正式名称:RX-9 Narrative Gundam パイロット:ヨナ・バシュタ
コスト:2000 耐久力:580 変形: 換装:△
【更新履歴】
20/03/12 F覚醒の格闘補正10%を記述に追加。
19/11/02 新規作成
解説&攻略
『機動戦士ガンダムNT』より、ヨナ・バシュタが搭乗する旧世代のサイコフレーム試験機。
装甲すら万全でないその状態から「痩せっぽち」とも呼ばれる機体ながら、秘められたポテンシャルは高い。
劇中と同じく、装備を目まぐるしく切り替えて戦い抜く2000コスト換装機。今作ではA装備はなし。
実弾主体のB装備と、B装備中のみ使用可能な時限強化のNT-D、最後にC装備ことサイコ・パッケージの合計3種類を運用できる。
開幕はB装備で始まり、リロードが完了し次第NT-Dが使える。
C装備へは一方通行換装であり、こちらになるとNT-Dも使えない。
公式曰く『2000版FA・
ユニコーンガンダム』で『C装備は格闘寄り』とのこと。
ただ、これは間違いではないもののFAUCほど極端に得意距離は変化しない。
- NT-Dをリロードでき、インコムが中距離で強いが追われると脆さが露呈するB装備
- B装備のほぼ上位互換で、2000としては高性能なNT-D
- 使い切りの射撃バリアが最初から使えて、射撃の弾切れがなく機動力も高いが無視されやすいC装備
これら3形態を使い分けていくことになる。
ありがちな「素は自衛しづらいが、時限強化すれば強い」というコンセプトにさらにプラスして、
「時限強化を諦める代わりに正当な万能機に切り替える」という選択肢を組み込んだキャラクターともとれる。
C装備は全体的に放置耐性が高いという利点があり、後衛時限強化機としては弱点が目立ちづらいのが強み「だった」。
弱体化が入った現在は以前のように先落ちや無視でもNT-Dさえ捨てればゲームテンポについていける、という性能ではなくなってしまった。
このため、よりB装備やNT-Dの戦果が満遍なく求められるようになっている。
総じてプレイヤーのゲーム理解度をそのまま運用に反映しやすく、2000コストにして汎用性の高い機体である。
B装備時勝利:ビームサーベルをゆっくりと横に振る。
NT-D時勝利:ビームサーベルを構えて立つ。
C装備時勝利:ビームライフルを2発撃ち、SEEDポーズで構える。
C装備時覚醒中勝利:フェネクスと手を繋いで浮遊する
B装備敗北時:仰向けに倒れる。
C装備敗北時:頭部と四肢を失った状態で漂う。
【共通】
- 耐久値減少(600→580)、EXゲージの増加率増加
【B装備(共通)】
【C装備】
- メイン射撃:弾の大きさ縮小
- 特殊射撃:誘導低下、追撃ダメージを伸びにくく、ダメージ増加
- N特殊格闘:弾の大きさ縮小、弾速と誘導性能低下、ヒット時強よろけ→通常よろけ
- 特殊格闘格闘派生:追従性能低下
- 横格闘:発生速度・追従性能低下
- 格闘CS:弾数減少、持続低下
戦術
相手や相方によって動きを変えていく妙味がある機体だが、7割方の試合で行う基本的な立ち回りは
- 開幕はB装備のインコムに期待しながらNT-D待ち、溜まり次第即NT-D
- NT-Dしたらさらに引っ掛け手が増えるため体力と相談してある程度強気に
- B装備に戻ったらリロードしたインコムを撒きつつ、2度目以降のNT-Dを待つかC装備に切り替えるか判断(目安としては特格・バリアを腐らせないために耐久300前後でC装備換装がベター)
- C装備では覚醒・バリア・特格の3要素を活かして存在感を出す。相手の覚醒をバリアで凌ぐのも可能
B装備は弾の質やNT-D時の総合力はC装備を超えるが、弾切れのしやすさにより相方への負担が徐々に高くなっていく。
C装備は低コストとして重要な基本的な自衛力がB装備を上回り、覚醒の爆発力もこちらの方が優れている。
一方搦め手というものに欠け、弾も素直な物しかない分B装備と違った意味で放置されやすく、ある程度場が荒れていないと真価が発揮できない。
よって自分本位な戦い方をしていい段階ならB装備、戦力ゲージや覚醒ゲージの勘定が始まったらC装備というのがこの機体の基本。
NT-Dのリロードの長さと、サブの回転率の悪さにより、B装備はどんなに引っ張れてもNT-D2回分までとなる。
相手が両前衛など荒らしの危険性が高い場合は開幕でC装備になる手も無くはない。
逆にインコムの武装相性が良い相手には、B装備を維持してNT-Dを回す方が有効になりやすい。
ここに、試合展開が早そうならC装備、遅そうならB装備など、ゲームの流れも換装タイミングに密接に絡んでくる。
さらにC装備一辺倒では無くなった現在ではB装備の時間は雑に捨て辛くなり、これまで以上に与えたダメージ量も意識する必要が出てきた。
正にFA・ユニコーンと同じく、試合展開を俯瞰で捉えて換装の判断をしなければならない。
原作通り流麗に装備を切り替えてどんどん戦局に関与していきたい。
EXバースト考察
「ここから出る!!」
NT-Dで覚醒するとカメラアイが赤く光り、C装備の時に覚醒するとサイコフレームが水色の輝きを放つ。
格闘CS・特殊格闘・特殊射撃の存在から、覚醒で攻めたい場合はC装備になってからの方がいい。
またB装備・NT-D時でも、逃げたいがC装備になる余裕がない!といった緊急時は躊躇わず逃げるために覚醒していい。
特にL覚醒選択時は「L覚醒を使うこと」に存在意義の大半があるため抱え落ちしてしまうよりは何倍も後が楽になる。
格闘攻撃補正10%
NT-Dとも噛み合うが、基本的にはC装備の特格との相性を考えて選ばれる覚醒。
ただでさえバリアと併用したセットプレイが強力であるが、F覚を活かせばN特→格闘派生>後特→格闘派生>メイン→横格など怖い詰め方が可能。
B装備でもブメ→格闘のキャンセルやNT-D中特格派生で高火力を出せるのも魅力。ブースト回復も両形態通して嬉しい。
この手の機体にありがちな生時(B装備)と合わなくて安定しない、というのも仕様上ないので実は割と丸い覚醒。
C装備になれず捲られた際の保険。
最強クラスのぶっ放し性能を誇る覚醒技を持つので、抜けから切り返す際のリターンも高め。
コスト上の相性の悪さはあるが、他の2000よりは活かし様があるといった所。
しかし基本20がEとなるとMやLで良かったというケースのほうが多いため要熟考。
また、覚醒技が危険というのが広く知られている関係上対処されやすいのも難点。
射撃攻撃補正107%
B装備はバルバトスよろしく誘導連射弾が強力な事は確かだが、元から2連射出来るのでややパンチに欠ける。
NT-Dであればメサキャンの活用性が大きく上がるが、無理に合わせようとすると長いリロードのせいで事故率が上がる。
C装備でもメイン降りが多用できて中々面白くはあるが、機動力こそあるが武装自体は素直なものが多いので追い詰めづらい。そしてそれを補えそうなN特格は格闘扱いのためメインC非対応。
つまりどの形態もS覚を活かしづらく、選ぶ必要性がイマイチ感じられない。
自機への覚醒恩恵は低いが、攻撃と前進を兼ねたC装備特格とワンチャンス覚醒技で補えるため相性は良好。
高コストの支援をしつつ、自分でも十分ダメージを取りに行ける。
バリアのおかげである程度後落ち&ガン攻め適性があるため、戦況に対して柔軟に対応可能なL覚は固定戦での採用率が非常に高い。
ただしナラティブとL覚の親和性は修正前のC装備特格による自己主張の高さによるものだったため、それが奪われた現在、安易に先落ちの判断は出来なくなっていることには注意。
シャッフルではさらにL覚自体の弱体化も加わり、2020や低火力機コンビなどでナラティブがLとなると覚醒での圧力が足りずパワー負けすることが多々発生する。
相方の機体も確認せず脳死でLのまま、というのはおすすめしない。
射撃攻撃補正103%
攻めにも逃げにも使える汎用択。
C装備特格での攻めだけではなく、無難にメインでまとめることも出来る。
B装備で覚醒してしまっても機動力で振り切って安全にC装備へ移行することが可能。
いつでもC装備になれるこの機体も、意外とNT-D視野のB装備で逃げ覚を吐きたいという場面はあるため十分選択肢に入る。
深く考えずシャッフルで使うならこれでもよい。
僚機考察
本機の意外な欠点としてNT-Dはともかくとして、B装備もC装備も迎撃択は弱い。このためラインを作れない後衛射撃機との相性が悪い。
これらが相方で相手に距離を詰めやすく疑似タイに強い機体がいると、自衛で手一杯なナラティブに相方を疑似タイから救い出す事など不可能なので厳しい相性。
逆に相方がある程度以上にラインを形成できるならば、先落ち気味でもそこそこ戦えるため柔軟性が高い。
NT-Dを活かすなら開幕の25秒を耐えられるライン維持に長けた相方、
C装備による強襲性を活かすなら疑似タイも出来る格闘寄り万能機などが望ましい。
まとめるとセオリー通り3000か、疑似タイが強めな他コスト機と組むのが安定であろう。
3000
基本的にこのコストなら立ち回り次第で誰とでも組める。
最も換装の融通が利く相方であり、ナラティブの強みが最大限に活かすことが出来る。
事故っても後落ちに回ってもらえるので、「2000だから後落ち」という凝り固まった考えは止めよう。
ただし、L覚及びC装備の弱体化により、爆弾戦法の適性はかなり低下している点は忘れずに。
同時解禁コンビ。
ヤークトはガツガツ攻めるタイプではなくじっくり射撃を引っ掛けるタイプなので、B装備の時間を伸ばしやすい。
定期的に格闘CSが回ってくるのも、B装備の自衛力の補強してくれるため立ち回りが楽になる。
NT-Dには疑似タイでヤークトの超拘束コンボが狙え、一気に攻める場面では当然C装備の出番となるので、どの形態も満遍なく活用できる。
- ガンダムサバーニャ、エクストリームガンダム type-レオスII Vs.など
3000射撃専門の壁擦り高コスト機。
ラインを全く上げないのでこちらを守ってくれないものの、流石に他コストの射撃機よりは自衛力があるので試合になる。
また、両後衛の形になるので試合時間も伸びやすく、NT-Dが回せるのでパワー負けも防げる。
後は同時落ちしないよう落ち順を見誤らければ勝機は十分。
3000の誇る盤面粉砕機で、組んだら開幕C装備も視野に入れてよい。
バリア特格をちらつかせて相方が狙っていない敵のロックを縛って射撃連携をできなくしてあげよう。
ただし、対面によっては攻め上がりに時間が掛かる場合もあり、その際搦め手の無いCでは手詰まりになることも。
これらの機体をもってしてもじっくり戦わなくてはいけない時は、NT-Dを回して確実に詰める方が有効な時もある。思考停止の換装は厳禁。
- デスティニーガンダム、ガンダムキマリスヴィダールなど
ゲーム内屈指の強力な接近択を駆使する格闘寄り万能機。
強襲機とはいえ万能機然としている部分こそあるので柔軟に戦える。
ライン維持に長けるのでNT-Dのリロードも待つことが出来る。無事発動できれば奪ダウンからの攻勢に出れる。
こちらもC装備のバリアや急速接近武装を持っているため、開幕から足並みを揃えて戦うのもアリ。
アプデでナラティブの強みが丸くなってしまいナラティブ主軸で戦うのは厳しくなったため、
これらの機体と組み、お互いの良さを引き出し合う戦法がやりやすいだろう。
L覚醒を選択してサポートに徹するのも良いが、FやMで主張していくのも悪くないだろう。
2500
次点。
30よりも前衛での圧で劣るのでB装備中に疑似タイで凹まされないように。
- トライバーニングガンダム、ガンダムアストレイレッドフレーム改など
前衛よりの2500コスト。3000と組んでも前を張る選択肢がある機体。
ゆったりとした戦いに耐えられないような武装ラインナップ、赤ロック距離を持つので悠長にNT-Dを溜めていると負担が大きくなる。
よってB装備はそこそこに、1ダウンを取るなりしたらさっさとC装備になった方が良い。
連携を崩し、疑似タイなどで有利な状況を作っていくのが基本。バリアの切り時も考えて使いたい。
両方とも覚醒、覚醒技による逆転力が高いので不利な状況でも切り札があるうちは勝機はある。
- エクストリームガンダム エクセリア、ガンダムAGE1フルグランサなど
後衛よりの2500コスト。高コストの前衛機を欲している機体群。
C装備の尖りが無くなった分、以前のようなナラティブ前衛、爆弾戦法などは容易には通用しない。
まして敵機に高コスト強襲機がいるとなると荒らされて一方的な試合になる危険性がある。
射撃戦が基本だからと言ってNT-D待ちでB装備でいるとあちらから仕掛けてきて崩されがち。
位置取り、連携をきっちりして射撃戦を制していくか、B装備を切り捨てて守りを重視するかの選択となる。
覚醒もEやLの選択は避けたい。FやMなどのダメージ取り、逆転力のある覚醒が望ましい。
2000
ぶっちぎりの事故。
正直このコスト帯で「とりあえずC装備」や「自分はLでいいや」などと甘えれば、あっという間に相方が一方的にボコられるだけだろう。
1機目は必ずNT-Dを最低1回使った上で、両前衛で立ち回ろう。
1500
20よりはまし。
場合によっては開幕C装備で15と同時に荒らしに行った方が勝機はある。
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最終更新:2021年01月28日 12:15