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(※mono....この手の報道は、ワクチン接種への地ならし誘導ではないかと疑っています。)
■ 自宅で入院待ちの男性死亡 待機中に亡くなる人相次ぐ 兵庫 「NHK(2021年4月30日 18時52分)」より
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兵庫県尼崎市は、新型コロナウイルスに感染し自宅で入院を待ちながら治療を続けていた80代の男性が亡くなったと発表しました。
尼崎市によりますと、男性は4月半ばに感染が確認され基礎疾患があったものの当初は発熱だけで症状は軽く自宅で入院を待っていたということです。
ところが4月23日になって症状が急速に悪化し、医師が自宅で酸素投与を行うなどの治療を続けてきましたが、29日までに亡くなったということです。
尼崎市では自宅で待機している間に亡くなる患者が相次いでいます。
尼崎市の担当者は「病床がひっ迫していて自宅で入院を待つケースが増えている。医師の往診を増やすなどして対策強化に努めたい」と話しています。
兵庫県明石市でも
また、兵庫県明石市は30日、新型コロナウイルスに感染し宿泊療養先の調整のために自宅で待機していた70代の男性が死亡したと発表しました。
明石市によりますと、男性は4月20日に感染が確認され当初は発熱だけで軽症だったため療養する宿泊先を自宅で待ち、医師が往診し保健師が電話で健康確認を行っていました。
その後、4月26日に男性が入る宿泊施設が決まりましたが、同じ日に容体が急変し家族が救急要請して市内の病院に運ばれたものの、そのまま死亡が確認されたということです。
明石市では自宅で待機する感染者が増える中、医師会と協力して往診の回数を増やしたり、民間病院と連携し市独自で入院病床を確保したりして対策を強化しています。
神戸 医師らが重症患者の自宅回る取り組み 1日3軒が限界
神戸市では、入院先が見つからずに自宅などで待機している人が、30日現在で1808人に上っていて、待機中に死亡するケースも相次いでいます。
こうした中、4月23日から、市立中央市民病院で新型コロナの治療にあたっている医師と看護師それに薬剤師などがチームを作り重症患者の自宅を回る取り組みを始めました。
医師らは、車に防護服や医薬品、それに酸素濃縮器を積み込んだあと、患者の自宅に向かいました。
30日は、40代から60代までの重症患者の自宅を回り、患者の症状にあわせて酸素吸入や炎症を抑える薬の投与などの治療を行ったということです。
ただ、往診を終えると防護服はそのつど廃棄し、消毒をした上で次の患者のもとに向かうため往診できるのは1日3軒が限界だということです。
中央市民病院の富井啓介副院長は「現状のままでは自宅で何の治療もできないまま亡くなるケースが増えることが予想される。地域のほかの病院などの協力もお願いし組織的に体制を強化する必要がある」と訴えています。
看護師が警鐘 若者も「本当に死にますよ」 #日テレNEWS https://t.co/v3RIwDi4R2
— 日テレNEWS (@news24ntv) April 29, 2021
PCR検査あてにならねえんじゃねえのかよ?
— 中野阿佐ヶ谷(こんな人・半額シール待ち) (@akihikoyoshitom) April 30, 2021
馬鹿検査抑制派よ?
何も言わなくなったねえ?
【COVID-19】中共に買収された権威雑誌「NATURE」:
— 孫向文 🐈⬛新刊「超限戦事変」好評発売中 🐈#MAGA (@sonkoubun) November 25, 2020
「新型コロナの発生源は日本とカンボジアの可能性が高い」と発表 pic.twitter.com/0PvRXMgeX3
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■ 新型コロナウイルスの発生源は断じて日本ではない、中国武漢である。 「大学時代の卒業論文を掲載するブログ(2020-11-26 10:07:04)」より
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Natureのニュースで、日本とカンボジアでコウモリからコロナウイルスが見つかり、新型コロナの発生源であるかのような印象がもたれているようだが、原文を読むと、近縁のコロナウイルスという記載であり、日本が発生源であるというような示唆はどこにもない。我が国の影響力ある著名人諸賢には、まかり間違っても、「皆さん、新型コロナは日本人が過去に悪いことをした罪の償いなんです、中国はじめ世界に向かっていつまでも謝罪しつづけましょう」などとは言わないでもらいたいものである。
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※mono....「naure」の記事を機械翻訳した。
Coronaviruses closely related to the pandemic virus discovered in Japan and Cambodia 「nature(23 November 2020)」より
日本とカンボジアで発見されたパンデミックウイルスと密接な関係にあるコロナウイルス
いずれも実験室の冷凍庫に保管されているコウモリから発見されたウイルスであり、中国国外で発見された最初のSARS-CoV-2親族である。
2010年にカンボジアで捕獲されたシャメルオオコウモリからSARS-CoV-2に関連するコロナウイルスが発見された。
アジアの2つの研究室の冷凍庫で驚くべき発見がありました。研究者たちは、カンボジアの冷凍庫に保管されていたカブトコウモリから、パンデミックの原因となったウイルスであるSARS-CoV-2と密接に関連したコロナウイルスを発見したとNature誌に報告しています。一方、日本の研究チームは、冷凍されたコウモリの糞からも、密接に関連した別のコロナウイルスを発見したと報告している。
このウイルスは、SARS-CoV-2の近縁種であることが中国以外で初めて確認されたものであり、世界保健機関(WHO)がアジア全域でパンデミックの動物起源の探索を行っていることを裏付けるものである。SARS-CoV-2はカブトコウモリが起源であることを示唆する強力な証拠があるが、コウモリから人に直接伝わったのか、あるいは中間宿主を介して伝わったのかは謎のままである。
カンボジアのウイルスは、2010年にカンボジア北部で捕獲されたシャメルオオコウモリ(Rhinolophus shameli)2羽から発見された。ウイルスのゲノムはまだ完全に配列が決定されておらず、その発見も公表されていないため、パンデミックの完全な意義を確認するのは難しい。
もしこのウイルスがパンデミックウイルスと非常に密接に関連している、あるいはパンデミックウイルスの祖先であるならば、SARS-CoV-2がコウモリから人にどのようにして通過したかについての重要な情報を提供し、パンデミックの起源の探索を知らせる可能性がある、とプノンペンにあるカンボジアのパスツール研究所のウイルス学者であるVeasna Duongは言う。そのような洞察力を提供するためには、ウイルスは、その最も近い知られている親戚よりも多くのSARS-CoV-2とそのゲノムの97%以上を共有する必要があります、と研究者は言う。
パリのパスツール研究所のウイルス学者であるエティエンヌ・シモン=ロリエール氏は、このウイルスを研究することで、科学者がこのウイルスファミリーの多様性をより深く知ることができるだろうと言う。
これは、2013 年に捕獲された小さな日本カブトコウモリ (Rhinolophus cornutus) で識別された Rc-o319 と呼ばれる他のウイルスの場合です。11月2日に発表された論文1によると、このウイルスはSARS-CoV-2とゲノムの81%を共有しており、パンデミックの起源についての洞察を提供するにはあまりにも遠い存在であると、オーストラリアのシドニー大学のウイルス学者エドワード・ホームズ氏は言う。
カンボジアのチームが何を発見したとしても、SARS-CoV-2と密接に関連したウイルスがオオコウモリに比較的よく見られること、さらには中国以外の国のコウモリにも見られることが確認されたからである、とハノイにあるベトナム野生生物保護協会の進化生物学者、アリス・ラティンネは言う。
"これこそが私たちが探していたものであり、私たちはそれを見つけました "とドゥオン氏は言う。"それは刺激的であると同時に、驚くべきことでした"
パンデミックの起源
今回の発見は、まだ発見されていないSARS-CoV-2の親族が実験室の冷凍庫に保管されている可能性も示唆していると、中国杭州市の浙江大学の感染症研究者アーロン・アービング氏は言う。
"SARS-CoV-2の親戚が見つかるとは思いませんでした」と東京大学のウイルス学者の村上伸氏は言う。
SARS-CoV-2と密接に関連しているコロナウイルスは、SARS-CoV-2に最も近い親戚として知られているRaTG13を含む、ほんの一握りの既知のコロナウイルスのみである。RaTG13は、2013年に中国雲南省の中間カブトコウモリ(Rhinolophus affinis)で発見され、今年に入ってから発表された2。また、2015年から2019年の間に捕獲された他のライノロコウモリやパンゴリンから発見された、いくつかの他のコロナウイルスがあり、科学者たちは現在、SARS-CoV-2と密接に関連していることを知っています。
"SARS-CoV-2は、おそらく突然現れた真新しいウイルスではありませんでした。このグループのウイルスは、2019年に私たちが認識するようになる前から存在していました」と、カンボジアのチームに関わっているカリフォルニア大学デービス校のOne Health InstituteのアソシエイトディレクターであるTracey Goldstein氏は言う。
ラティーン氏によると、今回の発見は、ライノロコウモリがこれらのウイルスのリザーバーであることを確認したものだという。
カンボジアのウイルス
デュオン氏のチームは、米国政府が資金を提供しているPREDICTプロジェクトの一環としてカンボジアでシャメルオオコウモリを捕獲した。4月、米国国際開発庁は、ラオス、マレーシア、ネパール、タイ、ベトナム、カンボジアの実験室の冷凍庫に保管されている動物サンプル(主にコウモリやパンゴリンなど)からSARS-CoV-2の証拠を探すために、追加で300万ドルと6ヶ月間の延長をこのプログラムに与えた。これらの調査の完全なレポートは、今後数週間のうちに期待されている。
Duong氏によると、新しいコウモリウイルスの短い断片の予備的なゲノム配列決定-324塩基対の長さ-は、それがSARS-CoV-2とRaTG-13の同じ領域に類似していることを示した、3つの密接に関連していることを示唆しています。この領域はコロナウイルスでは高度に保存されており、ウイルスが新しいものか既知のものかを迅速に識別するためによく使われるとLatinne氏は言う。しかし、RaTG-13や新しいウイルスがSARS-CoV-2とより密接に関連しているかどうかはまだ明らかになっていない。
カンボジアのパスツール研究所のウイルス学者で、2010年に洞窟の入り口でシャメルオオコウモリを罠にかけたヴィボル・ハル氏は言う。ほとんどの既知のコロナウイルスのゲノムには、約3万塩基対が含まれている。
別の分析では、カンボジアのチームは、現地で利用可能な技術を使用して、新しいウイルスのゲノムの約70%の配列を決定したと、コウモリの分析を手伝ったカンボジアのパスツール研究所のウイルス学者エリック・カールソンは言う。その配列から欠落しているのは、コロナウイルスが細胞に入るために通常使用するスパイクタンパク質をコードする遺伝子のようなウイルスの重要な部分のための指示であった。この部分の配列決定は、このウイルスが人間の細胞に感染できるかどうかを示すだろう、とデュオン氏は言う。
新しいウイルスは、現在のパンデミックウイルスの直系の祖先であるためには、少なくとも99%がSARS-CoV-2に類似していなければならない、とIrving氏は言う。RaTG13とSARS-CoV-2のゲノムの違いはわずか4%であるが、この差は共通の祖先を共有して以来、40年から70年の進化の間に生じたものである。何十年も離れているにもかかわらず、両ウイルスは同じ受容体を使って細胞に侵入するほど類似している。細胞研究では、RaTG13が人に感染する可能性があることが示唆されています3。
もう一つの近親者
SARS-CoV-2に関連する既知のコロナウイルスのうち、新たに発見されたRc-o319が最も遠い関連性を持っているようだとDuong氏は言う。
日本の研究チームは、細胞研究の結果、このウイルスはSARS-CoV-2がヒトの細胞に侵入する際に使用する受容体に結合することができないことを発見した。
シン氏によると、同僚たちは今年初めに日本でさらに多くのコウモリを捕獲し、コロナウイルスの検査を計画しているという。そして10月には、ハル氏はカンボジア北部の洞窟に戻り、さらに多くのコウモリを捕獲した。
ホームズ氏によると、SARS-CoV-2関連のコロナウイルスは、この地域に生息するライノロコウモリの個体群の中にも存在している可能性が高いという。"願わくば、これらのうちの1つ以上がSARS-CoV-2と密接に関連しており、それを真の祖先とみなすことができるだろう」とホームズは言う。
www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。
米国が韓国にまた冷たくなっている気がする。韓国のハッカーが米国の保健当局の情報を盗み出そうとしたことがNYタイムズで報道されたからだ。韓国と同時にベトナムのハッカーも明らかにされた。中国やイラン同様の信用できない国リストに追加されたことになる。https://t.co/0tUgWoRiZe
— ハニービー (@3od1sBGnIYtqSXm) May 12, 2020
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★ 「中国、米国のワクチン情報盗む…韓国は日米官僚の電子メールをハッキング」 「中央日報(2020/5/11(月) 18:04)」より
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世界が新型コロナウイルスの2次流行のリスクを押し切って経済活動再開に入り、ワクチンと治療剤の開発情報を確保しようとする各国の情報機関ハッカーとスパイの無限競争が広がっている。ニューヨーク・タイムズは10日、「中国最高のハッカーとスパイが米国の研究所から新型コロナウイルスのワクチンと治療剤の開発情報を盗もうと努めている」と報道した。韓国のハッカーも世界保健機関(WHO)と同盟国である米国・日本の官僚らの電子メールをハッキングして新型コロナウイルス情報を収集しようとしたとの内容もあり波紋が予想される。
ニューヨーク・タイムズによると、少なくとも10カ国余りが軍事・情報機関所属のハッカーを他国の新型コロナウイルス対応情報収集に投じた。中国国営ハッカーだけでなく米国の同盟国である韓国と、サイバー分野では頭角を見せていなかったベトナムも含まれた。各国がサイバー無限競争に入ったのは大流行病の中で自国の優位を占めようとする目標のためだ。
+ 続き このほかにイランのハッカーも米食品医薬品局(FDA)が承認した新型コロナウイルス治療剤レムデシビルのメーカーであるギリアド・サイエンシズ内部網に侵入しようとしたが摘発され、ベトナムのハッカーは最近数週間に中国政府官僚を標的にウイルス関連対応情報収集に出た。
元国家安全保障情報分析官出身であるジャスティン・フィアー氏は同紙に「新型コロナウイルスは世界的大流行病だが不幸にも各国はこれを国際的問題として取り扱わない。サイバー攻撃の頻度や目標の範囲が天文学的であり途方もない」と話した。
岐阜大学 科学研究基盤センター 共同研究講座 抗酸化研究部門#インフルエンザ #WHO #間質性肺炎
2020/04/11 に公開
※当動画で公開している内容は、岐阜大学 抗酸化研究部門 特任教授 犬房春彦の個人の見解であり、所属する組織の公式見解ではありません。
(内容)
- 新型コロナウイルスに関して海外の論文等で新たに分かったこと
- 信頼できる情報源の選び方
- インフルエンザや風邪の死者が減っているのは本当ですか
- 新しく公表されたデータから先生のお考えが変わったこと
【プロフィール】
犬房春彦
岐阜大学 科学研究基盤センター 共同研究講座 抗酸化研究部門 特任教授
公益財団法人 ルイ・パストゥール医学研究センター 抗酸化研究室
(経歴)1957年、岡山県出身
近畿大学医学部卒業後、近畿大学 医学部大学院外科学系専攻 修了(近畿大学博士(医学))
その後、近畿大学医学部臨床医学部門 教授、ストラスブール大学欧州テレサージェリー研究所 客員教授、
スペインバルセロナ大学外科学教室 客員教授などを歴任し、2013年から現職。
【ヤラセ確定】「イギリス最年少のコロナの犠牲者」は3年前に自殺した少年だった件 | 世界の裏側ニュース
— 世界銀行300人委員会 (@someone5963) April 9, 2020
コロナ詐欺も、ここまで酷いとは・・・。😧 https://t.co/ZjcUs6zvJV
論文は消え、研究者は消息を絶った
新型コロナウイルスの「出所」について、議論が渦巻いている。「中国の生物兵器だ」などとする説がネット上ではまことしやかに流れる一方、中国政府は「米軍が中国へ持ち込んだのだ」と主張。さらに、そうした「新型コロナウイルスは人為的に生まれた」という論調を「陰謀説だ」として否定する向きもあり、世界中で感染が本格的に拡大する中、錯綜している状況だ。
こうした最中、日本ではほとんど伝えられていないが、中国の研究者が書いた「消された論文」が海外メディアなどで話題となっている。そこには、中国に存在する「2つの研究所」が発生源として明記されていた――。
この衝撃的な論文を発表したのは、広東省広州市にある華南理工大学・生物科学与工程学院(School of biology and Biological Engineering)の肖波濤(Botao Xiao、シャオ・ボタオ)教授ら、生物学に通じる研究者。2020年2月6日、新型コロナウイルスの発生源について研究者向けサイト「ResearchGate」に投稿したのである。
この論文はその後、ほどなくして削除された。そして、肖教授らも消息を絶ってしまった。中国政府の情報操作や工作活動に通じる外事関係者が語る。
「論文には、遺伝子レベルで新しいウイルスが開発されていたことを示唆する記述などがあった。中国政府にとっては、とうてい看過できないものだ。場合によっては、国民の暴動などにつながりかねないし、国際的な非難も相当なものになるとみたからだ。論文の削除には中国政府がかかわっている可能性もある。肖教授らも、身柄を拘束されたとみられている」
中国政府は論文を抹消するばかりか、研究者らの口をも封じる強硬策に出たとみられる、というのだ。それほどまでして隠滅しようとした論文には、いったい何が書かれていたのか。
(※mono....以下数行略)
/「コウモリは売られていなかった」
〈新型コロナウイルスが中国で伝染病を発生させた。2020年2月6日までに564人の死者を含め、2万8060人が感染したことが検査で確認されている。今週の(学術誌)ネイチャーの解説によると、患者から検出されたゲノム配列の96%あるいは89%が中型コウモリ由来のZC45型コロナウイルスと一致したという。研究では、病原体はどこから来たのか、そして、それがどのようにしてヒトに伝染したのかを究明することが重要視された。
(世界的な医学誌)「ランセット」の記事では、武漢の41人の人々が重症急性呼吸器症候群に罹っており、そのうち27人が華南海鮮市場を訪れていたと報じられている。伝染病発生後に市場で採集された585のサンプルのうち33から新型コロナウイルスが検出され、伝染病の発生源ではないかとみられた市場は、伝染病が流行している間、発生源隔離の規則に従って閉鎖された。
ZC45型コロナウイルスを運ぶコウモリは、雲南省または浙江省で発見されたが、どちらも海鮮市場から900km以上離れている。(そもそも)コウモリは通常、洞窟や森に生息しているものだ。だが、海鮮市場は人口1500万人の大都市である武漢の住宅密集地区にある。コウモリが市場まで飛んでくる可能性も非常に低い。
自治体の報告と31人の住民および28人の訪問者の証言によると、コウモリは食料源だったことはなく、市場で取引されてもいなかった。コロナウイルスの遺伝子が自然に組み換えされたか、あるいは中間で介在した宿主があった可能性があるが、確たることはこれまでほとんど報告されていない。
他に考えられる感染経路はあるのだろうか? 私たちは海鮮市場の周辺をスクリーニングした結果、コウモリコロナウイルスの研究を行っている2つの研究所を特定した。市場から280メートル以内に、武漢疾病管理予防センター(WHCDC)があった。
「血が皮膚についた」
WHCDCは研究の目的で所内に数々の動物を飼育していたが、そのうちの1つは病原体の収集と識別に特化したものであった。ある研究では、湖北省で中型コウモリを含む155匹のコウモリが捕獲され、また他の450匹のコウモリは浙江省で捕獲されていたこともわかった。ある収集の専門家が、論文の貢献度表記の中でそう記している。
さらにこの専門家が収集していたのがウイルスであったことが、2017年と2019年に全国的な新聞やウェブサイトで報じられている。そのなかでこの専門家は、かつてコウモリに襲われ、コウモリの血が皮膚についたと述べていた。感染の危険性が著しく高いことを知っていた専門家は、自ら14日間の隔離措置を取った。コウモリの尿を被った別の事故の際にも同じように隔離措置を講じたという。ダニが寄生しているコウモリの捕獲で脅威にさらされたことがかつてあった、とも述べていた。
(こうして)捕獲された動物には手術が施され、組織サンプルがDNAおよびRNAの抽出とシーケンシング(塩基配列の解明)のために採取されたという。組織サンプルと汚染された廃棄物が病原体の供給源だった。これらは、海鮮市場からわずか280メートルほどのところに存在したのである。
またWHCDCは、今回の伝染病流行の期間中、最初に感染した医者グループが勤務するユニオン病院に隣接してもいた。確かなことは今後の研究を待つ必要があるが、ウイルスが研究所の周辺に漏れ、初期の患者を汚染したとしてもおかしくない。
もうひとつの研究所は、海鮮市場から約12km離れたところにある中国科学院・武漢ウイルス研究所だ。この研究所は、中国のキクガシラコウモリが2002年から2003年にかけて流行した重症急性呼吸器症候群(SARSコロナウイルス)の発生源であるとの報告を行っている。
SARSコロナウイルスの逆遺伝学システムを用いてキメラウイルス(異なる遺伝子情報を同一個体内に混在させたウイルス)を発生させるプロジェクトに参加した主任研究者は、ヒトに伝染する可能性について報告している。憶測ではあるが、はっきりと言えば、SARSコロナウイルスまたはその派生物が研究所から漏れたかもしれないということだ。
要するに、誰かが新型コロナウイルスの変異と関係していたのである。武漢にある研究所は、自然発生的な遺伝子組み換えや中間宿主の発生源であっただけでなく、おそらく、猛威を振るうコロナウイルスの発生源でもあったのだ。バイオハザード(生物災害)の危険性の高い研究所においては、安全レベルを強化する必要があるだろう。これらの研究所を市内中心部やそのほかの住宅密集地域から遠く離れた場所に移転するような規制が必要ではなかろうか〉
習近平は「出所を解明せよ」と言うが…
中国外務省の耿爽報道官は2月20日、この論文が示唆した内容――すなわち「研究機関が発生源であった」とする説について「世界の著名な専門家たちは全く科学的根拠がないと認識している」と明確に否定するコメントを出した。
そして3月に入ると、中国外務省の趙立堅副報道局長が「米軍が武漢にウイルスを持ち込んだ可能性がある」と英語と中国語でツイッターに投稿。その後、新型コロナウイルスの発生源が米軍の研究施設だと推測する記事を紹介するなどもしている。
さらに、これを後押しするかのような論文を習近平国家主席が自ら、中国共産党が発行する理論誌「求是」に発表。3月16日に発行された同誌上で、「(新型コロナウイルスの)病原がどこから来て、どこに向かったのか明らかにしなければいけない」と訴えた。
しかし当然ながら、その「どこから来たのか」をいち早く指摘した肖氏らの論文には一切、触れなかった。論文は消え、研究者も消え――中国政府にとってなんとも都合のいい話だが、「嘘も重ねれば真実になる」を地で行く態度には、呆れるほかない。
* *
(以下、肖氏らの論文の原文を転載する)
(※mono....論文の原文は略、詳細はサイト記事で)
- ポンペオ米国務長官は「中国の責任逃れは許さない」とし、新型コロナの発生源は中国と断定
- 米中関係を根本的な見直しを示唆
- 中国は透明性を主張するが、その資格は中国にはない
新型コロナウィルスの感染が拡大するにつれ、中国の「偽情報工作(Disinformation Campaign)」に基づく責任転嫁が激しくなった。とりわけ米陸軍のフォートデトリック(伝染病医学研究所)がもたらしたものだという説はアメリカを激怒させている。
トランプ米大統領が新型コロナを「中国ウィルス」と呼んだことに対して、中国側は「中国ウィルス」は「人種差別主義的発言だ」、むしろアメリカが拡散させたのだから「トランパンデミック」と名付けて応戦している。
これに対してポンペオ米国務長官は24日(現地時間)、米ラジオ番組で、中国共産党は偽情報工作を行い、さらなる感染を防ぐために世界が必要としている情報の提供を否定していると主張し、こう語った。
「中国が発生源であることは明らかです。ロシア、イラン、中国の偽情報工作が続いています。米陸軍やイタリアが発生源だという説さえありますが、これはすべて責任逃れのためにやっていることです」
「透明性が必要です。というのもこれは現在進行形で続いている世界的危機だからです」
(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)
■ 【解説】 インターネットで広がる偽情報 新型コロナウイルス 「BBC(2020年01月29日)」より
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新型コロナウイルスにより、130人以上が亡くなった。確認された感染者は5900人を超え、香港などは感染拡大を防ぐため、大陸側からの移動を禁じる措置を発表した。
しかし中国や世界に広がっているのはウイルスだけではない、偽情報もだ。
BBCモニタリングは、さまざまな偽情報がどこからやってきたのかを調べた。
(※mono....以下副題のみ、詳細はサイト記事で)
・「コウモリスープ」の動画
・流行は「計画されていた」
「生物兵器」の陰謀論
・「スパイチーム」の存在
・「武漢の看護師」の動画