■ 症例検討 重症化の原因はやっぱり脱水とクスリだろう 「note:日々予め幸せ(2020年3月10日 11:17)」より
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 中国で退院後に再増悪して死亡した36才男性の詳細な経過が記事になった。

中国36歳コロナ患者が「退院後に死亡」の顛末 「東洋経済(2020/03/09 5:30)」より

(※mono....略)
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治療に広く使われる清肺排毒湯には、柴胡16gが入っている。

 柴胡はステロイド作用があり炎症を抑えるが、ステロイド同様、長期連用は免疫を低下させてしまうことにつながる。

 さらに柴胡の最も恐るべき副作用は間質性肺炎である。

 柴胡を使ったら間質性肺炎の増悪がウイルスによるものなのか、薬剤性なのか全くわからなくなってしまう。
 私ならウイルス性肺炎の患者に柴胡剤を使うことはあり得ない。
 クスリを使わなくても身体は治るが、クスリをやめない限り副作用が治ることはないからだ。
 特に、はじめは「実」証の患者でも、長引くうちに「虚」証に移行するものである。
 体力の低下した「虚」証に強い柴胡剤は禁忌である。

 どうしても炎症を鎮めたければステロイド1回注射あるいは最低限の吸入ステロイドの方がよほど安全だ。(漢方だからいい西洋薬?だから悪いみたいなこだわりは無意味だ。いるものはいる、いらないものはいらない)
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2月28日「口が乾く」「医師は夫に、口が乾くのは漢方薬を飲んでいるからであり、水をたくさん飲みなさいと言った。そのため夫は水をたくさん買い、果物も買って部屋で食べていた」

 脱水に陥っていたことは明らかだ。
 医師が「漢方薬を飲んでいるから」と言ったのは、漢方に脱水を起こす成分や副交感神経をブロックする成分が入っていることを医師が認識していたことを示す。
 それでも処方を変えない頑迷さは救いようがない。
 私は漢方でもほぼ1日か2日の処方で、4日以上出すことはまれだ。

 「水をたくさん飲みなさい」:低ナトリウム血症を促した可能性がある。

 「果物も買って部屋で食べていた」:果物はカリウムが多く脱水を助長し身体を冷やす。特に塩を摂らない場合。

3月1日「食事をしたくなくなった。水を飲む量も少ない。ベッドの上にいると動きたくなくなって、ずっと眠い」

 まさに低ナトリウム血症の症状である。
 生理食塩水など濃い塩水の点滴が必要である。

(※mono....略)







【続き】
Dr.Dske@3636@guchi718jp
であることを考慮すれば、わざわざ発熱者に検査をしたり、無症状のスタッフに検査をすることの意味はないと考えます。
午後6:52 · 2022年2月5日·Twitter for Android















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最終更新:2022年12月21日 15:19