に悪の首領になってしまったが、次第にダイ・シに抵抗するようになる。
ケイシーとの決戦にて、わざと背を向けたケイシーをダイ・シが殺そうとした際、「無抵抗な相手を攻撃するのは拳法家の恥だ」という強い意志で激しく抵抗したことでダイ・シが分離。
そのままレンジャーと共闘し、ダイ・シを倒した(ここまではロンの所業以外原典とあまり離れていない)。
ダイ・シを復活させてしまったことを後悔し、パイ・シュア・マスター(拳聖)となったケイシーに自身を処罰するよう要求するが、「誰にでも間違いはある」と不問となり、門下生として最初からやり直すことを選んだ。
原典と同じくダイ・シに愛情を注ぐが、ジャロードが次第にダイ・シに抵抗するようになったことで、自身が本当に愛していたのはダイ・シではなくジャロードだったことに気づき、彼と共に離反。
全てが終わった後はジャロードと共にパイ・シュアの門下生となった。
ヴェンジックス・ウイルスに感染してサイボーグ兵士となっていたが、ディロンに解毒剤を注射され人間に戻る。
戦いが終わった後はディロン、サマーの2人と共に、蘇り始めた世界を巡る旅に出た。
◇ナイロック(パワーレンジャー・サムライ)
原典と同じ流れで生存。
本家スーパー戦隊においては『
天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕』で先行登場したゴーカイジャーに倒され死亡退場となったが、パワレン版では『ゴセイジャーVSシンケンジャー』及びゴーカイジャー第40話に相当するエピソードが制作されなかったため、命拾いした。
異世界サイバーディメンションの原住人であったが、転移されたエヴォックスに脅されて強引に支配下に置かれる。
あくまで脅されて従っただけでエヴォックスに心の底から忠誠心があったわけではないが、長いものに巻かれる主義のため悪事に葛藤していたわけでもなく、
それが祟り最終話でGBに捕らえられてエヴォックスに協力した罪で投獄されるが、『ダイノフューリー』にてロード・ゼッドの手引きで脱走して彼の傘下に加わる。
その次作品『コズミックフューリー』でも引き続き協力していたが、今度は死の商人「株式会社スキッド・インク」の会長バジリーア・ナイーレに唆される形でがロード・ゼッドを裏切り、
ロード・ゼッドの命と引き換えに悪のZウェーブで宇宙を覆い宇宙の善の存在を全て消失させるのに協力しようとした。
しかし、レンジャー達の活躍で阻止され、バジリーアの仇討ちをするわけでもなく単身逃亡した。
その後の消息は不明だが、最後の最後まで改心することなく長いものに巻かれる主義で強い悪党に従う姿勢を崩さなかった一方で、レンジャー達に倒されることはなかった。
ザイトと同じラフコン人の夫婦。
生まれたばかりの娘と共に新天地を探す任務に就いていたのだが、地球を訪れた際に地球人に侵略者と疑われて「エリア62」という施設に囚われていたのだが、
そんな時にエリア62で行われた実験の失敗で施設で連続した爆発事故が起こり、エドという男性を除いた職員達は親子を見捨てて逃げ出してしまう。
エドは危険を顧みずに親子を救おうとするが故障した隔壁を操作できず、サンタウラも爆発で起きた天井の崩落で重傷を負い、
万策尽きたと考えたタリックは爆発で空いた穴から娘をエドに託して彼女だけでも助けてくれと懇願して、エドに娘と共に逃げるよう促した。
その後、辛くも生き延びたタリックはコールドスリープ装置でサンタウラを延命させるも治療させるにはエネルギーが足りず、
ヴォイドナイト(ガイソーグ)として数百万年前のスポリックス大戦後にディノヘンジの地下に封印されていたスポリックス・エッグを強奪。
スポリックス・ビースト(マイナソー)のエネルギーでサンタウラの完全蘇生を試みたのが『ダイノフューリー』の物語の発端であった。
タリックはサンタウラ蘇生のためなら手段を択ばずスポリックス・ビーストが起こす被害にも無頓着だった一方で、
最後まで自分達を救おうとしたエドへの義理から地球人への復讐までは望んでおらず、2期でサンタウラ蘇生に成功した後は大人しく故郷に帰るつもりだった。
しかし上記の事故で娘が死んだと思い込んだサンタウラはスポリックス・エッグの力をその身に宿してスポリックス・ビースト「ヴォイドクイーン(ノア夫人)」と化し、
反対するタリックを「ヴォイドクイーン(プリシャス)」に洗脳してまで、エリア62に関係していたかどうか問わず地球人全員に憎悪を抱き皆殺しにする形で娘の復讐を果たそうとした。
だが娘はエドに育てられて実は生きていた。その娘こそ、アメリア・ジョーンズ / ダイノフューリー・ピンクレンジャーであった(エドも2人の無事を確認しようと試みていたがエリア62が封鎖されて叶わなかった)。
最終的にタリックは洗脳を解かれ、タリックの説得にも聞く耳を持たずアメリアの自分が娘だという話も信じず地球を滅ぼそうとしたサンタウラだったが、
ザイト /ダイノフューリー ・レッドレンジャーがその身を犠牲にネメシス・ビースト(エラス)を倒した直後にアメリアとのテレパシーで彼女の話が事実と悟り、騒然としながら元のラフコン人に戻った。
以降はエリア62に定住し、サンタウラは第2子を設けた。また、タリックは『コズミックフューリー』でラフコン人のレジスタンスとしてロード・ゼッドの全宇宙支配に立ち向かった。
決して根っからの「悪」では無かったが、運と間の悪さ、それらの悲劇を発端とした視野狭窄で夫婦そろって地球に実害をもたらしてしまった存在である。
追記・修正は、生き残った悪役達に愛を注ぎながらお願い致します。
- ↑逆に人間じゃないけどワメイクルはどう考えても悪役じゃないし、怪人や異世界の生物=戦隊悪役って認識の人がいるかも。 -- 名無しさん (2025-02-26 09:00:19)
- 内藤代表と常槍はわかるけど逆スパイだったシャーシロと舞美さんはなくしていいんじゃないかな… -- 名無しさん (2025-02-26 19:24:34)
- 逆に敵組織に属してないけどゲスト悪役だった一条総司令とか最強バトルのリタは入れてもいいのかな -- 名無しさん (2025-02-26 20:00:25)
- とりあえず、この項目の趣旨から外れていると思われるキャラを削除していこうと思うので、まずは候補を上げていこうと思います。私個人的に候補として挙げるのは以下の通りです。①当初もしくは一時的に敵組織に協力・関与・所属していたものの、劇中描写(話数)としてはむしろ味方でいる期間のほうが長いキャラ(空蝉丸、ザワールド、ブルーン、ゲロウジーム)、②1~2話限り登場のゲストで、怪人ではない一般人のうち、洗脳や憑依させられていただけ、または悪事に加担したもののきちんと改心したキャラ(日渡氷狩、湯島学、星野ユメコ、天野美琴、伊勢喜六) -- 名無しさん (2025-02-27 19:14:12)
- ↑①に関してですが個人的に味方でいる期間が長いといっても悪事を働いているのには変わりはないため、除外に反対ですね。特にゲロウジームを除外するなら似たようなポジションのヤツデンワニやドライヤージゲンも除外しないといけなくなりますし。 -- 名無しさん (2025-02-27 21:58:49)
- ↑↑ハシリヤンやドルイドンの「本編未登場の構成員」については、出てないところまで書いたらキリがないので除外していいかなと思います。個人的には戦闘員系も微妙なラインかと。 -- 名無しさん (2025-02-27 22:04:29)
- ↑↑↑↑一条さんは性格はアレだけど一応は味方サイドの人間でバイラムと組んでいたわけじゃないので入れる必要はないかと。 -- 名無しさん (2025-02-27 22:27:11)
- ↑3 ゲロウジームは残す方面で。空蝉丸はドゴルドに意思を封じられていて本人の意思で悪事に加担してないし、ブルーンは敵組織にいたといっても悪事はなにもしてないから除外の対象かと。ザワールドはちょっと残すか消すか微妙なラインかなと。 -- 名無しさん (2025-02-27 22:38:24)
- ↑5②に関しても明らかに自分の意思で悪事に加担している日渡と湯島は残すべきかと。 -- 名無しさん (2025-02-27 23:03:15)
- ↑自分の意思で悪事に加担したといったら他の戦隊でも良くあるケース(ここに書いてないキャラだと、ゴーバスターズの本村カズヤやブンブンジャーの降野ノリオ等もいる)だし、改心したなら除外でいいかと。 -- 名無しさん (2025-02-27 23:17:18)
- ↑2そうなるとこの項目が敵組織に協力した人間でいっぱいになるし、そこのとこは除外で。 -- 名無しさん (2025-02-27 23:20:12)
- 項目名が「生き残った怪人達」だったら人間抜いても問題なさそうだけど「生き残った悪役達」だもんな... -- 名無しさん (2025-02-27 23:31:31)
- ↑だから生き残ったといっても改心してなかったり、罰を受けることになった人間は残して問題ないと思うけど -- 名無しさん (2025-02-27 23:35:51)
- 最初から怪人にしとけばこんなややこしいことにはならなかったということか -- 名無しさん (2025-02-27 23:50:47)
- そもそも改心したから外すというなら何故それを人間だけに限定する必要がある?「生き残った悪役達」である以上はその理屈だと怪人だろうと改心したなら外さないと筋が通らないし人間でも改心しようが自分の意思で加担したなら残すべきだと思う。ノリオが消されたのも不可解だった。 -- 名無しさん (2025-02-28 05:26:11)
- 改心したから外すとなるとラクレス、ソノニ、ソノザ、ステイシー、クランチュラ、キャンデリラ、ラッキューロ、オーセン、スフィンクス、バンキュリア、ファラウェイ、ハイマル、3ちゃんズ、ドライヤージゲン、オブラーなども外れることになる。 -- 名無しさん (2025-02-28 05:38:02)
- ↑人間だからというより、1話限りの一般人のゲストだからという要因のほうが大きいからですよ。逆にそういう立場で改心しなかった、あるいは殺されたというほうがレアケースですし。 -- 名無しさん (2025-02-28 06:25:12)
- ↑2で列挙したキャラも生まれが敵組織だったり、レギュラーとして戦隊と敵対してたから、改心しようがしまいが生き残ったことをこの項目に残す意義があると思うんですよ。 -- 名無しさん (2025-02-28 06:39:35)
- ↑&↑2その理屈なら最初からもう怪人含めてゲストキャラはなしにしないと収拾がつかないと思うが。あと一般的な地球人じゃなくても怪人じゃない人間態のキャラもゲスト含めて結構いるしそれもなしになるんじゃ? -- 名無しさん (2025-02-28 07:12:10)
- まず悪役っていうなら寄生・洗脳とかの、自分の意思じゃなかったものは外していいと思うけどどうだろう。 -- 名無しさん (2025-02-28 07:54:43)
- やっぱり、ゲストでも改心したからという理由で外すのはよくない。そもそも悪役が生き残った理由は改心や和解が大半を占めているし、(例外はリラ、トランザ、ドグラニオ、オケランパ、ゼットぐらい)これら全てを外すとなると項目自体が成り立たなくなる。 -- 名無しさん (2025-02-28 13:46:27)
- 「元々倒される運命だった怪人」と「罰を受けるか否かは別として、悪人であっても基本的に戦隊からしたら庇護対象の一般人」とでは話が変わってくるし、なんなら後者は生き残るのが基本当たり前なんだから、「改心したかどうか」でボーダー引かないと際限なくなると思うんですがねぇ…。 -- 名無しさん (2025-02-28 18:37:25)
- とはいえ、こっちに賛同する意見がほぼないので、仕方ないですが一般人ゲストも全員残す方向にします。ただ、そうする以上、中途半端にしないできちんと全員洗い出してほしいですけど。 -- 名無しさん (2025-02-28 18:38:51)
- ドグラニオに関しては殺してもらえるって喜びそうだし怪盗解放後も苦しみを抱えながら生かして一生罪を償わせるくらいはさせるだろ。 -- 名無しさん (2025-02-28 19:39:45)
- コメントのログ化を提案します -- 名無しさん (2025-03-10 09:18:47)
- コメントをログ化しました -- (名無しさん) 2025-03-17 09:10:57
- 戦闘員とか利用されてただけのゲストとか入れたらキリない気がするんだけど...... -- (名無しさん) 2025-03-23 02:07:49
- ヘイ大公って最後大人と子供のトッキュウジャーと現代で戦って倒されてなかった? -- (名無しさん) 2025-03-23 18:00:08
- ↑戦闘中に話が終わったから倒されてるシーンはなかったはず。項目にもあるように厳密には生死不明 -- (名無しさん) 2025-03-23 18:20:26
- ↑過去の時代だと逃げられたけど現代の戦いでは最後レンケツバズーカとダイカイテンキャノンの同時必殺で爆散して綺麗に終わったから倒されたと思ったけど明確に死亡したとは言われてないから生死不明扱いってことかな。 -- (名無しさん) 2025-04-05 12:30:13
最終更新:2025年04月23日 20:09