+ ニュースサーチ〔イタリア〕


総人口(2019) 60,340,000人
死亡率 10.6人/1,000人当り ⇨ 60,340,000÷1,000×10,6=639,603
ひと月当りの平均死亡者数 639,604÷12≒53,300人











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PCR検査


















イタリア・バルチモアのリトルイタリーにあるコロンブスの像が引き倒され、インナーハーバーの水の中に落とされた。




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イタリア
■ イタリア:議員が「嘘の死者数は独裁政治を正当化するため」と公聴会で訴える動画 「世界の裏側ニュース(2020-05-09 07:02:34)」より
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事実:4月24日の公聴会で、イタリアの国会議員であるヴィットリオ・スガルビー氏が心からの真摯なスピーチを行いました。

同氏はイタリア国内における新型コロナウイルスを死因とされている死亡者数は完全に偽情報で、国民は嘘をつかれていると訴えています。

(※mono....以下は動画とその翻訳文のみ転載、詳細はサイト記事で)


(スピーチ内容)

今日は、4月25日(イタリアの祝日、解放記念日)の前日にあたります。独裁政権に反対して団結し、真実のために団結する必要があります。しかし実際には、まったくそうはなっていません。

議会を嘘だらけにするのは止めましょう。この議会において3月9日に言及された「科学」は、このウイルス(新型コロナウイルス)はインフルエンザよりも遥かに恐ろしいものだと言っています。

ここでいう科学とは(この議会で)話し合われ、イタリア政府が言及し、指針にしてきたものです。

この「科学」について議論され、文書化がされていますが、嘘はつかないでください!この議会を嘘まみれにしないでください!

せめてここ(議会)では、(歴史学者の)ジャンバッティスタ・ヴィーコが提唱する「Verum ipsum factum」の原則にのっとろうではありませんか!

そして、皆さんには数字(死者数)が告げられ、与えられました。私にもこの数字について述べさせてください・・・イタリアで25,000人が死亡したなどと言わないでください!真実ではありません!

この死者をレトリックやテロ行為に用いないでください!

イタリア公衆衛生研究所のデータによると、96.3%の人が他の病状で死亡していたことがわかります。これが正確なデータです。

数字がそれを伝えているのです!これは真実です!どうぞお読みになってください!

イタリア人を恐怖に陥れるために与えられた実体のない数字に対抗するため、偽善や嘘、そして偽造された数字に対抗するために団結しましょう!

イタリアの死者25,000人は、心臓発作やがん、その他の病気で死亡したのです!

イタリアを辱めるためにこの数字を使うべきではありません!

市民に虚偽のニュースを与えるために、この数字を用いるべきではありません!

統計を手に入れ、内容を確認してください。ここイタリアでは、新型コロナウイルスを原因に25,000人が死亡したのではないのです!

これは真実ではありません!

(虚偽の死者数は)イタリア人に恐怖を与え、同意をえずに独裁を強制させるための手段にすぎません!馬鹿げています!
(翻訳終了)


※mono....どっちやねん!?? 👆👇 たぶん👆が正しい。
★ イタリア、説明つかない死者1万人超 隠れたコロナ犠牲者か 「AFP(2020年5月5日 6:34)」より
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【5月5日 AFP】(更新)イタリアの今年3月の死者数は例年の1.5倍に増え、うち説明がつかない死者が1万人以上に上っていることが、新たな公式統計で明らかになった。新型コロナウイルスによる死者数が公式発表の2万9000人よりもはるかに多いことを示すデータだ。

 イタリア当局は同国での3月末時点の新型コロナウイルスによる死者数を1万2428人としているが、4日公表されたイタリア国家統計局(ISTAT)と高等衛生研究所(ISS)のデータによると、今年3月の全国の死者数は昨年までの5年間の同月平均死者数と比べ2万5354人多かった。

 ISTATとISSは、このうち説明がつかない死者が1万1700人近くに上ると説明。死者数は70代男性で例年の2.3倍、80代男性で例年の2.2倍だったと指摘した。

 このデータに基づくと、イタリアで新型コロナウイルスの感染者が初めて確認された2月20日から3月31日までの死者数は公式発表のほぼ2倍に上る可能性がある。(c)AFP


COVID-19の騒動と背景
★■ 大気汚染、新型コロナ致死率を押し上げる可能性 欧州専門家 「AFP(2020年3月18日 13:09)」より
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【3月18日 AFP】ガソリン車やディーゼル車による大気汚染が、都市における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による致死率を上昇させている可能性があると、公衆衛生専門家らが16日、AFPに明らかにした。

 欧州公共医療機関連盟(EPHA)は、都市部の大気汚染は高血圧や糖尿病、その他呼吸器疾患の原因となっているだけではなく、現在世界に拡大している新型コロナウイルスによる感染症の死者数を引き上げている可能性があると警告している。
+ 続き
 EPHAに所属する欧州呼吸器学会(EPS)によると、ガソリン車やディーゼル車の排出ガスは今も「危険な」水準にあり、現行および将来起こり得る感染症のパンデミック(世界的な大流行)において、最も脆弱(ぜいじゃく)な人を危険にさらす可能性があるという。

 EPSの会員で、イタリア・カリアリ大学(Cagliari University)のサラ・デ・マティス(Sara De Matteis)准教授(職業・環境医学)は、「大気汚染に長期間さらされたことが原因で発症または悪化した慢性の肺疾患や心疾患の患者は肺感染症にかかりやすく、死亡する可能性が他の人よりも高い」と指摘する。このことは新型コロナウイルス感染症にも当てはまるという。

 今のところ新型コロナウイルス感染症の致死率と大気汚染の関連性は証明されていない。だが、2003年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)に関する研究をまとめた査読済みの論文によると、大気汚染が中濃度の地域の患者は、汚染濃度が低い地域に比べ、致死率が84%高くなる傾向があることが分かっている。

 新型コロナウイルス感染症とSARSは似ており、重症の場合には呼吸不全を引き起こす可能性がある。

 新型コロナウイルス感染症の致死率データは不完全だが、暫定値では死亡した患者の大半は高齢者または心臓や肺などに基礎疾患があったことが示されている。

 欧州環境庁(EEA)によると、大気汚染が原因で早死にした人は欧州全体で年間約40万人に上っている。

 また欧州心臓病学会(ESC)誌「心臓血管研究(Cardiovascular Research)」に先週、掲載された論文によると、大気汚染により世界の寿命は平均して約3年短くなっており、年間880万人が早死にしている。

 新型コロナウイルスの感染拡大で欧州の中心地の一つとなっているイタリア北部は、主に交通渋滞に起因する微小粒子状物質「PM10」の濃度がとりわけ高い。同地域では新型コロナウイルス対策として移動制限措置が取られたため、大気中の亜酸化窒素(N2O)と微小粒子状物質が大幅に減少したことが、衛星データにより示されている。(c)AFP/Patrick GALEY




Alps Slow Lifeーアルプス自然生活
2020/03/27 に公開
どうぞ イタリアの先例を無駄にしないでください。
日本だけは 生き残って下さい。

4月2日追記:
イタリア武漢コロナ最新感染状況アップ、Twitterで始めました。
Twitter: @AlpsSlowLife

コメントでいただくいろいろなご質問にも、その都度動画となるとレスが遅くなるので、個別のコメ返しの他、広くシェアした方がお役に立てそうな内容については、Twitterを活用したいと思っております。
…実は今までTwitterの早すぎるリズムについて行けず避けてきたので、まだ操作がよくわかりません( ;∀;)
至らない点もあると思いますが、あたたかく見守っていただけましたら幸いです。


※mono....動画閲覧はtwitterサイトで。


2020/03/25 に公開
今回はブルートゥースイヤホンのマイクを使ってみた。ちょっとでも聞き取りやすくなるといいです。滑舌はそれだけで改善しないけどね^^;



「カンちゃん」アップ動画サムネページ


■ イタリアのロンバルディア、武漢のように昨年11月に原因不明の肺炎流行 「WoW! Koria(202.3.23)」より
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 昨年11月、イタリア北部でも“得体の知れない肺炎”が流行していたことをイタリアの医学専門家が明らかにした。中国で新型コロナウイルス感染症が初めて現れた時期である。

イタリア ミラノのマリオネグリ薬学研究所のジュゼッペ・レムッツィ所長は去る19日(現地時間)米国の公営ラジオ放送とのインタビューで「医師たちは昨年12月、また11月にも特に高齢者を中心にとても深刻で得体の知れない肺炎が発病したことを記憶している」と語った。

また先月21日、イタリア北部で最初の地域感染が確認されて以降、なぜ当局はきちんと発病を抑制できなかったのかを説明した。

「これは中国から伝染病の発病が知らされる前に、少なくともロンバルディア(北部の州)ではウイルスが流行していたという点を意味している」として、存在自体が知らされなかった伝染病と闘うのは不可能であったと説明した。

レムッツィ所長は、最近になってイタリアの医師たちからこのような話を聞いたと語った。伝染病を認識できていない状況でウイルスが拡散していった可能性があるという意味である。

この所長の発言は、全世界の科学者たちが新型コロナの起源を探している中で出てきたものだと、香港の英字新聞は報じた。

また現在科学者たちは、イタリア ロンバルディアでの新型コロナによる地域感染は1月末に中国人とイタリア人との接触によって始まったものだとみている。

2020/03/23 15:35配信 Copyrights(C) News1 wowkorea.jp最終更新:2020/03/23 15:38


■ イタリアコロナ危機の背景に「中国人歴史的大移動」 - ミラノはイタリアにおける中国人の首都 「JB-press(2020.3.24(火))」より
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 イタリアにおける新型コロナウイルス感染状況は、凄まじいばかりだ。「全土崩壊前夜」といった類の煽り気味で絶望的なニュースが飛び交う。

 だが、なぜイタリアでこれほど感染が拡大したのか、といった視点が決定的に欠落しているように思える。

 そこで、鄧小平が断行した対外開放、つまり「中国人の移動」という観点からイタリアを襲っている惨状の背景を考えてみたい。

 おそらくイタリア社会における中国人――その大部分は対外開放以後に海外に「走出去」して飛び出して行った新華僑世代――の振る舞いを捉えることで、ヨーロッパ全体を覆いつつあるパンデミック危機の背景を知ることができるはずだ。

中国人のイタリア社会への凄まじい浸透ぶり

(※mono....略)
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 じつは、この本は中国人が著したものではなく、2人の若いイタリア人ジャーナリストがイタリア全土を駆け巡り、イタリア社会で生きる中国人の姿を克明に綴った『I CINESI NON MUOIONO MAI:LAVORANO, GUADAGNANO, CAMBIANO L'ITALIA E PER QUESTO CI FANNO PAURA』(R.Oriani&R.Stagliano Chiarelettere 2008)の翻訳である。

 筆者にはイタリア語が分からないので、翻訳の出来不出来は判断のしようがない。が、なにはともあれページを追ってみた。

 すると、中国人のイタリア社会への逞しくも凄まじいばかりの浸透ぶりが、溢れんばかりに綴られていた。

中国人がいないと米作りが成り立たない

(※mono....略)
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「毎日10時間しか働けないなんて、時間のムダだ」と、口々に言う。雇い主は、「中国人は疲れることを知らない。気が狂っている」と呆れ返る。

 かくして同書は、「中国人がいないとイタリアの米作りは成り立たなくなってしまった」と嘆く。

ミラノはイタリアにおける中国人の首都

 農業に次いで、大理石の石工、ゴミ処理工場労働者、ソファー・皮革・衣料職人、バー、レストラン、床屋、中国産品の雑貨商などが中国人に依存するようになり、中国人はミラノを「イタリアにおける中国人の首都」にして、ありとあらゆる産業を蚕食していった。

 その大部分は浙江省や福建省の出身者で、多くは非合法でイタリア入りしている。教育程度は他国からの移民に比較して低く、それゆえイタリア社会に同化し難い。

 苦労をものともせず、倹約に努めるという「美徳」を備えてはいるものの、それ以外に目立つことといえば博打、脱税、密輸、黒社会との繋がりなど……。どれもこれも、胸を張って誇れるビジネスではない。文化程度の低さは、勢い生きるためには手段を選ばないことに繋がる。

 これがイタリアで増加一途の中国人の現実である。

「中国人って1カ所には留まらないものなの」

 イタリア人は彼らを通じて中国を知る。だが中国人は、そんなことはお構いナシだ。

 子供をイタリアの学校に通わせ、イタリア人として育てようとしている両親もいることはいるが、カネ儲けに邁進しているので、学校や地域社会で偏見に晒されている子供の苦衷なんぞを推し量る余裕も意識も持ち合わせてはいない。

 同書の著者が、アンナと呼ばれる20歳の美しい中国娘に「夢は?」と尋ねる。すると彼女はこう答える。

<夢! そんなもの知らないわ。中国人って1カ所には留まらないものなの。あっちがよければ、あっちに行くわ。おカネの儲かり次第ってとこね。この地に未練なんてないの。もう14年は暮らしたけど、とどのつまりは行きずりのヒトなのネ……>


 この印象的なシーンで、同書は終わっている。

(※mono....以下詳細は略、詳細はサイト記事で)

対外開放でカネ・ヒト・モノが流入

中国人が扱う商品の発送元は温州市

イタリアにいる中国人は40万人超か

「ACミラン」の経営にも中国の影

華僑・華人の本質は「移動」



■ 繰り返される中国とイタリアの悲劇的な濃厚接触 - パンデミックはグローバリゼーションを終わらせるのか 「JB-press(2020.3.24(火)佐藤 けんいち)」より
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 イタリアの感染爆発が止まらない。なぜ、中国から遠く離れたイタリアで新型コロナウイルスの感染爆発なのか? 

 今年(2020年)1月末にイタリアで最初に感染が確認されたのは、武漢から旅行に来ていた中国人夫婦だという。だが、もちろんそれだけが感染爆発の理由ではあるまい。もしそれが主たる原因であるなら、日本は今頃イタリアの比ではないはずだ。マスクやトイレットペーパ買い占め騒ぎどころでは済まないパニック状態だろう。

 日本では、新型コロナウイルスの検査体制が整っていなかったため、医療崩壊することなく現在に至っている。重症者を中心に医療体制を組むという優先順位が維持されているからだ。まったくもって、何が幸いするかわからないものだ。

(※mono....1続きは略、以下の転載以外は詳細はサイト記事で)
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21世紀の中国とイタリアの密接な関係

中国とイタリアの密接な関係は14世紀にもあった

 新型コロナウイルスの感染源の中国、欧州で最初に感染者が急増したイタリア、そしてパンデミック。この三題噺ともいうべき組み合わせをどこかで見たような記憶が想起されないだろうか?

 大学学部時代に歴史学を専攻し、「中世フランスにおけるユダヤ人の経済生活」というタイトルで卒論を書いた私が想起するのは、14世紀にパンデミックとなった「黒死病」(ペスト菌による感染病)のことだ。

 黒死病の潜伏期間は2日から7日で、全身の倦怠感に始まって寒気がし、39~40℃の高熱が出る。9割方は腺ペストで、リンパ腺が冒されて、鼠径部にこぶし大のぐりぐりができ、治療しなければそのまま死に至る。先進国では根絶されたとされるが、1994年にインドのグジャラート地方で感染拡大があった。

 14世紀の黒死病は、元々は中国で発生したペスト菌が、ユーラシア大陸をヒトの移動とともに西に移動して、欧州と地中海世界で感染爆発したとされている。媒介したのがネズミなど齧歯類(げっしるい)とされてきたが、ノミやシラミだという説もあるし、またペスト菌による感染病ではなくウイルス出血熱だという説もあるが、いずれにせよ人間の移動とともに感染が拡大したことに違いはない。

 1348年に欧州に上陸して欧州全土で感染爆発、数度にわたる感染を繰り返し、17世紀になってようやく終息していった。推計で5000万人の死者が出たとされるが、そのうち半分が欧州での死者である。なかでも島国であったイングランドでは、人口の3分の1が死ぬという事態を引き起こしている。

この黒死病が、欧州で最初に上陸したのがイタリアなのだ。

 黒死病は、イタリア南部の港湾都市メッシーナから上陸したのである。黒海の交易都市カッファ(現在のフェオドシヤ)からの貿易船が、感染を媒介するヒトとネズミとともにイタリアに上陸したことで、欧州全土に拡がっていったのである。

 中国で発生し、イタリアから感染爆発が始まり欧州全土に拡大したというのは、今回の新型コロナウイルスときわめて酷似しているではないか!

 もちろん、14世紀当時には「イタリア」という統一国家は存在せず、ヴェネツィアやジェノヴァに代表される都市国家が、経済をリードする存在であったこと、こういった都市国家と中国(当時は元朝)との経済関係が密接であったことも、現在とよく似ているのだ。

パックス・モンゴリカ時代のグローバリゼーション

黒死病のパンデミックでグローバリゼーションが終焉

14世紀の黒死病が生み出した文学作品

「検疫」も14世紀のパンデミックから生まれた


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■ イタリア北部、行動制限強化 屋外での運動や自販機使用も禁止 「BBC-News(2020年03月22日)」より
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新型コロナウイルスによる被害が集中しているイタリア北部ロンバルディア州は21日夜、市民生活への厳しい行動制限を追加し、国外での運動や自動販売機の使用などを禁止すると発表した。屋外での運動は単独行動のものも禁止された。

イタリアでは21日だけで約800人が死亡。確認されているこれまでの死者数は世界最多の4825人に達した。このうちロンバルディア州では3095人の死亡が報告されている。

ロンバルディア州のアッティリオ・フォンタナ知事は追加規制を声明を発表し、事業主にはサプライチェーンに関わる「不可欠」なもの以外の操業を停止するよう要請。病院や道路や鉄道を除く工事現場の作業も中止される。

州内各地で曜日ごとに開かれる青空市場も全て中止された。



★ イタリア 死者6000人超 外出規制を一層厳しく 「NHK(2020年3月24日 5時32分)」より
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新型コロナウイルスで死亡した人が世界で最も多いイタリアでは23日、死亡者が新たに600人以上増えて6077人となり、6000人を超えました。また感染者も6万3927人に上っています。

感染の拡大と犠牲者の増加に歯止めがかからない中、イタリア政府は23日から全土への外出規制を一層厳しくしています。

これまでは工場などへの通勤のために外出することは認められていましたが、イタリア政府は暮らしに必要不可欠な食料品や薬、医療品などを除くすべての生産活動の停止を命じ、対象となる工場には3日以内に一時閉鎖を行うよう求めました。

また、ほとんどの商店やレストラン、バーなどの営業を禁止にした措置について、今月25日までとしていた期限を来月3日までに延長しました。

さらに、住んでいる自治体から別の自治体へ移動することも原則禁止するとしています。

今後も活動を続けられるのは生活必需品を取り扱うスーパーマーケットや食料品店、薬局、郵便、金融機関、公共交通機関などに限っていて、その他の仕事は在宅勤務以外は認めないとし、国民に対してできるだけ自宅にとどまるよう呼びかけています。



新型コロナウイルスによる被害が集中しているイタリア北部ロンバルディア州は21日夜、市民生活への厳しい行動制限を追加し、国外での運動や自動販売機の使用などを禁止すると発表した。屋外での運動は単独行動のものも禁止された。
イタリアでは21日だけで約800人が死亡。確認されているこれまでの死者数は世界最多の4825人に達した。このうちロンバルディア州では3095人の死亡が報告されている。

ロンバルディア州のアッティリオ・フォンタナ知事は追加規制を声明を発表し、事業主にはサプライチェーンに関わる「不可欠」なもの以外の操業を停止するよう要請。病院や道路や鉄道を除く工事現場の作業も中止される。

州内各地で曜日ごとに開かれる青空市場も全て中止された。

ロンバルディア州では3月8日以来、外出禁止令など行動制限が実施されており、政府はその効果を期待していた。

イタリア政府のジュゼッペ・コンテ首相は21日、国内全土で「不可欠ではない」事業の停止を命令した。ただし、どの業種が「不可欠」なのかは特定しなかった。

スーパーや薬局、郵便局、金融機関は業務を続ける。公共交通機関も運行を続ける。

コンテ首相は国民へのテレビ演説で、「この国の生産エンジンの速度を緩めるが、停止させはしない」と述べた。

首相はさらに、現状を「この国にとって戦後で最も厳しい危機だ」と呼んだ。

イタリアは北部地域に続き今月10日から行動制限を実施しているが、確認される感染者と死者の数は増え続けている。

米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、日本時間22日午後の時点で新型ウイルスによる世界の死者は1万3000人超。感染者は30万人を超えた。一方で、9万人以上が回復している。

他地域では何が起きている

(※mono....スペイン、イギリス、フランスの現況記事は略、詳細はサイト記事で)








★ 新型コロナ感染者、発症から死去まで平均「8日間」 イタリア調査 「CNN(2020.03.22 Sun posted at 17:33 JST)」より
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(CNN) イタリア政府は22日までに、新型コロナウイルスの犠牲者について平均的には発症した「8日後」に亡くなっている傾向があることを明らかにした。

3月17日まで得られたデータに基づく。イタリア国内の感染事例に限ってのデータとしている。

イタリア国立衛生研究所が公表した文書によると、感染者が最初の症状を見せ入院するまで4日間かかり、さらに4日後に死亡する。犠牲者の平均年齢の中央値は80.5歳で、感染者の場合は63歳だという。

死亡者の総数の3割は女性で、死亡時の平均年齢の中央値は83.6歳で男性より高かった。

イタリア政府によると、死亡者の大半は新型コロナに感染する前、2つあるいは3つの持病を抱えていたことが判明。中でも高血圧が最も目立ち、心臓疾患や糖尿病が続いたという。

感染によって生じた合併症で97.2%の割合を占めたのは呼吸不全で、この次に多かったのは肝不全と心不全だった。






★ イタリア非常事態、首相がスーパーや薬局除く全店舗閉鎖を命令 新型コロナウイルス対策強化へ 「Newsweek(2020年3月12日(木)10時51分)」より
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イタリアのコンテ首相は11日、国民向けのテレビ演説を行い、新型コロナウイルス対策を強化すると発表、バー、レストラン、美容院などに業務停止を命じた。

首相は、スーパーマーケット、食料品店、薬局を除くすべての店舗が閉鎖されると表明。企業に対しても、必要不可欠ではない部門の業務停止を求めた。

社員食堂については、顧客と少なくとも1メートル以上の距離をとれる場合は、営業継続を認める。

首相官邸によると、今回の対策は12日から25日まで実施する。

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)


+ 前半記事
 世界保健機関(WHO)もようやく認めた新型コロナウイルス感染症の「パンデミック(世界的大流行)」。韓国ではソウルでも集団感染が発生、11日時点で感染者7755人、死者63人となった。イタリアも感染者1万149人、死者631人と深刻だ。発生元の中国を含めて共通しているのが、無症状や軽症の患者も積極的に検査した結果、「医療崩壊」を招いた点だ。対照的に重症者に医療資源を集中させた日本は持ちこたえられるのか。WHOで新興感染症対策に携わった医師でジャーナリストの村中璃子氏が緊急寄稿第3弾で分析した。

 中国の外に新型コロナウイルスの感染が拡大している。

 「アンダーコントロール」を豪語していたが、ここ数日各地で緊急事態宣言が出され始めた米国を除けば、目立つのはイタリア、韓国、イランだろう。日本も3月2日、WHOから「深刻な懸念のある国」として、イタリア、韓国、イランと並んで名を挙げられたが、翌日、菅義偉官房長官はこれに抗議。3月9日、今度はシンガポール、中国、韓国と並び、その努力と経験から学ぶことが「パンデミック抑止の鍵」となる国として改めて名を挙げられた。

 中国のような監視社会とイタリアのような民主主義国家ではできることが異なる。中国は、個人情報を脅かすほどの徹底した感染者の追跡、治療・隔離のための巨大病院の建設、マスクやガウンなどの医療物資の緊急大量生産といった対策を行った。中国メディアではこれを、「WHOは他国が行ったことのない公衆衛生学的介入を成し遂げたと絶賛している」と報じたが、どの国でも同じことを実施できるわけではない。

 そこで、注目されるのは日本と同じく民主主義国家である韓国とイタリアだ。

 韓国では、感染者を徹底的に洗い出すことを目的に無症状・軽症の患者まで広くPCR検査を実施した。日本では「韓国にできるのになぜ日本でできないのか」とPCRの全員検査を主張する識者まで現れたが、結果、韓国では軽症者が病床を占拠して重症者の医療を奪い、重症患者の救命にあたる医療スタッフが手薄となるなど医療崩壊が始まった。

 韓国ではMERS(中東呼吸器症候群)の経験から、大量のPCR検査を行うキャパシティを持っていたが、そのことがかえって災いした結果となった。

 イタリアでは、欧州で初めて中国人観光客2人を含む3人の感染が確認された1月31日時点で、「欧州一厳しい監視体制を取る」として、広く浅いPCR検査で徹底した水際対策をとることを宣言した。しかし、新型コロナウイルスはすでにイタリア国内に広がっていた。防護服を着るなどの体制を整えず、どこの病院でも無防備にPCR検査を行った結果、多くの医療従事者の感染を招いた

■日本方式、有効か
(※mono....中略)
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日本には中国のように、ひいては韓国やイタリアのようにPCR検査を広範囲に行う体制は整っていない。そのため、最初から医療資源を重症患者の救命に集中させることを目的として、武漢への渡航歴のある人、濃厚接触者、重症肺炎など「新型コロナの可能性の高い人」に限定してPCR検査を行ってきた。
そんな中、日本では無症候者による目に見えない感染が広がっているという強い不安感がある。死者数は3月11日現在15人とあまり増えていないが、医療関係者の感染の報告が増えていることは非常に気がかりだ。
目に見えない感染まで追わない代わりに、医療資源を効率よく使うことを目指した日本の対策が本当に有効かどうかは分からない。しかし、今後は、医療従事者の保護をより充実させながら流行を乗り越えたい。




















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最終更新:2023年12月28日 17:04