+ ニュースサーチ〔世界の対応と経過(2019年の新型コロナウイルス)〕


+ 記事
米国ハーバード大学の伝染病の専門家は、新型コロナウィルスが1年以内に全世界の人口の40~70%を感染させると警告した。
現地時間24日、米メディアのアトランティックによると、マークリプシチハーバード大学教授は、「可能性のある結論は新型コロナウィルスが最終的に抑制されないこと」としながら、このように予測している。

しかし、彼は、感染したすべての人が深刻な病気を持つということを意味せず「多くの人々が軽く病んたり無症状である可能性がある」と語った。

実際に、慢性疾患患者や高齢者の生命を脅かすインフルエンザも約14%が無症状だ。

新型コロナウィルスが広範囲に拡散するという考えが、マークリプシチ教授のみ限ったことではないとして伝染病学者の間に台頭されているコンセンサスは新型コロナウィルスが「5回目コロナ流行」である新型季節性疾患になることがあるという点だと報道した。

アトランティックは新型コロナウィルスが今のようにずっと深刻になったら「風邪とインフルエンザ」という言葉が「風邪とインフルエンザ、新型コロナウィルス」という言葉に変わるだろうと語った。
(※mono....WHOは致死率は3.8%だと言う。77億1500万人(2019年)の70%の3.8%は何人でしょう?)
























フランス
■ 監禁日誌2/「公衆衛生緊急事態」法で危機につけ込む最低の為政者たち 「パリの窓から〔レイバーネット〕(第60回・2020年3月24日掲載)」より
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 新型コロナウイルス感染の広がりにより、欧米各地でロックダウン(「監禁」や「封鎖」より英語が一般的に使われるようだ)の措置を取るところが増えた。「戦争」という表現を使いながら医療・看護スタッフに必要なマスクや必要な用品を供給しない(できない)マクロン政権のフランスに対して、集中治療ベッド数が2倍近くあるドイツでは死者が少ないし(テスト数は多い)、メルケル首相の演説も民主主義と人道の価値観にもとづき、誠意がこもっていたと感じる。日に日に、マクロン政権は危機につけ込む最低の為政者たちだと実感する。

●3月19日(木)「監禁」(ロックダウン)3日目

フランスもPCR検査の数と人員が足りないので重態以外は検査できない。マスクなど必要物資の不足、欠乏。

 昨日は外に出なかったが、今日の午後はパンと食料品、パラセタモール(解熱鎮痛剤)を買いに行った。フランスにはサノフィのように、奇形や自閉症を発生させる危険がある薬をそれを知りながら売り続けた悪徳製薬大企業がある(訳書『裏切りの大統領マクロンへ』参照)が、今や必需品の解熱鎮痛剤さえ国内で生産していない。コロナウイルス危機では、中国に生産工場が集中するグローバル金融資本主義の脆弱さが示された。ちなみに欠乏を懸念して、1人1箱のみで社会保障カードを記録された。薬も買いだめした人がいたのだろう。

 選挙キャンペーンを一緒にした仲間のうち、熱が出て体調の悪い人が何人もいる。この24時間でコロナ感染は1861件増え、3月19日現在10995。きのう医者に行った友人によれば、実際の感染者はおそらくテストの陽性数の10 〜100倍だろうと医師が語ったという。件数が増えて以来、よほど症状が重くないと(あるいは重要な地位の人や有名人でないと)、テスト(検査)してもらえないからだ。フランスでは簡易テストキットなど全く話題にもなっていない。3月7日の政令で、町の検査所の一部でコロナ検査をできることにしたが、実際にはどこも用意ができておらず、また血液や尿検査に来る人をコロナに感染させたくないという理由で行われていないらしい。分析には3〜5時間かかり、ここでも「人員不足」や「必要物資(マスクなど)不足」が原因のようだ。フランスのテスト数は(人口に対して)韓国の80分の1だと今日リュファンが言っていた。世界各国の統計を見ると、台湾と香港ほどではないが(香港死者0台湾1)、韓国は初期にテストをたくさんしたおかげで、感染が広がるのをかなりうまく抑えられたようだ。今日始まった国民議会で、「屈服しないフランス」会派はコロナの系統的な検査をせよという修正案を提出したが、本題から外れると拒否された。そこでメランションは、「政府はWHOの指令に反して、検査は必要ないと言うがその理由は何か?」と質問したが、回答はなかった。

(※mono....中略、詳細はサイト記事で)
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 スイスの公衆衛生学者(健康人類学者)、ジャン=ドミニック・ミシェル氏による、とても興味深い記事(3月18日)が回ってきたので紹介する。 http://jdmichel.blog.tdg.ch/archive/2020/03/18/covid-19-fin-de-partie-305096.html

 ミシェル氏は、系統的な検査が行われていない状況で死亡率は計算できないこと、Covid19は非常に感染しやすいが死亡率はおそらく低い(中国の最新の統計0,3%以下、インフルエンザとあまり変わらない)であろうことを指摘する。そして、感染の拡散を防ぐのに最も有効な方法は、韓国のように系統的な検査を実施し、陽性の人を隔離することだと述べる(つまり、大量検査なしに住民全部を「封じ込める」のはあまり効果がない)。問題は、コロナウイルスは重症患者を続出させることだ。既に観察されているように、他の慢性疾患(高血圧、糖尿病、心血管の病気、癌など)がある人は重症に陥りやすい。イタリア、スペイン、フランスが危機的な状況に至ったのは、初期対応が悪かったこと、PCRテストをすぐに製造せず、マスク・手袋など防護用品が欠乏していること、そして(ネオリベ)政策によって20年来、集中治療用のベッド数を減らしてきたからだという。1000人対し6ベッドを保つドイツの死亡者は少ないが、イタリア2,6、スペイン2,4より少しマシなフランスも2000年の4ベッドから3,1に減っている。ちなみに、OECDの2020年の統計でトップは日本(7,8)、次が韓国(7,1)、3番がドイツ。ベッド数が少ない国には英国(2,1)やUSA(2,4)があるが、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、オランダなど北欧諸国はフランスより少なく、ヨーロッパで福祉国家がいかに解体されたかわかる。 https://www.latribune.fr/economie/france/covid-19-la-france-n-a-que-trois-lits-en-soins-intensifs-pour-1-000-habitants-pour-mener-la-guerre-842488.html

 さて、ジャン=ドミニック・ミシェル氏はコロナウィルスに(ヒドロキシ)クロロキンが効く(だろう)という点を強調する。中国の研究結果を見て、フランスの伝染病学の第一人者であるディディエ・ラウート教授(マルセイユ感染学大学病院)は臨床研究を実施、3月17日に出た結果はとても期待が持てると述べる。3月11日に科学雑誌Lancetに出た研究によると、コロナウイルスの感染期間は平均20日間で、これまでの予測より長い。ラウート教授の臨床研究では、ヒドロキシクロロキンを服用すると75%がこの期間を6日間に短縮できるという。最初はクロロキンについて、懐疑的・否定的な反応ばかりだったが(コロナウイルスでノーベル賞を狙っていた科学者にはがっかりだし、製薬会社が儲からないからなのか)、健康大臣はようやくリールの病院にヒドロキシクロロキンの臨床研究をさせることにした(中国と韓国の研究例もあるのに!とミシェル氏は皮肉る)。パリのサルペトリエール病院でも、ヒドロキシククロロキン剤を使い始めるという(商品名はプラケニル、サノフィだ)。

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)

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スペイン




★■ 村八分や離縁も…根強い新型コロナへの偏見 アフリカ 「AFP(2020年6月11日 12:00)」より
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【6月11日 AFP】大家に家から追い出され、夫からは見捨てられる──サハラ砂漠以南のアフリカ地域では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する偏見が非常に強く、感染者と接触した疑いのある人々が社会から拒絶されている。

 新型ウイルスへの感染が疑われた人たちは、職場や近所、家族からさえもつまはじきにされ、のけ者扱いされたという。このような中、耐えがたい敵意に直面しないよう、治療しないことを選ぶ人もいる。

 セネガル人女性ファトゥ(仮名)さんは約1か月前、感染者と接触した後の苦い経験について語った。ファトゥさんはただちに自室に隔離され、村八分にされた。

「私のフルネームと住所が書かれたメッセージがソーシャルメディアで拡散された」とファトゥさん。「白人と寝たために新型ウイルスに感染した」とするうわさも広まったと話す。

■心理的費用

 近隣のカメルーンでは大家が新型ウイルスの陽性が確認された住民を追い出したと、首都ヤウンデ在住の疫学者ヤップ・ブーム(Yap Boum)氏はAFPに語った。ブーム氏は、国際医療援助団体「国境なき医師団(MSF)」のアフリカの研究所代表を務めている。

 新型ウイルスに対する偏見は、アフリカに限ったものではない。「しかし、ここでは共同体の結びつきが強く、近所の人はお互いを知っている」とブーム氏は言う。

 新型ウイルスに感染した症状が表れても、周囲に明かさない人も多い。ブーム氏によると、新型ウイルス感染症にまつわる偏見への恐怖から治療を受けるのが遅くなり、亡くなった人もいる。

「この闘いに勝つためには、心理的な側面を考慮しなければならない」。同氏によると、特に医療従事者は「ペストの犠牲者」のように扱われることも多い。




■ まいど!国際情勢ヨタ話の時間だよ! 「二階堂ドットコム( 2020/05/22 21:57)」より
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まいどどうもの国際情勢ヨタ話。超人気コーナーの今週の情報は、アメリカ/ドイツ/フランスからの情報をミックス。全部で9本!!
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  • メルケル首相、「中国なんかと組もうとした自分のせいで国民に迷惑をかけてしまった」と、激しく後悔中

https://www.j-cia.com/archives/16193 ※有料課金記事


字幕大王さん翻訳


(※mono....クリックで拡大画像)

FT分析によると、パンデミック中の全死亡者数は、前年同期と比較して、ベルギーで60%、スペインで51%、オランダで42%、フランスで34%増加しました。

人々は他の病気のために病院を避けているので、これらの死のいくつかはCovid-19以外の原因の結果であるかもしれません。しかし、最悪のCovid-19アウトブレイクに苦しんでいる場所で過剰死亡率が最も急激に上昇しており、これらの死亡のほとんどは、単にロックダウンの副作用ではなくウイルスに直接関係していることを示唆しています。

(※mono....詳細はサイト記事で)





★ 【Covid-19 data】Tracking covid-19 excess deaths across countries 「The Economist(APR 16TH 2020)」より
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  • スウェーデンは、コロナウイルスの蔓延を阻止するためのロックダウンを実施していない。
  • 国は人々に社会的距離をとるように求めたが、店やレストランのような場所を開いたままにしている。これは他のヨーロッパ諸国や世界中の国々が行っている方法ではない。
  • スウェーデンではこれまでにウイルスによって477人が死亡しているが、ステファン・ロベーン首相は、死者が数千人になって、議会がより制限的な措置を取る可能性があると警告している。
  • 一部の専門家はスウェーデンの戦略に疑問を呈していますが、ロベーン首相はそれに対する批判を拒否したようです。 スウェーデンの疫学者は、最善の戦略は単に人々に離れているように求めることだと主張した。
(※mono....詳細はサイト記事で)









サムライフラッグ【SAMURAI CHANNEL】
2020/03/30 に公開
ケンブリッジ大学に通う留学生のテシがイギリスの現状を紹介します。





アメリカ
■ コロナウイルス検査されるのを、アメリカ人が死ぬほど恐れている理由 「マスコミに載らない海外記事(2020年3月30日 (月))」より
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マイケル・シュナイダー
2020年3月24日
The Economic Collapse

 コロナウイルス検査を受け、治療された後、34,000ドル以上の請求書を受け取ったら一体どんな気分になるだろう? この世界的大流行は、アメリカの医療制度が実に酷く破綻しており、アメリカは、このまま続けて行けないことを世界中に示している。世界の他の国々で、コロナウイル検査が、迅速に、安価に、広く利用可能なのに、なぜアメリカでは、そうできないのだろう? 1990年代の昔、民主党と共和党は、アメリカ医療制度を改めることについて戦っていたが、彼らはすべきことをしなかった。今、アメリカには全く恥ずかしい制度があり、それは我々の誰も今まで見たことがない最大の医療危機に圧倒されそうになっている。

 普通の状況下でさえ、大半のアメリカ人が、費用がかかるため、病院に行くのを死ぬほど恐れている。

 私は以前何度もこれについて書いたが、私でさえ、コロナウイルス検査し、治療するのに、34,000ドル以上費用がかかるとは想像しなかった。

 あるアメリカ人女性が、コロナウイルス検査され、治療された後、34,927.43ドル請求された語っているとタイム誌が報じている。


ダンニ・アスキニが、最初にウイルスの症状、息切れ、熱、咳と偏頭痛を感じた際、彼女は医者に、救急処置室に行くよう言われた。そこで、彼女は肺炎にかかっているが、家に帰れると言われた。症状が続き、悪化するにつれ、彼女は更に二回、救急処置室を訪れ、最終的にコロナウイルス検査をされた。三日後、結果は彼女がCovid-19陽性であることがわかった。

 一体どうして、請求書が、それほど高くなり得るのだろう?

 ダンニが指摘しているように、彼女は二つの学位に支払ったより多く病院に借りがある。

それで、この話は、私のCOVIDと、最終的な病院請求書の経験についてのものだ。34,927.23ドル - 私には決して返済できない、私が学士号と修士号に払ったより多い金額だ。 @realDonaldTrump @ewarren @AyannaPressley 助けてくださ! https://t.co/pJApXMPzcW
  • Danni Askini (@danniaskini) 2020年3月20日

 悲しいかな、彼女は決して一人ではない。カイザー家族財団によれば、アメリカいたる所で、コロナウイルス患者が、極めて高い医療請求書で悩まされている

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)


インド
【機械翻訳】
インドの威圧的な措置も見事ではありませんが、他の誰もが他人を困惑させたという自白があります。警察が臀部に固執するとすぐに、オートバイはアクセルペダルで滑り、赤い腕章はなく、笛は鳴りませんでした。



ハワイ
■ ハワイ通信 「二階堂ドットコム( 2020/03/28 00:38)」より
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ハワイ州は、アメリカ政府に対して、特殊遺体処理チーム の派遣を求めました。
(ニューヨークは病院の横に大型の冷凍車を配置済)

ハワイ州
本日迄の感染者(確定者)
106人 今は死者は、0人
少なすぎておかしいですよね?そろそろ、ハワイも死人の山になります。

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★ 米ハワイが全域「閉鎖」 - 25日から外出禁止措置 「共同通信(2020/3/24 12:23 (JST))」より
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【ホノルル共同】米ハワイ州のイゲ知事は23日、新型コロナウイルスの感染拡大抑止のため、25日から原則として自宅にとどまるよう住民に命じる外出禁止令を出した。同州を訪れる全員に14日間の隔離を義務付ける実質的な入域規制を26日から導入することも決めており、ハワイ全域が事実上の閉鎖状態となる。

 外出禁止は4月30日まで。食料品や医薬品の調達、医療機関の受診や特定業務の従事目的の場合のみ外出を認める。年間1千万人が訪れる人気観光地の経済に大きな打撃となりそうだ。

 イゲ知事によると23日現在、同州の感染者は77人に上っている。


アメリカ
★ 【新型コロナ】米中首脳が会談-感染最多の米国に中国は支援の意向 「Bloomberg(2020年3月27日 17:27 JST)」より
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新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を巡り米中首脳が27日に電話会談を行い、トランプ米大統領は両国が克服に向け「緊密に協力している」と明言した。中国国営の新華社通信によれば、習近平国家主席は新型コロナ抑制で米国を支援する用意があると申し入れた。

  米国の新型コロナウイルス感染者数が中国を抜き、世界最多となった。ニューヨーク州で感染者が急増。米ジョンズ・ホプキンス大学のデータによれば、米国で確認された感染者は8万2400人を突破、3カ月前に感染拡大が始まった中国の8万1782人を上回った。米国の死者は1100人余りとなっている。

  ニューヨーク州での新たな感染は6448人で、同州の累計は3万7258人。ブルームバーグ集計のデータでは、全米の感染症例のほぼ半数に相当する。

 トランプ大統領はこうした状況にあって、通常の経済活動の一部再開につながるような計画を示した。

  トランプ大統領は全米の知事に宛てた書簡で、政権が各郡を高リスク、中程度リスク、低リスクの3つのカテゴリーにランク付けする計画を策定中であると説明した。感染拡大阻止のために課している厳しい制限措置を強化、維持、緩和するかどうか地元当局が判断する手掛かりとなる。

  20カ国・地域(G20)の首脳は世界経済に5兆ドル(約550兆円)を投入すると表明。新型コロナのパンデミック(世界的な大流行)と経済への打撃を克服するためには「何でもやる」覚悟を確認した。

  トランプ大統領は、G20首脳が26日の緊急会合でパンデミックを巡りデータや情報を共有する重要性について協議したと述べた。


スペイン




ハワイ
★ 米ハワイが全域「閉鎖」 - 25日から外出禁止措置 「共同通信(3/24 12:00 (JST)updated)」より



アメリカ
★ 米国の感染者3.2万人超、NY州では最高8割の住民に感染の可能性 「CNN(2020.03.23 Mon posted at 12:15 JST)」より


アメリカ
★ 米国の感染者3.2万人超、NY州では最高8割の住民に感染の可能性 「CNN(2020.03.23 Mon posted at 12:15 JST)」より


★ 独メルケル首相が自宅で自主隔離 3人以上の集まり禁止 「共同通信(2020/3/23(月)9:46配信)」より
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【ベルリン共同】ドイツ政府報道官は22日、メルケル首相(65)が自宅で自主隔離に入ると発表した。同氏に20日、肺炎球菌のワクチン接種をした医師の新型コロナウイルス感染が判明したという。メルケル氏は近日中に検査を受け自宅で執務する。

 メルケル氏はこの発表の直前に記者会見し、感染拡大を防ぐため国内全域の公共の場で3人以上の集まりが禁止になると述べた。期間は少なくとも2週間で、各州が近く実施する。家族や同居人は対象外。持ち帰り以外の飲食店の営業を禁じることも決まった。

 メルケル氏は「市民生活は一変した。正しいことをしてほしい」と、禁止措置を守るよう呼び掛けた。


★ シンガポール すべての外国人の入国を禁止 23日深夜から 「NHK(2020年3月22日 14時44分)」より
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シンガポール政府は、外国から入国した人で、新型コロナウイルスへの感染が確認されるケースが後を絶たないとして、すべての外国人の入国を禁止すると発表しました。

シンガポールはこれまで入国を禁止している国以外のすべての国や地域から入国した人に対しては、入国後14日間の経過観察を義務づけていました。

それでも外国から入国した人で感染が国内で確認されるケースが後を絶たないことから、入国を禁止する対象を大幅に拡大することになりました。

ただ、長期滞在のビザを持つ外国人のうち、医療や公共交通機関など生活に欠かせない分野で働く人は入国を例外的に認めるということです。

この措置は、23日深夜から実施するということです。

政府の発表によりますと、21日までの10日間で254人の感染が確認されていて、このうち186人が外国から入国した人で、全体の7割余りを占めているということです。


★ 仏大統領「とにかく家にいろ」 現地紙も嘆く薄い市民の危機感 「産経新聞(2020.3.21 08:31)」より
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 【パリ=三井美奈】新型コロナウイルス感染が広がる中、フランス政府は20日、外出制限の取り締まり強化を宣言した。マクロン大統領は「危機はまだ始まったばかりだ」と警告。禁止令が出ても外出を止めない国民に不満を示し、「家にいろ」キャンペーンを展開している。

 20日、全国の鉄道駅で一斉検問が始まった。鉄道に乗る人は全員、警察に理由を示す証明書の提示を求められる。パリのサンラザール駅前には、30人以上の列ができた。付近では警察官が騎乗で巡回警備する。

 パリ警視庁は、週末に市民が行楽に出かけるのを警戒。声明で「いまはバカンス中ではない。なのに、まだ出歩いている人がいる」と戒め、セーヌ河岸やエッフェル塔前広場など、各地の遊歩道の立ち入りを禁止すると発表した。政府は「命を救え 家にいなさい」の標語を広げている。

■大統領、キレる?
(※mono....中略、不謹慎ながら笑ってしまった記事)
■マスクの反乱
 政府が危機感を強めるのも、各地の病院の集中治療室で、すでに人手や物資が不足し始めたからだ。

(※mono....以下略)






★ スイス、新型ウイルスで医療制度は「あと10日で崩壊」 感染者数も不明 「ロイター(2020/3/18(水) 11:07 Yahoo!配信)」より

★ オーストラリア、全国民の出国を禁止 100人以上の集会も禁止 「AbemaTimes(2020.03.18 10:35)」より

★ ロシア、外国人の入国禁止へ コロナ感染予防で 「日本経済新聞(2020/3/17 6:57)」より 





★ フランスが外出禁止令、違反者には罰則 新型コロナとの「戦争」状態とマクロン氏 「AFP(2020年3月17日 10:49)」より
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【3月17日 AFP】(更新)エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)仏大統領は16日、新型コロナウイルス対策を厳格化する新たな措置として、国民に対し17日正午から買い物などの必要な理由を除き外出を控えるよう命じた。違反者は罰せられるとしている。









★ コロナ対策でマニラを「封鎖」。現地からは「すでにスーパーは大行列」との声 「Buzzfeed(2020/03/13 13:10)」より
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新型コロナウイルス(COVID-19)の感染がフィリピン国内で広がっていることを受け、フィリピン政府は3月12日夜、マニラ首都圏を1カ月間、「封鎖」することを発表した。

ドゥテルテ大統領が同日夜の会見で発表し、封鎖は3月15日から4月14日まで実施される。

フィリピン保健省によると、3月12日夜時点での国内の新型コロナウイルス感染者数は52人で、死者は5人となった。

感染は首都圏を中心に広まっており、各地で感染が拡大することを未然に防ぐ措置とみられる。

移動が制限されるのは、マニラ市、マカティ市など16の市からなるフィリピンの首都、マニラ首都圏で、約1200万人が住んでいるとされている。

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)


★ イタリア非常事態、首相がスーパーや薬局除く全店舗閉鎖を命令 新型コロナウイルス対策強化へ 「Newsweek(2020年3月12日(木)10時51分)」より
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イタリアのコンテ首相は11日、国民向けのテレビ演説を行い、新型コロナウイルス対策を強化すると発表、バー、レストラン、美容院などに業務停止を命じた。

首相は、スーパーマーケット、食料品店、薬局を除くすべての店舗が閉鎖されると表明。企業に対しても、必要不可欠ではない部門の業務停止を求めた。

社員食堂については、顧客と少なくとも1メートル以上の距離をとれる場合は、営業継続を認める。

首相官邸によると、今回の対策は12日から25日まで実施する。

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)


★ 英当局、新型コロナ封じ込め断念しピーク先送りへ-1万人感染も 「Bloomberg(2020年3月13日 8:32 JST)」より
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英当局は新型コロナウイルス感染症を封じ込める取り組みを断念し、今後は大流行のピークを遅らせることに重点を置く方針だ。英当局者は最大1万人に感染の恐れがあると述べた。

  ジョンソン英首相は12日の記者会見で、「より多く」の家族が愛する人を失いかねないと警告し、咳や発熱などの新型コロナ感染とみられる症状があるすべての人に7日間自宅にとどまるよう要請。学校の休校措置はまだ取らないが、感染拡大に伴い見直す可能性があるとした。

 同首相は新型コロナ対策に取り組む顧問や閣僚との会合後、英国での感染規模の実態は、これまでに確認された590人よりも「はるかに多い」可能性があると述べ、「1世代で最悪の衛生危機だ」と指摘した。

  英政府の科学者は、感染動向で英国がイタリアなど他国に約4週間遅れているとし、流行のピークは10ー14週後になる可能性があると推定。政府首席科学顧問のパトリック・バランス氏は記者団に実際の感染症例は5000人から1万人の間かもしれないと述べた。死者数はこれまでのところ10人。海外への修学旅行の中止や70歳超の高齢者のクルーズ船旅行自粛などを呼び掛けた。


+ 前半記事
 世界保健機関(WHO)もようやく認めた新型コロナウイルス感染症の「パンデミック(世界的大流行)」。韓国ではソウルでも集団感染が発生、11日時点で感染者7755人、死者63人となった。イタリアも感染者1万149人、死者631人と深刻だ。発生元の中国を含めて共通しているのが、無症状や軽症の患者も積極的に検査した結果、「医療崩壊」を招いた点だ。対照的に重症者に医療資源を集中させた日本は持ちこたえられるのか。WHOで新興感染症対策に携わった医師でジャーナリストの村中璃子氏が緊急寄稿第3弾で分析した。

 中国の外に新型コロナウイルスの感染が拡大している。

 「アンダーコントロール」を豪語していたが、ここ数日各地で緊急事態宣言が出され始めた米国を除けば、目立つのはイタリア、韓国、イランだろう。日本も3月2日、WHOから「深刻な懸念のある国」として、イタリア、韓国、イランと並んで名を挙げられたが、翌日、菅義偉官房長官はこれに抗議。3月9日、今度はシンガポール、中国、韓国と並び、その努力と経験から学ぶことが「パンデミック抑止の鍵」となる国として改めて名を挙げられた。

 中国のような監視社会とイタリアのような民主主義国家ではできることが異なる。中国は、個人情報を脅かすほどの徹底した感染者の追跡、治療・隔離のための巨大病院の建設、マスクやガウンなどの医療物資の緊急大量生産といった対策を行った。中国メディアではこれを、「WHOは他国が行ったことのない公衆衛生学的介入を成し遂げたと絶賛している」と報じたが、どの国でも同じことを実施できるわけではない。

 そこで、注目されるのは日本と同じく民主主義国家である韓国とイタリアだ。

 韓国では、感染者を徹底的に洗い出すことを目的に無症状・軽症の患者まで広くPCR検査を実施した。日本では「韓国にできるのになぜ日本でできないのか」とPCRの全員検査を主張する識者まで現れたが、結果、韓国では軽症者が病床を占拠して重症者の医療を奪い、重症患者の救命にあたる医療スタッフが手薄となるなど医療崩壊が始まった。

 韓国ではMERS(中東呼吸器症候群)の経験から、大量のPCR検査を行うキャパシティを持っていたが、そのことがかえって災いした結果となった。

 イタリアでは、欧州で初めて中国人観光客2人を含む3人の感染が確認された1月31日時点で、「欧州一厳しい監視体制を取る」として、広く浅いPCR検査で徹底した水際対策をとることを宣言した。しかし、新型コロナウイルスはすでにイタリア国内に広がっていた。防護服を着るなどの体制を整えず、どこの病院でも無防備にPCR検査を行った結果、多くの医療従事者の感染を招いた

■日本方式、有効か
(※mono....中略)
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日本には中国のように、ひいては韓国やイタリアのようにPCR検査を広範囲に行う体制は整っていない。そのため、最初から医療資源を重症患者の救命に集中させることを目的として、武漢への渡航歴のある人、濃厚接触者、重症肺炎など「新型コロナの可能性の高い人」に限定してPCR検査を行ってきた。
そんな中、日本では無症候者による目に見えない感染が広がっているという強い不安感がある。死者数は3月11日現在15人とあまり増えていないが、医療関係者の感染の報告が増えていることは非常に気がかりだ。
目に見えない感染まで追わない代わりに、医療資源を効率よく使うことを目指した日本の対策が本当に有効かどうかは分からない。しかし、今後は、医療従事者の保護をより充実させながら流行を乗り越えたい。








★ 新型コロナウイルスによる死亡率 イタリアが世界で最高に 「Sputnik(2020年03月10日 17:12)」より
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イタリアでの新型コロナウイルスによる死亡率が世界でもっとも高くなり、感染者20人あたり1人の割合となった。RIAノーボスチ通信が行なった統計が明らかにした。

イタリアに次ぐのは米国で、現在、感染が確認されたのは472症例、しかし、死亡者はすでに19人(4.03%)となっている。
3番目に死亡率が高いのは中国(3.83%)、4番目はイラン(2.96%)となった。

新型コロナウイルスの感染が拡大した国の中でもっとも死亡率が低いのは韓国で、感染者の死亡率は0.68%となっている。

(※mono....以下略)


★ 【コロナ】米国の感染者急増 700人超に 死者26人~ネットの反応「あっと言う間に日本超えたね」「日本を入国制限対象に検討していたのに日本の倍程度の死者数出したのかよ」「物資を求めて銃撃戦が始まるぞ」 「アノニマスポスツ(3月 10, 2020)」より
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(CNN) 米国内で新型コロナウイルス感染が確認された患者が急増し、9日の時点で700人を超えた。70歳以上の患者を中心に、少なくとも26人が死亡している。

連邦、地方レベルの保健当局者らによると、全米の感染者は8日から少なくとも150人増え、717人に達した。

+ 続き
死者はワシントン州が依然として最も多く22人。ほかにフロリダ、カリフォルニア両州で各2人の死者が報告されている。

米公衆衛生局のアダムス長官が8日、CNNに語ったところによると、死者の平均年齢は80歳、要治療者の平均年齢は60歳とされる。

ワシントン州シアトル郊外の介護施設では新たに70代から90代の女性3人が入院先で死亡し、関連の死者が19人に増えた。

連邦議会では、先月末に開かれた「保守政治行動会議(CPAC)」の出席者1人に感染の陽性反応が出たことを受け、会場でこの患者と接触していた議員5人が自主的に自宅待機を表明した。この中にはトランプ大統領と握手した議員も含まれている。

さらに下院議員1人が、感染者と接触したことを理由に在宅勤務に切り替え、事務所を一時閉鎖すると発表した。

新型ウイルス対策を率いるペンス副大統領は9日の記者会見で、トランプ氏が新型ウイルス感染の検査を受けたかどうかについて、分からないと述べた。

カリフォルニア州沖で乗員乗客21人の感染が確認されていたクルーズ船「グランド・プリンセス」は同州オークランドに入港し、一部の乗客が下船を開始した。

乗客の中でフロリダ州在住の夫婦が、船を出航させた運航会社に過失責任があるとして、ロサンゼルスの連邦地裁に100万ドル(約1億300万円)以上の損害賠償を求める訴えを起こしている。

2020.03.10 Tue posted at 15:51 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35150562.html

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★ アメリカ最悪のシナリオ「9600万人が感染、48万人が死亡」新型コロナ治療最前線の米教授が推定 「Yahoo!news(飯塚真紀子| 在米ジャーナリスト 3/9(月) 7:17)」より
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 前回の記事“「新型コロナで死亡する日本人は57万人」米著名シンクタンクが掲載する報告書の中身”では、オーストラリア国立大学の教授が分析した、新型コロナウイルスによる推定死亡者数を紹介した。その数に驚かれた方も多いことと思うが、その数に近い死亡者数を推定している博士がいる。ネブラスカ大学医療センター教授のジェームズ・ローラー博士だ。

新型コロナ治療最前線の教授
 ネブラスカ大学医療センターは、中国や「ダイアモンド・プリンセス号」で感染したアメリカ人感染者が搬送されて治療を受けている施設だ。また、新型コロナの治療薬として期待されているエボラ出血熱の治療薬「レムデシビル」の有効性と安全性を立証するための臨床試験が行われていることでも注目されている。

 新型コロナの治療と治療薬開発の中心ともいえる医療センターで重要な役割を果たしているローラー博士は感染症専門医として知られ、2017年〜2018年には、隔離されたエボラ出血熱患者の治療に当たった。今回も、搬送された新型コロナ感染者の治療に当たっている。

 博士は、また、ジョージ・W・ブッシュ政権下では国土安全保障会議のメンバーを、オバマ政権下ではアメリカ国家安全保障会議のメンバーを務めた。

アメリカ最悪のシナリオ
 感染症研究の第1人者と言えるローラー博士は、2月26日、アメリカ病院協会主催のオンラインセミナーで、“アメリカ最悪のシナリオ”を紹介していた。博士はそのセミナーで「医療のリーダーたちが知っておくべきこと:COVID-19に対する準備」と題するプレゼンテーションを行い、衝撃の数字を発表していたのだ。その数字が出ているドキュメントをビジネス・インサイダーが入手し、紹介している。

 その数字とは、アメリカで新型コロナに感染する人数は推定9600万人、死亡する人数は推定48万人。

 ちなみに、前回の記事で紹介したオーストラリア国立大学のマッキビン教授が分析したアメリカにおける推定死亡者数は、最善のシナリオで23万6000人、最悪のシナリオで106万人だ。マッキビン教授が分析のために想定した7つのシナリオの1つでは、58万9000人の死亡者数も推定されているので、ローラー博士の推定はこの数字に近いといえる。

 また、そのドキュメントによると、高齢者は新型コロナで重症化し、80歳以上の人々は死亡率が14%になるという。

 70〜79歳の死亡率は8%、60〜69歳は3.6%と推定されている。

 また、心臓に問題を抱えている人の死亡率は10%、持病を抱えていない人の死亡率は1%と推定している。ちなみに1%というのは、季節性インフルエンザの死亡率約0.1%の10倍である。そのため、スライドの最後では「季節性インフルエンザの約10倍重い疾病に対する準備をしよう」と呼びかけられている。




















■ フランスにはCOVID-19は流行していません 「ソワレが要らないフランス暮らし(2020.2.27)」より
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イタリアと国境を接するフランスでは?」より続きます。(画像はFrance 3、TF1よりお借りしています)

2月25日夜パリより北80キロに位置するオワーズ県にてフランス人最初のCOVID-19による死者が出ました。

(※mono....中ほどおよび後半は略、詳細はサイト記事で)
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しかしながらリヨン市では、

中止を求めていた市長さんの願い虚しく地元オリンピックリヨンとイタリアトリノ市のユベントスのサッカー試合が予定通り行われ、

3000人とも言われるイタリアからのサポーターを何のコントロールもせずに受け入れました。

ビュザン保険大臣の後を引き継いだヴェラン(VERAN)保険大臣は、「フランスにはCOVID-19は流行しておりません。感染予防には何より手洗いが大事です。1時間おきに手洗いして下さい」と話されました。

COVID-19は世界各地に広がっていますが、フランスは大丈夫だそうですよ.....。フランスは年間1万人の人がインフルエンザで亡くなっている国ですから....。COVID-19は恐れるに足らずだそうです....。

(※mono....このブログの最近の記事も読んでみたが、笑えない状況に・・・)


(※mono....ねこおぢ3さんありがとうございます。随時更新しているようなので参照してください。)


ダイヤモンド・プリンセス
★ 別のプリンセス・クルーズの客船でもウイルス感染…以前の乗船客2人の感染発覚、うち1人が死亡 「BUSINESS INSIDER(Mar. 05, 2020, 03:00 PM9,940)」より
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・プリンセス・クルーズの発表によると、同社のグランド・プリンセス号の乗客は、コロナウイルスの検査を待つ間、客室にとどまるよう、アメリカ疾病予防管理センターから指示された。
・グランド・プリンセス号の以前のクルーズに乗っていた2人の乗客がウイルスに感染し、そのうちの1人が3月4日に死亡した。
・同社のダイアモンド・プリンセス号では700人以上がコロナウイルスに感染した。
・このグランド・プリンセス号の件は、ダイヤモンド・プリンセス号の乗客と乗組員が検疫された直後に起こった。

プリンセスクルーズの発表によると、客船グランド・プリンセス号の一部の乗客は、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)からコロナウイルスの検疫を受けるために、客室にとどまるように命じられた。

この指示は、グランド・プリンセス号の以前のクルーズでの乗客が、コロナウイルスによって引き起こされたCOVID-19で3月4日に死亡した後に出された。

マイアミ・ヘラルド紙の報道によると、グランド・プリンセスの元乗客2人もコロナウイルスに感染したという。その乗客は2月11日から21日までグランドプリンセスに乗っていた。

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)


★ イランの致死率は約10%、実態隠蔽の報道も 新型コロナ 「産経新聞(2020.3.1 15:37)」より
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 【カイロ=佐藤貴生】イランで新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない状態となっている。ロイター通信によると、感染者の致死率も10%前後と世界の平均とされる約3%に比べて格段に高い。感染者の発見と、隔離など必要な措置を取るのが遅れた公算が大きい。イラン当局が実態を隠しているとの報道もあり、1月のウクライナ旅客機撃墜に続いて政府の隠蔽体質を疑う声が国民から出ている。

 世界保健機関(WHO)の公式サイトによると、イランでは2月28日の時点で245人が感染、26人が死亡。同国政府は翌29日、感染者は593人、死者は43人になったと発表した。

 しかし、英BBC放送(電子版)は28日、イランの複数の病院関係者の話として、27日までに全土で少なくとも210人が死亡したと報道。保健省の報道官は「ウソを広めている」と批判した。
+ 続き
 イランは中国に次いで最も死者が多い国となり、SNSでは政府への批判が相次いでいる。同国で初の感染者が出たと発表されたのは19日のことだが、これに先立つ11日にはイラン革命から41年を記念する祝賀行進が各地で行われ、21日には国会選挙が実施された。首都テヘランの男性は「政府は国民を大量動員する必要があったため、感染に関する情報を公開しなかったのでは」と話した。男性によると、「街頭では歩行者や車両も減り、多くの人が外出を控えている」という。

 感染が急速に広がったとみられているのが中部のコムだ。イスラム教シーア派の聖地があり、巡礼者や留学生が多数やってくる。集団礼拝や宿舎での暮らしを通じ、感染が広がった可能性がありそうだ。


 BBCは28日、イラン政府がテヘランや他の22の都市で金曜の集団礼拝を禁じたと伝えた。ただ、コムの聖廟では手洗いを行い、集団で長時間滞在しないことなどを条件に、出入りを禁じていないもようだ。

 ロイター通信によると、国会選の当選者1人が感染により死亡。副大統領や国会議員5人のほか、ウイルス対策に取り組む保健省次官の感染も確認された。副大統領は感染が確認される直前、他の閣僚とともにロウハニ大統領との会合に出ていたという。


フィレンツェ観光ガイド片庭みめ
2020/03/02 に公開
http://www.guideassociation.com/
「フィレンツェ裏スポット30」を
掲載した無料ガイドブック配布中!




★ 新型コロナウイルス、アメリカの死者6人に 「TBS(2020.3.3)」より
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 アメリカ・ワシントン州で新型コロナウイルスによる死者が新たに4人確認され、アメリカ国内での死者は合わせて6人となりました。

 西海岸ワシントン州キング郡は2日、記者会見を開き、州内で新型コロナウイルスによる死者が新たに3人確認され、合わせて5人になったと発表しました。隣のスノホミッシュ郡でも新たに1人の死者が確認され、アメリカ国内の死者は40代から80代の男女あわせて6人となりました。

 アメリカ国内ではワシントン州やカリフォルニア州、ニューヨーク州など10の州で感染もしくは感染の疑いがある患者が確認されていて、更なる感染拡大の恐れが出ています。

 また、アメリカ国内の一部でも日本と同様、新型コロナウイルスの感染拡大に備えてトイレットペーパーや食料品などの買い占めが起こり始めています。


★ ルーブル美術館休業 新型コロナ懸念し職員就労拒否―フランス 「時事ドットコム(2020年03月02日08時33分)」より
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 【パリ時事】フランスを代表する観光名所パリのルーブル美術館は1日、新型コロナウイルスへの感染を懸念する職員が就労を拒否したため、休業を余儀なくされた。職員代表らは2日、今後の方針を協議する。
+ 続き
 仏紙パリジャンによると、ルーブル美術館では1日、職員の代表者300人が集まって臨時の会合を開催。採決で298人が休業に賛成した。ルーブル美術館はホームページで「状況が変わり次第お伝えする」と述べ、謝罪した。ルーブル美術館には年間約1000万人が来場し、世界の美術館で最も訪問者数が多い。

バチカン
■ ローマ教皇の新型コロナウイルス感染と中国の逆転戦略 「日比野庵本館(2020年03月02日)」より
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1.ローマ教皇が新型コロナウイルスに感染

2月28日、ローマのバチカンは2日連続で公式謁見を取り止めたフランシスコ教皇の健康状態について「やや体調不良」と説明しました。

体調を崩した理由については明かされていないのですけれども、26日のミサでは鼻をかんだり、咳こむ姿が見られていました。この日フランシスコ教皇は、サン・ピエトロ広場に集まった信者の手を取り、抱擁し、キスするなどしていました。

ブルーニ広報局長は声明で、教皇が28日朝、通常通りバチカン内にあるサンタ・マルタ館の礼拝堂で司式したと明らかにした上で「教皇はこの日の謁見を中止することが最善と判断した……軽い病気以外の診断を下す根拠はどこにもない」と強調しています。

抱擁、キスは所謂「濃厚接触」以外の何物でもありません。現在、新型コロナウイルスが猛威を振るうイタリアで、これはちょっと心配です。

案の定、別の報道では、バチカンがフランシスコ教皇と二人の補佐官がコロナウイルス検査で陽性だったとし、教皇と補佐官は隔離され、バチカンのホテル、サンタマルタの近くで治療を受けていると報じています。

2.WHO認定「危険性最高」
(※mono....略、詳細はサイト記事で)
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3.専制と民主のどちらが優れた政治体制か

今、中国では、新型コロナウイルスの感染拡大と封じ込めについて、「これは専制と民主のどちらが優れた政治体制か、判断する絶好の機会だ」といった趣旨の議論が出てきているのだそうです。

2月23日時点で、武漢がある湖北省以外の他の地域ではオフィスや工場も再開し、ショッピングセンターや路地の市場なども次々とオープンして、大勢の人出で賑わうところも出てきたとの話もあります。

このまま、中国で新型コロナウイルスの感染拡大が封じ込められ、韓国やイタリア、あるいは日本もそうですけれども、民主国家での感染拡大が抑えられなくなれば、中国国内での議論ではありませんけれども、中国の専制国家が優れていると証明することになりかねません。

仮に、都市封鎖や外出制限が感染拡大を封じ込めるのに有効だったとしても、だから専制国家がよいのだという具合に安易に賞賛するのは危険だと思います。

なぜなら、有効であるのは封鎖などの「隔離」政策なのであって、それ以外の人権弾圧とか監視国家といった人権無視の社会システム丸ごとを肯定することになりかねないからです。

4.中国のプロパガンダを打ち破れ
(※mono....略、詳細はサイト記事で)

安倍総理は、2月29日の記者会見で、新型コロナウイルス拡散防止について「率直に申し上げて政府の力だけでこの戦いに勝利を収めることはできない。一人一人の国民の理解と協力が欠かせない」と述べていますけれども、民主国家である日本としては、きちんとした情報公開に基づいた国民一人ひとりの良識ある行動で、新型コロナウイルス拡散を封じ込めることが、非常に大事になってくると思いますね。

■ インドネシア検査しないからコロナなし。 「二階堂ドットコム( 2020/03/01 13:13)」より
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「今回のコロナウイルス騒動を大義名分にして、米大手企業はインドとインドネシアに工場を移す。だって、インドとインドネシアには新型コロナウイルス感染症がない事になっているだろう(笑)」

インドとインドネシアには、デング熱やマラリア、結核などが蔓延してて、何が何だかわかりません。


■ 型コロナか…北朝鮮「大爆発事故」現場で疑惑渦巻く 「高英起 | デイリーNKジャパン編集長/ジャーナリスト 2020/3/1(日) 6:02」より
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北朝鮮では、新型コロナウイルスの感染が広がっているとの話が絶えない中、中国との密輸に関わっていた北朝鮮の50代男性が死亡した。新型ウイルスに感染していたのではないかとの疑いが浮上し、当局が確認に追われれていると現地のデイリーNK内部情報筋が伝えた。

北朝鮮は1月28日、中国で拡大する新型コロナウイルスによる感染症「COVID-19」の国内流入を防ぐために、中国との貿易を全面的に停止する措置を取ったが、新義州(シニジュ)の南隣にある龍川(リョンチョン)に住む50代男性は、それ以降も船に乗って中国の業者から品物を受け取る形で密輸を続けていた。

(※mono....以下略)

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■ 金正恩の「新型コロナ」感染懸念で北朝鮮当局が緊急措置 「高英起 | デイリーNKジャパン編集長/ジャーナリスト 2020/2/29(土) 6:02」より
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「わが国に新型コロナウイルスは入ってきていない」と繰り返す北朝鮮当局だが、首都・平壌から感染が疑われる住民を地方に移送する緊急措置が取られたと、デイリーNKの平壌の高位情報筋が伝えた。
  • 平壌で隔離、治療を受けていた16人について、北に約60キロ離れた平安南道(ピョンアンナムド)の安州(アンジュ)に移送せよとの指示
  • 平壌では、中国に留学していて帰国後に高熱で死亡した20代の学生から新型コロナウイルスに感染したとの疑いがある18人が、万景台(マンギョンデ)区域の金星洞(クムソンドン)にある結核治療専門の第3人民病院で隔離治療
  • その後、18人のうち4人が死亡し、10人が退院、4人が引き続き治療を受けてきた。そこに、新たに感染したと疑われている12人を加えた16人が、今回の移送の対象

(※mono....以下略)



 【パリ共同】フランスのベラン保健相は29日、国内での新型コロナウイルスの感染拡大を受け、室内など閉鎖空間で5千人以上が集まるイベントを禁止する政府方針を発表した。

 屋外イベントも、感染拡大が疑われる地域の人々と交わる可能性のある場合は禁止する方針。3月1日にパリで予定されていたハーフマラソンなどを中止すると明らかにした。

 国内の感染確認者は29日、73人に増加。特に多い北部オワーズ県と南東部オートサボワ県では全ての集会を禁止した。


(※mono....以下ネットの反応を少々)

おフランスは『自粛要請』じゃなくて、『禁止』なんだね

自粛要請ですら叩かれる日本…

4500人なら開催できるとか正気の沙汰じゃないだろ

100人ぐらいの狭い箱の方がヤバイけどな


★ 米サンフランシスコ市、コロナ感染者ゼロでも「非常事態宣言」ハーバード大教授「世界の70%が感染する」 「Yahoo!news(飯塚真紀子 | 在米ジャーナリスト 2020/2/26(水) 13:31)」より
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 米サンフランシスコ市が、米国時間25日、新型コロナウイルスの感染拡大に備えて「非常事態宣言」を発令した。

 明記しておきたいのは、同市に在住する人々の間からは、感染者がまだ1人も確認されていないということ。

 しかし、それでも「非常事態宣言」を出したのだ。この意味は大きい。

 サンフランシスコ市長のロンドン・ブリード氏は、発令に当たり、記者会見でこう訴えた。

「より多くのリソースを割り当てて、(感染拡大に対して)準備する必要がある。発令したのは準備が重要だからです。非常事態宣言をすることで、準備し、地域の安全を優先するのです」

 この危機管理能力の高さ、対応の迅速さを、対応の遅さや判断の誤りが世界の批判を浴びている日本政府はどう受け止めるだろうか?

最大、世界の70%の人々が感染

(※mono....以下略)


■ 新型コロナ対策、EUの本気度と日本政府の「甘すぎる危機管理意識」 「現代ビジネス(2020.2.28)」より
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EU崩壊に直結する可能性も
新型コロナウイルスが北イタリアで急速に広がり始め、EUにとっても対岸の火事ではなくなっている。今や中国の様子などすっ飛んでしまい、トップニュースはEUの感染状況の報告ばかりだ。

WHO(世界保健機関)のテドロス・アドノム事務局長は25日、「中国ではすでに感染の峠は越した」と言っているが、信用できない。独ロバート・コッホ研究所は、すでに12日、パンデミーの可能性を示唆していた。

当初、日本のメディアでは、新型コロナ肺炎はインフルエンザと同じで大したことはないなどという意見が多く出ていたが、それにしては、漏れ伝わってくる中国の様子も、EUやアメリカの警戒の仕方もただ事ではなかった。

現在、非常事態となっている北イタリアでは、26日13時現在、感染者が370人を超え、死亡者12名。11の自治体が封鎖されており、町に入ることも、町から出ることも固く禁止されている。人の出入りは警察が厳重に見張っており、「脱走」を試みた人は罰せられるという。監視が警察の手に負えなくなったら、軍隊を派遣するというから、まさに「本気」だ。

現在、一番たくさん感染者の出ているのは、産業の中心であるロンバルディア州で、その他、ヴェネト州、エミリア−ロマーニャ州、ラツィオ州、ピエモント州と、北イタリアはほぼ全滅。封鎖地区の住民は、危急の用事でない限り外出しないように言われており、町はどこもゴーストタウンだ。

(※mono....中ほど略、詳細はサイト記事で。以下副題のみ)
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日本の検査数が少ないのはなぜか
EU内の国境封鎖を求める声も
日本の危機管理の甘さたるや
医療関係者に負担がかかるばかり


■ アメリカ➡︎感染者2200万人、死者1万人超。中国➡︎感染者7万5000人、死者2236人。 「teresaのブログ(020-02-16 12:49:39)」より
(※mono....多くの行は略、抜き貼り。詳細はサイト記事で)
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世界中で、新型コロナウイルスの流行については、毎日、騒がれている。ところが、アメリカで猛威を振るっているインフルエンザ大流行については、アメリカ国内ですら全く報道されておらず、この件に関して報道しているのは日本ぐらいである。
だから、アメリカ人は、自国に15人しか感染者のいない新型コロナの蔓延を恐れているが、現在、毎日、国内で数十万人が罹患しているインフルエンザの脅威については何も知らないし興味がない。
不思議なことに、彼らは、上記のインフルエンザと新型コロナの数字の比較を、完全に無視しているのである。これは、はたして「正しい怖がり方」だろうか。
「正しく怖がる」とはどういうことか、このへんでよく考えてみよう。
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そして、もう一つの問題点は、アメリカで大流行しているインフルエンザの患者の中に、すでに相当数の新型コロナウイルスの感染者が混ざっているのではないか、という疑惑である。日本でも、中国への渡航歴はないが、ハワイ帰りで新型コロナに感染していることが判明した人が複数人いる。
実は、アメリカは、湿度が異常に高い東南アジアのインドネシア・タイ・マレーシアを除けば、中国系移民の数がもっとも多い国である。しかも、上記の3カ国と異なり、中国同様に大陸型で乾燥の激しい気候である。「乾燥と寒さ」というインフルエンザ流行の条件が当てはまるとしたら、新型コロナの蔓延する条件はそろっている。
もし、中国の次に、新型コロナの「感染爆発(パンデミック)」が起こるとしたら、その恐れが強いのは、この2〜3月であり、国としては、湿潤な日本ではなく、むしろ、乾燥帯地域を有するアメリカであろう。
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そもそも、香港で下船した中国人男性が感染していることが判明した2月1日から、5日間も、船内のイベントはすべて通常どおり行われており、感染者が出たという情報も、乗客に伝えられることはありませんでした。その間に、感染が広まったことは間違いありません。日本の船内隔離に大きな問題があったということが感染拡大の主要原因ではないと思われます。
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イランについては、政府中枢にまで感染が広がっている状況があり、むしろ、中国より深刻な事態に陥っているのではないかという疑いがあります。
また、情報統制が厳しい北朝鮮の感染者や死者は、実際には韓国やイランより上であるとも見られています。
イタリアなどは、1ケ月前には、「コロナウイルスよりカーニバルの方が大事」などと、完全に他人事の口ぶりだったのが、今や、買い占めパニックで、スーパーの棚がどこも空だそうです。感染者が発見された自治体では、電車やバスなど公共交通機関の休止、学校の休校、薬局と食料品店を除く、全てのお店とレストランの休業などが実施されているそうです。




★ COVID-19が猛威を振るうイタリア。感染経路にまつわる謎が話題に 「HARBOR BUSINESS(2020/2/26(水) 8:32)」より
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 欧州の中でも、新型コロナウイルスの感染拡大が急速に進んだことで、ヨーロッパで最も注目を集めているイタリア。既に感染者は200人を越え、25日時点では死者数は6名にのぼっている。

 そのイタリアで、感染経路にまつわるミステリーがイタリアで話題になっている。

一人目の感染者

(※mono....略)
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 問題は感染経路である。誰が彼に感染させたのかという疑問が保健省の方で沸いた。そこで分かったのは、彼が2月1日に上海から戻って来た友人の一人と夕食を共にしたということが明らかになった。保健省では、この友人がコロナウイルスを最初にイタリアに持ち込んだ人物だと推定して隔離して検査を始めた。
 ところが、保健省のピエルパオロ・シレリ副大臣が2月22日に明らかにしたのは、コロナウイルスをイタリアに最初に持ち込んだと推定されていたこの人物が検査の結果陰性であると判明したのである。(参照:「RTVE」、「El Mundo」)
 ということで、誰がマティアスにコロナウイルスを感染させたのかという疑問が解明できなくなっている。勿論、彼は中国を訪問していない。

1人目の犠牲者
 最初の犠牲者となったのは、ベネト州で2月21日、78歳のアドゥリアノ・トゥレビサンだ。彼の場合は2月9日にバルでインター・ミランとミランのサッカーの試合を観戦した後、数日して入院した。彼はこのサッカーの試合観戦で、そのバルで中国人8人と接触があったという。しかも、そのうちの2人が中国に旅行して戻ってきたということも判明。ところが、こちらも中国人8人は病院で隔離されたが検査の結果8人とも陰性と出た。
 同じく、そのバルに良く通っていた67歳の感染者の方は回復に向かっている。この人物の場合は前述した8人の中国人と接触は一度もなかった。

 ということで、誰がこの二人に感染させたのかという疑問が同じく生まれた。
 最初と2番目の感染者の感染経路が謎のままなのである。


★ クウェート 日本に過去14日間滞在した外国人の入国禁止 「NHK(2020年2月26日 19時37分)」より
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中東のクウェートは25日、日本に過去14日間滞在した外国人の入国を禁止する措置を始めました。

クウェートはすでに中国や韓国、イランなど感染が拡大する国に滞在していた外国人の入国を禁止する措置を行っており、この措置を日本にも拡大した形です。

クウェートでは、イランから到着した人たちから新型コロナウイルスの感染が確認されたことを受け、封じ込め対策を強めています。

同様の措置は中東では、イスラエル、イラクに続いて3か国目です。

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★ 米国内での感染拡大は時間の問題、CDCが国民に備え呼びかけ 「CNN(2020.02.26 Wed posted at 09:55 JST)」より
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(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は25日、新型コロナウイルス(COVID―19)の感染が米国でも拡大するのは時間の問題だとの認識を示した。

CDC国立予防接種・呼吸器疾患センター(NCIRD)のナンシー・メッソニエ所長は、米国内の地域社会で感染が広がるコミュニティ感染について、「起こるかどうかの問題ではなく、いつそれが起こり、この国で重症者が何人出るかの問題になった」と語った。

CDCは同日、ツイッターを通じて「米国の企業、病院、地域社会がCOVID―19感染拡大の可能性に備えるべき時が来た」と呼び掛けた。

メッソニエ所長は、国民の生活に影響が出る可能性もあると述べ、「事態が悪化することを見越して我々に協力してほしい」と要請。過去1週間のデータや他国での感染状況から判断すると、コミュニティ感染に対する警戒レベルは確実に高まったと指摘した。

米国で25日までに確認された症例は、クルーズ船の乗船者だった患者が4人増えて、計57人になった。

内訳は、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客が40人、中国・武漢市からの帰国者が3人、米国内での感染者が14人。

メッソニエ所長は、人から人への感染が確認されていることと、死者が出ていることで、パンデミックを宣言する3条件のうち2つがそろったと指摘。「コミュニティ感染が確認される国が増え続ける中で、世界は新型ウイルスの世界的な感染拡大という3つ目の条件を満たす状況に近づいている」との認識を示した。

世界で確認された感染者は中国を中心に8万人を超え、死者は少なくとも2700人に上っている。




★ イタリア、新型ウイルスの死者計6人・感染者220人超 欧州で最悪 「ロイター(2020年2月25日 / 00:59)」より
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[ミラノ 24日 ロイター] - イタリア保健当局は24日、新型コロナウイルス感染で新たに3人が死亡したと発表した。3人はいずれも高齢もしくは重い病気を患っていたという。これで国内の死者は6人に達した。

最新のデータによると、国内の感染者数は220人を超えた。うち23人が集中治療室にいるという。

感染は産業都市ミラノがある北部ロンバルディア州に隣接するベネト州で広がっており、両州内の複数都市や市町村では隔離措置が取られているほか、北部全域の州当局は学校や美術館、映画館などを少なくとも1週間閉鎖すると発表した。

イタリアの近隣諸国は感染拡大防止に向けた措置に動いている。アイルランドは国民に対し、イタリアで新型ウイルスの影響を受けている地域に旅行しないよう勧告。チュニジアはイタリアへの航空便の運航を一部停止する可能性を発表。オーストリアはイタリアとの国境で鉄道の乗り入れを一時ストップした。

欧州域内で最悪の感染拡大となる中、イタリア主要株価指数は24日の取引で約5%急落した。










★ 新型肺炎 イタリアでも患者急増、日本では下船者1人の感染確認 「CNN(2020.02.23 Sun posted at 09:54 JST)」より
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(CNN) イタリア北部ロンバルディア州などで新型コロナウイルスの感染者が急増し、同国全体で22日までに計62人の患者が報告された。

ロンバルディア州では州都ミラノの南東に位置するコドーニョを中心に、計46人の感染が確認された。

州当局はコドーニョなど3カ所の鉄道駅を閉鎖すると発表。保健当局の責任者は22日の会見で、ミラノ南郊の10カ所の村で一切の公共行事が中止されたと述べた。

同責任者によると、州内に住む77歳の女性患者が自宅で死亡しているのが見つかった。女性は新型コロナウイルスに感染していたが、死因との関連は調査中。関連が確認されれば、同国では21日に死亡したベネト州の78歳男性に続き、2人目の死者となる。

州知事によると、検査で陽性となった州内の患者は全員、コドーニョの病院に直接または間接的にかかわっていた。

この病院で最初に見つかった感染者は38歳の男性で、中国から帰った友人と会っていた。当局はこの男性と接触した同僚や医療従事者らを集中的に検査してきた。

イタリアでは一方、ローマ市内で感染が確認されたイタリア人1人と中国人観光客2人が全員、すでに回復している。

(※mono...以下略)


★ 日本批判、次は自国へ 「対岸の火事」終わる―新型肺炎・クルーズ船隔離 「時事ドットコム(2020年02月20日20時33分)」より
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 新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から下船が始まった。壮大な「隔離の実験」(英紙ガーディアン)と報じられた2週間が終わり、下船した日本人以外の乗客乗員は順次帰国。海外各紙が「対岸の火事」として載せた日本への批判は、次は自国に突き付けられている。


 ◇感染で煮える鍋
 英紙サンは18日、ダイヤモンド・プリンセスを「疫病船」と見出しに掲げ「隔離計画にしくじって、中国本土以外で最大の感染拡大を引き起こした」と日本の対応を非難した。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルも17日、船内で感染が拡大した点を問題視し「2週間も船内に大勢を押し込めた日本政府の方針に、日本国外の専門家からは疑問の声が上がっている」と指摘した。
 米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は、17日の米紙USAトゥデーに対し「隔離は失敗した」と断言。「船の中でどんどん感染した。船内で隔離が甘かったからだ」と批判した。

 英紙ガーディアンも18日、ダイヤモンド・プリンセスを「感染で煮え立っている鍋だ」と語る専門家の言葉を紹介。ブルームバーグ通信は19日、日本が「世界で最も危険な場所の一つになりつつある」と伝えた。

 ◇もっと迅速に
では、どうすれば良かったのか。海外各紙も解決策は示せていない。カナダのCBC放送は「選択肢は限られていた分、日本政府はもっと迅速に行動しなければならなかった」と報じた。
 ダイヤモンド・プリンセスには200人以上のカナダ人が乗船していた。大半がチャーター機で帰国後は2週間の隔離だ。今度はカナダの対応の迅速さが問われる。

 米疾病対策センター(CDC)も18日、声明を出し、日本の隔離に関して「船内の人々の間で感染を防ぐには不十分だったかもしれない」と指摘した。一方で「隔離のための日本政府の途方もない努力を称賛する」と強調している。
 16日にチャーター機で米国に戻った米国人乗客のうち14人がウイルス検査で陽性だった。米紙ニューヨーク・タイムズは「飛行機も安全でなかった」と書き、批判の矛先は今後、米政府に向かうことになりそうだ。

 ◇収容施設で逃亡も
 こうした事情から、日本批判は海外メディアの報道にとどまり、各国政府は沈黙している。ただ、ロシアのタス通信は11日、ラジオ番組でのザハロワ外務省情報局長の発言を報道。ロシア人を含めたクルーズ船の隔離について「混乱している。問題を引き起こしている」と非難した。
 しかし、各国が日本にチャーター機を派遣する中、ロシアにその動きはない。2月に入って中国湖北省武漢から軍用機で帰国したロシア人の一行は、シベリアの都市チュメニの収容施設に隔離された。暇つぶしに撮影された動画が次々とネット上で公開され、限られた食事や不自由な暮らしを訴えている。
 サンクトペテルブルクでは6日から病院に隔離されていたはずの女性(33)が、直後に逃げ出していたことが判明。「意思に反して収容された。食事がひどい。シャンプーがない」とネットで訴えていたが、裁判所が17日、強制収容を命じた。各国とも日本を批判している場合ではなくなっている。

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■ ハワイ、コロナウイルスでもういっぱい! 「二階堂ドットコム( 2020/02/16 16:32)」より
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友人の医師 からの連絡では、武漢においては最低、25万人が感染しているとの事です。
医師同士で隠語を駆使して、中国本土と情報を取り合っているそうです。
なお、ハワイのヒッカム空軍基地に30人程の中国人が感染者として隔離されてる!との事です。

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■ 名古屋の感染者は、ハワイ帰り! 「二階堂ドットコム(2020/02/16 17:27)」より
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愛知の感染者は、何らかのインタネットコミュニティのオフ会をホノルルのホリデイマートエリア(スーパーのドンキホーテ周辺)にて滞在中に行ったようです。日本、多分名古屋市内でもする予定であったのが本人と連絡取れなくなって騒ぎになっているようです。


■ アメリカ、日本人の本土入国禁止を検討 「二階堂ドットコム(2020/02/16 11:35)」より
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来月からそうなるだろう。
ハワイは金目なので対象外。ハワイのヒルトン泊まってた奴からコロナ出たけどね(笑)




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★ ハワイから7日帰国、名古屋の60代男性が感染…2週間以内の中国渡航歴なし 「読売新聞(2020/02/15 08:37)」より
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 名古屋市は14日、市内在住の60歳代の日本人男性が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表した。男性は1月末に妻と2人で米ハワイに渡航。今月7日に帰国したが、39度の発熱があり、市内の医療機関を受診した後、自宅療養していた。

 10日に再度受診したところ、軽度の肺炎が確認され、その後、自宅療養を続けていたが、13日に救急車で別の医療機関に運ばれ、14日に市衛生研究所で陽性と判定された。現在は市内の医療機関に入院中。発症から2週間以内に中国への渡航歴はなく、肺炎患者との接触も確認されていないという。

 市は午後10時から危機管理対策本部会議を開いて対応を確認した。混乱を避けるため、男性の移動経路は公表していないが、帰国の機内と外出時にはマスクを着用していたという。





ダイヤモンド・プリンセス
★ 「カオス」「第2の感染中心地」 日本のクルーズ船対応に非難相次ぐ 「産経新聞(2020.2.14 19:19)」より
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 横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で広がる新型コロナウイルスの集団感染に関し、日本政府の対応に海外から厳しい視線が向けられている。乗船者らがメディアを通じて船内環境に不満の声を上げ、それに各国政府が反応する構図だ。14日には高齢者ら一部乗客の下船が始まったが、自国民の下船を求める動きは今後さらに拡大するとみられる。

 「日本の対応は体系だっておらず、カオス(混沌)だ」。24人の乗客が確認されているロシアでは、外務省のザハロワ報道官がラジオ番組で日本政府を厳しく非難。「これまでの対応には多くの疑問がある」といらだちをあらわにした。

 米国人乗船者の感染も相次ぎ確認される中、同国内では船内に乗客乗員をとどめる対応を疑問視する報道が拡大。クルーズ船を中国・武漢に次ぐ「第2の感染中心地」と表現するメディアもあり、CNNテレビは「私たちは安全で衛生的な環境で検疫を受けるべきだ」と訴える乗客の米国人女性の声を伝えた。

イスラエル外務省は12日、同国国籍の乗船者15人を下船させるよう日本側に要請し、交渉に向け代表団を派遣すると発表した。同国でも、乗船者らが一日も早い帰国を求め政府に嘆願する様子が報じられており、カッツ外相は「帰国に向けてあらゆる努力をする」と強調した。

 一方、世界保健機関(WHO)で緊急事態への対応を統括するマイク・ライアン氏は13日の記者会見で「ダイヤモンド・プリンセスのケースを除き、中国国外での感染の劇的な増加は見られない」と発言。同船の状況を深刻に受け止める姿勢を強調した上で、船内に残る乗客が快適に過ごせる方法を日本当局と協議していると説明した。(板東和正、時吉達也)














米、インフル症状に新型ウイルス検査へ 対策を大幅強化

【2月15日 AFP】米当局は、国内の保健当局によってインフルエンザに似た症状が確認された患者に対し、新型コロナウイルス「COVID-19」の検査を行う措置を開始する。
米疾病対策センター(CDC)の高官が14日、発表した。米国内の新型ウイルス対策が大幅に強化された形だ。

 CDC国立予防接種・呼吸器疾患センター(NCIRD)のナンシー・メッソニエ(Nancy Messonnier)所長は、
「CDCは、インフルエンザに似た症状のある人々に対し新型コロナウイルス検査を開始するべく、
全米各地の公衆衛生検査機関5か所の地域密着型インフルエンザ監視能力活用に向け、これら機関との協力を開始した」と表明した。

 検査はまずカリフォルニア州のロサンゼルスとサンフランシスコ、ワシントン州シアトル、イリノイ州シカゴ、ニューヨーク州ニューヨークで開始される。検査所は今後さらに追加される見通し。(c)AFP


これまで400件しか新型コロナのウイルス検査をしてなかった模様
Coronavirus Disease 2019 (COVID-19) in the U.S.

Persons Under Investigation (PUI) in the United States
Positive 15
Negative 347
Pending 81
Total 443


■ 新型コロナウイルスを止めるべく、米国が「抗体」の開発を急いでいる 「WIRED(2020.02.15 SAT 09:00)」より
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新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐべく、米国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)の支援を受けた研究者たちが抗体の開発を急いでいる。機械学習とパターン認識の進歩によって開発を高速化する準備は整っているが、抗体の開発にはいくつかの大きな障壁が立ちはだかっている。

カナダのヴァンクーヴァーに本社があるバイオテクノロジー企業AbCelleraのオフィスに、医療宅配業者によって一両日中に発泡スチロールのクーラーボックスが届けられる。その箱には、米国立衛生研究所(NIH)の研究者が新型コロナウイルス感染症「COVID-19」の患者から採取した血液サンプルが、ドライアイスとともに詰められているはずだ。

この血液サンプルは、AbCelleraの研究室に運ばれることになる。そして、クレジットカードの大きさのマイクロ流体チップにセットされ、数百万個の白血球が1個ずつマイクロチャンバーに分離される。その後、それぞれの白血球は1時間ごとに撮影され、白血球が新型コロナウイルスを撃退するために生成する抗体を探し出すのだ。

「患者の血液サンプルの全細胞を数時間でチェックできます」と、AbCelleraの最高経営責任者(CEO)であるカール・ハンセンは言う。「患者1人のサンプルから、1日のスクリーニングで400の抗体をつくれるようになりました」

+ 続き
抗体とは、ウイルスやその他の異物を生体内から除去するために、免疫系がつくり出すたんぱく質のことだ。ワクチンは体内の免疫系を刺激して、侵入してくるウイルスに対する抗体の産生を促す。同じウイルスにまた攻撃されることがあった場合にも、この免疫力は有効になる。

ワクチンの効果は何年も続くが、その開発には長い時間がかかる。現在、COVID-19の原因ウイルスに対して使用できるワクチンはないが、ジョンソン・エンド・ジョンソンやマサチューセッツ州ケンブリッジのModernaといった製薬会社は、COVID-19のワクチンの開発に取り組んでいる。

これに対して研究者は、医師や病院職員、そして感染患者の家族など緊急に対策が必要な人がすぐに使える一時的な対策として、抗体自体の注入が役立つかどうかを研究している。

まだ症状の出ていない人に抗体を
米国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)は、致死率が高い新型ウイルスに対する抗体を60日以内に特定・生成することを目標に、2年前に「パンデミック防止プラットフォーム(P3)」プログラムを立ち上げている。デューク大学とヴァンダービルト大学のメディカルスクールから研究者を募り、AbCelleraと製薬大手のアストラゼネカにも協力を求めた。

いま中国で猛威を振るっている新型コロナウイルスのようなアウトブレイクに備えて、P3プログラムの科学者は、SARS(重症急性呼吸器症候群)およびMERS(中東呼吸器症候群)の原因となるウイルスを使用して試験を実施した。どちらもコロナウイルス科のウイルスで、COVID-19と密接に関連している。

研究者はこの2種類のコロナウイルスの抗体を分離したあと、遺伝子コードを特定し、それを基に抗体を大量生産する。患者に直接注射することで、感染したコロナウイルスに対して即座に抵抗力を与える抗体薬を開発することが目標だ。

「わたしたちは患者の血液を採取し、抗体を特定します。これを素早く実施するのです」と、DARPAのバイオロジカルテクノロジー研究室プログラムマネージャーのエイミー・ジェンキンスは説明する。同研究室はAbCelleraの研究に4年間で3,500万ドル(約38億4,000万円)の資金を支援している。

「抗体を分離できたら、まだ症状の出ていない人にその抗体を与えることができます。抗体はワクチンと同じように感染を防ぎます。違いは、ワクチンの効果は長く持続する点です。わたしたちはワクチンほど効果が長く続かなくても、いますぐ免疫力をつけられる治療法を目指しています」

米国では入手困難な血液サンプル
すべてうまく進めば、数年は効果が続くワクチンに対して、この抗体治療による効果の持続期間は数カ月になるとジェンキンスは言う。とはいえ、研究者は動物およびヒトの臨床試験で、この抗体の安全性と有効性をテストする必要がまだある。

もちろん、抗体を使った治療法の開発は簡単ではない。そもそも、COVID-19を発症した15人の米国人患者のうち、献血に同意した人はこれまで1人しかいない(中国には数千人の感染患者がいるが、米国の研究者はいまのところ米国での研究のためにその血液サンプルを入手できていない)。

したがってAbCelleraは、DARPAおよび米疾病管理予防センター(CDC)と提携して治療法を開発しているほかの企業や学術機関とともに、貴重な米国人患者の血液サンプルほんの数滴を得るために順番待ちの状態だ。「わたしたちは血液サンプルが到着したら、すぐその場に行けるようにチームを配備しています」と、AbCelleraの研究開発責任者であるエスター・ファルコナーは言う。「サンプル入手が待ち遠しいです」

中国の科学者チームは1月31日に、コロナウイルスの表面に結合し、中和作用を発揮すると思われる抗体を発見したと発表している。この研究論文はプレプリントサーヴァー「bioRxiv(バイオアーカイヴ)」に投稿されたもので、まだほかの科学者による査読を受けていない。また大量生産され、動物またはヒトで試験された場合のこの抗体の有効性は明らかではない。

この抗体治療が有効な場合、誰が最初に治療を受けるのかという問題もある。COVID-19患者の治療を実施している特定の病院で働く医療従事者か、それとも感染が確認された人と同じ屋根の下に暮らす家族なのか(抗体は米国では、政府の公衆衛生当局によって配布されることになる可能性が高い)。

ボトルネックは抗体の生産体制
もうひとつ考えられる問題は、抗体の生産規模拡大におけるボトルネックだ。必要とするすべての人に配布できる量の抗体を製薬会社が生産できるとは考えにくいと、医療専門家は指摘する。

ネブラスカ大学医療センターの新興疾患専門家であるジェームス・ローラーは、「生産能力に限界があります」と言う。ローラーはDARPAのプログラムには関与していない。「適切な抗体の精製能力はかなり進歩しました。しかし、どのようにすれば世界的な感染症の流行に効果をもたらせるほど素早く抗体を生産できるのかという問題は、まだ残っています」

ローラーによると、米国の5,500以上の病院および医療センターの医師や看護師、医療従事者を保護するには、100万回分以上の投与量が必要になる。「数百万回分の投与量の抗体医薬品を生産するように数カ月で生産規模を拡大するのは、かなり難しいです」と、ローラーは言う。「わたしたちにはそのような短期間に治療薬や予防薬の生産を拡大する能力はありません。2年後にはそのレヴェルに到達できるかもしれません」

機械学習とパターン認識が効果を発揮する
このような障害があるなか、DARPAのプログラムに携わる医学研究者は、最先端のツールを使って細胞のスクリーニングとイメージングを進める準備は整っていると語る。この最先端のツールは近年、機械学習とパターン認識の進歩で進化している。AbCelleraのマシンは、何百万枚もの画像から新型コロナウイルスの表面に結合する完璧な抗体を発見するように訓練されている。

ヴァンダービルト大学メディカルセンターのロバート・カーナハンも、同大学独自の抗体スクリーニング技術を活用するため、米国人患者から初めて採取された血液サンプルを待っている。ヴァンダービルト大学ワクチンセンターのカーナハン研究チームは昨年、この独自抗体スクリーニング手法を使ってジカウイルスに対する新しい抗体を発見した。最初のスクリーニングテストで800の抗体を発見したあと、動物実験で20の抗体に絞り込み、最終的にそのうち1つがウイルスの感染を阻止した。カーナハンによると、このプロセスにかかった日数はわずか78日だ。

「最も効果のある抗体が必要です」と、カーナハンは言う。「それを見つけるには多くの作業が必要になります。ジカを対象にした際に、わたしたちは小さなサブセットを取り出して、それを詳しく研究することを繰り返しました。パンデミックの最中には、そんなことをしている余裕はありません」

事態は急速に進展する?
ヴァンダービルト大学のカーナハンは、新型コロナウイルスの米国人患者の血液サンプルがもうすぐ手に入ると考えている。米国人の患者が少ないため、カーナハンの同僚は中国以外の国に居住する感染患者からサンプルを入手しようとしている。ただし、共同研究プログラムを調整する国際機関がまだ存在しないため、サンプルを入手するには各国の病院管理者および公衆衛生当局に直接働きかける必要がある。

「わたしたちの誰もがサンプルを待ち望んでいます」と、カーナハンは言う。「感染患者のサンプルが手に入るようになれば、事態は急速に進展するでしょう。また安全面から考えると、サンプルが米国中を飛び回っていないのは悪いことではないと思います」

■ 新型コロナウイルスは、世界的な大流行へと発展するのか? 「WIRED(2020.01.23 THU 08:00)」より
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(※mono....前半略)

パンデミックにはならないのか?
(※mono....略)
「パンデミックを引き起こしうる唯一の病原体として、現在わかっているものはインフルエンザだけです」と、ミネソタ大学感染症研究・政策センター(CIDRAP)のセンター長であるマイク・オスターホルムは言う。コロナウイルスには、パンデミックを引き起こす潜在能力はまずないという。最大でも、地理的に局在した大流行を多発的に引き起こすのが精一杯だろう。

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見えてきた「2つのシナリオ」
不足するデータ
鍵となる「スーパー・スプレッダー」の存在












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最終更新:2023年01月31日 15:08